JP2009176354A - 光学素子、スライダ及び光ヘッド - Google Patents

光学素子、スライダ及び光ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】スライダと光学素子の結合力が低下することなく、スライダと光学素子の位置合わせを容易に行うことができる光学素子を提供する。
【解決手段】光導波路と、該光導波路と所定の位置関係にある第1のマークと、を備えたスライダの上面に搭載され、光源から記録媒体に向かって射出された光を前記光導波路に導く光学素子であって、前記光源からの光を前記光導波路に向けて偏向する偏向部と、前記第1のマークに対向する面であり、且つ光学素子の底面に対して略平行な面である上面部と、を備え、光を透過する材料で形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光学素子、スライダ及び光ヘッドに関する。
磁気記録方式では、記録密度が高くなると磁気ビットが外部温度等の影響を顕著に受けるようになる。このため高い保磁力を有する記録媒体が必要になるが、そのような記録媒体を使用すると記録時に必要な磁界も大きくなる。記録ヘッドによって発生する磁界は飽和磁束密度によって上限が決まるが、その値は材料限界に近づいており飛躍的な増大は望めない。そこで、記録時に局所的に加熱して磁気軟化を生じさせ、保磁力が小さくなった状態で記録し、その後に加熱を止めて自然冷却することにより、記録した磁気ビットの安定性を保証する方式が提案されている。この方式は熱アシスト磁気記録方式と呼ばれている。
熱アシスト磁気記録方式では、記録媒体の加熱を瞬間的に行うことが望ましい。また、加熱する機構と記録媒体とが接触することは許されない。このため、加熱は光の吸収を利用して行われるのが一般的であり、加熱に光を用いる方法は光アシスト式と呼ばれている。光アシスト式で超高密度記録を行う場合、必要な光スポット径は20nm程度になるが、通常の光学系では回折限界のため、光をそこまで集光することはできない。
そのため、入射光波長以下の大きさの光学的開口から発生する近接場光(近視野光とも称する。)を利用する光ヘッドが利用されている。
光ヘッドの例として、以下の近接場光ヘッドがある。近接場光ヘッドは、光ファイバを固定するV溝を有するミラー基板と、近接場光発生素子を有するスライダ基板からなる。V溝は、1側面を起点にしてミラー基板内に終端しており、その終端の面がミラーとなっている。スライダ基板の上面とミラー基板の下面が接合されており、V溝に固定された光ファイバより射出された光はミラーにより折り曲げられミラー基板に対して垂直に下面から射出する。この射出光は、スライダの上面にあるレンズを介して、その下面の近視野光発生素子に導かれている(特許文献1参照)。
特開2006−99938号公報
図8に従来の光ヘッド300を示す。図8(a)は光ヘッド300の断面図、(b)は平面図、(c)は光ヘッド300を構成する光学素子80の斜視図を示している。光ヘッド300は、光学素子80とスライダ85とを備えている。光学素子80は、特許文献1のミラー基板に該当し、1側面を起点にして光学素子80内に終端するV溝84と、その終端の先に偏向面82とを備えている。先端に集光素子20を備えた光ファイバ11がV溝84に固定され、光ファイバ11から射出する光LBは、偏向面82で偏向されて光学素子80から射出する。この射出した光は、スライダ85が備えている光導波路16の一方の端面から入射し、記録媒体であるディスク2に対向する他方の端面から射出する。尚、スライダ85には、光導波路16の他、磁気記録部及び磁気再生部を備えているが図8では省略している。
光ヘッド300の製造において、光学素子80とスライダ85とを結合する際、光学素子80の偏向面82で偏向した光LBがスライダ85の光導波路16に効率良く入射できるように光学素子80とスライダ85の位置合わせを行う必要がある。光を効率良く入射させるためには、光学素子80の偏向面82で偏向された光の射出位置をスライダ85の光導波路16の入射面の中心により近い位置にすることが望ましい。例えば、光学素子80から射出する光や光導波路16の仕様にもよるが、光学素子80の光射出位置と光導波路16の入射位置との位置合わせに必要な精度は±1μm程度が望まれている。
