JPH10339907A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH10339907A
JPH10339907A JP9149542A JP14954297A JPH10339907A JP H10339907 A JPH10339907 A JP H10339907A JP 9149542 A JP9149542 A JP 9149542A JP 14954297 A JP14954297 A JP 14954297A JP H10339907 A JPH10339907 A JP H10339907A
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JP
Japan
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interchangeable lens
light
light receiving
lens
image
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Withdrawn
Application number
JP9149542A
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English (en)
Inventor
Manami Saka
真奈美 坂
Mutsuhiro Yamanaka
睦裕 山中
Shigeaki Tochimoto
茂昭 栃本
Akiyoshi Kanzaki
明佳 神前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10339907A publication Critical patent/JPH10339907A/ja
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換レンズに収納されたROM内のROMコ
ードが未知であっても、或いは交換レンズのROM収納
の有無に関係なく、装着された交換レンズの射出角を自
己計測するのを可能にする。 【解決手段】 交換レンズ20の射出側から入射側に向
けて光束を発する光源7と、レンズキャップ24の裏面
24aで反射した光源7の光束を受光するラインセンサ
8と、光軸Lに沿ってラインセンサ8よりも後方に位置
し、光源7の光束を受光するラインセンサ9と、ライン
センサ8,9から得た光源7の両受光画素位置データか
ら、交換レンズ20の射出角を求めるMPU10とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の交換レンズ
に対して、射出角を得るようにされた撮像装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、カメラ本体に対して撮像レンズが着
脱可能にされた、いわゆる交換レンズが知られており、
種々の撮影現場において使用されている。このような交
換レンズは、鏡胴内部にROMが収納されており、この
ROM内には、交換レンズの種類を示すコード(ROM
コード)等が書き込まれている。これに対応して、カメ
ラ本体は、各ROMコードに対して、その交換レンズに
固有の各種データ、例えば交換レンズのF値や射出角等
のデータが書き込まれたROMを具備するようにされて
いる。そして、交換レンズがカメラ本体に装着される
と、カメラ本体側に内蔵されているマイコンは、ROM
コードを読み取り、この読み取ったROMコードで区別
される射出角等を、その交換レンズが装着されたカメラ
の撮影条件に反映させるようにしている。
【0003】また、上記の交換レンズに対してソフト的
に対応する方式とは異なり、ハード的に、即ち別の光学
系を使用する方式のものが幾つか提案されている。例え
ば、被写体と撮像レンズとの間にリレー光学系を取り付
けて対応する方式(特開平3−84510号公報)、フ
ィールドレンズを取り代える方式(特開平5−4186
9号公報)等がある。
【0004】また、用途は限定されるが、顕微鏡にビデ
オカメラを取り付けるためにリレー光学系を使用する方
式(特開昭61−210312号公報)、対物レンズに
よる一次像を再結像する方式(特公平7−119888
号公報)等がある。更に、レンズの形状に特徴があり、
フラッシュ測定のみの、交換レンズによる一次像をリレ
ー再結像する方式(特開昭63−205626号公報)
等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ROM
コードが書き込まれているROMを収納した交換レンズ
の場合には、カメラ本体側に内蔵されているマイコン
は、そのROMコードで区別される射出角等を撮影に反
映させることが可能であるが、読み取られたROMコー
ドが新製品の交換レンズのような未知の交換レンズの種
類を示すものである場合には、射出角等を特定すること
ができなくなり、射出角等に応じた適切な撮影ができな
くなるという課題があった。
【0006】また、交換レンズが有するROMにその交
換レンズの射出角等のデータを格納させることで、交換
レンズがカメラ本体に装着されると、カメラ本体側に内
蔵されているマイコンは、交換レンズが有するROMの
内容を読み取ることで、得られた射出角等を撮影条件に
反映させることが可能となるが、全ての交換レンズがデ
ータ記憶用のROMを有しているものではない。従っ
て、ROMを収納していない交換レンズをカメラ本体に
