JP2009175898A - メール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システム - Google Patents

メール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる複数のメールアカウントの電子メールの管理を容易にする。
【解決手段】メール情報提供手段1bは、電子メールに関する情報であるメール情報を記憶するメール情報記憶手段1cからメール情報を読み出すとともに、電子メールを管理するアカウントごとに、読み出したメール情報を提供する。切替指示受付手段1aは、メール情報提供手段1bによってメール情報が提供されるアカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける。上記のメール情報提供手段1bは、切替指示受付手段1aが受け付けた切替指示に応じて、メール情報記憶手段1cから読み出して提供するメール情報のアカウントを他のアカウントに切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メールの送受信を行うメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムに関し、特に、複数のメールアカウントの管理を行うメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムに関する。
電子メールの普及に伴い、国家機関、地方公共団体、企業その他の組織においても、組織内および組織外との情報のやりとりに電子メールを用いることが一般的になっている。このような組織において、一般に担当者用の個人宛てのメールアドレス(以下、個人アドレス)の他に、組織全体、または組織内部における組織のサブグループ(例えば、部、課、プロジェクトチームなど)としての連絡の窓口として、組織用や組織のサブグループ用のメールアドレス(以下、代表アドレス)が用いられている。
これに関して、従来、代表アドレス宛の電子メールを、登録されている複数の転送先に同報で転送する電子メールシステムに関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、代表アドレスが受信した電子メールの内容を確認できるようになり、サブグループ内で情報の共有化を図ることが可能になる。
また、メーラソフトではなく、ブラウザソフト上で電子メールを閲覧するためのウェブメールソフト(以下、ウェブメールという)が存在する。ウェブメールによれば、すべてのメッセージをサーバ側で管理するため、セキュリティを確保することが可能である。
特開2002−82876号公報
しかし、組織内で用いられるグループウェアなどにウェブメール機能が搭載される場合があるが、従来のウェブメールシステムには、代表アドレスの管理についての特別な機能は設けられていない。このため、上記の組織においては、個人アドレスと併用して、上記の代表アドレスによるメーリングリストを用いることになる。このような場合には、組織の担当者にとって、個人のIDではなく、そのアドレス用のIDでログインしないと代表アドレス宛の電子メールの送信/受信の状況が分からないなど、個人アドレスと代表アドレスとの二つ(個人が複数の業務上のグループに属しているような場合にはそれ以上の数)のアカウントに対する電子メールの管理が煩雑であるという問題点がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数のメールアカウントの管理を容易に行うことができるメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムを提供することを目的とする。
このコンピュータに、電子メールの送受信を行う処理を実行させるメール送受信プログラムは、前記コンピュータを、前記電子メールに関する情報であるメール情報を記憶するメール情報記憶手段から前記メール情報を読み出すとともに、前記電子メールを管理するアカウントごとに、読み出した前記メール情報を提供するメール情報提供手段、前記メール情報提供手段によって前記メール情報が提供される前記アカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける切替指示受付手段、として機能させ、前記メール情報提供手段は、前記切替指示受付手段が受け付けた前記切替指示に応じて、前記メール情報記憶手段から読み出して提供する前記メール情報の前記アカウントを前記他のアカウントに切り替えるように機能させることを要件とする。
このようなメール送受信プログラムを実行するコンピュータによれば、メール情報提供手段により、メール情報記憶手段からメール情報が読み出されるとともに、アカウントごとに、読み出されたメール情報が提供される。切替指示受付手段により、切替指示が受け付けられる。メール情報提供手段により、切替指示に応じて、メール情報のアカウントが他のアカウントに切り替えられる。
また、電子メールの送受信を行うメール送受信装置は、前記電子メールに関する情報であるメール情報を記憶するメール情報記憶手段と、前記メール情報記憶手段から前記メール情報を読み出すとともに、前記電子メールを管理するアカウントごとに、読み出した前記メール情報を提供するメール情報提供手段と、前記メール情報提供手段によって前記メール情報が提供される前記アカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける切替指示受付手段と、を有し、前記メール情報提供手段は、前記切替指示受付手段が受け付けた前記切替指示に応じて、前記メール情報記憶手段から読み出して提供する前記メール情報の前記アカウントを前記他のアカウントに切り替えることを要件とする。
このようなメール送受信装置によれば、メール情報記憶手段により、メール情報が記憶される。メール情報提供手段により、メール情報が読み出されるとともに、アカウントごとに、読み出されたメール情報が提供される。切替指示受付手段により、切替指示が受け付けられる。メール情報提供手段により、切替指示に応じて、メール情報のアカウントが他のアカウントに切り替えられる。
また、電子メールの送受信を行うメール送受信システムは、前記電子メールに関する情報であるメール情報を記憶するメール情報記憶手段と、前記メール情報記憶手段から前記メール情報を読み出すとともに、前記電子メールを管理するアカウントごとに、読み出した前記メール情報を提供するメール情報提供手段と、前記メール情報提供手段によって前記メール情報が提供される前記アカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける切替指示受付手段と、を有するメール送受信装置と、前記メール送受信装置と通信回線によって接続され、ユーザの操作に基づいて前記メール送受信装置から提供された前記メール情報に基づく前記電子メールに関する表示を表示する端末装置と、を有し、前記端末装置は、ユーザの操作に基づいて前記切替指示を前記メール送受信装置に出力し、前記メール情報提供手段は、前記切替指示受付手段が受け付けた前記切替指示に応じて、前記メール情報記憶手段から読み出して提供する前記メール情報の前記アカウントを前記他のアカウントに切り替えることを要件とする。
このようなメール送受信システムによれば、メール送受信装置が有する、メール情報提供手段により、メール情報が読み出されるとともに、アカウントごとに、読み出されたメール情報が提供される。切替指示受付手段により、切替指示が受け付けられる。また、端末装置により、ユーザの操作に基づいてメール送受信装置から提供されたメール情報に基づく電子メールに関する表示が表示されるとともに、ユーザの操作に基づいて切替指示がメール送受信装置に出力される。メール情報提供手段により、切替指示に応じて、メール情報のアカウントが他のアカウントに切り替えられる。
