JP2009186378A - 支持基板及びそれを用いた静電容量型力学量検出センサ - Google Patents

支持基板及びそれを用いた静電容量型力学量検出センサ Download PDF

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Abstract

【課題】撓みを抑えた支持基板、またこの支持基板を用いて、センサ特性不良を抑制した静電容量型力学量検出センサを提供する。
【解決手段】支持基板1の上下を貫通する貫通孔10を複数備えた静電容量型力学量検出センサ用支持基板1であって、前記複数の貫通孔10は、開口幅が前記支持基板1の一方の面から他方の面に向かって狭くなっている順テーパー孔と、開口幅が前記支持基板1の一方の面から他方の面に向かって広くなっている逆テーパー孔と、を含む。つまり、支持基板1は異なる向きのテーパーの貫通孔10を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、支持基板およびそれを用いたMEMS、特にセンサ内に備えた容量素子の静電容量変化を検出することにより加速度、角速度を検出するタイプの静電容量型力学量検出センサ用支持基板及びそれを用いた静電容量型力学量検出センサに関する。
MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて小型で単純な構造を有する加速度センサあるいは角速度センサとして、静電容量素子を利用したタイプのセンサ(いわゆる静電容量型センサ)が実用化されている。加速度/角速度センサはビデオカメラの手ぶれ補正装置や、車載用エアバック装置、携帯電話などの携帯端末等の広い分野において用いられている。MEMS技術を用いて製造されるセンサはウエハ内に複数のチップを多面付けで配置することができ、ウエハレベルで加工するため大量生産に適している。近年、更なる大量生産に向けて製造に供するウエハの大口径化が進んでいる。
従来の静電容量型センサとして特許文献1のものがある。特許文献1には、上下に配置したガラス基板により半導体基板を挟持して構成された、多軸成分の加速度/角速度を検出可能なモーションセンサが開示されている。半導体基板には変位可能な重錘体を備え、該重錘体と上下のガラス基板に設けた固定電極との間の静電容量変化を測定し、その信号を外部に取り出すことで加速度/角速度を検出している。そのため、上下ガラス基板の一方に電気信号を取り出すためのスルーホール配線を有している。
しかしながら、特許文献1におけるスルーホール配線を有するガラス基板にあっては、ガラス基板にテーパー形状のスルーホール(貫通孔)を形成し、該スルーホールに対して導電膜を配置することでスルーホール配線を形成する。ガラス基板に設けられたスルーホールは全て同じ向き(ガラス基板の外側面の開口が、センサ構造体と対向する面の開口よりも広い)のテーパーを持ったスルーホールを有するため、ガラス基板自体に撓み(反り)が生じる。ガラス基板に生じた撓みが、該ガラス基板に接合される半導体基板に撓みに影響を及ぼすことが判った。上述の問題は製造に用いる基板が大口径化、薄型化するほど顕著にみられる。
撓みをもったガラス基板を用いて静電容量型力学量検出センサ、とりわけ多軸成分を検出可能な静電容量型力学量検出センサを製造すると、ガラス基板の撓みがセンサに影響を及ぼす。静電容量素子のギャップが軸ごとにばらつくため、他軸感度(検出信号に所望の信号検出軸以外の検出信号が混じる現象)や出力ゼロ点のズレといったセンサ特性の低下がみられることが判った。
特開2007−292499号公報
そこで本発明は上記に鑑み、撓みを抑えた支持基板、またこの支持基板を用い、センサ特性不良を抑制した静電容量型力学量検出センサを提供することを目的とする。
本発明に係る支持基板は、支持基板の表裏を貫通する複数の貫通孔を備えた支持基板であって、前記複数の貫通孔は、開口幅が前記支持基板の一方の面から他方の面に向かって狭くなっている順テーパー孔と、開口幅が前記支持基板の一方の面から他方の面に向かって広くなっている逆テーパー孔と、を含むことを特徴とする。これにより、撓みを抑えた支持基板を提供することができる。
