JP2009189190A - モータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】係合部材の原点位置を検出するためのセンサが不要であり、かつ原点位置検出の際、係合部材がモータフレームに食い付き、係合部材の動作に支障をきたす不具合の発生を防止したモータ装置を提供すること。
【解決手段】回転軸支持部54とステータ支持部56の両方、または回転軸22に係合された係合部材60における回転軸支持部54とステータ支持部56に対向する二つの対向面(出力側対向面601および反出力側対向面602)の両方、のうち少なくともいずれか一方には、係合部材60が回転軸22の軸線方向に移動するときの原点位置を決めるための位置決め部(出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561)が形成されたモータ装置1とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ装置に関し、更に詳しくは、リードスクリューが形成された回転軸を回転させることで、リードスクリューに係合された係合部材を、回転軸の軸線方向に進退移動させることができるモータ装置に関するものである。
リードスクリューが形成された回転軸を備え、この回転軸に係合された係合部材(キャリッジと称されることもある。)を、回転軸の軸線方向に進退移動させることができるように構成されたモータ装置が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。この種のモータ装置は、例えば、光ヘッド装置等に搭載されて光学レンズ等の駆動源として使用されている。
特開平10−271793号公報 特開2000−139057号公報 特開2006−125574号公報
ところで、このようなモータ装置では、上記光学レンズのような駆動対象物(係合部材)の移動を正確に制御するため、少なくとも駆動対象物の原点位置を検出することができるようにしなければならない。そのため、原点位置を検出するためのセンサが必要となり、このセンサがモータ装置のコストダウンを阻害する一因となっている。
これに対し、モータ本体(回転軸)が支持されるモータフレームと係合部材が当接した位置を原点として駆動対象物の移動が制御されるよう構成すれば、センサは不必要となり、モータ装置のコストを削減することができるとも考えられる。しかし、このようなセンサレスのモータ装置では、係合部材がモータフレームに押しつけられてしまうため、モータのトルクの大きさによっては、係合部材がモータフレームに食い付き、係合部材が動かなくなる不具合が発生してしまう。
上記問題に鑑みて、本発明が解決しようとする課題は、係合部材の原点位置を検出するためのセンサが不要であり、かつ原点位置検出の際、係合部材がモータフレームに食い付き、係合部材の動作に支障をきたす不具合の発生を防止したモータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るモータ装置は、ステータ部および該ステータ部から突出したリードスクリュー部が形成された回転軸を備えたモータ本体と、前記回転軸の出力側の先端が支持される回転軸支持部と該回転軸支持部に対向するように設けられ前記ステータ部に固定されるステータ支持部を備えたモータフレームと、前記リードスクリュー部に係合され、前記回転軸の回転により前記回転軸の軸線方向に進退移動可能に取り付けられた係合部材と、を備えたモータ装置において、前記回転軸支持部と前記ステータ支持部の両方、または前記係合部材における前記回転軸支持部と前記ステータ支持部に対向する二つの対向面の両方、のうち少なくともいずれか一方には、前記係合部材が前記軸線方向に移動するときの原点位置を決めるための位置決め部が形成されていることを要旨とするものである。
本発明に係るモータ装置によれば、モータフレームが備えるステータ支持部と回転軸支持部の両方、もしくはステータ支持部と回転軸支持部に対向する係合部材の二つの対向面に、係合部材の原点位置を決定するための位置決め部が形成されており、係合部材を前進端や後退端まで移動させた場合には、この位置決め部を介してステータ支持部および回転軸支持部と、係合部材とが当接することとなるから、係合部材の原点位置を容易に検出することができる。この場合、従来型のモータ装置や、モータ装置が取り付けられる機器等に搭載されている原点位置検出のためのセンサが不要となるため、モータ装置の製造コストを大幅に低減することができる。
この場合、前記位置決め部は前記軸線方向に突出しており、突出した先端には、前記対向面よりも小さい当接面が形成されていればよい。
このように構成すれば、係合部材の原点位置を決定する際に、ステータ支持部および回転軸支持部と、係合部材が当接する面積が小さくなる。したがって、モータの回転動力によって係合部材がステータ支持部もしくは回転軸支持部に押しつけられても、係合部材がステータ支持部や回転軸支持部に食いついてしまうことがない。
