JP2009182740A - 携帯電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の筐体101と第2の筐体102を有し、第2の筐体102には、第2の電子部品と電気的に接続された回路基板55が配置され、回路基板55は、閉状態における第1の筐体側の面に信号線70が接続されるコネクタ72を有する。
【選択図】図7
Description
本実施形態の携帯端末100は、折り畳み型の携帯電話機を想定している。
第1の筐体101と第2の筐体102とは、ヒンジ機構を内包するヒンジ部103(本発明の連結部に対応)によって連結される。
ヒンジ機構を内包するヒンジ部103は、携帯端末100を図1(A)に示す開状態と図1(B)に示す閉状態の2種類の状態に遷移させるように、第1の筐体101と第2の筐体102とを相対的に回動させることができる。
LCDモジュール22は、携帯端末100のメイン表示デバイスであるLCDのモジュール部であり、携帯端末100が開状態であるときに露出する表示装置10を構成するものである。
シールドケース23は、回路基板24に実装される電子部品等の各部を電気的・磁気的に保護するためのシールド部材であり、導電性を有する金属により形成された部材である。
回路基板24は、携帯端末100の第1の筐体101の機能を実現するための電子部品を実装した回路基板であり、たとえばLCDモジュール22やサブLCDモジュール25を駆動させ表示を行わせるための制御回路等が実装されている。
サブLCDモジュール25は、携帯端末100の閉状態においても外部に露出される副表示部を構成する小型の液晶ディスプレイモジュールである。
なお、第1の筐体101を構成する上述した各構成要素は一例であり、本発明は上述した例には限定されない。
また、図3に示すように、切欠部40の両側面にはそれぞれヒンジアセンブリ31、ダミーヒンジホルダ32が嵌め込まれる孔部41、42が形成されている。
図5は、図4の回路基板55上にキーラバーシート53を配置した様子を拡大して示す図である。
図6は、キーラバーシート53を裏面(背面)側から示す図である。
キーラバーシート53の裏面にはキー配列に対応してキートップに対するキー押下を検知させるためのラバーからなる突状部53aが形成されている。
メタルドーム配列部54は、キー配列に対応してキー押下時にキーラバーシート53の突状部53aにより押下されるメタルドーム541が配列されており、回路基板55の一面側に配置され、キー操作をスイッチ接点のように機能して、図示しない制御系に所定のキー操作が行われることを伝達する機能を有する。なお、キートップ51、キーフレーム52、および弾性部としてのキーラバーシート53およびメタルドーム配列部54のすべてが本発明における操作部の一部に対応する。
そして、回路基板55の操作部12の配置面(閉状態において第1の筐体101と対向する面)55bのヒンジ部103の近傍に細線同軸ケーブル70の他端側と接続するための細線同軸コネクタ72が設けられている。
また、回路基板55のリアケース57側の基板面55c側にバッテリ58が配置される。そして、回路基板55のリアケース57側の基板面55cのヒンジ部103側にたとえばRFIC等のためのサブ基板59が設けられている。
つまり、細線同軸ケーブル70は、第2の筐体102の内部に配置された回路基板55の閉状態における第1の筐体側の面に設けられたコネクタ72に接続される。
しかし、一般的には携帯電子機器は、図8に示すように、たとえば厚みをとるコネクタ72´やサブ基板59´等の部品を第2の筐体102´の背面側(閉状態における第1の筐体101´側の面と反対側の面)に終結させ、薄型部の範囲をバッテリ58´の周辺部のみとされている。
しかしながら、これでは、細線同軸ケーブル70´を第2の筐体102´の背面側に延ばす必要があり、結果として第2の筐体102´を厚く形成しなければならないため、真の薄型化を実現したとは言い難い。
たとえば、図9に示すように、シールドケース54aが支持部542として機能するように構成されることにより、筐体内のスペースの有効活用を図りながら操作部12の操作領域を確保し、かつ、細線同軸ケーブル70がシールドケース54Aに隣接されるため、細線同軸ケーブル70のはずれも抑制される。また、支持部におけるコネクタ72に対応する部分に切り欠き(コネクタを避けるようにシールドケース端部に形成された段差部分)設けられているため第1の筐体の小型化、軽量化を図ることができる。
この構成により、当接部531がキーラバーシート53の端部に当接し、その弾性力により回路基板55内が密閉された状態となる。
これにより、防水、防塵が図られると共に、細線同軸ケーブル(信号線)70のはずれが抑制される。
