JP2009176123A - 自動取引システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
発送物の配達状況或いはATMの使用場所に応じて、利用者に住所変更を促し、金融機関から利用者宛ての発送物のサービスを向上する。
【解決手段】
現金自動取引システムにおいて、ホストコンピュータは、利用者ごとに利用者の住所を記憶部に記憶して管理し、かつ利用者の住所宛てに送付した発送物の配達状況を管理する発送履歴ファイルと、発送履歴記憶部で管理される利用者に対する発送物の未配達の状況を基に、利用者の住所変更を行うかを判断する制御部とを有する。取引装置は、ホストコンピュータによる住所変更の判断に従って、表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ入力部から入力された変更後の住所を受け入れる。ホストコンピュータは、取引装置によって受付けられた利用者の変更後の住所を記憶部に記憶して管理する。
【選択図】図1

Description

本発明は自動取引システム及び方法に係り、特に、銀行等の金融機関の現金自動取引装置を利用して現金の取引を行うことができる現金自動取引システムにおける、利用者の住所の変更や追加登録(以下、単に住所変更という)の処理に関するものである。
金融機関の利用者が住所を変更したとき、それに応じてセンタで管理されている口座の住所変更を行うことがある。その場合、現金自動取引システムにおける現金自動取引装置(ATM(Automated Teller Machines)という)を用いて利用者の住所を変更することが提唱されている。
金融機関における顧客の住所変更に関して、例えば、特許文献1には、顧客が自動取引装置により他の取引を行った場合に、住所変更を必要とする顧客に対しては上位装置より、住所変更手続き処理を促し、当該他の取引の連続処理として住所変更手続き処理を行うことが開示されている。
特開2002−312829号公報
上記従来技術は現在登録されている住所の変更であって、一時的に住所変更を行ないたい場合や、金融機関から単身赴任先に発送物を送付してもらいたい場合にその住所を更に追加したい等の要求には応えていない。
本発明の目的は、発送物の配達状況或いはATMの使用場所に応じて、利用者に住所変更を促し、金融機関から利用者宛ての発送物のサービスを向上させることにある。
本発明に係る自動取引システムは、好ましい例では、利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおいて、
該コンピュータは、利用者ごとに該利用者の住所を記憶部に記憶して管理し、かつ該利用者の該住所宛てに送付した発送物の配達状況を管理する発送履歴記憶部と、該発送履歴記憶部で管理される該利用者に対する発送物の未配達の状況を基に、該利用者の住所変更を行うかを判断する制御部とを有し、
該取引装置は、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れる制御手段を有し、
該コンピュータは、該取引装置の該制御手段によって受付けた、該利用者の変更後の住所を該記憶部に登録することを特徴とする自動取引システムとして構成される。
好ましくは、前記制御部は、該発送履歴記憶部に記憶された、該利用者に対する未配達の回数が予め定めた所定の回数を超えているか否かを判断して、超えている場合には、住所変更を促す処理を、該利用者が取引している該取引装置へ指示する自動取引システムとして構成される。
また、本発明に係る自動取引システムは、好ましい例では、利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおいて、
該コンピュータは、該取引装置が設置された場所を識別する情報を管理する取引装置場所記憶部と、利用者ごとに、該利用者が該取引装置を用いて取引した取引の内容及び該取引装置を識別する情報と関連付けて管理する取引履歴記憶部と、該取引履歴記憶部及び該取引装置場所記憶部を参照して、利用者が該取引装置を用いて最近取引した場所を判断し、該場所に基いて該利用者の住所変更を行うかを判断する制御部とを有し、
該取引装置は、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れる制御手段を有し、
該コンピュータは、該制御手段によって受けた、該利用者の変更後の住所を登録して管理することを特徴とする自動取引システムとして構成される。
好ましくは、前記制御部は、該取引履歴記憶部を参照して、該利用者が最近複数回利用した該取引装置の識別情報を抽出し、