さらに、この場合、前記位置決め部の突出長さは、前記回転軸支持部および前記ステータ支持部が前記対向面の略全面と当接しない長さに形成されていればよい。
このように位置決め部の突出長さを構成すれば、ステータ支持部および回転軸支持部と、係合部材との食い付きを防止することができ、係合部材をスムーズに進退移動させることができる。
また、前記回転軸支持部には、前記回転軸の軸端を支持する軸受が固定されており、前記回転軸支持部もしくは前記回転軸支持部と対向する前記対向面から突出した前記位置決め部の突出長さは、前記回転軸支持部から突出した前記軸受の突出長さよりも長く形成されていればよい。
このように構成することで、軸受が回転軸支持部から出力側に突出することでモータ装置の全長が長くなってしまうことを抑制することができるだけでなく、軸受を反出力側に突出するように固定した場合であっても、係合部材が軸受に押しつけられることによる係合部材と軸受の食い付きを防止することができ、係合部材をスムーズに進退移動させることができる。
また、前記モータフレームまたは前記係合部材のうち少なくともいずれか一方は樹脂で形成されていればよい。
このように、係合部材の原点位置を決定する際に当接するモータフレームと係合部材のいずれか一方が樹脂で形成されていれば、両方が同種の材質で形成された場合と比較し、モータフレームと係合部材とが食い付きにくくなる。
また、前記モータフレームは金属で形成されており、前記位置決め部は、前記回転軸支持部と前記ステータ支持部の先端を前記軸線方向に折り曲げて、または塑性変形させて形成されたものであればよい。
このように構成すれば、モータフレームをプレス加工により形成する際に、同時に位置決め部を形成することができるため、位置決め部を設けることによる加工コストの上昇を抑制することができる。
さらに、前記位置決め部は、先端を前記軸線方向に折り曲げて形成されたものであり、前記位置決め部の周縁には、スリット部が形成されていればよい。
このようにスリット部が設けられていれば、位置決め部を形成するステータ支持部あるいは回転軸支持部の折り曲げ代が小さくなるため、プレス等による折り曲げ加工が容易となる。また、位置決め部の加工精度を大きく向上させることができる。
さらに、前記モータ本体は、ステッピングモータであればよい。
これにより、上述の手法により係合部材の原点位置を決定さえすれば、ステッピングモータのステップ数を制御することにより、係合部材の移動を自在に制御することができる。
本発明に係るモータ装置によれば、モータフレームが備えるステータ支持部と回転軸支持部の両方、もしくはステータ支持部と回転軸支持部に対向する係合部材の二つの対向面に、係合部材の原点位置を決定するための位置決め部が形成されており、係合部材を前進端や後退端まで移動させた場合には、この位置決め部を介してステータ支持部および回転軸支持部と、係合部材とが当接することとなるから、係合部材の原点位置を容易に検出することができる。
以下、本発明に係るモータ装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2は、第一の実施形態に係るモータ装置1の構成を説明するための図である。ここで、図1(a)は、モータ装置1の短手方向における出力側の側面図、図1(b)は、モータ装置1の長手方向における側面図(一部断面図)である。また、図2は、図1(b)におけるモータ本体10を拡大して示した図である。
本実施形態に係るモータ装置1は、回転軸22およびステータ部30を備えたモータ本体と10と、回転軸22の出力側の先端が支持される回転軸支持部54、およびこの回転軸支持部54に対向するように設けられ、ステータ部30に固定されるステータ支持部56を備えたモータフレーム50と、回転軸22に係合された係合部材60とを備える。
モータ本体10は、いわゆるステッピングモータであり、回転軸22およびステータ部30を備える。回転軸22は、ステータ部30から突出して設けられており、その反出力側にN極とS極とが周方向で交互に着磁された永久磁石24が接着剤等を用いて固定されることでロータ20を構成している。また、回転軸22は、その出力側のステータ部30から突出した部分の外周面にリードスクリュー22aが形成されている(ただし、出力側軸端221を除く。)。このように構成される回転軸22は、モータフレーム50に支持された出力側軸受28a(本発明における軸受に相当する。)に出力側軸端221が支持され、外ステータコア352に固定された反出力側軸受28bに反出力側軸端222が支持されている。
また、モータ本体10が備えるステータ部30は、永久磁石24に対して外周側で対向する位置に、回転軸22の軸線方向に重ねて配置された第一ステータ組301および第二ステータ組302により構成されている。
第一ステータ組301および第二ステータ組302は、図2に示すように、内ステータコア341,342と、外ステータコア351,352と、これらステータコアの間に挟まれた駆動コイル361,362とから構成されている。なお、本実施形態において、駆動コイル361,362は、いわゆるボビンレスタイプのコイルであり、コイルボビンは用いられていない。