この場合、たとえば図10および図11に示すように、キーラバーシート53を利用して、キーラバーシート53をコネクタ72の上部まで延設してコネクタ72を被覆又は押圧する被覆部532(重合部)として機能させることにより、キー配列部と一様な高さを保持しながら、キーの配列可能な領域を広げることができる。すなわち、キーラバーシート53をコネクタ72の上部まで延設して被覆部532として機能させることにより、キーの配列可能範囲を保持するように構成することも可能である。
すなさち、操作部12は、開口部50aから外部に露出されたキートップ51と、キートップ51を支持する弾性部としてのキーラバーシート53とを有し、被覆部532は、弾性部材(ラバー)により形成される。
キーラバーシート53をコネクタ72の上部まで延設して被覆部532として機能させることにより、キー配列部と一様な高さを保持しながら、キーの配列可能な領域を広げることができることはもとより、細線同軸コネクタ72に対して所定の弾性力を及ぼすとともに、衝撃吸収材として機能させることができる。
したがって、図9の構成によれば、所望のキーの配列可能範囲を保持することが可能で操作性が向上し、さらには、細線同軸コネクタ72からの細線同軸ケーブル(信号線)70の落下衝撃などによるはずれを抑止することができる。
なお、キーフレーム52が、例えば回路基板55等に形成されたグランドパターンと電気的に接続されていれば、キートップ51に侵入する静電気がキーフレーム52を介してグランドパターンに導かれ、静電気の侵入に伴う携帯端末100の破損が抑制される。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
Claims (6)
- 第1の筐体と、
前記第1の筐体内に配設された第1の電子部品と、
第2の筐体と、
前記第2の筐体内に配設された第2の電子部品と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とが重なり合う閉状態と前記重なり合う程度が前記閉状態に比べて小さい開状態との間を回動可能に前記第1の筐体と前記第2の筐体とを連結する連結部と、
前記連結部の内部を介して前記第1の電子部品と前記第2の電子部品とを電気的に接続する信号線と、を有し、
前記第2の筐体には、前記第1の電子部品と電気的に接続された回路基板が配置され、
前記回路基板は、前記閉状態における前記第1の筐体側の面に前記信号線が接続されるコネクタを有し、
前記第2の筐体は、前記閉状態において前記第1の筐体に対向して配設された操作部を有し、
前記操作部は、前記第2の筐体の厚さ方向であって前記閉状態における前記第1の筐体側において前記コネクタと重なり合う重合部を有する
ことを特徴とする携帯電子機器。 - 前記操作部は、前記回路基板における前記コネクタに隣接する部位に当接される当接部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。 - 前記回路基板における前記コネクタが配設される側の面であって、前記コネクタに接続された信号線に隣接する部位には、前記操作部を支持する支持部が取り付けられる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電子機器。 - 前記第2の筐体には開口部が形成され、
前記操作部は、前記開口部から外部に露出されたキートップと、前記キートップを支持する弾性部とを有し、
前記重合部は、前記弾性部を有して形成される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 前記弾性部と前記キートップとの間にはキーフレームが配設され、
前記キーフレームが前記重合部に対向する対向部を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。 - 前記第2の筐体には開口部が形成され、
前記操作部は、前記開口部から外部に露出されるキートップと、前記キートップを支持する弾性部とを有し、
前記当接部は、前記弾性部を有して形成される
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
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JP2007073445A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | キー操作部及び電子機器 |
JP2007180848A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
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- 2008-01-30 JP JP2008019992A patent/JP5131752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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