かつ該取引装置場所記憶部を参照して抽出された該取引装置の該識別情報に関連した場所を特定し、特定された該場所で最近複数回取引されたか否かを判断して、複数回取引された場合には、住所変更を促す処理を、該利用者が取引している該取引装置へ指示する自動取引システムとして構成される。
また、好ましくは、該コンピュータは、更に、該取引装置が設置された場所を識別する情報を管理する取引装置場所記憶部と、利用者ごとに、該利用者が該取引装置を用いて取引した取引の内容及び該取引装置を識別する情報と関連付けて管理する取引履歴記憶部とを有し、該制御部は、該発送履歴記憶部で管理される該利用者に対する発送物の未配達の状況を基に、該利用者の住所変更を行うかを判断する第1の判断と、
該取引履歴記憶部及び該取引装置場所記憶部を参照して、利用者が該取引装置を用いて最近取引した場所を判断し、該場所に基いて該利用者の住所変更を行うかを判断する第2の判断と、を行い、該第1の判断又は該第2の判断のいずれかによって住所変更が必要か否かを判定する自動取引システムとして構成される。
本発明に係る自動取引方法は、好ましい例では、利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおける取引方法であって、
該コンピュータにおいて、利用者ごとに該利用者の住所を記憶部に記憶して管理すると共に、該利用者の該住所宛てに送付した発送物の配達状況を発送履歴記憶部に記憶して管理するステップと、該発送履歴記憶部で管理される該利用者に対する発送物の未配達の状況を基に、該利用者の住所変更を行うかを判断するステップとを有し、
該取引装置において、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れるステップを有し、
該コンピュータにおいて、該取引装置の該制御手段によって受付けた、該利用者の変更後の住所を該記憶部に登録するステップを有することを特徴とする自動取引方法として構成される。
また、本発明に係る自動取引方法は、好ましい例では、利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおける取引方法であって、
該コンピュータにおいて、該取引装置が設置された場所を識別する情報を取引装置場所記憶部に記憶して管理するステップと、利用者ごとに該利用者が該取引装置を用いて取引した取引の内容及び該取引装置を識別する情報と関連付けて、取引履歴記憶部に記憶して管理するステップと、該取引履歴記憶部及び該取引装置場所記憶部を参照して、利用者が該取引装置を用いて最近取引した場所を判断し、該場所に基いて該利用者の住所変更を行うかを判断するステップとを有し、
該取引装置において、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れるステップを有し、
該コンピュータにおいて、該取引装置から受けた、該利用者の変更後の住所を記憶部に記憶して管理するステップを有することを特徴とする自動取引システムとして構成される。
本発明によれば、発送物の配達状況或いは利用者によるATMの使用場所に応じて、利用者の住所変更を行わせることができ、これにより金融機関から利用者宛ての発送物のサービスを向上させることができる。
以下、図面を参照して位置実施例について説明する。
図1は現金自動取引システムを示す。
この取引システムは、ネットワークを介してATM1とホストコンピュータ(以下単にホストという)10が接続して構成される。なお、ホストはサーバと称してもよい。
ATM1は現金の出金や入金取引等を行う機能を有し、利用者の操作に応じて選択された取引を自動的に行う。そのために、ATM1は、操作部3、カード・明細票機構部4、通帳機構部5、紙幣入出金機構部6、硬貨入出金機構部7、及び回線接続部8を含むこれらのユニットを制御する制御部2を有する。
操作部3は、例えば入力機能と表示機能を持つタッチパネルであり、取引に関する操作案内(ガイダンス)、アナウンス情報などを画面に表示し、利用者の操作や指で押下された入力を検出する。カード・明細票機構部4は、カード機構として、取引時に利用者が使用するキャッシュカード(以下単にカード)の挿入排出動作、及びカードに貼付された磁気ストライプの情報を読取り又は書込み機能およびカードエンボス部分のイメージの読取り機能を有する。また、明細票機構として、取引内容を印字部で明細票に印字し、その明細票を排出する機構を有する。
通帳機構部5は、取引時に使用される通帳の挿入や排出、及び印字部で取引内容を通帳に印字する機能、及び通帳に貼付された磁気ストライプの情報を磁気ヘッドで読み書きする機能を有する。紙幣入出金機構部6、硬貨入出金機構部7は、取引される紙幣又は硬貨(媒体)の入金及び出金機能、媒体の鑑別や媒体の搬送、収納を実行する機能を有する。
