JP7091140B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施の形態は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
駐車場の混雑状況に関する情報を提供するシステムが知られている。
例えば、本線道路上の任意の地点から駐車場に入る車両台数を予測し、予測した車両台数に基づいて、駐車場到達時の駐車状況を予測する技術が開示されている。また、高速道路の入口と出口で車両のナンバープレートを撮影し、車両が進入した発券所を特定する技術が開示されている。駐車場に駐車待ち車列が有る場合に、駐車待ち車列の最後尾の位置を目標地点として経路探索を行う技術が開示されている。また、道路上の特定区間に付随する施設の混雑度と、特定区間の交通渋滞度と、を用いて、施設で利用可能な特典情報を提供する技術が開示されている。また、車両の運転者に、道路区間に関する使いやすいデータとして、平均速度や駐車時間などの車両の静的および動的パラメータに関するデータを提供する技術が開示されている。
特開2002-63696号公報 特開2008-102570号公報 特開2005-249539号公報 特開2014-225098号公報 特表2011-515753号公報
しかしながら、従来技術では、駐車場に入車した車の退社状況を管理しておらず、駐車場が満車状態にある場合、駐車場までの所要時間を高精度に演算することは困難であった。従って、従来技術では、道路上の走行地点から駐車場までの所要時間を高精度に演算することは困難であった。
実施の形態の情報処理装置は、駐車状況検出部と、演算部と、特定部と、時間導出部と、間隔導出部と、予測部と、台数導出部と、を備える。駐車状況検出部は、駐車場の車両駐車状況を検出する。演算部は、走行地点から前記駐車場までの所要時間を演算する。特定部は、前記走行地点と前記駐車場の入口地点との間の渋滞区間の末尾地点を特定する。時間導出部は、前記走行地点から前記末尾地点までの末尾所要時間を導出する。間隔導出部は、前記駐車場から車両が退出する退出間隔を導出する。予測部は、前記走行地点と前記入口地点との間に存在する車両の内、前記駐車場に入車する車両の入車車両台数を予測する。台数導出部は、前記末尾地点から前記入口地点までの入口区間に存在する存在車両台数を導出する。演算部は、前記車両駐車状況が満車を示さない場合、前記走行地点から前記入口地点までの距離を前記走行地点を走行中の車両の速度で除算した除算結果を、前記所要時間として演算し、前記車両駐車状況が満車を示し且つ前記末尾地点を特定出来なかった場合、前記入車車両台数と前記走行地点から前記入口地点までの距離とから前記所要時間を演算し、前記車両駐車状況が満車を示し且つ前記末尾地点を特定出来た場合、前記入車車両台数と前記存在車両台数との加算結果と、前記退出間隔と、の乗算結果に、前記末尾所要時間を加算した加算結果を、前記所要時間として演算する。
図1は、本実施の形態の情報処理システムの模式図である。 図2は、情報処理装置のハードウェア構成図である。 図3は、情報処理装置の機能的構成を示す機能ブロック図である。 図4は、表示画面の模式図である。 図5は、情報処理の手順のフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置および情報処理方法の一の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の交通管制システム1の一例を示す模式図である。
交通管制システム1は、交通管制装置10と、表示装置12と、車両感知器14と、路側機16と、車両感知器18と、を備える。交通管制装置10と、表示装置12、車両感知器14、路側機16、および車両感知器18とは、ネットワークNを介して無線または有線により通信可能に接続されている。
交通管制装置10は、情報処理装置の一例である。交通管制装置10は、道路R上の走行地点P1から駐車場22までの所要時間を導出する。所要時間の導出の詳細は、後述する。
道路Rは、車両20が走行するための通路である。走行地点P1は、道路R上の任意の地点である。本実施の形態では、走行地点P1は、道路Rを走行する車両20の内の任意の車両20(例えば、車両20A)の現在地点を示す場合を、一例として説明する。
駐車場22は、車両20を駐車させるための場所である。本実施の形態では、駐車場22は、道路R上に沿って設けられたSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)である場合を一例として説明する。なお、駐車場22は、車両20を駐車させるための場所であればよく、SAやPAに限定されない。
図1には、道路Rとして、本線道路R1、減速道路R2、および加速道路R3、を示した。減速道路R2は、本線道路R1と駐車場22の入口E1とを結ぶ道路Rである。加速道路R3は、駐車場22の出口E2と本線道路R1とを結ぶ道路Rである。本線道路R1を走行方向D1に沿って走行する車両20の内、駐車場22に駐車する車両20は、減速道路R2を走行方向D2に沿って走行し、入口E1を通って駐車場22内へ到る。また、駐車場22から退出する車両20は、駐車場22の出口E2を通って加速道路R3を走行方向D3に沿って走行し、本線道路R1へ戻ることが可能である。
