JP2009178739A - 鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法 - Google Patents

鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009178739A
JP2009178739A JP2008019529A JP2008019529A JP2009178739A JP 2009178739 A JP2009178739 A JP 2009178739A JP 2008019529 A JP2008019529 A JP 2008019529A JP 2008019529 A JP2008019529 A JP 2008019529A JP 2009178739 A JP2009178739 A JP 2009178739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth surface
tooth
forging
die
forging die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008019529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5040686B2 (ja
Inventor
Masaki Nakajima
將木 中島
Shinji Arai
慎二 新井
Kiyonobu Kaguma
清展 鹿熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2008019529A priority Critical patent/JP5040686B2/ja
Publication of JP2009178739A publication Critical patent/JP2009178739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5040686B2 publication Critical patent/JP5040686B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

【課題】複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を成形することができる鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法を提供すること。
【解決手段】鍛造用金型2は、はすば歯車の冷間密閉鍛造を行うために用いるものである。鍛造用金型2は、つる巻き状の歯山部22を複数形成した成形穴21を有している。鍛造用金型2は、複数の歯山部22において、成形穴21の周方向Cの一方に位置する一方歯面221のねじれ角θ1と、成形穴21の周方向Cの他方に位置する他方歯面222のねじれ角θ2とを互いに異ならせて形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法に関する。
冷間密閉鍛造を行って、外周面につる巻状の歯面を有するはすば歯車を製造する装置又は方法としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1においては、円筒状の素材における中央穴に挿入するコアパンチと、素材の軸方向における一方の端面を加圧する押圧パンチと、素材の外周面を成形するダイスと、素材の軸方向における他方の端面を加圧するダイスリーブとを備えた円筒部品の成形装置及び成形方法が開示されている。そして、ダイスリーブを上昇させることにより、成形後のはすば歯車をダイス内から取り出している。
しかしながら、成形するはすば歯車の成形精度を向上させるためには、特許文献1においても十分ではない。すなわち、ダイスリーブによって成形後のはすば歯車を払い出す際には、成形後のはすば歯車における複数のつる巻き状の歯山部の一対の歯面のうち、払出方向に位置する歯面だけが、ダイスに強く押し付けられるため、当該歯面に集中して摩耗(塑性変形)が発生する。そのため、成形後のはすば歯車における複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面においては、軸方向に対する傾斜角度によって表されるねじれ角が互いに異なってしまうおそれがある。
なお、特許文献2には、放電加工を行ってヘリカルギヤ用金型を製造する方法が開示されている。しかしながら、特許文献2においても、成形後のはすば歯車における複数のつる巻き状の歯筋の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を改善するための工夫はなされていない。
特開2005−161323号公報 特開平11−207529号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を成形することができる鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、はすば歯車を鍛造するために用いる鍛造用金型であって、