本発明に係る支持基板は、上記において前記順テーパー孔と前記逆テーパー孔とを略同数ずつ有することを特徴とする。向きの異なるテーパーを有する貫通孔が略同数ずつ存在することにより、それぞれの貫通孔によって生じる基板の撓みを相殺することができる。
本発明に係る支持基板は、上記において別体の半導体基板に多面付けで配置された静電容量型力学量検出センサチップを支持するための支持基板であって、多面付けで配置された静電容量型力学量検出センサチップ領域のうち、第1のチップ領域に配置された貫通孔は全て順テーパー孔で、第2のチップ領域に配置された貫通孔は全て逆テーパー孔で構成されていることを特徴とする。これにより、特性不良を抑制した静電容量型力学量検出センサを生産性良く製造できる。また、大口径のウエハに生じる基板の撓みを効果的に抑制することができる。
本発明に係る支持基板は、上記において別体の半導体基板に多面付けで配置された静電容量型力学量検出センサチップを支持するための支持基板であって、多面付けで配置された静電容量型力学量検出センサチップ領域のうち、第1のチップ領域に配置された貫通孔は全て順テーパー孔で、第2のチップ領域に配置された貫通孔は全て逆テーパー孔で構成されていることを特徴とする。これにより、特性不良を抑制した静電容量型力学量検出センサを生産性良く提供できる。また、大口径のウエハに生じる基板の撓みを効果的に抑制することができる。
本発明に係る支持基板は、上記において前記貫通孔内に導電性を有する導電部材を備えたことを特徴とする。これにより、導電部材によって生じる基板の撓みを抑制することができる。
本発明に係る静電容量型力学量検出センサは、開口を有するフレーム部と、その開口内に配置された重錘体と、前記重錘体と前記フレーム部とを接続する接続部と、により構成されるセンサ構造体を備えた半導体基板と、前記半導体基板の上端と接合された上方支持基板と、前記半導体基板の下端と接合された下方支持基板と、前記上方支持基板の、前記半導体基板と接合される側に配設された上方電極と、前記下方支持基板の、前記半導体基板と接合される側に配設された下方電極と、を有し、前記上方支持基板、前記下方支持基板の少なくとも一方が、上記静電容量型力学量検出センサ用支持基板であることを特徴とする。これにより、センサ特性不良を抑制した静電容量型力学量検出センサを提供することができる。
本発明よれば、支持基板に設けられた貫通孔のテーパーの向きを一定とせず、互いに異なる向きの貫通孔を配置することで支持基板の撓みを抑えることができる。また、この支持基板を用いた静電容量型力学量検出センサにあっては、センサの歪みを防ぐことでセンサの特性不良を抑えることができる。
1.支持基板
以下、本発明に係る支持基板に係る実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明に係る支持基板の斜視図、図2は支持基板の断面図(図1におけるA−A断面)である。
図1に示すように支持基板1には、基板の上下を貫通する貫通孔10が複数存在している。この貫通孔は、図2に示すように支持基板1の上面から下に向かって開口幅が狭くなっている順テーパー孔10aと、支持基板1の上面から下に向かって開口幅が広くなっている逆テーパー孔10bとから構成されている。図1では説明のため、所定領域に順テーパー孔10aと逆テーパー孔10bが交互に、合計9個形成された例を示している。なお、「順テーパー」と「逆テーパー」とは支持基板1の上下の捉え方により呼称が異なるが、実質的には互いに異なる向きのテーパーを有する貫通孔をそれぞれ示している。
支持基板1は、Naイオンなどの可動イオンを含むガラス(いわゆるパイレックス(登録商標)ガラス)、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂(ガラス入りエポキシ樹脂)などの絶縁材料、露出部分を絶縁処理された金属板、半導体材料などからなる。支持基板1は、例えば直径が6〜8インチのウエハであり、厚みが材料により適宜選択しうるが50μm〜800μmである。一例としてパイレックス(登録商標)ガラスの場合、その厚みは300μm〜600μmである。
