JP2009172639A - ガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置 - Google Patents

ガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009172639A
JP2009172639A JP2008013866A JP2008013866A JP2009172639A JP 2009172639 A JP2009172639 A JP 2009172639A JP 2008013866 A JP2008013866 A JP 2008013866A JP 2008013866 A JP2008013866 A JP 2008013866A JP 2009172639 A JP2009172639 A JP 2009172639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
adjustment
guide rollers
guide
rolling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008013866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5106149B2 (ja
Inventor
Takeshi Misumi
健 三隅
Shoji Okada
庄司 岡田
Dan Nakamura
團 中村
Takeshi Ito
健史 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Sangyo KK
JFE Bars and Shapes Corp
Original Assignee
Kotobuki Sangyo KK
JFE Bars and Shapes Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Sangyo KK, JFE Bars and Shapes Corp filed Critical Kotobuki Sangyo KK
Priority to JP2008013866A priority Critical patent/JP5106149B2/ja
Publication of JP2009172639A publication Critical patent/JP2009172639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5106149B2 publication Critical patent/JP5106149B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

【課題】 ガイドローラーによって圧延材を常に所定圧で抱合できるように芯間調整をする。
【解決手段】 圧延材を案内する圧延用誘導装置Gに設けてある2組の対のガイドローラー3,4の芯間を芯間調整機構7によって調整する方法であり、遠隔操作可能である駆動モータ部5のサーボモータ13から駆動力が調整スクリュー19を介して伝達される調整ロッド20によって、この調整ロッドに接離する駆動シリンダー6のシリンダーロッド6aの位置調整をし、このシリンダーロッドの位置調整による移動を通じて芯間調整機構7を作動させて、上記対のガイドローラーの芯間を上記圧延材に対応するものに調整し、対のガイドローラー3,4の抱合時にガイドローラーにかかる負荷を駆動シリンダー6によって吸収すると共に、圧力制御しながら芯間を保持可能とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、条鋼圧延におけるガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置に関するものである。
条鋼の熱間圧延では、1本の通過材である圧延材の先端、中間、後端と寸法に違いがあり、ガイドローラーで圧延材を誘導する入り側の圧延用誘導装置(入口ローラーガイド)は通過する圧延材の厚みに対応するため、フレキシブルな構造にしている。しかし、ガイドローラーの芯間は、圧延材の厚みに対して、最大で調整したり、最小で調整する場合があるが、圧延材の倒れや突っ掛け、ガイドローラー内のベアリングのなどの破損が起きる問題が生じている。
この問題を解決するために特開昭61−266114号に記載の圧延材の誘導案内装置(以下「従来例1」という。)が提案された。当該誘導案内装置は、ガイドボックス上に油圧シリンダからなる駆動機を取り付けて、圧延材の厚みに対して対のローラホルダに取り付けている対のガイドローラによって抱合するものである。
また、特開平5−138227号に記載のガイドローラの間隔調整装置(以下「従来例2」という。)のように、アイドラに噛み合っているガイドローラの間隔調整用ラックを備えている油圧シリンダで位置調整を行うものもある。