また、スライダ85の光導波路16の材料の屈折率は、光導波路16の周囲の材料の屈折率との差が小さく、顕微鏡等を用いた観察によって光導波路16の境界を判別し難いため、入射位置を特定することが困難である。スライダ85に光学素子80を重ねた状態で、光学素子80の上から顕微鏡等で光導波路16の入射位置を観察すると、偏向面82の斜面による光の屈折作用が加わるため、スライダ85に光学素子80を重ねた状態で光導波路16の入射位置を特定することはより一層困難である。
このため、光学素子80とスライダ85との位置合わせは以下の方法により行われることが考えられる。光導波路16を設けているスライダ85に光ファイバ11を設けた光学素子80を搭載し、光ファイバ11に実際に光を入射し、光導波路16から射出される光量を測定しながら所望の光量が得られる位置を定めて固定する方法である。しかし、光ファイバ11に光を入射して行う位置合わせは、作業が繁雑であり多くの時間を費やしてしまうという課題があった。このような光学素子80とスライダ85を結合する際の両者間の位置合わせは、特許文献1に記載されている光ヘッドにおいても必要である。すなわち、ミラー基板とスライダ基板の接合時、ミラー基板に対して垂直に射出する光の位置とスライダ基板の上面のレンズの位置を合わせる必要がある。しかし、特許文献1にはこうした位置合わせに関することは言及されていない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、スライダと光学素子との結合力が低下することなく、スライダと光学素子の位置合わせを容易に行うことができる光学素子、スライダ及びこの光学素子とスライダを備えた光ヘッドを提供することである。
上記の課題は、以下の構成により解決される。
1. 光導波路と、該光導波路と所定の位置関係にある第1のマークと、を備えたスライダの上面に搭載され、光源から記録媒体に向かって射出された光を前記光導波路に導く光学素子であって、
前記光源からの光を前記光導波路に向けて偏向する偏向部と、
前記第1のマークに対向する面であり、且つ光学素子の底面に対して略平行な面である上面部と、を備え、光を透過する材料で形成されていることを特徴とする光学素子。
2. 前記偏向部で偏向した光が前記光導波路に向けて射出される光射出位置と所定の位置関係にある第2のマークが、少なくとも2つ以上前記上面部に設けられていることを特徴とする1に記載の光学素子。
3. 前記偏向部で偏向した光が前記光導波路に向けて射出される光射出位置と所定の位置関係にある第2のマークが、少なくとも2つ以上前記上面部に対向する前記底面の位置に設けられていることを特徴とする1に記載の光学素子。
4. 前記上面部は、前記偏向部を挟む両側にあることを特徴とする1乃至3の何れか一項に記載の光学素子。
5. 前記偏向部を挟む両側にある前記上面部のそれぞれに、前記第2のマークが少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする4の光学素子。
6. 前記偏向部を挟む両側にある前記上面部それぞれに対向する前記底面の位置に、前記第2のマークが少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする4の光学素子。
7. 光源からの光を導光する光学素子を搭載し、
前記光学素子が射出する光を導波して記録媒体に向かって射出する光導波路を備えたスライダであって、
前記光導波路と所定の位置関係にある第1のマークが、少なくとも2つ以上前記光学素子を搭載する面に設けられていることを特徴とするスライダ。
8. 前記第1のマークの少なくとも2つ以上と前記光導波路とは、一直線上に配置され、
前記一直線上に前記第1のマークと前記光導波路が配置されている方向は、前記記録媒体が回転することによって該記録媒体と相対移動する方向に対して垂直であることを特徴とする7に記載のスライダ。
