JP2009177797A - 固体撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】列AD変換部を内蔵する固体撮像装置であって、RTSノイズを抑制し、かつ、小さな信号であっても列AD変換部でS/Nを劣化させてしまうことを回避できる固体撮像装置を提供する。
【解決手段】2次元状に配置された画素からなる撮像部10と、撮像部10から出力される基準成分と信号成分を示す列信号をデジタル変換することで両成分の差分に相当するデジタル値を出力する複数の列AD変換部31とを備える固体撮像装置1であって、さらに、撮像部10の列ごとに設けられ、列信号を可変ゲインで増幅する複数の列増幅部34と、増幅された列信号をサンプルホールドする複数の列サンプルホールド部35とを備え、複数の列AD変換部31のそれぞれは、対応する列サンプルホールド部35から出力された列信号をデジタル変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受光量に応じた信号を出力する固体撮像装置及びその駆動方法に関し、特に、列AD変換部を内蔵する固体撮像装置に関する。
従来、デジタルCDS(相関2重サンプリング)方式による列AD変換部を内蔵するMOS型の固体撮像装置(イメージセンサ)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、従来の固体撮像装置の構成を示す回路ブロック図である。この固体撮像装置9は、撮像部10及び列処理部90を備える。
撮像部10は、2次元状に配置された画素11からなり、行選択線12で選択された行に配置された画素11からの信号を各列信号線13に出力することで、行ごとに、画素11での受光量に対応する信号を出力する。この各列信号線13に出力される信号(以下、この列信号線ごとの信号を「列信号」又は「画素信号」という。)には、画素のリセット時におけるオフセット電圧に相当する基準成分と、その基準成分に、画素での受光により発生した電圧分が加算された後の電圧に相当する信号成分とが含まれる。
列処理部90は、いわゆるデジタルCDS方式によって各列信号をAD変換する列AD変換部31の集まりであり、各列信号に含まれる基準成分と信号成分とを示す列信号をデジタル変換することで両成分の差分(つまり、画素での受光量に対応する正味の信号)に相当するデジタル値を出力する。各列AD変換部31は、コンパレータ32及びアップダウンカウンタ33を備える。コンパレータ32は、列信号の電圧と、ランプ波として入力される参照信号Vrの電圧とを比較し、参照信号Vrの電圧が列信号の電圧と一致するタイミングを示す信号を出力する。アップダウンカウンタ33は、コンパレータ32に参照信号Vrが入力されてからその参照信号Vrが基準成分を示す列信号の電圧に達するまでの期間においてダウンカウント(あるいは、アップカウント)し、続いて、コンパレータ32に参照電圧Vrが入力されてからその参照信号Vrが信号成分を示す列信号の電圧に達するまでの期間においてアップカウント(あるいは、ダウンカウント)することで、列信号の信号成分から基準成分を差し引いた差分に相当するデジタル値を保持する。
各アップダウンカウンタ33に保持されたデジタル値は、順次、水平信号線(N本のバス)40に出力され、出力回路(出力バッファ)41を介して、外部に出力される。
このような構成を備える従来の固体撮像装置9は、デジタルCDS方式による列AD変換部を内蔵することで、画素のオフセット電圧等に起因する固定パターンノイズ等のノイズをデジタル的に除去することができる。そして、列信号の基準成分と信号成分との差分を算出するのに必要なカウンタは、撮像部の各列について1個で済むので、複数のカウンタ等を備える構成に比べ、より小さい回路規模でデジタルCDSが実現される。
特開2005−323331号公報
しかしながら、従来の固体撮像装置9では、列AD変換部における列信号のサンプリング期間が列信号の大きさに依存して変化するために、画素等で生じるRTS(Random Telegraph Signal)ノイズ発生が十分には抑圧できないという問題がある。ここで、サンプリング期間とは、列AD変換部に入力される信号のアナログ情報(一般に、電圧)を確定させるのに要する時間である。また、RTSノイズとは、MOS型の固体撮像装置で発生するノイズであり、Si界面のトラップにキャリアが出入りするために生じるとされており、MOSトランジスタのドレイン電圧のゆらぎとして観測されるノイズである。このノイズは、低照度時に、画面上、高輝度の点滅する点として現れ、著しい画質劣化を発生させる。
図10は、従来の固体撮像装置9における問題点を説明するための図である。ここでは、従来の固体撮像装置9におけるデジタルCDSの動作を示すタイミングが示されている。図中の「デジタルCDSサンプリング期間」に示されるように、従来の固体撮像装置9では、信号成分Vsigを示す列信号(図中の画素信号Vx)のサンプリング期間は、基準成分Vrefに対するAD変換が完了してから、信号成分Vsigに対するAD変換が完了するまでの期間である。この期間は、RTSノイズがサンプリング期間の長期化に対し発生確率が高まるという特性を考慮すると、極めて長い期間となる。そのために、従来の固体撮像装置9では、RTSノイズに対する除去が十分ではなく、特に、低照度時に輝度レベルが変動(明滅)するという問題がある。
さらに、従来の固体撮像装置では、列信号の信号成分Vsigが小さいときに、AD変換によって画像のS/Nが悪くなってしまうという問題がある。列AD変換部31への入力信号が小さな電圧である場合には、コンパレータ32による比較動作が不安定となって、比較精度が低下し、さらに、それに連動して動作するアップダウンカウンタ33の値が小さいからである。
