JP2009183081A - チョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置 - Google Patents

チョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンバータに用いられるリアクトルの状態を検出する。
【解決手段】過電流検知回路126は、コンバータ12に設けられているスイッチング素子124に流れる電流が所定電流以上になると、過電流検知信号を出力する。制御回路15は、スイッチング素子124を所定時間オンさせた時に、過電流検知回路126から過電流検知信号が出力されたか否かに基づいて、コンバータ12に用いられるリアクトル120の状態を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チョッパ型コンバータに用いられるリアクトルの状態を検出する装置に関する。
従来、コンバータに用いられているリアクトルの故障を診断する技術が知られている(特許文献1参照)。この故障診断技術では、コンバータの負荷側に接続されているモータのトルク指令値に基づいて、モータの駆動を制御するためのインバータ内に設けられているスイッチング素子の温度を推定し、推定した温度と、温度センサによって検出されるスイッチング素子の温度とが所定温度以上であれば、リアクトルのインダクタンスが異常であると判定している。
特開2004−194476号公報
しかしながら、従来の技術では、リアクトルが正常か故障かを判定するだけであり、例えば、インダクタンスが低下しているが、故障と判定されない場合のリアクトルの状態を検出することはできなかった。
本発明によるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置は、チョッパ型コンバータに設けられている第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子のうちの一方のスイッチング素子を所定時間オンさせた時に、スイッチング素子の過電流を検知する過電流検知手段から過電流検知信号が出力されたか否かに基づいて、リアクトルの状態を検出することを特徴とする。
本発明によるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、リアクトルの故障の有無に関わらず、リアクトルの状態を検出することができる。
−第1の実施の形態−
図1は、第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置の構成を示す図である。このチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置は、例えば、ハイブリッド自動車に搭載されて使用される。
チョッパ型コンバータ12(以下、単にコンバータ12と呼ぶ)は、直流電源(バッテリ)10の直流電圧を昇圧して、インバータ13に供給する昇圧型DC−DCコンバータである。直流電源10には、電圧を平滑化させるための平滑コンデンサ11が並列に接続されている。インバータ13は、直流電圧を交流電圧に変換して、三相交流モータ14に供給する。三相交流モータ14は、例えば、車両駆動用のモータである。
コンバータ12は、リアクトル120と、スイッチング素子であるIGBT123,124と、ダイオード127,128と、駆動回路121,122とを備える。IGBT123,124にはそれぞれ、過電流が流れたことを検知するためのセンサが備わり、そのセンサからの信号を処理する過電流検知回路125,126が駆動回路121,122に設けられている。なお、過電流検知回路125,126はそれぞれ、駆動回路121,122の内部に設けられており、その詳細な構成については、後述する。
高圧側に設けられるIGBT123のコレクタ端子は、コンバータ12のプラス側の出力端子に接続されており、エミッタ端子は、リアクトル120の出力端と接続されている。リアクトル120の入力端は、直流電源10のプラス端子と接続されている。ダイオード127は、IGBT123と並列に、IGBT123のエミッタ端子からコレクタ端子の方向に電流が流れるように設けられている。IGBT123のオン/オフは、駆動回路121によって制御される。
低圧側に設けられるIGBT124のエミッタ端子は、コンバータ12のマイナス側の出力端子に接続されており、コレクタ端子は、リアクトル120の出力端と接続されている。ダイオード128は、IGBT124と並列に、IGBT124のエミッタ端子からコレクタ端子の方向に電流が流れるように設けられている。IGBT124のオン/オフは、駆動回路122によって制御される。
制御回路15は、IGBT123,124の動作を制御するための信号(例えば、PWM信号)を駆動回路121,122に出力するとともに、インバータ13の制御を行う。記憶装置16には、リアクトル120の様々なインダクタンス値に応じた制御定数が記憶されている。リアクトル120のインダクタンスに応じた制御定数については後述する。