9. 前記第1のマークは、前記光導波路を挟む両側それぞれに少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする7又は8に記載のスライダ。
10. 前記第1のマークの材料の屈折率は、該第1のマークの周囲の材料の屈折率と異なることを特徴とする7乃至9の何れか一項に記載のスライダ。
11. 1乃至6の何れか一項に記載の光学素子と、
7乃至10の何れか一項に記載のスライダと、を備えたことを特徴とする光ヘッド。
本発明に係わる光学素子、スライダ及び光学ヘッドによれば、スライダと光学素子との結合力が低下することなく、スライダと光学素子の位置合わせを容易に行うことができる。
以下、本発明を図示の実施形態である光ヘッドに磁気記録素子を有する光アシスト式磁気記録ヘッドとそれを備えた光記録装置に基づいて説明するが、本発明は該実施形態に限られない。尚、各実施形態の相互で同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して重複の説明を適宜省略する。
図1に光アシスト式磁気記録ヘッドを搭載した光記録装置(例えばハードディスク装置)の概略構成例を示す。この光記録装置100は、以下(1)〜(6)を筐体1の中に備えている。
(1)記録用のディスク(記録媒体)2
(2)支軸5を支点として矢印Aの方向(トラッキング方向)に回転可能に設けられたサスペンション4
(3)サスペンション4に取り付けられたトラッキング用アクチュエータ6
(4)サスペンション4の先端に取り付けられた光アシスト式磁気記録ヘッド3(以下、光ヘッド3と称する。)
(5)ディスク2を矢印Bの方向に回転させるモータ(図示しない)
(6)トラッキング用アクチュエータ6、モータ及び記録等の制御を行う制御部7
こうした光記録装置100は、光ヘッド3がディスク2の上で浮上しながら相対的に移動しうるように構成されている。
図2は、光ヘッド3の一例を断面図で示している。光ヘッド3は、ディスク2に対する情報記録に光を利用する光ヘッドであって、光学素子14とスライダ15を備え、光学素子14はスライダ15に搭載されている。
光学素子14は、光ファイバ11の先端の集光素子20を固定する固定部である1側面が開放して断面形状がV字形状のV溝24、集光素子20から射出する光を偏向する偏向部21を有している。偏向部21には光が入射する入射面23と入射した光を略直角に偏向する偏向面22がある。V溝24には、光源(図示しない)から光を導光する線状導光体である先端に集光素子20を備えた光ファイバ11が固定されている。光源は、例えば半導体レーザーがある。
集光素子20は屈折率分布型レンズ12、13(GRINレンズとも称される。)から構成され、光源から光ファイバ11により導かれ集光素子20から射出する光は、光アシスト部である光導波路16の上端面に光スポットを形成する。集光素子20と光導波路16との間には、偏向部21があり、集光素子20から射出した光LBは、偏向部21に入射面23から入射し、偏向面22で略90度偏向され、スライダ15が備えている光導波路16へ向かって射出する。偏向面22は、偏向部21を形成している光を透過する材料、すなわち図2が示す光学素子14を形成している材料と空気との屈折率差による全反射を利用した内面反射面としている。
スライダ15は、上端面に形成された光スポットをディスク2に向けて下端面より射出する光導波路16、ディスク2の被記録部分に対して磁気情報の書き込みを行う磁気記録部17、ディスク2に記録されている磁気情報の読み取りを行う磁気再生部18を備えている。なお、図2ではディスク2の記録領域の進入側から退出側(図の→方向)にかけて、磁気再生部18、光導波路16、磁気記録部17の順に配置されているが、配置順はこれに限らない。光導波路16の退出側直後に磁気記録部17が位置すればよいので、例えば、光導波路16、磁気記録部17、磁気再生部18の順に配置してもよい。