この対応策として、図10に示されるように、信号成分Vsigの大きさに応じて参照信号Vrのランプ波における傾斜を変化させる(図中のランプ波形I1〜I4)方策が考えられる。たとえば、信号成分Vsigが小さいときに、参照信号Vrのランプ波における傾斜を小さくすることで、大きなデジタル値を得る。しかしながら、このようなデジタル的な増幅をしても、コンパレータ32においては、小さな電圧どうしが比較され、比較精度の低下に起因するS/Nの劣化が生じる。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、列AD変換部を内蔵する固体撮像装置であって、RTSノイズを抑制し、かつ、小さな信号であっても列AD変換部でS/Nを劣化させてしまうことを回避できる固体撮像装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、2次元状に配置された画素からなる撮像部と、前記撮像部の列ごとに設けられ、前記撮像部から出力される基準成分と信号成分を示す列信号をデジタル変換することで前記両成分の差分に相当するデジタル値を出力する複数の列AD変換部とを備える固体撮像装置であって、さらに、前記撮像部の列ごとに設けられ、前記列信号を可変ゲインで増幅する複数の列増幅部と、前記撮像部の列ごとに設けられ、前記複数の列増幅部のうちの対応する列増幅部で増幅された列信号に対して、サンプルホールドすること、および、通過させること、又は、基準信号成分をサンプルホールドすることを選択的に行う複数の列サンプルホールド部と、前記複数の列増幅部のそれぞれに対してゲインを指示するゲイン制御部とを備え、前記複数の列増幅部のそれぞれは、前記ゲイン制御部から指示されたゲインで前記列信号を増幅し、前記複数の列AD変換部のそれぞれは、前記複数の列サンプルホールド部のうちの対応する列サンプルホールド部から出力された列信号をランプ方式でデジタル変換し、前記複数の列増幅部、前記複数の列サンプルホールド部、および、前記ゲイン制御部は、同一の半導体基板上に形成されていることを特徴とする。
これにより、列AD変換部の前段に可変ゲインの列増幅部が設けられることから、列信号の電圧が小さいときに増幅しておくことができ、列AD変換部でS/Nを劣化させてしまうことが回避される。しかし、増幅後そのままAD変換したのでは上記の様に信号の大きさに依存してRTSノイズが発生してしまう。この対策として、列AD変換部の前段に列サンプルホールド部が設けられることから、列信号のサンプリング期間を従来よりも短い期間に設定することができ、RTSノイズの発生が抑制される。
ここで、前記ゲイン制御部は、前記列信号の大きさが、前記列増幅部で増幅された前記列AD変換部の入力レンジに最適化されるように、前記複数の列増幅部のそれぞれに対してゲインを指示するのが好ましい。具体的には、前記ゲイン制御部は、前記列信号が小さいほど、より大きなゲインを前記複数の列増幅部に指示することにより、前記列信号を前記列AD変換部の入力レンジに最適化させるのが好ましい。ここで、「信号を入力レンジに最適化する」とは、小さな信号を、入力レンジ(フルスケール)に近い大きさ(例えば、フルスケールの50〜100%)まで増幅することをいう。
これにより、様々な大きさの列信号に対して、適応的に列増幅部のゲインが自動調整され、列信号の大きさに依存することなく、AD変換後においても、画素信号のS/Nが高い値で維持される。
また、前記ゲイン制御部は、前記列AD変換部の出力結果に基づいて、ゲインを指示するのが好ましい。たとえば、直前の列AD変換部の出力結果に基づいて、次のAD変換のために列増幅部のゲインを最適化しておくことで、時間的に変化する列信号について、その変化に追随するようにゲインが最適化され、常に、画素信号のS/Nが良好に保たれる。
また、前記ゲイン制御部は、前記列信号が基準信号成分以外の前記信号成分を示すときに、ゲインを指示するのが好ましい。その理由は、列増幅部は、信号出力期間中では信号成分より基準成分を除いた信号成分のみを増幅して、それに基準成分を追加した信号を出力するが、それ以外の期間では列増幅部の基準成分を出力する為である。また、前記列サンプルホールド部は、前記信号成分の大きさに依存しない予め定められたサンプリング期間だけ、前記列信号をサンプリングするのが好ましい。たとえば、列信号が基準成分を示した時点、あるいは、基準成分に対するAD変換が完了した時点、あるいは、列信号が信号成分を示す時点から一定時間が経過した時点でホールドする。これにより、列信号は、列AD変換部でのAD変換が終了するまでの短いサンプリング期間においてサンプリングされるので、AD変換の期間という長い期間にわたってサンプリングされた従来技術に比べ、RTSノイズの発生が抑制される。
また、前記列サンプルホールド部は、前記列増幅部で増幅された列信号に含まれる信号成分をサンプルホールドし、前記列信号に含まれる基準成分を通過させるのが好ましい。これにより、列信号の基準成分がAD変換された後に、列信号の信号成分がAD変換され、その差分が列AD変換部から出力され、デジタルCDSが実現される。
