JP2014227040A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】減速機を収容するハウジングの嵌合部からOリング等のシール部材をなくしても、潤滑剤がハウジングの外に漏れることを防止することが可能な電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】電動パワーステアリング装置1は、車両の操舵機構に操舵補助力を付与する電動モータ40と、電動モータ40の回転軸に連結されたウォーム481と、ウォーム481と噛み合うウォームホイール482とを有し、電動モータ40の出力を減速する減速機48と、減速機48を収容するウォームハウジング41と、ウォームハウジング41の開口部414を覆うセンサハウジング42とを備え、ウォームハウジング41には、センサハウジング42と対向する側の内周面412aに雌ねじ413が形成され、センサハウジング42には、ウォームハウジング41と対向する側の外周面421aに、雌ねじ413と螺合する雄ねじ423が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の操舵機構に操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールに接続される入力軸と、車輪側に接続される出力軸と、入力軸と出力軸との間に設けられるトーションバーと、トーションバーの捩じれに応じてステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサと、トルクセンサが検出したトルクに応じて駆動される電動モータと、電動モータのモータ軸の回転を減速する減速機とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置は、モータ軸に連結されたウォームギヤ、及びウォームギヤに噛み合うウォームホイールからなる減速機を第1ハウジングに収容している。第1ハウジングは、その開口部に嵌合する第2ハウジングによって閉塞され、第1ハウジングと第2ハウジングの間には、Oリングが介装されている。このOリングは、ウォームギヤ及びウォームホイールの噛み合い部の潤滑のために塗布されたグリスの漏れ出しを防いでいる。
特開2012−40981号公報
特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置では、Oリングを第1ハウジングに嵌合するために第1ハウジングの端面に環状溝を形成する必要がある。また第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合した後に、Oリングが環状溝に嵌合されていることを確認する必要があり、組み付けに要する工数が増加する要因となっていた。
そこで、本発明は、減速機を収容するハウジングの嵌合部からOリング等のシール部材をなくしても、潤滑剤がハウジングの外に漏れることを防止することが可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、車両の操舵機構に操舵補助力を付与する電動モータと、前記電動モータの回転軸に連結されたウォーム、及び前記ウォームと噛み合うウォームホイールを有し、前記電動モータの出力を減速する減速機と、前記減速機を収容する第1のハウジング部材と、前記第1のハウジング部材の開口部を覆う第2のハウジング部材とを備え、前記第1及び第2のハウジング部材のうち一方のハウジング部材には、他方のハウジング部材と対向する側の内周面に雌ねじが形成され、前記他方のハウジング部材には、前記一方のハウジング部材と対向する側の外周面に、前記雌ねじと螺合する雄ねじが形成されている、電動パワーステアリング装置を提供する。
本発明によれば、Oリング等のシール部材を無くしても、潤滑剤がハウジングの外部へ漏れてしまうことを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の斜視図である。 操舵補助装置を示す断面図である。 ウォームホイールをウォームハウジングの開口部側から見た平面図である。 ウォームハウジング及びセンサハウジングの分解斜視図である。 ウォームハウジングとセンサハウジングを組み付けた状態の斜視図である。 ウォームハウジングを開口部側から見た斜視図である。 図6のA−A線に沿う部分断面図である。 ステアリングシャフト側から見たセンサハウジングの斜視図である。 センサハウジングの側面図である。 本発明の実施の形態の変形例に係るセンサハウジングの斜視図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1〜図9を参照して説明する。
(電動パワーステアリング装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の側面図である。