開示のメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムによれば、ユーザによる複数のメールアカウントの電子メールの管理を容易にする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の概要を示す図である。図1に示すメール送受信装置は、電子メールの送受信を行うとともに、複数のメールアカウントの管理を行う。メール送受信装置1は、コンピュータがメール送受信プログラムにより、以下のように機能するものである。メール送受信装置1は、電子メールの送受信を行うとともに、複数のメールアカウントの管理を行う装置である。メール送受信装置1は、切替指示受付手段1a、メール情報提供手段1bおよびメール情報記憶手段1cを有する。
切替指示受付手段1aは、メール情報提供手段1bによってメール情報が提供されるアカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける。この切替指示は、電子メールを閲覧するユーザにより、表示画面3に表示されている電子メールを切り替えるために行われる。
メール情報提供手段1bは、メール情報記憶手段1cからメール情報を読み出すとともに、電子メールを管理するアカウントごとに、読み出したメール情報を提供する。メール情報提供手段1bから提供されたメール情報に基づいて、ユーザが電子メールを閲覧するための表示画面に、ユーザが閲覧を希望するアカウントの電子メールの内容などが表示される。
このメール情報提供手段1bは、切替指示受付手段1aが受け付けた切替指示に応じて、メール情報記憶手段1cから読み出して提供するメール情報のアカウントを他のアカウントに切り替える。これに基づいて、メール情報提供手段1bの提供するメール情報が、切替指示に応じて一のアカウントのメール情報から他のアカウントのメール情報に切り替わる。これにより、表示画面3の表示内容を、ユーザの切替指示に応じて、例えば、個人メールアカウントに送信された電子メールを表示するメールアカウント画面Aと、代表メールアカウントに送信された電子メールを表示するメールアカウント画面Bとに自由に切り替えることができる。
メール情報記憶手段1cは、電子メールに関する情報であるメール情報を記憶する。メール情報は、電子メールの本文、送信元、送信先、送信日時などから構成される情報である。このメール情報に基づいて、表示画面3に電子メールの内容などが表示される。
このようなメール送受信装置1によれば、メール情報記憶手段1cにより、メール情報が記憶される。メール情報提供手段1bにより、メール情報が読み出されるとともに、アカウントごとに、読み出されたメール情報が提供される。切替指示受付手段1aにより、切替指示が受け付けられる。メール情報提供手段1bにより、切替指示に応じて、メール情報のアカウントが他のアカウントに切り替えられる。
これによって、メール送受信装置1が提供するメール情報を、ユーザの切替指示に基づいて複数のアカウントの間で切り替えることができるので、ユーザによる複数のメールアカウントの電子メールの閲覧、その他の電子メールの管理を容易にすることができる。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成を示す図である。図2に示すメールシステムは、組織30内の電子メールおよび組織30の外部(端末装置21,22,23,・・・)と組織30内との間の電子メールの送受信を行うシステムである。
ここで、組織の範囲については、必要に応じて定まるものとする。会社の場合においては、例えば、一つの部門を組織として扱ってもよいし、会社全体を組織として扱ってもよい。同様に、地方公共団体の場合においては、例えば一つの部署を組織として扱ってもよいし、団体そのものを組織として扱ってもよい。
本実施の形態に係るメールシステムでは、端末装置31,32,・・・が、LAN(Local Area Network)10を介して、電子メールの送受信を行うためのメールサーバ100と接続されている。また、メールサーバ100は、インターネット(Internet)20を介して、外部の端末装置21,22,23,・・・と接続されている。
メールサーバ100は、組織30内および組織30内と外部との間の電子メールの送受信を行うメールサーバであり、さらに組織30内の電子メールのアカウント管理なども行う。
メールサーバ100は、組織30内のユーザが端末装置31,32,・・・上のブラウザによって作成された内部メールを格納する機能を有する。また、メールサーバ100は、インターネット20を介して組織30の外部から組織30内に送信された電子メールを受信して格納する機能を有する。これらの機能は、後述するメール開封情報記憶部140によって実現される。
また、メールサーバ100は、メール開封情報記憶部140に格納されている電子メールを、端末装置31,32,・・・上のブラウザにより、電子メールの受信者であるユーザの要求に応じてウェブメールとして閲覧させる機能を有する。電子メールの閲覧に際しては、ユーザIDとパスワードとを端末装置31,32,・・・上のブラウザから入力させ、予め登録されている認証情報と一致した場合のみ、当該ユーザに対して、組織30内部から当該ユーザに対して書き込まれた内部メールおよび組織30の外部から当該ユーザに対して送信された外部メールの閲覧を行わせる。この電子メールの閲覧時には、メールサーバ100は、ユーザの操作する端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)上のブラウザに対してユーザが閲覧を要求する電子メールの内容を示す情報を、LAN10を介して送信する。この電子メールの内容を示す情報を受信した端末装置31は、端末装置31上のブラウザにおいてその電子メールの内容を表示する。
また、メールサーバ100は、端末装置31,32,・・・上のブラウザによって作成された電子メールを、インターネット20を介して外部に送信する機能を有する。電子メールの送信に際しては、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に基づいてユーザによる電子メールの作成および送信の要求を受け付け、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)/IMAP(Internet Message Access Protocol)に従ってユーザが指定した送信先(例えば、端末装置21のユーザ)に電子メールを送信する。
ここで、本実施の形態では、メールサーバ100の管理下で格納され、組織30内の端末装置31,32,・・・のみから組織30内のユーザによってブラウザ上で閲覧可能である電子メールを「ウェブメール」とする。以下に示す内部メールはもとより、組織30の外部からメールサーバ100に送信された外部メールも、組織30内ではウェブメールとして閲覧される。
また、組織30に属するユーザは、インターネット20を介して組織30の外部の端末装置(図示省略)からメールサーバ100に接続することにより、メールシステムによる電子メールの閲覧を可能にしてもよい。この場合も、組織30に属するユーザは、組織30内の端末装置31,32,・・・を用いるときと同様に、組織30の外部であってインターネット20に接続されている端末装置を用い、ユーザIDおよびパスワードによる認証を受けてログインすることになる。これにより、組織30に属するユーザは、組織30の外部に居るときでも、代表アドレスで受信した電子メールを閲覧することが可能になる。
また、組織30内の端末装置31,32,・・・で作成され、組織30の内部のユーザ同士のみでやりとりされる電子メールを「内部メール」とする。一方、組織30の内部のユーザと、インターネット20およびメールサーバ100を介して組織30の外部との間でやりとりされる電子メールを「外部メール」とする。
なお、本実施の形態では、「電子メール」には、内部メールおよび外部メールの両方が含まれ、さらにウェブメールも含まれるものとする。
すなわち、内部メールは、組織30内の端末装置31,32,・・・のブラウザ上で作成される。作成された内部メールは、メールサーバ100内にウェブメールとして格納され、組織30内の端末装置31,32,・・・のブラウザ上で、内部メールの宛先に設定された組織30内のアカウントでログインしたユーザのみが閲覧できる。