スライダ15は浮上しながら磁気記録媒体であるディスク2に対して相対的に移動するが、媒体に付着したごみや、媒体に欠陥がある場合には接触する可能性がある。その場合に発生する摩耗を低減するため、スライダ15の材質には耐摩耗性の高い硬質の材料を用いることが望ましい。例えば、Al23を含むセラミック材料、例えばAlTiCやジルコニア、TiNなどを用いれば良い。また、摩耗防止処理として、スライダ15のディスク2側の面に耐摩耗性を増すために表面処理を行っても良い。例えば、DLC(Diamond Like Carbon)被膜を用いると、光の透過率も高く、ダイヤモンドに次ぐHv=3000以上の硬度が得られる。
また、スライダ15のディスク2と対向する面には、浮上特性向上のための空気ベアリング面(ABS(Air Bearing Surface)面とも称する。)を有している。スライダ15の浮上はディスク2に近接した状態で安定させる必要があり、スライダ15に浮上力を抑える圧力を適宜加える必要がある。このため、光学素子14の上に固定されるサスペンション4は、光ヘッド3のトラッキングを行う機能の他、スライダ15の浮上力を抑える圧力を適宜加える機能を有している。
光ヘッド3から射出したレーザー光が微小なスポットとしてディスク2に照射されると、ディスク2の照射された部分の温度が一時的に上昇してディスク2の保磁力が低下する。その光が照射されて保磁力の低下した部分に対して、磁気記録部17により磁気情報が書き込まれる。
図3(a)は光ヘッド3の光学素子14とスライダ15とを分離した状態を示す分解図、(b)は、スライダ15に光学素子14を重ねて位置合わせをする途中の光ヘッド3の状態を示す平面図である。図3においては、説明の便宜上、光学素子14の集光素子20、スライダ15の磁気記録部17及び磁気再生部18を省略している。
ここで、スライダ15にある光導波路16の構造の一例を図4を用いて説明する。図4はスライダ15の光導波路16の周辺を拡大して示している。図4の手前側が、光学素子14を搭載する上面側で、奥側がディスク2と対向する下面側である。光導波路16は、コア31a、サブコア33a及びサブコア33aを包むクラッド34aで構成されている。この構成は、上面側から入射する光スポット径を下面からの射出時に小さくする光スポット径変換機能を備えている。
光導波路16を構成する材料は、例えば、コア31aはSi(屈折率3.5)、サブコア33aはSiON(屈折率1.5)、クラッド34a(屈折率1.47)はSiO2が挙げられる。このような光導波路16を上面側(図4手前側)から見たとき、サブコア33aとクラッド34aとの屈折率差がほとんどないため、その境界は容易に判別することが難しい。このため、顕微鏡等を用いて観察しても光導波路16の光入射位置を特定することは容易でない。一方、後述する光導波路16の製造時に同時に形成することができる、第1のマーク19A、19Bは、例えばSiを材料として構成することができ、周囲のクラッド34aの材料との屈折率差が大きくその境界は容易に判別することができる。尚、境界を判別できる屈折率差は、概ね0.1以上が好ましい。
光学素子14には、図3(a)に示すように、偏向面22の斜面の面内であって斜面傾斜方向に垂直な方向で斜面を挟む両側に位置し、スライダ15と接する底面14dと略平行な上面部25a、25bがある。この上面部25a、25bそれぞれに対向する底面14dの位置で接するスライダ15の上面には、第1のマーク19A、19Bが設けてある。第1のマークをなす材料はSiとし、その周囲をなす材料はSiONとしているため、その境界は容易に判別することができる。第1のマーク19A、19Bは、光導波路16を中点位置とする直線の両端に位置している。言い換えると、第1のマーク19A、19Bを直線で結び、その直線上で第1のマーク19A及び19Bから等距離の位置に光導波路16の中心が位置する位置関係となっている。よって、第1のマーク19A、19Bより、光導波路16の中心位置(光入射位置)を特定することができる。尚、第1のマーク19A、19Bを結ぶ直線上の中点位置が必ずしも光導波路16の中心となるようにする必要はない。例えば中点位置から上記の直線に対して垂直方向に所定の距離離れた位置としても、光導波路16の中心位置(光入射位置)を容易に特定することができる。
