JP4229427B2 - ヘリカルギア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸部をギヤ部に一体化した所謂軸付ヘリカルギア(はすば歯車)に関する。
【0002】
【従来の技術】
リカルギアは、自動車、産業用機器一般に広く使用されている。特に今回対象となるヘリカルギアの一つは、自動車のステアリング(ラック・ピニオン機構)の部品として使用されるピニオンである。当該ヘリカルギアは全体として、円筒状を成すと共に外周面に対しつる巻形又は螺旋を描くように傾斜した歯、即ち、外周面の周りにつる巻状に湾曲して形成された歯(以下に「ヘリカル歯」と記す。)を備え、そのヘリカル歯の一端側にテーパ面を介して円筒状の軸部が形成された構造である。
【0003】
この種のヘリカルギアは、従来、切削加工によって製造されていたが、コスト低減の目的で、現在、その一部が冷間鍛造によって製造されている。その事例として、円筒状のダイスに素材を軸線方向に圧入することにより、ヘリカルギアを冷間鍛造することが周知である。
【0004】
このようにヘリカルギア110の押出し又は鍛造を行う場合、それによって象られるヘリカル歯100は軸線Cに対してつる巻状にねじれているため、図6に示すように、ヘリカル歯100の端面101と、ヘリカル歯100の両側の歯面102a,102bとのなす角度が、各ヘリカル歯100の一方の歯面102aと他方の歯面102bでは相違している。そのために、ヘリカルギア110の材料である金属素材の流動、即ち、押出又は鍛造に伴って塑性変形が次第に起こる際の金属の状態がヘリカル歯100の両側近傍で相違する。これが原因となってヘリカル歯100の両側の歯面102a,102bの形状が微妙に違えることになる。つまり、歯形の精度が悪くなるという問題が生じる。
【0005】
そこで、同図に示すように、ヘリカル歯100の端面101を扇形(三角形)に広げることが試みられている。詳しくは、端面101を、押出し成形時の金属素材がダイスに圧入される方向を向く傾斜面とした上で、この部分が扇形になるように肉盛りしている。或いは、図7に示すように、ヘリカル歯100が傾斜する方向と同じ方向に向かって広がる扇形の膨出部103を形成することが試みられている。
【0006】
このような形状のヘリカル歯100を象るためのダイス又は金型等は、金属素材に上記のような扇形の形状を転写できるように、ヘリカル歯100の端面101付近に対応する部分を扇形に彫り込んだ形状となっている。このため、金属素材を図中の上方から当該ダイス又は金型等へ圧入させる際に、金属素材は扇形の形状に沿って漸次絞られつつ、両側の歯面102a,102bの近傍において均一に塑性変形することになる。これは、歯面102a,102bの近傍における塑性変形の状態を均一にすることで、ヘリカル歯100の歯形の精度の向上を図る技術である。
【0007】
また、図7に示したヘリカルギア111は、金属素材を図中の上方から当該ヘリカルギア111を象るダイス又は金型等へ圧入させる際に、金属素材の一部が膨出部103に沿って円滑に流入する作用を奏するので、これによって金属素材の流動するような塑性変形が促進される。また同様に、金属素材に対する急激な捩りが加わることが抑制される。これは、製造後の残留応力による歯形誤差の生じ難いヘリカルギアを製造する技術である(下記文献を参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平7−308729号公報
【特許文献2】
特開平11−10274号公報
【特許文献3】
特開2000−39056号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ヘリカル歯100の端面101での金属素材の流動するような塑性変形の方向は、ヘリカル歯100のねじれた方向に沿って促進されるので、この反力は金属素材をその周方向へ回転させる力となる。このため、金属素材を回転しないように拘束しつつ、金属素材を上記のダイス又は金型等へに圧入する必要がある。
【0010】
以上に説明した従来技術では、ヘリカル歯100の端面101の近傍における金属素材の塑性変形が促進される一方で、金属素材を回転させようとする反力に起因する残留応力が蓄積されるために、製造後のヘリカルギア110に捩り変形が生じる。このような捩り変形は、ヘリカルギア110の全体で均一に生じるわけではなく、そのためヘリカル歯100の歯形に狂いが生じ、結局、製品としてのヘリカルギア110の精度が低いものとなる。
【0011】