内ステータコア341,342と外ステータコア351,352のそれぞれには、その内周縁に等間隔で軸線方向に起立形成された極歯31が複数本、形成されている。駆動コイル361,362の内周側には、内ステータコア341と外ステータコア351、内ステータコア342と外ステータコア352のそれぞれに形成された複数の極歯31が交互に入り組むように形成されている。したがって、本実施形態では、第一ステータ組301の内ステータコア341と外ステータコア351における各極歯31の外周には、円環状の駆動コイル361が位置することとなる。同様に第二ステータ組302の内ステータコア342と外ステータコア352における各極歯31の外周には、円環状の駆動コイル362が位置することとなる。ここで、本実施形態の駆動コイル361,362の表面全体には、薄い絶縁膜(図示せず)が被覆形成されている。そのため、コイルボビンを省略した構造であっても短絡することがない。なお、駆動コイル361,362は、極歯31の周りに配置されているが、何らかの原因で絶縁膜が剥がれてコイルが露出した部分が生じた場合等に、極歯31と駆動コイル361,362の内周面とが直接接触することによる短絡を防止するため、両者を離間させる、あるいは両者の間に絶縁部材を介在させておくことが好適である。
また、外ステータコア351,352の外周縁は、折り曲げられて駆動コイル361,362の外周を覆うように起立形成されており、それぞれがモータケースとして機能している。以下、この外ステータコア351,352のうち駆動コイル361,362の外周を覆う部分をそれぞれ第一モータケース321、第二モータケース322とする。これら第一モータケース321および第二モータケース322は、絞り加工により円筒形状に形成されている。
第一モータケース321および第二モータケース322の両側壁面には、所定の大きさに切り欠かれた第一の開口部331が形成されており、本実施形態のモータ装置1はいわゆる小判型に形成されている。この第一の開口部331からは、図1および図2から明らかなように、駆動コイル361,362が露出している。また、第一モータケース321および第二モータケース322には、第一の開口部331と異なる位置(図1および図2の下側の壁面)に所定の大きさに切り欠かれた第二の開口部332が形成されている。この第二の開口部332からは、端子台40が突出した状態で固定されている。
端子台40は、内ステータコア341,342の外周縁に固定されており、給電のための端子ピン42a〜42dが設けられている。この端子台40は、内ステータコア341,342の外周縁にインサート成形や圧入等により固定されている。また、端子ピン42a〜42dには、駆動コイル361,362の巻線端末が絡げられている。
また、外ステータコア352には、回転軸22の反出力側軸端222を支持する反出力側軸受28b(ラジアル軸受)が圧入等の手段により取り付けられている。さらに、外ステータコア352には、レーザ溶接等により付勢部材44が固定されている。この付勢部材44は、付勢部44a(板バネ)を備えており、この付勢部44aによって、回転軸22が出力側に付勢されている。また、付勢部材44は、反出力側軸受28bの脱落防止部材としても働く。
モータフレーム50は、金属板の両端が略直角に折り曲げられてコの字型に形成された部材であり、底板部52、回転軸支持部54、およびステータ支持部56とから構成される。
底板部52は、モータフレーム50の基礎となる部分であり、回転軸22に対して平行になるように位置する。その長手方向の長さは、回転軸22に形成されたリードスクリュー22aの長さ、すなわち係合部材60のストローク量と略同一である。また、短手方向の長さは、後述する係合部材60の短手方向の長さよりも大きく、モータケース(第一モータケース321,第二モータケース322)の短手方向の長さよりも小さく形成されている。
回転軸支持部54は、底板部52の出力側端縁から垂直に起立形成された部分である。この回転軸支持部54の略中央には、軸受取付孔54aが形成されており、この軸受取付孔54aに回転軸22の出力側軸端221を支持する出力側軸受28aが固定されている。具体的には、出力側軸受28aは、ピボット軸受であり、本体部281、フランジ部282とから構成されている。この本体部281の中央には凹部が形成されており、付勢部材44によって出力側に付勢された回転軸22の出力側軸端221を支持する鋼球281aが嵌め込まれている。図1から分かるように、出力側軸受28aは、モータ装置1の全長が長くならないように、フランジ部282が回転軸支持部54から反出力側に突出した状態で固定されている。
ステータ支持部56は、底板部52の反出力側端縁から垂直に起立形成された部分であり、上記回転軸支持部54と対向して位置する。その略中央には、回転軸22よりも一回り大きな貫通孔56aが形成されている。モータフレーム50は、貫通孔56aに回転軸22を挿通させて、ステータ支持部56が第一モータケース321(外ステータコア351)にレーザ溶接等により固定されることで取り付けられている。