スライダ15に重ねた光学素子14の上面側から顕微鏡により光ヘッド3を観察すると、上記で説明した光導波路16を構成する材料とその周囲の材料との屈折率差が小さいことに、偏向面22の斜面による光の屈折作用が加わることにより、直接光導波路16の位置を特定することは困難である。
一方、上面部25a、25bは、スライダ15と接する底面14dと略平行としているため、顕微鏡のフォーカス位置の変動や観察位置のずれといった屈折作用の影響を受けない。よって、光学素子14の上面部25a、25bに対向する底面14dに接するスライダ15の上面を良好に観察することができる。図3(b)に示すように、スライダ15の上面の第1のマーク19A、19Bに対向する位置に上述の光学素子14の上面部25a、25bを設けることにより、スライダ15の上面に設けてある第1のマーク19A、19Bを容易に観察することができる。そして、第1のマーク19A、19Bの位置に基づいて、偏向面22の下に位置する光導波路16の位置を容易に特定することできる。
上記より、光学素子14とスライダ15とを結合して光ヘッド3を製造する際に、まず、スライダ15の上に光学素子14を重ね合わせて両者の位置を粗調整し、上面部25a、25bを通して第1のマーク19A、19Bの位置を確認する。次に、第1のマーク19A、19Bを結ぶ一直線上の中点位置に光学素子14から光が射出する射出位置を合わせることにより、スライダ15と光学素子14との位置関係を光の伝達効率が良好な状態とすることができる。
光学素子14から射出する光は、これまで説明した通り、集光素子20より射出した光が偏向面22に入射し、略直角に偏向されて、底面14dより射出される。光学素子14の上面側から観察すると、光学素子14の光射出位置は、偏向面22に位置する。
光学素子14の光射出位置を示すマークを、偏向面22にて偏向された光に影響を及ぼさないように偏向面22に記すことは容易でない。また、光学素子14から光が射出する光射出位置は、外形を基準にして割り出すことも可能であるが、外形の精度を位置合わせ精度に見合った高精度にすることは容易でない。上記より、光学素子14に光射出位置を特定することができる第2のマークを偏向された光に影響を及ぼさない上面部25a、25bに設けておくことが好ましい。図3、図5の符号14A、14Bが第2のマークを示している。
スライダ15の第1のマークと光学素子14の第2のマークの関係を図5を例にして説明する。図5(a)は上面部25a、25bに第2のマーク14A、14Bを備えた光学素子14の平面図、図5(b)は光学素子が搭載される面に第1のマーク19A、19Bを備えたスライダ15の平面図、図5(c)はスライダ15に光学素子14を載せて、スライダ15の第1のマークと光学素子14の第2のマーク14A、14Bを重ね合わせ、両マークを一致させた状態の光ヘッド3の平面図を示している。
スライダ15の第1のマーク19A、19Bは、光導波路16を中点位置とする直線上に位置している。また、光学素子14の第2のマーク14A、14Bの位置は、光射出位置26(図中の光射出位置26を示す黒点は実際には存在しない。)を中点位置とする直線上にある位置関係としている。図5の符号L1は、光導波路16の中心から第1のマーク19A、19Bそれぞれの中心までの距離、及び、光射出位置26の中心から第2のマーク14A、14Bの中心までの距離を示している。従って、両者のマークの位置を一致させることにより、光学素子14からの光射出位置26とスライダ15の光導波路16の光入射位置とを一致させることが出来る。
上記の様に、両者のマークの位置を顕微鏡を用いて一致させるには、顕微鏡の焦点位置の差があるものの同一の光学顕微鏡を用いて、両者のマークを観察することにより容易に行うことができる。尚、第2のマーク14A、14Bは、図3、図5に示す十字に限定することはなく、例えば第1のマークを同心で囲む円形や正方形としてもよい。また、このような第2のマーク14A、14Bは、光学素子14を後述の成形法により製造する場合、金型に第2のマークの形状に対応する型を設けることにより光学素子14に精度良く容易に設けることが出来る。