表示装置12は、各種情報を表示する。表示装置12は、交通管制装置10から受信した各種情報を表示する。表示装置12は、例えば、公知のLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどにより実現される。本実施の形態では、表示装置12は、道路Rを走行する車両20を運転する運転者から視認可能な位置に、予め設置されている。なお、表示装置12の設置位置は、上記位置に限定されない。
車両感知器14は、道路R上を走行する車両20を検出し、車両検出結果を、ネットワークNを介して交通管制装置10へ送信する。本実施の形態では、車両感知器14は、車両20を検出する毎に、ネットワークNを介して交通管制装置10へ車両検出結果を送信する。車両感知器14は、道路Rに沿って所定間隔毎に配置されている。車両検出結果は、車両20の検出の有無と、検出した車両20の速度と、を示す情報を少なくとも含む。
車両感知器14は、例えば、超音波式車両感知器や、画像式車両感知器や、ループ式車両感知器などである。超音波式車両感知器は、道路Rの路面に向けて超音波を発射し、車両20からの反射波の到達時間と路面からの反射波の到達時間をと比較することで、車両20を検出する。画像式車両感知器は、カメラからの映像を画像処理することで車両20を検出する感知器である。ループ式車両感知器は、道路Rの路面に埋設されたループコイルのインダクタンスの変化に基づいて、車両20を検出する。
なお、車両感知器14として画像式車両感知器を用いる場合、車両感知器14が交通管制装置10へ出力する車両検出結果は、車両20の検出の有無と、検出した車両の速度と、車両20の画像と、を示す情報であってもよい。
路側機16は、車両20に搭載された車載機21と無線通信する。また、路側機16は、ネットワークNを介して交通管制装置10と通信する。このため、車載機21と交通管制装置10は、路側機16およびネットワークNを介して通信可能である。
路側機16は、例えば、ITS(Intelligent Transport Systems、高度道路交通システム)スポットや、ETC(Electronic Toll Collection System、電子料金収受システム)や、路側無線装置(RSU(Road-Side Unit)などである。また、路側機16は、車載機21と交通管制装置10との無線通信を中継する通信基地局であってもよい。
路側機16と車載機21との無線通信には、公知の無線通信方式を用いればよい。例えば、路側機16と車載機21との通信には、DSRC(狭域通信:Dedicated Short Range Communication)や、車車間・路車間通信(V2X:Vehicle-to-Everything)を用いればよい。本実施の形態では、路側機16と車載機21との無線通信には、DSRCを用いる場合を、一例として説明する。
路側機16は、道路Rに沿って所定間隔ごとに配置されている。このため、道路Rを走行する車両20に搭載された車載機21は、路側機16およびネットワークNを介して交通管制装置10と通信可能である。また、本実施の形態では、路側機16は、駐車場22の入口E1と出口E2の各々に配置されている。
車両感知器18は、駐車場22内の車両20を検出する。本実施の形態では、駐車場22には、1台の車両20が駐車するための駐車スペースPSが、複数設けられている。車両感知器18は、駐車スペースPSごとに配置されている。詳細には、本実施の形態では、1台の駐車スペースPSに対して、1つの車両感知器18が、1対1の関係で配置されている。
車両感知器18は、対応する駐車スペースPS内の車両20を検出する。そして、車両感知器18は、駐車スペースPS内の車両20の有無を示す検出結果を、ネットワークNを介して交通管制装置10へ送信する。
車両感知器18は、例えば、超音波式車両感知器や、画像式車両感知器や、ループ式車両感知器などである。
なお、車両感知器18として、画像式車両感知器を用いる場合、車両感知器18は、駐車スペースPSごとに設けるのではなく、駐車場22全体を撮影可能な位置に1または複数配置してもよい。この場合、車両感知器18は、駐車場22内の複数の駐車スペースPSを撮影した撮影画像に基づいて、公知の画像処理により、複数の駐車スペースPSの各々について車両20の有無を示す検出結果を導出し、交通管制装置10へ送信すればよい。
次に、交通管制装置10のハードウェア構成の一例を説明する。
図2は、交通管制装置10のハードウェア構成図の一例である。交通管制装置10は、CPU(Central Processing Unit)10A、ROM(Read Only Memory)10B、RAM(Random Access Memory)10C、およびI/F10D等がバス10Eにより相互に接続されており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