貫通孔10の開口は30〜200μmの範囲であり、またテーパー角度(図2における90度未満の角度θを指す)がが90°であると貫通孔への導電部材の配設が困難となる。また、テーパー角度が小さい場合には開口の広がりが大きくなり、端子として用いたときに狭ピッチ化が困難となる。上記の点から貫通孔のテーパー孔の角度としては80度以上90度未満の角度の間であることが好ましい。ただし貫通孔10に導電部材11を形成する場合には、ある程度テーパー角度が小さいことが導電部材の付きまわりの点で有利である。
図3を参照して支持基板1の製造工程等について説明する。図3は本発明に係る支持基板の製造工程を示す模式図である。まず、上記に挙げた材料のいずれかよりなる支持基板1を準備する(図3(a))。
次に、サンドブラスト法により支持基板1に対して順テーパー孔10aを穿設する(図3(b))。サンドブラスト法とは、基板の表面に圧縮した空気とともに研磨砥粒(砂)を吹付けて削る方法である。サンドブラスト法以外には、炭酸ガスレーザーの照射や、RIE(Reactive Ion Etching)により穿設することができる。なお、貫通孔を穿設する前に、支持基板1の上面と下面には予め所定のマスクを形成しておく。
先の加工開始面とは反対側から支持基板1に、上記の方法のいずれかにより貫通孔を穿設することで逆テーパー孔10bを穿設する(図3(c))。これにより、異なる向きのテーパーを持った貫通孔が配設された支持基板1を得る。
支持基板1を静電容量型力学量検出センサ用支持基板として用いる場合、貫通孔に導電性材料からなる導電部材11を配設する。導電部材11は貫通孔の内壁に沿って形成された導電膜でもよいし、はんだやAgロウ材料、充填(フィルド)めっき材等を用いることができる。静電容量型力学量検出センサの気密性を満たすのであれば、導電性ペーストを充填したものを用いることも可能である。導電膜としてはCrなどの密着膜上にAu、Alなどを蒸着やスパッタにより形成する。
図では支持基板1の上下面それぞれに対してスパッタ法や蒸着法により貫通孔の内壁に導電膜(シード層)を形成した後、電解めっきにより銅、銀、金、ニッケル等の導電材料を充填した場合を示している(図3(d))。支持基板1の上面および下面から突出した導電部材11は研磨により除去して、支持基板1を平坦化してもよい。
図4を参照して、支持基板1の全体について説明する。図4は静電容量型力学量検出センサ用支持基板の全体概観図である。支持基板1内に多面付けで複数のチップ領域20が配置されている。チップ領域20は後述する個々の静電容量型力学量検出センサチップが配置される領域である。図4(a)は各チップ領域20内に順テーパー孔10aと逆テーパー孔10bとが少なくとも1つずつ含まれた例を示す模式図である。実線が支持基板1の上面側の開口を表し、破線が支持基板1の下面側の開口を表している。順テーパー孔10aと逆テーパー孔10bの数が略同数ずつであることが支持基板1の撓みを抑制する点で好ましい。略同数ずつ存在することで、一方の向きのテーパーの貫通孔による撓みと、他方の向きのテーパーの貫通孔による撓みが相殺し合うためである。
順テーパー孔の数と逆テーパー孔の数の比が、2:3〜3:2である場合を略同数程度とするものとする。支持基板1全体で略同数でもよいし、支持基板1においてウエハ中心を通る2直線によって囲まれる領域において略同数程度あればよい。
図4(b)はチップ領域20が順テーパー孔10aあるいは逆テーパー孔10bのみからなり、順テーパー孔10a、逆テーパー孔10bを含む領域を含んでいる例を示す模式図である。支持基板全体を総計して順テーパー孔10aと逆テーパー孔10bの数が略同数ずつであることが支持基板1の撓みを抑制する点で好ましい。また、図4(b)において順テーパー孔10bのみを含むチップ領域(第1のチップ領域20a)と、逆テーパー孔10bのみを含むチップ領域(第2のチップ領域20b)とが支持基板1の面内で略点対称に配置されていることが支持基板1の撓みを抑制する点で好ましい。順テーパー孔の数と逆テーパー孔の数の比が、2:3〜3:2である場合を略同数程度とするものとする。支持基板1全体で略同数でもよいし、支持基板1において第1〜4象限の領域において略同数程度あればよい。
上記の支持基板は、別体の半導体基板に形成したMEMS(例えば、静電容量型力学量検出センサ)とウエハレベルで接合され、その後個片化することで各チップとして構成されるものである。