装着して撮影を行う場合には、交換レンズの射出角が不
明なために、必ずしも適正な撮影条件が設定され得ると
はいい難く、この結果、所望の写真等が得られない可能
性がある。
【0007】また、前述の各公報に記載のものは、リレ
ーレンズ系等を交換可能に付加する等の措置を講ずるこ
とによって、各交換レンズの持つ射出角の差を吸収する
ものであるから、交換レンズ以外にも余分な交換部材が
要求されることとなって、実用的でなく、汎用性にも乏
しいものとなる。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、交換レンズに収納されたROM内のROMコードが
未知であっても、或いは交換レンズのROM収納の有無
に関係なく、装着された交換レンズの射出角を自己計測
し得るようになされた撮像装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、交換レンズが着脱可能にされ、前記交換レ
ンズにより一定像面上に結像される一次像を撮影面に二
次像として再結像させるリレー光学系を有する撮像装置
において、前記交換レンズを透過した光束を受光する受
光部と、前記受光部で受光された前記光束の受光位置か
ら前記交換レンズの射出角を求める検出手段とを備えた
ものである。
【0010】この構成では、前記交換レンズを透過し
て、その交換レンズの射出角に応じた光路を伝搬する光
束の受光位置が得られるようになっているので、その受
光位置から、前記交換レンズの射出角が求められるよう
になる。
【0011】なお、前記交換レンズを透過する光束を発
する光源部を備え、前記交換レンズは、入射側に反射部
材が装着可能にされており、前記光源部は、前記交換レ
ンズの射出側から前記反射部材に向けて光束を発する構
成でもよい。この構成では、前記光源部からの光束が、
前記反射部材で反射し、前記交換レンズの射出角に応じ
た光路を伝搬するようになっているので、その光路を伝
搬する光束の受光位置から、前記交換レンズの射出角が
求められるようになる。
【0012】また、前記交換レンズを透過する光束を発
する光源部を備え、前記光源部は、撮影装置の遮光用筐
体の一部に穿設されたガイド孔から内部に取り入れられ
る外光であってもよい。この構成では、前記ガイド孔か
ら取り入れられた光束が、前記交換レンズを透過して、
その交換レンズの射出角に応じた光路を伝搬するように
なっているので、その光路を伝搬する光束の受光位置か
ら、前記交換レンズの射出角が求められるようになる。
【0013】また、前記受光部は、前記リレー光学系の
略焦点位置にそのリレー光学系からの一の放射方向に向
けて配置された第1の受光センサと、前記第1の受光セ
ンサよりも前記光軸方向の後方にあって、前記一の方向
と同方向に向けて配置された第2の受光センサとにより
構成され、前記検出手段は、前記第1の受光センサでの
受光位置と前記第2の受光センサでの受光位置とから前
記交換レンズの射出角を求める構成でもよい。この構成
では、前記交換レンズの射出角に応じた光路を伝搬する
光束が、その光路上の2点で受光されるようになってい
るので、これらの光束の受光位置から、前記交換レンズ
の射出角が求められるようになる。
【0014】更に、前記受光部は、前記再結像位置に配
置された第1の受光センサと、前記第1の受光センサに
対して光軸方向に所定寸法だけずらされた位置に配置さ
れた第2の受光センサとで構成され、前記検出手段は、
前記第1の受光センサで受光された像位置と前記第2の
受光センサで受光された、前記像に対応する像位置との
差から前記交換レンズの射出角を求める構成でもよい。
この構成では、前記交換レンズの射出角に応じた光路上
の2点間の位置差を表す像位置の差が得られるようにな
っているので、この像位置の差から、前記交換レンズの
射出角が求められるようになる。
【0015】なお、前記第1及び第2の受光センサは、
ともに、ラインセンサでもよく、或いはエリアセンサで
もよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカメラに適用した
場合の第1の実施形態について説明する。図1(a)
は、カメラ本体に望遠タイプの交換レンズが装着された
場合の構成図であり、(b)は、カメラ本体に広角タイ
プの交換レンズが装着された場合の構成図である。図1
(a),(b)において、本カメラは、カメラ本体1
と、このカメラ本体1に対して着脱可能にされた交換レ
ンズ20(120)とにより構成される。
【0017】図1(a)において、カメラ本体1は、被
写体像が撮影されるフィルム2を給送可能に装着する図
略の機構部を有し、この前方側にはフィルム2に被写体
からの光を導くリレー光学系が配置されている。リレー
光学系は、コンデンサレンズ3、このコンデンサレンズ
3の光軸L上に配置されたハーフミラー4、及び結像レ
ンズ5により構成されている。コンデンサレンズ3は、
交換レンズ20によって、前方に結像される被写体の一
次像を、後方に所定の像倍率で再度結像するものであ
る。ハーフミラー4は、2枚のハーフミラー4a,4b
により構成され、光軸Lに対して例えば45度に傾斜し
て互いに対向するように配置されている。ハーフミラー
4aは、コンデンサレンズ3から到来する光の一部を入
射方向に対して直角に反射し、その残り(例えば数%)
の光を透過させるコーティングが施されたものである。
ハーフミラー4bも、ハーフミラー4aで反射して到来
する光の一部を入射方向に対して直角に反射し、その残
