JP2013254530A - 光学素子の製造方法、光ヘッド、及び情報記録装置 - Google Patents

光学素子の製造方法、光ヘッド、及び情報記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】曲面の反射面を有する光学素子を容易に作製することが可能な光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】平板状の基板10に異方性エッチングを行うことにより、基板10に筒状の孔部15を形成する。例えば、略円筒状又は略楕円柱状の孔部15を基板10に形成する。筒状の孔部15に交差して基板10を切断することにより、筒状の曲面を反射面とする光学素子を得る。
【選択図】図1

Description

この発明は、光学素子の製造方法、光ヘッド、及び情報記録装置に関する。
ハードディスク装置の磁気記録密度を上げる方式として、光アシスト方式が提案されている。光アシスト方式とは、光スポットの熱によりメディアを加熱して記録層の保持力を低下させ、外部磁場により記録情報に応じた磁区方向に制御して磁気記録を行う技術である。従って、記録密度を向上させるためには、メディアを加熱するための光スポットを如何に微小にするのかがポイントとなる。光スポットを微小化する点に関しては、数十nmのスポットサイズを実現できる近接場光の技術を採用する方向に固まってきた。
近接場光を発生させる手法としては、光源からの光を、導波路を経由してプラズモンプローブに照射し、プラズモンプローブから近接場光を発生させる方法が主流となりつつある。具体的には、光アシスト式磁気記録ヘッドに設けられたスライダに磁気記録再生部(磁気ヘッド部)と共に導波路を半導体プロセスで積層し、導波路のメディア側の出射端近辺にプラズモンプローブを形成し、光源からの光を導波路経由でプラズモンプローブに照射することにより近接場光を発生させる。
このように近接場光を発生させる手法においては、光源からの光を導波路に結合させる結合光学系の構成が課題となる。
結合光学系の一つとして、スライダ上に配置されて半導体レーザなどの光源から出射した光を偏向すると共に集光して導波路に結合させる結合光学系がある。
例えば特許文献1には、結合光学系の一例として2次元集光光学素子としての非球面ミラーが記載されている。この非球面ミラーはスライダ上に配置されており、光源から出射した光を反射集光させ、スライダ内の導波路に結合させる。しかしながら、導波路の入射端の幅は数μmと非常に小さいため、光スポットと入射端との相対的な位置調整が非常に難しい。また、この調整を互いに直交する2方向に対して行う必要があるため、工数が大幅に増えてしまう。
また特許文献2には、放物面を有する平面導波路が形成されたスライダと、シリンドリカルな放物面を有しスライダ上に配置された1次元集光光学素子とが記載されている。1次元集光光学素子の放物面と平面導波路の放物面とは、それぞれ1方向にパワーを有し、各パワーは互いに直交している。光源から出射した光は、1次元集光光学素子によって第1の方向に集光され、次に平面導波路内の反射放物面によって第1の方向に直交する第2の方向に集光される。このように互いに直交する方向の集光機能を、1次元集光光学素子と平面導波路とに分けることにより、1次元集光光学素子の厳密な位置調整が1方向だけで済むため、その位置調整が容易となる。
ところでハードディスク装置は小型化が進んでおり、磁気ヘッドも小型になっている。これに伴い、光アシスト式磁気記録ヘッドのスライダも小型化されている。例えばフェムトスライダと称されるスライダの大きさは、長さが0.85mm、幅が0.7mm、厚さが0.23mmとなっている。スライダに光学素子を設ける場合には、その光学素子も、数十μm〜数百μmのサイズが要求される。このような微小サイズの光学素子をいかに低コストで大量に製造するのかが課題となる。