図2は、過電流検知回路125の詳細な構成を示す図である。以下では、過電流検知回路125の詳細な構成について説明するが、過電流検知回路126の構成も同様である。過電流検知回路125は、基準電源702と、抵抗703,704,705と、比較器707とを備える。なお、回路701は、IGBT123のゲート端子の電圧を制御することにより、IGBT123のオン/オフを制御する回路である。
比較器707の非反転入力端子には、基準電源702の基準電圧を抵抗704および705で分圧した電圧が入力される。比較器707の反転入力端子には、IGBT123のコレクタ電流の大きさに比例した電圧が入力される。具体的には、IGBT123のコレクタ電流のうち、分流された電流がセンス抵抗703に流れることによって電圧に変換されて、比較器707の反転入力端子に入力される。比較器707は、非反転入力端子に入力される電圧(しきい値電圧)が反転入力端子に入力される電圧より高ければ、IGBT123に過電流が流れたことを示す過電流検知信号を出力する。なお、コレクタ電流から分流される電流は、例えば、コレクタ電流の1/1000の大きさである。
昇圧コンバータ回路の一般的な動作について説明する。直流電源10の電圧値Vinと、コンバータ回路12の出力電圧Voutとの間には、次式(1)の関係が成立する。
Vout={1/(1−Duty)}×Vin (1)
ただし、Dutyは、IGBT124のオンデューティであり、IGBT124のオン時間をTon、スイッチング周期をTとすると、次式(2)で表される。
Duty=Ton/T (2)
式(1)において、例えば、Vin=300(V)、Duty=50(%)とすると、Vout=600(V)となる。すなわち、IGBT124のデューティを制御することによって、出力電圧Voutを制御することができる。
図3は、制御回路15の内部に設けられている、IGBT124のデューティDutyを決定するための回路の構成の一例を示す図である。この回路は、電圧制御部30および電流制御部40から構成されている。電圧制御部30は、減算器31と、制御ブロック32と、積分器33と、制御ブロック34と、加算器35とを備え、昇圧コンバータの出力電圧Voutを電圧指令値Vout*に一致させるためのリアクトル電流指令値i *を求めて電流制御部40に出力する。
減算器31は、昇圧コンバータの出力電圧指令値Vout*から、図示しない電圧センサによって検出される昇圧コンバータの出力電圧Voutを減算する。制御ブロック32は、減算器31の減算結果に、所定の比例ゲインKpvを乗算して出力する。積分器33は、減算器31の減算結果を積分して出力する。制御ブロック34は、積分器33の積分結果に、所定の積分ゲインKivを乗算して出力する。加算器35は、制御ブロック32の出力と、制御ブロック34の出力とを加算して、加算結果であるリアクトル電流指令値i *を電流制御部91に出力する。
電流制御部40は、減算器41と、制御ブロック42と、積分器43と、制御ブロック44と、加算器45とを備え、リアクトル120に流れるリアクトル電流iとリアクトル電流指令値i *とが一致するように、IGBT124をオンさせるデューティDutyを決定する。
減算器41は、電圧制御部30から入力されるリアクトル電流指令値i *から、リアクトル電流iを減算する。制御ブロック42は、減算器41の減算結果に、所定の比例ゲインKpiを乗算して出力する。積分器43は、減算器41の減算結果を積分して出力する。制御ブロック44は、積分器43の積分結果に、所定の積分ゲインKiiを乗算して出力する。加算器45は、制御ブロック42の出力と、制御ブロック44の出力とを加算して、加算結果であるデューティDutyを出力する。
ここで、リアクトル120に用いられているコア材の比透磁率が変化する等、なんらかの原因によって、リアクトル120のインダクタンス値が変化すると、図3に示す制御回路で用いられる制御定数の最適値も変わる。制御定数とは、比例ゲインKpv,Kpi、および、積分ゲインKiv,Kiiである。リアクトル120のインダクタンス値が変化した場合に、制御定数Kpv,Kpi,Kiv,Kiiとして同じ値を用いると、コンバータ12の出力電圧の変動が増加したり、発振余裕度が減少したりする等、コンバータ12の動作が不安定になる可能性がある。従って、第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置では、リアクトル120のインダクタンス値が変化すると、変化したインダクタンス値に応じて、制御定数の値も変化させる。
リアクトル120のインダクタンス値を検出する方法について説明する。IGBT124をオンさせた時に、IGBT124に流れる最大電流ILmaxは、次式(3)で表される。
ILmax=(Vin×Ton)/(L) (3)
ただし、TonはIGBT124のオン時間であり、Lはリアクトル120のインダクタンス値である。
