JP2009174759A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍サイクル構成部品をモジュール化し、それぞれのモジュールの組合せを選択可能として、条件に応じた熱交換能力を備えた空気調和機を提供する。
【解決手段】室外モジュール1に圧縮機モジュール接続用配管を有する室外熱交換器10と室外送風機9を収容し、圧縮機15を収容し室外熱交換器の圧縮機モジュール接続用配管と接続する室外モジュール用配管と室内モジュール接続用のバルブ20を有する複数種類の圧縮機モジュール2を室外モジュール内に配置可能とし、能力の異なる複数種類の室内モジュール3に室内熱交換器25と室内送風機28を収容して室内モジュール接続用バルブと配管接続し、圧縮機モジュールは圧縮機が同一能力で異なる数のバルブを備え、圧縮機モジュールの室外モジュール接続用配管を圧縮機モジュール接続用配管と接続し、圧縮機モジュールの室内モジュール接続用のバルブに対応した室内モジュールを配管接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の冷凍サイクル構成部品をモジュール化し、それぞれのモジュールの組合せを選択可能とした空気調和機に関する。
従来、単一の室外ユニットに対して複数の室内ユニットからなる、いわゆるマルチタイプの空気調和機が知られている。この種の熱交換器において、それぞれの室内ユニットは適宜、空調運転と運転中止とのいずれかを選択できることとなり、無駄のない使用が可能となっている。
たとえば[特許文献1]には、ヒートポンプ暖房時に、室外ユニットで着霜検知と除霜制御を自動的に行うとともに、室内ユニット側から室外ユニットの動作を監視、コントロールする、マルチタイプの空気調和機が開示されている。ここでは、1台の室外ユニットに2台の圧縮機と1台の室外熱交換器を収容している。
室内ユニットは2台用意され、それぞれのユニットに室内熱交換器と室内送風機が収容される。各室内熱交換器は、室外ユニット内の各圧縮機に配管接続され、室外熱交換器は互いの室内熱交換器と圧縮機に配管接続される。すなわち、室外熱交換器を共用する、2つの冷凍サイクルが構成されている。
特許第3208323号公報
ところで、家屋条件あるいは家族構成によっては、より多室に室内熱交換器を必要とする。しかも、空調目的に柔軟に対応する室内熱交換器を備えることができれば、極めて有利である。たとえば、多人数が集まるリビングには大型の室内熱交換器を備え、子供部屋には小型の室内熱交換器を備え、トイレや洗面所にはより小型の室内熱交換器を備える。
[特許文献1]に開示された空気調和機を複数台用意することは可能であるが、全て同一の熱交換能力の室内熱交換器であるから、全ての部屋に最適な状態で室内熱交換器を用いることはできない。また、空気調和機によって圧縮機の能力を相違させてもよいが、少なくとも2台の室内熱交換器は同一の熱交換能力であり、使用が限定されてしまう。
多室を空調するにあたって理想的には、条件等に応じた熱交換能力を備える室内熱交換器を選択的に配置できることである。上述の[特許文献1]の空気調和機を複数台備えだけでは、理想を満足できないことは言うまでもない。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、冷凍サイクル構成部品をモジュール化し、それぞれのモジュールの組合せを選択可能として、条件に応じた熱交換能力を備えことができ、モジュール化による生産品種の削減と、サービスの容易化を得られる空気調和機を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明の空気調和機は、室外モジュールに圧縮機モジュール接続用配管を有する室外熱交換器および室外送風機を収容し、室外モジュール内に圧縮機を収容し室外熱交換器の圧縮機モジュール接続用配管と接続するための室外モジュール用配管と室内モジュール接続用のバルブを有する複数種類の圧縮機モジュールを配置可能とし、複数種類の能力の異なる室内モジュールは室内熱交換器および室内送風機を収容し室内モジュール接続用のバルブと配管接続でき、複数種類の圧縮機モジュールは各々の前記圧縮機が同一能力で異なる数のバルブを備え、室外モジュール内に選択された種類の複数台の圧縮機モジュールが配置され各々の圧縮機モジュールの室外モジュール接続用配管は室外熱交換器の圧縮機モジュール接続用配管と接続され、各々圧縮機モジュールの室内モジュール接続用バルブに対応した室内モジュールが配管接続される。
さらに、上記目的を満足するため本発明の空気調和機は、室外モジュールに室外送風機を収容し、複数台の圧縮機・熱交モジュールを室外モジュール内に配置可能として互いに配管を介して接続される圧縮機および室外熱交換器を収容し室内熱交換器接続用のバルブを有し、圧縮機・熱交モジュールの室内熱交換器接続用のバルブに接続可能な複数種類の能力の異なる室内モジュールに室内熱交換器および室内送風機を収容し、圧縮機・熱交モジュールは圧縮機が同一能力であるうえに異なる数の複数種類のバルブを備えた複数種類からなり、室外モジュールに選択された種類の複数台の圧縮機・熱交モジュールが配置され、室外モジュールに配置される圧縮機・熱交モジュールに対し選択された種類の室内モジュールが配管接続される。
本発明によれば、条件等に応じた熱交換能力を備える室内熱交換器を選択的に使用できるとともに、モジュール化による生産品種の削減化を図れる等の効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、第1の実施の形態における空気調和機のシステム構成を説明する図である。
空気調和機は、室外モジュール1と、圧縮機モジュール2と、室内モジュール3との組合せから構成される。1組の空気調和機に対して、室外モジュール1は1台しか用意されず、共通であるのに対して、圧縮機モジュール2および室内モジュール3は、互いに複数の異なる種類のものが、複数台ずつ用意されている。
図4は、室外モジュール1の概略の横断平面図である。ただし、室外モジュール1に圧縮機モジュール2を収容した状態で示している。以下、図1および図4にもとづいて説明する。
前記室外モジュール1は、正面視と平面視が矩形状に形成される筐体5を備え、この筐体5内部が仕切り板6によって左右二室に区分されている。仕切り板6から左側の室7は、仕切り板6から右側の室8よりも大きく形成されている。仕切り板6の左側の室を「熱交換室7」と呼び、右側の室を「機械室8」と呼ぶ。
前記熱交換室7において、手前側に室外送風機9が配置され、奥側に室外熱交換器10が配置されている。熱交換室7の筐体5前部壁面には、ファンガード12aが嵌め込まれた吹出し口12が設けられる。背部と側面部の壁面には、それぞれ多数のスリットからなる吸込み口13が設けられる。
したがって、室外送風機9を駆動することにより、筐体5外部の外気が筐体5背面部と側面部の吸込み口13から吸込まれて室外熱交換器10に送風される。室外熱交換器10を流通したあとの外気は、吹出し口12から筐体5外部へ吹出されるようになっている。
前記室外熱交換器10は、筐体5の下端部から上端部に亘って設けられていて、互いに狭小の間隙を存して並べられる複数枚のフィンと、これらフィンを貫通し、かつ蛇行する熱交換パイプとからなる。特に図1に破線で示すように、前記フィンを上下方向に4等分した、それぞれの範囲に、4本の熱交換パイプPaが蛇行して設けられている。
後述するように、各熱交換パイプPaに冷媒が導かれ、それぞれが冷媒流路を構成する。したがって、室外熱交換器10自体は1台でありながら、4分割された室外熱交換器10aとなっている。実際には、1台が8kW相当に設計された室外熱交換器10であり、4等分することで、1つの分割室外熱交換器10aが2kW相当となる。
各熱交換パイプPaの両端部は、全て右側面である仕切り板6と対向するフィン側面部から仕切り板6を貫通して前記機械室8へ突出する。この突出端部に配管接続具11aが設けられる。
各熱交換パイプPaと配管接続具11aで、圧縮機モジュール接続用配管を構成している。前記配管接続具11aは、いわゆるメス型のものであり、後述する圧縮機モジュール2の配管に設けられるいわゆるオス型の配管接続具11bとワンタッチで配管接続が可能である。
上記機械室8には、複数(4枚)の圧縮機モジュール載置台5aが、上下方向に所定間隔を存して水平に設けられる。各圧縮機モジュール載置台5aの取付け位置は、前記4分割された室外熱交換器10aの位置と対応している。筐体5(機械室8)の右側面部は開放されていて、機械室8内部と圧縮機モジュール載置台5aが露出状態にある。
本実施の形態では3種類の圧縮機モジュール2が、それぞれ複数台ずつ用意されている。なお、図1においては理解を容易にするために、室外モジュール1の縮小サイズと圧縮機モジュール2の縮小サイズを異ならせて描いている。実際には、各圧縮機モジュール2は全て、室外モジュール1の機械室8における圧縮機モジュール載置台5a上に載置可能である。
前記圧縮機モジュール2について説明すると、図1に示す上段の圧縮機モジュールを「Aモデルの圧縮機モジュール2A」と呼び、中段の圧縮機モジュールを「Bモデルの圧縮機モジュール2B」と呼び、下段の圧縮機モジュールを「Cモデルの圧縮機モジュール2C」と呼ぶ。
各圧縮機モジュール2A〜2Cともに、ほぼ同一圧縮能力の圧縮機15が底板16上に配置される。個々の圧縮機15は、分割室外熱交換器10aが2kW相当であるので、それに対応する圧縮能力を持つ。圧縮機15の上面吐出部に第1の配管Pbが接続され、この第1の配管Pbは図1の左方へ折曲され、先端には上述したオス型の配管接続具11bが設けられる。
圧縮機15の側面吸込み部に第2の配管Pcが接続され、第2の配管Pcは上方に折曲され、アキュームレータ18の下端部に接続される。アキュームレータ18の上端部にも第2の配管Pcが接続されていて、Aモデルの圧縮機モジュール2Aにおいて前記配管Pcは図1の右方へ折曲され、先端にバルブ20が設けられる。
Bモデルの圧縮機モジュール2Bにおいて前記第2の配管Pcは、図1の右方へ折曲されるとともに、先端は2本の配管に分岐され、それぞれの分岐配管先端にバルブ20が設けられる。Cモデルの圧縮機モジュール2Cにおいて前記第2の配管Pcも、図1の右方へ折曲されるとともに、先端は3本の配管に分岐され、それぞれの分岐配管先端にバルブ20が設けられる。
Aモデルの圧縮機モジュール2Aでは1個のバルブ20、Bモデルの圧縮機モジュール2Bでは2個のバルブ20、Cモデルの圧縮機モジュール2Cでは3個のバルブ20が、それぞれ設けられる。
さらに、各モデルの圧縮機モジュール2A〜2Cともに、底板16に図示しない支持具で支持される第3の配管Pdを備えている。第3の配管Pdの一端部は、前記圧縮機15上面部に接続される第1の配管Pb端部と同一位置に突出し、先端にはオス型の配管接続具11bが設けられる。第3の配管Pdの他端部は、図1の右方へ延出される。
第1の配管Pbと、その先端のオス型の配管接続具11bと、第3の配管Pdおよび、先端のオス型の配管接続具11bが一対となって室外モジュール用配管を構成している。それぞれのオス型の配管接続具11bは、室外熱交換器10の圧縮機モジュール接続用配管である2つの配管接続具11aに接続される。
Aモデルの圧縮機モジュール2Aにおいて前記第3の配管Pdの中間部に自動膨張弁21が設けられ、先端にはバルブ20が設けられる。Bモデルの圧縮機モジュール2Bにおいて前記第3の配管Pdは2本の配管に分岐され、それぞれの分岐配管に自動膨張弁21が設けられ、先端にはバルブ20が設けられる。
Cモデルの圧縮機モジュール2Cにおいて、前記第3の配管Pdは中間部で3本の配管に分岐され、それぞれの分岐配管に自動膨張弁21が設けられ、先端にはバルブ20が設けられる。
このように第3の配管Pdにおいて、Aモデルの圧縮機モジュール2Aには1個の自動膨張弁21と1個のバルブ20、Bモデルの圧縮機モジュール2Bには2個の自動膨張弁21と2個のバルブ20、Cモデルの圧縮機モジュール2Cには3個の自動膨張弁21と3個のバルブ20が、それぞれ設けられる。
先に説明した第2の配管Pcと第3の配管Pdはともに、室内熱交換器接続用配管であり、これら配管に設けられるバルブ20の合計は、Aモデルの圧縮機モジュール2Aでは1対(2個)、Bモデルの圧縮機モジュール2Bでは2対(4個)、Cモデルの圧縮機モジュール2Cでは3対(6個)となる。各バルブ20は、室内モジュール接続用のバルブであり、室内壁面を貫通する渡り配管を介して室内モジュール3内の室内熱交換器に接続される。
A〜Cモデルの圧縮機モジュール2A〜2Cともに、前記底板16の右側端には側板22が立設されている。この側板22は、後述するように底板16を前記機械室8の圧縮機載置台5a上に載置した状態で、開放された筐体5(機械室8)の右側面部を閉成する高さ寸法と奥行き寸法に設定されている。
前記第2の配管Pc(分岐配管を含む)の先端は、前記側板22を貫通して外部に突出しており、この突出端部にバルブ20が設けられている。また、前記第3の配管Pd(分岐配管を含む)の先端も、側板を22貫通して外部に突出しており、この突出端部にバルブ20が設けられている。
Bモデルの圧縮機モジュール2Bと、Cモデルの圧縮機モジュール2Cのみ、側板22の内側面に配管カバー23が設けられていて、第2の配管Pcおよび第3の配管Pdの分岐配管と自動膨張弁21をカバーしている。Aモデルの圧縮機モジュール2Aのみ前記配管カバー23を備えていない。
上述した1台の室外モジュール1と、複数種類の圧縮機モジュール2に対して、本実施の形態では4種類の室内モジュール3が、用意されている。なお、図1においては理解を容易にするために、室内モジュール3を模式的に描いている。
前記室内モジュール3は、図1の最上段に示す室内モジュールを「Xモデルの室内モジュール3X」と呼び、2段目に示す室内モジュールを「Yモデルの室内モジュール3Y」と呼び、3段目に示す室内モジュールを「Zモデルの室内モジュール3Z」と呼び、最下段に示す室内モジュールを「Wモデルの室内モジュール3W」と呼ぶ。
ここでは、Yモデルの室内モジュール3Yを基準としていて、前記分割された室外熱交換器10aと同一能力である2kW相当の室内熱交換器25が1台、筐体26内に収容されている。この室内熱交換器25と対向して、横流ファンとファンモータとからなる室内送風機28が配置される。
前記Xモデルの室内モジュール3Xは、筐体26内に2台の室内熱交換器25と1台の室内送風機28が対向して収容される。それぞれの室内熱交換器25は、Yモデルの室内モジュール3Yに収容される室内熱交換器25と同等の2kW相当であり、これが2台用いられて、2倍となる約4kWの熱交換能力を備えることとなる。
前記Zモデルの室内モジュール3Zは、筐体26内に1台の室内熱交換器25zと室内送風機28が対向して収容される。前記室内熱交換器25zは1kW相当であり、Yモデルの室内モジュール3Yに収容される室内熱交換器25の1/2の熱交換能力しかない。
前記Wモデルの室内モジュール3Wは、筐体26内に1台の室内熱交換器25wと室内送風機28が対向して収容される。前記室内熱交換器25wは約0.7kW相当であり、Yモデルの室内モジュール3Yに収容される室内熱交換器25の略1/3程度の熱交換能力しかない。
X〜Wモデルの室内モジュール3X〜3Wに収容される室内熱交換器25,25z、25wは、全て狭小の間隙を存して並設される複数枚のフィンと、これらフィンを貫通し、蛇行形成される熱交換パイプとからなる。各室内熱交換器において、2本の熱交換パイプの先端が筐体26から突出し、それぞれの端部にバルブ27が設けられる。
各室内モジュール3X〜3Wの大きさは、その熱交換能力にほぼ比例して熱交換器の容積が決まるため、Xモデルの室内モジュール3Xでは2台の熱交換器25を収容しているので、2対(4個)のバルブ27が筐体26から突出する。Yモデルの室内モジュール3Yと、Zモデルの室内モジュール3ZおよびWモデルの室内モジュール3Wは、それぞれ1台の熱交換器25,25z、25wを備えているので、全て1対(2個)のバルブ27が突出する。
このように、室外モジュール1は1モデルであるのに対して、圧縮機モジュール2は2A〜2Cの3モデルが用意され、室内モジュール3は3X〜3Wの4モデルが用意されている。
空気調和機を必要とする顧客は、各圧縮機モジュール2と室内モジュール3とを組合せることによって、自己の家屋条件や家族構成等に応じて、必要な部屋(場所)に希望する熱交換能力(室内熱交換器)を備えた空気調和機を選定することができる。
以下の[表1]は、顧客から発注された空気調和機システム構成を実現するための、モジュールラインナップ表である。
Figure 2009174759
すなわち、顧客は、具体的に家屋のどの部屋(場所)を空気調和したいのか、その部屋の広さや、人の出入り状況等の空調条件を販売店側に提示する。販売店では、提示条件にもとづいて指定された部屋に、どの程度の熱交換能力の室内熱交換器を取付けるかを計算し、顧客の了解を得る。
顧客と販売店との両者が合意したところで、上記[表1]が参照される。この表1は、先に説明した1台の共通する室外モジュール1に対して、複数種類の圧縮機モジュール2A〜2Cと、複数種類の室内モジュール3X〜3Wの中から、選択すべき圧縮機モジュール2および室内モジュール3のラインナップをまとめている。
圧縮機モジュール2のモデルが2A〜2Cまで3種類ある一方で、室外モジュール1の構造上、最大で4台の圧縮機モジュール2が室外モジュール1に載置可能である。そのため、室外モジュール1に対する圧縮機モジュール2の組合せが15通りある。
さらに、室内モジュール3のモデルが3X〜3Wまで4種類あるので、室外モジュール1に対して圧縮機モジュール2を組合せたうえに、室内モジュール3を組合せると、最終的に22通りの組合せが可能となっている。
たとえば顧客から、広い面積を有し家族全員や親しい友人が集まるリビングに大なる熱交換能力の室内熱交換器を備え、夫婦部屋には標準の熱交換能力の室内熱交換器を備え、2人の子供部屋のそれぞれには小さな熱交換能力の室内熱交換器を備えることの提示がなされた場合について説明する。
販売店においては、リビングに1台のXモデルの室内モジュール3Xを配置し、夫婦部屋に1台のYモデルの室内モジュール3Yを配置し、子供部屋のそれぞれにZモデルの室内モジュール3Zを1台ずつ配置し、合計4台の室外モジュール1を用意することの回答をなして顧客の了解を得る。
以上の条件から[表1]で参照すると、最も右側部に記載されるモデルNoから、[No.4]の室内モジュール3の欄が該当していることが分る。さらに同表から、室内モジュール3がモデルNo.4の場合には、Aモデルの圧縮機モジュール2Aを3台と、Bモデルの圧縮機モジュール2Bを1台用意しなければならないことが分る。
図2は、モデルNo.4を選択した場合の空気調和機のシステム構成図である。
すなわち、現場の屋外に室外モジュール1を配置し、ここに備えられる4室の機械室8のうち、3室の機械室8(図2では上から3室)にAモデルの圧縮機モジュール2Aを収容し、残りの最下段の機械室8にBモデルの圧縮機モジュール2Bを収容する。
それぞれの圧縮機モジュール2A,2Bに備えられる第1の配管Pbの配管接続具11bと、分割された室外熱交換器10aの熱交換パイプPaに設けられる一方の配管接続具11aとを接続して配管接続部11が得られる。さらに、第3の配管Pdの配管接続具11bと、分割された室外熱交換器10aの熱交換パイプPaに設けられる他方の配管接続具11aとを接続して配管接続部11が得られる。
この状態で室外モジュール1を構成する筐体5の側面開口部は、圧縮機モジュール2を構成する側板22によって閉成され、筐体5は密閉された箱体となる。そして、側板22である筐体5の側部から、第2の配管Pcおよび第3の配管Pdのそれぞれ先端に設けられる室内モジュール接続用のバルブ20が突出する。
上述したように、Aモデルの圧縮機モジュール2Aから1対(2個)のバルブ20が突出し、Bモデルの圧縮機モジュール2Bから2対(4個)のバルブ20が突出する。Aモデル2Aが3台で、Bモデル2Bが1台であるから、筐体5の側部から合計5対(10個)のバルブ20が突出することとなる。
一方、ここで用意される1台のXモデルの室内モジュール3Xから2対(4個)のバルブ27が突出し、Yモデルの室内モジュール3YおよびZモデルの室内モジュール3Zから、各々1対(2個)ずつのバルブ27が突出する。Xモデル3Xが1台、Yモデル3Yが1台、Zモデル3Zが2台であるから、合計5対(10個)のバルブが突出する。
すなわち、室外モジュール1に収容される圧縮機モジュール2A,2Bから突出するバルブ20の総数と、室内モジュール3X,3Y,3Zから突出するバルブ27の総数が一致する。
そこで、最上段の圧縮機モジュール2Aにおける1対のバルブ20と、Xモデルの室内モジュール3Xで一方の室内熱交換器25における1対のバルブ27とを、渡り配管Peを介して接続する。
2段目の圧縮機モジュール2Aにおける1対のバルブ20と、Xモデルの室内モジュール3Xで他方の室内熱交換器25における1対のバルブ27とを、渡り配管Peを介して接続する。3段目の圧縮機モジュール2Aにおける1対のバルブ20と、Yモデルの室内モジュール3Yの室内熱交換器25における1対のバルブ27とを、渡り配管Peを介して接続する。
最下段の圧縮機モジュール2Bからは2対のバルブ20が突出しており、そのうちの1対のバルブ20と、一方のZモデルの室内モジュール3Zにおける室内熱交換器25zから突出する1対のバルブ27とを、渡り配管Peを介して接続する。
最下段の圧縮機モジュール2Bでの残りの1対のバルブ20と、他方のZモデルの室内モジュール3Zにおける室内熱交換器25zから突出する1対のバルブ27とを、渡り配管Peを介して接続する。
以上で、顧客が必要とする空気調和機が組立られる。リビングに基準の室内熱交換器25を2台収容するXモデルの室内モジュール3Xを備え、2つの冷凍サイクルと接続したので、リビングに多人数が長時間集っても、常に快適な空調作用が得られる。
少し小さい夫婦部屋には、基準の圧縮機モジュール2Aと同一能力の室内熱交換器25を備えたYモデルの室内モジュール3Yを、単一の冷凍サイクルと接続したので、妥当で快適な空調作用が得られる。
より小さい2室の子供部屋には、それぞれ基準の圧縮機モジュール2Aに対して1/2の能力を有する室内熱交換器25zを備えたZモデルの室内モジュール3Zを、単一の冷凍サイクルと接続したので、妥当で快適な空調作用が得られる。
いずれにしても、このような空気調和機のシステム構成であれば、使用者の希望条件に適応する空調システムを、過不足なく提供できる。そして、構成部品のモジュール化による生産品種の削減化を図り、サービスの容易化を得られることとなる。
もう一例を、図3にもとづいて説明する。
ここでは[表1]からモデルNo.8が選択された例を示している。すなわち、Xモデルの室内モジュール3Xを1台と、Zモデルの室内モジュール3Zを4台必要とする希望条件である。同表から、Aモデルの圧縮機モジュール2Aを2台と、Bモデルの圧縮機モジュール2Bを2台備えることとなる。
室外モジュール1の各機械室8に圧縮機モジュール2A,2Bをそれぞれ2台ずつ収容し、分割熱交換器10aと各圧縮機モジュール2A,2Bとを配管接続する。この状態で、Aモデルの圧縮機モジュール2Aを収容した機械室8の側部から1対ずつのバルブ20が突出し、Bモデルの圧縮機モジュール2Bを収容した機械室8の側部から2対ずつのバルブ20が突出して、合計6対(12個)のバルブ20となる。
また、Xモデルの室内モジュール3Xには2台の室内熱交換器25が収容されるので、2対のバルブ27が突出する。Zモデルの室内モジュール3Zには1台の室内熱交換器25zが収容されるので、1対のバルブ27が突出する。Xモデル3Xが1台で、Zモデル3Zが4台であるから、合計6対(12個)のバルブ27が突出し、圧縮機モジュール2のバルブ20総数と数が揃う。
最上段の圧縮機モジュール2Aから突出する1対のバルブ20は、Xモデルの室内モジュール3Xにおける一方の熱交換器25から突出する1対のバルブ27に、渡り配管Peを介して接続される。2段目の圧縮機モジュール2Aから突出する1対のバルブ20は、Xモデルの室内モジュール3Xにおける他方の熱交換器25から突出する1対のバルブ27に、渡り配管Peを介して接続される。
3段目の圧縮機モジュール2Bから突出する2対のバルブ20のうち、1対のバルブ20は1台目のZモデルの室内モジュール3Zにおける熱交換器25zから突出する1対のバルブ27に、渡り配管Peを介して接続される。他の1対のバルブ20は2台目のZモデルの室内モジュール3Zにおける熱交換器25zから突出する1対のバルブ27に、渡り配管Peを介して接続される。
最下段の圧縮機モジュール2Bから突出する2対のバルブ20のうち、1対のバルブ20は3台目のZモデルの室内モジュール3Zにおける熱交換器25zから突出する1対のバルブ27に、渡り配管Peを介して接続される。他の1対のバルブ20は、4台目のZモデルの室内モジュール3Zにおける熱交換器25zから突出する1対のバルブ27に、渡り配管Peを介して接続される。
このように、大きな部屋が1箇所で、ほどほどに小さい部屋が4箇所の場合は、モデルNo.8を選択すれば、最適な空気調和機が得られる。
本空気調和機のシステム構成によれば、モデルNo.1のXモデルの室内モジュール3Xを2台備える構成から、モデルNo.22のWモデルの室内モジュール3Wを12台備える構成まで、最終的な組合せは22通りある。したがって、顧客のどのような希望条件にも適応する空気調和機のシステム構成を過不足なく提供でき、モジュール化による生産品種の削減と、サービスの容易化を得られる。
さらに、室外モジュール1に搭載する圧縮モジュール2は、かならずしも全台(4台)を搭載する必要はなく、最初は2台搭載し、その後、家族の増加などの状況に合わせて、1台ずつ、もしくは2台を同時に増設するようにしてもよい。
使用しない室外熱交換器10の配管接続具11aは、栓等により雨水などが入り込まないように密封される。また、室外送風機9はすべての冷凍サイクルに対して共通なので、いずれかの圧縮機モジュール2がONした時には、ONするように制御される。
続いて、図5および図6を用いて、第2の実施の形態を説明する。まず、図6は、第2の実施の形態での空気調和機のシステム構成を概略的に示す図である。
この空気調和機は、室外モジュール50と、圧縮機・熱交モジュール60と、室内モジュール3との組合せから構成される。圧縮機・熱交モジュール60は、第1の実施の形態における圧縮機モジュール2と室外熱交換器10の一部を組合せたものである。
ここでも1組の空気調和機において、室外モジュール50は1台しか用意されず、共通であるのに対して、圧縮機・熱交モジュール60と室内モジュール3は、互いに異なる複数種類のものが用意されている。
前記室外モジュール50は、筐体51の前面側に室外送風機9が配置されるが、この背部には複数(4枚)の載置台52が上下方向に所定間隔を存して水平に設けられるのみである。なお、最下部の載置台52は筐体51の底板が兼用している。これら載置台52と対向する筐体51の側面部位は開口されていて、内部が露出している。
前記圧縮機・熱交モジュール60は、Aモデルの圧縮機・熱交モジュール60Aと、Bモデルの圧縮機・熱交モジュール60Bと、Cモデルの圧縮機・熱交モジュール60Cとの3通りのモデルを備えている。
それぞれのモデルの圧縮機・熱交モジュール60A〜60Cは、ともに、圧縮機15と室外熱交換器10aが支持板61上に載置されている。支持板61の室外熱交換器10a支持部分は、圧縮機15の支持部分よりも一段下がってドレンパンを兼用している。圧縮機15と室外熱交換器10aとの間には仕切り板6が設けられ、これら圧縮機15と室外熱交換器10aとの間を仕切る。
圧縮機15と室外熱交換器10aは、仕切り板6を貫通する配管Pbを介して接続される。圧縮機15の吸込み部には、アキュームレータ18を備えた第2の配管Pcが接続される。この第2の配管Pcは、前記支持板61の端縁に沿って立設される側板22を貫通し、この先端にはバルブ20が設けられる。
また、前記室外熱交換器10aに接続される第3の配管Pdは、図示しない支持具に支持される。第3の配管Pdの中途部に自動膨張弁21が設けられ、さらに側板22を貫通し外部に突出する先端にバルブ20が設けられる。
したがって、第1の実施の形態のように室外熱交換器と圧縮機モジュールを接続するための配管接続具11bと配管接続具11aは不要であり、両者は圧縮機・熱交モジュール60内においてロウ付けにより直接配管接続されている。
先に第1の実施の形態で説明した各圧縮機モジュール2と同様、Aモデルの圧縮機・熱交モジュール60Aでは1対のバルブ20が側板22から突出する。Bモデルの圧縮機・熱交モジュール60Bでは、室内熱交換器接続用配管を構成する第2の配管Pcと第3の配管Pdともに2本に分岐され、第2の配管Pcに2個のバルブ20が設けられる。第3の配管Pdには、2個の自動膨張弁21と2個のバルブ20が設けられる。
結局、Aモデルの圧縮機・熱交モジュール60Aでは1対のバルブ20が側板22から突出し、Bモデルの圧縮機・熱交モジュール60Bでは2対のバルブ20が側板22から突出する。
Cモデルの圧縮機・熱交モジュール60Cでは、第2の配管Pcと第3の配管Pdが3本に分岐されるので、3個の自動膨張弁21が設けられ、3対のバルブ20が側板22から突出する。各バルブ20は、室内モジュール接続用のバルブであり、室内壁面を貫通する渡り配管を介して室内モジュール3内の室内熱交換器に接続される。
前記室内モジュール3は、先に第1の実施の形態で説明したのと全く同一構成のXモデルの室内モジュール3Xと、Yモデルの室内モジュール3Yと、Zモデルの室内モジュール3Zおよび、Wモデルの室内モジュール3Wを備えていて、ここでは新たな説明は省略する。
図5は、室外モジュール1に圧縮機・熱交モジュール60を収容した状態での概略の横断平面図である。室外モジュール1の筐体51には、第1の実施の形態と同様の吹出し口12と吸込み口13が設けられることは変りがない。圧縮機・熱交モジュール60を組み込んだ全体構成も第1の実施の形態と略同一となる。
すなわち、支持板61に載設される仕切り板6が、載置台52上の空間室を熱交換室7と機械室8に仕切ることになる。熱交換室7には室外送風機9と室外熱交換器10aが配置され、機械室8には圧縮機15とアキュームレータ18および配管類が収容されることも、第1の実施の形態と同様である。
空気調和機として第2の実施の形態が第1の実施の形態と相違する点は、第1の実施の形態では室外モジュール1に室外熱交換器10と室外送風機9を備えているのに対して、第2の実施の形態では室外モジュール1に室外送風機9のみを備え、4分割された個々の室外熱交換器10aが圧縮機・熱交モジュール60に備えられる点である。
室外モジュール1に選択された圧縮機・熱交モジュール60を収容し、希望した室内モジュール3を接続すれば、第1の実施の形態と全く同一の構成となる。
最終的に22通りの組合せが可能であり、したがって顧客の希望条件に適応する空気調和機のシステム構成を過不足なく提供できる。モジュール化による生産品種の削減を図れるとともにと、サービスの容易化を得られることも変りがない。
なお、第2の実施の形態においても、室外送風機9はすべての冷凍サイクルにおいて共通なので、いずれかの圧縮機モジュール2がONした時にはONするように制御される。
また、第2の実施の形態においても、室外モジュール1に搭載する圧縮・熱交モジュール60は、かならずしも全台(4台)を搭載する必要はなく、最初は、2台搭載し、その後家族の増加などの状況に合わせ、その後1台ずつ、もしくは2台を同時に増設してもよい。
ただし、この場合、室外熱交換器がない部分が生じ、そのままにしておくと室外送風機9による送風は、ほとんどがこの部分を流れてしまい、室外熱交換器10aを通り風が少なくなってしまう。そのため、圧縮機・熱交モジュール60が搭載されていない室外モジュールの室外空気吸込み側は、空気の流れを遮断する遮蔽板を取り付ける必要がある。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。さらに、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
たとえば、第1、第2の実施の形態はともに配管を簡素化して説明するために冷房専用の冷凍サイクル構成としたが、圧縮機モジュール2または圧縮機・熱交モジュール60内の配管途中に冷媒の流れ方向を変更する四方弁を配設し、冷暖房可能なヒートポンプ式冷凍サイクルとすることも可能である。
本発明における第1の実施の形態に係る、空気調和機のシステム構成図。 同実施の形態に係る、モデルNo.4の空気調和機のシステム構成図。 同実施の形態に係る、モデルNo.8の空気調和機のシステム構成図。 同実施の形態に係る、室外モジュールに圧縮機モジュールを組み込んだ状態での概略の横断平面図。 本発明における第2の実施の形態に係る、室外モジュールに圧縮機・熱交モジュールを組み込んだ状態での概略の横断平面図。 同実施の形態に係る、空気調和機のシステム構成図。
符号の説明
Pa…熱交換パイプ(圧縮機接続用配管)、10…室外熱交換器、9…室外送風機、1、50…室外モジュール、15…圧縮機、Pb…第1の配管、Pc,Pd…第2の配管、第3の配管(室内熱交換器接続用配管)、20…バルブ、2…圧縮機モジュール、25,25z,25w…室内熱交換器、28…室内送風機、27…バルブ、3…室内モジュール、60…圧縮機・熱交モジュール。

Claims (3)

  1. 圧縮機モジュール接続用配管を有する室外熱交換器および、室外送風機を収容する室外モジュールと、
    圧縮機を収容するとともに、前記室外熱交換器の圧縮機モジュール接続用配管と接続するための室外モジュール用配管と、室内モジュール接続用のバルブを有し、前記室外モジュール内に配置可能な複数種類の圧縮機モジュールと、
    室内熱交換器および室内送風機を収容するとともに、前記室内モジュール接続用のバルブと配管接続できる複数種類の能力の異なる室内モジュールとを具備し、
    前記複数種類の圧縮機モジュールは、各々の前記圧縮機が同一能力で、異なる数のバルブを備え、
    前記室外モジュール内に、選択された種類の複数台の圧縮機モジュールが配置されるとともに、各々の圧縮機モジュールの前記室外モジュール接続用配管は前記室外熱交換器の圧縮機モジュール接続用配管と接続され、各々の前記圧縮機モジュールの室内モジュール接続用のバルブに、それぞれ対応した室内モジュールが配管接続される
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 室外送風機を収容する室外モジュールと、
    互いに配管を介して接続される圧縮機および室外熱交換器を収容するとともに、室内熱交換器接続用のバルブを有し、前記室外モジュール内に配置可能な複数台の圧縮機・熱交モジュールと、
    室内熱交換器および室内送風機を収容し、前記圧縮機・熱交モジュールの前記室内熱交換器接続用のバルブに接続可能な複数種類の能力の異なる室内モジュールと、
    前記圧縮機・熱交モジュールは、前記圧縮機が同一能力であるうえに、異なる数の複数種類のバルブを備えた複数種類からなり、
    前記室外モジュールに、選択された種類の複数台の圧縮機・熱交モジュールが配置され、
    前記室外モジュールに配置される前記圧縮機・熱交モジュールに対し、選択された種類の前記室内モジュールが配管接続される
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 前記室内モジュールは、
    2つ以上の冷凍サイクルと接続可能なモデルと、単一の冷凍サイクルを有し前記1つの圧縮機モジュールと同一の能力を有するモデルと、前記1つの圧縮機モジュールの略整数分の1の能力を有するモデルを備え、
    これらモデルの中から選択されたモデルの室内モジュールが、前記圧縮機モジュールと配管接続される
    ことを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の空気調和機。
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