なお、回転軸支持部54およびステータ支持部56の高さは、モータケース(第一モータケース321,第二モータケース322)の高さと略同一である。また幅寸法は、底板部52と同一に形成されている。
ここで、本実施形態に係るモータ装置1は、後述する係合部材60の原点位置を決めるための二つの位置決め部を有している。具体的には、回転軸支持部54には、反出力側に向かって突出した出力側位置決め部541が形成されており、ステータ支持部56には、出力側に向かって突出した反出力側位置決め部561が形成されている。この二つの位置決め部の構成や作用については後述する。
係合部材60は、樹脂により形成された部材であり、キャリッジとも称される。係合部材60の外観斜視図を図3に示す。
係合部材60は、本体部62と、本体部62より細い接続部64とを備える。本体部62の略中央には、回転軸22のリードスクリュー22aに係合可能に形成された(雌ねじが形成された)係合孔62aが設けられている。接続部64は、モータ装置1の動力によって駆動させる駆動対象物(例えば、光ヘッド装置であれば、コリメートレンズ等の光学レンズ)と接続される部分である。本実施形態では、接続部64が駆動対象物を保持するホルダに接着されて接続されるよう構成されているが、このような構成に限られるものではない。例えば、接続部64と駆動対象物(を保持するホルダ)とをねじにより接続することができるように構成してもよい。
この係合部材60は、上記係合孔62aにリードスクリュー22aが係合されることにより、回転軸22に支持される。そして、係合部材60自体は、駆動対象物と接続されているため、回転軸22と一緒に回転方向に回転することはない。したがって、係合部材60は、回転軸22の回転に伴い、回転軸22の軸線方向に進退移動することとなるから、係合部材60に接続されている駆動対象物も回転軸22と平行に所定の経路を進退移動することとなる。なお、本実施形態に係るモータ装置1は、トルクが小さく、係合部材60が位置決め部(出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561)に接触すると回転軸22の回転が停止するように構成されている。
なお、以下の説明において、係合部材60の回転軸支持部54と対向した面を出力側対向面601と称し、ステータ支持部56と対向した面を反出力側対向面602と称する(出力側対向面601および反出力側対向面602が本発明における対向面に相当する。)。
このように構成されるモータ装置1は、係合部材60の原点位置を決定するため、上述した出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561を備える。この出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561の構成ならびに作用について、図4を参照して以下説明する。ここで、図4(a)は、係合部材60が最も出力側に移動した状態を示した図であり、図4(b)は、係合部材60が最も反出力側に移動した状態を示した図である。また、図4(a)には、出力側位置決め部541を途中で切断したA−A断面図、図4(b)には、反出力側位置決め部561を途中で切断したB−B断面図を併せて示した。
出力側位置決め部541は、回転軸支持部54に形成されている。具体的には、回転軸支持部54の先端が軸線方向に折り曲げられることにより、反出力方向に突出するように形成されている。図4(a)に示すように、この出力側位置決め部541の先端には、出力側当接面541aが形成されている。出力側当接面541aは、係合部材60が最も出力側に移動したときに、係合部材60における本体部62の出力側対向面601と当接する面である。この出力側当接面541aは、上述したように出力側位置決め部541が軸線方向に折り曲げられているため、出力側対向面601と平行に位置することとなる。そして、回転軸支持部54における出力側位置決め部541の反出力方向への突出長さL1は、出力側軸受28aのフランジ部282の突出長さL2よりも長く形成されており、係合部材60が最も出力側に移動したときであっても、係合部材60の出力側対向面601と、出力側軸受28aが当接することはない。
なお、図1(a)から分かるように、出力側位置決め部541の周縁には、スリット部542が形成されている。このようなスリット部542をプレス加工前に形成しておくことで、出力側位置決め部541を形成するための折り曲げ代が小さくなるため、出力側位置決め部541の折り曲げ加工が容易となるので、例えば出力側位置決め部541を折り曲げ過ぎたり、折り曲げが不十分になったりすることがない。また、出力側位置決め部の突出長さL1の寸法精度を大きく向上させることができる。
