JP2009175607A - 撮像本体部及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受光部の大きなサイズの撮像素子を用いることが可能な撮像本体部、及びそれを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮影光学系が脱着される脱着部2と、光路分割手段3と、撮像素子4と、変換光学系5,5’を有する撮像本体部1であって、変換光学系5,5’は前側レンズ系5a,5c,5dと後側レンズ系5b,5eで構成され、前側レンズ系5a,5c,5dは脱着部と光路分割手段3の間に配置され、後側レンズ系5b,5eは光路分割手段3と撮像素子4の間に配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】撮影光学系が脱着される脱着部2と、光路分割手段3と、撮像素子4と、変換光学系5,5’を有する撮像本体部1であって、変換光学系5,5’は前側レンズ系5a,5c,5dと後側レンズ系5b,5eで構成され、前側レンズ系5a,5c,5dは脱着部と光路分割手段3の間に配置され、後側レンズ系5b,5eは光路分割手段3と撮像素子4の間に配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮影光学系が脱着可能な撮像本体部、及び撮像装置に関する。
撮影目的に応じて撮像素子をサイズの異なるものと交換できるカメラが知られている(特許文献1参照)。このカメラは、略横長の箱型のカメラ本体と、銀塩一眼レフカメラ用の撮影レンズとを備えている。カメラ本体は、銀塩一眼レフカメラ用のカメラ本体をそのまま流用している。裏蓋としては、銀塩カメラ用のものと、デジタルカメラ用のものがある。そして、デジタルカメラ用の裏蓋をカメラ本体に装着することができ、これにより、デジタルカメラとして使用可能となる。さらに、CCD基板を交換することができるようになっている。これにより、一つのカメラ本体2で異なるデジタルカメラを構成することができる。
特開2000−59655号公報
上記特許文献1に記載された技術では、交換可能なCCDは、それぞれ受光部のサイズが、横16mm×縦12mmと横24mm×縦18mmである。これは、銀塩フィルムのサイズ横36mm×縦24mmよりも小さい。そのため、受光部の大きなサイズの撮像素子を用いることができなかった。
本発明は従来技術のこれらの問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、受光部の大きなサイズの撮像素子を用いることが可能な撮像本体部、及びそれを備えた撮像装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の撮像本体部は、撮影光学系が脱着される脱着部と、光路分割手段と、撮像素子と、変換学光学系を有する撮像本体部であって、前記変換光学系は、前側レンズ系と後側レンズ系で構成され、前記前側レンズ系は、前記脱着部と前記光路分割手段の間に配置され、前記後側レンズ系は、前記光路分割手段と前記撮像素子の間に配置されていることを特徴とする。
また、前記変換光学系は、前記撮像本体内部に中間像を形成しない光学系であることを特徴とする。
また、前記変換光学系が中間像を形成しない光学系の場合、前記前側レンズ系は負の屈折力を有し、前記後側レンズ系は正の屈折力を有することを特徴とする。
また、前記変換光学系は、前記撮像本体内部に中間像を形成する光学系であることを特徴とする。
また、前記変換光学系が中間像を形成する光学系の場合、前記前側レンズ系は正の屈折力を有し、前記後側レンズ系は正の屈折力を有することを特徴とする。
また、前記変換光学系が中間像を形成する光学系の場合、前記前側レンズ系は、前記中間像の近傍に配置された正の屈折力のレンズと、さらに別の正の屈折力のレンズを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、上記の撮像本体部と前記撮影光学系を備えたことを特徴とする。
以上の本発明によると、受光部の大きなサイズの撮像素子を用いることが可能な撮像本体部、及びそれを備えた撮像装置を得ることができる。
本発明の実施形態について説明する。本実施形態の撮像本体部を図1に示す。図1において、撮像本体部1は、脱着部2と、光路分割手段3と、撮像素子4と、変換学光学系5と、移動機構6とファインダー光学系7を有する。脱着部2は、例えば、バヨネットリングである。この脱着部2を介して、撮影光学系が脱着できるようになっている。
光路分割手段3は、例えばミラー(クイックリターンミラー)である。このミラーは駆動機構6によって、第1の位置と第2の位置に移動可能になっている。第1の位置は実線で示す位置である。この第1の位置は、脱着部2と撮像素子4の間である。また、第2の位置は破線で示す位置である。この第2の位置は、第1の位置にある光路分割手段3を45度回転させた位置で、ファインダー光学系7の近傍の位置である。なお、図では、光路分割手段3が第1の位置と第2の位置の間で移動する際、光路分割手段3が変換学光学系5に接触するように見える。しかしながら、実際は、変換学光学系5までの距離は十分に確保しているので、接触は生じない。
撮像素子4は、第1の位置を挟んで、脱着部2の反対側に配置されている。この位置は、撮影光学系が装着された時に、被写体の像が形成される位置である。また、本実施形態では、撮像素子4の前方に、フィルタ8が配置されている。
変換光学系5は、脱着部2と撮像素子4の間に配置されている。変換光学系5は、前側レンズ系5aと後側レンズ系5bで構成されている。ここで、前側レンズ系5aは、装着部2と光路分割手段3(第1の位置)の間に配置されている。一方、後側レンズ系5bは、光路分割手段3(第1の位置)と撮像素子4の間に配置されている。
このように、本実施形態の撮像部本体1は、本体内部に変換学光学系5を備えている。このため、この変換学光学系5によって、受光部全体に被写体の像を大きく形成できる。その結果、撮像素子4に受光部の大きな素子を用いることができる。なお、受光部のサイズが小さい撮像装置用の撮影光学系であっても、変換学光学系5によって、被写体の像を大きく形成できる。よって、既存の撮影光学系が使えるというメリットがある。
なお、前側レンズ系5aは負の屈折力を有するのが好ましい。一方、後側レンズ系5bは正の屈折力を有するのが好ましい。このようにすることで、被写体の像を大きく形成できる。なお、図1では、前側レンズ系5aと後側レンズ系5bを、それぞれ1枚のレンズとしている。しかしながら、前側レンズ系5aと後側レンズ系5bを、それぞれ複数のレンズで構成しても良い。