図4は、IGBT124のオン時間Tonを徐々に長くしていく場合に、IGBT124に対応して設けられている過電流検知回路126に流れる電流の大きさの変化を示す図である。ただし、リアクトル120のインダクタンス値は低下しておらず、初期値と同じであるとする。図4において、オン時間Ton1〜Ton8の間には、Ton1<Ton2<…<Ton8の関係が成り立つ。制御回路15は、IGBT124のオン時間Tonを徐々に長くするPWM信号を駆動回路122に出力する。IGBT124は、スイッチング周期T内で、徐々に長くなるオンと、徐々に短くなるオフとを交互に繰り返す動作を行う。
図4に示すように、IGBT124のオン時間Tonを徐々に長くしていくと、IGBT124のコレクタ電流も徐々に大きくなるので、過電流検知回路126に流れる電流も徐々に大きくなる。図4に示す例では、オン時間がTon8になると、比較器707の反転入力端子に入力される電圧が非反転入力端子に入力されるしきい値電圧より高くなって、過電流検知回路126から過電流検知信号が出力される。
ここで、リアクトル120のインダクタンス値が低下すると、インダクタンス値が低下する前に比べて、IGBT124のオン時に、IGBT124に流れる電流は大きくなる。図5は、リアクトル120のインダクタンス値が低下した場合に、過電流検知回路126に流れる電流の大きさを示す図であり、図4と同様に、IGBT124のオン時間Tonを徐々に長くしている。図5に示す例では、オン時間がTon4になると、比較器707の反転入力端子に入力される電圧が非反転入力端子に入力されるしきい値電圧より高くなって、過電流検知回路126から過電流検知信号が出力される。
リアクトル120のインダクタンス値Lは、上式(3)を変形して得られる次式(4)から求めることができる。
L=(Vin×Ton)/(ILmax) (4)
ここで、過電流検知回路126から過電流検知信号が出力された時に、IGBT124から過電流検知回路126に流れる電流Iqは、実験等を行うことによって予め求めておくことができる。過電流検知回路126に流れる電流Iqと、IGBT124に流れる電流ILmaxとは所定の関係があるため、電流ILmaxも予め求めておくことができる。例えば、過電流検知回路126に流れる電流Iqが、IGBT124に流れる電流ILmaxの1/1000の大きさの場合には、電流Iqを1000倍した電流値がILmaxとなる。制御回路15には、電流値ILmaxを予め記憶させておく。
制御回路15には、図示しない電圧センサから、コンバータ12の入力電圧Vinが入力されている。従って、制御回路15は、過電流検知回路126から過電流検知信号が出力された時のオン時間Ton、過電流検知信号が出力された時の電流ILmax、および、入力電圧Vinに基づいて、上式(4)より、リアクトル120のインダクタンス値Lを算出する。
上述したように、記憶装置16には、リアクトル120の様々なインダクタンス値Lに応じた最適な制御定数が記憶されている。制御回路15は、リアクトル120のインダクタンス値Lを算出すると、算出したインダクタンス値Lに応じた制御定数を記憶装置16から読み出して、上述したIGBT124をオンさせるデューティDutyを決定する処理を行う際に用いる。
図6は、第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によって行われる処理内容を示すフローチャートである。車両のイグニッションスイッチ(不図示)がオンされると、制御回路15は、ステップS10の処理を開始する。イグニッションスイッチをオンした時には、コンバータ12からインバータ13への電力供給や、インバータ13からコンバータ12への電力供給は無い。
ステップS10では、変数kに1を代入して、ステップS20に進む。ステップS20では、IGBT124のオン時間がTonkとなるデューティDutyを駆動回路122に出力する。ステップS10からステップS20に進んだ場合には、IGBT124のオン時間はTon1となる(図4参照)。
ステップS20に続くステップS30では、過電流検知回路126から、過電流検知信号が出力されたか否かを判定する。過電流検知信号が出力されていないと判定すると、ステップS40に進み、変数kに1を加算して、ステップS20に戻る。変数kに1が加算されることにより、ステップS20で駆動回路122に出力されるオン時間Tonkは、前回の処理時より長くなる。
一方、ステップS30において、過電流検知回路126から過電流検知信号が出力されたと判定すると、ステップS50に進む。ステップS50では、上述した方法により、リアクトル120のインダクタンス値Lを算出して、ステップS51に進む。ステップS51では、算出したインダクタンス値Lによりリアクトルが故障しているか判断する。故障していると判断した場合、ステップS52へ進む。ステップS52では、コンバータを停止させる。ステップS51で故障していないと判断した場合は、ステップS60へ進む。ステップS60では、ステップS50で算出したインダクタンス値Lに応じた制御定数を記憶装置16から読み出す。読み出した制御定数は、コンバータ12の制御の際に用いられる。