また、前記複数の列AD変換部のそれぞれは、前記列信号とランプ波の参照信号とを比較するコンパレータと、前記参照信号が前記コンパレータに入力されてから前記コンパレータの出力が反転するまでの時間を計測するカウンタとを有し、前記カウンタは、前記基準成分を示す列信号に対しては、入力されるクロック信号をダウンカウント又はアップカウントし、前記信号成分を示す列信号に対しては、前記ダウンカウント又はアップカウント後に得られたカウント値を初期値として前記クロック信号をアップカウント又はダウンカウントする構成とするのが好ましい。これにより、撮像部の列ごとに1個のアップダウンカウンタを設けることで、列信号の信号成分と基準成分との差分が算出され、減算器やメモリ等の付加回路を必要とすることなく簡易にデジタルCDSが実現される。
なお、本発明は、上記のような固体撮像装置として実現できるだけでなく、上記のような固体撮像装置の駆動方法として、たとえば、前記列信号の大きさが、前記列増幅部で増幅された前記列AD変換部の入力レンジに最適化されるように、前記複数の列増幅部のそれぞれに対してゲインを指示するステップと、前記信号成分の大きさに依存しない予め定められたサンプリング期間だけ、前記列信号をサンプリングするように前記列サンプルホールド部を制御するステップとを含む固体撮像装置の駆動方法として、実現することもできる。
本発明に係る固体撮像装置及びその駆動方法により、画素信号に加わるRTSノイズの発生が抑制されるとともに、AD変換後のS/Nが良好に保たれるデジタルCDS方式が実現される。
よって、本発明により、固体撮像装置で発生する各種ノイズが除去され、1画面分のダイナミックレンジが拡大され、特に、低照度時においても輝度レベルが変動することなく鮮明な画像が撮像され、デジタルカメラが普及してきた今日における本発明の実用的価値は極めて高い。
以下、本発明の固体撮像装置及びその駆動方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る固体撮像装置1の構成を示す回路ブロック図である。この固体撮像装置1は、デジタルCDS方式による列AD変換部を内蔵するMOS型のイメージセンサであって、RTSノイズを抑制し、かつ、小さな信号であってもAD変換においてS/Nを劣化させてしまうことを回避する構成を備えることを特徴とし、撮像部10、行走査回路20、列処理部30、出力回路41、DA変換部50、タイミング制御回路52、画素信号検出部54、列走査回路56及びゲイン制御部58を備える。
撮像部10は、2次元状に配置された画素11からなり、行選択線12で選択された行に配置された画素11からの信号を各列信号線13に出力することで、行ごとに、画素11での受光量に対応する信号である列信号(あるいは「画素信号」)を出力する。この列信号には、画素のリセット時におけるオフセット電圧に相当する基準成分と、その基準成分に、画素での受光により発生した電圧分が加算された後の電圧に相当する信号成分とが含まれる。
行走査回路20は、撮像部10の各画素における信号を行単位で列信号線13に読み出すための行選択信号を、各行選択線12に、順次、出力するシフトレジスタ等である。
列処理部30は、いわゆるデジタルCDS方式によって各列信号をAD変換する回路であり、列信号線13ごとに設けられた列増幅部34、列サンプルホールド部35及び列AD変換部31を備える。この列処理部30は、各列AD変換部31の前段として列増幅部34及び列サンプルホールド部35を有する点で、従来の固体撮像装置9が備える列処理部90と異なる。
列増幅部34は、画素11から列信号線13に出力された列信号に対して、可変ゲイン(タイミング制御回路52からのゲイン制御信号GCで指定されるゲイン)で画素信号成分を増幅すること、列増幅部34の基準電圧を出力することを、タイミング制御回路52からのAMPクリア信号CLに依存して、選択的に行うSCF(Switched Capacitor Filter)タイプのアンプである。なお、この列増幅部34は、AMPクリア信号CLに応じて、列増幅部34の基準電圧を出力し、また、列信号が信号成分を示すときに、その列信号と基準成分との差分をゲイン制御信号GCで定まるゲインで増幅し列増幅部34の基準電圧に追加し出力する。
列サンプルホールド部35は、タイミング制御回路52からホールド信号HDに応じて、列増幅部34から出力された列信号に対して、サンプルホールドすること、および、通過させることを選択的に行う。具体的には、列サンプルホールド部35は、列増幅部34から出力されてくる基準成分を示すときに、その基準信号をそのまま通過させ、列信号が信号差分成分を示すときに、その列差分信号を一定のサンプリング期間だけサンプリングし、ホールドする。
列AD変換部31は、各列信号に含まれる基準成分と信号成分とを示す列信号をランプ方式でデジタル変換することで両成分の差分(つまり、画素での受光量に対応する正味の信号)に相当するデジタル値を出力する。列AD変換部31は、コンパレータ32及びアップダウンカウンタ33を備える。ここで、ランプ方式によるAD変換とは、ランプ波を用いたAD変換であり、アナログの入力信号が入力されると、一定の傾斜で電圧が上昇するランプ波を立ち上げ、その立ち上げ時点から、両信号(入力信号とランプ波)の電圧が一致するまでの時間を計測し、その計測時間をデジタル値で出力する方式である。コンパレータ32は、列信号の電圧と、ランプ波として入力される参照信号Vrの電圧とを比較し、参照信号Vrの電圧が列信号の電圧と一致するタイミングを示す信号を出力する。アップダウンカウンタ33は、コンパレータ32に参照信号Vrが入力されてからその参照信号Vrが基準成分を示す列信号の電圧に達するまでの期間においてダウンカウント(あるいは、アップカウント)し、続いて、コンパレータ32に参照電圧Vrが入力されてからその参照信号Vrが信号成分を示す列信号の電圧に達するまでの期間においてアップカウント(あるいは、ダウンカウント)することで、列信号の信号成分から基準成分を差し引いた差分に相当するデジタル値を最終的に保持する。