スライダ15に設ける第1のマーク19A、19B、光学素子14に設ける第2のマーク14A、14Bの別の例を図6に示す。光学素子14の底面に略平行な上面部25cは、偏向面22である斜面の片側にある。(a)は上面部25cに第2のマーク14A、14Bを備えた光学素子14の平面図、(b)は光学素子が搭載される面に第1のマーク19A、19Bを備えたスライダ15の平面図、図6(c)はスライダ15に光学素子14を載せて、スライダ15の第1のマーク19A、19Bと光学素子14の第2のマーク14A、14Bを重ね合わせ、両マークを一致させた状態の光ヘッド3の平面図を示している。
光導波路16は、第1のマーク19A、19Bを結ぶ直線上に位置し、第1のマーク19Bから所定の距離離れた位置としている。また、光射出位置26は、第2のマーク14A、14Bを結ぶ直線上に位置し、第2のマーク14Bから所定の距離離れた位置としている。図6の符号L2は、第1のマーク19Bの中心から光導波路16の中心までの距離、及び、第2のマーク14Bの中心から光射出位置26の中心までの距離を示している。従って、両マークを一致させることにより、光学素子14からの光射出位置26とスライダ15の光導波路16の光入射位置とを一致させることが出来る。尚、より精度良く光学素子14の光射出位置、スライダ15の光導波路16の光入射位置を示すには、図5に示す様に第1のマーク19Aとマーク19Bとの距離、第2のマーク14Aとマーク14Bとの距離それぞれが長い方が好ましい。
これまでの説明において、第2のマーク14A、14Bは光学素子14の上面部25a、25b、25cに設けているが、これに代わり、上面部25a、25b、25cに対向する底面の位置に設けてもよい。底面に第2のマークを設けた場合、第1のマークと第2のマークが設けてあるそれぞれの面が接しているため、両マークはほぼ同一面にある状態となる。このため、光学素子14の上側から顕微鏡で第1のマークと第2のマークの両方のマークを観察する際、光学素子14の底面と上面部との平行度に依存した屈折作用による観察位置のずれが生じることがなく、またフォーカス調整が容易となる。従って、光学素子14とスライダ15の位置調整を容易に行うことができる。
光導波路16と共に第1のマーク19A、19Bを有するスライダ15の作製方法の一例を図7の工程図を用いて説明する。図7(H)、(I)は完成品であるスライダ15を表す。図7(H)は、ディスク2と対向する側から見たスライダ15の様子を示し、図7(I)は、光学素子14を搭載する側から見たスライダ15の様子を示す。また、図7(H)、(I)において、ディスク2の記録領域の進入側から退出側の方向を矢印で示す。以下の説明において、光導波路16は、図4で説明した構成と同じく、クラッド34a、サブコア33a及びコア31aで構成している。
図7(A)に示す様に、基板35(材料:AlTiC)に磁気再生部18を作製した後、平坦化する。(B)に示す様にCVD法(Chemical Vapor Deposition)を用いてSiO2層30を3μm成膜し、続いてSi層31を300nm成膜する。その上にレジストを塗布し、(C)に示すように、電子ビームリソグラフィ(或いは露光によるフォトリソグラフィ)によりコア形状をパターニングしてレジストパターン32を形成する。RIE法(Reactive Ion Etching)を用いてSi層31を加工し、(D)に示すようにコア31aを形成する。中央に位置するコア31aの両隣のコア31aは、第1のマーク19A、19Bとして機能する。
(E)に示す様にCVD法を用いてSiON層33を3μm積層する。フォトリソグラフィ工程でSiON33を3μm幅に加工し、(F)に示すようにサブコア33a形成する。(G)に示すように、CVDを用いてSiO2層34を5μm成膜した後、平坦化し、磁気記録部17を作製する。クラッド34aはSiO2層30とSiO2層34とで構成される。この後、ディスク2と対峙する面に対して、浮上特性向上のための空気ベアリング面(以下、ABSと称する)加工を行う。図7では、1個のスライダ15を示しているが、例えば上記と同じ工程でスライダを複数個並べた状態で製造し、最後に、ダイシング、ミリング等の加工方法により個々のスライダに切断して分離すると効率良くスライダを製造することができる。尚、基板35はAlTiCとしているがシリコンを用いてもよい。