電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール100が端部に固定されるステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2を回転可能に支持するステアリングコラム3と、ステアリングシャフト2に操舵補助力を付与する操舵補助装置4とを備えている。
ステアリングシャフト2は、アッパシャフト20と、アッパシャフト20に対して相対回転不能かつ軸方向移動可能に配置された後述するロアシャフト21(図2に示す)からなる。ステアリングシャフト2は、ステアリングコラム3内にその軸線周りに回転可能に支持され、例えばラックアンドピニオン機構からなる操舵機構(図示せず)に自在継手22等を介して連結されている。ステアリングシャフト2は、ステアリングホイール100の回転力を操舵力として操舵機構に伝達し、車両の転舵輪(図示せず)を操舵する。
アッパシャフト20は、ステアリングシャフト2のステアリングホイール100側に配置され、ステアリングコラム3の外部に露出した端部20aにステアリングホイール100が固定される。アッパシャフト20は、後述するロアシャフト21の一部を収容する円筒状の部材である。
ステアリングコラム3は、それぞれが軸方向に沿って相対移動可能なアウタチューブ30及びインナチューブ31を有している。インナチューブ31は、アウタチューブ30にその軸線方向に沿って相対移動可能に配置されている。アウタチューブ30は、車体(図示せず)にアッパブラケット5を介して支持されている。アッパブラケット5は、操作レバー51の操作によって、アウタチューブ30をロック(固定)するロック状態と、アンロック状態とを切り替え可能である。ステアリングコラム3は、ロアブラケット6の本体部60によって支持されている。
操舵補助装置4は、操舵機構に操舵補助力を付与する電動モータ40と、電動モータ40を制御するコントローラ400と、電動モータ40の出力を減速するための後述する減速機と、車両の運転者によってステアリングホイール100に付与された操舵トルクを検出するための後述するトルクセンサとを有している。
本実施の形態では、減速機がウォームギヤ及びウォームホイールからなり、第1のハウジング部材としてのウォームハウジング41に収容されている。ウォームハウジング41は、電動モータ40及びコントローラ400を支持している。トルクセンサは、第2のハウジング部材としてのセンサハウジング42に収容されている。センサハウジング42は、ウォームハウジング41の開口部を覆っている。ウォームハウジング41及びセンサハウジング42は、一体に固定されてハウジング43を構成する。
操舵補助装置4は、トルクセンサによって検出された操舵トルクに応じたモータ電流をコントローラ400から電動モータ40へ供給し、運転者のステアリングホイール100の操作を補助する。
(操舵補助装置の構成)
図2は、操舵補助装置4における減速機、及びその周辺部を示す断面図である。図3は、ウォームホイール482をウォームハウジング41の開口部414側から見た平面図である。
ロアシャフト21は、ステアリングシャフト2の操舵機構側に配置され、その一端部が操舵補助装置4に連結されている。
インナチューブ31の操舵補助装置4側の端部は、センサハウジング42に形成された筒部420に嵌合されている。ロアシャフト21の操舵補助装置4側の端部は、筒状の連結部材44を介してトーションバー45の一端部に相対回転不能に連結されている。トーションバー45の他端部は、操舵補助装置4の出力軸46に相対回転不能に連結されている。出力軸46は、上述した自在継手に連結されている。連結部材44は、軸受441によってセンサハウジング42に支持されている。出力軸46は、軸受461によってセンサハウジング42に、またシール軸受462によってウォームハウジング41に、それぞれ支持されている。シール軸受462は、後述する潤滑剤がハウジング43の外へ漏れ出してしまうことを防止している。
トルクセンサ47は、連結部材44の外周に配置され、運転者によるステアリングホイール100の操舵トルクに応じて捩れるトーションバー45の捩れ量を検出する。トルクセンサ47の出力信号はコントローラ400へ入力され、コントローラ400は操舵トルクに応じたモータ電流を電動モータ40に供給する。
減速機48は、ウォームハウジング41の収容室411に収容され、電動モータ40の回転軸に相対回転不能に連結されたウォーム481(図3に示す)と、ウォーム481と噛合うウォームホイール482とを有している。ウォームホイール482は、出力軸46の外周に相対回転不能に固定された円板状の基部483の外周に、ウォーム481と噛合う歯部484が設けられている。ウォーム481とウォームホイール482との噛合いによって、トルクセンサ47が検出するトルクに応じて駆動される電動モータ40の回転が減速されて出力軸46へ伝達される。ウォームホイール482の歯部484には、グリス等の潤滑剤が塗布される。この潤滑剤はハウジング43の収容空間内で滴下又は飛散してしまうことがあるため、ハウジング43の収容空間から外部に潤滑剤が漏れ出してしまうことを防止する必要がある。