各アップダウンカウンタ33に保持されたデジタル値は、順次、水平信号線(N本のバス)40に出力され、出力回路(出力バッファ)41を介して、外部に出力される。
DA変換部50は、タイミング制御回路52から制御の下で、コンパレータ32に参照信号Vrを供給するランプ波生成回路である。
タイミング制御回路52は、各回路要素の動作タイミングを制御する回路であり、外部から供給されるマスタクロックMCKに同期して動作し、列増幅部34に対して、AMPクリア信号CLを出力することで、入出力端子を短絡/開放するタイミングを制御したり、列サンプルホールド部35に対して、ホールド信号HDを出力することで、サンプルホールドするタイミングを制御したり、DA変換部50に対してランプ波を生成させるタイミングを制御したり、画素信号検出部54に対して画素信号を検出するタイミングを制御したり、列走査回路56に対して列選択信号M1及びM2等を出力するタイミングを制御したり、ゲイン制御部58に対してゲイン制御信号GCを出力するタイミングを制御したりする。
列走査回路56は、タイミング制御回路52からの制御の下で、各アップダウンカウンタ33に対して、順番に、出力をイネーブルにする列選択信号M1、M2、・・を出力することで、全てのアップダウンカウンタ33に保持されたデジタル値を水平信号線40に順次出力させるシフトレジスタ等である。
画素信号検出部54及びゲイン制御部58は、列増幅部34で増幅された列差分信号の大きさが列AD変換部31の入力レンジに最適化されるように、列増幅部34のゲインを決定するための制御回路である。本実施の形態では、列増幅部34のゲインの決定手法として、直前の1フレーム分の画素信号の平均値を算出し、その平均値が列AD変換部31のフルスケールの50〜100%に収まるように、次のフレームの撮像における列増幅部34のゲインを決定するというアルゴリズムを採用している。
そのために、画素信号検出部54は、水平信号線40に出力された1フレーム分の画素信号(アップダウンカウンタ33から出力されるデジタル値)を監視することで、そのフレームにおける画素信号の平均値を算出し、その平均値を示す平均画素信号Saをゲイン制御部58に出力する。ここで、平均値を算出する対象となるフレームは、新たなゲインを適用するフレームの直前のフレームであるが、静止画像を撮影する場合は、新たなゲインを適用するフレームの直前において予備的に撮像したフレームであり、一方、動画像を撮影する場合は、新たなゲインを適用するフレームの直前における連続するフレームである。なお、動画像において連続するフレームを対象として画素信号の平均値を算出する方法は、例えば、単純移動平均、加重移動平均、指数平滑移動平均等の移動平均である。
ゲイン制御部58は、画素信号検出部54から出力された平均画素信号Saに応じたゲイン制御信号GCを全ての列増幅部34に出力する。具体的には、ゲイン制御部58は、入力された平均画素信号Saが列AD変換部31のフルスケールに比べて小さいほど、列増幅部34でのゲインがより大きくなるように、ゲイン制御信号GCを列増幅部34に出力する。たとえば、列AD変換部31のフルスケールが1024である場合に、ゲイン制御部58は、現在の平均画素信号Saを512〜1024の範囲に収めるためのゲイン(例として、現在の平均画素信号Saが200であれば、現在のゲインの4倍に相当するゲイン)を指示するゲイン制御信号GCを列増幅部34に出力する。
なお、図1に示されるように、この固体撮像装置1は、列増幅部34のゲインを決定する回路(画素信号検出部54及びゲイン制御部58)を内蔵している点に特徴を有する。つまり、列増幅部34のゲインを決定する回路(画素信号検出部54及びゲイン制御部58)、列増幅部34、及び、列サンプルホールド部35は、同一の半導体基板(同一半導体チップ)上に形成され、いわゆるワンチップ化されている。
この理由は、図6の参考図に示されるように、もし列増幅部のゲインを決定する回路が固体撮像装置の外部に設けられている場合には、(i)その外部から列増幅部のゲインを指示する信号線を介して列増幅部にノイズが進入し易いこと、(ii)外部から列増幅部にデジタル信号によってゲインを制御する場合には、そのデジタル信号に起因するノイズが発生すること、及び、(iii)列増幅部のゲインを決定するための処理が外部に必要とされること等の欠点があるためである。
なお、上記図6の参考図では、固体撮像装置2は、図1に示される固体撮像装置1のうち、画素信号検出部54及びカラムゲイン制御部58が、インターフェイス60及びマイクロコンピュータ62に置き換えられたものに相当する構成を備える。インターフェイス60は、この固体撮像装置2がマイクロコンピュータ62と通信するための入出力ポートである。マイクロコンピュータ62は、固体撮像装置2の外部に設けられたプロセッサであり、固体撮像装置2を含む機器全体の制御をする。
このように、図1に示される本発明に係る固体撮像装置1は、図6の参考図に示される固体撮像装置2と異なり、列増幅部34のゲインを決定する回路(画素信号検出部54及びゲイン制御部58)が内部に設けられており、これにより、列増幅部34にゲインを指示する信号線を介してノイズが進入することが抑制され、RTSノイズと外部からのノイズの進入が高い次元で抑制される。