該鍛造用金型は、つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有しており、
上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせたことを特徴とする鍛造用金型にある(請求項1)。
本発明の鍛造用金型は、複数の歯山部における一方歯面と他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせている。
これにより、本発明の鍛造用金型を用いてはすば歯車を成形した後、成形穴内から成形後のはすば歯車を払い出すときには、はすば歯車においては、払い出し方向側において、一対の歯面(一方歯面及び他方歯面)のうちねじれ角が大きい方の歯面によって成形した第1成形歯面側の面圧が高くなって、その塑性変形量が多くなる一方、払い出し方向とは反対側において、ねじれ角が小さい方の歯面によって成形した第2成形歯面側の面圧が低くなって、その塑性変形量が少なくなる。
また、第1成形歯面が、ねじれ角が大きい方の歯面に長い時間押し当てられて多く塑性変形することにより、当該第1成形歯面のねじれ角を第2成形歯面のねじれ角に近づけることができる。
それ故、本発明の鍛造用金型によれば、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を容易に成形することができる。
第2の発明は、つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型を加工する方法であって、
上記鍛造用金型にするための金型用素材を素材側電極とし、上記金型用素材に上記一方歯面を加工するための第1電極型を加工側電極として放電加工を行って、上記金型用素材に上記一方歯面を形成し、
上記金型用素材を素材側電極とし、該金型用素材に上記他方歯面を加工するための第2電極型を加工側電極として放電加工を行って、上記金型用素材に上記他方歯面を形成することを特徴とする鍛造用金型の加工方法にある(請求項2)。
本発明の鍛造用金型の加工方法は、複数の歯山部における一方歯面と他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせた鍛造用金型を加工するのに適した加工方法である。
本発明においては、金型用素材に一方歯面を形成するための第1電極型と、金型用素材に他方歯面を形成するための第2電極型とを用いる。そして、第1電極型を用いて放電加工を行って一方歯面を形成した後、第2電極型を用いて放電加工を行って他方歯面を形成する。これにより、金型用素材に対して、ねじれ角が互いに異なる一方歯面及び他方歯面を有する複数のつる巻き状の歯山部を容易に形成することができる。
それ故、本発明の鍛造用金型の加工方法によれば、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を成形することができる鍛造用金型を容易に加工することができる。
第3の発明は、つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型と、
該鍛造用金型の上記成形穴に上方から螺合するパンチと、
上記鍛造用金型の上記成形穴に下方から螺合するダイスリーブとを有しており、
上記成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表される上記ねじれ角は、上記一方歯面が上記他方歯面よりも大きくなっており、
上記鍛造用金型は、上記複数の歯山部において、上記一方歯面が下方を向き上記他方歯面が上方を向く状態であって、上記一方歯面と上記他方歯面との間の間隔が上記成形穴の上方に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設してあることを特徴とする歯車鍛造装置にある(請求項4)。
本発明の歯車鍛造装置は、上述した鍛造用金型を用い、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を成形(鍛造)するのに適した装置である。
本発明の歯車鍛造装置においては、成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表されるねじれ角は、一方歯面が他方歯面よりも大きくなっている。また、歯車鍛造装置において、鍛造用金型は、複数の歯山部において、一方歯面が下方を向き他方歯面が上方を向く状態で、一方歯面と他方歯面との間の間隔が成形穴の上方に向かうほど狭くなる向きに配設してある。
そして、成形穴とパンチとダイスリーブとによって囲まれて形成された密閉鍛造空間において、はすば歯車を成形した後、ダイスリーブを上昇させて、鍛造用金型の成形穴から成形後のはすば歯車を取り出すときには、成形後のはすば歯車において一方歯面によって成形された第1成形歯面が、下方に位置する部分ほど上記一方歯面に長い時間押し当てられて多く塑性変形することになる。
これにより、第1成形歯面のねじれ角を、他方歯面によって成形された第2成形歯面のねじれ角に近づけることができる。