ハウジング43は、図2に示すように、ウォームハウジング41の開口部414の端部に形成された雌ねじ413と、センサハウジング42の端部に形成された環状突起421に形成された雄ねじ423とが螺合して構成されている。より詳細には、ウォームハウジング41には、センサハウジング42と対向する側(開口部414側)の内周面に雌ねじ413が形成され、センサハウジング42には、ウォームハウジング41と対向する側に形成された環状突起421の外周面に、雌ねじ413と螺合する雄ねじ423が形成されている。ウォームハウジング41とセンサハウジング42とは、回り止め部材としてのボルト49によって締結されている。以下、図4から図9を参照してハウジング43の構成についてさらに詳しく説明する。
(ハウジングの構成)
図4は、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42を示す分解斜視図である。図5は、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42を組み付けた状態の斜視図である。図6は、ウォームハウジング41を開口部414側から見た斜視図である。図7は、図6のA−A線に沿う断面図である。図8は、ステアリングシャフト2側から見たセンサハウジング42の斜視図である。図9は、センサハウジング42の側面図である。
ウォームハウジング41の外周部には、2つの螺子孔41aが形成されている。本実施の形態では、2つの螺子孔41aがウォームハウジング41の収容室411の外周側における鉛直方向上側の端部と下側の端部に配置されている。一方、センサハウジング42の外周部には、センサハウジング42の径方向外側に突出する一対の凸部424に、貫通孔424aが形成されている。螺子孔41aと貫通孔424aとは、ウォームハウジング41の雌ねじ413とセンサハウジング42の雄ねじ423とが螺合したときに互いに連通する位置に形成されている。
ボルト49は、センサハウジング42に形成された貫通孔424aに挿入され、ウォームハウジング41に形成された螺子孔41aに螺合する。ボルト49は、外周面に雄ねじが形成された円柱状の軸部491と、軸部491の一端部に一体に設けられた多角形(六角形)状の頭部490とを有し、軸部491が貫通孔424aを貫通して螺子孔41aに螺合する。
図6及び図7に示すように、ウォームハウジング41には、ウォームホイール482を収容する収容室411を構成する筒状の円筒壁412の内周面412aの開口部414側に、雌ねじ413が形成されている。換言すれば、内周面412aには、その開口端部に雌ねじ413が形成されている。
一方、センサハウジング42は、図4に示すように、ウォームハウジング41の開口部414を覆蓋する蓋部422の内面に、周方向に延在する環状突起421が立設されている。環状突起421は、蓋部422の径方向外側全周に亘って形成され、ステアリングシャフト2の回転軸Oと平行な方向に突出している。雄ねじ423は、センサハウジング42の環状突起421の外周面421aに形成されている。環状突起421に形成された雄ねじ423は、1条ねじで形成されていてもよく、例えば2条ねじのような多条ねじで形成されていてもよい。
また、センサハウジング42には、図8に示すように、トルクセンサ47をセンサハウジング42内に挿入するための開口42aが形成され、この開口42aが板状の蓋部材425(図5参照)によって覆われている。蓋部材425には、その中央部に角孔425aが形成され、この角孔425aを介してトルクセンサ47の検出信号がケーブル401(図1参照)によってコントローラ400に出力される。
貫通孔424aは、ウォームハウジング41の雌ねじ413及びセンサハウジング42の雄ねじ423が螺合したときに、ウォームハウジング41の螺子孔41aと連通する。ボルト49は、センサハウジング42の貫通孔424aを挿通してウォームハウジング41の螺子孔41aに螺合することによって、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42を締結する。
ハウジング43は、ウォームハウジング41の内周面412aに形成された雌ねじ413と、センサハウジング42の環状突起の外周面421aに形成された雄ねじ423とが螺合して構成される。ウォームホイール482から滴下または飛散した潤滑剤は、ウォームホイール482を収容する収容室411の最下部付近に貯留される。