以上のように、支持基板1に異なる向きのテーパーの貫通孔を設けることで、支持基板1の撓みを抑制することができる。特に、貫通孔に導電部材を配設した場合、導電部材の応力、熱膨張による支持基板への影響を異なる向きのテーパーにより相殺することが可能である。支持基板1は、静電容量型力学量検出センサのみならず、デバイスを封止するための貫通配線付き支持基板として用いることができる。
2.静電容量型力学量検出センサ
次に上述の支持基板を用いた静電容量型力学量検出センサについて、図5〜図8を参照しながら説明する。図5は本発明に係る静電容量型力学量検出センサの分解斜視図である。静電容量型力学量検出センサ100は、半導体基板Wを上方支持基板140と下方支持基板150とで挟持して構成されている。半導体基板Wは、後述するように開口を有するフレーム部(図5ではフレーム上部111が見えている)と、この開口内に配置された重錘体(図5では重錘体上部112が見えている)と、フレーム部と重錘体とを接続し、可撓性をもった接続部113より構成されたセンサ構造体を備える。静電容量型力学量検出センサ100の外形は3〜5mmの略正方形である。
なお、図5では半導体基板の面内に互いに直行する2軸(X軸、Y軸)を設定し、この2軸に垂直な方向をZ軸として定めている。静電容量型力学量検出センサ100は3軸(XYZ)の加速度と2軸(XY)まわりの角速度をそれぞれ検出するものであり、5軸モーションセンサと呼ばれるタイプのセンサである。
図6は半導体基板Wの上面図および部分断面図である。半導体基板Wは活性層110、BOX(埋め込み酸化膜)層120、支持層130が順に積層された基板、いわゆるSOI(Silicon On Insulator)基板である。活性層110はシリコンからなり、その厚みが例えば5μm〜20μmであり、可撓性を持つ接続部113を構成するために用いる。BOX層120はシリコン酸化膜からなり、その厚みが例えば1〜2μmである。BOX層は活性層110と支持層130とを接合し、かつ活性層110および支持層130をエッチング加工する際のエッチングストッパ層としての機能を有している。支持層130は導電性を有するシリコンからなり、その厚みが例えば300μm〜700μmであり、フレーム部(フレーム下部131)と重錘体(重錘体下部132)を構成するために用いる。
図6(a)に示した上面図は、半導体基板Wを活性層110から見た図である。フレーム上部111の開口内に鉛直視略クローバー形状の重錘体上部112が配置され、フレーム上部111と重錘体上部112とは接続部113により四方向(X正、X負、Y正、Y負)から接続されている。重錘体上部112の周囲には、10個の配線用支柱上部114a〜jが図面のとおり配置されている(添え字のa〜jの順は、電気的に接続する貫通配線部Pの添え字1〜10の順に対応している)。なお、配線用支柱部については後述する。フレーム上部111、重錘体上部112、配線用支柱上部114には活性層110とBOX層120を貫通し、活性層110と支持層130とを電気的に導通する導通部160が配置されている。
図6(b)および(c)に示した断面図は、前述の上面図におけるB−B(X軸に沿って)、C−C(Y軸に沿って)で切断した断面図である。フレーム下部131、重錘体下部132、配線用支柱下部134a〜jはBOX層120を介してそれぞれ、フレーム上部111、重錘体上部112、配線用支柱上部114a〜jと接合されている。接続部113は支持層130の厚肉部分と接合されておらず、薄肉部分のみで構成されるため可撓性を有している。
重錘体上部112は、フレーム上部111、配線用支柱上部114a〜jの上面に対して低くなっている。これは上方支持基板140と接合された際に重錘体が変位可能なようにギャップを設けている。同様に重錘体下部132は、フレーム下部131、配線用支柱下部134a〜jの下面に対してギャップを有して構成されている。このギャップは検出する信号の感度などにより適宜設定しうるが、例えば5μm〜10μmである。
図7は支持基板の上面図である。図7(a)は上方支持基板140を透視した上面図である。上方支持基板140の上面には外部回路との電気的接点となる電極パッドP1〜P10、P11を有し、該電極パッド領域内に、上方支持基板140を上下に貫通して導通をとる貫通配線部T1〜T10、T11が配置されている。なお、添え字の番号は対応している。