それ故、本発明の歯車鍛造装置によれば、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を容易に成形することができる。
第4の発明は、つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型と、
該鍛造用金型の上記成形穴に上方から螺合するパンチと、
上記鍛造用金型の上記成形穴に下方から螺合するダイスリーブとを用い、
上記成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表される上記ねじれ角は、上記一方歯面が上記他方歯面よりも大きくなっており、上記鍛造用金型は、上記複数の歯山部において、上記一方歯面が下方を向き上記他方歯面が上方を向く状態であって、上記一方歯面と上記他方歯面との間の間隔が上記成形穴の上方に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設しておき、
上記成形穴と上記パンチと上記ダイスリーブとによって囲まれて形成された密閉鍛造空間において、はすば歯車を成形した後、上記ダイスリーブを上昇させて、上記鍛造用金型の上記成形穴から成形後のはすば歯車を取り出すときに、該成形後のはすば歯車において上記一方歯面によって成形された第1成形歯面が、下方に位置する部分ほど上記一方歯面に長い時間押し当てられて多く塑性変形することにより、当該第1成形歯面のねじれ角を、上記他方歯面によって成形された第2成形歯面のねじれ角に近づけることを特徴とする歯車鍛造方法にある(請求項5)。
本発明の歯車鍛造方法は、上述した鍛造用金型を含む歯車鍛造装置を用い、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を成形(鍛造)するのに適した方法である。
本発明においても、上記歯車鍛造装置の場合と同様に、鍛造用金型を配設しておき、鍛造用金型の成形穴から成形後のはすば歯車を取り出したときには、第1成形歯面のねじれ角を、他方歯面によって成形された第2成形歯面のねじれ角に近づけることができる。
それ故、本発明の歯車鍛造方法によれば、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を容易に成形することができる。
第5の発明は、つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型と、
該鍛造用金型の上記成形穴に螺合する押出パンチとを用い、
上記成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表される上記ねじれ角は、上記一方歯面が上記他方歯面よりも大きくなっており、上記鍛造用金型は、上記複数の歯山部において、上記一方歯面と上記他方歯面との間の間隔が上記押出パンチの押出方向に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設しておき、
上記押出パンチによって歯車用素材を上記成形穴内に押出成形して、はすば歯車を成形すると同時に取り出すときには、該成形後のはすば歯車において上記一方歯面によって成形された第1成形歯面が、上記押出方向とは反対方向に位置する部分ほど上記一方歯面に長い時間押し当てられて多く塑性変形することにより、当該第1成形歯面のねじれ角を、上記他方歯面によって成形された第2成形歯面のねじれ角に近づけることを特徴とする歯車鍛造方法にある(請求項6)。
本発明の歯車鍛造方法も、上述した鍛造用金型を用い、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を成形(鍛造)するのに適した方法である。
本発明の歯車鍛造方法においても、成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表されるねじれ角は、一方歯面が他方歯面よりも大きくなっている。また、鍛造用金型は、複数の歯山部において、一方歯面と他方歯面との間の間隔が押出パンチの押出方向に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設しておく。
そして、押出パンチによって歯車用素材を成形穴内に押出成形して、はすば歯車を成形すると同時に取り出すときには、成形後のはすば歯車において一方歯面によって成形された第1成形歯面が、押出方向とは反対方向に位置する部分ほど一方歯面に長い時間押し当てられて多く塑性変形することになる。これにより、第1成形歯面のねじれ角を、他方歯面によって成形された第2成形歯面のねじれ角に近づけることができる。
それ故、本発明の歯車鍛造方法によっても、複数のつる巻き状の歯山部の両側の歯面に生じるねじれ角の相違を抑制したはすば歯車を容易に成形することができる。
上述した第1〜第5の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第2の発明においては、上記第1電極型及び上記第2電極型として、上記金型用素材に粗加工を行うための粗加工電極型と、上記粗加工を行った金型用素材に仕上げ加工を行う仕上げ加工電極型とを用い、上記粗加工電極型によって放電加工を行った後、上記仕上げ加工電極型によって放電加工を行うことが好ましい(請求項2)。