また、ヘリカルギア110,111を製造するに際して、ヘリカル歯100を象るダイスの形状を金属素材に完全に転写させるのは技術的に難しい。即ち、ダイスにおけるヘリカル歯100の歯元に対応する部分は、比較的広い空間であるため、金属素材が塑性変形しつつ容易に入り込める。しかし、ダイスにおけるヘリカル歯100の歯先に対応する部分は、比較的細い空間であるため金属素材が塑性変形しつつ容易に入り込めないので、ヘリカル歯100の歯先部は欠肉気味になり易い。
【0012】
これは、金属素材がヘリカル歯100の歯先の狭い空間へ向かって流動するように塑性変形するよりも、軸線C方向に沿って(図中の下方へ向かって)塑性変形する方がエネルギーが少なくて済むからである。その結果、ヘリカル歯100の歯形の精度の向上を図ることが妨げられる。
【0013】
このような金属加工の特性に鑑みて、上記のダイス又は金型等に金属素材を圧入させる圧力を増大させるべく加工の諸条件を設定すると、上記のダイス又は金型等に大きな負担を与えることになる。更に、既述の通り、ダイス又は金型等におけるヘリカル歯100の端面101付近に対応する部分は、扇形に彫り込んだ幅広の形状であるため、隣り合うヘリカル歯100同士の間に対応する部分のダイス又は金型等の肉厚が薄く(エッジ状に)なることは避けられない。このために、上記のダイス又は金型等の機械的強度が低下する。以上の理由により、上記のダイス又は金型等の寿命が短くなる恐れがある。
【0014】
そこで、本発明は上記問題点を解決し、ダイス又は金型等の寿命を縮めることなく量産することができ、しかも、ヘリカル歯の歯形精度の高いヘリカルギアを提供することを目的とする
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、請求項1に記載のヘリカルギアは、円柱状の軸部と、該軸部の外径を絞る方向に傾斜したテーパ面を有する絞り加工部と、該絞り加工部から前記軸部の軸方向へ延長したギヤ部と、該ギヤ部に前記テーパ面を起点として複数条形成されたヘリカル歯とを備えるヘリカルギアにおいて、前記テーパ面に対応する区間における前記ヘリカル歯の不完全部のねじれ角を、前記ギヤ部に対応する区間における歯形部のねじれ角より小さく設定したことを特徴とするものである。
【0016】
また、請求項2に記載のヘリカルギアは、更に高精度化を目的に、前記ヘリカル歯の不完全部の歯先円の直径を、前記歯形部の歯先円の直径より大きく設定したものである。
【0017】
更に、前記ヘリカル歯の不完全部の歯先円の直径が、前記歯形部へ向かって漸次縮小するようにしても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の形態を以下に説明する。先ず、図1は本発明に係る軸付ヘリカルギアを側面視した一例である。当該ヘリカルギア1は、円柱状の軸部2と、軸部2の外径を絞る方向に傾斜したテーパ面3を有する絞り加工部4と、絞り加工部4から軸部2の軸方向へ延長したギヤ部5と、ギヤ部5にテーパ面3を起点aとして複数条形成されたヘリカル歯6とを備える。
【0019】
ヘリカルギア1は、図2に示すように、略円柱状の金属素材7を製造装置8を用いて押出成形して得られる一体物である。ヘリカルギア1の全体形状は、概ね円筒状の軸部2に続いてテーパ部3があり、そのテーパ部3の途中から複数条のヘリカル歯6が形成されたものである。
【0020】
複数条のヘリカル歯6は、それぞれの歯すじが軸方向に対し、図1の右上から左下へ向けて傾いており、互いに等間隔で形成されている。個々のヘリカル歯6の歯厚は、通常のギアと同様に、歯すじの全長のわたって同一である。製造装置8については後述する。
【0021】
図3にヘリカルギア1の要部を詳しく表している。同図(a)はヘリカルギア1を断面視した概略図であり、同図(b)はヘリカルギア1を側面視したヘリカル歯6の展開図である。ヘリカル歯6の特徴とするところは、テーパ面3に対応する区間におけるヘリカル歯6の不完全部6aのねじれ角を、ギヤ部5に対応する区間における歯形部6bのねじれ角より小さく設定したことにある。
【0022】
上記のテーパ面3に対応する区間とは、テーパ面3とヘリカル歯6の歯先部が交わる部分である起点aから、テーパ面3とギア部5との境界bまでの範囲である。この範囲におけるヘリカル歯6の歯丈は、ヘリカル歯6の歯先部からテーパ面3までの寸法によって限られるので、ヘリカル歯6の形状は、歯車としての用をなさない不完全なものである。これがヘリカル歯6の不完全部6aである。
【0023】
上記のギヤ部5に対応する区間とは、テーパ面3とギア部5との境界bからギア部5の先端5aまでの範囲である。この範囲におけるヘリカル歯6が、歯形部6bであり、ヘリカルギア1が歯車としての役割を有効に果たす部分である。