例えば特許文献1には、100μmサイズのガラスからなる非球面ミラーの加工は可能であると記載されているが、具体的な加工方法が記載されていない。具体的な製造方法としてガラスモールド法が考えられるが、非球面ミラーは小さすぎるため、ガラスモールド法では非球面ミラーを作製することは困難である。また、非球面レンズをガラスモールド法により作製し、その一部を切断して非球面ミラーを作製することも考えられるが、非球面ミラーの入射面と反射面とが切断面となるため、研磨工程が必要となる。しかしながら、微小サイズに切断された非球面ミラーを研磨することは困難である。また、プラスチックの射出成型によって非球面ミラーを製造することも考えられるが、光源の直近に非球面ミラーを配置するため、光源の発熱による非球面ミラーの変形などの問題が生じるおそれがある。また、特許文献2においても、微小サイズの1次元集光光学素子の具体的な製造方法は記載されていない。
一方で、ボッシュプロセスによる異方性エッチングで基板を深堀し、さらに等方性エッチングにより曲面加工を施すことによりマイクロレンズモールドを得る技術がある(特許文献3)。
特開2003−45004号公報 特開2009−104734号公報 特開2010−14857号公報
しかしながら特許文献3に記載の方法によると、異方性エッチングと等方性エッチングとを組み合わせているため工数が増えてしまう。また、それぞれのエッチングを制御する必要があるため、所望する光学素子を作製することは容易ではない。
この発明は上記の問題点を解決するものであり、光学素子を容易に作製することが可能な光学素子の製造方法、その製造方法によって作製された光学素子を用いた光ヘッド、及び、その光ヘッドを用いた情報記録装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板に異方性エッチングを行うことにより、前記基板に筒状の孔部を形成する第1の工程と、前記筒状の孔部に交差して前記基板を切断して、切断された前記孔部の前記筒状の曲面を反射面とする光学素子を得る第2の工程と、を含む光学素子の製造方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光学素子の製造方法であって、前記第1の工程では、略円柱状の前記孔部を形成する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の光学素子の製造方法であって、前記第1の工程では、略楕円柱状の前記孔部を形成する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の光学素子の製造方法であって、前記第1の工程では、前記基板の厚さ方向に貫通する前記孔部を形成する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学素子の製造方法であって、前記第1の工程では、ボッシュプロセス法によって前記異方性エッチングを行う。
請求項6に記載の発明は、光源と、前記光源からの出射光を記録媒体に照射する導波路と、を有する光ヘッドであって、請求項1から請求項5のいずれかに記載の光学素子を用いて、前記光源からの前記出射光を前記光学素子の反射面で反射させて前記導波路に結合させることを特徴とする光ヘッドである。
請求項7に記載の発明は、記録媒体と、請求項6に記載の光ヘッドと、を有し、前記光源からの出射光を前記導波路によって前記記録媒体に照射し、前記記録媒体に情報を記録することを特徴とする情報記録装置である。
この発明によると、異方性エッチングによって基板に筒状の孔部を形成し、孔部に交差して基板を切断することにより、筒状の曲面を反射面とする光学素子が得られる。これにより、曲面状の反射面を有する光学素子を容易に作製することが可能となる。
この発明の実施形態に係る光学素子の製造方法を示す基板の断面図である。 エッチング後の基板の斜視図である。 エッチング後の基板の上面図である。 基板を切断した後の状態を示す斜視図である。 基板を切断した後の状態を示す上面図である。 1次元集光光学素子の一例を示す斜視図である。 1次元集光光学素子の別の例を示す斜視図である。 情報記録装置の概略構成を示す斜視図である。 光ヘッドの概略断面図である。 1次元集光光学素子の反射面の作用を説明するための図である。 1次元集光光学素子の反射面が略楕円面に相当することを示す模式図である。 光ヘッドの平面導波路の一例を示す図である。 光ヘッドの平面導波路の別の例を示す図である。 光ヘッドの平面導波路を説明するための図であり、光ヘッドの正面図である。