ステップS60に続くステップS70では、ステップS50で算出したインダクタンス値Lを記憶装置16に記憶させて、フローチャートの処理を終了する。なお、記憶装置16には、インダクタンス値Lが演算されるたびに、演算されたインダクタンス値Lが記憶されていく。制御回路15は、記憶装置16に記憶された複数のインダクタンス値Lに基づいて、リアクトル120の劣化(経時劣化)を判定することができる。
第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、チョッパ型コンバータに設けられている第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子のうちの一方のスイッチング素子を所定時間オンさせた時に、スイッチング素子の過電流を検出する過電流検知回路125,126から過電流検知信号が出力されたか否かに基づいて、チョッパ型コンバータに設けられているリアクトル120の状態を検出する。これにより、リアクトル120が故障に至るか否かにかかわらず、リアクトル120の状態を検出することができる。一般的に、コンバータには、スイッチング素子に過電流が流れ続けるのを防ぐために、過電流検知回路が設けられている。また、従来の技術では、実際のスイッチング素子の温度を駆動回路から制御回路に送信する必要があり、例えば温度をPWM信号に一度変換した後に、ホトカプラなどの絶縁手段を介して制御回路に送信するなどの特別な回路が必要になり、コストの増大を招く恐れがある。すなわち、第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、リアクトルの状態を検出するために、他の部品やセンサ等を別途設ける必要もない。
特に、第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、過電流検知回路125,126から過電流検知信号が出力されるまで、スイッチング素子をオンさせる時間を徐々に長くしていき、過電流検知信号が出力された時に、スイッチング素子をオンさせていた時間Tonと、過電流検知回路が電流を比較する所定電流と、電圧変換前の第1の電圧Vinとに基づいて、リアクトル120のインダクタンス値Lを演算する。これにより、リアクトル120の状態をより正確に検出することができる。
また、第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、演算したリアクトル120のインダクタンス値Lに基づいて、チョッパ型コンバータを制御する際に用いる制御定数の適正値を読み出して使用する。これにより、なんらかの理由によって、インダクタンス値Lの値が変わった場合でも、変更後のインダクタンス値の値に応じた制御定数を用いて、精度良く、コンバータ制御を行うことができる。
さらに、第1の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、インダクタンス値Lが演算されるたびに、演算されたインダクタンス値Lを記憶装置16に記憶させておき、記憶装置16に記憶された複数のインダクタンス値Lに基づいて、リアクトル120の劣化(経時劣化)を判定する。これにより、例えば、インダクタンス値Lの低下度合に基づいて、リアクトル120の劣化を精度良く判定することができる。
−第2の実施の形態−
図7は、第2の実施の形態におけるコンバータのリアクトル状態検出装置で用いられる過電流検知回路125Aの詳細な構成を示す図である。以下では、IGBT123に対応して設けられている過電流検知回路125Aの詳細な構成について説明するが、IGBT124に対応して設けられている過電流検知回路126Aの構成も同様である。過電流検知回路125Aは、基準電源702と、抵抗703,704,705,708と、比較器707と、NPNトランジスタ709とを備える。抵抗708は、NPNトランジスタ709と直列に接続された状態で、抵抗705と並列に接続されている。
リアクトル120のインダクタンス値Lを算出する場合、例えば、図6に示すフローチャートのステップS10の処理を開始する前に、制御回路15は、NPNトランジスタ709のベース端子にオン信号を出力して、NPNトランジスタ709をオンさせる。NPNトランジスタ709がオンすることにより、抵抗705と抵抗708とが並列に接続されるので、比較器707の非反転入力端子に入力される電圧(しきい値電圧)は低下する。
比較器707の非反転入力端子に入力される電圧が低下すると、IGBT124のオン時間Tonを徐々に長くしていった場合に、過電流検知回路126から過電流検知信号が出力されるタイミングも早くなる。図8は、リアクトル120のインダクタンス値が低下した場合に、過電流検知回路126に流れる電流の大きさを示す図である。ただし、インダクタンス値は、図5に示す結果の場合と同じとする。比較器707の非反転入力端子に入力される電圧(しきい値電圧)が低下することにより、オン時間がTon3になると、比較器707の反転入力端子に入力される電圧が非反転入力端子に入力される電圧より高くなって、過電流検知信号が出力される。