CPU10Aは、本実施の形態の交通管制装置10を制御する演算装置である。ROM10Bは、CPU10Aによる各種処理を実現するプログラム等を記憶する。RAM10Cは、CPU10Aによる各種処理に必要なデータを記憶する。I/F10Dは、通信部、入力部、および表示部などの機器に接続し、データを送受信するためのインターフェースである。本実施の形態の交通管制装置10で実行される情報処理を実行するためのプログラムは、ROM10B等に予め組み込んで提供される。
次に、交通管制装置10の機能的構成を説明する。
図3は、交通管制装置10の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。交通管制装置10は、制御部30と、通信部32と、記憶部34と、を備える。通信部32および記憶部34と、制御部30とは、データや信号を授受可能に接続されている。
通信部32は、ネットワークNを介して各種機器と通信する。本実施の形態では、通信部32は、ネットワークNを介して、車両感知器14、路側機16、車両感知器18、および表示装置12と通信する。また、通信部32は、ネットワークNおよび路側機16を介して、車載機21と通信する。記憶部38は、各種情報を記憶する。
制御部30は、交通管制装置10を制御する。制御部30は、駐車状況検出部30Aと、特定部30Bと、時間導出部30Cと、台数導出部30Dと、間隔導出部30Eと、予測部30Fと、演算部30Gと、出力制御部30Hと、を備える。駐車状況検出部30A、特定部30B、時間導出部30C、台数導出部30D、間隔導出部30E、予測部30F、演算部30G、および出力制御部30Hの一部またはすべては、例えば、CPU10Aなどの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
駐車状況検出部30Aは、駐車場22の車両駐車状況を検出する。
車両駐車状況は、駐車場22の車両収容状況を示す情報である。本実施の形態では、車両駐車状況は、満車または空車を示す場合を一例として説明する。満車とは、駐車場22における車両20の収容能力が限界に達したことを意味する。具体的には、満車とは、駐車場22の複数の駐車スペースPSの内、予め定めた閾値以上の割合の駐車スペースPSに、車両20が存在している状態を示す。この閾値は、例えば、80%、90%、100%などである。なお、この閾値は、適宜変更可能としてもよい。
本実施の形態では、駐車状況検出部30Aは、駐車場22の複数の駐車スペースPSの各々に配置された車両感知器18から、車両20の存在の有無を示す検知結果を、通信部32を介して受信する。そして、駐車状況検出部30Aは、複数の車両感知器18の各々から受信した、車両の存在の有無を示す検知結果が、上記閾値以上の割合の駐車スペースPSに車両20が存在していることを示す場合、満車を示す車両駐車状況を検出する。一方、駐車状況検出部30Aは、複数の車両感知器18から受信した検知結果が、上記閾値未満の割合の駐車スペースPSに車両20が存在していることを示す場合、空車を示す車両状況情報を検出する。
なお、駐車状況検出部30Aは、他の方法を用いて、駐車場22の車両状況情報を検出してもよい。
例えば、車両感知器18として画像式車両感知器を用いた場合を説明する。この場合、上述したように、車両感知器18は、駐車場22全体を撮影した撮影画像に基づいて、複数の駐車スペースPSの各々に対する車両20の有無を示す検出結果を導出し、交通管制装置10へ送信する。このため、駐車状況検出部30Aは、車両感知器18から通信部32を介して受信した検出結果に示される、複数の駐車スペースPSの各々に対する車両20の有無に基づいて、上記閾値以上の割合の駐車スペースPSに車両20が存在しているか否かを判別することで、車両状況情報を検出すればよい。
また、駐車状況検出部30Aは、駐車場22の入口E1および出口E2の各々に設置された路側機16から通信部32を介して受信した情報に基づいて、車両状況情報を検出してもよい。
この場合、例えば、駐車状況検出部30Aは、駐車場22の入口E1に設置された路側機16から、現在時刻から所定時間遡った時間範囲内に駐車場22へ入車した車両20の台数を示す入車台数情報を受信する。また、駐車状況検出部30Aは、駐車場22の出口E2に設置された路側機16から、該時間範囲内に駐車場22から退出した車両20の台数を示す退出台数情報を受信する。そして、駐車状況検出部30Aは、入車台数情報から退社台数情報を減算した台数を、駐車場22に現在駐車している車両20の台数として算出する。そして、駐車状況検出部30Aは、駐車場22内に設けられた駐車スペースPSの数に対する、駐車場22に現在駐車している車両20の台数の割合が上記閾値以上である場合、満車を示す車両駐車状況を検出すればよい。
なお、駐車場22の入口E1および出口E2の各々に設置された路側機16は、例えば、DSRCや、車車間・路車間通信などにより、入口E1および出口E2の各々を通過する車両20の数を公知の方法で計測することで、上記時間範囲内に駐車場22へ入車および駐車場22から退出した車両20の台数を計測すればよい。そして、入口E1および出口E2の各々に設置された路側機16は、計測した台数情報を、ネットワークNを介して交通管制装置10へ送信すればよい。