反出力側位置決め部561は、ステータ支持部56に形成されている。具体的には、ステータ支持部56の先端側をいわゆるプレス半抜き加工によって塑性変形させることにより、出力方向に突出するように形成されている。図4(b)に示すように、反出力側位置決め部561の先端には、反出力側当接面561aが形成されている。反出力側当接面561aは、係合部材60が最も反出力側に移動したときに、係合部材60における本体部62の反出力側対向面602と当接する面である。これにより、係合部材60が最も反出力側に移動したときであっても、係合部材60の反出力側対向面602の略全面と、ステータ支持部56とが当接することはない。
このように、本実施形態に係るモータ装置1では、係合部材60が最も出力側、あるいは最も反出力側に移動したとき、係合部材60は、位置決め部(出力側位置決め部541、反出力側位置決め部561)に当接するように構成されている。したがって、この係合部材60と位置決め部の当接位置を原点位置とし、モータ本体10の回転量を制御することで、係合部材60の移動量を正確に制御することができる。したがって、係合部材60の原点位置を検出するためのセンサ等をモータ装置1や、モータ装置1が取り付けられる機器等に搭載する必要がなく、モータ装置1や、モータ装置1が取り付けられる機器等のコストダウンにつながる。
また、図4(a)のA−A断面図から分かるように、出力側位置決め部541の出力側当接面541aは、その大きさが係合部材60における本体部62の出力側対向面601よりも小さく形成されている。一方、図4(b)のB−B断面図から分かるように、反出力側位置決め部561の反出力側当接面561aも、その大きさが係合部材60における本体部62の反出力側対向面602の大きさよりも小さく形成されている。したがって、本実施形態に係るモータ装置1では、係合部材60が最も出力側、あるいは最も反出力側に移動したとき、係合部材60の対向面の略全面が回転軸支持部54やステータ支持部56に当接した状態となることがないため、回転軸支持部54やステータ支持部56への係合部材60の食い付きが防止され、係合部材60(駆動対象物)をスムーズに進退動作させることができる。
さらに、上述のように、回転軸支持部54における出力側位置決め部541の反出力方向への突出長さL1は、出力側軸受28aのフランジ部282の突出長さL2よりも長く形成されているから、係合部材60が最も出力側に移動したとき、係合部材60の出力側対向面601と、モータ装置1の全長が長くならないように反出力側から突出させた出力側軸受28aが当接することもない。したがって、モータ装置1の全長の長さを抑えると共に、係合部材60と出力側軸受28aの食い付きも防止することができる。
なお、ステータ支持部56における反出力側位置決め部561の出力方向への突出長さは、係合部材60の反出力側対向面602の略全面と、ステータ支持部56とが当接することがない長さであればよい。つまり、必要以上に突出長さを大きくする必要がない(係合部材60のストローク量を同一に維持したまま、この突出長さを大きくすれば、その分モータ装置1の大きさが大きくなってしまう)ため、本実施形態では、加工性を考慮し、プレス半抜き加工によってステータ支持部56を塑性変形させることにより形成している。
したがって、仮に、出力側軸受28aのフランジ部282が、回転軸支持部54から反出力側に突出した状態で固定される構成でない場合には、出力側位置決め部541の反出力方向への突出長さL1も必要以上に大きくする必要はない。よって、この場合には、出力側位置決め部541を反出力側位置決め部561と同様にプレス半抜き加工によって形成するのが好ましい。
また、図4(a)のA−A断面図、および図4(b)のB−B断面図に示されるように、出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561は、回転軸22の軸線より上側に設けられていることが好ましい。このような構成とすれば、係合部材60は、駆動対象物に係合される接続部64と、回転軸22に係合される係合孔62aとの略中央位置において出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561と当接することとなるため、出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561を回転軸22の軸線より下側に設けた場合等と比較して、係合部材60がそれぞれの位置決め部に当接した際における傾きを抑制することができる。
次に、本発明の第二の実施形態に係るモータ装置2について説明する。図5は、モータ装置2の外観図であり、図5(a)は、モータ装置2の短手方向における出力側の側面図、図5(b)は、モータ装置2の長手方向における側面図(一部断面図)である。なお、上記第一の実施形態に係るモータ装置1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
本実施形態に係るモータ装置2は、モータ本体10、モータフレーム70、係合部材80とを備える。このうち、モータ本体10の構成は、上記第一の実施形態に係るモータ装置1と全く同一である。