特開昭61−266114号公報 特開平5−138227号公報
従来例1では、ガイドローラによる抱合が圧延スピードに対応できない課題があり、また従来例2では、油圧の温度、流れる油量により微妙な調整に課題がある。いずれの従来例も、油圧シリンダーによってガイドローラーによって圧延材を常に所定圧で抱合できるように芯間調整することにより、精度の高い圧延誘導を行うには改善の必要があった。
この発明の目的は、ガイドローラーによって圧延材を常に所定圧で抱合できるように芯間調整をすることにある。
この発明に係るガイドローラーの芯間調整方法の特徴は、圧延材を案内する圧延用誘導装置に設けてある対のガイドローラーの芯間を芯間調整機構によって調整する方法であって、遠隔操作可能である駆動モータ部から駆動力が伝達される調整ロッドによって、この調整ロッドに接離する駆動シリンダーのシリンダーロッドの位置調整をし、このシリンダーロッドの位置調整による移動を通じて芯間調整機構を作動させて、上記対のガイドローラーの芯間を上記圧延材に対応するものに調整し、対のガイドローラーの抱合時にガイドローラーにかかる負荷を上記駆動シリンダーによって吸収すると共に、圧力制御しながら芯間を保持可能とすることにある。
この発明に係る圧延用誘導装置の第1の特徴は、ガイドボックス、このガイドボックスに揺動可能に取り付けている対のローラーホルダー、各ローラーホルダーの先端側に回転可能に設けている対のガイドローラー、遠隔操作可能である駆動モータ部、この駆動モータ部に連動する駆動シリンダー及びこの駆動シリンダーにより駆動する芯間調整機構を備えていることにある。上記駆動モータ部は、駆動源となる駆動部と、この駆動部からの駆動力が伝達される調整スクリュー及びこの調整スクリューにねじ結合されていると共にその回転に伴って移動可能である調整ロッドを有している調整体とから構成されている。上記駆動シリンダーは、一端部側で上記調整ロッドと接離可能であるシリンダーロッドを有している。上記芯間調整機構は、ラックと、このラックと噛み合っているギャホイールと、このギャホイールに連動する偏心軸を備えている。上記ラックは上記シリンダーロッドの他端部側に接続されている。上記ガイドローラーの芯間は、上記ギャホイールの回転に伴って移動する偏心軸及びローラーホルダーを通じて変更可能である。
この発明に係る圧延用誘導装置の第2の特徴は、上記第1の特徴を備え、対のガイドローラーが2組からなり、一方の組の圧延ロールに接近している側の主ガイドローラーがローラーホルダーに支点軸を中心として回転可能に設けられ、上記対の主ガイドローラーに隣接している対の副ガイドローラーが調整軸を回転中心としており、芯間調整機構におけるギャホイールが第1及び第2のギャホイールからなり、ラックが第1及び第2のラックからなり、上記第1のギャホイールがガイドボックス及びローラーホルダーに組み込まれている支持軸に一体に形成されている軸部に設けられていると共に、上記調整軸に対して偏心位置にあり、上記第1のラックと噛み合っており、上記第2のギャホイールがガイドボックスに組み込まれている偏心軸の偏心軸部に一体に形成されている軸部に設けられていると共に、上記偏心軸に対して偏心位置にあり、上記第2のラックと噛み合っていることにある。
この発明に係る圧延用誘導装置の第3の特徴は、上記第1又は第2の特徴を備え、駆動シリンダーにリリーフ弁が接続されており、上記リリーフ弁は上記駆動シリンダー内の圧力に対応して開閉することにある。
この発明によれば、ガイドローラーの芯間を駆動モータ部の遠隔操作により調整することができるので、能率的で微妙な調整操作が可能となり、またガイドローラー芯間停止精度の高い位置保持ができ、圧延材料の衝撃を吸収し常に一定圧力で材料を抱合できる。
図1及び図2に示す圧延用誘導装置Gは入口側の圧延用誘導装置である。圧延用誘導装置Gは、ガイドボックス1、このガイドボックスに取り付けている対のローラーホルダー2、各ローラーホルダーの先端側に回転可能に設けている2組の対のガイドローラー3,4、駆動モータ部5、この駆動モータ部に連動する駆動シリンダー6及びこの駆動シリンダーにより駆動する芯間調整機構7を備えている。
図1〜図3において、対のローラーホルダー2は、ガイドボックス1に支点軸5a,5bを中心として揺動可能に取り付けられている。上側の支点軸5a及び下側の支点軸5bは、図3に示すように、ガイドボックス1及びローラーホルダー2の上部及び下部にそれぞれ組み込まれ、調整軸11に連結されている。対のローラーホルダー2は、その先端部間にテンションばね8を渡してある。テンションばね8は対のローラーホルダー2に対して、両先端部間を開く方向(両後端部間を閉じる方向)にばね力を付与している。対のローラーホルダー2の後端部の上下2箇所には保持ボルト9がその厚み方向(図2上下方向)に貫通状態にねじ込まれている。各保持ボルト9の先端部が後述する偏心軸12にテンションばね8のばね力により所定圧で接触している。