(光学素子の製造方法)
図1を参照して、この実施形態に係る光学素子の製造方法について説明する。
まず、図1(a)に示すように、平板状の基板10を用意する。基板10には、例えば、石英やガラスなどのSiOを含む基板、シリコン基板、金属基板、合金基板、又はセラミック基板などを用いればよい。この実施形態に係る製造方法によって作製される光学素子は表面反射光学素子であるため、基板10の材料は不透明な非光学材料であってもよい。
次に図1(b)に示すように、基板10の一方の表面にマスク層11を形成する。マスク層11は、基板10に対するエッチング選択比が高い材料であればよい。マスク層11は有機物であってもよいし、無機物であってもよい。マスク層11の材料として、例えばクロム(Cr)を用いればよい。
次に図1(c)に示すように、マスク層11上にレジストをスピナーやロールコーターを用いて成膜し、レジスト層12を形成する。例えば、ポジ型レジストをマスク層11上に形成する。
次に図1(d)に示すように、レジスト層12をパターニングすることによりレジストパターン13を形成する。例えば電子線描画装置にて、レジスト層12に電子線を照射し、現像液を用いて現像処理を行うことによりレジストパターン13を形成する。例えば、複数の筒状のパターンが2次元的に配置されたレジストパターン13を形成する。筒状のパターンとして、例えば略円筒状のパターン又は略楕円柱状のパターンを形成する。
次に図1(e)に示すように、マスク層11をパターニングすることによりマスク層パターン14を形成する。具体的には、レジストパターン13をマスクとしてマスク層11をエッチングすることによりマスク層パターン14を形成する。例えばドライエッチングを行うことにより、マスク層パターン14を形成する。
次に図1(f)に示すように、マスク層パターン14をマスクとして基板10に異方性エッチングを行う。これにより、基板10に筒状の孔部15を形成する。マスク層パターン14のマスク形状に合わせて、略円筒状の孔部15又は略楕円柱状の孔部15を形成する。異方性エッチングとしては、例えばドライエッチング又はウェットエッチングなどを行ってもよい。異方性エッチングは、一方向に優先的に進行するエッチングであるため、基板10の厚さ方向に優先的に進行する。そのため、基板10の厚さ方向の形状制御を行うことができ、高いアスペクト比が得られる。また、異方性エッチングとしてボッシュプロセス法を用いることが好ましい。ボッシュプロセス法は、エッチングとエッチング側壁保護とを繰り返しながら行うエッチング方法である。ボッシュプロセス法を用いることにより、基板10を深堀し、より高いアスペクト比が得られる。
異方性エッチングにおいては、図1(f)に示すように基板10の厚さ方向の途中でエッチングを止めてもよいし、図1(g)に示すように基板10を孔部15が貫通するまでエッチングを行ってもよい。
そして、マスク層パターン14を剥離して、複数の筒状の孔部15が形成された基板10を得る。図2の斜視図及び図3の上面図に、筒状の孔部15が形成された基板10を示す。上述した製造方法により、基板10には複数の孔部15が形成されている。
筒状の孔部15が形成された基板10を図示しないダイシングソーを用いて切断することにより、1次元集光光学素子を得る。例えば図2及び図3に示すように、孔部15に交差し、互いに直交するカットライン21、22に沿って基板10を切断する。さらに、孔部15と孔部15との間で互いに直交するカットライン23、24に沿って基板10を切断する。例えば図示しないダイシングブレードを高速に回転させ、カットライン21に沿って自動ステージを用いて基板10を移動させて切断する。さらに、カットライン23に沿って自動ステージを用いて基板10を移動させて切断する。そして、基板10を90度回転させた後、カットライン22に沿って自動ステージを用いて基板10を移動させて切断する。さらに、カットライン24に沿って自動ステージを用いて基板10を移動させて切断する。
図4の斜視図及び図5の上面図に切断後の基板10を示す。これにより、筒状の孔部15の一部の曲面を有する複数の1次元集光光学素子30が得られる。