モータフレーム70は、底板部72、回転軸支持部74、およびステータ支持部76から構成される。大まかな形状は、第一の実施形態に係るモータ装置1と同一であるが、回転軸支持部74およびステータ支持部76に位置決め部(出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561)が設けられていない点でモータ装置1と異なる。
係合部材80は、本体部82および接続部84とを備え、これらの構成については、第一の実施形態に係るモータ装置1と同一である。そして、本実施形態では、係合部材80の対向面に位置決め部が設けられている点でモータ装置1と異なる。すなわち、係合部材80における本体部82の出力側対向面801からは、出力方向に突出して回転軸支持部74に当接可能な出力側位置決め部851が形成されている。一方、係合部材80における本体部82の反出力側対向面802からは、反出力方向に突出してステータ支持部76に当接可能な反出力側位置決め部852が形成されている。そして、出力側位置決め部851の先端には出力側当接面851aが、反出力側位置決め部852の先端には反出力側当接面852aがそれぞれ形成されている。
次に、この出力側位置決め部851および反出力側位置決め部852の構成ならびに作用について、図6を参照して以下説明する。ここで、図6(a)は、係合部材60が最も出力側に移動した状態を示した図であり、図6(b)は、係合部材60が最も反出力側に移動した状態を示した図である。また、図6(a)には、出力側位置決め部851を途中で切断したC−C断面図、図6(b)には、反出力側位置決め部852を途中で切断したD−D断面図を併せて示した。
図6(a)から分かるように、係合部材80が最も出力側に移動したとき、係合部材80の出力側位置決め部851と回転軸支持部74とが当接する。また、図6(b)から分かるように、係合部材80が最も反出力側に移動したとき、係合部材80の反出力側位置決め部852とステータ支持部76とが当接する。したがって、本実施形態に係るモータ装置2によれば、係合部材60に形成された位置決め部(出力側位置決め部851と反出力側位置決め部852)とモータフレーム70(回転軸支持部74およびステータ支持部76)との当接位置を原点位置とし、モータ本体10の回転量を制御することで、係合部材80の移動量を正確に制御することができる。したがって、係合部材80の原点位置を検出するためのセンサ等をモータ装置1や、モータ装置1が取り付けられる機器等に搭載する必要がなく、モータ装置1や、モータ装置1が取り付けられる機器等のコストダウンにつながる。
また、図6(a)のC−C断面図から明らかなように、出力側位置決め部851の出力側当接面851aの大きさは、回転軸支持部74の当接面74aよりも小さく形成されている。一方、図6(b)のD−D断面図から明らかなように、反出力側位置決め部852の反出力側当接面852aの大きさは、ステータ支持部76の当接面76aよりも小さく形成されている。したがって、係合部材60が最も出力側、あるいは最も反出力側に移動したとき、係合部材80の対向面の略全面がモータフレーム70に当接した状態となることがないため、回転軸支持部74やステータ支持部76に係合部材80が食いついてしまうことが防止され、係合部材80(駆動対象物)を進退方向にスムーズに動作させることができる。
ここで、図6(a)から分かるように、出力側位置決め部851の出力方向への突出長さL3は、回転軸支持部54における出力側軸受28aのフランジ部282の突出長さL2よりも大きくなるよう形成されている。この理由は、第一の実施形態で説明したモータ装置1における出力側位置決め部541の突出長さL1がL2よりも大きくなるよう形成されている理由と同様である。すなわち、係合部材80が最も出力側に移動したときに、係合部材80と出力側軸受28aが食いついてしまうことを防止するためである。
(実施の形態の主な効果)
このように、第一の実施形態に係るモータ装置1によれば、モータフレーム50が備える回転軸支持部54とステータ支持部56の両方に、係合部材60の原点位置を決定するための位置決め部(出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561)が形成されており、係合部材60を前進端や後退端まで移動させた場合には、この位置決め部541,561を介して回転軸支持部54およびステータ支持部56と、係合部材60とが当接することとなるから、係合部材60の原点位置を容易に検出することができる。一方、第二の実施形態に係るモータ装置2においては、出力側位置決め部541および反出力側位置決め部561の代わりに、係合部材80の対向面(出力側対向面801および反出力側対向面802)に位置決め部(出力側位置決め部851および反出力側位置決め部852)が形成されている。そして、この位置決め部を介して回転軸支持部74およびステータ支持部76と、係合部材80とが当接することとなるため、第一の実施形態と同様に、係合部材80の原点位置を容易に検出することができる。