上方支持基板140の下面(活性層110と対向する側)には駆動電極141aと固定電極141b〜eが配置されている。駆動電極141aは内部配線L1を通じて貫通配線部T1と電気的に接続されている。固定電極141b〜eは内部配線L3〜L6を通じて貫通配線部T3〜T6と電気的に接続されている。このように、駆動電極141aと固定電極141b〜eからの電気信号を外部に取り出すことが可能である。なお、駆動電極、固定電極については後述する。
貫通配線部T1〜T10、T11はそれぞれ順テーパー孔、逆テーパー孔のいずれかより構成されており、図面では順テーパー孔、逆テーパー孔とを交互に配置し、T1、T2、T3、T6、T8、T10が順テーパー孔であり、T4、T5、T7、T9、T11が逆テーパー孔を配置している。
図7(b)は下方支持基板150の上面図である。下方支持基板150の上面(支持層130と対向する側)には駆動電極151aと固定電極151b〜eが配置されている。駆動電極151aは内部配線L2を通じて貫通配線部T2と電気的に接続されている。固定電極151b〜eは内部配線L7〜L10を通じて貫通配線部T7〜T10と電気的に接続されている。このように、駆動電極151aと固定電極151b〜eからの電気信号を外部に取り出すことが可能である。なお、駆動電極、固定電極については後述する。
内部配線L1〜L10は電極と接続され(実質的に境界はなく一体的に構成され)、かつ配線用支柱部と接触する領域まで延伸して存在している。L1は配線用支柱上部114aと、L2は配線用支柱下部134bと、L3〜L6は配線用支柱上部114c〜fと、L7〜L10は配線用支柱下部134g〜jと接続されている。配線用支柱部は前述したように導通部160が形成されているため、活性層110から支持層130にかけて電気的に導通し、配線用支柱部は「配線」としての機能を有している。
ここで静電容量型力学量検出センサの動作について述べながら、駆動電極と固定電極について説明する。本発明に係る静電容量型力学量検出センサ100は加速度と角速度の双方を検出するセンサである。
加速度は、重錘体上部112および重錘体下部132と、駆動電極および固定電極とで形成した10個の容量素子の静電容量変化により、重錘体(重錘体上部112と重錘体下部132の接合体)の変位を検出する。X、Y軸方向の加速度は重錘体の傾き、Z軸方向の加速度はZ軸方向に沿った重錘体の変位を検出することで検出可能である。
角速度は、駆動電極141a、151aに逆相の交流電圧を印加することで、重錘体(重錘体上部112と重錘体下部132の接合体)をZ軸方向へ振動させ、その振動運動している重錘体にコリオリ力を生じることによってX、Y軸まわりに加わる角速度を検出する。交流電圧の周波数は、重錘体の共振周波数に同じか、あるいは略近接しており、一般には数kHz程度である。
一般に加速度成分と角速度成分は信号の周波数が2桁程度異なるため、外部フィルター回路を用いてそれぞれ独立に検出することが可能である。なお、電気信号は図示しない外部回路におけるC/V変換回路などを用いて電気的に検出される。
上述のように、駆動電極は接続部113によって可動支持された重錘体を上下に駆動変位されるための電極であり、駆動電極と重錘体の間に外部から交流電圧を印加し、静電力により重錘体を振動させる。固定電極は重錘体の変位を、固定電極と重錘体の面とで形成した容量素子の静電容量変化として検出するための電極である。
以下、図8(a)〜(g)を参照して静電容量型力学量検出センサ100の製造方法について説明する。図8は静電容量型力学量検出センサの製造工程を示す図である。
(1)半導体基板Wの準備(図8(a))
活性層110、BOX層120、支持層130を積層してなる半導体基板W(いわゆるSOI基板)を用意する。上述したように、活性層110はフレーム上部111、重錘体上部112、接続部113、配線用支柱上部114を構成する層である。BOX層120は、活性層110と支持層130とを接合する層であり、かつエッチングストッパ層として機能する層である。支持層130はフレーム下部131、重錘体下部132、配線用支柱下部134を構成する層である。半導体基板Wは、SIMOXないし、貼り合せ法等により作成される。SOI基板は、活性層110、BOX層120、支持層130の厚みがそれぞれ、10μm、2μm、600μmである。なお、静電容量型力学量検出センサ100が直径150mm〜200mmのウエハ内に複数個多面付けで配置されている。