図2は、図1に示された画素11の詳細な構成を示す回路図である。画素11は、図1に示された撮像部10を構成する単位セルに相当し、入射した光を光電変換し電荷を発生するフォトダイオード(PD)11aと、PD11aで発生した電荷を蓄積し、蓄積した電荷を電圧信号として出力するためのコンデンサ(フローティングディフュージョン;FD)11dと、コンデンサ11dの示す電圧が初期電圧(ここでは、VDD)となるようにリセットするリセットTr(NMOSトランジスタ)11cと、PD11aで発生した電荷をコンデンサ11dに転送する転送Tr11bと、コンデンサ11dの示す電圧に追従して変化する電圧を出力する増幅Tr11eと、行選択線12から行選択信号を受けたときに増幅Tr11eの出力を列信号線13に出力する選択Tr11fとを備えている。
このような構成を備える画素11において、行選択線12を介して画素11が選択されると、まず、リセットTr11cのゲートにパルスが入力され、リセットTr11cが一定期間だけオンとなる。これによって、コンデンサ11dが初期電圧VDDに初期化され、そのときの結合点11gの電位が、「基準成分」として、増幅Tr11e及び選択Tr11fを介して列信号線13に出力される。
次に、転送Tr11bのゲートにパルスが入力され、転送Tr11bが一定期間だけオンとなる。これによって、受光によってPD11aで発生した電荷がコンデンサ11dに転送され、そのときの結合点11gの電位が、「信号成分」として、増幅Tr11e及び選択Tr11fを介して列信号線13に出力される。
このようにして、1行分の画素11の基準成分及び信号成分の列信号線13への読み出しが完了すると、次の行の画素11についても同様の読み出しが行われ、順次、行単位の読み出しが繰り返されることで、1垂直期間内に、全ての行(1フレーム分)についての読み出しが完了する。
図3は、図1に示された固体撮像装置1のうち、特徴的な構成である列増幅部34及び列サンプルホールド部35の詳細な構成を示す回路図である。
列増幅部34は、カップリングコンデンサ34a、アンプ34b、可変容量コンデンサ34c及びスイッチ素子34dからなる。カップリングコンデンサ34aは、列信号線13とアンプ34bとを容量結合するコンデンサである。アンプ34bは、電圧増幅器である。可変容量コンデンサ34cは、アンプ34bの入出力端子間に接続され、ゲイン制御部58から送られてくるゲイン制御信号GCに応じた容量に切り替わる可変容量素子である。スイッチ素子34dは、アンプ34bの入出力端子間に接続され、タイミング制御回路52から送られてくるAMPクリア信号CLに応じて、アンプ34bの入出力端子間を短絡又は開放するMOSトランジスタ等であり、このスイッチ動によって、アンプ34bにアンプの基準電圧を出力させたり、アンプ34b及び可変容量コンデンサ34cを可変ゲインアンプとして動作させたりする。
この列増幅部34において、スイッチ素子34dがオフのときには、列信号線13から入力された列信号の電圧は、カップリングコンデンサ34a、可変容量コンデンサ34c及びホールドコンデンサ35bによって容量分割され、列AD変換部31(つまり、コンパレータ32)に入力される。よって、可変容量コンデンサ34cの容量によって、容量分割比、つまり、ゲインが変化することになる。
このように構成された列増幅部34は、列信号線13から入力される列信号の基準成分に対しては、そのまま通過させ、列信号の信号成分に対しては、列AD変換部31に入力されるときの大きさがその入力レンジ(つまり、コンパレータ32の入力レンジ)に最適化されるように、適切なゲインで増幅する。これにより、撮像部10から出力される列信号が小さい電圧であっても、列増幅部34で適切に増幅された後にコンパレータ32に入力されるので、コンパレータ32では、比較的大きな電圧(例えば、入力レンジの50〜100%の電圧)の信号どうし(列信号及び参照信号Vr)が比較されることとなり、高い精度で、かつ、安定して比較が行われ、信号成分が小さいことに起因するS/Nの劣化が回避される。
列サンプルホールド部35は、スイッチ素子35a及びホールドコンデンサ35bからなる。スイッチ素子35aは、列増幅部34の出力端子と列AD変換部31の入力端子との間に接続されたMOSトランジスタ等であり、タイミング制御回路52から送られてくるホールド信号HDに応じて、オン又はオフする。ホールドコンデンサ35bは、列増幅部34から出力された列信号の信号成分をサンプルホールドするためのコンデンサである。
このように構成された列サンプルホールド部35は、列増幅部34から出力されてくる列信号が基準成分を示すときに、その列信号をそのまま通過させ、列信号が信号成分を示すときに、その信号成分が安定する早い段階(つまり、ホールド信号HDによって指示される一定期間)で、その列信号をサンプルし、ホールドする(スイッチ素子35aがオンからオフに変わる)。これにより、サンプリング期間(スイッチ素子35aがオンになっている時間)は、信号成分の大きさに依存しない一定の短い期間、つまり、コンパレータ32に入力される参照信号Vrの電圧が列信号の電圧に達するまでの期間よりも短い期間となるので、従来技術に比べ、RTSノイズの量が抑制される。
次に、以上のように構成された本実施の形態における固体撮像装置1の動作について説明する。
図4は、本実施の形態における固体撮像装置1の列増幅部34の動作を示すタイミングチャートである。ここでは、列増幅部34の出力信号、つまり、コンパレータ32への入力信号の一つである画素信号Vxと、コンパレータ32への入力信号のもう一つである参照信号Vrと、アップダウンカウンタ33に入力されるクロックCKのタイミングが示されている。
本図の信号成分VsigのレベルG1〜G4に示されるように、列増幅部34は、ゲイン制御信号GCに従って可変容量コンデンサ34cの容量を変化させることで、入力された列信号の信号成分Vsigに対しては、列AD変換部31に入力されるときの大きさがその入力レンジ(つまり、コンパレータ32の入力レンジ)に最適化されるように、適切なゲインで増幅する。