また、上記位置決め部の突出した先端には、係合部材60(80)の出力側対向面601(801)および反出力側対向面602(802)よりも小さい出力側当接面541a(851a)および反出力側当接面561a(852a)が形成されている。そのため、係合部材60の原点位置を決定する際に、回転軸支持部54(74)およびステータ支持部56(76)と、係合部材60(80)とが当接する面積が小さくなる。したがって、モータの回転動力によって係合部材60(80)が回転軸支持部54(74)やステータ支持部56(76)に押しつけられても、係合部材60(80)が回転軸支持部54(74)やステータ支持部56(76)に食いついてしまうことがなく、係合部材60(80)をスムーズに進退移動させることができる。
さらに、位置決め部の突出長さは、回転軸支持部54(74)およびステータ支持部56(76)が、係合部材60(80)の対向面の略全面と当接しない長さに形成されているため、回転軸支持部54(74)およびステータ支持部56(76)と、係合部材60(80)との食い付き防止効果をさらに向上させることができる。
また、回転軸支持部54(74)には、回転軸22の出力側軸端221を支持する出力側軸受28aが固定されているが、上記位置決め部の突出長さは、回転軸支持部54(74)から突出した出力側軸受28aの突出長さよりも長く形成されている。そのため、本実施形態によれば、係合部材60(80)と出力側軸受28aとの食い付きをも防止することができる。
また、モータフレーム50(70)が金属、係合部材60(80)が樹脂で形成されているため、両方を同種の材質で形成された場合と比較し、モータフレーム50(70)と係合部材60(80)とが食い付きにくい。
また、第一の実施形態において、出力側位置決め部541は、回転軸支持部54の先端を回転軸22の軸線方向に折り曲げて形成されており、反出力側位置決め部561は、ステータ支持部56をプレス半抜き加工により塑性変形させて形成されている。そのため、モータフレーム50をプレス加工により形成すると同時に位置決め部を形成することができるため、位置決め部を設けることによる加工コストの上昇を抑制することができる。
さらに、第一の実施形態において、出力側位置決め部541は、回転軸支持部54の先端を回転軸22の軸線方向に折り曲げて形成されたものであるが、その出力側位置決め部541の周縁には、スリット部542が形成されている。このようにスリット部542が設けられていれば、出力側位置決め部541を形成する回転軸支持部54の折り曲げ代が小さくなるため、プレス等による折り曲げ加工が容易となる。また、出力側位置決め部541の加工精度を大きく向上させることができる。
(他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、モータ本体10は、ステッピングモータであることを説明したが、その他のモータ、例えばDCモータ等であってもよい。
また、上記実施形態ではモータフレーム50(70)は金属、係合部材60(80)は樹脂により形成されていることを説明したがこれに限られるものはなく、モータフレーム50(70)が樹脂で形成され、係合部材60(80)が金属で形成されていてもよく、両部材がいずれも樹脂または金属から形成されていてもよい。ただし、上述したように、モータフレーム50(70)への係合部材60(80)の食い付きを防止する効果を高めるのであれば、両者は異なる材質で形成されていることが好ましい。
また、上記実施形態では、係合部材60の原点位置を決定する位置決め部として出力側、反出力側それぞれに一個所ずつ(出力側位置決め部541(851)および反出力側位置決め部561(852))設けられていることを説明したが、出力側、反出力側それぞれに二個所以上の位置決め部が設けられていてもよい。さらに、上記実施形態では、第一の実施形態では、二つの位置決め部をモータフレーム50(回転軸支持部54およびステータ支持部56)に、第二の実施形態では、係合部材80(出力側対向面801および反出力側対向面802)に設けたことを説明したが、このような構成に限られるものではない。すなわち、一方の位置決め部をモータフレーム50(回転軸支持部54もしくはステータ支持部56)に設け、他方の位置決め部を係合部材80(出力側対向面801もしくは反出力側対向面802)に設けるように構成してもよい。
また、第一の実施形態において係合部材60は、出力側当接面541aや反出力側当接面561a等の当接面と当接することでその原点位置が決定され、一方、第二の実施形態において係合部材80は、出力側当接面851aや反出力側当接面852aが回転軸支持部74やステータ支持部76に当接することでその原点位置が決定されることを説明したが、かならずしもこのように面接触により位置決めされるものでなくてもよい。例えば、位置決め部の先端を球面に形成し、点接触によってその原点位置が決定される構成であってもよい。
