JP2009175956A - 車車間通信システム、車載装置、サーバ - Google Patents

車車間通信システム、車載装置、サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】駐車場入り口から始まる渋滞の渋滞情報を精度よく生成する車車間通信システム、車載装置及びサーバを提供すること。
【解決手段】目的地13へ至る経路で渋滞列に加わる車両Xが渋滞情報を取得する車車間通信システム100であって、目的地13の目的地情報41を渋滞列の前方に向けて車両間でリレーする車車間通信部31と、目的地情報と受信側の目的地が一致する場合に一致カウント数をカウントアップする集計手段47と、渋滞列の先頭車両の集計手段が集計した一致カウント数を受信する渋滞情報取得手段44と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、渋滞情報の生成を可能とする車車間通信システム等に関し、特に、目的地周辺の渋滞情報を生成する車車間通信システム、車載装置及びサーバに関する。
車両を目的地まで案内する際、ナビゲーションシステムは目的地に併設された駐車場まで誘導する場合がある。この場合、ナビゲーションシステムは渋滞を避けて駐車場入り口までの経路を案内することができるが、駐車場が渋滞している場合や駐車する車両が駐車場入り口に集中すると、駐車場の周辺が渋滞してしまう。
図10(a)は、車両Xを渋滞を考慮して駐車場入り口まで誘導する経路の一例を示す。車両XのナビゲーションシステムはリンクAが渋滞しているとの渋滞情報を予め取得しているので、リンクAを避けた経路を提示するが、図10(a)の場合、車両Xは右折して渋滞に割り込む必要があるため、右折に時間がかかり渋滞を避けた効果が低減してしまう。しかしながら、図10(b)に示すように渋滞を考慮しなくても渋滞長によっては右折しながら合流することが要求されるため、右折に時間がかかってしまう。図10(b)ではリンクAを超えてリンクBまで渋滞しているため、同様に右折に時間がかることになる。
また一方、駐車場に駐車すべく渋滞に割り込んだり末尾から渋滞に加わった場合でも、駐車場入り口までの待ち時間が不明で不便である。そこで、駐車場入り口への渋滞情報を提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、駐車場入り口に車両との通信装置を備え、各車両が蓄積した車速や位置情報などの走行情報を受信し、走行情報から集計された渋滞の末尾位置、待ち時間等の渋滞情報をセンタから配信する情報収集方法が記載されている。
特開2006−31421号公報
しかしながら、特許文献1記載の情報収集方法では、各車両は渋滞を通過して駐車場入り口まで到達してから走行情報を通信装置に送信するので、センタは過去の走行情報に基づき渋滞情報を生成することになる。また、渋滞列が長い場合、その渋滞が目的地の駐車場を起点とする駐車場待ち渋滞か自然渋滞かを判別することが困難である。すなわち、現在の正確な渋滞状況を把握することができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、駐車場入り口から始まる渋滞の渋滞情報を精度よく生成する車車間通信システム、車載装置及びサーバを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、目的地へ至る経路で渋滞列に加わる車両が渋滞情報を取得する車車間通信システムであって、目的地の目的地情報を渋滞列の前方に向けて車両間でリレーする車車間通信手段(例えば、車車間通信部31、車車間情報送信部43、車車間情報受信部46)と、目的地情報と受信側の車両の目的地が一致する場合に一致カウント数をカウントアップする集計手段(例えば、集計部47)と、渋滞列の先頭車両の集計手段が集計した一致カウント数を受信する渋滞情報取得手段(例えば、渋滞情報取得部44)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、同じ目的地の車両が数多く渋滞していることから、駐車場待ち渋滞であると判定でき、また、自車両から駐車場までの車両台数を把握することができる。
また、本発明の一形態において、目的地情報をリレーしたリレー先の車両から車速情報を受信する車速情報受信手段(例えば、車車間情報受信部46)と、車速情報を受信しない場合、又は、受信した車速情報が所定値以上である場合、自車両が先頭車両であると判別する先頭車両判別手段(例えば、先頭車両判別部45)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、渋滞列の先頭車両を検出できるので、渋滞列の車両台数を把握しやすくすることができる。