外部メールが組織30内から外部に送信される場合には、端末装置31,32,・・・においてブラウザ上で作成され、ユーザの送信指示により、メールサーバ100からインターネット20を介して、一旦、送信先である送信相手の電子メールを管理するメールサーバ(図示省略)に送信される。その後、送信相手の電子メールを管理するメールサーバから、例えば送信相手が用いる外部の端末装置21,22,23,・・・などに対して送信される。
例えば、端末装置31のユーザは、メールサーバ100がメールアカウントを管理するメールアドレスを使って外部の端末装置21のユーザに対して外部メールを送信する場合について説明する。この場合、端末装置31のブラウザ上におけるユーザの操作に基づいて、端末装置21のユーザに対する電子メールが作成されると、端末装置31は、この電子メールの本文と、メールの送信先である端末装置21のユーザのメールアドレスとを、LAN10を介してメールサーバ100に送信する。メールサーバ100は、端末装置31から送信先である端末装置21のユーザのメールアドレスとメール本文とを受信すると、送信先のメールアドレスに対して端末装置31のユーザが作成したメール本文を含んだ電子メールを送信する。
一方、組織30の外部からインターネット20を介して送信された外部メールをメールサーバ100が受信した場合には、内部メールと同様に、メールサーバ100内にウェブメールとして格納され、組織30内の端末装置31,32,・・・のブラウザ上で、外部メールの宛先に設定された組織30内のアカウントでログインしたユーザのみが閲覧できる。
上記のように、メールサーバ100は、組織30内のユーザが端末装置31,32,・・・を用いて作成した文書情報を、外部メールとして組織30外に送信するとともに、組織30内のユーザに端末装置31,32,・・・の上で動作するブラウザ上において電子メールを閲覧させ、ユーザがブラウザ上において作成した電子メールを組織30内の他のユーザに閲覧させるウェブメールを提供する。このようにして、本実施の形態のメールサーバ100は、組織30内外の電子メールの送受信を行うとともに受信した電子メールの管理を行う。なお、本実施の形態のメールサーバ100では、同一の電子メールに組織30内外の宛先を同時に混在させて送信することもできる。
また、本実施の形態では、組織30の外部から受信した外部メールおよび内部メールは、メールサーバ100内においては、送信元によって管理されるのみで特に区別なく管理され、端末装置31,32,・・・を用いたユーザによる閲覧時には両者が同時に表示されるが、これに限らず、必要に応じて外部メールおよび内部メールを区別して管理してもよく、さらにこれらを区別して表示してもよい。また、メールサーバ100は、外部メールのみを扱うものとしてもよく、または内部メールのみを扱うものとしてもよい。
また、本実施の形態では、メールサーバ100がウェブメールを管理する機能を有するが、これに限らず、メールサーバ100とは異なるウェブメール専用サーバなどの独立した装置がウェブメールを管理する機能を有してもよく、さらに別の機能を有するサーバなどの兼用の装置がウェブメールを管理する機能を有してもよい。
端末装置21,22,23,・・・は、組織30外部のユーザが、メールの送受信および閲覧をするために、組織30の外部に設けられたコンピュータである。端末装置21,22,23,・・・は、電子メールを送受信する機能を有する。
端末装置31,32,・・・は、組織30内部のユーザが、メールサーバ100が提供するウェブメールを利用するために、組織30内に設けられたコンピュータである。端末装置31,32,・・・は、メールサーバ100が提供するウェブメールを使用する機能を有するとともに、メールサーバ100を操作し、インターネット20を介して組織30の外部に電子メールを送受信する機能を有する。
次に、メールサーバ100のハードウェア構成について説明する。
図3は、メールサーバのハードウェア構成を示す図である。
メールサーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、LAN10、インターネット20などのネットワークに接続されている。通信インタフェース106は、これらのネットワークを介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、メールサーバ100のモジュール構成について説明する。
図4は、メールサーバの機能を示すブロック図である。
本実施の形態のメールサーバ100は、電子メールの送受信を行うサーバである。メールサーバ100は、電子メールの送受信を行うとともに、複数のメールアカウントの管理を行う。メールサーバ100は、複数のメールアカウントの管理を行うために、切替指示受付部111、メール情報提供部112、認証部113、アカウント決定部114、返信指示受付部115、送信元アドレス設定部116、メール情報記憶部130、メール開封情報記憶部140およびアカウント情報記憶部150を有する。
また、メールサーバ100は、LAN10を介してユーザが電子メールの閲覧を行う端末装置31と接続されるとともに、インターネット20を介して外部の端末装置21,22,23,・・・(図2参照)と接続されている。
切替指示受付部111は、メール情報提供部112によってメール情報が提供されるアカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける。この切替指示は、ユーザが端末装置31のブラウザを操作することによって入力される。端末装置31に入力された切替指示は、LAN10を介して端末装置31からメールサーバ100に送信される。このとき、ユーザは切り替えるアカウントを指定して切替指示を行う。切替指示の操作については、詳しくは図13および図14において後述する。
メール情報提供部112は、メール情報記憶部130からメール情報を読み出すとともに、電子メールを管理するアカウントごとに、読み出したメール情報を、LAN10を介してユーザが電子メールの閲覧を行う端末装置31に提供する。
メール情報提供部112は、切替指示受付部111が受け付けた切替指示に応じて、メール情報記憶部130から読み出して提供するメール情報のアカウントを、切替指示で指定された他のアカウントに切り替える。
メール情報提供部112は、メール情報提供部112によってメール情報が提供されているアカウント以外のアカウントで受信された未開封メールの有無を示す未開封メール情報および開封済メール情報を、LAN10を介して端末装置31に提供する。
このとき、メール情報提供部112は、まず、メール開封情報記憶部140からメール開封情報を読み出す。次に、メール情報提供部112は、未開封メール情報および開封済メール情報を、メール開封情報記憶部140から読み出したメール開封情報を参照してアカウント決定部114によって決定されたアカウントの未開封メールの有無を示すように生成する。次に、メール情報提供部112は、生成した未開封メール情報および開封済メール情報を提供する。
この未開封メール情報および開封済メール情報に基づいて、端末装置31のブラウザ上に、未開封メールの有無が表示される。この未開封メールおよび開封済メールの表示については、詳しくは図12から図14において後述する。
認証部113は、端末装置31が入力を受け付けたユーザIDなどのアカウントIDおよびアカウントIDに対応するパスワードにより、ユーザを認証する。認証に成功した場合、メールサーバ100は、端末装置31によるユーザのログインを許可し、端末装置31に対して、認証されたアカウントIDのアカウントに応じたメール情報の提供を行う。ユーザは端末装置31によってアカウントIDに対応するアカウントに送信された電子メールを閲覧することができる。
アカウント決定部114は、アカウント情報記憶部150からアカウント情報を読み出し、読み出したアカウント情報を参照して、認証部113によって認証されたユーザが電子メールを閲覧可能なアカウントを決定する。