次に、特定部30B、時間導出部30C、台数導出部30D、間隔導出部30E、予測部30F、演算部30G、および出力制御部30Hについて説明する。特定部30B、時間導出部30C、台数導出部30D、間隔導出部30E、予測部30F、および演算部30Gは、駐車状況検出部30Aが検出した車両駐車状況が満車を示す場合、以下の処理を実行する。
まず、特定部30Bについて説明する。特定部30Bは、走行地点P1と入口地点との間の渋滞区間の末尾地点を特定する。
図1を用いて説明する。図1に示すように、入口地点P2は、駐車場22の入口E1の地点を示す。渋滞とは、所定時速以下での低速走行の車列、または、停止および発進を繰返す車列が、所定距離以上かつ所定時間以上継続した状態を示す。この所定時速、所定距離、および所定時間は、道路Rの属性などに応じて予め定めればよい。例えば、道路Rが高速道路である場合、所定時速は40kmであり、所定距離は1kmであり、所定時間は15分である。
例えば、道路R上を走行中の任意の車両20Aの位置である走行地点P1から、駐車場22の入口E1の入口地点P2までの間の区間C内に、車両20による渋滞が発生している場合を想定する(渋滞区間A参照)。この場合、特定部30Bは、渋滞区間Aの末尾の末尾地点P3を特定する。
本実施の形態では、特定部30Bは、車両感知器14から受信した車両検出結果を用いて、渋滞区間Aの末尾地点P3を特定する。
例えば、特定部30Bは、駐車場22の入口E1から、車両20の走行方向D(走行方向D2、走行方向D1)の上流側に向かって順に、道路Rに沿って配置された車両感知器14の各々から受信した車両検出結果について、以下の判断を行う。例えば、特定部30Bは、車両検出結果が、車両20の検出有りを示し、且つ、渋滞を示す速度(例えば、40km)を超える速度を示すか否かを判断する。そして、特定部30Bは、車両検出結果が、車両20の検出有りを示し、且つ、渋滞を示す速度(例えば、40km)を超える速度を示し、且つ、最も入口E1側に配置された車両感知器14の設置位置を、末尾地点P3として特定する。
なお、特定部30Bは、他の方法により、末尾地点P3を特定してもよい。例えば、車両感知器14が画像式車両感知器であり、車両感知器14が、車両20の画像を更に含む車両検出結果を交通管制装置10へ送信する場合を想定する。この場合、特定部30Bは、車両感知器14から通信部32を介して受信した車両検出結果に含まれる車両20の画像を公知の画像解析方法により解析することで、末尾地点P3を特定してもよい。例えば、特定部30Bは、車両20の画像に含まれるナンバープレートの画像領域を特定し、ナンバープレートを解析して車両20を個々に追跡することで、末尾地点P3を特定してもよい。
また、例えば、特定部30Bは、車載機21がGPS(Global Positioning System)信号等を用いて検出した車両20の現在位置情報を、路側機16を介して受信してもよい。そして、特定部30Bは、道路R上の車両20の各々の現在位置情報を用いて、車両20の位置と速度を地図上にプロットすることで、入口E1と走行地点P1との間の渋滞区間Aの末尾地点P3を特定してもよい。
図3に戻り説明を続ける。次に、時間導出部30Cについて説明する。時間導出部30Cは、走行地点P1から末尾地点P3までの末尾所要時間を導出する。
図1を用いて説明する。末尾所要時間は、走行地点P1を走行する車両20Aが末尾地点P3に到達するまでの所要時間である。例えば、時間導出部30Cは、走行地点P1から末尾地点P3までの区間Fの距離を、車両20Aの平均速度で除算した除算結果を、末尾所要時間として算出する。車両20Aの平均速度は、公知の方法で取得すればよい。
例えば、時間導出部30Cは、ネットワークNおよび路側機16を介して、走行地点P1を走行する車両20Aに搭載された車載機21から、該車両20Aの平均移動速度を示す情報を受信する。そして、時間導出部30Cは、受信した平均移動速度を示す情報を、末尾所要時間の導出に用いる平均速度として用いればよい。なお、末尾所要時間の算出に用いる車両20の平均速度として、道路Rに対して予め規定された制限速度や、該道路Rを走行する車両20の平均速度を用いてもよい。
図3に戻り説明を続ける。次に、台数導出部30Dについて説明する。台数導出部30Dは、末尾地点P3から入口地点P2までの入口区間に存在する存在車両台数を導出する。
図1を用いて説明する。入口区間Bは、末尾地点P3から入口地点P2までの区間である。なお、図1には、入口区間Bと渋滞区間Aとが一致する場合を一例として示した。しかし、入口区間Bと渋滞区間Aは、一致する形態に限定されない。例えば、渋滞区間Aは、入口区間Bの一部の区間であってもよい。
存在車両台数は、入口区間Bに存在する車両20の台数を示す。台数導出部30Dは、公知の方法を用いて、入口区間Bに存在する車両20の台数を導出する。
例えば、台数導出部30Dは、道路Rに沿って配置された車両感知器14の各々から受信した車両検出結果を用いて、入口区間Bに存在する車両20の台数を導出する。この場合、台数導出部30Dは、入口区間Bに配置された車両感知器14から受信した車両検出結果を用いて、入口区間Bに存在する車両20の台数を導出すればよい。