以上のように、異方性エッチングによって基板10に筒状の孔部15を形成し、孔部15に交差して基板を切断することにより、筒状の曲面を反射面とする1次元集光光学素子30を容易に作製することが可能となる。例えば特許文献3に記載の製造方法では、異方性エッチングと等方性エッチングとを組み合わせる必要があるため工数が増え、また、それぞれのエッチングの制御を行う必要がある。これに対して、この実施形態に係る製造方法によると、異方性エッチングのみを行えばよいため、より簡単に1次元集光光学素子30を作製することが可能となる。
また、複数の筒状のパターンが2次元的に配置されたマスクを用いることにより、複数の1次元集光光学素子30をまとめて作製することが可能となる。そのことにより、1次元集光光学素子30を大量に作製することが可能となる。
また、カットラインを示すマークや位置調整用のマークを、上記の製造プロセスにおいて形成することも可能である。あるいは、カットラインをも含むマスクを用いることにより、ダイシングソーを用いずに、図5のような切断された複数の集光光学素子を作製することも可能である。
(1次元集光光学素子30)
図6に、1次元集光光学素子30を示す。図6に示す1次元集光光学素子30は、円筒状の孔部15が基板10を貫通するまで異方性エッチングを行って得られた光学素子である。1次元集光光学素子30は、円筒面状の凹面の反射面31である反射ミラーを有することで、入射光を偏向する偏向光学素子である。1次元集光光学素子30は、棒状の直方体の1つの稜線に円筒状の反射面31が形成された形状を有する。反射面31は露出しており、表面反射ミラーとして機能する。反射面31には、金(Au)やアルミニウム(Al)などの金属膜、又は、誘電体多層膜の反射膜などを形成する。これにより、反射面31は、表面反射ミラーとして機能する。表面反射ミラーであるため、入射面及び出射面が無く、光量損失を低減することができる。また、反射膜を形成しなくても反射率が得られる場合には、反射膜を形成せずにそのまま反射面として使用してもよい。反射面31は凹状の円筒面であるため曲率を持った方向のみ集光機能を有する。集光機能が1次元であるため、集光された光は線状となる。棒状の直方体の一部の稜線に表面反射面となる円筒状の反射面31を形成するので、非常に小さなミラーであっても直方体自体の大きさを比較的大きくすることができる。そのため、1次元集光光学素子30のハンドリング性を確保することができ、光アシスト磁気記録ヘッドの組立も容易となる。
また、基板10に対するエッチングを基板10の厚さ方向の途中で止めた場合、図7に示すように、孔部15の一部の曲面を有する1次元集光光学素子40が得られる。1次元集光光学素子40は、円筒面状の凹面の反射面41である反射ミラーを有することで、入射光を偏向する偏向光学素子である。1次元集光光学素子40は、棒状の直方体の1つの稜線の一部に円筒状の反射面41が形成された形状を有する。反射面41の機能は、1次元集光光学素子30の反射面31と同じであるため、説明を省略する。
なお、1次元集光光学素子30、40の曲面部の形状は円に限るものではなく、楕円面など非球面の断面の一部からなるシリンドリカル面でもよい。例えば、基板10に対して略楕円柱状の孔部15を形成することにより、1次元集光光学素子30、40の曲面部を楕円面とすることができる。
なお、基板10上にマスク層11を形成せずに、基板10上にレジスト層12を形成し、レジストパターン13をマスクとして基板10を異方性エッチングすることにより、基板10に筒状の孔部15を形成してもよい。
(情報記録装置の概略構成)
上記の1次元集光光学素子30又は1次元集光光学素子40を備えた光アシスト式磁気記録ヘッド、及びその光アシスト式磁気記録ヘッドを備えた情報記録装置について説明する。図8に、光アシスト式磁気記録ヘッドを搭載した光アシスト式磁気記録装置(例えばハードディスク装置、以下「情報記録装置」ともいう)の概略構成を示す。情報記録装置100は、記録用の複数枚の回転可能なディスク(磁気記録媒体)120と、ヘッド支持部140と、トラッキング用アクチュエータ160と、光アシスト式磁気記録ヘッド130(以下、「光ヘッド130」と称する)と、図示しない駆動装置と、を筺体110内に備えている。なお、ディスク120は1枚であってもよい。ヘッド支持部140は、支軸150を支点として矢印Aの方向(トラッキング方向)に回動可能に設けられている。トラッキング用アクチュエータ160は、ヘッド支持部140に取り付けられている。光ヘッド130は、ヘッド支持部140の先端に取り付けられている。図示しない駆動装置は、ディスク3を矢印Bの方向に回転させる。