第2の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、リアクトル120の状態を検出する処理を行う場合に、過電流検知回路125,126が電流を比較する所定電流の大きさを小さくする。これにより、リアクトル120の状態を検出する際に、スイッチング素子の負荷を軽減することができるとともに、直流電源10の電圧低下を抑制することができる。
−第3の実施の形態−
図9は、第3の実施の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置の構成を示す図である。コンバータ22は、双方向昇降圧コンバータである。すなわち、コンバータ22は、直流電源10の電圧を昇圧/降圧して出力することができるとともに、第2の直流電源27の電圧を昇圧/降圧して出力することができる。
コンバータ22は、図1に示すコンバータ12の構成に加えて、IGBT129,130およびダイオード133,134を備えている。IGBT129のコレクタ端子は、コンバータ22のプラス側の入力端子に接続されており、エミッタ端子は、リアクトル120の入力端と接続されている。また、IGBT130のコレクタ端子は、リアクトル120の入力端と接続されており、エミッタ端子は、コンバータ22のマイナス側の入力端子に接続されている。IGBT129のオン/オフは、駆動回路121Aによって制御され、IGBT130のオン/オフは、駆動回路122Bによって制御される。
コンバータ22の出力端子には、インバータ13、平滑コンデンサ26、および、第2の直流電源27がそれぞれ並列に接続されている。第2の直流電源27は、例えば、燃料電池である。
駆動回路121Aには、IGBT123の過電流を検知するための過電流検知回路125とともに、IGBT129の過電流を検知するための過電流検知回路131が設けられている。また、駆動回路122Aには、IGBT124の過電流を検知するための過電流検知回路126とともに、IGBT129の過電流を検知するための過電流検知回路132が設けられている。
図9に示すコンバータ22では、リアクトル120の状態を検出する際に、直流電源10から、IGBT129、リアクトル120、IGBT124を通じて電流を流す第1の経路と、第2の直流電源27から、IGBT123、リアクトル120、IGBT130を通じて電流を流す第2の経路とを利用することができる。
まず初めに、第1の経路を利用して、リアクトル120の状態を検出する方法について説明する。1つの方法として、IGBT124は常時オン、IGBT123,130は常時オフした状態として、IGBT129のオン時間Tonを徐々に長くしていく。すなわち、制御回路15Aは、IGBT129のオン時間Tonを徐々に長くするPWM信号を駆動回路121Aに出力し、過電流検知回路131から過電流検知信号が出力された時のオン時間Ton、過電流検知信号が出力された時の電流ILmax、および、入力電圧Vinに基づいて、リアクトル120のインダクタンス値Lを算出する。なお、インダクタンス値Lの算出方法は、第1の実施の形態で説明した方法と同じである。他の方法として、IGBT129は常時オン、IGBT123,130は常時オフした状態として、IGBT124のオン時間Tonを除々に長くしていく方法もある。インダクタンス値Lを算出する方法は、第1の実施の形態で説明した方法と同じである。
次に、第2の経路を利用して、リアクトル120の状態を検出する方法について説明する。1つの方法として、IGBT130は常時オン、IGBT124,129は常時オフした状態として、IGBT123のオン時間Tonを徐々に長くしていく。すなわち、制御回路15Aは、IGBT123のオン時間Tonを徐々に長くするPWM信号を駆動回路121Aに出力し、過電流検知回路125から過電流検知信号が出力された時のオン時間Ton、過電流検知信号が出力された時の電流ILmax、および、入力電圧Vinに基づいて、リアクトル120のインダクタンス値Lを算出する。他の方法として、IGBT123は常時オン、IGBT124,129は常時オフした状態として、IGBT130のオン時間Tonを除々に長くしていく方法もある。インダクタンス値Lを算出する方法は、第1の実施の形態で説明した方法と同じである。
第3の実施の形態の形態におけるチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置によれば、双方向昇降圧コンバータにおいても、第1の実施の形態と同様に、リアクトル120の状態を検出することができる。
本発明は、上述した第1〜第3の実施の形態に限定されることはない。例えば、第1の実施の形態では、チョッパ型コンバータの一例として、昇圧コンバータを挙げて説明したが、降圧コンバータに適用することもできる。この昇圧コンバータおよび降圧コンバータは、力行のみ、または回生のみ可能でもよいし、力行および回生の双方が可能であってもよい。また、チョッパ型コンバータに用いられるスイッチング素子も、上述したIGBTに限定されることはない。