2組の対のガイドローラー3,4は対の主ガイドローラー3と対の副ガイドローラー4とから構成されており、対の主ガイドローラーは、ローラーホルダー2の先端の前側(図1左側)に、対の副ガイドローラーはその後側にそれぞれ配置され、主ガイドローラーは圧延ロールRの入口側に接近している。対の主ガイドローラー3は支持軸10を回転中心として、また副ガイドローラー4は調整軸11を回転中心とし、それぞれローラーホルダー2に取り付けられている。
図1及び図2に示すように、駆動モータ部5はガイドボックス1の上部に取り付けられている。駆動モータ部5は駆動部であるサーボモータ13と調整体14とを備えている。
サーボモータ13はその駆動を操作室などから遠隔操作をすることができる。サーボモータ13はガイドボックスの上部側方に張り出されている受板15上に搭載され、後述する駆動シリンダー6のシリンダーロッド6aの出入りを調整できる。
図4において、サーボモータ13の出力軸13aには駆動ギヤ16を固定してある。駆動ギヤ16は中間ギヤ17と噛み合っており、この中間ギヤは調整スクリュー19の一端(図4右端)に固定してある調整ギヤ18と噛み合っている。調整スクリュー19は、サーボモータ13の下方に配置されている調整体14内に水平にかつ回転可能に設けられている。調整スクリュー19は、一端部が調整体14外に突出され、突出端部が操作つまみ19aとなっており、他端側には雄ねじ19bを設けてある。調整スクリュー19は、調整体14内を水平方向に移動可能である調整ロッド20と接続されている。
調整ロッド20は、その一端側(図4右端側)に雌ねじを設けてあり、この雌ねじに調整スクリュー19の雄ねじ19bがねじ込まれている。このため、調整ロッド20は、調整スクリュー19の回転動作に伴って調整体14内を水平移動する。調整ロッド20は、他端部(図4左端部)が駆動シリンダー6のシリンダーロッド6aの端部に接触可能である。調整ロッド20は、駆動シリンダー6のシリンダーロッド6a側に移動することにより、シリンダーロッドの位置を調整することができる。
したがって、駆動源であるサーボモータ13の駆動によって、駆動力は駆動ギヤ16、中間ギヤ17及び調整ギヤ18を介して調整スクリュー19に回転力として伝達されるから、調整スクリューの雄ねじ19bと噛み合っている調整ロッド20は調整スクリューの回転に連動して水平移動可能となる。
駆動シリンダーである油圧シリンダー6は、図2及び図4に示すように両側からシリンダーロッド6aが突出されている。油圧シリンダー6には第1及び第2のポート21,22を設けてある。第1及び第2のポート21,22は油圧回路(図示せず。)に接続されている。油圧シリンダー6の第1のポート21に圧力を入れることにより、シリンダーロッド6aが調整ロッド20側に接近し、調整ロッドに当てることができる。また油圧シリンダー6の第2のポート22に圧力を入れることにより、シリンダーロッド6aが調整ロッド20から離反し、調整ロッドとの間に隙間を設けることができる。
芯間調整機構7について説明する。
芯間調整機構7は、第1及び第2のラック23,25と、2組の対の第1及び第2のギャホイール24,26とを備えている。
第1及び第2のラック23,25は油圧シリンダー6のシリンダーロッド6aに間隔を隔てて設けてある。第1及び第2のラック23,25は油圧シリンダー6の駆動に伴って図2左右方向に移動することができる。
対の第1のギャホイール24は軸部5a1と一体に設けてある。図3に示すように軸部5a1は、ガイドボックス1とローラーホルダー2とに組み込まれている上側の支点軸5aと一体に形成されている。支点軸5a,5bは調整軸11の上下両側において、貫通状態に調整軸に嵌め込まれている。調整軸11は、支点軸5a,5bに対して偏心している。
対の第2のギャホイール26は軸部12a1と一体である。図3に示すように偏心軸12の上下両側には偏心軸部12a,12bが一体に形成されている。偏心軸部12a,12bは偏心軸12に対して偏心している。上側の偏心軸部12aは、ガイドボックス1に組み込まれており、上側が軸部12a1となっている。
図2に示すように、対の第1のギャホイール24は第1のラック23と噛み合い、また対の第2のギャホイール26は第2のラック25と噛み合っている。
したがって、油圧シリンダー6のシリンダーロッド6aの移動に伴って第1及び第2のラック23,25が移動すると、各ラックに噛み合っている第1及び第2のギャホイール24,26が回転し、第1及び第2の軸部5a1,12a1を中心として偏心位置に取付けられている調整軸11及び偏心軸12は偏心移動する。
同時に、主ガイドローラー3及び副ガイドローラー4は左右対称に移動する。主ガイドローラー3に関しては、偏心軸12の偏心移動に伴って対のローラーホルダーは支点軸5a,5bを中心として回転するから、その先端側が開閉する。ローラーホルダー2の開閉動作に基づいて主ガイドローラー3が移動される。
油圧シリンダー6、芯間調製機構7及び調整ロッド20の関係について説明する。