活性層110および支持層130には不純物が含まれている。不純物としては、例えば、ボロン等を挙げることができる。ボロンが含まれるシリコンとしては、例えば、高濃度のボロンを含み、抵抗率が0.001〜0.01Ω・cmのものを使用できる。BOX層120はシリコン酸化膜(SiO2)からなる。
(2)ギャップ作成(図8(b))
活性層110の表面に所定形状のマスクを形成して、該マスクをエッチングとしてRIE法により活性層110の上面より5μm下がったギャップ170を作成する。マスクとしてはフォトレジスト、シリコン酸化膜(SiO2)、シリコン窒化膜(Si34)などシリコンとのエッチング選択比に優れたものを用いることができる。なお、ギャップ170は後に形成する重錘体(重錘体上部112と重錘体下部132の接合体)がZ軸正方向に変位するのに必要な間隔である。
(3)活性層の加工(図8(c))
活性層に対して、フレーム上部111、重錘体112、接続部113、配線用支柱上部114を画定するためのマスクパターンを形成する。このマスクをエッチングマスクとしてBOX層120の上面が露出するまでRIEなどにより、BOX層120の上面が露出するまでエッチングする。このとき、導通部160に対応する溝を重錘体上部112、配線用支柱上部114にRIEにより形成してもよいが、別のエッチングとして20%TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)を用いて形成してもよい。
なお、導通部160に対応する溝はBOX層120の上面が露出するまでエッチングすることで形成する。
導通部160に対応する溝における、BOX層120の上面が露出した部分に対してRIEにより露出したBOX層を除去する。BOX層のエッチングでは、例えば、バッファドフッ酸(例えば、HF=5.5wt%、NH4F=20wt%の混合水溶液)を用いてもよい。
その後、導通部160に対応する溝に対して蒸着法やスパッタ法により導電膜を形成する。導通部160により、活性層110と支持層130とは、電気的に接続されたことになる。
不要なBOX層120をRIEもしくはバッファドフッ酸(BHF)によるウェットエッチングにより除去して接合部120を形成する。この接合部120とはフレーム部、重錘体、配線用支柱部をそれぞれ上下に連結するBOX層120のことを指している。
接続部113は活性層110のシリコン材料からなる薄肉部のみからなり、可撓性を持った部材として構成される。
(3)上方支持基板の接合(図8(d))
上方支持基板140として、前述した支持基板1を用いる。上方支持基板140はNaイオンなどの可動イオンを含むガラス(パイレックス(登録商標)ガラス)、その厚みが500μmであり、既に所定位置に貫通配線部T1〜T10、T11が形成されている。上方支持基板140の下面(重錘体上部112と対向する面)に駆動電極141a、固定電極141b〜e、これらの電極と接続して配線用支柱上部114a〜jと接触する領域まで延びる内部配線L1、L3〜L6を形成する。電極と配線はAlなどの金属材料からなり、蒸着法やスパッタ法により金属を成膜したのち、パターニングして形成する。電極および配線の厚みは0.5μmであった。なお貫通孔の小さい方の開口径がおよそ60μmであり、大きい方の開口径がおよそ100μmであった。基板の大口径化するに従い、基板の撓みが顕著に見られるため、本発明に係る支持基板1を用いると、その撓みを効果的に抑制できる。
上方支持基板140の上面には外部回路と接続するための電極パッドP1〜P10、P11が形成されている(図8では図示せず)。電極パッドPはAlなどの金属材料からなり、蒸着法やスパッタ法により金属を成膜したのち、パターニングして形成する。なお、貫通配線部T1〜T10は、配線用支柱上部114a〜jの領域内に配置されており、これにより後の下方支持基板150との接合の確度を上げることができ、また貫通配線部Tに配置される導電部材が充填部材に限定されず、導電膜でもよいものとしている。