り(例えば数%)の光を透過させるコーティングが施さ
れたものである。結像レンズ5は、ハーフミラー4の後
方にあって、フィルム2の手前に配置された変倍レンズ
である。後述する交換レンズ20を通過する一次像の光
は、このリレー光学系によりフィルム2まで導かれ、こ
の撮影面に二次像として再結像するようになっている。
【0018】補正部6は、モータにより構成され、後述
のMPU(マイクロプロセッサユニット)10から送出
される補正信号に応じて、結像レンズ5の像倍率を調整
し、上記一次像を二次像としてフィルム2上に再度結像
させるものである。
【0019】光源7は、交換レンズの射出角を計測する
ために用いられるもので、ハーフミラー4aの後面から
前方に向けて、コンデンサレンズ3の光軸Lと平行に指
向性のある光束を射出するLED(発光ダイオード)等
により構成される。この光源7は、カメラ本体1の収納
スペースを有効利用するため、ハーフミラー4aの後面
上端部近傍に設置されるのが好ましい。なお、光源7の
設置場所は、スペースに余裕があれば、ハーフミラー4
aの後方の何れの場所でもよい。
【0020】ラインセンサ8,9は、CCD(電荷結合
素子)の画素を形成する電極やフォトセンサ等の複数の
受光素子がライン状に配列されたものである。ラインセ
ンサ8は、光源7の下側近傍で、かつ干渉しない位置に
配置され、キャップ24で反射されてハーフミラー4a
に入射する光源7の射出光束のうち、このハーフミラー
4aを透過して到来する射出光束を受光する。ラインセ
ンサ9は、ハーフミラー4bの後面側に配置され、ハー
フミラー4aで反射されてハーフミラー4bに入射する
光源7の射出光束のうち、このハーフミラー4bを透過
して到来する射出光束を受光する。また、ラインセンサ
8,9の双方は、交換レンズの種類毎に異なる射出角の
差により生じる光路差をカバーできるだけの受光素子数
を有している。そして、ラインセンサ8は、この受光面
に入射する光源7の光路差の幅が、ラインセンサ9のも
のと比べて狭いために、ラインセンサ9よりも少ない受
光素子数のセンサが採用され、その分小型化が図られて
いる。なお、ラインセンサ8,9に代えてエリアセンサ
を採用することも可能であり、この場合、到来する光源
7の射出光束が光軸Lの軸回りの方向にズレたとして
も、受光が可能になるという利点がある。
【0021】交換レンズ20は、鏡胴に支持された複数
のレンズ群により構成されるレンズ部21及び絞り22
を有すると共に、型式によりROM23を内蔵してい
る。交換レンズ20は、単焦点式でもよいし、変倍式で
もよい。ROM23は、交換レンズ20の種類を示すR
OMコードを読み出し可能に記憶しているものである。
また、形式によっては、ROM23は、交換レンズ20
の射出角やF値等の固有のデータを読み出し可能に記憶
する。この交換レンズ20は、カメラ本体1の前部に形
成された装着構造に嵌合等によって装着可能にされ、装
着状態でレンズ部21の光軸とコンデンサレンズ3の光
軸とが一致するように構成されている。
【0022】キャップ24は、交換レンズ20の入射面
を覆って遮光するためのもので、本実施形態では、裏面
24aは、反射部材として機能するために、例えば白色
ペンキ等が塗布されており、光源7からの射出光束を効
率よく反射する面を形成している。また、キャップ24
の裏面24aにおける光源7からの射出光束が入射する
部分は、この部分に入射する射出光束を、その入射光路
と略同一の光路に反射させ得る角度形状に成形されてい
る。この角度形状は、光源7の配置位置や交換レンズ2
1の特性等を考慮して決定される。これにより、交換レ
ンズ20用の正規のキャップ24は、光源7の射出光束
を略同一光路に反射することができる。
【0023】MPU10は、ROM11及びRAM12
とともに、カメラ本体1及び交換レンズ20に対する動
作等を制御するためのものである。
【0024】ROM11は、図略の各種スイッチの操作
及び撮影準備のための測光及び測距動作等に基づいて適
正な撮影条件を得るための所要の演算式やテーブル等を
記憶しているものである。また、ROM11は、予め定
められた複数の交換レンズの各種類を示すコード(RO
Mコード)とともに、対応する交換レンズの射出角等を
テーブル等の形式で記憶している。更に、ROM11
は、ラインセンサ8,9から得られる受光レベルが最大
値を示す種々の両画素位置データとともに、予め求めら
れた対応する交換レンズの射出角等のデータをテーブル
等の形式で記憶している。
【0025】RAM12は、MPU10が演算に使用す
るデータや演算により求められた射出角等のデータを記
憶するものである。求められた射出角を記憶することに
よって、この射出角を撮影条件に反映させることが可能
となるとともに、頻繁に交換レンズを取り替える必要の
ある撮影シーンにおいて、交換時に発生する冗長な射出
角の計測を省略させることが可能となる。
【0026】また、MPU10は、ラインセンサ8,9
の各受光素子(画素)から図略のA/D変換器等を介し
て受光データを取り込み、各受光データにおいて受光レ
ベルが最大値を示す画素位置を求め、両画素位置データ
を用いて交換レンズの射出角を求める。
【0027】また、MPU10は、後述のROM23に
対してROMコードの読み出し指示信号を出力し、これ
に応答して返信されるべきROMコードを所定時間内に
受信したか否かに応じて、ROMコードを読み出せるか
否かの判定を行う。即ち、ROMコードを受信した場合
には読み出せると判定し、一方、受信しなかった場合に