(光ヘッド130)
図9に、光ヘッド130の概略構成例を断面図で示す。光ヘッド130は、ディスク120に対する情報記録に光を利用する微小光記録ヘッドである。光ヘッド130は、光源部180と、スライダ190と、1次元集光光学素子30とを有する。1次元集光光学素子30の代わりに1次元集光光学素子40を用いてもよい。情報記録装置100は、光ヘッド130がディスク120上で浮上しながら矢印C方向に相対的に移動しうるように構成されている。
光源部180は半導体レーザを有する。光源部180は、半導体レーザと、光ファイバ、光導波路、及びコリメートレンズなどの光学部品との組み合わせであってもよい。光源部180を構成している半導体レーザから出射されるレーザ光の波長は、可視光から近赤外の波長(波長帯としては、0.6μm〜2μm程度であり、具体的な波長としては、650nm、780nm、830nm、1310nm、1550nmなどが挙げられる)が好ましい。
スライダ190は、AlTiC材などを含む基板で構成されている。スライダ190には、ディスク120の被記録部分の流入側から流出側にかけて順に(矢印C方向に)、磁気再生部173、光アシスト部171、及び磁気記録部172が形成されている。なお、光アシスト部171が磁気記録部172よりも流入側にあれば、この順番でなくてもよい。
磁気記録部172は、ディスク120の被記録部分に対して磁気情報の書き込みを行う磁気記録素子である。磁気再生部173は、ディスク120に記録されている磁気情報の読み取りを行う磁気再生素子である。なお、光アシスト部171、磁気記録部172、及び磁気再生部173は、スライダ190と一体に形成されていてもよいし、別体に構成されたものをスライダ190に取り付けてもよい。
光アシスト部171は、後述する平面導波路と図示しないプラズモンプローブとで構成されている。平面導波路は光源からのレーザ光をディスク120側の出射端面に向かって集光させてプラズモンプローブに照射する。プラズモンプローブはディスク120の被記録部分をスポット加熱するための近接場光を発生させる。
光源部180から出射したレーザ光は、1次元集光光学素子30によって光アシスト部171に導かれる。光アシスト部171に入射したレーザ光は、光アシスト部171内の平面導波路を通って光ヘッド130から出射する。1次元集光光学素子30の集光機能が1次元であるため、集光された光は線状となり、光を結合する平面導波路の入射端面上での光の厳密な位置調整が1次元方向のみで済むため、位置調整が格段に容易になる。
光アシスト部171から出射したレーザ光が、微小な光スポットとしてディスク120に照射されると、ディスク120の被照射部分の温度が一時的に上昇してディスク120の保持力が低下する。その保持力の低下した状態の被照射部分に対して、磁気記録部172により磁気情報が書き込まれる。
図6に示した1次元集光光学素子30を搭載した光学結合系について数値例を用いて説明する。反射面31(円筒面)の曲率半径を20μm、光源部180の半導体レーザの出射端から反射面31までの光軸上の距離を14.13μm、反射面31から像面(集光面)までの光軸上の距離を15.36μm、図9のx、y方向の平面導波路のモードフィールド径を各々5μm、1μmとし、レーザ光の波長を0.785μm、放射角(半値全角)をx方向9.5°、z方向(偏向後y方向)23°とする。レーザ光の強度分布をガウシアンとした場合、平面導波路との結合効率は60.5%となり、光アシスト方式としては十分な結合効率が得られる。光源部180から出射されるレーザ光の強度分布はz方向に長円となっているため、この方向のみ集光するだけで十分な結合効率が得られる。なお、計算方法については「光デバイスのための光結合系の基礎と応用」(河野健治著、現代工学社)を参照した。