【0024】
ねじれ角とは、図3に示すように、ヘリカル歯6の中心線であるつる巻線cとヘリカルギア1の軸線c0(図中で鉛直線)との交差する角度である。一般式として、つる巻線cのリードをL、つる巻線cの旋回する半径をrとしたとき、ねじれ角γは、tanγ=L/2πrとなる。つまり、ねじれ角を小さく設定することは、不完全部6aにおけるつる巻線cと軸線c0との交差する角度を小さく(より鋭角に)することである。
【0025】
これは、同図において明らかなように、不完全部6aのつる巻線cは、歯形部6bのつる巻線cと比較して、鉛直に近い方向又は鉛直方向へ向かって立ち上がっている。具体的に、不完全部6aのねじれ角は歯形部6bのねじれ角よりも20゜以下の範囲で小さく、より好ましくは、10゜以下の範囲で小さく設定されている。
【0026】
このように、ねじれ角を小さく設定する範囲は、図4(a)に示すように、起点aから境界bまでの全域としても良いが、同図(b)に示すように、起点aから境界bまでの途中の任意の箇所a1までの範囲のみで、ねじれ角を小さく設定しても良い。或いは、境界bからa1までの範囲に加え、a1から境界bまでの更に途中の任意の箇所a2までの範囲で、それぞれ異なるねじれ角を設定しても良い。
【0027】
以上に述べたねじれ角の設定に加えて、図5に示すように、ヘリカル歯6の不完全部6aの歯先円の直径D1を、歯形部6bの歯先円d1の直径より大きく設定しても良い。図5(a)はヘリカルギア1の要部を側面視した概略図であり、このA−A断面及びB−B断面を、同図(b)及び(c)にそれぞれ表している。具体的に、D1/d1=1.0〜1.1の比率となる範囲で設定し、より好ましくは、1.05〜1.1の範囲で設定する。
【0028】
この場合、ヘリカル歯6の不完全部6aの歯先円の直径D1は、歯形部6bへ向かって漸次縮小することが好ましい。これは、同図(a)において明らかなように、テーパ面3に対応する区間において、不完全部6aの歯先の輪郭がテーパ状に傾斜することが好ましい。この傾斜角度は、ヘリカルギア1の軸線c0に対して30゜以下の範囲に設定することが好ましい。
【0029】
次に、上記の製造装置8について図2に基づき説明する。当該製造装置8は、ダイス9の内周面に、金属素材7の外径を絞る方向に傾斜したテーパ面30と、テーパ面30からこの途中の起点a0として矢印yで指した方向(金属素材7をダイス9に圧入する方向)へ延びる複数条のヘリカル歯型60とを形成したものである。
【0030】
同図において、ヘリカル歯型60の不完全部60a及び歯形部60bの詳細な形状は省略している。これらは、図1に例示のヘリカルギア1の輪郭を象る型である。またダイス9のテーパ面30は図1に例示のテーパ面3を象る部分である。つまり、ヘリカル歯型60は、テーパ面30に対応する区間におけるヘリカル歯型60の不完全部60aのねじれ角を、図1に例示のギヤ部5に対応する区間における歯形部60bのねじれ角より小さく設定している。この点が、製造装置8の特徴であり、ダイス9の内周面の形状は、ヘリカルギア1に対して凹凸を反転した形状に他ならない。
【0031】
ダイス9は、コンテナ10の一端(図中の下端)に取り付けられている。コンテナ10の内部に挿入された金属素材7が、ラム11により矢印yで指したようにダイス9に向けて押圧されると、金属素材7は、ダイス9の内面形状に従って塑性変形し、その外径がテーパ面30によって絞られる。これと同時に、ヘリカル歯型60によってヘリカル歯6が転写される。詳しくは、金属素材7のテーパ面30に対応する部分に、図3に例示の不完全部6aの形状が転写されると共に、金属素材7のギヤ部5に対応する部分に、図3に例示の歯形部6bの形状が転写される。
【0032】
更に、既述のように、図5に例示の不完全部6aの歯先円の直径D1を歯形部6bの歯先円d1の直径より大きく設定する場合には、ダイス9に係る直接の図示は上記同様に省略するが、ヘリカル歯型60の不完全部60aの歯先円の直径を、歯形部60bの歯先円の直径より大きく設定する。この場合、ヘリカル歯型60の不完全部60aの歯先円の直径が、歯形部60bへ向かって漸次縮小するような型形状を適用することが好ましい。
【0033】
以上に述べた製造装置8によれば、ダイス9に、ラム11によって金属素材7を徐々に圧入すると、この過程で、不完全部60aのねじれ角を歯形部60bのねじれ角より小さく設定しているので、不完全部60aに塑性変形して入り込む金属素材7の流動するような塑性変形の方向は、歯形部60bに塑性変形して入り込む過程に比較して、ヘリカルギア1の軸線c0に沿った方向又はその向きに近づくことになる。