具体的には、台数導出部30Dは、入口区間Bに配置された1または複数の車両感知器14から受信した車両検出結果に示される車両20の検出数を、入口区間Bに存在する車両20の台数として導出する。
また、例えば、車両感知器14が画像式車両感知器である場合、入口区間Bに配置された車両感知器14から受信した車両検出結果に含まれる車両20の画像を解析することで、入口区間B内に存在する車両20の台数を導出すればよい。このとき、台数導出部30Dは、公知の画像処理方法により車両20の画像内に含まれる車両20のナンバープレートを特定し、同じ車両20を重複して計数することのないように、車両20の台数の導出結果を適宜補正すればよい。
図3に戻り説明を続ける。次に、間隔導出部30Eについて説明する。間隔導出部30Eは、駐車場22から車両20が退出する退出間隔を導出する。
図1を用いて説明する。例えば、間隔導出部30Eは、駐車場22の出口E2に設置された路側機16から、車両20の駐車場22からの退出時間を示す退出時間情報を受信する。この場合、駐車場22の出口E2に設置された路側機16は、出口E2を介して駐車場22から車両20が退出するごとに、該車両20の車載機21と無線通信する。駐車場22の出口E2に設置された路側機16は、駐車場22から退出する車両20の車載機21と無線通信するごとに、車両20の退出を示す退出信号を交通管制装置10へ送信する。
交通管制装置10の間隔導出部30Eは、出口E2に設置された路側機16から通信部32を介して受信した退出信号の受信平均間隔を、駐車場22から車両20が退出する退出間隔として導出すればよい。このとき、間隔導出部30Eは、駐車状況検出部30Aによって満車を示す車両駐車状況が検出されてから過去に向かって遡った所定時間(例えば1時間)内における、上記退出信号の受信平均間隔を、退出間隔として導出すればよい。
また、間隔導出部30Eは、他の方法により、退出間隔を導出してもよい。
例えば、間隔導出部30Eは、駐車場22の複数の駐車スペースPSの各々に配置された車両感知器18から受信する検出結果を解析することで、車両20有りを示す検出結果から車両20無しを示す検出結果に切り替わる切替タイミングを、駐車スペースPSごとに特定する。そして、間隔導出部30Eは、特定した切替タイミングについて、時系列に隣接する切替タイミングの間隔の平均値を、退出間隔として導出してもよい。
このとき、間隔導出部30Eは、駐車状況検出部30Aによって満車を示す車両駐車状況が検出されてから過去に向かって遡った所定時間(例えば1時間)内における、上記切替タイミングの間隔の平均値を、退出間隔として導出すればよい。
図3に戻り説明を続ける。次に、予測部30Fについて説明する。予測部30Fは、入車車両台数を予測する。入車車両台数は、走行地点P1と入口地点P2との間に存在する車両20の内、駐車場22に入車すると予測される車両20の台数である。
図1を用いて説明する。予測部30Fは、公知の方法を用いて、入車車両台数を予測する。例えば、予測部30Fは、車両感知器14から受付けた車両検出結果を用いて、公知の方法により、走行地点P1と入口地点P2との間の区間Cに存在する車両20の台数を特定する。そして、予測部30Fは、特定した車両20の台数に、駐車場22の利用予測係数を乗算した乗算結果を、入車車両台数として算出する。利用予測係数は、0より大きく且つ1以下の数値である。利用予測係数は、一定値であってもよい。また、利用予測係数は、時間帯、道路交通状況、気象条件、月日、曜日、時間帯、催事の有無など過去の統計データに基づいて、駐車場22ごとに予め算出してもよい。
図3に戻り説明を続ける。次に、演算部30Gについて説明する。演算部30Gは、車両駐車状況が満車を示す場合、駐車場22から車両20が退出する退出間隔に基づいて、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの所要時間を演算する。
図1を用いて説明する。すなわち、本実施の形態では、演算部30Gは、駐車場22の車両駐車状況が満車を示し、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの間の区間C内に渋滞区間Aが存在する場合に、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの所要時間を演算する。
本実施の形態では、演算部30Gは、上記間隔導出部30E、時間導出部30C、予測部30F、および台数導出部30Dによって導出された、退出間隔、末尾所要時間、入車車両台数、および存在車両台数に基づいて、走行地点P1から入口地点P2までの所要時間を演算する。
具体的には、演算部30Gは、下記式(1)を用いて、所要時間を演算する。
所要時間=末尾所要時間+退出間隔×(存在車両台数+入車車両台数)・・・式(1)
このように、演算部30Gは、車両駐車状況が満車を示す場合、駐車場22から車両20が退出する退出間隔に基づいて、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの所要時間を演算する。すなわち、演算部30Gは、駐車場22から車両20が退出する退出間隔を考慮した、所要時間を演算することができる。