制御部2はプロセッサ(CPU)、制御プログラムの蓄積用のメモリ、データ蓄積用のメモリなどから構成され、上記各ユニットを制御する。回線接続部8はホスト10との間で電文の送受信を行う。
次に、ホスト10の構成について説明する。ホスト10は、ATM1とのデータの送信又は受信を行う回線接続部11と、発送履歴ファイル142および取引履歴ファイル144を記憶するファイル部14と、ファイル部14に含まれる複数のファイルを制御する各制御部162,164,166(纏めて162−166という)と、これら各部を制御するホストコンピュータ制御部12(単に制御部12という)とを有する。
発送履歴ファイル制御部162、取引履歴ファイル制御部164、ATM設置場所ファイル制御部166は、それに対応する各ファイル142,144,146(纏めて142−146という)の情報の照会や更新等の処理を行う。ファイル部14は大容量の記憶装置であり、その中に、発送履歴ファイル142、取引履歴ファイル144、ATM設置場所ファイル146の各ファイルを保持する。これら各ファイルの構成については、図2,図3,図10を参照して後述する。
制御部12及び162,164,166は、コンピュータで口座管理用のプログラムやファイル管理用のプログラムを実行することで、所定の機能を実現する。
なお、ここで、各ファイル制御部162−166の機能を制御部12内に持たせ、制御部12の実行によって各ファイル142−146に対する処理を実行するようにしても良い。また、図示のように、異なる情報毎に複数のファイルに分けて、各ファイル142−146を、ファイル部14内に形成して管理することが望ましいが、ファイルの形式は図示した例に限らない。1つのファイル部に1つずつのファイルを管理して、複数のファイル部14を有する構成でも良い。
図2は発送履歴ファイル142を示す。
このファイルは金融機関から発送や宅配によって発送される取引関係書類や各種案内物が利用者に配達されたか否かを管理する。図示のように、顧客の「顧客基本情報」には、利用者が口座を開設したときの店番200、利用者単位にユニークに付けられ識別可能な口座番号201、住所202および発送用住所(1)203、発送用住所(2)204、発送物未着回数205を記憶する。「顧客基本情報」の詳細情報である「口座情報」には、利用者の保有している発送日206、内容207および配達状況208を記憶する。配達状況208は、係員の入力によって登録される。即ち、発送物が未配達で金融機関に戻って来ると、係員はその状態「未配」を記憶する。また、発送物の到着確認を入手することで「着」を記憶する。
発送物が発送されると、その度に、発送日(又は発送日)、内容、配達状況が、発送情報1,2、・・の如く、その履歴としてツリー構造状に記憶される。
図3は取引履歴ファイル144の構成例を示す。
このファイル144は利用者が行った取引の履歴情報を管理する。取引履歴ファイル144の「顧客基本情報」には、利用者の口座の店番を示す店番300、と口座番号301を有する。
「顧客基本情報」の詳細情報である「取引実績」には、取引時に使用した取引店番302、取引日303、取引名304、取引成立/不成立305を記憶する。図示のように、取引履歴ファイル144は、利用者の口座番号に関連付けて、当該利用者による複数回の取引実績情報を、ツリー構造として記憶する。とりわけ、本実施例では、取引された店番(ATMの設置場所)の情報が有効に利用される。
図10は、ATM設置場所ファイル146の構成例を示す。
このファイル146は、ATMが設置された店番をその地域ごとに分類して管理する。地域識別番号1001ごとに、都道府県名1002、金融機関の店舗を識別するための、3桁からなる店番1003を記憶する。上記した、ATM設置場所ファイル制御部166は、このファイル146の参照や更新処理を行う。
次に、図4を参照して、ATMにおける住所変更(住所の追加登録も含む)の処理動作について説明する。
以下の説明において、ATM1の制御部2は、案内画面の読み出し、利用者の操作の検知、及び画面の編集やホストとのデータの送受信(中央交信)を行い、また、ホスト10のホストコンピュータ制御部12や各ファイル制御部162−166は、ファイルの照会、判定、ATM1とのデータ送受信を行うが、これらの詳細具体的な制御は通常の通り行えばよいので、それ自体についてはここでは詳説しない。住所変更届け要否判定要求はATM1から送信される電文、データであり、中央交信情報の中に配置されてデータ化されている。他の「要求」或いは「回答」についても同様である。