また、本発明の一形態において、集計手段は、車両間で目的地情報をリレーする毎に車両カウント数をカウントアップし、先頭車両判別手段が先頭車両であると判別した場合、車両カウント数及び一致カウント数をセンタに送信するカウント数送信手段(例えば、送受信部34)を有し、センタは、受信した一致カウント数及び車両カウンタ数に基づき、渋滞が目的地を起点とするのか又は自然渋滞かを判別する渋滞区分判別手段(例えば、渋滞区分判別部25)を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、渋滞している車両台数と目的地の同じ車両の数から渋滞が自然渋滞か駐車場待ち渋滞かを判別できる。
また、本発明の一形態において、渋滞区分判別手段は、車両カウント数に対する一致カウント数の比率が所定値以上の場合、渋滞が前記目的地を起点とすると判定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、渋滞している車両台数に対する目的地の同じ車両の数の比率が所定値以上の場合、渋滞が自然渋滞か駐車場待ち渋滞かを判別できる。
また、本発明の一形態において、センタに、渋滞が目的地を起点とするのか又は自然渋滞かを問い合わせる渋滞区分取得手段(例えば、渋滞区分取得部42)を有し、目的地を起点とする場合又は不明の場合に、車車間通信手段が目的地情報のリレーを開始する、ことを特徴とする。
本発明によれば、センタで渋滞情報が不明の場合に、車車間通信により渋滞情報を取得することができる。
また、本発明の一形態において、渋滞列の先頭車両の集計手段が集計した一致カウント数をセンタに送信するカウント数送信手段を有し、渋滞情報取得手段は、センタから一致カウント数を受信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、外部のセンタから渋滞情報を取得することができる。
また、本発明の一形態において、渋滞情報取得手段は、渋滞列の先頭車両までカウントアップされた一致カウント数を、自車両よりも前方の車両から受信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、センタを経由することなく自車両より前方の車両台数を受信することができる。
駐車場入り口から始まる渋滞の渋滞情報を精度よく生成する車車間通信システム、車載装置及びサーバを提供すること。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
始めに、本実施形態の渋滞情報提供システム100の概略について図1に基づき説明する。車両とセンタ20は基地局11及びネットワーク12を介して通信可能となっている。
I)駐車場13を目的地にする車両Xが渋滞の最後尾である車両Fに加わる。渋滞列の一部に割り込んでもよい。渋滞に加わった位置が駐車場13から距離L〔m〕以内の場合、車両Xは自動的にセンタ20と通信しその渋滞の属性を問い合わせる。属性とは、自然渋滞、駐車場待ち渋滞、又は、属性なし渋滞(以下、不明という)の区分である。なお、本実施形態では、自然渋滞とは駐車場待ち渋滞以外の渋滞をいう。
II)渋滞の属性が、駐車場待ち渋滞又は不明であればIV)以降の処理でセンタ20から渋滞情報(待ち時間、渋滞車両数、渋滞距離等)を受信する。駐車場待ち渋滞の区分と共に渋滞情報を受信してもよい。
III) センタ20は渋滞毎に自然渋滞、駐車場待ち渋滞、不明、のフラグを記憶しており、当該フラグに基づき渋滞を区分する(フラグ0:自然渋滞、フラグ1:駐車場待ち渋滞、フラグ2:不明)。
IV)センタ20が当該渋滞について駐車場待ち渋滞又は不明のフラグを記憶していた場合、車両Xは車車間通信を開始する。車両Xは進行方向直前(以下、単に直前という)の車両Fに対し自車の目的地情報を送信し、車両Fは車両Xの目的地情報と自車の目的地情報が同じか否かを判定し、同じであれば目的地カウンタC1をカウントアップし、違う場合はカウントアップせずに受信した目的地情報を直前の車両Eに送信する。なお、目的地情報を受信する度に車両台数カウンタC2をカウントアップする。この処理を駐車場13方向に順番に繰り返していき(リレー送信)、最終的に先頭車両Aは目的地情報、目的地カウンタC1及び車両台数カウンタC2(以下、これらを集計データという場合がある)をセンタ20に送信する。なお、目的地を設定していない車両は、受信した目的地情報をそのまま直前の車両に送信する。
また、車両Xが車両Fに目的地情報を送信すると、車両Fは車速情報を車両Xに送信する。これを各車両間で目的地情報をリレーする際に繰り返す。車両Aは自らが先頭車両であることを、目的値情報を送信しても車速情報が受信できないことから検出する。また、仮に車両Aが車速情報を受信してもその車速が所定値以上(例えば10km/h)であれば車両Aは先頭であると判定する。