このゲインを決定するゲイン制御信号GCを出力するゲイン制御部58は、画素信号検出部54で検出された直前の1フレーム分の画素信号の平均値を示す平均画素信号Saに基づいて、列増幅部34で増幅された列信号の大きさが列AD変換部31の入力レンジに最適化されるように、列増幅部34でのゲインを決定する。たとえば、ゲイン制御部58は、1フレームにおける信号成分Vsigの平均電圧が列AD変換部31の入力レンジの50〜100%の間となるように、列増幅部34に対して、ゲインを指示するゲイン制御信号GCを出力する。これにより、撮像部10から出力される列信号が小さい電圧であっても、列増幅部34で適切に増幅された後にコンパレータ32に入力されるので、コンパレータ32では、比較的大きな電圧(例えば、入力レンジの50〜100%の電圧)の信号どうし(列信号及び参照信号Vr)が比較されることとなり、高い精度で、かつ、安定して比較が行われ、信号成分が小さいことに起因するS/Nの劣化が回避される。
図5は、本実施の形態における固体撮像装置1の列サンプルホールド部35の動作を示すタイミングチャートである。ここでは、撮像部10から列信号線13に出力される列信号、列増幅部34に入力される制御信号であるAMPクリア信号CL、列増幅部34の出力信号(「AMP出力」)、列サンプルホールド部35に入力される制御信号であるホールド信号HD、コンパレータ32に入力される列信号(「画素信号Vx」)及び参照信号Vr、及び、アップダウンカウンタ33に入力されるクロックCKのタイミングが示されている。
AMPクリア信号CLがHighになっている期間においては、列増幅部34のスイッチ素子34dがオンするので、撮像部10から列信号線13に出力された列信号の基準成分は、容量34aにサンプリングされ、その間アンプの基準電圧が出力される(「基準出力」)。この期間では、本図に示されるように、ホールド信号HDがHighになっているので、列サンプルホールド部35のスイッチ素子35aがオンになっており、その基準電圧を示す列信号は、画素信号Vxとして、コンパレータ32に入力され、参照信号Vrと比較される。そして、アップダウンカウンタ33において、基準電圧の大きさに対応するカウント値がダウンカウント(あるいは、アップカウント)され、保持される。
続いて、AMPクリア信号CLがLowになることで、列増幅部34は、ゲイン制御信号GCに応じたゲインの電圧増幅器として動作する。そして、撮像部10から列信号線13に信号成分を含む列信号が出力され、AMP出力に信号成分から基準成分を引いたものを増幅した信号にAMP基準電圧を加えた信号が出力される(図中の「CDS出力」)。
その後、一定期間だけHighになっていたホールド信号HDがLowになることで、列サンプルホールド部35のスイッチ素子35aがオフとなり、列増幅部34で増幅された差分信号成分を示す列信号がホールドコンデンサ35bにサンプルホールドされる(図中の「サンプルホールド」)。なお、ホールド信号HDがHighとなる期間は、たとえば、AMPクリア信号CLがHighとなった時点、あるいは、AMP基準出力に対するAD変換が完了した時点、あるいは、AMPクリア信号CLがLowになった時点、あるいは、列信号が差分信号成分を示す時点から、予め定められた一定時間である。
そして、コンパレータ32に入力される参照信号Vrがランプ状の昇圧を開始すると同時に、アップダウンカウンタ33は、上記ダウンカウント(あるいは、アップカウント)後に得られたカウント値を初期値として、クロックCKのアップカウント(あるいは、ダウンカウント)を開始する。
参照信号Vrがホールドコンデンサ35bにホールドされている信号成分の電圧に達すると、コンパレータ32は、そのタイミングをアップダウンカウンタ33に通知し、その通知を受けたアップダウンカウンタ33は、アップカウント(あるいは、ダウンカウント)を停止し、最終的なカウント値を保持する。保持されたデジタル値は、列走査回路56からの列選択信号M1等によって、順次、水平信号線(N本のバス)40に出力され、出力回路(出力バッファ)41を介して、外部に出力される。
このように、信号成分Vsigを示す列信号は、列サンプルホールド部35において、ホールド信号HDがHighになっている一定の期間だけ、ホールドコンデンサ35bに蓄積(つまり、サンプリング)され、ホールド信号HDがLowになったときに、ホールドコンデンサ35bの電圧がホールドされる。その後、ホールドされた電圧は、コンパレータ32で、参照信号Vrと比較される。これにより、サンプリング期間は、信号成分の大きさに依存しない一定の短い期間、つまり、コンパレータ32に入力される参照信号Vrの電圧が列信号の電圧に達するまでの期間よりも短い期間に抑えられので、その分だけ、RTSノイズの発生が抑制され、特に、低照度時に輝度レベルが変動(明滅)するという問題が回避される。
つまり、一般に、ランプ方式のAD変換では、入力信号の電圧が大きいほどAD変換の時間が大きくなり、その時間が大きいほど、RTSノイズの影響を多く受けるという課題があるが、本実施の形態における固体撮像装置によれば、列サンプルホールド部によって入力信号の電圧の大きさに依存しない一定の期間だけでサンプリングされるので、上記課題が解決される。また、列サンプルホールド部によって、列増幅部等の前段の回路と、列AD変換部等の後段の回路とがタイミング的に切り離され、前後の回路のパイプライン化が可能となり、高速化が実現される。