調整ロッド20は油圧シリンダー6のシリンダーロッド6aに接触し、その水平移動に伴う押し出し操作によってシリンダーロッドの位置調整を行う。
油圧シリンダー6はシリンダーロッド6aを図2左右方向に移動可能であるから、その移動に伴って第1及び第2のラック23,25が移動する。第1及び第2のラック23,25を移動させることにより、それぞれに噛み合っている第1及び第2のギャホイール24,26が回転する。このため、上述したように一方において第1のギャホイール24と一体となって偏心回転する調整軸11を通じて副ガイドローラー4の芯間が変更され、他方において第2のギャホイール26と一体となって偏心回転する偏心軸12を通じてローラーホルダー2が開閉し、主ガイドローラー3の芯間が変更される。
次に、ガイドローラー3,4の芯間を調整する方法について説明する。
まず、進入される圧延材の厚みにガイドローラー3,4の芯間が対応できるようにするために、操作室などから遠隔でサーボモータ13を駆動させ、調整スクリュー19を回転させて、調整ロッド20をシリンダーロッド6aに向けて移動させて、調整ロッドに接触しているシリンダーロッド6aを圧延方向(図2左方向)に押圧して移動させてその位置調整をする。シリンダーロッド6aの移動に伴って、芯間調整機構7が作動して、主ガイドローラー3及び副ガイドローラー4は同時に移動して芯間が調整される。
調整後の圧延材の案内過程では、圧延材が主ガイドローラー3及び副ガイドローラー4に接触すると、ガイドローラー3,4の芯間は開く方向に荷重が働く。この時、荷重が調整軸11及び偏心軸12に回転力として伝えられて、第1及び第2のギャホイール24,26が回転するから、この回転に伴ってラック23,25が圧延方向(図2左方向)に移動し、油圧シリンダー6の第2のポート22に圧力が発生する。この圧力を制御し、一定圧力が発生した場合にリリーフ弁27で圧力を逃がす。圧力が逃げると、ガイドローラー3,4の芯間が広がろうとして、ラック23,25が圧延方向へ移動すると、また第2のポート22に圧力が発生し、ラックの移動を止める。この結果、ガイドローラー3,4の芯間は保持される。第2のポート22にさらに大きな圧力が発生すると、リリーフ弁27で圧力を逃す。
この繰り返しで、ガイドローラー3,4は、圧延材料の厚みの変化に対応した一定の力で圧延材を抱合することができる。
このように、サーボモータ13の遠隔操作によって主ガイドローラー3及び副ガイドローラー4の各芯間が調整される。また調整ロッド20と切り離されている油圧シリンダー6のシリンダーロッド6aの移動を通じてガイドローラー3,4は、一定の力で圧延材を抱合する。
図1に示す入口側の圧延用誘導装置Gによれば、サーボモータ13の遠隔操作によって調整ロッド20を通じて油圧シリンダー6のシリンダーロッド6aの位置調整が可能となり、このシリンダーロッドの位置調整に基づいて第1及び第2のラック23,25を有する芯間調整機構7が作動して各ガイドローラー3,4の芯間が調整可能となる。そしてシリンダーロッド6aは、調整ロッド20から切り離されているので、圧延材の誘導過程では進入される圧延材の厚みに対応して各ガイドローラー3,4の芯間が変動し、この変動に応じて第1及び第2のギャホイール24,26を通じてラック23,25が移動し、この移動に基づいて油圧シリンダー6内の圧力が変化し、この圧力制御によって各ガイドローラー3,4は常に一定の保持力で抱合することができる。特に、油圧シリンダー6に接続されているリリーフ弁27により油圧シリンダーにおける圧力制御の調整が可能となる。
この発明に係る圧延用誘導装置Gは入口側に設置するものに限定されず、出口側の圧延用誘導装置であっても良い。ガイドローラーは2組のものに限定されず、主ガイドローラー3のみで構成するものであっても良い。
この発明に係る圧延用誘導装置を示す正面図である。 この発明に係る圧延用誘導装置を示す一部切欠平面図である。 この発明に係る圧延用誘導装置におけるガイドローラー、ローラーホルダー及びガイドボックスの関係を示す拡大断面図である。 この発明に係る圧延用誘導装置に用いる駆動モータ部及び油圧シリンダーの一部切欠拡大正面図である。
符号の説明
1 ガイドボックス
2 ローラーホルダー
3 主ガイドローラー(ガイドローラー)
4 副ガイドローラー(ガイドローラー)
5 駆動モータ部
5a 上側の支点軸
5a1 軸部
5b 下側の支点軸
6 油圧シリンダー(駆動シリンダー)
6a シリンダーロッド
7 芯間調整機構
10 支持軸
11 調整軸
12 偏心軸
12a,12b 偏心軸部
12a1 軸部
13 サーボモータ(駆動部)
14 調整体
19 調整スクリュー
20 調整ロッド
23 第1のラック(ラック)
24 第1のギャホイール(ギャホイール)
25 第2のラック(ラック)
26 第2のギャホイール(ギャホイール)
27 リリーフ弁
G 圧延用誘導装置
R 圧延ロール

Claims (4)

  1. 圧延材を案内する圧延用誘導装置に設けてある対のガイドローラーの芯間を芯間調整機構によって調整する方法であって、