V)センタ20は各車両の目的地情報の重複率と過去のその道路の統計情報を演算した演算結果と閾値とを比較して、渋滞が自然渋滞か駐車場待ち渋滞かを判別し、フラグを更新する。
VI)車両Xは車車間通信を開始してから例えば1分後にセンタ20と通信して渋滞の属性及び渋滞情報を問い合わせ、渋滞列の渋滞情報を受信する。
したがって、本実施形態の渋滞情報提供システム100によれば、駐車場13の手前の渋滞が自然渋滞か駐車場待ち渋滞かの判別ができ、駐車場待ち渋滞が発生している場合、駐車場13に入庫するまでの車両台数や距離、およその待ち時間を把握できる。以下、詳細に説明する。
図2は、センタ20とナビゲーションシステム(以下、ナビシステムという)30のブロック図を示す。センタ20は、CPU、RAM、ROM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ(以下、両者を単にメモリという)、入出力インターフェイス及びモデムを備えたサーバ(コンピュータ)である。センタ20は、CPUがプログラムを実行して又はLSI等により実現される送受信部27,渋滞区分判別部25、交通情報生成部23及び交通情報提供部24を有し、また、メモリに交通情報データベース(以下、DBという)22及び過去統計情報DB26を記憶している。
送受信部27は、例えばTCP/IP等のプロトコルに従い送信する情報をパケットに分解すると共に各パケットに車両の送受信部34に付与されたアドレスを付加して、移動通信端末の運営者(例えば携帯電話会社)のサーバに送信する。当該サーバはアドレスに対応づけて記憶する識別情報に従い送受信部34を有する車両を検出し車両に最寄りの基地局11から情報を送信する。また、センタ20のアドレスが付加され車両から送信される渋滞情報の配信要求や集計データを、移動通信端末のサーバを介して受信する。
渋滞区分判別部25は、先頭の車両(図1では車両A)から目的地情報41、目的地カウンタC1及び車両台数カウンタC2を受信して、過去統計情報DB26に記憶された統計情報を用いて当該渋滞が自然渋滞か駐車場待ち渋滞かを判別する。判別方法と過去統計情報DB26については後に詳述する。
交通情報生成部23は、VICS(Vehicle Information and Communication System)センタが集計した交通情報、プローブカーから受信した車速情報及び位置情報からプローブカーセンタが生成した交通情報を取得して、交通情報DB22を随時更新する。これらの交通情報は、例えば、順調、混雑又は順調等の渋滞情報、通行止めなどの交通規制情報、リンクを走行する平均的な所要時間であるリンク旅行時間、等でありVICSリンクに対応づけて記憶されている。
また、本実施形態では、渋滞区分判別部25が駐車場待ち渋滞であると判別した目的地のあるVICSリンクに、交通情報生成部23はフラグ:1(駐車場待ち渋滞)を設定する。フラグの初期状態はフラグ:2(不明)である。また、駐車場待ち渋滞と判別された場合、交通情報生成部23は、当該駐車場待ち渋滞の最新の渋滞情報(待ち時間、渋滞車両数、渋滞距離等)を駐車場13のある例えばVICSリンクに対応づけて記憶する。
ナビシステム30は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェイス等を有するコンピュータであるナビECU(electronic control unit)35により制御される。ナビシステム30は、自車位置周辺の道路地図や目的地までの経路を入出力装置36に表示し、また、経路に沿って交差点の手前で右折又は左折するよう音声で案内する。GPS受信機33は、地球の周りを周回する好ましくは4つ以上のGPS衛星を補足して、各GPS衛星からの電波の到達時間を計算し、到達時間と光速cから各GPS衛星までの距離を算出する。そして、GPS衛星毎に得られる距離に基づき自車両の位置(緯度・経度・標高)を決定する。車速センサ32は、例えば、車両の各輪に備えられたロータの円周上に定間隔で設置された凸部が通過する際の磁束の変化をパルスとして計測して、単位時間あたりのパルス数に基づき各輪毎に車輪速を計測する。車輪速にタイヤの外径を乗じれば車速が得られる。
地図DB37は、実際の道路網に対応したノード(道路と道路が交差する点、例えば交差点)と、リンク(ノードとノードを接続する道路)とを対応づけたテーブル状のデータベースである。ノードテーブルは、ノードの番号、座標、そのノードから流出するリンク数及びそれらのリンク番号を有する。また、リンクテーブルは、リンクの番号、リンクを構成する始点ノードと終点ノード、リンク長、ノードに対する方位を有する。ノード番号及びリンク番号は、互いに重複しないように定められており、ノード番号とリンク番号をそれぞれ辿ることで道路網を形成することができる。また、地図DB37には、各リンク毎に一般道、高速道路等の道路種別や、駐車場、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア等の施設情報が記憶されている。地図DB37に記憶される道路地図情報は、地図DB37に記憶された状態で車両と共に出荷されていてもよいし、所定のサーバから道路地図情報を受信して地図DB37に格納してもよい。