は読み出せないと判定して、交換レンズ20にはROM
23が内蔵されていないと判断するようにしている。
【0028】また、MPU10は、ROM23からRO
Mコードが読み出された場合に、このROMコードに対
応する射出角の読み出し指示信号をROM23,ROM
11及びRAM12に出力し、これに応答して返信され
るべき射出角を所定時間内に受信したか否かに応じて、
ROMコードに対応する射出角の有無の判定を行う。
【0029】また、MPU10は、交換レンズ20がキ
ャップ24で遮光されているか否かを確認する。即ち、
MPU10は、ラインセンサ8,9から得られる各受光
レベルの最大値が所定値Va以下であるか否かの判定を
行う。但し、所定値Vaは、交換レンズ20がキャップ
24で遮光されているか否かを判別するために予め設定
されたものである。また、各受光レベルの最大値は、光
源7を発光させずに得られたものである。これにより、
交換レンズ20がキャップ24で遮光されていると、各
受光レベルの最大値はVa以下になる。これに対して、
交換レンズ20がキャップ24で遮光されていないと、
各受光レベルの最大値は、外光によるものとなり、Va
より大きいものとなる。従って、各受光レベルの最大値
と所定値Vaとの大小を比較することで、交換レンズ2
0がキャップ24で遮光されているか否かを確認するこ
とが可能となる。
【0030】更に、MPU10は、交換レンズ20に正
規のキャップ24が装着されているか否かを確認する。
即ち、MPU10は、ラインセンサ8,9から得られる
各受光レベルの最大値が所定値Vb以上であるか否かの
判定を行う。但し、所定値Vbは、正規のキャップ24
が装着されているか否かを判別するために予め設定され
たものである。このとき、交換レンズ20に正規のキャ
ップ24が装着されていないと、正規でないキャップ
で、例えば、光源7の光束が反射しなかったり、或いは
乱反射したりして、ラインセンサ8,9で光源7の光束
が正しく受光されなくなり、各受光レベルの最大値はV
bより小さくなる。これに対して、交換レンズ20に正
規のキャップ24が装着されていると、ラインセンサ
8,9で光源7の光束が正しく受光され、各受光レベル
の最大値はVb以上となる。従って、各受光レベルの最
大値と所定値Vbとの大小を比較することで、交換レン
ズ20に正規のキャップ24が装着されているか否かを
確認することが可能になる。
【0031】表示部13は、カメラ本体1の上面や背面
適所に配置された液晶パネル等であり、MPU10で得
られた撮影条件や撮影枚数等を表示する。スイッチ14
は、交換レンズ20のカメラ本体1に対する着脱を機械
的又は電気的に検出するためのものである。
【0032】また、図1(b)において、交換レンズ2
0とは異なる射出角を有する広角タイプの交換レンズ1
20は、鏡胴に支持された複数のレンズ群により構成さ
れるレンズ部121及び絞り122を有すると共に、型
式によりROM123を内蔵している。交換レンズ12
0は、単焦点式でもよいし、変倍式でもよい。ROM1
23は、交換レンズ120の種類を示すROMコードを
読み出し可能に記憶しているものである。また、形式に
よっては、ROM123は、交換レンズ120の射出角
やF値等の固有のデータを読み出し可能に記憶する。こ
の交換レンズ120も、カメラ本体1の前部に形成され
た装着構造に嵌合等によって装着可能にされ、装着状態
でレンズ部121の光軸とコンデンサレンズ3の光軸と
が一致するように構成されている。
【0033】キャップ124は、キャップ24と同様
に、反射部材として機能するようにされた裏面124a
を有し、交換レンズ120の入射面を覆って遮光するも
のである。また、キャップ124の裏面124aにおけ
る光源7からの射出光束が入射する部分は、この部分に
入射する射出光束を、その入射光路と略同一の光路に反
射させ得る角度形状に成形されている。この角度形状
は、光源7の配置位置や交換レンズ120の特性等を考
慮して決定される。
【0034】なお、キャップ24,124の裏面には、
光源7の射出光束の入射方向と反射方向とを一致させる
半球状のフレネルレンズを設けるようにしてもよい。
【0035】図2は、交換レンズの射出角の計測原理を
説明するための図で、図2(a),(b)は、それぞ
れ、図1(a),(b)の光学系部分と光学的に等価な
幾何学図である。但し、交換レンズ20,120のレン
ズ部21,121の射出角の計測に際しては、交換レン
ズ20,120の入射面は、それぞれキャップ24,1
24で覆われているものとする。
【0036】図1(a)において、光源7から射出され
た光束は、ハーフミラー4aの後面に入射し、この入射
した光束の一部は、このハーフミラー4aを透過した後
に、コンデンサレンズ3の後面に入射する。この後面に
入射した光束は、コンデンサレンズ3を通過した後に、
交換レンズ20のレンズ部21の後面に入射する。この
入射した光束は、レンズ部21を通過した後に、後方か
らキャップ24に入射する。この入射した光束は、裏面
24aで、その入射光路と略同一の光路に沿って反射す
る。裏面24aで反射した光束は、伝搬してきた光路と
略同一の光路に沿って逆向きに進行しながら、レンズ部
21及びコンデンサレンズ3を通過した後に、ハーフミ
ラー4aの前面に入射する。ハーフミラー4aの前面に
入射した光束の一部は、入射方向に対して直角に反射し
てハーフミラー4bに向かい、その残りは、ハーフミラ
ー4aを透過する。ハーフミラー4aで反射した光束
は、ハーフミラー4bに入射し、その光束の一部は、入