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)ウォームハウジング41の円筒壁412の内周面412aに形成された雌ねじ413と、センサハウジング42の環状突起421の外周面421aに形成された雄ねじ423とが螺合し、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42は全周に亘って締結される。このため、雌ねじ413と雄ねじ423との螺合によって雌ねじ413のねじ山と雄ねじ423のねじ山とが密着し、さらにウォームハウジング41の開口端面413aとセンサハウジング42の蓋部422の内面422aとが密着するので、Oリング等のシール部材を配設することなく、潤滑剤が収容室411から外部へ漏れ出ることを防止することができる。また、雌ねじ413と雄ねじ423とはラビリンス構造を構成するので、より確実に潤滑剤が収容室411から外部へ漏れ出ることを防止することができる。また、Oリング等のシール部材を必要としないので、部品点数を削減することができると共に、組み付けに要する工数を削減することができる。
(2)ウォームハウジング41の外周に形成された螺子孔41aと、センサハウジング42の凸部424に形成された貫通孔424aとは、ボルト49で締結される。これにより、ウォームハウジング41とセンサハウジング42とが相対的に回転して雌ねじ413及び雄ねじ423の締結が緩むことが抑制され、潤滑剤が収容室411から外部へ漏れ出してしまうことを防止することができる。
[実施の形態の変形例]
次に、本発明の実施の形態の変形例について、図10を参照して説明する。なお、本変形例に係る長孔424bは、図8に示す貫通孔424aの一方向の径を長くした構成が上述した実施の形態と異なり、その他の構成については上述した実施の形態と同じである。
図10(a)は、本発明の実施の形態の変形例に係るセンサハウジング42の斜視図である。図10(b)は、本発明の実施の形態の変形例に係るセンサハウジング42の一部を拡大して示す平面図である。図10(a)及び(b)において、図1乃至図9を参照して説明したものと共通する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
本変形例におけるセンサハウジング42の凸部424には、センサハウジング42の径方向の直径よりもセンサハウジング42の周方向の直径が長い長孔424bが形成されている。センサハウジング42の長孔424bは、ウォームハウジング41に形成された雌ねじ413と、センサハウジング42に形成された雄ねじ423とが螺合したときに、ウォームハウジング41の螺子孔41aと連通可能な領域が貫通孔424a(図8等参照)の場合より広くなる。つまり、螺子孔41aにボルト49が螺合したときに、長孔424bの内周面とボルト49の軸部491との間に隙間Sが形成される。
この隙間Sは、ボルト49の軸部491に対してセンサハウジング42の周方向(ウォームハウジング41に螺合する際の相対回転方向)の一側に形成される第1隙間Sと、周方向の他側に形成される第2隙間Sとからなる。そして、センサハウジング42の周方向における隙間Sの寸法は、雌ねじ413と雄ねじ423との螺合が完了した際のウォームハウジング41及びセンサハウジング42間の回転方向の位置ずれを許容可能な寸法である。これにより、ウォームハウジング41の雌ねじ413にセンサハウジング42の雄ねじ423を螺合したときに、長孔424bに対する螺子孔41aの相対位置が所定の許容角度範囲内にあれば、螺子孔41aと長孔424bとが連通可能となる。
このように、センサハウジング42の凸部424に形成される孔を周方向に長い長孔424bとすることによって、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42の組み付け後の相対的な位相のずれが許容可能となる。これにより、許容可能範囲の位相のずれであれば、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42を組み付け直すことなくボルト49で締結可能となり、より容易に組み付けることができる。
以上、本発明の電動パワーステアリング装置を実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、ウォームハウジング41における円筒壁412の内周面412aに雌ねじ413を形成し、センサハウジング42の環状突起421の外周面421aに雄ねじ423を形成したが、ウォームハウジング41における円筒壁412の外周面に雄ねじを形成し、かつセンサハウジング42の蓋部422の外縁に円筒壁412の外周面に対向する円筒状の鍔部を設け、この鍔部の内周面に雌ねじを形成して螺合するように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、ウォームハウジング41に螺子孔41aを形成し、センサハウジング42に貫通孔424aを形成したが、ウォームハウジング41に貫通孔を形成し、センサハウジング42に螺子孔を形成して、ウォームハウジング41の背面からボルト49で締結するようにしてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、ウォームハウジング41に螺子孔41aを2つ設けているが、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42が相対的に回転することを抑制することができればよく、1つ以上の螺子孔41aが形成されていればよい。なお、センサハウジング42に形成される貫通孔424aまたは長孔424bは、螺子孔41aの数に応じて形成される。