入出力装置36は、運転者の操作を入力しまた道路地図を表示したり音声を出力するユーザインターフェイスである。例えば、押しボタン式のキーボード、乗員の発した音声を入力するマイク、液晶や有機EL等の表示部、表示部と一体のタッチパネル、音声を出力するスピーカ等で構成される。
送受信部34は、移動通信端末の基地局や無線LANのアクセスポイントである基地局11に接続し、センタ20から区分情報や渋滞情報を受信すると共に、集計データをセンタ20に送信する。情報を送信する場合、送受信部34は情報をパケットに分解しセンタ20のアドレスを付加して、搬送波をデジタル変調して増幅しアンテナから送信する。また、情報を受信する場合、送受信部34は、アンテナが受信した電波からベースバンド信号を復調し、信号処理してデジタル信号に復号した後プロトコル処理することで情報を受信する。
車車間通信部31は、対向車、先行車、後続車等と車両間で通信を行なう通信装置であり、例えば、数10cmから数100メートルの範囲でのみ通信可能な狭域通信(DSRC;Dedicated Short Range Communication)方式により、1対1又は1対Nのアドホックネットワークを実現して交通情報を送受信する。すなわち、1対Nの通信により多くの車両と情報を交換してもよいし、1対1のように所望の車両(直前又は直後の車両)とのみ情報を交換してもよい。本実施形態の車車間通信部31は、少なくとも1対1の通信が可能である。
このため、車車間通信部31は通信エリアが可変であるか、又は、広域の通信エリア用と狭域の通信エリア用の通信装置を備えることが好ましい。通信エリアが可変の車車間通信部31で1対1の通信を可能とするには、例えば、電波の出力を小さくすればよく、狭域の通信エリア用の車車間通信部31で1対1の通信を可能とするには直進性に優れた赤外線通信や可視光通信を用いる。接続手順は例えばCSMA(Carrier Sense Multiple Access)である。なお、ブルートゥース(登録商標)、無線USB、Zigbee(登録商標)など所定の通信規格を用いてもよい。
ナビECU35はCPU、RAM、ROM、不揮発メモリ及び入出力インターフェイスを備えたコンピュータであって、CPUがプログラムを実行することで、渋滞区分取得部42、車車間情報送信部43、渋滞情報取得部44、先頭車両判別部45、車車間情報受信部46及び集計部47を実現し、RAM又は不揮発メモリに目的地情報41を記憶している。
〔渋滞情報提供システム100の概略手順〕
図3は交通情報配信ステム100が実行する手順の概略を示すシーケンス図である。以下、車両Xの処理手順、各車両の先頭車判別処理、各車両の集計処理、センタ20の区分判別処理について順に説明する。
〔駐車場待ち渋滞の渋滞情報の取得(車両Xの処理手順)〕
車両が渋滞に巻き込まれた場合に、駐車場待ち渋滞か否かを判別し、駐車場待ち渋滞又は不明の場合に車両が渋滞情報を受信する手順を図4に基づき説明する。図4のフローチャート図は、例えば、車速が所定以下の状態が所定時間(例えば1分以上)継続した場合にスタートする。この所定時間は例えば信号待ちにより処理がスタートすることを排除する時間である。なお、図1に従い渋滞の末尾の車両を車両X、先頭の車両を車両Aとする。
渋滞区分取得部42は、車両Xが渋滞の道路を走行しているか否かを判定する(S10)。渋滞しているか否かは、車速センサ32が検出する車速、VICSセンタやプローブカーセンタが配信する交通情報から判定する。渋滞していない場合(S10のNo)、図4の処理はそのまま終了する。
渋滞している場合(S10のYes)、渋滞区分取得部42は自車両Xの位置が駐車場13から距離L〔m〕以内か否かを判定する(S20)。距離L以内か否かを判定するのは、駐車場13よりも過度に遠くから駐車場待ち渋滞の渋滞が生じることは少ないからである。渋滞区分取得部42は地図DB37を参照し、GPS受信機33が検出した自車両の位置と駐車場13の間の距離を抽出する。この距離は直線距離でなく道なりの距離である。駐車場13から距離L〔m〕以内でない場合(S20のNo)、処理を終了する。
自車両の位置が駐車場13から距離L〔m〕以内である場合(S20のYes)、渋滞区分取得部42はセンタ20に当該渋滞の区分情報を要求する(S30)。渋滞区分取得部42は、送受信部34から例えば自車両の位置情報又は目的地情報を送信する。センタ20の交通情報提供部24は、交通情報DB22を参照し、自車位置のVICSリンクに対応づけられたフラグの値又は駐車場13があるVICSリンクに対応づけられたフラグの値を参照し、対応する区分情報を送受信部27から車両Xに送信する。渋滞区分取得部42は、送受信部34により区分情報(自然渋滞、駐車場待ち渋滞、不明)を取得する。