返信指示受付部115は、メール情報提供部112によりメール情報が提供されているアカウントにおいて、閲覧された電子メールに対する返信メールの作成の指示を端末装置31から受け付ける。
送信元アドレス設定部116は、返信指示受付部115が受け付けた返信指示に基づく返信メールの送信元アドレスとして、電子メールについて返信指示がされたアカウントのメールアドレスを設定する。この送信元アドレスの設定時の端末装置31のブラウザ上の表示およびユーザの操作については、詳しくは図15において後述する。
メール情報記憶部130は、電子メールに関する情報であるメール情報を記憶する。このメール情報は、LAN10を介して、端末装置31などの組織30内の端末装置のブラウザ上で作成された内部メール、およびメールサーバ100と接続されたインターネット20を介して組織30の外部から送信された外部メールの、メール本文およびヘッダ情報から構成される情報である。ヘッダ情報には、送信元、送信先、送信日時などを示す情報が含まれる。
アカウント情報記憶部150は、ユーザが電子メールを閲覧可能なアカウントを特定するアカウント情報を記憶する。ここで、アカウント情報記憶部150は、紐付け情報記憶部151、グループ情報記憶部152およびアドレス情報記憶部153から構成されている。紐付け情報記憶部151は、紐付けテーブル151a(図5参照)を格納している。同様に、グループ情報記憶部152は、グループテーブル152a(図6参照)を格納している。アドレス情報記憶部153は、アドレステーブル153a(図7参照)を格納している。
メール開封情報記憶部140は、電子メールがログインされたアカウントにおいて開封されたか否かを示すメール開封情報を記憶する。メール開封情報記憶部140は、メール開封テーブル140a(図8参照)を格納している。
端末装置31は、メールサーバ100とLAN10によって接続され、ユーザの操作に基づいてメールサーバ100から提供されたメール情報に基づく電子メールに関する表示を表示する。また、端末装置31は、ユーザの操作に基づいて切替指示をメールサーバ100に出力する。
なお、本実施の形態では、メールサーバ100が上記の機能を有するが、これに限らず、メールサーバ100とは異なる専用サーバなどの独立した装置が上記のすべての機能を有してもよい。また、メールサーバ100を含んだ複数の装置がそれぞれ上記の機能の一部を有し、複数の装置全体で上記の機能を有してもよい。
次に、本実施の形態のメールサーバ100で用いられる紐付けテーブルについて説明する。
図5は、紐付けテーブルのデータ構造を示す図である。図5に示す紐付けテーブル151aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。紐付けテーブル151aは、組織30に属する各ユーザと、組織30が有する各グループとの対応関係を示す紐付け情報を格納するテーブルである。
紐付けテーブル151aには、組織30内のユーザに設定されているID(Identification)を示す項目である“ユーザID”、ユーザの氏名を示す項目である“ユーザ名”、ユーザが属するグループに設定されているIDを示す項目である“グループID”、ユーザIDの有効性を示す項目である“ステータス”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、紐付け情報を構成する。なお、ここでは省略したが、紐付け情報には、他に、ユーザIDとの組合せでユーザを認証するためのパスワードが含まれる。
ユーザIDは、メールサーバ100などのメールシステム上において各ユーザを識別するために各ユーザに設定されている符号である。このため、ユーザIDは、任意の文字列を用いることができるが、各ユーザに対し、当該ユーザを一意に特定できるように定められる。ユーザ名は、組織30に属し、メールシステムを用いる各ユーザの氏名である。
グループIDは、メールシステム上において各グループを識別するために各グループに設定されている符号である。このため、グループIDは、ユーザIDと同様に、任意の文字列を用いることができるが、各グループに対し、当該グループを一意に特定できるように定められる。
ステータスは、ユーザIDの有効性を示している。ステータスが“有効”であれば、そのユーザIDは使用することができることが示される一方、ステータスが“無効”であれば、そのユーザIDは使用が停止されていることが示される。
ここで、各ユーザは、1または2以上のグループに属することができる。本実施の形態では、ユーザが複数のグループに属する場合には、例えば、図5に示す紐付けテーブル151aの上から1行目および2行目に示すように、同一のユーザについて複数の紐付け情報が作成され、それぞれの紐付け情報において、同一のユーザIDに対して異なるグループIDが関連付けられる。
次に、本実施の形態のメールサーバ100で用いられるグループテーブルについて説明する。
図6は、グループテーブルのデータ構造を示す図である。図6に示すグループテーブル152aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。グループテーブル152aは、組織30が有する各グループの情報を示すグループ情報を格納するテーブルである。
グループテーブル152aには、組織30が有するグループに設定されているIDを示す項目である“グループID”、グループの名称を示す項目である“グループ名”、グループに設定されているメールアドレスを特定するための代表アカウントIDを示す項目である“代表アカウントID”、グループIDの有効性を示す項目である“ステータス”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、グループ情報を構成する。
グループIDは、上記のように、メールシステム上において各グループを識別するために各グループに設定されている符号である。グループ名は、組織30が有し、メールシステムを用いる各グループの名称である。
代表アカウントIDは、各グループと、各グループに設定されているメールアドレスである代表アドレスとを対応付けるために各グループに設定されている符号である。このため、代表アカウントIDは、グループIDと同様に、任意の文字列を用いることができるが、各グループに対し、当該グループを一意に特定できるように定められる。
ステータスは、グループIDの有効性を示している。ステータスが“有効”であれば、そのグループIDは使用することができることが示される一方、ステータスが“無効”であれば、そのグループIDは使用が停止されていることが示される。
次に、本実施の形態のメールサーバ100で用いられるアドレステーブルについて説明する。
図7は、アドレステーブルのデータ構造を示す図である。図7に示すアドレステーブル153aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。アドレステーブル153aは、組織30が有する各グループの情報を示すグループ情報を格納するテーブルである。
アドレステーブル153aには、メールアドレスが設定されているユーザのユーザIDまたはメールアドレスが設定されているグループのグループIDを示す項目である“アカウントID”、ユーザの氏名またはグループの名称を示す項目である“名称”、ユーザまたはグループに設定されているメールアドレスを示す項目である“アドレス”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、アドレス情報を構成する。
アカウントIDは、ユーザとユーザに設定されているメールアドレス、またはグループとグループに設定されている代表メールアドレスを、アドレステーブル153aにおいて対応付けるために、ユーザおよびグループに設定されている符号である。名称は、ユーザまたはグループの名称である。アドレスは、ユーザに設定されているメールアドレスまたはグループに設定されている代表メールアドレスである。