上方支持基板140と半導体基板Wとを陽極接合により接合する。フレーム上部111、配線用支柱上部114は上方支持基板140と接合され、一体的に構成される。重錘体上部112は駆動電極141a、固定電極141b〜eと一定の間隔(ギャップ)をもって対向して配置される。なお、内部配線L1、L3〜L6が配線用支柱上部114a、114c〜fと接続しているため、電極パッドP1、P3〜P6と駆動電極141a、固定電極141b〜eとが電気的に接続されている。
(4)支持層の加工(図8(e)〜(f))
支持層130の表面に所定形状のマスクを形成して、該マスクをエッチングとしてRIE法により支持層130の下面より5μm上がったギャップ170を作成する(図8(e))。その後、フレーム下部131、重錘体下部132、配線用支柱下部134に画定するためのパターンのレジストマスクを支持層130下面に設け、支持層130を厚み方向にBOX層120の下面が露出するまでエッチングすることにより、フレーム下部131、重錘体下部132、配線用支柱下部134を形成する。ギャップは重錘体(重錘体上部112と重錘体下部132の接合体)がZ軸負方向に変位するのに必要な間隔である。
支持層130を加工するためのエッチング方法として、例えば、DRIE(Deep Reactive Ion Etching)が挙げられる。この方法では材料層を厚み方向に侵食しながら掘り進むエッチングステップと、彫った穴の側壁にポリマーの壁を形成するデポジションステップと、を交互に繰り返す。掘り進んだ穴の側壁は、順次ポリマーの壁が形成されて保護されるため、ほぼ厚み方向にのみ侵食を進ませることが可能である。エッチングガスとしてSF6等のイオン・ラジカル供給ガスを用い、デポジションガスとしてC48等を用いることができる。
(6)下方支持基板の接合(図8(g))
下方支持基板150は、例えばNaイオンなどの可動イオンを含むガラス(パイレックス(登録商標)ガラス)で、その厚みは500μmである。上方支持基板140の上面(重錘体下部132と対向する面)に接合前に駆動電極151a、固定電極151b〜e、これらの電極と接続して配線用支柱下部134a〜iと接触する領域まで延びる内部配線L2、L7〜L10を形成する。電極と配線はAlなどの金属材料からなり、蒸着法やスパッタ法により金属を成膜したのち、パターニングして形成する。電極および配線の厚みは0.5μmであった。
下方支持基板150と半導体基板Wとを陽極接合により接合する。フレーム下部131、配線用支柱下部134は下方支持基板150と接合され、一体的に構成される。重錘体下部132は駆動電極151a、固定電極151b〜eと一定の間隔(ギャップ)をもって対向して配置される。なお、内部配線L2、L7〜L10が配線用支柱下部134b、134g〜jと接続しているため、電極パッドP2、P7〜P10と駆動電極151a、固定電極151b〜eとが電気的に接続されている。
下方支持基板150との陽極接合時に、既に接合された上方支持基板140に設けられた貫通配線部T1〜T10と配線用支柱下部、貫通配線部T11とフレーム部とが電気的に接続されているため、支持層150の接合面の電位が均一の保持されて良好な接合を得ることができる。
なお、半導体基板Wには上方支持基板140と下方支持基板150とで挟まれた領域の真空度を高めるために、適宜ゲッター材を配設する。ゲッター材として例えば,ジルコニウムを主成分とする合金(サエスゲッターズジャパン社製 非蒸発ゲッター)等で構成することができる。ゲッター材の気体吸収能を得るための活性化処理は、下方支持基板150の陽極接合時の温度(300〜500℃)、あるいは別途熱処理工程(400℃前後)を行なってもよい。
上方支持基板140と、下方支持基板150の間に挟持された状態で接合された半導体基板Wより構成される静電容量型力学量検出センサ100をダイシングソー等でダイシングし、個々の静電容量型力学量検出センサ100に個片化する。本明細書ではウエハに多面付け配置された「静電容量型力学量検出センサ」と、個片化された「静電容量型力学量検出センサ」とを特に区別せず静電容量型力学量検出センサ100と呼んでいる。
以上、貫通配線部Tが形成される側の支持基板(上方支持基板140)に異なる向きのテーパー形状の貫通配線部を形成したことで支持基板の撓みが抑制され、支持基板と接合されるセンサ構造体の歪みを抑制できる。これにより、X軸成分に干渉するZ軸成分信号を減少することができ、他軸感度を抑制することでセンサの信頼性を向上できる。特に、大口径のウエハを用いてウエハレベルで多数のデバイスを製造する際に生じる基板の撓みを効果的に抑制することができる。