この場合には、粗加工と仕上げ加工との段階を追って放電加工を行うことにより、複数の歯山部における一対の歯面の加工精度をより向上させることができる。
なお、第1の発明の鍛造用金型は、第2の発明の加工方法によって加工する以外にも、複数の歯山部における歯面を研磨することによって、成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせることも可能である。
以下に、本発明の鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例の鍛造用金型2は、図2、図4に示すごとく、はすば歯車6の冷間密閉鍛造を行うために用いるものである。鍛造用金型2は、図1に示すごとく、つる巻き状の歯山部22を複数形成した成形穴21を有している。また、鍛造用金型2は、複数の歯山部22において、成形穴21の周方向Cの一方に位置する一方歯面221のねじれ角θ1と、成形穴21の周方向Cの他方に位置する他方歯面222のねじれ角θ2とを互いに異ならせて形成されている。なお、ねじれ角θ1、θ2は、成形穴21の軸方向Lと歯筋とがなす角度をいい、歯筋とは、複数の歯山部22の歯面221、222とピッチ円との交線のことをいう。また、はすば歯車6においては、ねじれ角は、その軸線と歯筋とがなす角度で表され、歯筋は、歯面とピッチ円との交線で表される。
以下に、本例の鍛造用金型2及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置1及び歯車鍛造方法にかかる実施例につき、図1〜図12を参照して詳説する。
各図において、成形穴21又はこれに対応する部位の軸方向を矢印Lで示し、成形穴21又はこれに対応する部位の周方向を矢印Cで示す。
図9に示すごとく、本例の鍛造用金型2の成形穴21において、複数の歯山部22における一方歯面221のねじれ角θ1は、他方歯面222のねじれ角θ2よりも大きくなっている。また、歯山部22とは、成形穴21の内周側に突出した部分のことをいう。
図3に示すごとく、本例の鍛造用金型2は、はすば歯車6を成形(鍛造)するための歯車鍛造装置1における金型(ダイス)として用いる。歯車鍛造装置1は、鍛造用金型2と、鍛造用金型2の成形穴21に上方から螺合するパンチ31と、鍛造用金型2の成形穴21に下方から螺合するダイスリーブ32とを有している。鍛造用金型2の上側面には、パンチ31が嵌入する嵌入凹部23が形成されている。
図4、図5に示すごとく、歯車鍛造装置1は、パンチ31を、はすば歯車6の成形時に加圧力を発生させながら下降するよう構成し、鍛造用金型2を上方への付勢力を与えた状態で回転可能に配設し、ダイスリーブ32を、はすば歯車6の成形時には固定する一方、成形後のはすば歯車6を上方へ払い出すよう構成している。
また、図9に示すごとく、歯車鍛造装置1において、鍛造用金型2は、複数の歯山部22において、一方歯面221が下方を向き他方歯面222が上方を向く状態であって、一方歯面221と他方歯面222との間の間隔Xが成形穴21の上方に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設してある。なお、図9は、鍛造用金型2の成形穴21を模式化して示す図であり、理解を容易にするため、一対の歯面221、222のねじれ角θ1、θ2の差を誇張して示す図である。
図6に示すごとく、本例の鍛造用金型2は、絶縁性の液体411を貯留するタンク41と、絶縁性の液体411中に配置した素材側電極(金型用素材)20と加工側電極5との間に形成される微小な隙間にアーク放電を発生させるための電圧印加手段42とを有する型彫放電加工装置4を用いる。
図7、図8に示すごとく、本例の型彫放電加工装置4においては、鍛造用金型2にするための金型用素材20に一方歯面221を加工するための第1電極型51と、金型用素材20に他方歯面222を加工するための第2電極型52とを用いる。本例においては、第1電極型51における複数の歯山部(歯筋)511のねじれ角(軸方向Lに対する傾斜角度)は、第2電極型52における複数の歯山部521(歯筋)のねじれ角(軸方向Lに対する傾斜角度)よりも大きくなっている。
また、型彫放電加工装置4においては、粗加工、中仕上げ加工、本仕上げ加工と段階を追って放電加工を行う。そして、第1電極型51は、金型用素材20に一方歯面221の粗加工を行うための第1粗加工電極型51Aと、粗加工を行った一方歯面221に中仕上げ加工を行う第1中仕上げ加工電極型51Bと、中仕上げ加工を行った一方歯面221に本仕上げ加工を行う第1本仕上げ加工電極型51Cとがそれぞれ準備してある。また、第2電極型52は、金型用素材20に他方歯面222の粗加工を行うための第2粗加工電極型52Aと、粗加工を行った他方歯面222に中仕上げ加工を行う第2中仕上げ加工電極型52Bと、中仕上げ加工を行った他方歯面222に本仕上げ加工を行う第2本仕上げ加工電極型52Cとがそれぞれ準備してある。