射方向に対して直角に反射して結像レンズ5に向かい、
その残りは、ハーフミラー4bを透過する。
【0037】図2(a)において、ハーフミラー4aを
透過した光束は、ラインセンサ8の受光面に入射し、こ
のラインセンサ8を等価的に透過して、更に光路La上
を伝搬し、ハーフミラー4bを透過した後、ラインセン
サ9の受光面に入射する。以上は、交換レンズ120に
ついても同様である。
【0038】図1からも理解されるように、交換レンズ
の種類が異なれば、即ち交換レンズの射出角が異なれ
ば、光源7から射出された光束が伝搬する光路も異な
る。従って、図2で示される光路La,Lbは、それぞ
れ交換レンズ20,120のレンズ部21,121の射
出角によって決まるものとなる。
【0039】これより、ラインセンサ8,9を用いて、
LaやLb等の光路を検出すれば、交換レンズの射出角
を求めることが可能となる。即ち、ラインセンサ8,9
から得られる受光レベルが最大値を示す両画素位置デー
タを、換算式やテーブル等を利用して射出角に換算する
ことで、交換レンズの射出角を求めることができる。
【0040】次に、カメラ本体1に装着された交換レン
ズの射出角の計測動作について、交換レンズ20を例に
して、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0041】交換レンズ20がカメラ本体1に装着され
ると、スイッチ14から検出信号がMPU10に送出さ
れる。MPU10は、この検出信号を受け取ると、RO
M23に対して、ROMコードの読み出し指示信号を出
力し、ROMコードを所定時間内に受信したか否かに応
じて、ROMコードを読み出せるか否かの判定を行う
(#10)。
【0042】ROMコードを読み出せないと判定された
場合(#10でNO)には、ステップ#20で後述の
「計測処理」のサブルーチンが実行される。一方、RO
Mコードが読み出された場合(#10でYES)には、
そのROMコードに対応する射出角の読み出し指示信号
がROM23,ROM11及びRAM12に出力される
とともに、これに応答して、対応する射出角が所定時間
内に受信されたか否かに応じて、ROMコードに対応す
る射出角の有無の判定が行われる(#30)。
【0043】射出角のデータが有る場合(#30でYE
S)には、受信された射出角は、ROM23から読み出
されたROMコードとともにRAM12に記憶される
(#40)。この後、本フローチャートの処理は終了す
る。一方、射出角のデータが無い場合(#30でNO)
には、ROM23から読み出されたROMコードがRA
M12に記憶される(#50)。この後、ステップ#2
0に進む。
【0044】図4は、「計測処理」のサブルーチンを示
すフローチャートである。まず、交換レンズ20がキャ
ップ24で遮光されているか否かの確認処理が実行され
る。即ち、ラインセンサ8,9の各受光素子(画素)か
ら受光データが取り込まれ(#100)、各受光データ
から受光レベルの最大値が抽出される(#105)。次
いで、抽出された各受光レベルの最大値が所定値Va以
下であるか否かの判定が行われる(#110)。各受光
レベルの最大値がVa以下でないと判定された場合(#
110でNO)には、キャップ24の装着を促す警告等
の報知が行われる(#115)。この警告は、例えば、
表示部13に表示される文字情報や、或いは音声等で認
識されるようにしてもよい。この後、ステップ#100
に戻る。
【0045】一方、各受光レベルの最大値がVa以下で
あると判定された場合(#110でYES)には、光源
7の発光が行われる(#120)。光源7から射出され
た光束は、ハーフミラー4aを透過し、コンデンサレン
ズ3及びレンズ部21を通過した後、キャップ24の裏
面24aで、伝搬してきた光路とほぼ同一の光路に沿っ
て反射する。裏面24aで反射した光束は、レンズ部2
1及びコンデンサレンズ3を通過した後、図2(a)に
示されるような光路Laに沿って、ハーフミラー4aを
透過した光束はラインセンサ8で受光され、ハーフミラ
ー4bを透過した光束はラインセンサ9で受光される。
【0046】MPU10は、光源7が発光してから所定
時間経過後、即ち受光素子の積分時間を考慮した後、ラ
インセンサ8,9から受光データを取り込む(#12
5)。次いで、各受光データについて、各画素の受光レ
ベルの大小が比較され、受光レベルが最大値を示す画素
位置データが抽出される(#130)。
【0047】この後、交換レンズ20に正規のキャップ
24が装着されているか否かの確認処理が実行される。
即ち、各受光レベルの最大値が所定値Vb以上であるか
否かの判定が行われる(#135)。各受光レベルの最
大値がVb以上でないと判定された場合(#135でN
O)には、正規のキャップ24の装着を促す警告等の報
知が、ステップ#115と同様にして行われる(#14
0)。この後、ステップ#100に戻る。
【0048】一方、各受光レベルの最大値がVb以上で
あると判定された場合(#135でYES)には、ステ
ップ#130で抽出された両画素位置データに対応する
射出角のデータがROM11から読み出される。これに
より、交換レンズ20の射出角が得られる(#14
5)。なお、これに限らず、ステップ#130で抽出さ
れた両画素位置データを用いて、所定の(幾何学的な)
演算を実行して、交換レンズ20の射出角を算出するよ
うにしてもよい。
【0049】この後、ステップ#145で得られた射出
角は、図3のステップ#50でROMコードが記憶され