    遠隔操作可能である駆動モータ部から駆動力が伝達される調整ロッドによって、この調整ロッドに接離する駆動シリンダーのシリンダーロッドの位置調整をし、
    このシリンダーロッドの位置調整による移動を通じて芯間調整機構を作動させて、上記対のガイドローラーの芯間を上記圧延材に対応するものに調整し、
    対のガイドローラーの抱合時にガイドローラーにかかる負荷を上記駆動シリンダーによって吸収すると共に、圧力制御しながら芯間を保持可能とする
    ことを特徴とするガイドローラーの芯間調整方法。
  2. ガイドボックス、このガイドボックスに揺動可能に取り付けている対のローラーホルダー、各ローラーホルダーの先端側に回転可能に設けている対のガイドローラー、遠隔操作可能である駆動モータ部、この駆動モータ部に連動する駆動シリンダー及びこの駆動シリンダーにより駆動する芯間調整機構を備えており、
    上記駆動モータ部は、駆動源となる駆動部と、この駆動部からの駆動力が伝達される調整スクリュー及びこの調整スクリューにねじ結合されていると共にその回転に伴って移動可能である調整ロッドを有している調整体とから構成されており、
    上記駆動シリンダーは、一端部側で上記調整ロッドと接離可能であるシリンダーロッドを有しており、
    上記芯間調整機構は、ラックと、このラックと噛み合っているギャホイールと、このギャホイールに連動する偏心軸を備えており、
    上記ラックは上記シリンダーロッドの他端部側に接続されており、
    上記ガイドローラーの芯間は、上記ギャホイールの回転に伴って移動する偏心軸及びローラーホルダーを通じて変更可能である
    ことを特徴とする圧延用誘導装置。
  3. 対のガイドローラーは2組からなり、一方の組の圧延ロールに接近している側の主ガイドローラーはローラーホルダーに支点軸を中心として回転可能に設けられ、上記対の主ガイドローラーに隣接している対の副ガイドローラーは調整軸を回転中心としており、
    芯間調整機構におけるギャホイールは第1及び第2のギャホイールからなり、ラックは第1及び第2のラックからなり、
    上記第1のギャホイールは、ガイドボックス及びローラーホルダーに組み込まれている支持軸に一体に形成されている軸部に設けられていると共に、上記調整軸に対して偏心位置にあり、上記第1のラックと噛み合っており、
    上記第2のギャホイールは、ガイドボックスに組み込まれている偏心軸の偏心軸部に一体に形成されている軸部に設けられていると共に、上記偏心軸に対して偏心位置にあり、上記第2のラックと噛み合っている
    ことを特徴とする請求項2記載の圧延用誘導装置。
  4. 駆動シリンダーにリリーフ弁が接続されており、上記リリーフ弁は上記駆動シリンダー内の圧力に対応して開閉することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の圧延用誘導装置。
JP2008013866A 2008-01-24 2008-01-24 ガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置 Active JP5106149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013866A JP5106149B2 (ja) 2008-01-24 2008-01-24 ガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013866A JP5106149B2 (ja) 2008-01-24 2008-01-24 ガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009172639A true JP2009172639A (ja) 2009-08-06
JP5106149B2 JP5106149B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=41028345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013866A Active JP5106149B2 (ja) 2008-01-24 2008-01-24 ガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5106149B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102120226A (zh) * 2010-12-15 2011-07-13 安徽精诚铜业股份有限公司 一种机械液压组合式导位装置
CN103894426A (zh) * 2014-03-26 2014-07-02 济钢集团有限公司 一种快速调整对中的轧机推床及其调整方法
JP2014195819A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 寿産業株式会社 圧延材の誘導方法及び圧延用誘導装置