本例においては、まず、図7に示すごとく、金型用素材20を素材側電極とすると共に、第1粗加工電極型51Aを加工側電極5として放電加工を行って、金型用素材20に粗加工状態の一方歯面221を形成する。なお、この放電加工をする際には、金型用素材(素材側電極)20及び加工側電極5を絶縁性の液体411中に浸漬し、両電極間に、電圧印加手段42によって電圧を印加してアーク放電を発生させ、このアーク放電の熱によって金型用素材20を部分的に溶融させて加工する。
また、図8に示すごとく、第2粗加工電極型52Aを加工側電極5として放電加工を行って、上記金型用素材20に粗加工状態の他方歯面222を形成する。
次いで、図7に示すごとく、第1中仕上げ加工電極型51Bを加工側電極5として放電加工を行って、粗加工状態の一方歯面221に中仕上げ加工を行う。また、図8に示すごとく、第2中仕上げ加工電極型52Bを加工側電極5として放電加工を行って、粗加工状態の他方歯面222に中仕上げ加工を行う。
次いで、図7に示すごとく、第1本仕上げ加工電極型51Cを加工側電極5として放電加工を行って、中仕上げ加工状態の一方歯面221に本仕上げ加工を行う。また、図8に示すごとく、第2本仕上げ加工電極型52Cを加工側電極5として放電加工を行って、中仕上げ加工状態の他方歯面222に本仕上げ加工を行う。
こうして、図1、図9に示すごとく、一方歯面221のねじれ角θ1が他方歯面222のねじれ角θ2よりも大きい複数の歯山部22を備えた鍛造用金型2を作製することができる。
なお、本例においては、ねじれ角が大きい方の一方歯面221を他方歯面222よりも先に放電加工したが、これとは逆に、ねじれ角が小さい方の歯面を一方歯面221として放電加工した後、他方歯面222を放電加工することもできる。また、金型用素材20に対して、粗加工、中仕上げ加工及び本仕上げ加工を行って一方歯面221を形成した後、当該金型用素材20に対して、粗加工、中仕上げ加工及び本仕上げ加工を行って他方歯面222を形成することもできる。
次に、上記歯車鍛造装置1を用いて、はすば歯車6を鍛造する方法について説明する。
本例の歯車鍛造方法においては、まず、図3に示すごとく、ダイスリーブ32を螺合させた状態の鍛造用金型2の成形穴21内に、歯車用素材60を配置する。次いで、図4に示すごとく、パンチ31を下降させ、鍛造用金型2を複数の歯山部(歯筋)22に沿って回転させながら下降させて、鍛造用金型2の成形穴21とパンチ31とダイスリーブ32とによって囲まれた密閉鍛造空間25を形成すると共に、この密閉鍛造空間25内において、パンチ31とダイスリーブ32とによって歯車用素材60を加圧する。
このとき、図10に示すごとく、歯車用素材60の外周面に、成形穴21における複数の歯山部22の形状が転写成形される。そして、歯山部61における一対の歯面611、612のねじれ角θ1、θ2が互いに異なるはすば歯車6を成形することができる。なお、図10は、鍛造用金型2の成形穴21内にはすば歯車6を成形した状態を模式化して示す図であり、理解を容易にするため、一対の歯面221、222のねじれ角θ1、θ2の差を誇張して示す図である。
その後、図5に示すごとく、ダイスリーブ32を上昇させて、鍛造用金型2の成形穴21から成形後のはすば歯車6を取り出す(払い出す)。このとき、はすば歯車6においては、払い出し方向側において、ねじれ角θ1が大きい方の一方歯面221によって成形した第1成形歯面611側の面圧が高くなって、その塑性変形量が多くなる一方、払い出し方向とは反対側において、ねじれ角θ2が小さい方の他方歯面222によって成形した第2成形歯面612側の面圧が低くなって、その塑性変形量が少なくなる。
また、成形後のはすば歯車6の複数の歯山部61において一方歯面221によって成形された第1成形歯面611が、下方に位置する部分ほど一方歯面221に長い時間押し当てられて多く塑性変形することになる。図11には、鍛造用金型2の成形穴21から成形後のはすば歯車6を取り出すときに、第1成形歯面611が塑性変形(摩耗)して、第1成形歯面611のねじれ角α1が小さくなることを模式的に示す。
これにより、第1成形歯面611のねじれ角α1を、他方歯面222によって成形された第2成形歯面612のねじれ角α2に近づけることができる。
なお、実際に、鍛造用金型2における複数の歯山部22の一方歯面221のねじれ角θ1と他方歯面222のねじれ角θ2との間の差は、極めて微小であり、例えば、0.001〜0.01°の範囲内で差をつけることができる。また、一対の歯面221、222のねじれ角θ1、θ2は、例えば、15〜30°の範囲で設定することができる。また、成形後のはすば歯車6を成形穴21から取り出すときには、鍛造用金型2又はダイスリーブ32が回転することになる。
それ故、本例の鍛造用金型2を用いた歯車鍛造装置1及び歯車鍛造方法によれば、複数のつる巻き状の歯山部61の両側の歯面に生じるねじれ角α1、α2の相違を抑制したはすば歯車6を容易に成形することができる。
(実施例2)
本例は、図13に示すごとく、複数の歯山部22における一方歯面221のねじれ角θ1が他方歯面222のねじれ角θ2よりも大きい鍛造用金型2を用いて、押出成形を行う歯車鍛造装置1A及び歯車鍛造方法について示す例である。