このため、演算部30Gは、駐車場22の車両駐車状況が満車を示す場合の、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの所要時間を、高精度に演算することができる。
図3に戻り説明を続ける。次に、出力制御部30Hについて説明する。出力制御部30Hは、演算部30Gで演算された所要時間を示す情報を出力する。本実施の形態では、出力制御部30Hは、駐車場22を示す情報と、演算部30Gで導出された駐車場22までの所要時間を示す情報と、を出力する。
出力制御部30Hによる駐車場22および駐車場22までの所要時間を示す情報の出力先は、限定されない。例えば、出力制御部30Hは、駐車場22および駐車場22までの所要時間を示す情報を、通信部32およびネットワークNを介して、表示装置12および路側機16へ出力する。
駐車場22および所要時間を示す情報を受信した表示装置12は、受信した駐車場22および所要時間を示す情報を表示する。このため、出力制御部30Hは、道路Rを走行する車両20に乗車しているユーザに対して、駐車場22までの所要時間を提供することができる。
また、駐車場22および所要時間を示す情報を受信した路側機16は、受信した駐車場22および所要時間を示す情報を、車両20の車載機21へ送信する。例えば、走行地点P1を走行する車両20Aの車載機21は、駐車場22を示す情報と、該駐車場22の入口E1までの所要時間を示す情報と、を受信する。すると、車載機21は、車両20Aに搭載されている表示装置や音声出力装置などの出力装置へ、駐車場22までの所要時間を示す情報を出力する。例えば、車載機21は、車両20Aに搭載されている表示装置へ、所要時間を示す情報を含む表示画面を表示する。
図4は、表示画面40の一例を示す模式図である。表示画面40は、駐車場22を示す情報としての“aaSA”と、該駐車場22までの所要時間を示す情報“所要時間:30分”と、車両20を示すアイコン画像50と、を含む。このため、交通管制装置10は、車両20に乗車しているユーザに対して、駐車場22までの所要時間を容易に提供することができる。
図3に戻り説明を続ける。なお、出力制御部30Hは、音声データや映像データやテキストデータ等を配信する配信サーバに対して、ネットワークNを介して駐車場22および所要時間を示す情報を出力してもよい。
配信サーバは、例えば、映像を配信するテレビ放送通信局や音声を配信する通信局に設置されたサーバや、メールサーバなどである。出力制御部30Hが配信サーバに、駐車場22および所要時間を示す情報を出力することで、公共電波を介したテレビ放送やラジオ放送やメールなどにより、駐車場22までの所要時間をユーザに提供することができる。
次に、交通管制装置10が実行する情報処理の手順の一例を説明する。
図5は、本実施の形態の交通管制装置10が実行する情報処理の手順の一例を示す、フローチャートである。
まず、駐車状況検出部30Aが、駐車場22の車両駐車状況を検出する(ステップS100)。次に、駐車状況検出部30Aは、ステップS100で検出した車両駐車状況が、満車を示すか否かを判断する(ステップS102)。
車両駐車状況が満車を示す場合(ステップS102:Yes)、ステップS104へ進む。
ステップS104では、予測部30Fが、走行地点P1と入口地点P2との間に存在する車両20の内、駐車場22に入車する車両20の台数である入車車両台数を予測する(ステップS104)。
次に、特定部30Bが、走行地点P1と入口地点P2との間の渋滞区間Aの末尾地点P3を特定出来たか否かを判断する(ステップS106)。
末尾地点P3を特定出来た場合(ステップS106:Yes)、時間導出部30Cが、走行地点P1から末尾地点P3までの末尾所要時間を導出する(ステップS108)。
次に、間隔導出部30Eが、駐車場22から車両20が退出する退出間隔を導出する(ステップS110)。
次に、台数導出部30Dが、ステップS106で特定した末尾地点P3から入口地点P2までの入口区間Bに存在する存在車両台数を導出する(ステップS112)。
次に、演算部30Gが、ステップS104で予測された入車車両台数、ステップS108で導出された末尾所要時間、ステップS110で導出された退出間隔、ステップS112で導出された存在車両台数に基づいて、上記式(1)を用いて、走行地点P1から入口地点P2までの所要時間を演算する(ステップS114)。そして、後述するステップS120へ進む。
一方、上記ステップS102において、駐車状況検出部30Aが、ステップS100で検出した車両駐車状況が満車を示さないと判断した場合(ステップS102:No)、ステップS116へ進む。
ステップS116では、演算部30Gは、走行地点P1から入口地点P2までの距離を、走行地点P1を走行中の車両20Aの速度で除算することで、入口地点P2までの所要時間を演算する(ステップS116)。そして、後述するステップS120へ進む。