【0034】
従って、従来の技術では金属素材7をその周方向へ回転させる力となっていた塑性変形の反力は、ねじれ角を小さく設定した分、軸線c0に沿った方向の反力として置き換えられる。このため、ヘリカルギア1を製造するに際して金属素材7を回転しないように拘束する力を大幅に低減できるので、金属素材7を回転させようとする反力に起因する残留応力がヘリカルギア1に蓄積されることが殆どなく、製造後のヘリカルギア1に捩り変形が生じることもない。
【0035】
また、従来の技術では、ヘリカル歯6の形状を金属素材7に転写させる過程で、ダイス9におけるヘリカル歯6の歯先に対応する部分(ヘリカル歯型60の歯先の部分)は、その歯元に比べると細い空間であるために金属素材7が塑性変形しつつ入り込むことが困難であるとされていた。このような問題は、上記のようなヘリカル歯型6を適用する事により解消される。
【0036】
即ち、金属素材7をその周方向へ回転させる力を軽減すれば、金属素材7の不完全部60aの近傍での塑性変形が軸線c0に沿った円滑なものとなるので、ラム11によって金属素材7に過大な圧力を加えなくても、ダイス9におけるヘリカル歯6の歯先に対応する部分に、金属素材7を隙間無く確実に充填できる。従って、ヘリカル歯6の歯先部は欠肉気味になる事が無く、高精度なヘリカル歯6を形成することができる。
【0037】
また、不完全部60aの歯先円の直径を、歯形部60bの歯先円の直径より大きく設定すれば、ヘリカル歯型60の幅寸法(ヘリカル歯6の歯厚に相当)を広げることなく、不完全部60aの断面積を増大できる。
【0038】
従って、不完全部60aの断面積を増大することで、上記のような金属素材7の軸線c0に沿った円滑な塑性変形を促しつつも、隣り合うヘリカル歯型60同士の間を狭めなくて済む。このため、隣り合うヘリカル歯6同士の間に対応する部分のダイス9の肉厚を薄くする必要がないので、ダイス9の機械的強度を十分に確保し、ダイス9の寿命を長く保つことができる。
【0039】
更に、ヘリカル歯型60の不完全部60aの歯先円の直径が、歯形部60bへ向かって漸次縮小するような型形状を適用すれば、金属素材7の軸線c0に沿った円滑な塑性変形を促すという効果は一層に顕著になる。
【0040】
尚、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良,修正,変形を加えた態様で実施できるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るヘリカルギアによれば、これを押出し成形(製造)する場合に、成形型であるダイスの寿命を損なうことなく、高精度のヘリカルギアを成形することができる。即ち、金属素材の円滑な塑性変形を促す事により整形後の残留応力を軽減すると共に、このような製造に使用するダイスの機械的強度を確保し、当該ダイスに設けたヘリカル歯型の破損を防止できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るヘリカルギアの側面図。
【図2】 本発明の実施の形態に係るヘリカルギアの製造装置の断面図。
【図3】 本発明の実施の形態に係るヘリカルギアの要部を側面視した概略図及びその展開図。
【図4】 本発明の実施の形態に係るヘリカルギアの要部の変形例の展開図。
【図5】 本発明の実施の形態に係るヘリカルギアの変形例の要部を側面視した概略図及びその断面図。
【図6】 従来例の一のヘリカルギアの側面図。
【図7】 従来例の他のヘリカルギアの側面図。
【符号の説明】
1:ヘリカルギア
2:軸部
3:テーパ面
4:絞り加工部
5:ギヤ部
6:ヘリカル歯
6a:不完全部
6b:歯形部
7:金属素

Claims (3)

  1. 円柱状の軸部と、該軸部の外径を絞る方向に傾斜したテーパ面を有する絞り加工部と、該絞り加工部から前記軸部の軸方向へ延長したギヤ部と、該ギヤ部に前記テーパ面を起点として複数条形成されたヘリカル歯とを備えるヘリカルギアにおいて、
    前記テーパ面に対応する区間における前記ヘリカル歯の不完全部のねじれ角を、前記ギヤ部に対応する区間における歯形部のねじれ角より小さく設定したことを特徴とするヘリカルギア。
  2. 前記ヘリカル歯の不完全部の歯先円の直径を、前記歯形部の歯先円の直径より大きく設定した請求項1に記載のヘリカルギア。
  3. 前記ヘリカル歯の不完全部の歯先円の直径が、前記歯形部へ向かって漸次縮小する請求項1又は2に記載のヘリカルギア。
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