3.静電容量型力学量検出センサを利用した製品
本発明に係る静電容量型力学量検出センサ100は、例えば、IC等の素子を搭載した回路基板上に実装され、ワイヤボンディング接続等の方法によって電極パッドPと電子回路基板もしくはIC等の素子とを接続し、1つの電子部品として機能する。該電子部品は、例えば、ビデオカメラの手ぶれ補正装置や、車載用エアバック装置、ゲーム機、携帯電話等のモバイル端末機に搭載されて市場に流通する。
以上、本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る支持基板の斜視図である。 支持基板の断面図である 支持基板の製造工程を示す模式図である。 支持基板の全体概観図である。 本発明に係る静電容量型力学量検出センサの分解斜視図である。 半導体基板の上面図および部分断面図である。 支持基板の上面図である。 静電容量型力学量検出センサの製造工程を示す図である。
符号の説明
1:支持基板
10:貫通孔
10a:順テーパー孔
10b:逆テーパー孔
11:導電部材
20:チップ領域
20a:第1のチップ領域
20b:第2のチップ領域

100:静電容量型力学量検出センサ
110:活性層
111:フレーム上部
112:重錘体上部
113:接続部
114a〜114j:配線用支柱上部
120:BOX(埋め込み酸化膜)層
130:支持層
131:フレーム下部
132:重錘体下部
134a〜134j:配線用支柱下部
140:上方支持基板
141a:駆動電極
141b〜141e:固定電極
150:下方支持基板
151a:駆動電極
151b〜151e:固定電極
160:導通部
170:ギャップ

T1〜T10、T11:外部配線端子
L1〜L10:内部配線
P1〜P10、P11:電極パッド
W:半導体(SOI)基板

Claims (6)

  1. 支持基板の表裏を貫通する複数の貫通孔を備えた支持基板であって、
    前記複数の貫通孔は、開口幅が支持基板の一方の面から他方の面に向かって狭くなっている順テーパー孔と、開口幅が支持基板の一方の面から他方の面に向かって広くなっている逆テーパー孔と、を含むことを特徴とする支持基板。
  2. 前記順テーパー孔と前記逆テーパー孔とを略同数ずつ有することを特徴とする請求項1記載の支持基板。
  3. 請求項1または2に記載の支持基板は、別体の半導体基板に多面付けで配置された静電容量型力学量検出センサチップを支持するための支持基板であって、
    静電容量型力学量検出センサチップ領域内に配設された貫通孔は、前記順テーパー孔と前記逆テーパー孔とを少なくとも1つずつ含んでいることを特徴とする支持基板。
  4. 請求項1または2に記載の封止用支持基板は、別体の半導体基板に多面付けで配置された静電容量型力学量検出センサチップを支持するための支持基板であって、
    多面付けで配置された静電容量型力学量検出センサチップ領域のうち、第1のチップ領域に配置された貫通孔は全て順テーパー孔で、第2のチップ領域に配置された貫通孔は全て逆テーパー孔で構成されていることを特徴とする支持基板。
  5. 前記貫通孔内に導電性を有する導電部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の支持基板。
  6. 開口を有するフレーム部と、その開口内に配置された重錘体と、前記重錘体と前記フレーム部とを接続する接続部と、により構成されるセンサ構造体を備えた半導体基板と、
    前記半導体基板の上端と接合された上方支持基板と、
    前記半導体基板の下端と接合された下方支持基板と、
    前記上方支持基板の、前記半導体基板と接合される側に配設された上方電極と、
    前記下方支持基板の、前記半導体基板と接合される側に配設された下方電極と、
    を有し、
    前記上方支持基板、前記下方支持基板の少なくとも一方が、請求項1乃至5のいずれか1項記載の支持基板であることを特徴とする静電容量型力学量検出センサ。
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