一方、ステップS106において、特定部30Bが、末尾地点P3を特定出来なかった場合(ステップS106:No)、ステップS118へ進む。末尾地点P3を特定出来なかった場合とは、駐車場22の入口E1から走行地点P1までの区間Cに渋滞が発生していなかった場合を示す。この場合、演算部30Gは、ステップS104で予測された入車車両台数と、走行地点P1から入口地点P2までの距離から、入口地点P2までの所要時間を演算する(ステップS118)。そして、ステップS120へ進む。
ステップS120では、出力制御部30Hが、ステップS114、ステップS118またはステップS116で演算された所要時間を出力する(ステップS120)。そして、本ルーチンを終了する。
図1を用いて、走行地点P1から入口地点P2までの所要時間演算の具体例を説明する。例えば、最大100台の車両20が、駐車場22に駐車可能である場合を想定する。そして、駐車場22に100台の車両20が駐車しており、駐車状況検出部30Aが、満車を示す車両駐車状況を検出した状態を想定する。
また、走行地点P1と末尾地点P3との距離が20kmであり、走行地点P1を走行する車両20の速度が80km/hであったと想定する。この場合、時間導出部30Cは、走行地点P1から末尾地点P3までの末尾所要時間として、20/80=0.25時間を導出する。
また、台数導出部30Dが、末尾地点P3から入口地点P2までに存在する存在車両台数として、10台を導出した場合を想定する。また、間隔導出部30Eが、駐車場22から車両20が退出する退出間隔として、1時間当たり3台(3/60)を導出した場合を想定する。また、予測部30Fが、走行地点P1と入口地点P2との間に存在する車両20の内、5台の車両20が、駐車場22に入車すると予測したと想定する(入車車両台数=5)。
この場合、演算部30Gは、上記式(1)を用いて、0.25+3/60×(10+5)を演算することで、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの所要時間として“1”時間を演算する。すなわち、この場合、演算部30Gは、走行地点P1を走行中の車両20が、1時間後に駐車場22の入口E1に到達すると予測することができる。
以上説明したように、本実施の形態の交通管制装置10は、駐車状況検出部30Aと、演算部30Gと、を備える。駐車状況検出部30Aは、駐車場22の車両駐車状況を検出する。演算部30Gは、車両駐車状況が満車を示す場合、駐車場22から車両20が退出する退出間隔に基づいて、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの所要時間を演算する。
このように、演算部30Gは、駐車場22の車両駐車状況が満車を示す場合、駐車場22から車両20が退出する退出間隔に基づいて、走行地点P1から駐車場22の入口地点P2までの所要時間を演算する。すなわち、演算部30Gは、駐車場22から車両20が退出する退出間隔を考慮した、所要時間を演算することができる。
従って、本実施の形態の交通管制装置10は、道路R上の走行地点P1から駐車場22までの所要時間を、高精度に演算することができる。
また、特定部30Bは、走行地点P1と入口地点P2との間の渋滞区間Aの末尾地点P3を特定する。時間導出部30Cは、走行地点P1から末尾地点P3までの末尾所要時間を導出する。間隔導出部30Eは、駐車場22からの車両20の退出間隔を導出する。予測部30Fは、走行地点P1と入口地点P2との間に存在する車両20の内、駐車場22に入車する車両20の入車車両台数を予測する。台数導出部30Dは、末尾地点P3から入口地点P2までの入口区間Bに存在する存在車両台数を導出する。そして、演算部30Gは、退出間隔、末尾所要時間、入車車両台数、および存在車両台数に基づいて、所要時間を演算する。
このように、特定部30Bは、駐車場22から車両20が退出する退出間隔に加えて、末尾所要時間、入車車両台数、および存在車両台数に基づいて、所要時間を演算する。このため、本実施の形態の交通管制装置10は、上記効果に加えて、更に高精度に、走行地点P1から入口地点P2までの所要時間を演算することができる。
また、出力制御部30Hは、演算部30Gで演算された所要時間を出力する。このため、本実施の形態の交通管制装置10は、上記効果に加えて、高精度に算出した所要時間を、ユーザに対して容易に提供することができる。
なお、本実施の形態では、交通管制システム1が、交通管制装置10と、表示装置12と、車両感知器14と、路側機16と、車両感知器18と、を備えた形態を一例として説明した。しかし、交通管制システム1は、少なくとも交通管制装置10を備えた構成であればよく、車両感知器14、路側機16、および車両感知器18の少なくとも1つを備えない構成であってもよい。また、交通管制システム1は、更に、車載機21を備えた構成であってもよい。
また、本実施の形態では、交通管制システム1が、1つの交通管制装置10を備えた構成である場合を一例として説明した。しかし、交通管制システム1は、複数の交通管制装置10を備えた構成であってもよい。