JP2015503237A (ja) * 2011-12-08 2015-01-29 グレンツェバッハ・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー 光電池集光モジュールを工業的に製造する方法及び装置
US8993671B2 (en) 2011-11-24 2015-03-31 Sabic Global Technolgies B.V. Poly(aliphatic ester)-polycarbonate copolymer/polylactic acid blend
JP2016055301A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 Jfeスチール株式会社 ローラーガイド装置
US9499693B2 (en) 2011-11-07 2016-11-22 Sabic Global Technologies B.V. Clean polycarbonate material for use in hard disk drive and semiconductor applications
JP2017006962A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 Jfeスチール株式会社 ローラーガイドのクッション機構及びローラーガイド
CN108909048A (zh) * 2018-07-05 2018-11-30 绍兴市上虞区红达包装有限公司 驱动组件及具有该驱动组件的可快速换辊的瓦楞机
JP2020192580A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 愛知製鋼株式会社 サイジングローラーガイド装置及びサイジング方法
CN112623250A (zh) * 2020-12-25 2021-04-09 民航成都物流技术有限公司 一种用于行李高速自动处理系统的运载小车
CN114589204A (zh) * 2022-02-17 2022-06-07 中国重型机械研究院股份公司 一种高速冷轧管机的芯棒杆定心装置及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61245910A (ja) * 1985-04-22 1986-11-01 Kotobuki Sangyo Kk ガイドロ−ラ面間距離設定における自動制御装置
JPS61266114A (ja) * 1985-05-20 1986-11-25 Kotobuki Sangyo Kk 圧延材の誘導案内装置
JPH0168107U (ja) * 1987-10-22 1989-05-02
JPH0391105U (ja) * 1989-12-28 1991-09-17
JPH05138227A (ja) * 1991-01-11 1993-06-01 Kotobuki Sangyo Kk ガイドローラの間隔調整方法及び間隔調整装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61245910A (ja) * 1985-04-22 1986-11-01 Kotobuki Sangyo Kk ガイドロ−ラ面間距離設定における自動制御装置
JPS61266114A (ja) * 1985-05-20 1986-11-25 Kotobuki Sangyo Kk 圧延材の誘導案内装置
JPH0168107U (ja) * 1987-10-22 1989-05-02
JPH0391105U (ja) * 1989-12-28 1991-09-17
JPH05138227A (ja) * 1991-01-11 1993-06-01 Kotobuki Sangyo Kk ガイドローラの間隔調整方法及び間隔調整装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102120226A (zh) * 2010-12-15 2011-07-13 安徽精诚铜业股份有限公司 一种机械液压组合式导位装置
US9499693B2 (en) 2011-11-07 2016-11-22 Sabic Global Technologies B.V. Clean polycarbonate material for use in hard disk drive and semiconductor applications
US8993671B2 (en) 2011-11-24 2015-03-31 Sabic Global Technolgies B.V. Poly(aliphatic ester)-polycarbonate copolymer/polylactic acid blend