また、本実施の形態における固体撮像装置によれば、可変ゲインの列増幅部が設けられ、列AD変換部への入力信号の電圧が適切な値に最適化され、ランダムノイズに対するS/Nが向上される。さらに、列増幅部が列サンプルホールド部の前段に設けられているので、適切な電圧に増幅された後の信号が列サンプルホールド部に入力されることが確保され、小信号時に生じ得る列サンプルホールド部での誤差が抑制される。
以上のように、本発明に係る固体撮像装置によれば、撮像部の列ごとに設けられた可変ゲインの列増幅部と、列サンプルホールド部と、ランプ方式の列AD変換部とが有機的及び相補的に作用し合い、その結果として、RTSノイズが抑制され、かつ、小さな信号であっても列AD変換部でS/Nを劣化させてしまうことを回避される。
以上、本発明に係る固体撮像装置及びその駆動方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で、本実施の形態に対して各種変形を施して得られる形態も本発明に含まれる。
また、本実施の形態では、列増幅部34のゲインの決定手法として、直前の1フレーム分の画素信号の平均値に基づいて、次のフレームの画素信号の平均値を列AD変換部31のフルスケールの50〜100%に収めるように列増幅部34のゲインを決定するというアルゴリズムを採用したが、本発明は、このようなアルゴリズムだけに限定されない。
たとえば、直前の複数のフレームにおける画素信号の平均値の変化から次のフレームの画素信号の平均値を予測し、予測した平均値が列AD変換部31のフルスケールに対して所定の割合の値となるように、列増幅部34のゲインを決定してもよい。例として、直前の2フレームの画素信号の平均値を外挿することで、次のフレームの画素信号の平均値を予測し、予測した平均値が列AD変換部31のフルスケールの75%に相当する値となるように、列増幅部34がもっている複数のゲインの中から最適なゲインを選択する。これにより、時間的に変化する画素信号に対応させて、列増幅部34のゲインを最適化することができる。
また、列増幅部34のゲインを決定するのに用いる参照情報としては、フレームごとの画素信号の平均値に限られず、フレームを構成する全ての画素、あるいは、一部の画素における画素信号の最大値、最小値、中央値、それらの複数の値から算出される値等であってもよい。さらに、撮像部10とは異なる別のセンサ(輝度センサ等)で計測された輝度情報を用いて、列増幅部34のゲインを決定してもよい。いずれの情報であっても、列増幅部34のゲインを最適化するのに役立つからである。
また、本実施の形態では、列サンプルホールド部35におけるサンプル期間は、タイミング制御回路52から出力されるホールド信号HDがHighになっている一定の期間であったが、この期間は、様々な方法によって決定してもよい。たとえば、タイミング制御回路52は、AMPクリア信号CLをHighにして出力すると同時に、ホールド信号HDをHighにして出力し、それから一定時間後にホールド信号HDをLowにして出力してもよい。あるいは、タイミング制御回路52は、列信号の信号成分の大きさに依存して、サンプリング期間を変化させる制御をしてもよい。具体例として、タイミング制御回路52は、ゲイン制御部58からゲイン制御信号GCの通知を受け取り、そのゲイン制御信号GCが示すゲインが大きいほど(列信号の電圧が小さいほど)、短いサンプリング期間となるように、ホールド信号HDを出力してもよい。これにより、サンプリング期間が最適化され、よりRTSノイズの発生が抑えられる。
また、本発明に係る固体撮像装置が内蔵された各種電子機器も本発明に含まれるのは言うまでもない。たとえば、図7に示される機能ブロック図のように、本発明に係る固体撮像装置101(上記実施の形態における固体撮像装置1又は2に相当)が内蔵されたカメラも本発明に含まれる。このカメラは、図7に示されるように、レンズ100と、固体撮像装置101と、駆動回路102(上記実施の形態における行走査回路20及び列走査回路56、あるいは、それらの走査回路を制御する回路)と、信号処理部103と、外部インターフェイス部104とを備える。レンズ100を通過した光は、固体撮像装置101に入射する。信号処理部103は、駆動回路102を介して固体撮像装置101を駆動し、固体撮像装置101からの出力信号を取り込む。その出力信号は、信号処理部103で各種信号処理が施され、外部インターフェイス部104を介して外部に出力される。このようなカメラは、低いRTSノイズで、かつ、高いS/NでデジタルCDSを行うことができる固体撮像装置を備えるので、低照度であっても輝度レベルが変動することなく、鮮明な画像を撮影することができ、例えば、図8(a)に示されるデジタルスチルカメラや図8(b)に示されるビデオカメラとして実現される。なお、図7では固体撮像装置101、駆動回路102、信号処理部103、外部インターフェイス部104のそれぞれを、適宜組みあわせてワンチップ化することも出来る。
本発明に係る固体撮像装置は、ノイズの少ない画素信号を生成することができ、特に、低照度時であっても輝度レベルが変動することなく安定した画素信号を生成することができるイメージセンサとして、特に、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラなどの種々の撮像機器のイメージセンサとして有用である。
本発明に係る固体撮像装置の構成を示す回路ブロック図 画素の詳細な構成を示す回路図 列増幅部及び列サンプルホールド部の詳細な回路図 列増幅部の動作を示すタイミングチャート 列サンプルホールド部の動作を示すタイミングチャート 本発明に係る固体撮像装置を理解するために参考図 本発明に係る固体撮像装置が内蔵されたカメラの機能ブロック図 同カメラの例を示す外観図 従来の固体撮像装置の構成を示す回路ブロック図 従来の固体撮像装置における問題点を説明するための図