また、第一の実施形態において、出力側位置決め部541は、出力側軸受28aのフランジ部282に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、回転軸22の回転によって進退動する係合部材60は、係合部材60に形成された係合孔62aによって回転軸22に係合されている(ネジによって係合されている)ことを説明したが、このような構成に限られない。例えば、回転軸22とは別のガイド軸が設けられており、回転軸22の回転動力を受けた係合部材がガイド軸にガイドされて進退移動されるように構成してもよい。
本発明の第一の実施形態に係るモータ装置の構成を説明するための図であり、図1(a)は、モータ装置の短手方向における出力側の側面図、図1(b)は、モータ装置の長手方向における側面図(一部断面図)である。 図1に示したモータ装置が備えるモータ本体の拡大図である。 図1に示したモータ装置が備える係合部材の外観斜視図である。 図1に示したモータ装置が備える係合部材が最も出力側に移動したとき(図4(a))、および最も反出力側に移動したとき(図4(b))の状態を示した側面図である。 本発明の第二の実施形態に係るモータ装置の構成を説明するための図であり、図5(a)は、モータ装置の短手方向における出力側の側面図、図5(b)は、モータ装置の長手方向における側面図(一部断面図)である。 図5に示したモータ装置が備える係合部材が最も出力側に移動したとき(図6(a))、および最も反出力側に移動したとき(図6(b))の状態を示した側面図である。
符号の説明
1 モータ装置
2 モータ装置
10 モータ本体
22 回転軸
28a 出力側軸受
30 ステータ部
50 モータフレーム
54 回転軸支持部
541 出力側位置決め部
541a 出力側当接面
542 スリット部
56 ステータ支持部
561 反出力側位置決め部
561a 反出力側当接面
60 係合部材
601 出力側対向面
602 反出力側対向面
70 モータフレーム
74 回転軸支持部
80 係合部材
801 出力側対向面
802 反出力側対向面
851 出力側位置決め部
851a 出力側当接面
852 反出力側位置決め部
852a 反出力側当接面

Claims (8)

  1. ステータ部および該ステータ部から突出したリードスクリュー部が形成された回転軸を備えたモータ本体と、
    前記回転軸の出力側の先端が支持される回転軸支持部と該回転軸支持部に対向するように設けられ前記ステータ部に固定されるステータ支持部を備えたモータフレームと、
    前記リードスクリュー部に係合され、前記回転軸の回転により前記回転軸の軸線方向に進退移動可能に取り付けられた係合部材と、を備えたモータ装置において、
    前記回転軸支持部と前記ステータ支持部の両方、または前記係合部材における前記回転軸支持部と前記ステータ支持部に対向する二つの対向面の両方、のうち少なくともいずれか一方には、前記係合部材が前記軸線方向に移動するときの原点位置を決めるための位置決め部が形成されていることを特徴とするモータ装置。
  2. 請求項1において、前記位置決め部は前記軸線方向に突出しており、突出した先端には、前記対向面よりも小さい当接面が形成されていることを特徴とするモータ装置。
  3. 請求項2において、前記位置決め部の突出長さは、前記回転軸支持部および前記ステータ支持部が前記対向面の略全面と当接しない長さに形成されていることを特徴とするモータ装置。
  4. 請求項2または3において、前記回転軸支持部には、前記回転軸の軸端を支持する軸受が固定されており、前記回転軸支持部もしくは前記回転軸支持部と対向する前記対向面から突出した前記位置決め部の突出長さは、前記回転軸支持部から突出した前記軸受の突出長さよりも長く形成されていることを特徴とするモータ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、前記モータフレームまたは前記係合部材のうち少なくともいずれか一方は樹脂で形成されていることを特徴とするモータ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、前記モータフレームは金属で形成されており、前記位置決め部は、前記回転軸支持部と前記ステータ支持部の先端を前記軸線方向に折り曲げて、または塑性変形させて形成されたものであることを特徴とするモータ装置。
  7. 請求項6において、前記位置決め部は、先端を前記軸線方向に折り曲げて形成されたものであり、前記位置決め部の周縁には、スリット部が形成されていることを特徴とするモータ装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項において、前記モータ本体は、ステッピングモータであることを特徴とするモータ装置。
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