JP2015503237A (ja) * 2011-12-08 2015-01-29 グレンツェバッハ・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー 光電池集光モジュールを工業的に製造する方法及び装置
US9190554B2 (en) 2011-12-08 2015-11-17 Grenzebach Maschinenbau Gmbh Method and device for industrially producing photovoltaic concentrator modules
JP2014195819A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 寿産業株式会社 圧延材の誘導方法及び圧延用誘導装置
CN103894426A (zh) * 2014-03-26 2014-07-02 济钢集团有限公司 一种快速调整对中的轧机推床及其调整方法
JP2016055301A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 Jfeスチール株式会社 ローラーガイド装置
JP2017006962A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 Jfeスチール株式会社 ローラーガイドのクッション機構及びローラーガイド
CN108909048A (zh) * 2018-07-05 2018-11-30 绍兴市上虞区红达包装有限公司 驱动组件及具有该驱动组件的可快速换辊的瓦楞机
JP2020192580A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 愛知製鋼株式会社 サイジングローラーガイド装置及びサイジング方法
JP7316842B2 (ja) 2019-05-29 2023-07-28 寿産業株式会社 サイジングローラーガイド装置及びサイジング方法
CN112623250A (zh) * 2020-12-25 2021-04-09 民航成都物流技术有限公司 一种用于行李高速自动处理系统的运载小车
CN114589204A (zh) * 2022-02-17 2022-06-07 中国重型机械研究院股份公司 一种高速冷轧管机的芯棒杆定心装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5106149B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5106149B2 (ja) ガイドローラーの芯間調整方法及び圧延用誘導装置
US20100095727A1 (en) Device for straightening a strip of semi-rigid material and feeding it into a machine
ES2796532T3 (es) Fabricación automatizada de marcos espaciadores
JP4125152B2 (ja) ばね製造機
JP2011161467A (ja) 圧延材の誘導ガイド
ATE396795T1 (de) Klemmwalzeneinheit
CA2463962A1 (en) Method and device for the continuous production of a rolled metal strip from a molten metal
CN108315901B (zh) 一种电脑刺绣机绣线张力调节装置
JP3943746B2 (ja) 形鋼圧延機のガイド装置
JPH0335461Y2 (ja)
CN208261541U (zh) 一种锡线拉丝机的辅助拉丝装置
CN101579714B (zh) 六辊式钢筋矫直机的等曲率止转装置
JPWO2008102430A1 (ja) 曲げ加工装置及び曲げ加工方法
JPS6362282B2 (ja)
JP3790616B2 (ja) 駆動装置及びローラーガイドの間隔調整機構
JP3413538B2 (ja) 仕上ミル入側のサイドガイド装置
CN201609713U (zh) 用于板带冷轧线的张力调整装置
JP6085274B2 (ja) ローラーガイド装置
JP4557460B2 (ja) ローラガイド装置
KR20100024842A (ko) 핀치롤러장치
JP5443748B2 (ja) エレベーター用ガイドレールなどの圧延鋼材の転回装置
CN111957739A (zh) 扁钢轧制系统、联动轧制组件及其联动调节控制方法
JP6703042B2 (ja) ドア駆動機構
EP3873685A1 (de) Walzlinie
JP6087188B2 (ja) 圧延材の誘導方法及び圧延用誘導装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5106149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250