さて、当初、ATM1の操作部3の表示画面には、『いらっしゃい・取引選択』の初期画面を表示している(S100)。初期画面に複数表示されている選択キーの中から、利用者は例えば「支払」を選択すると、その取引を開始する(S101)。利用者は取引選択画面より取引を選択した後、カード機構部・明細票印字部4にカードを挿入する(S102)。
次に、利用者は操作部3に表示された画面に、暗証番号及び金額を入力し、併せて入力した情報の確認を行う(S103、S104,S105)。利用者が内容の確認をした後、ATM1は、利用者が入力した情報を基に取引要求のためのデータを編集し、ホスト10と中央交信を行う(S106)。
ホスト10の制御部12は、通常、暗証番号を照合して当該利用者が正当な利用者であるかの判断を行い、その結果、正当な利用者であれば、当該利用者の口座残高の確認や更新処理を行う。本実施例において特徴的な処理として、制御部12は、正当な当該利用者に対する住所変更届け要否情報の判定を行なう。(この住所変更届け要否情報の判定処理については、図5を参照して後述する。)
この判定処理の後、ATM1はホスト10から住所変更届要否判定の結果を受信して、その判定結果に応じて、住所変更を実行する。又は、住所変更を実行しない(S107)。
住所変更届け要否判定の結果、変更不要と判断した場合、ATM1の制御部2は取引結果を明細票・通帳に印字し、挿入された通帳またはカードとあわせ利用者へ返却し当該取引を終了する(S113)。
一方、住所変更届け要否判定の結果、「変更要(発送物不達)」の指示があった場合、ATM1は画面G108(図7)を操作部3に表示して、利用者に住所変更・追加登録を促す(S108、109)。利用者による住所変更・追加登録の情報が入力されると、ホスト10と中央交信を行う(S112)。その後、明細票を印字し、挿入されたカードおよび現金を排出して当該取引を終了する(S113)。
住所変更届け要否判定で、「変更要(住所地から遠隔のATM使用)」の指示があった場合、ATM1は画面G110(図7)を操作部3に表示して、利用者に住所変更・追加登録を促す(S110、S111)。この場合、操作部3には、画面G109,111(図8)が表示される。利用者は、表示された画面G109,111を用いて、変更先の住所を入力する。例えば、画面G109から郵便番号を入力し、画面G111の(A)〜(C)に従って、都道府県、市町村、番地、等の住所を入力する。
利用者によって住所変更・追加登録の情報が入力された後、ATM1の制御部2は、ホスト10と中央交信を行う(S112)。その後、明細票を印字し、挿入されたカードを排出して利用者へ返却し当該取引を終了する(S113)。
次に、図5を参照して、ホスト10における処理について説明する。
ATM1は支払取引の中央交信時に(S106)、住所変更届け要否判定要求をホスト10へ送信する(S500)。ホスト10はATM1から送信された住所変更届け要否判定要求を受付ける(S501)。
発送履歴ファイル制御部162により住所変更届け要否判定要求の対象となる店番・口座番号はあらかじめホスト10に登録されている。ホスト10の発送履歴ファイル制御部162は、ATM1から受信した口座番号内の店番、口座番号をキーとし、発送履歴ファイル142の顧客基本情報から店番200、口座番号201を検索する(S502)。検索の結果、当該情報が発送履歴ファイル142に存在している場合、発送物未着回数205を参照して発送物の未着回数の判定を行う(S503)。
判定の結果、未着の回数が所定回数(n回)以上があれば、「住所変更要」と判定して、その判定結果を住所変更届け要否回答としてATM1へ送信する(S506)。
一方、発送物の未着が無かったり所定回数(n回)未満の場合、ホスト10の取引履歴ファイル制御部164は、引き続き、ATM1から受信した利用者の店番、口座番号をキーとし、取引履歴ファイル144の顧客基本情報の店番300、口座番号301を検索し、過去の取引実績の有無を判定する(S504)。
次に、ホスト10は、店番300、取引店番302、取引日時303から、利用者のATM使用場所を判定して、必要な場合には、住所変更届け要否回答をATMへ送信する(S505)。この判定処理について、図9を参照して説明する。
ATM設置場所に基く判定処理(S901)において、まず、取引履歴ファイル制御部164は、取引履歴ファイル144を検索して、最近取引された5回分の取引店番202を抽出する(S902)。そして、抽出された5つの店番に関して、ATM設置場所ファイル制御部166の制御によりATM設置場所ファイル146を検索して、最近取引された都道府県名を抽出する(S903)。この抽出された5つの都道府県名に関して、取引場所に基く住所変更の判定を行う(S904)。