図10は、1次元集光光学素子30の反射面31が略楕円の一部からなるシリンドリカル面である場合の反射面31の作用を説明するための図である。図10には略楕円面32が示されており、反射面31は略楕円面32の一部の形状を有する。例えば、基板10に対して略楕円柱状の孔部15を形成することにより、略楕円面32の一部の形状を有する反射面31を形成することができる。
1次元集光光学素子30は、光学的作用が1方向に限られるため、本明細書において「略楕円面」とは、1方向のみにパワーを有するシリンドリカル状の楕円面を意味する。
図10に示す略楕円面32において、楕円の長軸LXに対して垂直な2本の直線LA、LBは2つの焦点F2、F1上にそれぞれ位置している。直線LAと直線LBとの間の部分の長軸LXを境にした一方の曲面反射面33が反射面31に相当する。
従って、一方の焦点F2(光源部180の出射端)から出射して、曲面反射面33での反射により集光されたレーザ光は、すべて他方の焦点F1(平面導波路の入射端)に到達して光スポットを形成する。このように略楕円面32の2つの焦点F1、F2の位置にレーザ光の入射位置と集光位置とを設定することにより、集光される方向の収差の発生量を小さくすることができ、円筒状の反射面よりも平面導波路との結合効率をより高めることが可能となる。例えば、上述した円筒面の数値例において、コーニック定数1.00053を入れ略楕円面とし、円筒面から略楕円面での最良像面(集光面)までの光軸上の距離を14.15μmとした場合には、結合効率は70.6%となり、円筒面よりも約1.2倍、結合効率を向上させることができる。
図11は、1次元集光光学素子30における反射面31が略楕円面32に相当することを示す模式図である。上記のように、光源部180から出射したレーザ光を平面導波路に入射させるために1次元集光光学素子30を設けると、曲面反射面33での反射による偏向及び集光により、平面導波路に対する結合効率を著しく向上させることができる。また、集光方向に関して無収差での結合が可能となるため、より高い光利用効率を得ることができる。
次に、図12及び図13に、光アシスト部171が有する平面導波路の具体例を示す。図12に示す平面導波路171Aは、ミラー型集光機能を有するプラナーソリッドイマージョンミラー(PSIM)を有する。図13に示す平面導波路171Bは、テーパ型集光機能を有する。これらの平面導波路171A、171Bに採用されている導波路構造は、いずれも基板上に高屈折率層171Hを積層し、その周りに低屈折率層171Lを積層することにより構成されている。高屈折率層171Hと低屈折率層171Lとの境界面での反射作用によりレーザ光が集光される。
図12に示す平面導波路171Aでは、高屈折率層171Hと低屈折率層171Lとの境界面が、略楕円面の一部形状を成している。図12に示す高屈折率層171Hと低屈折率層171Lとの境界面では、その屈折率差によって全反射を生じさせる構成としている。境界面は略楕円面の一部形状を成しているので、平面導波路171Aに発散光が入射すると、略楕円面の焦点位置で光源像が形成されることになる。つまり、平面導波路171Aでは全反射を利用したミラー効果によりレーザ光を1方向に集光して、微小な光スポットを形成することができる。
図13に示す平面導波路171Bでは、高屈折率層171Hと低屈折率層171Lとの境界面が、直線状に形成されている。平面導波路171Aには2つの境界面が形成されており、高屈折率層171Hに入射したレーザ光はこれら2つの境界面の間で繰り返し全反射され、出射端に進むにつれ次第にモードフィールド径が小さくなっていき、高屈折率層171Hの出射端で集光され、微小な光スポットを形成することができる。
上記のように光アシスト部171に平面導波路171A、171Bを用いれば、微小な光スポットを得ることができる。従って、よりエネルギー密度の高い光をプラズモンプローブに照射することができ、近接場光の発生光量を増大することが可能となる。以上、2つの平面導波路を例として示したが、これらに限るものではなく、2段コア型など、他のタイプのスポットサイズを変換できる導波路であってもよい。