上述のように、スライダ15における光導波路16は、磁気再生部18や磁気記録部17と同じく、クラッド及びコアとなる材料を積層し、電子ビームリソグラフィやフォトリソグラフィ技術を用いた一般的な半導体プロセスにより容易に形成することができる。
光導波路16を形成した同じ面内、すなわち記録媒体であるディスク2が回転することによってディスク2と相対移動する方向に対して垂直方向に、光導波路16に平行する配置で、Si層31から第1のマーク19A、19Bを形成することは、光導波路16を形成する工程を特に変える必要はなく容易である。また、製造プロセスがフォトリソグラフィ等の所謂微細加工を得意とするものであることから、形成される光導波路16と第1のマーク19A、19Bとの位置関係は、例えば1μmを下回る高い精度とすることができる。よって、例えば図5に示すように、光導波路16が第1のマーク19A、19Bを結ぶ線上の中点に高い精度で位置するように構成することは容易である。図7(I)から分かるように、光学素子14を搭載する側の光導波路16は材料がSiO2のクラッド34aと屈折率がSiO2に近いSiONを材料とするサブコア33aで構成される。このため光導波路16の視認性が悪い。一方、第1のマーク19A、19Bは、SiO2を材料とするクラッド34a部分に、SiO2との屈折率差が大きいSiを材料とするコア31aで構成されるため、第1のマーク19A、19Bは容易に周囲との境界を判別して観察することができる。
光学素子14において、スライダ15と接する底面14dと略平行な上面部25a、25bを備えないで、スライダ15の第1のマーク19A、19Bの位置に対応する部分を切り欠くことによって、光学素子14をスライダ15に搭載した状態でもスライダ15の第1のマーク19A、19Bを観察することができる。しかしながら、切り欠いた場合、光学素子14とスライダ15とを対向させて両者を接着する接着面が狭くなるため結合力が低下してしまう。
光学素子14の材料は、上記のレーザー光を透過し、上記で説明したスライダ15の第1のマーク19A、19Bを顕微鏡等で観察できる、例えば、熱可塑性樹脂を材料として射出成形法やプレス成形法により形成することが出来る。熱可塑性樹脂としては、例えば、ZEONEX(登録商標)480R(屈折率1.525、日本ゼオン(株))、PMMA(ポリメチルメタクリレート、例えば、スミペックス(登録商標)MGSS、屈折率1.49、住友化学(株))、PC(ポリカーボネート、例えば、パンライト(登録商標)AD5503、屈折率1.585、帝人化成(株))等が挙げられる。光学素子14の材料は、上記以外に、シリコンやガラス等でもよい。
これまで説明した光ヘッドは、ディスク2に対する情報記録に光を利用する光アシスト式磁気記録ヘッドであるが、記録媒体に対する情報記録に光を利用する光ヘッドであって、磁気再生部18と磁気記録部17を有しない、例えば、近接場光記録、相変化記録等の記録を行う光記録ヘッドとすることができる。また、光ヘッドは、近接場光を発生する微小な金属構造体(プラズモンプローブとも称する。)を光導波路16の光射出位置又はその近傍に設けてもよい。
光アシスト式磁気記録ヘッド(光ヘッド)を搭載した光記録装置の概略構成の例を示す図である。 光ヘッドの一例の断面を示す図である。 (a)は光ヘッドを光学素子とスライダとに分離した状態で示す図である。(b)はスライダに光学素子を重ねて位置合わせをする途中の光ヘッドの状態を示す平面図である。 光導波路の構造の一例を示す図である。 (a)は偏向部を挟む両側の上面部に第2のマークを備えた光学素子の平面図、(b)は光学素子が搭載される面に第1のマークを備えたスライダの平面図、(c)はスライダに光学素子を載せて、スライダの第1のマークと光学素子の第2のマークを重ね合わせ、両者の位置が一致した光ヘッドの平面図である。 (a)は斜面の片側の上面部に第2のマークを備えた光学素子の平面図、(b)は光学素子が搭載される面に第1のマークを備えたスライダの平面図、(c)はスライダに光学素子を載せて、スライダの第1のマークと光学素子の第2のマークを重ね合わせ、両者の位置が一致した光ヘッドの平面図である。 光導波路と第1のマークとを有するスライダの作製方法の一例の工程を示す図である。 (a)は従来の光ヘッドの一例の断面図、(b)は平面図、(c)は光ヘッドを構成する光学素子の斜視図である。