ここで、本実施の形態では、各グループは、1の代表アドレスを有することができる。これに限らず、グループに対して、2以上の代表アドレスを設定してもよい。この場合には、同一のグループについて複数のアドレス情報が作成され、それぞれのアドレス情報において、同一のアカウントID(代表アドレスID)に対して異なる代表メールアドレスが関連付けられる。
また、個人アドレスおよび代表アドレスで受信した電子メールは、メール情報記憶部において、アカウントごとに管理して記憶される。ユーザが端末装置31からメールサーバ100に対してメールの閲覧を要求すると、図6から図8に示す紐付け情報、グループ情報、アドレス情報に基づいて、ユーザが閲覧可能に設定されたアカウントごとにユーザが用いる端末装置31,32,・・・に提供され、ブラウザ上でメール本文や未開封メールの有無、未開封メールの件数などがアカウントごとに表示される(図12から図15参照)。
図8は、メール開封テーブルのデータ構造を示す図である。図8に示すメール開封テーブル140aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。メール開封テーブル140aは、メールサーバ100で受信した電子メールの各ユーザによって開封されたか否かおよび開封された日時を示すメール開封情報を格納するテーブルである。なお、上記のように、電子メールには内部メールおよび外部メールの両方が含まれる。
メール開封テーブル140aには、電子メールを識別するために、各電子メールに一意に割り当てられた数値を示す項目である“メールナンバー”、電子メールを開封したユーザを示す項目である“ユーザID”、メールナンバーの電子メールがユーザIDのアカウントによって開封されたか否かおよび開封された日時を示す項目である“開封日時”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、メール開封情報を構成する。
メールナンバーは、メールサーバ100で受信された電子メールを特定するために、メールサーバ100で受信されたすべての電子メールに対して、メールサーバ100により一意に割り当てられる番号である。外部メールのメールナンバーは、インターネット20を介してその外部メールがメールサーバ100で受信された時点において割り当てられる。内部メールのメールナンバーは、端末装置31,32,・・・で作成され、LAN10を介してメールサーバ100に送信された内部メールがメールサーバ100に格納された時点で割り当てられる。
ユーザIDは、メールナンバーで特定された電子メールを開封したユーザを示している。これは、メールナンバーが示す電子メールの宛先とされているメールアドレスが取得され、このメールアドレスに対応するユーザが記録される。開封日時は、メールナンバーで特定された電子メールを、ユーザIDで特定されたユーザが開封したか否か、およびそのユーザが開封した日時を示している。
メールサーバ100は、組織30の外部から送信された外部メールを受信する都度、および組織30内部で内部メールが作成される都度、メール開封テーブル140aの各行に示すメール開封情報を作成する。このとき、電子メールは未開封であるため、開封日時の項目には、“未開封”が設定される。
メール開封情報は、開封された電子メールごとおよび電子メールの宛先のアカウントごとに個別に作成される。すなわち、同一の電子メールに複数の宛先が設定されていた存在する場合には、メール開封情報は、例えば、図8に示すメール開封テーブル140aの5行目および6行目のメール開封情報のように、宛先となるユーザごとに作成される。
また、電子メールが代表アドレスを宛先とするもの(例えば、メール開封テーブル140aの上から2行目から4行目のメールナンバー“01100002”で示される電子メール)である場合には、代表アドレスに対応するグループ(例えば、ユーザID“6”で示されるグループ)についてメール開封情報が作成されるとともに、代表アドレスに対応するグループに属する複数のユーザ(例えば、ユーザID“1”、“2”,“6”によって示される計3名のユーザ)ごとにメール開封情報が作成される。
その後、ユーザがメールシステムにログインして電子メールを閲覧する都度、メールサーバ100によって、開封日時(および分秒、以下同様)が取得され、ユーザに閲覧された電子メールに割り当てられたメールナンバー、および開封したユーザのアカウントを示すユーザIDに対応するメール開封情報の開封日時の項目に、取得した開封日時が書き込まれる。グループを宛先とする電子メールの場合、すべてのユーザによって開封されてはいないが一部のユーザによって開封されているときには、グループを宛先とする電子メールの開封日時の項目に、“一部開封済”が設定される(例えば、メール開封テーブル140aの上から2行目)。その後、その電子メールの宛先とされているすべてのユーザによって開封されたときには、その電子メールのグループのユーザIDに対応する開封日時の項目に、個人のユーザIDと同様に、開封日時が書き込まれる。
このメール開封情報により、メールサーバ100で管理する電子メールがユーザによって開封されたか否かが記録される。これにより、本実施の形態のメールサーバ100で各ユーザが各電子メールを読んだか否かを管理することができる。
次に、本実施の形態のメールシステムにおける処理の手順について説明する。まず、本実施の形態のメールサーバ100において、ユーザが受信メールを確認するときに実行されるメールボックス処理について説明する。
図9は、メールボックス処理の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態のメールサーバ100は、組織30に属するユーザが使用する端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)から送信された電子メールの閲覧要求を受信すると、これに応じて、メールボックス処理により、そのユーザ宛の電子メールの情報をその端末装置に提供し、その端末装置上のブラウザによって表示させる。
[ステップS11]メールサーバ100のCPU101は、端末装置31からのユーザによる電子メールの閲覧要求を受信すると、端末装置31,32,・・・に対してLAN10を介してそのユーザのユーザIDについてアカウント認証を行う。アカウント認証に成功すると、ユーザは認証されたアカウントでメールシステムにログインされる。
[ステップS12]CPU101は、端末装置31から送信される、ユーザによる電子メールを閲覧するアカウントの選択指示を受け付ける。これにより、個人アドレスまたは代表アドレスのうち、ユーザが閲覧を希望する電子メールのアカウントが、端末装置31,32,・・・からメールサーバ100に通知される。
[ステップS13]CPU101は、端末装置31,32,・・・から送信される閲覧終了指示を受け付けたか否かを判定する。CPU101は、閲覧終了指示を受け付けていなければ、ステップS14に処理を進める一方、閲覧終了指示を受け付けていれば、処理を終了する。
[ステップS14]CPU101は、ステップS12で受け付けた選択指示に基づいて、ユーザが選択した電子メールのアカウントに対応するアカウントID(図7参照)を取得する。これにより、端末装置31,32,・・・のブラウザ上で、ユーザが個人アドレスの電子メールの閲覧を選択した場合には、個人アドレスに対応するアカウントIDが取得される一方、ユーザが代表アドレスの電子メールの閲覧を選択した場合には、代表アドレスに対応するアカウントIDが取得される。
[ステップS15]CPU101は、ステップS14で取得したアカウントIDのメール情報を取得する。
[ステップS16]CPU101は、ユーザからの閲覧要求が送信された端末装置31,32,・・・に対して、ステップS15で取得したメール情報を送信する。
[ステップS17]CPU101は、ユーザが端末装置31,32,・・・によって、ステップS12で選択を受け付けたアカウントにおいて返信メールの作成が行われたか否かを判定する。ユーザが返信メールの作成を行っていれば、ステップS18に処理を進める一方、ユーザが返信メールの作成を行っていなければ、ステップS12に処理を進める。