ついで、車車間情報送信部43は、区分情報が駐車場待ち渋滞又は不明のいずれか否かを判別する(S40)。駐車場待ち渋滞又は不明でない場合(S40のNo)、自然渋滞であることになり目的地の同じ車両や先頭の車両Aが存在しない可能性が高いので、図4の処理を終了する。
駐車場待ち渋滞又は不明のいずれかの場合(S40のYes)、車車間情報送信部43は車車間通信を開始する(S50)。車車間情報送信部43は、以下の要求及び情報(以下、車車間送信情報という)を車車間通信で車両Fに送信する。
・目的地情報41を直前の車両Fに送信する
・先頭の車両Aまで順に、目的地情報41をリレーするよう要求する
・車両間で目的地情報をリレーする毎に車両台数カウンタC2をカウントアップするよう要求する
・目的地情報41がその車両の目的地と一致するか否かを判定し、一致する場合には目的地カウンタC1をカウントアップし、違う場合はカウントアップしないよう要求する
・目的地情報を受信した車両は車速情報を返送するよう要求する
渋滞列の各車両はかかる車車間送信情報を直前の車両に順にリレーするので、最終的に車両Aまで、目的地情報41及びカウントアップされながら目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2が送信される。各車両の処理手順については後述する。
ついで、車両Xの渋滞情報取得部44は、車車間通信を開始してから例えば所定時間(例えば1分)経過後にセンタ20に渋滞情報の送信を要求する(S60)。すなわち、後述するように、車両Aがセンタ20に送信した車両データセンタ20が駐車場13までの渋滞情報を生成しているので、その渋滞情報を受信する。
なお、所定時間は渋滞の長さに応じて変わるので、1分経過後にセンタ20が駐車場13までの渋滞情報を生成していなければ、渋滞情報取得部44は、再度1分後に渋滞情報の送信を要求する。渋滞情報は、例えば車両Xよりも前方の車両台数(目的地カウンタC1又は車両台数カウンタC2の少なくとも一方)であり、これに渋滞距離及び駐車場13までの待ち時間等を含むことが好ましい。したがって、渋滞情報取得部44は、自車両Xから発信した車車間通信によって自車両Xから見た最新の駐車待ち台数等を取得することができる。
車両Xは入出力装置36に渋滞情報を表示したり音声出力するので、車両Xの乗員はその渋滞が駐車場待ち渋滞か否か、駐車場待ち渋滞の場合は駐車場13まで車両台数、距離、待ち時間がどのくらいかを把握できる。
〔先頭車両判別処理〕
続いて、先頭車両Aの検出について図5のフローチャート図と図6(a)の道路状況概略図に基づき説明する。図5のフローチャート図は、例えば車両Xが車車間通信を開始するとスタートし、車両Xから車両Aまでの各車両が実行する。
まず、図4のステップS50にて説明したように、車両Xが車車間通信で車車間送信情報を車両Fに送信する(S50)。車両Fの車車間情報送信部43は「車速情報を返送する」という要求に従い、車両Fの車速センサ32から検出した車速情報を車両Xに送信するので、車両Xの車車間情報受信部46は車速情報を受信する(S110)。
車両Xの先頭車両判別部45は、車両Fから車速情報を受信したか否か(S120)、受信した場合には車速情報が所定値以上か否かを判定する(S130)。ステップS130の所定値は、渋滞して停止しているかゆっくりと走行していることを検出する閾値であるので例えば、10km/h程度である。例えば、図6(a)では、車両Xは車両Fから所定値以下の車速情報を受信すると考えられ、車両Xの先頭車両判別部45は車両Xが先頭でないと判別する。
同様の処理を車両Fは車両Eに、車両Eは車両Dに、車両Dは車両Cに、車両Cは車両Bに、車両Bは車両Aに実行する(S140)。図6(a)に示すように、車両F〜Bの先頭車両判別部45は自車両が先頭でないと判別する。
これに対し、車両Aでは、車車間情報送信部43が車車間送信情報を送信しても(S51)、先頭車両判別部45は車速情報を受信できないので(S111)、車両Aが先頭であると判定する(S150)。
なお、図6(a)に示すように駐車場13より前方では渋滞していないので、先頭車両Aの前方に車線変更した車両Sが進入することがある。この場合、車両Sが車速情報を車両Aに送信しても、車両Sの車速情報は所定値より大であるはずなので車両Aの先頭車両判別部45は自車両が先頭であると判別できる。以上のようにして先頭車両判別部45は確実に先頭車両であることを判定できる。
〔各車両の集計処理〕