本例の歯車鍛造装置1は、鍛造用金型2と、鍛造用金型2の成形穴21に螺合する押出パンチ35とを用いて構成してある。本例においても、一方歯面221のねじれ角(成形穴21の軸方向Lに対する傾斜角度)θ1が、他方歯面222のねじれ角θ2よりも大きくなっている。また、鍛造用金型2は、複数の歯山部22において、一方歯面221と他方歯面222との間の間隔が押出パンチ35の押出方向Fに向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設してある。
また、本例の鍛造用金型2は、複数の歯山部22における一対の歯面のねじれ角が同じである他の鍛造用金型(図示略)によって、粗成形を行った後の歯車用素材60に対して、仕上げ成形を行うために用いる。なお、鍛造用金型2は、仕上げ成形前の予備成形において用いることもできる。
そして、図13に示すごとく、他の鍛造用金型によって粗成形を行った歯車用素材60を、押出パンチ35によって鍛造用金型2の成形穴21内に押出成形する。このとき、成形穴21から取り出される成形後のはすば歯車6においては、一方歯面221によって成形された第1成形歯面611が、押出方向Fとは反対方向に位置する部分ほど一方歯面221に長い時間押し当てられて多く塑性変形することになる。これにより、第1成形歯面611のねじれ角α1を、他方歯面222によって成形された第2成形歯面612のねじれ角α2に近づけることができる。
それ故、本例の歯車鍛造装置1A及び歯車鍛造方法によっても、複数のつる巻き状の歯山部61の両側の歯面611、612に生じるねじれ角α1、α2の相違を抑制したはすば歯車6を容易に成形することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、鍛造用金型の成形穴の一部を示す斜視図。 実施例1における、はすば歯車を示す斜視図。 実施例1における、はすば歯車の鍛造前の歯車鍛造装置を示す説明図。 実施例1における、はすば歯車の鍛造時の歯車鍛造装置を示す説明図。 実施例1における、はすば歯車の払出時の歯車鍛造装置を示す説明図。 実施例1における、型彫放電加工装置を示す説明図。 実施例1における、第1電極型によって鍛造用金型の一方歯面を加工する状態を示す説明図。 実施例1における、第2電極型によって鍛造用金型の他方歯面を加工する状態を示す説明図。 実施例1における、鍛造用金型の成形穴を模式化して示す説明図。 実施例1における、鍛造用金型の成形穴にはすば歯車を成形した状態を模式化して示す説明図。 実施例1における、鍛造用金型の成形穴からはすば歯車を払い出す状態を模式化して示す説明図。 実施例1における、鍛造用金型の成形穴から払い出したはすば歯車を模式化して示す説明図。 実施例2における、歯車鍛造装置を示す説明図。
符号の説明
1 歯車鍛造装置
2 鍛造用金型
2 金型用素材
21 成形穴
22 歯山部
221 一方歯面
222 他方歯面
31 パンチ
32 ダイスリーブ
35 押出パンチ
4 型彫放電加工装置
5 加工側電極
51 第1電極型
52 第2電極型
6 はすば歯車
60 歯車用素材
61 歯山部
611 第1成形歯面
612 第2成形歯面
θ1、θ2、α1、α2 ねじれ角
C 周方向
L 軸方向

Claims (6)

  1. はすば歯車を鍛造するために用いる鍛造用金型であって、
    該鍛造用金型は、つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有しており、
    上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせたことを特徴とする鍛造用金型。
  2. つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型を加工する方法であって、
    上記鍛造用金型にするための金型用素材を素材側電極とし、上記金型用素材に上記一方歯面を加工するための第1電極型を加工側電極として放電加工を行って、上記金型用素材に上記一方歯面を形成し、
    上記金型用素材を素材側電極とし、該金型用素材に上記他方歯面を加工するための第2電極型を加工側電極として放電加工を行って、上記金型用素材に上記他方歯面を形成することを特徴とする鍛造用金型の加工方法。
  3. 請求項2において、上記第1電極型及び上記第2電極型として、上記金型用素材に粗加工を行うための粗加工電極型と、上記粗加工を行った金型用素材に仕上げ加工を行う仕上げ加工電極型とを用い、
    上記粗加工電極型によって放電加工を行った後、上記仕上げ加工電極型によって放電加工を行うことを特徴とする鍛造用金型の加工方法。
  4. つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型と、
    該鍛造用金型の上記成形穴に上方から螺合するパンチと、
    上記鍛造用金型の上記成形穴に下方から螺合するダイスリーブとを有しており、
    上記成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表される上記ねじれ角は、上記一方歯面が上記他方歯面よりも大きくなっており、