[ステップS18]CPU101は、ユーザが作成する返信メールの送信元(返信元)となる返信アドレスとして、ステップS12で選択したアカウントのアドレスである、取得したアカウントIDのメールアドレスを設定する。詳しくは図15において後述する。ユーザは、これに基づいて、個人アドレスの電子メールに返信する場合には、返信アドレスとして個人アドレスが設定された電子メールを作成することとなる一方、代表アドレスの電子メールに返信する場合には、返信アドレスとして代表アドレスが設定された電子メールを作成することとなる。
なお、本実施の形態では、ユーザが返信メールを作成する前にメールサーバ100が返信アドレスを設定するが、これに限らず、ユーザが返信メールを作成して送信指示を行った後に、メールサーバ100が自動的に、返信アドレスを対応するアカウントのメールアドレスに修正してから送信先に送信してもよい。また、メールサーバ100は、自動的な修正は行わずに、受信した電子メールの送信先アドレスと、ユーザが作成した電子メールの返信アドレスとが一致しない場合に、ユーザに警告表示または確認表示を行ってもよいし、第三者に警告通知または確認通知を行ってもよい。さらに、これらを組み合わせてもよい。
次に、本実施の形態のメールシステムにおいて、ユーザによる電子メールの閲覧時の処理について説明する。
図10は、メールシステムにおける電子メールの閲覧時の処理の手順を示すシーケンス図である。
本実施の形態のメールシステムにおいて、組織30外の端末装置21,22,23,・・・から組織30の個人またはグループに対して送信された外部メール、および組織30内に設置された端末装置31,32,・・・において組織30の個人またはグループに対して作成された内部メール(すなわち、両者を含む電子メール)を、組織30内の端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)によって、ウェブメールで組織30のユーザが閲覧する場合は、以下に説明する手順によって実行される。
[ステップS101]端末装置31は、組織30のユーザによるアカウントIDおよびパスワードの入力を受け付け、LAN10を介してメールサーバ100に送信する。
[ステップS202]メールサーバ100は、端末装置31から送信されたアカウントIDおよびパスワードを受信すると、受信したアカウントIDおよびパスワードによって、ユーザの正当性を確認するためにアカウント認証を行う。
[ステップS203]メールサーバ100は、アカウント情報記憶部150が有する紐付け情報記憶部151、グループ情報記憶部152、アドレス情報記憶部153から、ログインしたユーザが入力したアカウントに紐付けられているアカウントを示すデータであるアカウント情報を取得する。これにより、ログインしたユーザが閲覧可能なアカウントが特定される。
[ステップS204]メールサーバ100は、ログインしたユーザが閲覧可能なアカウントで受信した電子メールの状況を示す情報を、LAN10を介して端末装置31に対して送信する。この電子メールの状況を示す情報には、メール開封情報(図8参照)が含まれる。
[ステップS105]端末装置31は、ユーザによるブラウザの操作によって個人アドレスのアカウントであるユーザアカウントの閲覧が指示された場合、ユーザアカウントの閲覧要求を、LAN10を介してメールサーバ100に送信する。
[ステップS206]メールサーバ100は、端末装置31から送信されたユーザアカウントの閲覧要求を受信すると、受信した閲覧要求で示された、ユーザにより閲覧が要求されているユーザアカウントのメール情報を、メール情報記憶部130から取得する。このユーザアカウントのメール情報は、ログインしたユーザの個人アドレスに対して送信された電子メールのメール情報である。また、そのユーザがその個人アカウントで過去に送信した電子メールのメール情報および作成中の電子メールの本文などのデータも含まれる。
[ステップS207]メールサーバ100は、ステップS206で取得したユーザアカウントのメール情報を、LAN10を介して端末装置31に送信する。メール情報を受信した端末装置31は、このメール情報に基づいて、電子メールの内容などをブラウザ上に表示する。
[ステップS108]端末装置31は、ユーザによるブラウザの操作によって代表アドレスのアカウントである代表アカウントの閲覧が指示された場合、代表アカウントの閲覧要求を、LAN10を介してメールサーバ100に送信する。
[ステップS209]メールサーバ100は、端末装置31から送信された代表アカウントの閲覧要求を受信すると、受信した閲覧要求で示された、ユーザにより閲覧が要求されている代表アカウントのメール情報を、メール情報記憶部130から取得する。このユーザアカウントのメール情報は、ログインしたユーザの代表アドレスに対して送信された電子メールのメール情報である。また、そのユーザがその代表アカウントで過去に送信した電子メールのメール情報および作成中の電子メールの本文などのデータも含まれる。
[ステップS210]メールサーバ100は、ステップS209で取得した代表アカウントのメール情報を、LAN10を介して端末装置31に送信する。メール情報を受信した端末装置31は、このメール情報に基づいて、電子メールの内容などをブラウザ上に表示する。
[ステップS111]端末装置31は、ユーザによるブラウザの操作によって代表アカウントの電子メールに対する返信メールの作成が指示された場合、代表アカウントの返信メールの作成要求を、LAN10を介してメールサーバ100に送信する。
[ステップS212]メールサーバ100は、端末装置31から送信された代表アカウントの返信メールの作成要求を受信すると、作成される電子メールの送信元アドレスとして、ステップS108の閲覧要求で示されたアカウントである代表アカウントのメールアドレス(代表アドレス)を設定する。これに基づいて、ユーザは端末装置31上のブラウザにおいて、送信元アドレスに代表アドレスが設定された返信メールを作成することとなる。
なお、ユーザが個人アドレスで受信した電子メールに対して返信メールを作成する場合には、同様に、返信アドレスに個人アドレスが設定される。
次に、メールボックス処理の実行時における端末装置31,32,・・・のブラウザ上における表示画面について説明する。
図11は、ログイン画面を示す図である。図11に示したログイン画面350は、組織30内のユーザによって操作される端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)において、電子メールを閲覧しようとするユーザがメールシステムにログインするためのログイン操作を行っているときにおいて、端末装置31に接続されたモニタ(図示省略)のブラウザ上に表示されるログイン画面の一例である。
ログイン画面350には、ユーザIDの入力を受け付けるID入力欄351a、パスワードの入力を受け付けるパスワード入力欄351b、ID入力欄351aおよびパスワード入力欄351bの入力内容が正しいときに、メールサーバ100にアカウント認証を実行させてログインを行うための操作を受け付けるログインボタン351c、ID入力欄351aおよびパスワード入力欄351bの入力内容が正しくないときに、これまでの入力内容を取り消すための操作を受け付けるクリアボタン351dが設けられている。
メールシステムにログインするユーザは、予め設定されたユーザIDをID入力欄351aに入力し、ユーザIDに対応するパスワードをパスワード入力欄351bに入力した後、ログインボタン351cを操作する。これにより、メールサーバ100によってアカウント認証が行われ、ユーザはメールシステムにログインすることができる。
図12は、ログイン後画面を示す図である。図12に示したログイン後画面360は、組織30内のユーザによって操作される端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)において、電子メールを閲覧しようとするユーザがメールシステムにログインした直後において、端末装置31に接続されたモニタ(図示省略)のブラウザ上に表示されるログイン後画面の一例である。