即ち、同一他県が2回以上あれば、住所変更要と判断する。一方、同一他県内での取引が2回未満の時には、住所変更不要と判断する(S907)。これは、例えば、当初、千葉県内に住所を有する利用者(図2、202)が、愛知県内のATMで最近2回以上取引を行っていれば、住所変更要とする。一方、たまたま1回だけ岐阜県内のATMで取引を行っただけでは住所変更不要とする。
ATM使用場所に基く住所変更の判定結果は、ホストからの回答として、利用者が現在取引中のATMへ送信される(S906)。
図5の説明に戻って、ホスト10より住所変更届け要否回答を受付けたATM1は、上述のステップS107以降の処理を実行する(S507)。
次に、ATM1によって住所変更・登録追加処理が行なわれた場合、ATM1は住所変更した後の中央交信時に(S112)、住所変更要求をホスト10へ送信する(図6、S600)。ホスト10はATM1から送信された住所変更要求を受け付け(S601)、発送履歴ファイル制御部162に対して、該当する顧客基本情報の住所202、発送用住所(1)203、発送用住所(2)204のうち指定されたデータに住所情報を登録する(S602)。
ホスト10は発送履歴ファイル142に住所データを書き込み、書き込んだ結果を住所変更結果回答を送信する(S603)。そして、ホスト10から住所変更結果回答を受け付けたATM1は、上述のステップS107以降の処理を実行する(S604)。
以上、一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されること無く、種々変形して実施し得る。
例えば、図9を参照した、ATM設置場所による住所変更の判定処理において、住所変更をするか否かの基準を、同一他県内のATMでの取引回数が2回以上か否かで判定したが、この回数は2回に限らず、任意の回数(例えば、最近の取引回数8回に対して4回以上か否か)を設定するようにしてよい。また、最近の取引回数を根拠とするのではなくて、最近2ヶ月間で継続して取引される回数が同一他県内か否かを判定するようにしてもよい。
また、図10のATM設置場所ファイル146の例では、都道府県ごと1002に分類しているが、他の例によれば、この分類を更に細かくして、市区町村、更に細かい地域分類ごとに分けるようにしてもよい。また、他の例として、店番は必ずしも金融機関の店舗を識別するための情報を示すものに限らない。コンビニエンスストアや駅等に設置されたATMであっても、要するに、利用者が取引可能なATMの設置場所を示す識別情報であればよい。
更に、他の例として、図5の処理例では、発送物の配達状況に基く判定S503、及び利用者によって取引されたATMの設置場所に基く判定S505の、両者の処理によって住所変更を促すようにしている。しかし、変形例によれば、これらの判定処理S503,S505のいずれか一方の処理のみによって住所変更を促すようにしてもよい。これは、図5の処理S503,又はS505の一方の処理を省略することで実現できる。
現金自動取引システムの構成を示す図、 発送履歴ファイル142の構成例を示す図、 取引履歴ファイル15の構成例を示す図、 住所変更処理(ATM側の処理)を示すフロー図、 住所変更処理(ホスト側の処理)を示すフロー図、 住所変更処理(ホスト側の処理)を示すフロー図、 住所変更・登録選択画面の一例を示す画面例を示す図、 住所変更・登録処理詳細画面の一例を示す画面例を示す図 ATMの使用場所に基く住所変更処理(ホスト側の処理)を示すフロー図、 ATM設置場所ファイル146の構成例を示す図。
符号の説明
1:ATM、2:制御部、3:操作部、4:カード機構部・明細票機構部、5:通帳機構部、6:紙幣入出金機構部、7:硬貨入出金機構部、8:回線接続部、
10:ホストコンピュータ、12:ホストコンピュータ制御部、11:回線接続部、14:ファイル部、142:発送履歴ファイル、144:取引履歴ファイル、146:ATM設置場所ファイル、162:発送履歴ファイル制御部、164:取引履歴ファイル制御部、166:ATM設置場所ファイル制御部。

Claims (7)

  1. 利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおいて、
    該コンピュータは、利用者ごとに該利用者の住所を記憶部に記憶して管理し、かつ該利用者の該住所宛てに送付した発送物の配達状況を管理する発送履歴記憶部と、該発送履歴記憶部で管理される該利用者に対する発送物の未配達の状況を基に、該利用者の住所変更を行うかを判断する制御部とを有し、
    該取引装置は、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れる制御手段を有し、
    該コンピュータは、該取引装置の該制御手段によって受付けた、該利用者の変更後の住所を該記憶部に登録することを特徴とする自動取引システム。