上記実施の形態の交通管制装置10で実行される上記処理を実行するためのプログラムは、記憶部34(図3参照)に記憶されていてもよい。また、上記実施の形態の交通管制装置10で実行される上記処理を実行するためのプログラムは、ROM10B(図2参照)に予め組み込まれて提供されていてもよい。
また、上記実施の形態の交通管制装置10で実行される上記処理を実行するためのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されてコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態の交通管制装置10で実行される上記処理を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施の形態の交通管制装置10で実行される上記処理を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。
本実施の形態の交通管制装置10で実行されるプログラムは、上述した各部(駐車状況検出部30A、特定部30B、時間導出部30C、台数導出部30D、間隔導出部30E、予測部30F、演算部30G、出力制御部30H)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記には、本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施の形態のフローチャートにおける各ステップを、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実施し、あるいは実施毎に異なった順序で実施してもよい。
10 交通管制装置
30A 駐車状況検出部
30B 特定部
30C 時間導出部
30D 台数導出部
30E 間隔導出部
30F 予測部
30G 演算部
30H 出力制御部

Claims (4)

  1. 駐車場の車両駐車状況を検出する駐車状況検出部と、
    行地点から前記駐車場までの所要時間を演算する演算部と、
    前記走行地点と前記駐車場の入口地点との間の渋滞区間の末尾地点を特定する特定部と、
    前記走行地点から前記末尾地点までの末尾所要時間を導出する時間導出部と、
    前記駐車場から車両が退出する退出間隔を導出する間隔導出部と、
    前記走行地点と前記入口地点との間に存在する車両の内、前記駐車場に入車する車両の入車車両台数を予測する予測部と、
    前記末尾地点から前記入口地点までの入口区間に存在する存在車両台数を導出する台数導出部と、
    を備え、
    前記演算部は、
    前記車両駐車状況が満車を示さない場合、前記走行地点から前記入口地点までの距離を前記走行地点を走行中の車両の速度で除算した除算結果を、前記所要時間として演算し、
    前記車両駐車状況が満車を示し且つ前記末尾地点を特定出来なかった場合、前記入車車両台数と前記走行地点から前記入口地点までの距離とから前記所要時間を演算し、
    前記車両駐車状況が満車を示し且つ前記末尾地点を特定出来た場合、前記入車車両台数と前記存在車両台数との加算結果と、前記退出間隔と、の乗算結果に、前記末尾所要時間を加算した加算結果を、前記所要時間として演算する、
    情報処理装置。
  2. 前記駐車状況検出部は、
    前記駐車場の複数の駐車スペースの各々に配置された車両感知器から受信した検知結果に基づいて前記車両駐車状況を検出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所要時間を出力する出力制御部を備える、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    駐車場の車両駐車状況を検出する駐車状況検出ステップと、
    行地点から前記駐車場までの所要時間を演算する演算ステップと、
    前記走行地点と前記駐車場の入口地点との間の渋滞区間の末尾地点を特定する特定ステップと、
    前記走行地点から前記末尾地点までの末尾所要時間を導出する時間導出ステップと、
    前記駐車場から車両が退出する退出間隔を導出する間隔導出ステップと、
    前記走行地点と前記入口地点との間に存在する車両の内、前記駐車場に入車する車両の入車車両台数を予測する予測ステップと、
    前記末尾地点から前記入口地点までの入口区間に存在する存在車両台数を導出する台数導出ステップと、
    を含み、
    前記演算ステップは、
    前記車両駐車状況が満車を示さない場合、前記走行地点から前記入口地点までの距離を前記走行地点を走行中の車両の速度で除算した除算結果を、前記所要時間として演算し、
    前記車両駐車状況が満車を示し且つ前記末尾地点を特定出来なかった場合、前記入車車両台数と前記走行地点から前記入口地点までの距離とから前記所要時間を演算し、
    前記車両駐車状況が満車を示し且つ前記末尾地点を特定出来た場合、前記入車車両台数と前記存在車両台数との加算結果と、前記退出間隔と、の乗算結果に、前記末尾所要時間を加算した加算結果を、前記所要時間として演算する、
    情報処理方法。
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