上述した第1の実施の形態では、過電流検知回路125,126から過電流検知信号が出力されるまで、スイッチング素子をオンさせる時間を徐々に長くしていき、過電流検知信号が出力された時に、スイッチング素子をオンさせていた時間Tonと、過電流検知回路が電流を比較する所定電流と、電圧変換前の第1の電圧Vinとに基づいて、リアクトル120のインダクタンス値Lを演算した。しかし、リアクトル120の状態を検出する方法はこの方法に限定されることはない。例えば、スイッチング素子をオンさせる時間を徐々に長くしていき、過電流検知回路125,126から過電流検知信号が出力された時のスイッチング素子のオン時間Tonが所定の基準時間より短ければ、リアクトル120のインダクタンス値低下故障が生じていると判定することもできる。また、例えば、図4,図5に示す例において、スイッチング素子のオン時間TonがTon7となるように、スイッチング素子を制御した時に、過電流検知回路から過電流検知信号が出力されなければ、リアクトル120は正常であると判定することもできる。
IGBTの過電流を検知するための過電流検知回路は、IGBTに流れる電流を分流させて電圧値に変換し、変換した電圧値と、しきい値電圧とを比較して、過電流検知信号を出力するものとして説明したが、この構成に限定されることはない。例えば、IGBTに流れる電流と、所定電流(しきい値電流)とを比較し、IGBTに流れる電流が所定電流より大きいと、過電流検知信号を出力する構成としてもよい。
図6に示すフローチャートの処理は、イグニッションスイッチがオンされた時に行うものとして説明したが、処理を開始するタイミングは、イグニッションスイッチのオン時に限定されることはない。ただし、コンバータ12からの電力供給や、コンバータ12への電力供給が無いタイミングで行う必要がある。
コンバータ12内に設けられているスイッチング素子のデューティDutyを決定するための回路、すなわち、コンバータ12を制御するための回路の構成は、図3に示す構成に限定されることはない。図3に示す回路では、PI制御によって、IGBT124のデューティDutyを決定したが、PID制御等の他の制御方法によって、デューティDutyを決定することもできる。この場合も、リアクトル120の様々なインダクタンス値に応じた適切な制御定数を予め求めて記憶装置16に記憶させておき、演算により求めたインダクタンス値Lに応じた制御定数を記憶装置16から読み出して使用するようにすればよい。
第2の実施の形態では、NPNトランジスタ709をオンさせて、抵抗708を抵抗705と並列に接続させることによって、比較器707の非反転入力端子に入力される電圧(しきい値電圧)を低下させた。しかし、しきい値電圧を変更する方法は、この方法に限定されることはなく、例えば、抵抗705として、可変抵抗を用いることにより、しきい値電圧を変更することもできる。
上述した実施の形態では、チョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置を、ハイブリッド自動車に搭載して使用する例を挙げて説明したが、電気自動車や燃料電池車に搭載して使用することもできるし、車両以外のシステムに適用することもできる。
特許請求の範囲の構成要素と第1〜第3の実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、制御回路15,15Aが制御手段および状態検出手段を、抵抗708およびNPNトランジスタ709が所定電流変更手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
一実施の形態におけるコンバータのリアクトル状態検出装置の構成を示す図 過電流検知回路の詳細な構成を示す図 制御回路の内部において、IGBTのデューティDutyを決定するための回路の構成の一例を示す図 IGBTのオン時間Tonを徐々に長くしていく場合に、過電流検知回路に流れる電流の大きさを示す図 リアクトルのインダクタンス値が低下した場合に、過電流検知回路に流れる電流の大きさを示す図 一実施の形態におけるコンバータのリアクトル状態検出装置によって行われる処理内容を示すフローチャート 第2の実施の形態におけるコンバータのリアクトル状態検出装置で用いられる過電流検知回路の詳細な構成を示す図 リアクトルのインダクタンス値が低下した場合に、過電流検知回路に流れる電流の大きさを示す図 第3の実施の形態におけるコンバータのリアクトル状態検出装置の構成を示す図
符号の説明
10…直流電源、11…平滑コンデンサ、12…コンバータ、13…インバータ、14…三相交流モータ、15…制御回路、16…記憶装置、30…電圧制御部、31…減算器、32…制御ブロック、33…積分器、34…制御ブロック、35…加算器、40…電流制御部、41…減算器、42…制御ブロック、43…積分器、44…制御ブロック、45…加算器、120…リアクトル、121,122…駆動回路、123,124…IGBT、125,126…過電流検知回路、127,128…ダイオード、702…基準電源、703,704,705,708…抵抗、707…比較器、709…NPNトランジスタ

Claims (7)