  2. 前記制御部は、該発送履歴記憶部に記憶された、該利用者に対する未配達の回数が予め定めた所定の回数を超えているか否かを判断して、超えている場合には、住所変更を促す処理を、該利用者が取引している該取引装置へ指示することを特徴とする請求項1の自動取引システム。
  3. 利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおいて、
    該コンピュータは、該取引装置が設置された場所を識別する情報を管理する取引装置場所記憶部と、利用者ごとに、該利用者が該取引装置を用いて取引した取引の内容及び該取引装置を識別する情報と関連付けて管理する取引履歴記憶部と、該取引履歴記憶部及び該取引装置場所記憶部を参照して、利用者が該取引装置を用いて最近取引した場所を判断し、該場所に基いて該利用者の住所変更を行うかを判断する制御部とを有し、
    該取引装置は、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れる制御手段を有し、
    該コンピュータは、該制御手段によって受けた、該利用者の変更後の住所を登録して管理することを特徴とする自動取引システム。
  4. 前記制御部は、該取引履歴記憶部を参照して、該利用者が最近複数回利用した該取引装置の識別情報を抽出し、
    かつ該取引装置場所記憶部を参照して抽出された該取引装置の該識別情報に関連した場所を特定し、特定された該場所で最近複数回取引されたか否かを判断して、複数回取引された場合には、住所変更を促す処理を、該利用者が取引している該取引装置へ指示することを特徴とする請求項3の自動取引システム。
  5. 該コンピュータは、更に、該取引装置が設置された場所を識別する情報を管理する取引装置場所記憶部と、利用者ごとに、該利用者が該取引装置を用いて取引した取引の内容及び該取引装置を識別する情報と関連付けて管理する取引履歴記憶部とを有し、該制御部は、該発送履歴記憶部で管理される該利用者に対する発送物の未配達の状況を基に、該利用者の住所変更を行うかを判断する第1の判断と、
    該取引履歴記憶部及び該取引装置場所記憶部を参照して、利用者が該取引装置を用いて最近取引した場所を判断し、該場所に基いて該利用者の住所変更を行うかを判断する第2の判断と、を行い、
    該第1の判断又は該第2の判断のいずれかによって住所変更が必要か否かを判定することを特徴とする請求項1または2の自動取引システム。
  6. 利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおける取引方法であって、
    該コンピュータにおいて、利用者ごとに該利用者の住所を記憶部に記憶して管理すると共に、該利用者の該住所宛てに送付した発送物の配達状況を発送履歴記憶部に記憶して管理するステップと、該発送履歴記憶部で管理される該利用者に対する発送物の未配達の状況を基に、該利用者の住所変更を行うかを判断するステップとを有し、
    該取引装置において、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れるステップを有し、
    該コンピュータにおいて、該取引装置の該制御手段によって受付けた、該利用者の変更後の住所を該記憶部に登録するステップを有することを特徴とする自動取引方法。
  7. 利用者に対する案内画面を表示する表示部及び利用者による入力を許容する入力部を有し、該利用者の入力操作によって自動的に取引を行う複数の取引装置と、少なくとも該取引装置を用いて取引された利用者の取引状況を管理するコンピュータを含む取引システムにおける取引方法であって、
    該コンピュータにおいて、該取引装置が設置された場所を識別する情報を取引装置場所記憶部に記憶して管理するステップと、利用者ごとに該利用者が該取引装置を用いて取引した取引の内容及び該取引装置を識別する情報と関連付けて、取引履歴記憶部に記憶して管理するステップと、該取引履歴記憶部及び該取引装置場所記憶部を参照して、利用者が該取引装置を用いて最近取引した場所を判断し、該場所に基いて該利用者の住所変更を行うかを判断するステップとを有し、
    該取引装置において、該コンピュータの該制御部による住所変更の判断に従って、該表示部に住所変更を促す画面を表示し、かつ該入力部から入力された変更後の住所を受け入れるステップを有し、
    該コンピュータにおいて、該取引装置から受けた、該利用者の変更後の住所を記憶部に記憶して管理するステップを有することを特徴とする自動取引方法。
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