た場合には、そのROMコードとともにRAM12に記
憶される(#150)。この後、リターンする。
【0050】交換レンズ120がカメラ本体1に装着さ
れた場合も、上記と同様にして交換レンズ120(レン
ズ部121)の射出角が計測される。
【0051】以上のようにして計測された交換レンズ2
0(120)の射出角は、従来と同様に、カメラを適切
な撮影状態に設定するために用いられる。即ち、MPU
10は、露光時において、得られた射出角を用いて補正
信号を生成し、この補正信号を補正部6に送出する。補
正部6は、この補正信号に応じて、結像レンズ5の像倍
率を調整し、一次像を二次像としてフィルム2上に再結
像させる。
【0052】なお、本実施形態では、光の一部を反射し
て、その残りを透過させるコーティングが施されたハー
フミラー4a,4bを用いるようにしたが、これらに代
えて、所定の波長以下の光を反射又は透過させるダイク
ロイックコートが施さたミラーを用いるようにしてもよ
い。
【0053】また、本実施形態では、カメラ本体1に
は、ラインセンサ8,9の双方を具備させるようにした
が、ラインセンサ8,9のどちらか一方を具備させるよ
うにしてもよい。即ち、光源7は、固定されており、常
に同一の状態で光束を射出するので、例えば、図5に示
されるように、ラインセンサ9に入射する光源7の射出
光束の位置は、交換レンズ20の射出光束の角度で決ま
る。従って、ラインセンサ8,9のどちらか一方から得
られる受光データから、受光レベルが最大値を示す画素
位置データを検出するだけで、本実施形態と同様に交換
レンズの射出角を得ることができる。
【0054】また、本実施形態では、カメラ本体1に
は、光源7を具備させるようにしたが、光源7を具備さ
せる代わりに、光源7と同様の光路を辿る光束が入射す
るように、キャップ24,124に孔を穿設するように
してもよい。或いは、図6に示されるように、光源7の
代わりに、ミラー17等を用いて外光を導光するように
してもよい。
【0055】更に、本実施形態では、被写体像は、フィ
ルム2によって撮影されるようにしたが、フィルム2に
代えて、図7に示されるように、結像レンズ5により結
像される二次像を画像信号として撮像するCCDエリア
センサ、ラインセンサ等の光電変換部21と、光電変換
部21に対して電荷の蓄積時間や画像信号の読み出し等
の制御を行う制御部22と、光電変換部21で撮像され
た二次像の画像信号に対して、信号増幅、オフセット調
整及びA/D変換等の信号処理を施す信号処理部23
と、信号処理部23により処理が施された画像データに
対して、黒レベル補正、白レベル補正、ルックアップテ
ーブル等を用いた階調補正等の画像処理を施す画像処理
部24とを備えるようにしてもよい。更に、画像処理部
24により画像処理が施された画像データを記憶する磁
気テープ、磁気・光磁気ディスク又は半導体記憶メモリ
等の記憶部25を備えるようにしてもよい。
【0056】本発明をディジタルカメラに適用した場合
の第2の実施形態について、その構成図である図8を参
照しながら説明する。但し、交換レンズ20は、第1の
実施形態と同じものなので、その説明は省略する。
【0057】本実施形態では、第1の実施形態における
フィルム2に代えて、被写体像を画像信号として撮像す
る光電変換部102が用いられる。即ち、光電変換部1
02は、2枚のCCDエリアセンサ(CCD102a,
102b)により構成され、これらの受光面に結像する
二次像が画像信号に変換される。
【0058】この光電変換部102の前方側には、CC
D102a,102bの各々の受光面に被写体からの光
を導くリレー光学系が配置されている。リレー光学系
は、コンデンサレンズ103、このコンデンサレンズ1
03の光軸L上に配置された結像レンズ105、及びプ
リズム104により構成されている。コンデンサレンズ
103は、交換レンズ20により前方に結像される被写
体の一次像を、後方に所定の像倍率で再度結像するもの
である。結像レンズ105は、コンデンサレンズ103
とプリズム104との間に配置された変倍レンズであ
る。プリズム104は、結像レンズ105から到来する
一次像の光の一部(約50%)をほぼ直角に反射し、そ
の残り(約50%)を透過させるコーティングが施され
た面104aを内部に有するものである。交換レンズ2
0を通過する一次像の光は、このリレー光学系により光
電変換部102まで導かれ、CCD102a,102b
の受光面に二次像として再結像するようになっている。
【0059】補正部106は、モータにより構成され、
後述のMPU110から送出される補正信号に応じて、
結像レンズ105の像倍率を調整し、上記一次像を二次
像としてCCD102a,102bの受光面に再度結像
させるものである。
【0060】CCD108は、光軸Lの方向においてC
CD102bよりも後方であって、CCD102aが受
光する光とほぼ同じ光を受光することができる位置に配
置されたCCDエリアセンサである。
【0061】MPU110は、ROM111及びRAM
112とともに、ディジタルカメラ本体101及び交換
レンズ20に対する動作を制御するためのものである。
【0062】ROM111は、図略の各種スイッチの操
作及び撮影準備のための測光及び測距動作等に基づいて
適正な撮影条件を得るための所要の演算式やテーブル等
を記憶しているものである。また、ROM111は、予
め定められた複数の交換レンズの各種類を示すROMコ
ードとともに、対応する交換レンズの射出角等をテーブ
ル等の形式で記憶している。更に、ROM111は、C