目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2の集計処理について図7のフローチャート図に基づき説明する。図7のフローチャート図は、例えば車両Xが車車間通信を開始するとスタートし、車両Fから車両Aまでの各車両が実行する。
車両Fの車車間情報受信部46は、車車間送信情報に含まれる、目的地情報41、目的地カウンタC1、車両台数カウンタC2を受信する(S50)。目的地カウンタC1及び車両台数カウンタC2の初期値は、車両Xをカウントに入れて「1」でもよいし、車両Xをカウントに入れず「0」でもよい。
集計部47は、自車両Fのナビシステム30に目的地が設定されているか否かを判定する(S60)。目的地が設定されていない場合(S60のNo)、車両Xと目的地が一致するか否かの判定ができないので、集計部47は車両台数カウンタC2を1つカウントアップする(S90)。
目的地を設定している場合(S60のYes)、集計部47は車車間通信で受信した目的地情報41が、車両Fに設定してある目的地に一致するか否かを判定する(S70)。一致しない場合(S70のNo)、車両Xと目的地が一致するか否かの判定ができないので、集計部47は車両台数カウンタC2を1つカウントアップする(S90)。
受信した目的地情報41が車両Fに設定してある目的地に一致する場合(S70のYes)、集計部47は目的地カウンタC1を1つカウントアップする(S80)。以上のステップS50〜S90までの処理を各車両F〜Aまで繰り返す(S100)。
したがって、同じ目的地の車両が渋滞列に多いほど車両台数カウンタC2に対する目的地カウンタC1の比率が増大することになる。
〔センタ20における区分判別処理〕
センタ20が駐車場13までの渋滞の区分を判別する処理について図8のフローチャート図に基づき説明する。図8のフローチャート図は例えばセンタ20が車両Aから目的地情報41、目的地カウンタC1及び車両台数カウンタC2を受信するとスタートする(S160)。
渋滞区分判別部25は過去統計情報DB26に記憶された、駐車場13のある道路(例えばVICSリンク)の過去の統計情報を参照する(S170)。図6(b)は統計情報の一例を示す。統計情報は、リンクの識別情報としてVICSリンクに対応づけて、時間帯毎の駐車場待ち渋滞の割合を示す。例えば、0時〜6時の間は過去に駐車場待ち渋滞が発生したことがなければ0%になり、6時から12時のうち過去に2時間程度の時間帯で駐車場待ち渋滞が発生していれば約30%となる。なお、時間帯をより小さく分割してもよいし、時間帯だけでなく曜日毎の時間帯で統計情報を記憶してもよい。
ついで、渋滞区分判別部25は次式が成立するか否かを判定する(S180)。
(目的地カウンタC1/車両台数カウンタC2)×統計情報 ≧ 閾値 …(1)
成立する場合(S180のYes)、渋滞区分判別部25は駐車場待ち渋滞と判別する(S190)。すなわち、目的地の同じ車両が多く駐車している場合や統計情報の値が大きい場合には、閾値を超えやすくなり駐車場待ち渋滞と判別されることになる。成立しない場合(S180のNo)、渋滞区分判別部25は自然渋滞と判別する(S210)。
なお、統計情報は1以下の値となるので、式(1)では閾値を超えにくくなるおそれがある。このため、
(目的地カウンタC1/車両台数カウンタC2) ≧ 閾値 …(2)
を用いて駐車場待ち渋滞か否かを判別してもよい。
また、統計情報が所定以下(例えば60%以下)の場合、
(目的地カウンタC1/車両台数カウンタC2)×統計情報 ≧ 閾値×係数 …(3)
により判別してもよい。係数は1未満の値なので駐車場待ち渋滞と判別しやすくすることができる。
駐車場待ち渋滞と判別した場合、交通情報生成部23は駐車場待ち渋滞の渋滞情報を生成する(S200)。渋滞情報は例えば、待ち時間、渋滞車両数、渋滞距離等であるが、渋滞車両数は目的地カウンタC1から明らかであり、渋滞距離はGPS受信機33が検出した自車両の位置と駐車場13の間の距離であるので、車両Xから位置情報を受信することで取得できる。なお、渋滞距離は車両Xにとっては既知である。
目的地カウンタC1のみを渋滞情報としても、同じ目的地の車両が数多く渋滞していることから駐車場待ち渋滞であると判別でき、また、自車両から駐車場までの車両台数を把握することができる。
待ち時間は、例えば渋滞距離とその駐車場13で渋滞した場合の過去の進行速度から算出される。図6(b)にはその道路が渋滞した場合の進行速度が記憶されている。車両Xが先頭車両になった時又は駐車場入り口に到達した時に、車両Xはセンタ20に渋滞を通過し終わった情報を送信する。センタ20は渋滞列の末尾から駐車場入り口までの距離と走行時間から進行速度を算出し平均的な値を記憶しておく。例えば、渋滞距離が600〔m〕、進行速度が10〔m/分〕の場合、待ち時間は60分となる。なお、現在の車両Xの平均的な速度から待ち時間を算出してもよい。