符号の説明
1 固体撮像装置
2 固体撮像装置
10 撮像部
11 画素
11a PD
11b 転送Tr
11c リセットTr
11d コンデンサ(FD)
11e 増幅Tr
11f 選択Tr
11g 結合点
12 行選択線
13 列信号線
20 行走査回路
30 列処理部
31 列AD変換部
32 コンパレータ
33 アップダウンカウンタ
34 列増幅部
34a カップリングコンデンサ
34b アンプ
34c 可変容量コンデンサ
34d スイッチ素子
35 列サンプルホールド部
35a スイッチ素子
35b ホールドコンデンサ
40 水平信号線
41 出力回路
50 DA変換部
52 タイミング制御回路
54 画素信号検出部
56 列走査回路
58 ゲイン制御部
60 インターフェイス
62 マイクロコンピュータ
100 レンズ
101 固体撮像装置
102 駆動回路
103 信号処理部
104 外部インターフェイス部

Claims (9)

  1. 2次元状に配置された画素からなる撮像部と、前記撮像部の列ごとに設けられ、前記撮像部から出力される基準成分と信号成分を示す列信号をデジタル変換することで前記両成分の差分に相当するデジタル値を出力する複数の列AD変換部とを備える固体撮像装置であって、さらに、
    前記撮像部の列ごとに設けられ、前記列信号を可変ゲインで増幅する複数の列増幅部と、
    前記撮像部の列ごとに設けられ、前記複数の列増幅部のうちの対応する列増幅部で増幅された列信号に対して、サンプルホールドすること、および、通過させること、又は、基準信号成分をサンプルホールドすることを選択的に行う複数の列サンプルホールド部と、
    前記複数の列増幅部のそれぞれに対してゲインを指示するゲイン制御部とを備え、
    前記複数の列増幅部のそれぞれは、前記ゲイン制御部から指示されたゲインで前記列信号を増幅し、
    前記複数の列AD変換部のそれぞれは、前記複数の列サンプルホールド部のうちの対応する列サンプルホールド部から出力された列信号をランプ方式でデジタル変換し、
    前記複数の列増幅部、前記複数の列サンプルホールド部、および、前記ゲイン制御部は、同一の半導体基板上に形成されている
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記ゲイン制御部は、前記列信号の大きさが、前記列増幅部で増幅された前記列AD変換部の入力レンジに最適化されるように、前記複数の列増幅部のそれぞれに対してゲインを指示する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記ゲイン制御部は、前記列信号が小さいほど、より大きなゲインを前記複数の列増幅部に指示することにより、前記列信号を前記列AD変換部の入力レンジに最適化させる
    ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記ゲイン制御部は、前記列AD変換部の出力結果に基づいて、ゲインを指示する
    ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  5. 前記ゲイン制御部は、前記列信号が基準信号成分以外の前記信号成分を示すときに、ゲインを指示する
    ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  6. 前記列サンプルホールド部は、前記信号成分の大きさに依存しない予め定められたサンプリング期間だけ、前記列信号をサンプリングする
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  7. 前記列サンプルホールド部は、前記列増幅部で増幅された列信号に含まれる信号成分をサンプルホールドし、前記列信号に含まれる基準成分を通過させるか、もしくはサンプルホールドする。
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  8. 前記複数の列AD変換部のそれぞれは、
    前記列信号とランプ波の参照信号とを比較するコンパレータと、
    前記参照信号が前記コンパレータに入力されてから前記コンパレータの出力が反転するまでの時間を計測するカウンタとを有し、
    前記カウンタは、前記基準成分を示す列信号に対しては、入力されるクロック信号をダウンカウント又はアップカウントし、前記信号成分を示す列信号に対しては、前記ダウンカウント又はアップカウント後に得られたカウント値を初期値として前記クロック信号をアップカウント又はダウンカウントする
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  9. 請求項1記載の固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記列信号の大きさが、前記列増幅部で増幅された前記列AD変換部の入力レンジに最適化されるように、前記複数の列増幅部のそれぞれに対してゲインを指示するステップと、
    前記信号成分の大きさに依存しない予め定められたサンプリング期間だけ、前記列信号をサンプリングするように前記列サンプルホールド部を制御するステップとを含む
    ことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
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