    上記鍛造用金型は、上記複数の歯山部において、上記一方歯面が下方を向き上記他方歯面が上方を向く状態であって、上記一方歯面と上記他方歯面との間の間隔が上記成形穴の上方に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設してあることを特徴とする歯車鍛造装置。
  5. つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型と、
    該鍛造用金型の上記成形穴に上方から螺合するパンチと、
    上記鍛造用金型の上記成形穴に下方から螺合するダイスリーブとを用い、
    上記成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表される上記ねじれ角は、上記一方歯面が上記他方歯面よりも大きくなっており、上記鍛造用金型は、上記複数の歯山部において、上記一方歯面が下方を向き上記他方歯面が上方を向く状態であって、上記一方歯面と上記他方歯面との間の間隔が上記成形穴の上方に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設しておき、
    上記成形穴と上記パンチと上記ダイスリーブとによって囲まれて形成された密閉鍛造空間において、はすば歯車を成形した後、上記ダイスリーブを上昇させて、上記鍛造用金型の上記成形穴から成形後のはすば歯車を取り出すときに、該成形後のはすば歯車において上記一方歯面によって成形された第1成形歯面が、下方に位置する部分ほど上記一方歯面に長い時間押し当てられて多く塑性変形することにより、当該第1成形歯面のねじれ角を、上記他方歯面によって成形された第2成形歯面のねじれ角に近づけることを特徴とする歯車鍛造方法。
  6. つる巻き状の歯山部を複数形成した成形穴を有し、上記複数の歯山部において、当該成形穴の周方向の一方に位置する一方歯面と、当該成形穴の周方向の他方に位置する他方歯面とのねじれ角を互いに異ならせてなる鍛造用金型と、
    該鍛造用金型の上記成形穴に螺合する押出パンチとを用い、
    上記成形穴の軸方向に対する傾斜角度で表される上記ねじれ角は、上記一方歯面が上記他方歯面よりも大きくなっており、上記鍛造用金型は、上記複数の歯山部において、上記一方歯面と上記他方歯面との間の間隔が上記押出パンチの押出方向に向かうほど狭くなる状態が形成される向きに配設しておき、
    上記押出パンチによって歯車用素材を上記成形穴内に押出成形して、はすば歯車を成形すると同時に取り出すときには、該成形後のはすば歯車において上記一方歯面によって成形された第1成形歯面が、上記押出方向とは反対方向に位置する部分ほど上記一方歯面に長い時間押し当てられて多く塑性変形することにより、当該第1成形歯面のねじれ角を、上記他方歯面によって成形された第2成形歯面のねじれ角に近づけることを特徴とする歯車鍛造方法。
JP2008019529A 2008-01-30 2008-01-30 鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法 Expired - Fee Related JP5040686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008019529A JP5040686B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008019529A JP5040686B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009178739A true JP2009178739A (ja) 2009-08-13
JP5040686B2 JP5040686B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=41033117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008019529A Expired - Fee Related JP5040686B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5040686B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107322115A (zh) * 2017-08-30 2017-11-07 佛山科学技术学院 一种逐齿变螺旋角齿轮加工装置
CN113169642A (zh) * 2018-09-19 2021-07-23 弗劳恩霍夫应用研究促进协会 螺旋件的生产、用于螺旋件的永久模、以及螺旋件

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11300446A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Ooka Giken Kk ヘリカルギヤの製造方法