ログイン後画面360には、アカウントの選択の操作を受け付けるアカウント選択ボタン361a,361b,361c、電子メールの閲覧の終了の操作を受け付ける終了ボタン361d、ユーザが閲覧可能なアカウントの電子メールのフォルダの状況を表示するフォルダ表示領域362、ユーザがログインしたアカウントの電子メールの受信状況を表示するアカウント情報表示領域363が設けられている。
フォルダ表示領域362には、ユーザが閲覧可能なアカウント(例えば、「個人」、「B課」、「C係」)、およびそのアカウントのフォルダ(例えば、「受信箱」、「送信済」、「ごみ箱」、「申請書」、「クレーム」)が表示されている。
フォルダ表示領域362には、ユーザが閲覧可能なアカウントである個人アドレスおよび代表アドレスで受信した電子メールのうちの、そのユーザのアカウントにおける未開封メール(未読メール)数が、フォルダごとに表示されている。
具体的には、図中の個人アドレスの「受信箱(10)」は、個人アドレスの受信箱フォルダにおいて、10通の未開封メールがあることを示している。また、B課の「受信箱(25)」は、B課の代表アドレスに、そのユーザのアカウントにおける25通の未開封メールがあることを示している。ここで、電子メールの開封および未開封は、メールサーバ100がメール開封テーブル140a(図8)に記憶されているメール開封情報を参照することによって特定される。
アカウント情報表示領域363には、ユーザがログインしたアカウントのメールアドレスおよびそのメールアドレスの未開封メールの件数、現在の使用容量などの、ユーザがログインしたアカウントのメールアドレスの受信状況が表示される。例えば、ユーザが個人アドレスでログインした場合には、アカウント情報表示領域363には、その個人アドレスの受信状況が表示される。
メールシステムにログインしたユーザは、フォルダ表示領域362を見て、各アカウントの未開封メールの有無および各アカウントの未開封メールの件数を知ることができる。これに基づいて、ユーザが、未開封メールがあるアカウントの電子メールの閲覧をする場合には、ユーザは、閲覧を希望するアカウントに対応するいずれかのアカウント選択ボタン361a,361b,361cを操作することにより、詳しくは図13および図14において後述するアカウント表示画面370,380に表示を切り替えることができる。また、ユーザが、いずれのアカウントの電子メールの閲覧も希望しない場合には、ユーザは終了ボタン361dを操作することにより、メールサーバ100へのログインを終了することができる。
図13は、個人アドレス表示時のアカウント表示画面を示す図である。図13に示したアカウント表示画面370は、組織30内のユーザによって操作される端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)において、個人アドレスで受信された電子メールが、端末装置31に接続されたモニタ(図示省略)のブラウザ上に表示されるアカウント表示画面の一例である。
アカウント表示画面370には、ログイン後画面360と同様に、アカウント選択ボタン371a,371b,371c、終了ボタン371d、フォルダ表示領域372が設けられている。また、アカウント表示画面370には、フォルダ表示領域372において選択されているフォルダ内の電子メールの一覧を表示する一覧表示領域373、一覧表示領域373において選択されている電子メールの本文を表示する本文表示領域374、本文表示領域で表示されている電子メールに返信メールを作成するときにユーザが操作する返信ボタン375が設けられている。
図13では、個人アカウントに対応するアカウント選択ボタン371aが白色に表示されている一方、他のアカウント選択ボタン371b,371cが網掛けで表示されている。これにより、現在、一覧表示領域373に表示されている電子メールのアカウントが個人アカウントであることを示している。また、ユーザはアカウント選択ボタン371b、またはアカウント選択ボタン371cを操作することにより、表示される電子メールを他のアカウントの電子メールに切り替えることができる。さらに、ユーザは終了ボタン371dを操作することにより、メールサーバへのログインを終了し、電子メールの表示を終了することができる。
本文表示領域374に表示されている個人アカウントの電子メールを見たユーザが、その電子メールについて返信メールを作成しようとする場合には、返信ボタン375を操作することにより、詳しくは図15において後述する返信メール作成画面390を起動させて、返信メールを作成することができる。
図14は、代表アドレス表示時のアカウント表示画面を示す図である。図14に示したアカウント表示画面380は、組織30内のユーザによって操作される端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)において、代表アドレスのうちの一つである「B課」の代表アドレスで受信された電子メールが、端末装置31に接続されたモニタ(図示省略)のブラウザ上に表示されるアカウント表示画面の一例である。
アカウント表示画面380には、図13のアカウント表示画面370と同様に、アカウント選択ボタン381a,381b,381c、終了ボタン381d、フォルダ表示領域382、一覧表示領域383、本文表示領域384、返信ボタン385が設けられている。
図14では、B課の代表アカウントに対応するアカウント選択ボタン381bが白色に表示されている一方、他のアカウント選択ボタン381a,381cが網掛けで表示されている。これにより、現在、一覧表示領域383に表示されている電子メールのアカウントがB課の代表アカウントであることを示している。また、ユーザはアカウント選択ボタン381a、またはアカウント選択ボタン381cを操作することにより、表示される電子メールを他のアカウントの電子メールに切り替えることができる。さらに、ユーザは終了ボタン381dを操作することにより、メールサーバへのログインを終了し、電子メールの表示を終了することができる。
本文表示領域384に表示されている代表アカウントの電子メールを見たユーザが、その電子メールについて返信メールを作成しようとする場合には、返信ボタン385を操作することにより、詳しくは図15において後述する返信メール作成画面390を起動させて、返信メールを作成することができる。
図15は、返信メール作成画面を示す図である。図15に示した返信メール作成画面390は、組織30内のユーザによって操作される端末装置31,32,・・・(例えば、端末装置31)において、ユーザが閲覧した電子メールについて返信メールを作成する場合に、端末装置31に接続されたモニタ(図示省略)のブラウザ上に表示される返信メール作成画面の一例である。
返信メール作成画面390には、終了ボタン391、作成する返信メールの送信元(返信元)となる送信者アドレスの入力を受け付ける送信元アドレス入力欄392、作成する返信メールの本文の入力を受け付ける本文入力領域393、作成が完了した返信メールを送信するときにユーザが操作する送信ボタン394が設けられている。
図13、図14において、本文表示領域374,384に表示されている電子メールを見たユーザが、その電子メールについて返信メールを作成しようとする場合には、返信ボタン375,385を操作することにより、端末装置31のブラウザ上において返信メール作成画面390が起動する。ユーザはこの返信メール作成画面390の本文入力領域393にメール本文を入力することで、その電子メールに対する返信メールを作成することができる。
ここで、送信元アドレス入力欄392には、返信メールが作成される電子メールが閲覧された時のアカウントのメールアドレスが予め入力されている。具体的には、例えば図14のように、ユーザにより代表アカウントで閲覧された電子メールに対して返信メールが作成される場合、図15に示すように、電子メールが閲覧されている代表アカウントのメールアドレスである代表アドレスが送信元アドレスに入力される。また、図13のように、ユーザにより個人アカウントで閲覧された電子メールに対して返信メールが作成される場合、電子メールが閲覧されている個人アカウントのメールアドレスである個人アドレスが送信元アドレスに入力される。