  1. リアクトルと、前記リアクトルに接続される第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子とを少なくとも備え、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子をオン/オフすることにより、第1の電圧を第2の電圧に変換するチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置であって、
    前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のうちの少なくとも一方のスイッチング素子に流れる電流が所定電流より大きくなると、過電流が流れたことを示す過電流検知信号を出力する過電流検知手段と、
    前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段と、
    前記制御手段によって、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のうちの一方のスイッチング素子を所定時間オンさせた時に、前記過電流検知手段から前記過電流検知信号が出力されたか否かに基づいて、前記リアクトルの状態を検出する状態検出手段とを備えることを特徴とするチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置。
  2. 請求項1に記載のチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置において、
    前記制御手段は、前記過電流検知手段から前記過電流検知信号が出力されるまで、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のうちの一方のスイッチング素子をオンさせる時間を徐々に長くしていき、
    前記状態検出手段は、前記過電流検知手段から前記過電流検知信号が出力された時に、前記制御手段によってスイッチング素子をオンさせていた時間が所定の基準時間より短い場合には、前記リアクトルのインダクタンス値が低下する故障が生じていると判定することを特徴とするチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置において、
    前記制御手段は、前記過電流検知手段から前記過電流検知信号が出力されるまで、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のうちの一方のスイッチング素子をオンさせる時間を徐々に長くしていき、
    前記状態検出手段が前記リアクトルの状態を検出する処理を行う場合に、前記過電流検知手段が電流を比較する前記所定電流の大きさを小さくする所定電流変更手段をさらに備えることを特徴とするチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置において、
    前記状態検出手段は、前記過電流検知手段から前記過電流検知信号が出力された時に、前記制御手段によってスイッチング素子をオンさせていた時間と、前記過電流検知手段が電流を比較する前記所定電流と、前記第1の電圧とに基づいて、前記リアクトルのインダクタンス値を演算することを特徴とするチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置。
  5. 請求項4に記載のチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置において、
    前記リアクトルの様々なインダクタンス値に応じた制御定数を記憶する制御定数記憶手段と、
    前記状態検出手段が演算したインダクタンス値に応じた制御定数を前記制御定数記憶手段から読み出し、読み出した制御定数に基づいて、前記制御手段に出力するための制御指令値を算出する制御指令値算出手段とをさらに備えることを特徴とするチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載のチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置において、
    前記状態検出手段がインダクタンス値を演算するたびに、演算されたインダクタンス値を記憶するインダクタンス値記憶手段と、
    前記インダクタンス値記憶手段に記憶された複数のインダクタンス値に基づいて、前記リアクトルの劣化を判定する劣化判定手段とをさらに備えることを特徴とするチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置において、
    前記チョッパ型コンバータは、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、および、昇降圧コンバータの少なくとも1つであることを特徴とするチョッパ型コンバータのリアクトル状態検出装置。
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