交通情報生成部23は、駐車場待ち渋滞と判別した場合はフラグを1に、自然渋滞と判別した場合はフラグを2に更新し、さらに駐車場待ち渋滞と判別した場合は渋滞情報をメモリに記憶する。
以上の処理で、図4のステップS220で説明したように、センタ20の交通情報提供部24は、車両Xから渋滞情報の送信を要求された場合、生成した渋滞情報を車両Xに送信することができる。
本実施例によれば、駐車場13の手前の渋滞が自然渋滞か駐車場待ち渋滞かの判別ができ、駐車場待ち渋滞が発生している場合、渋滞列に加わった車両Xは駐車場13に入庫するまでの最新の車両台数やおよその待ち時間を取得できる。
なお、本実施例では目的地の例として駐車場13を対象に説明したが、かかる目的地は指定又は自動設定された経由地等の中間目的地でもよく、また、分岐点や合流点を目的地として分岐点や合流点に生じる渋滞列に適用してもよい。
実施例1では、センタ20を介して駐車場13を起点とする渋滞情報を配信したが、駐車場13を起点に発生する渋滞はローカルなものなので、センタ20を介さずに車車間通信のみで車両Xが渋滞情報を取得できたら便利である。
図9は、本実施例の渋滞情報提供システム100の概略を説明する図である。なお、図9において、図1と同一構成部には同一の符号を付しその説明は省略する。図9の渋滞情報提供システム100では、車車間通信のみで車両Xが渋滞情報を取得する。
I)駐車場13を目的地にする車両Xが渋滞の最後尾である車両Fから加わる。渋滞列の一部に割り込んでもよい。渋滞列に加わった位置が駐車場13から距離L〔m〕以内の場合、車両Xは自動的に車車間通信を開始する。すなわち、センタ20に渋滞の属性を問い合わせない。
II)車両Xは車車間通信を開始し、実施例1と同様に車車間送信情報を車両Fに送信する。したがって、最終的に先頭車両Aまで目的地情報41が送信され、車両Aは集計された目的地カウンタC1及び車両台数カウンタC2を取得する。
III)車両Aは実施例1と同様に自らが先頭車両であることを検出すると、集計後の目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2を車両Bに送信する。そして、車両Bは、目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2をカウントアップ又はカウントダウンすることなくそのまま車両Cにリレーする。以下、目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2のリレーを車両C、車両D、車両E、車両Fが繰り返す。
IV)したがって、車両Xは車車間通信により目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2を取得することができる。車両Xは予め自らが送信した目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2に識別情報(例えば車台番号)を付与しておき、それが車両Xが集計を要求した渋滞情報であることを検出する。
また、車両Aまで目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2がリレーされた後は、車両Aから直接車両Xに目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2を送信してもよい。この場合も、目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2に車両Xの識別情報を付与しておくことで、車両Aは車両Xにのみ目的地カウンタC1と車両台数カウンタC2を送信できる。
車両Xの渋滞区分判別部25は、
(目的地カウンタC1/車両台数カウンタC2) ≧ 閾値 …(2)
を用いて駐車場待ち渋滞か否かを判別できる。また、目的地カウンタC1から渋滞列における同じ目的地の車両台数を取得できるので、同じ目的地の車両が数多く渋滞していることから駐車場待ち渋滞であると判別でき、また、自車両から駐車場までの車両台数を把握することができる。目的地13までの距離は既知なので、自車両Xの平均的な車速から駐車場13までの待ち時間を推定することができる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加え、センタ20を介さずに車車間通信のみで渋滞情報を取得することができる。