これにより、メールシステムで作成した返信メールに適切な送信元を設定することができる。その結果、ユーザによる他のアカウントを送信元(送信者)として電子メールを送信してしまうミスを防止できる。このため、個人アドレスの外部漏洩が防止でき、例えば、組織30内におけるどのユーザがその電子メールを送信したのかが外部に過って伝わってしまうことを防ぐことにより、個人情報を保護することができる。
また、従来のウェブメールでは共有できなかった代表アドレス宛の電子メールについて、メールサーバ100に登録されたメンバーが容易に情報を共有することができる。
また、従来の個人アカウントにおけるログイン状態での表示状態に加え、代表アドレスの電子メールの受信状況を視覚的に把握できる。
以上のようにして、本実施の形態のメールサーバ100は、提供するメール情報を、ユーザの切替指示に基づいて複数のアカウントの間で切り替えることができるので、組織30内の端末装置においてユーザの切替指示に基づいて複数のアカウントの電子メールの表示を切り替えることが可能になり、ユーザによる複数のメールアカウントの電子メールの閲覧を容易にすることができる。
また、ログイン後画面360およびアカウント表示画面370,380において、メール情報が表示されていないアカウントについても未開封メールの有無および件数が表示されるので、すべてのアカウントを一々選択しなくても、他のアカウントについて表示させる必要があるか否かを判断することができるので、ユーザのメール管理の手間を省略できる。
以上、本発明のメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、上記については単に本発明の原理を示すものである。本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされ、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物や行程が付加されてもよい。また、本発明は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、メールサーバ100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto - Optical disk)などがある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを通じて、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本実施の形態の概要を示す図である。 本実施の形態のシステム構成を示す図である。 メールサーバのハードウェア構成を示す図である。 メールサーバの機能を示すブロック図である。 紐付けテーブルのデータ構造を示す図である。 グループテーブルのデータ構造を示す図である。 アドレステーブルのデータ構造を示す図である。 メール開封テーブルのデータ構造を示す図である。 メールボックス処理の手順を示すフローチャートである。 メールシステムにおける電子メールの閲覧時の処理の手順を示すシーケンス図である。 ログイン画面を示す図である。 ログイン後画面を示す図である。 個人アドレス表示時のアカウント表示画面を示す図である。 代表アドレス表示時のアカウント表示画面を示す図である。 返信メール作成画面を示す図である。
符号の説明
1 メール送受信装置
1a 切替指示受付手段
1b メール情報提供手段
1c メール情報記憶手段
3 表示画面

Claims (5)

  1. コンピュータに、電子メールの送受信を行う処理を実行させるメール送受信プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記電子メールに関する情報であるメール情報を記憶するメール情報記憶手段から前記メール情報を読み出すとともに、前記電子メールを管理するアカウントごとに、読み出した前記メール情報を提供するメール情報提供手段、
    前記メール情報提供手段によって前記メール情報が提供される前記アカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける切替指示受付手段、
    として機能させ、
    前記メール情報提供手段は、前記切替指示受付手段が受け付けた前記切替指示に応じて、前記メール情報記憶手段から読み出して提供する前記メール情報の前記アカウントを前記他のアカウントに切り替えるように機能させることを特徴とするメール送受信プログラム。
  2. 前記メール情報提供手段は、前記電子メールが前記アカウントにおいて開封されたか否かを示すメール開封情報を記憶するメール開封情報記憶手段から前記メール開封情報を読み出し、読み出した前記メール開封情報を参照して前記メール情報提供手段によって前記メール情報が提供されている前記アカウント以外の前記アカウントの未開封メールの有無を示す未開封メール情報および開封済メール情報を提供するように機能させることを特徴とする請求項1記載のメール送受信プログラム。
  3. 前記コンピュータを、さらに、
    前記メール情報提供手段により前記メール情報が提供されている前記アカウントにおいて、閲覧された前記電子メールに対する返信メールの作成の指示を受け付ける返信指示受付手段、
    前記返信指示受付手段が受け付けた前記返信指示に基づく前記返信メールの送信元アドレスとして、前記電子メールについて前記返信指示がされた前記アカウントの前記メールアドレスを設定する送信元アドレス設定手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1記載のメール送受信プログラム。
  4. 電子メールの送受信を行うメール送受信装置において、
    前記電子メールに関する情報であるメール情報を記憶するメール情報記憶手段と、
    前記メール情報記憶手段から前記メール情報を読み出すとともに、前記電子メールを管理するアカウントごとに、読み出した前記メール情報を提供するメール情報提供手段と、
    前記メール情報提供手段によって前記メール情報が提供される前記アカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける切替指示受付手段と、
    を有し、
    前記メール情報提供手段は、前記切替指示受付手段が受け付けた前記切替指示に応じて、前記メール情報記憶手段から読み出して提供する前記メール情報の前記アカウントを前記他のアカウントに切り替えることを特徴とするメール送受信装置。
  5. 電子メールの送受信を行うメール送受信システムにおいて、
    前記電子メールに関する情報であるメール情報を記憶するメール情報記憶手段と、
    前記メール情報記憶手段から前記メール情報を読み出すとともに、前記電子メールを管理するアカウントごとに、読み出した前記メール情報を提供するメール情報提供手段と、
    前記メール情報提供手段によって前記メール情報が提供される前記アカウントを他のアカウントに切り替える切替指示を受け付ける切替指示受付手段と、
    を有するメール送受信装置と、
    前記メール送受信装置と通信回線によって接続され、ユーザの操作に基づいて前記メール送受信装置から提供された前記メール情報に基づく前記電子メールに関する表示を表示する端末装置と、
    を有し、
    前記端末装置は、ユーザの操作に基づいて前記切替指示を前記メール送受信装置に出力し、
    前記メール情報提供手段は、前記切替指示受付手段が受け付けた前記切替指示に応じて、前記メール情報記憶手段から読み出して提供する前記メール情報の前記アカウントを前記他のアカウントに切り替えることを特徴とするメール送受信システム。
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