また、上記実施の形態及び変形例では、ウォームハウジング41に螺子孔41aを形成し、センサハウジング42の凸部424に貫通孔424aを形成しているが、例えば、ウォームハウジング41及びセンサハウジング42に挿通孔を形成し、その挿通孔にピンを圧入するようにしてもよい。
また、上記変形例では、センサハウジング42の凸部424に長孔424bを形成することについて説明したが、センサハウジング42に形成される貫通孔の径がボルト49の軸部491よりも大きければこれに限らない。つまり、雌ねじ413と雄ねじ423との螺合が完了した際のウォームハウジング41及びセンサハウジング42間の回転方向の位置ずれを許容可能とする構成として、長孔424bを形成する場合に限らず、凸部424に形成される貫通孔を断面円形の丸孔とし、その直径をボルト49の軸部491との間にウォームハウジング41及びセンサハウジング42間の回転方向の位置ずれを許容可能な隙間が形成される寸法にしてもよい。
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングシャフト、3…ステアリングコラム、4…操舵補助装置、5…アッパブラケット、6…ロアブラケット、20…アッパシャフト、20a…端部、21…ロアシャフト、22…自在継手、30…アウタチューブ、31…インナチューブ、40…電動モータ、41…ウォームハウジング、41a…螺子孔、42…センサハウジング、42a…開口、43…ハウジング、44…連結部材、45…トーションバー、46…出力軸、47…トルクセンサ、48…減速機、49…ボルト、51…操作レバー、60…本体部、100…ステアリングホイール、400…コントローラ、401…ケーブル、411…収容室、412…円筒壁、412a…内周面、413…雌ねじ、413a…開口端面、414…開口部、420…筒部、421…環状突起、421a…外周面、422…蓋部、422a…内面、423…雄ねじ、424…凸部、424a…貫通孔、424b…長孔、425…蓋部材、425a…角孔、441,461…軸受、462…シール軸受、481…ウォーム、482…ウォームホイール、483…基部、484…歯部、490…頭部、491…軸部、O…回転軸、S…隙間、S…第1隙間、S…第2隙間

Claims (5)

  1. 車両の操舵機構に操舵補助力を付与する電動モータと、
    前記電動モータの回転軸に連結されたウォーム、及び前記ウォームと噛み合うウォームホイールを有し、前記電動モータの出力を減速する減速機と、
    前記減速機を収容する第1のハウジング部材と、
    前記第1のハウジング部材の開口部を覆う第2のハウジング部材とを備え、
    前記第1及び第2のハウジング部材のうち一方のハウジング部材には、他方のハウジング部材と対向する側の内周面に雌ねじが形成され、
    前記他方のハウジング部材には、前記一方のハウジング部材と対向する側の外周面に、前記雌ねじと螺合する雄ねじが形成されている、
    電動パワーステアリング装置。
  2. 前記第1及び第2のハウジング部材は、前記雄ねじと前記雌ねじとが螺合したときに互いに連通する位置に形成された1つ以上の孔をそれぞれ有し、
    前記孔に挿入されて前記第1及び第2のハウジング部材を回り止めする回り止め部材をさらに備える、
    請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記回り止め部材はボルトであり、
    前記第1及び第2のハウジング部材の何れか一方に形成された前記孔は、前記ボルトが螺合するねじ孔である、
    請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記第1及び第2のハウジング部材の何れか他方に形成された前記孔は、前記ねじ孔に前記ボルトが螺合したときに、前記ボルトの軸部との間に隙間が形成され、
    前記隙間の寸法は、前記雌ねじと前記雄ねじとの螺合が完了した際の前記第1及び第2のハウジング部材間の回転方向の位置ずれを許容可能な寸法である、
    請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記回り止め部材は、前記第1のハウジング部材又は前記第2のハウジング部材に形成された前記孔に圧入される軸状のピンである、
    請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
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