渋滞情報提供システムの概略を説明する図である。 センタとナビゲーションシステムのブロック図の一例である。 交通情報配信ステムが実行する手順の概略を示すシーケンス図である。 車両が渋滞に巻き込まれた場合に、駐車場待ち渋滞か否かを判別し、駐車場待ち渋滞又は不明の場合に車両が渋滞情報を受信する手順を示すフローチャート図である。 先頭車両の検出手順を示すフローチャート図である。 道路状況の概略、及び、過去統計情報DBの一例を示す図である。 目的地カウンタと車両台数カウンタの集計処理にの手順を示すフローチャート図である。 センタが目的地までの渋滞の区分を判別する手順を示すフローチャート図である。 渋滞情報提供システムの概略を説明する図である(実施例2)。 従来において車両Xを駐車場入り口まで誘導する経路の一例を示す図である。
符号の説明
13 駐車場
20 センタ
23 交通情報生成部
25 渋滞区分判別部
26 過去統計情報DB
31 車車間通信部
35 ナビECU
41 目的地情報
42 渋滞区分取得部
43 車車間情報送信部
44 渋滞情報取得部
45 先頭車両判別部
46 車車間情報受信部
47 集計部
100 渋滞情報提供システム

Claims (9)

  1. 目的地へ至る経路で渋滞列に加わる車両が渋滞情報を取得する車車間通信システムであって、
    前記目的地の目的地情報を渋滞列の前方に向けて車両間でリレーする車車間通信手段と、
    前記目的地情報と受信側の車両の目的地が一致する場合に一致カウント数をカウントアップする集計手段と、
    渋滞列の先頭車両の前記集計手段が集計した前記一致カウント数を受信する渋滞情報取得手段と、
    を有することを特徴とする車車間通信システム。
  2. 前記目的地情報をリレーしたリレー先の車両から車速情報を受信する車速情報受信手段と、
    前記車速情報を受信しない場合、又は、受信した車速情報が所定値以上である場合、自車両が先頭車両であると判別する先頭車両判別手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の車車間通信システム。
  3. 前記集計手段は、車両間で前記目的地情報をリレーする毎に車両カウント数をカウントアップし、
    前記先頭車両判別手段が先頭車両であると判別した場合、前記車両カウント数及び前記一致カウント数をセンタに送信するカウント数送信手段、を有し、
    前記センタは、受信した前記一致カウント数及び車両カウンタ数に基づき、渋滞が前記目的地を起点とするのか又は自然渋滞かを判別する渋滞区分判別手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車車間通信システム。
  4. 前記渋滞区分判別手段は、前記車両カウント数に対する前記一致カウント数の比率が所定値以上の場合、渋滞が前記目的地を起点とすると判定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の車車間通信システム。
  5. 前記センタに、渋滞が前記目的地を起点とするのか又は自然渋滞かを問い合わせる渋滞区分取得手段を有し、
    前記目的地を起点とする場合又は不明の場合に、前記車車間通信手段が前記目的地情報のリレーを開始する、
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の車車間通信システム。
  6. 渋滞列の先頭車両の前記集計手段が集計した前記一致カウント数をセンタに送信するカウント数送信手段を有し、
    前記渋滞情報取得手段は、前記センタから前記一致カウント数を受信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車車間通信システム。
  7. 前記渋滞情報取得手段は、渋滞列の先頭車両までカウントアップされた前記一致カウント数を、自車両よりも前方の車両から受信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車車間通信システム。
  8. 目的地への経路で渋滞列に加わる車両の車載装置であって、
    前記目的地の目的地情報を渋滞列の前方に向けて車両間でリレーする車車間通信手段と、
    受信した前記目的地情報と目的地が一致する場合に一致カウント数をカウントアップする集計手段と、
    渋滞列の先頭車両の前記集計手段が集計した前記一致カウント数を受信する渋滞情報取得手段と、
    を有することを特徴とする車載装置。
  9. 請求項8記載の車載装置と通信するサーバであって、
    渋滞列の先頭車両から前記一致カウント数及び車両カウント数を受信する受信手段と、
    前記車両カウント数に対する前記一致カウント数の比率が所定値以上の場合、渋滞が前記目的地を起点とすると判定する渋滞区分判別手段と、
    前記一致カウント数を前記車載装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするサーバ。

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