また、変換学光学系5は、中間像(1次像)を形成しない光学系である。このようにすれば、光学系の薄型化と撮像本体部1の薄型化ができる。
変換学光学系の別の例を図2に示す。変換学光学系5’は脱着部2と撮像素子4の間に配置されている。変換光学系5’は、前側レンズ系5c,5dと後側レンズ系5eで構成されている。前側レンズ系5c,5dは、全体として正の屈折力を有している。また、後側レンズ系5eは、全体として正の屈折力を有している。
なお、光路分割手段3(第1の位置)は図示されていないが、前側レンズ系のレンズ5dと後側レンズ系5eの間に配置されている。よって、前側レンズ系5c,5dは、装着部2と光路分割手段3(第1の位置)の間に配置されている。一方、後側レンズ系5eは、光路分割手段3(第1の位置)と撮像素子4の間に配置されている。
ここで、前側レンズ系5c,5dは、中間像の近傍に配置された正の屈折力のレンズ5cと、さらに別の正の屈折力のレンズ5dを有する。レンズ5cは中間像の近傍に配置されているので、フィールドレンズとして機能する。
変換学光学系5’は、中間像(1次像)を形成する光学系である。このようにすれば、被写体の像を大きくした場合であっても、収差の少ない像が得られる。
次に、本実施形態の撮像装置10を図3に示す。本実施形態の撮像装置10は、撮像本体部1と撮影光学系9を備えている。撮像装置9は、脱着部2を介して撮像本体部1と接続されている。これにより、被写体の像は、撮影光学系9と変換学光学系5を介して、撮像素子4上に形成される。
なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
1 撮像本体部
2 脱着部
3 光路分割手段
4 撮像素子
5,5’ 変換光学系
5a,5c,5d 前側レンズ系
5b,5e 後側レンズ系
6 移動機構
7 ファインダー光学系
8 フィルタ
9 撮影光学系
10 撮像装置
2 脱着部
3 光路分割手段
4 撮像素子
5,5’ 変換光学系
5a,5c,5d 前側レンズ系
5b,5e 後側レンズ系
6 移動機構
7 ファインダー光学系
8 フィルタ
9 撮影光学系
10 撮像装置
Claims (7)
- 撮影光学系が脱着される脱着部と、
光路分割手段と、
撮像素子と、
変換学光学系を有する撮像本体部であって、
前記変換光学系は、前側レンズ系と後側レンズ系で構成され、
前記前側レンズ系は、前記脱着部と前記光路分割手段の間に配置され、
前記後側レンズ系は、前記光路分割手段と前記撮像素子の間に配置されていることを特徴とする撮像本体部。 - 前記変換光学系は、前記撮像本体内部に中間像を形成しない光学系であることを特徴とする請求項1に記載の撮像本体部。
- 前記前側レンズ系は負の屈折力を有し、前記後側レンズ系は正の屈折力を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像本体部。
- 前記変換光学系は、前記撮像本体内部に中間像を形成する光学系であることを特徴とする請求項1に記載の撮像本体部。
- 前記前側レンズ系は正の屈折力を有し、前記後側レンズ系は正の屈折力を有することを特徴とする請求項1または請求項4に記載の撮像本体部。
- 前記前側レンズ系は、前記中間像の近傍に配置された正の屈折力のレンズと、さらに別の正の屈折力のレンズを有することを特徴とする請求項5に記載の撮像本体部。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像本体部と前記撮影光学系を備えたことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008016335A JP2009175607A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 撮像本体部及びそれを備えた撮像装置 |
CN2009801027066A CN101925854A (zh) | 2008-01-28 | 2009-01-21 | 摄像主体部以及具备该摄像主体部的摄像装置 |
CN2012100224183A CN102520504A (zh) | 2008-01-28 | 2009-01-21 | 摄像主体部以及具备该摄像主体部的摄像装置 |
PCT/JP2009/050858 WO2009096286A1 (ja) | 2008-01-28 | 2009-01-21 | 撮像本体部及びそれを備えた撮像装置 |
US12/844,955 US20100284684A1 (en) | 2008-01-28 | 2010-07-28 | Imaging body and imaging device having the same |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2009175607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109188653A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-11 | 常州工学院 | 一种对称式广角针孔镜头 |
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JPH05224274A (ja) * | 1991-10-10 | 1993-09-03 | Sony Corp Of America | カメラレンズ及びフィルタ・アダプタ構体並びに磁気取付け体 |
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JP2000013654A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-14 | Minolta Co Ltd | デジタルカメラ |
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-
2008
- 2008-01-28 JP JP2008016335A patent/JP2009175607A/ja active Pending
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