JP2000024838A (ja) * 1998-07-09 2000-01-25 Honda Motor Co Ltd 歯車用鍛造型の製造方法
JP2000329216A (ja) * 1997-12-26 2000-11-30 Metalart Corp 変速用歯車及びその製造装置
JP2002282992A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Aisin Seiki Co Ltd 歯車鍛造装置
JP2003220442A (ja) * 2002-01-28 2003-08-05 Aisin Seiki Co Ltd クラウニング付歯形の鍛造成形方法及び鍛造成形装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000329216A (ja) * 1997-12-26 2000-11-30 Metalart Corp 変速用歯車及びその製造装置
JPH11300446A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Ooka Giken Kk ヘリカルギヤの製造方法
JP2000024838A (ja) * 1998-07-09 2000-01-25 Honda Motor Co Ltd 歯車用鍛造型の製造方法
JP2002282992A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Aisin Seiki Co Ltd 歯車鍛造装置
JP2003220442A (ja) * 2002-01-28 2003-08-05 Aisin Seiki Co Ltd クラウニング付歯形の鍛造成形方法及び鍛造成形装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107322115A (zh) * 2017-08-30 2017-11-07 佛山科学技术学院 一种逐齿变螺旋角齿轮加工装置
CN113169642A (zh) * 2018-09-19 2021-07-23 弗劳恩霍夫应用研究促进协会 螺旋件的生产、用于螺旋件的永久模、以及螺旋件
CN113169642B (zh) * 2018-09-19 2024-06-07 弗劳恩霍夫应用研究促进协会 螺旋件的生产、用于螺旋件的永久模、以及螺旋件

Also Published As

Publication number Publication date
JP5040686B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353941B2 (ja) 歯車
JP2005254307A (ja) 歯車、歯車の製造方法および装置
JP5040686B2 (ja) 鍛造用金型及びその加工方法、並びに歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法
JP2009236151A (ja) ウォームギヤ
JP2007155120A (ja) 潤滑機械要素の油溜り形成方法、潤滑機械要素、ピニオン、歯車、ラック、ねじ軸、スプライン軸およびステアリング装置
WO2006040840A1 (ja) 歯形部品の製造方法
JP5246588B2 (ja) 歯車の製造装置及び製造方法
JP5742527B2 (ja) 内歯ヘリカルギア製造用マンドレル、内歯ヘリカルギア製造装置、及び、内歯ヘリカルギアの製造方法
JP3552513B2 (ja) ヘリカルギヤ用金型の製造方法
JP4300693B2 (ja) ヘリカルギア及びその製造方法
JP4900713B2 (ja) 冷間鍛造による平歯車の製造方法
JP2016131999A (ja) ヘリカルギヤの成形方法
JP3906998B2 (ja) 歯形部品の製造方法
JP4229427B2 (ja) ヘリカルギア
JP4383151B2 (ja) ヘリカル歯車の製造方法
JPH1110274A (ja) ヘリカルギヤおよびその製造方法ならびに製造装置
JP4840238B2 (ja) フランジ付き部材の製造方法およびこれに用いられるワーク部材
JP2007307567A (ja) 転造工具及び転造方法
JP6641694B2 (ja) 内歯ヘリカルギア製造用金型、内歯ヘリカルギアの製造方法、及び、内歯ヘリカルギア製造用ギアブランク
JP2016097430A (ja) ヘリカルギヤ及びその製造方法
JP5034276B2 (ja) 歯車の製造方法
JP5966655B2 (ja) 押出成形金型、スプライン部材の製造方法およびスプライン部材
JPH07308729A (ja) ステアリング用ヘリカルピニオンギアとその製造方法および製造装置
CN114227183B (zh) 斜齿圆柱齿轮成型模具的制备方法
JP2002178091A (ja) ヘリカルギヤとデファレンシャル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5040686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees