JP2009173077A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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JP2009173077A JP2008011614A JP2008011614A JP2009173077A JP 2009173077 A JP2009173077 A JP 2009173077A JP 2008011614 A JP2008011614 A JP 2008011614A JP 2008011614 A JP2008011614 A JP 2008011614A JP 2009173077 A JP2009173077 A JP 2009173077A
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Abstract

【課題】コルゲートチューブのスリットの巻き込みよるコルゲートチューブの抜けを防止できるようにした電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】ステアリングシャフトに加えられた操舵トルクを検出するトルクセンサ14と、トルクセンサの出力を導出するワイヤハーネス17と、ワイヤハーネスを装着する凹凸部20aを有する屈曲可能なコルゲートチューブ20と、コルゲートチューブの一端を取付ける2つ割りのカバー23とを備え、コルゲートチューブは、凹凸部20aが螺旋状に形成されているとともに、全長に亘ってスリット20bが形成され、カバーには、コルゲートチューブの凹凸部に嵌合するテーパ状のねじ穴27が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワイヤハーネスを装着するコルゲートチューブを備えた電動パワーステアリング装置に関するものである。
一般に、電動パワーステアリング装置は、ステアリングシャフトの回転によって軸方向移動されるラック軸と、ステアリングシャフトに加えられた操舵トルクを検出するトルクセンサと、トルクセンサの検出出力に基づいてモータシャフトを回転駆動する電動モータと、モータシャフトの回転運動をラック軸の軸方向運動に変換するボールねじ装置等を備えている。
一般に、電動パワーステアリング装置においては、操舵トルクを検出するトルクセンサがギヤハウジングに内蔵され、トルクセンサの検出出力は、コルゲートチューブ内に装着されたワイヤハーネスを介してギヤハウジングの外部に導出され、コネクタを介して電動パワーステアリング装置を制御する制御ユニット(ECU)に接続されるようになっている。この種の電動パワーステアリング装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られており、また、ワイヤハーネス装着用に用いられるコルゲートチューブとして、例えば、特許文献2に記載されたものが知られている。
特開2004−130857号公報 実開平2−37517号公報
コルゲートチューブは、特許文献2に記載されているように、径の異なる突条を長手方向に沿って交互に連続して設け、長手方向にはワイヤハーネスを装着するためのスリットが全長に亘って形成されている。ワイヤハーネスを装着したコルゲートチューブは、突条に係合する凹凸部を形成した2つ割りのカバーの装着穴に取付けられるようになっている。
しかしながら、例えば、電動パワーステアリング装置を車両に搭載する際、ワイヤハーネスが大きく曲げられ、コルゲートチューブの曲げの曲率が大きくなると、図6に示すように、コルゲートチューブ1に設けられたスリット2の一端側が巻き込まれて、コルゲートチューブ1の径が小さくなり、このために、コルゲートチューブ1がカバーの装着穴から抜け出てしまう場合があり、コルゲートチューブを装着し直す必要があった。
本発明は、上記した従来の問題を解消するためになされたもので、コルゲートチューブのスリットの端部が巻き込まれてカバーに取付けられた状態でも、コルゲートチューブの抜けを防止できるようにした電動パワーステアリング装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、ステアリングシャフトに加えられた操舵トルクを検出するトルクセンサと、該トルクセンサの出力に基づいて回転駆動される電動モータと、前記トルクセンサの出力を導出するためのワイヤハーネスと、該ワイヤハーネスを装着する凹凸部を有する屈曲可能なコルゲートチューブと、該コルゲートチューブの一端を取付ける2つ割りのカバーとを備えた電動パワーステアリング装置において、前記コルゲートチューブは、前記凹凸部が螺旋状に形成されているとともに、全長に亘ってスリットが形成され、前記カバーには、前記コルゲートチューブの前記凹凸部に嵌合するテーパ状のねじ穴が形成されていることである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記カバーに形成された前記ねじ穴の山部もしくは谷部に、前記コルゲートチューブの前記スリットの端部に当接して前記コルゲートチューブを回り止めする回り止め用突起を設けたことである。
請求項1に係る発明によれば、コルゲートチューブは、凹凸部が螺旋状に形成されているとともに、全長に亘ってスリットが形成され、また、カバーには、コルゲートチューブの凹凸部に嵌合するテーパ状のねじ穴が形成されているので、螺旋状のコルゲートチューブの一端をカバーのテーパ状のねじ穴にねじ込むことにより、コルゲートチューブはスリットの端部を巻き込みながら、ねじ穴に従って径が縮小されるようになる。従って、ワイヤハーネス(コルゲートチューブ)の曲げの曲率が大きい場合でも、コルゲートチューブはそれ以上径が縮小することがないので、コルゲートチューブの抜けを防止することができる。また、電動パワーステアリング装置は自動車の足回り部品として搭載され、路面からの振動を直に受けるが、この振動がコルゲートチューブに伝わり、コルゲートチューブとケースとの間にねじれが生じないので、コルゲートチューブによりワイヤハーネスを確実に保護できる。
請求項2に係る発明によれば、カバーのねじ穴の山部もしくは谷部に、コルゲートチューブのスリットの端部に当接してコルゲートチューブを回り止めする回り止め用突起を設けたので、カバーのねじ穴にねじ込んだコルゲートチューブの緩み方向の回転を防止することができ、コルゲートチューブの抜けを確実に防止することができる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置10の要部を示すもので、当該電動パワーステアリング装置10は、図略のステアリングホイールによって回転される入力軸11と、この入力軸11と同軸上に相対回転可能に配置された出力軸(ピニオン軸)12と、これら入力軸11と出力軸12とを相対回転可能に連結するトーションバー13と、入力軸11と出力軸12との間に配置され、ステアリングホイール(入力軸11)に加えられた操舵トルクを検出するトルクセンサ14と、出力軸(ピニオン軸)12に噛合うラック軸15と、ラック軸15と同軸的に配設した図略の電動モータと、電動モータの回転運動をラック軸15の軸方向運動に変換する図略のボールねじ装置等を備えている。
なお、図示してないが、ラック軸15の両端は、タイロッドおよびナックルアームを介して操向車輪に連結され、ラック軸15の往復軸方向運動によって操向車輪が転舵されるようになっている。
トルクセンサ14によって検出した操舵トルクは、ワイヤハーネス17を介して電動パワーステアリング装置10のギヤハウジング21の外部に導出される。ワイヤハーネス17の一端にはソケット18が取付けられ、ソケット18は図略のECU(制御ユニット)に接続される。
ワイヤハーネス17は、屈曲自在な薄肉の合成樹脂からなるコルゲートチューブ20内に装着される。コルゲートチューブ20には、図2および図3に示すように、凹凸部20aが螺旋状に形成され、その全長に亘ってスリット20bが長手方向に形成されている。
ギヤハウジング21には、図4に詳細図示するように、ワイヤハーネス17を外部に導出するハーネス取出し口22が設けられている。ハーネス取出し口22には、ワイヤハーネス17を貫通させるグロメット19が装着されている。ハーネス取出し口22には、カバー23が着脱可能に取付けられ、このカバー23にコルゲートチューブ20の一端が後述するように取付けられるようになっている。
カバー23は、図4および図5に示すように、半割りの合成樹脂からなる2部材23a、23bによって構成されている。半割りの2部材23a、23bを対向して組合わせることにより、図略の係合突起と係合溝が弾性変形しながら係合して2部材23a、23bは一体的に組合わされる。
カバー23の半割りの2部材23a、23bの一端には、ハーネス取出し口22に固定された鉄板25の両端部に、2部材23a、23bに対向する方向にスライド係合可能な各一対の係合溝23a1、23b1(23b1は図示省略)が形成されている。鉄板25には折り曲げ部25aが一体的に形成され、この折り曲げ部25aの先端部にワイヤハーネス17がカバー23内で位置決め保持されるようになっている。
また、カバー23の半割りの2部材23a、23bの他端には、螺旋状の凹凸部を形成したテーパ状の半円部23a2、23b2が形成され、これら半円部23a2、23b2によって、2部材23a、23bが組合わされた際、コルゲートチューブ20の一端を固定的に取付けるためのねじ穴27が構成される。ねじ穴27は入口より奥に行くに従って小径となるテーパねじ形状をなしている。カバー23のねじ穴27の開口端には、回り止め用突起27aがねじ穴27の山部あるいは谷部に突設されている。
カバー23のねじ穴27には、コルゲートチューブ20がねじ込みながら組付けられる。この際、コルゲートチューブ20の凹凸部20aが螺旋状をなし、かつねじ穴27がテーパねじ形状に形成されているので、コルゲートチューブ20の例えば正転方向のねじ込みによって、コルゲートチューブ20の先端部は、スリット20bの一端側を図5に示すように巻き込みながら、ねじ穴27に従って径が縮小され、先細りとなる。
また、カバー23のねじ穴27の開口端には、回り止め用突起27aが設けられているため、コルゲートチューブ20のねじ込み時には、スリット20bの一端側の内周部に巻き込まれたスリット20bの他端側が、回り止め用突起27aによって径が縮小する方向に弾性変形しながら回り止め用突起27aを通過し、通過後、スリット20bの他端側は弾性復帰によって径が拡大されるので、スリット20bの端部は、図5に示すように、コルゲートチューブ20の逆転によって回り止め用突起27aに当接可能となり、コルゲートチューブ20の回転が規制されるようになる。
このように、本実施の形態によれば、螺旋状のコルゲートチューブ20が、テーパねじ形状のねじ穴27に、スリット20bの端部を巻き込んで予め径が縮小した状態で組付けることができるとともに、回り止め用突起27aがスリット20bの端部に当接することにより、コルゲートチューブ20の逆転を防止できる。従って、コルゲートチューブ20の曲げの曲率が大きくなっても、スリット20bの端部の巻き込みによって、コルゲートチューブ20の径がそれ以上縮小することがないので、コルゲートチューブ20の抜けを防止できるようになる。しかも、回り止め用突起27aによって、コルゲートチューブ20の回転(逆転)を規制できるので、コルゲートチューブ20の抜けの防止が一層確実に行えるようになる。
また、本実施の形態によれば、コルゲートチューブ20のスリット20bを予め巻き込んだ状態で、カバー23のねじ穴27に組付けるようにしたので、カバー23に組付けるコルゲートチューブ20の径が異なる場合でも、共通のカバー23を使用してコルゲートチューブ20を取付けることが可能となる。
上記した実施の形態においては、カバー23を半割りの2部材23a、23bによって構成した例について述べたが、カバー23は、例えば、ヒンジ結合された開閉可能な1部材で構成することもできる。
斯様に、本発明は、上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の形態を採り得るものである。
本発明の実施の形態を示す電動パワーステアリング装置の要部断面図である。 コルゲートチューブを示す外観図である。 図2の3−3線に沿って切断した断面図である。 図1の要部拡大図である。 図4の5−5線に沿って切断した断面図である。 コルゲートチューブのスリットの端部を巻き込んだ状態を示す図である。
符号の説明
10…電動パワーステアリング装置、11…入力軸、12…出力軸、13…トーションバー、14…トルクセンサ、15…ラック軸、17…ワイヤハーネス、20…コルゲートチューブ、20a…凹凸部、20b…スリット、23(23a、23b)…カバー、27…ねじ穴、27a…回り止め用突起。

Claims (2)

  1. ステアリングシャフトに加えられた操舵トルクを検出するトルクセンサと、該トルクセンサの出力に基づいて回転駆動される電動モータと、前記トルクセンサの出力を導出するためのワイヤハーネスと、該ワイヤハーネスを装着する凹凸部を有する屈曲可能なコルゲートチューブと、該コルゲートチューブの一端を取付ける2つ割りのカバーとを備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記コルゲートチューブは、前記凹凸部が螺旋状に形成されているとともに、全長に亘ってスリットが形成され、
    前記カバーには、前記コルゲートチューブの前記凹凸部に嵌合するテーパ状のねじ穴が形成されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、前記カバーに形成された前記ねじ穴の山部もしくは谷部に、前記コルゲートチューブの前記スリットの端部に当接して前記コルゲートチューブを回り止めする回り止め用突起を設けたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012237637A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Showa Corp 相対角度検出装置および電動パワーステアリング装置

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