CD102a,108における種々の両画像間の画素単
位の高低差とともに、予め求められた対応する交換レン
ズの射出角等のデータをテーブル等の形式で記憶してい
る。
【0063】RAM112は、MPU110が演算に使
用するデータや演算により求められた射出角等のデータ
を記憶するものである。
【0064】また、MPU110は、所定時間経過後、
即ちCCD102a、108の積分時間が経過した後、
CCD102a、108の受光信号を、図略のA/D変
換器等を介して画像データとして取り込む。即ち、MP
U110は、図9に示されるように、CCD102a,
108から、それぞれ光路Lcの画素位置情報を含む画
像データを取り込む。
【0065】また、MPU110は、CCD102a,
108から得られる両画像データ間の画像の高低差を画
素単位で求める。
【0066】スイッチ114は、交換レンズ20のディ
ジタルカメラ本体101に対する着脱を機械的又は電気
的に検出するためのものである。
【0067】図9は、交換レンズの射出角の計測原理を
説明するための図で、図8の光学系部分と光学的に等価
な幾何学図である。
【0068】図8において、図外の被写体から到来する
光は、交換レンズ20により1次像として結像する。こ
の一次像の光は、コンデンサレンズ103及び結像レン
ズ105を通過した後、プリズム104の前面に入射す
る。プリズム104の前面の上半分(面104U)に入
射した光の一部は、面104aで直角に反射してCCD
108に向かって射出し、その残りは、面104aを透
過してCCD102aに向かって射出する。プリズム1
04の前面の下半分(面104D)に入射した光の一部
は、面104aで直角に反射してCCD102bに向か
って射出し、その残りは、面104aを透過してプリズ
ム104から射出する。
【0069】図9において、面104Uに入射した光
は、光路Lc上を進行し、CCD102aに入射し、こ
のCCD102aを等価的に透過して、CCD102a
の受光面とCCD108の受光面との間の光路差を更に
進行した後、CCD108の受光面に入射することとな
る。この光学的関係により、CCD102aから得られ
る画像とCCD108から得られる画像は、画像の位置
が異なるだけで、それ以外は全く同じものとなる。この
位置差は、即ち高低差は、交換レンズの射出角に依存す
るものである。従って、この高低差を求めることにより
交換レンズの射出角を求めることが可能となる。
【0070】次に、ディジタルカメラ本体101に装着
された交換レンズの射出角を計測する動作について説明
する。但し、図3に対応する動作については、同様であ
るのでその説明は省略し、図3のステップ#20に対応
する計測処理について、そのフローチャートである図1
0を参照しながら説明する。
【0071】MPU110は、所定時間経過後、CCD
102a、108から画像データを取り込み(#20
0)、各画像データから画像の高低差を求める(#20
5)。
【0072】次いで、この高低差に対応する射出角等の
データがROM111から読み出される。これにより、
交換レンズ20(レンズ部21)の射出角が得られる
(#210)。なお、これに限らず、ステップ#205
で求められた高低差を用いて、所定の(幾何学的な)演
算を実行して、交換レンズ20の射出角を算出するよう
にしてもよい。
【0073】ステップ#210で得られた射出角は、第
1の実施形態と同様に、ROMコードがRAM112に
記憶された場合には、そのROMコードとともにRAM
112に記憶される(#215)。この後、リターンす
る。
【0074】以上のようにして計測された交換レンズの
射出角は、第1の実施形態と同様にして用いられる。
【0075】なお、第2の実施形態におけるCCD10
8は、ホワイトバランス、自動露出(AE)、オートフ
ォーカス(AF)等の調整や、電子ビューファインダ等
に兼用するようにしてもよい。
【0076】更に、第1,第2の実施形態では、図3の
フローチャートに示されるように、カメラ本体が有する
ROM11,111内に、ROM23,123内のRO
Mコードに対応する射出角のデータが記憶されていれ
ば、「計測処理」は実行されないように設定されている
が、実行されるように設定してもよい。例えば、高密度
のCCDをCCD8,9,102a,108に用いれ
ば、射出角の高精度な検出が可能になるので、組み立て
のバラツキや環境温度の変化により生じる交換レンズの
射出角の誤差等にも対応可能となる。
【0077】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、交換レンズに収納されたROM
内のROMコードが未知であっても、或いは交換レンズ
のROM収納の有無に関係なく、装着された交換レンズ
の射出角を自己計測できる。
【0078】請求項2から5記載の発明によれば、交換
レンズの射出角を求めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、カメラ本体に望遠タイプの交換レン
ズが装着された場合の構成図であり、(b)は、カメラ
本体に広角タイプの交換レンズが装着された場合の構成
図である。
【図2】(a)は、図1(a)の光学系部分と光学的に
等価な幾何学図であり、(b)は、図1(b)の光学系
部分と光学的に等価な幾何学図である。
【図3】カメラ本体に装着された交換レンズの射出角を
計測するためのフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートにおける「計測処理」の