符号の説明
1 筐体
2 ディスク
3、300 光ヘッド
4 サスペンション
11 光ファイバ(線状導光体)
12、13 屈折率分布型レンズ
14、80 光学素子
14A,14B 第2のマーク
15、85 スライダ
16 光導波路
17 磁気記録部
18 磁気再生部
19A、19B 第1のマーク
20 集光素子
21 偏向部
22、82 偏向面
23 入射面
24、84 V溝
25a、25b、25c 上面部
26 光射出位置
100 光記録装置
L1、L2 距離
LB 光

Claims (11)

  1. 光導波路と、該光導波路と所定の位置関係にある第1のマークと、を備えたスライダの上面に搭載され、光源から記録媒体に向かって射出された光を前記光導波路に導く光学素子であって、
    前記光源からの光を前記光導波路に向けて偏向する偏向部と、
    前記第1のマークに対向する面であり、且つ光学素子の底面に対して略平行な面である上面部と、を備え、光を透過する材料で形成されていることを特徴とする光学素子。
  2. 前記偏向部で偏向した光が前記光導波路に向けて射出される光射出位置と所定の位置関係にある第2のマークが、少なくとも2つ以上前記上面部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記偏向部で偏向した光が前記光導波路に向けて射出される光射出位置と所定の位置関係にある第2のマークが、少なくとも2つ以上前記上面部に対向する前記底面の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  4. 前記上面部は、前記偏向部を挟む両側にあることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の光学素子。
  5. 前記偏向部を挟む両側にある前記上面部のそれぞれに、前記第2のマークが少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする請求項4の光学素子。
  6. 前記偏向部を挟む両側にある前記上面部それぞれに対向する前記底面の位置に、前記第2のマークが少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする請求項4の光学素子。
  7. 光源からの光を導光する光学素子を搭載し、
    前記光学素子が射出する光を導波して記録媒体に向かって射出する光導波路を備えたスライダであって、
    前記光導波路と所定の位置関係にある第1のマークが、少なくとも2つ以上前記光学素子を搭載する面に設けられていることを特徴とするスライダ。
  8. 前記第1のマークの少なくとも2つ以上と前記光導波路とは、一直線上に配置され、
    前記一直線上に前記第1のマークと前記光導波路が配置されている方向は、前記記録媒体が回転することによって該記録媒体と相対移動する方向に対して垂直であることを特徴とする請求項7に記載のスライダ。
  9. 前記第1のマークは、前記光導波路を挟む両側それぞれに少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載のスライダ。
  10. 前記第1のマークの材料の屈折率は、該第1のマークの周囲の材料の屈折率と異なることを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載のスライダ。
  11. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の光学素子と、
    請求項7乃至10の何れか一項に記載のスライダと、を備えたことを特徴とする光ヘッド。
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