図9に示す光ヘッド130では、1次元集光光学素子30が光源部180と光アシスト部171内の平面導波路171A又は171B(図12、13)とを光学的に結合させ、かつ、光源部180から出射したレーザ光を平面導波路171A、171Bに入射させるために偏向させる構成になっている。図14は、y方向から光ヘッド130の平面導波路171Aを見た模式図である。光源部180から平面導波路171Aに結合されたレーザ光は、平面導波路171Aによりディスク120上に近接場光を発生させるように集光される。
以上説明した光ヘッド130を備えた情報記録装置100においては、光源部180(半導体レーザ)から出射した光は1次元集光光学素子30の反射面31にてy方向の光軸がyz面内で90°折り返されてz方向に偏向されると共にyz面内に集光され、平面導波路に入射する。一方、x方向の光は集光されず広がった状態で平面導波路に入射し、例えば図12に示す略楕円反射面を持つ平面導波路171Aにてx方向が平面導波路内で集光される。平面導波路の出射端ではx方向、y方向ともに光が十分に絞られた状態となり、平面導波路の出射端面に形成された図示しないプラズモンプローブを照射し、プラズモンプローブから近接場光が発生する。この近接場光によりディスク120が加熱され、保持力が低下し、磁気記録部172にて磁気情報が記録される。ディスク120が光ヘッド130から移動し、冷却されると保持力が回復し、磁気情報が保持される。従って、高精度の位置調整を必要とせずに、高い光利用効率で微小な光スポットを得ることが可能となり、その光スポットを用いて高密度の情報記録を行うことが可能となる。
なお、以上説明してきた実施の形態は、光アシスト式磁気記録ヘッド、及び、光アシスト式磁気記録装置に関するものであるが、この実施の形態の要部構成を、記録媒体を光記録ディスクとした光記録ヘッド、及び、光記録装置に利用することも可能である。この場合は、スライダ190に磁気記録部172と磁気再生部173は不要である。
10 基板
11 マスク層
12 レジスト層
13 レジストパターン
14 マスク層パターン
15 孔部
21、22、23、24 カットライン
30、40 1次元集光光学素子
31、41 反射面
100 情報記録装置
110 筺体
120 ディスク(磁気記録媒体)
130 光アシスト式磁気記録ヘッド(光ヘッド)
140 ヘッド支持部
150 支軸
160 トラッキング用アクチュエータ
171 光アシスト部
172 磁気記録部
173 磁気再生部
180 光源
190 スライダ

Claims (7)

  1. 基板に異方性エッチングを行うことにより、前記基板に筒状の孔部を形成する第1の工程と、
    前記筒状の孔部に交差して前記基板を切断して、切断された前記孔部の前記筒状の曲面を反射面とする光学素子を得る第2の工程と、
    を含む光学素子の製造方法。
  2. 前記第1の工程では、略円筒状の前記孔部を形成する、
    請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記第1の工程では、略楕円柱状の前記孔部を形成する、
    請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記第1の工程では、前記基板の厚さ方向に貫通する前記孔部を形成する、
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記第1の工程では、ボッシュプロセス法によって前記異方性エッチングを行う、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
  6. 光源と、
    前記光源からの出射光を記録媒体に照射する導波路と、
    を有する光ヘッドであって、
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の光学素子を用いて、前記光源からの前記出射光を前記光学素子の反射面で反射させて前記導波路に結合させる、
    ことを特徴とする光ヘッド。
  7. 記録媒体と、
    請求項6に記載の光ヘッドと、
    を有し、
    前記光源からの出射光を前記導波路によって前記記録媒体に照射し、前記記録媒体に情報を記録する、
    ことを特徴とする情報記録装置。
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