フローチャートである。
【図5】第1の実施形態に関連する別の構成図である。
【図6】図1の光源の代わりに外光を利用する場合の構
成図である。
【図7】図1のフィルムに代えて具備される撮像部の構
成図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す構成図である。
【図9】図8の光学系部分と光学的に等価な幾何学図で
ある。
【図10】第2の実施形態における「計測処理」のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 フィルム 3,103 コンデンサレンズ 4,4a,4b ハーフミラー 5,105 結像レンズ 6,106 補正部 7 光源 8,9 ラインセンサ 10,110 MPU 11,111 ROM 12,112 RAM 13 表示部 14,114 スイッチ 17 ミラー 20,120 交換レンズ 21,121 レンズ部 22,122 絞り 23,123 ROM 24,124 レンズキャップ 24a,124a 裏面 101 ディジタルカメラ本体 104 プリズム 102a,102b CCD 108 CCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栃本 茂昭 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 神前 明佳 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換レンズが着脱可能にされ、前記交換
    レンズにより一定像面上に結像される一次像を撮影面に
    二次像として再結像させるリレー光学系を有する撮像装
    置において、前記交換レンズを透過した光束を受光する
    受光部と、前記受光部で受光された前記光束の受光位置
    から前記交換レンズの射出角を求める検出手段とを備え
    たことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記交換レンズを透過する光束を発する
    光源部を備え、前記交換レンズは、入射側に反射部材が
    装着可能にされており、前記光源部は、前記交換レンズ
    の射出側から前記反射部材に向けて光束を発するように
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記交換レンズを透過する光束を発する
    光源部を備え、前記光源部は、撮影装置の遮光用筐体の
    一部に穿設されたガイド孔から内部に取り入れられる外
    光であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記受光部は、前記リレー光学系の略焦
    点位置にそのリレー光学系からの一の放射方向に向けて
    配置された第1の受光センサと、前記第1の受光センサ
    よりも前記光軸方向の後方にあって、前記一の方向と同
    方向に向けて配置された第2の受光センサとにより構成
    され、前記検出手段は、前記第1の受光センサでの受光
    位置と前記第2の受光センサでの受光位置とから前記交
    換レンズの射出角を求めることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記受光部は、前記再結像位置に配置さ
    れた第1の受光センサと、前記第1の受光センサに対し
    て光軸方向に所定寸法だけずらされた位置に配置された
    第2の受光センサとで構成され、前記検出手段は、前記
    第1の受光センサで受光された像位置と前記第2の受光
    センサで受光された、前記像に対応する像位置との差か
    ら前記交換レンズの射出角を求めることを特徴とする請
    求項1記載の撮像装置。
JP9149542A 1997-06-06 1997-06-06 撮像装置 Withdrawn JPH10339907A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009175607A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Olympus Corp 撮像本体部及びそれを備えた撮像装置
JP2009175608A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Olympus Corp 撮像本体部及びそれを備えた撮像装置
WO2009096286A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Olympus Corp. 撮像本体部及びそれを備えた撮像装置
US8226307B2 (en) 2008-02-14 2012-07-24 Olympus Corporation Imaging body and imaging device having the same
US8390727B2 (en) 2008-01-28 2013-03-05 Olympus Corporation Optical unit, imaging unit, imaging body, and imaging device having the imaging body

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