JP2009172271A - パチンコ遊技機の大入賞口装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】大入賞口3に第1の電動アクチュエータ6を作動させることにより開閉動する開閉扉5を軸支し、該開閉扉が開状態にあるとき該開閉扉上に乗った遊技球7が大入賞口内に誘導されるようにすると共に、大入賞口の内側に球入口10に向けて下傾する傾斜底面9を形成し、該傾斜底面における球入口の直前個所に落下口12を開設し、シャッタ部材13を第2の電動アクチュエータ14を作動させることによって昇降動するように落下口12内に設け、該シャッタ部材を下降させ落下口12が塞がれることで遊技球が球入口に流れ込むのを妨げないようにし、シャッタ部材を上昇させることによっては落下口が開口するようにした。
【選択図】図5
Description
ところで、上記大入賞口装置では、不正な遊技者が例えば針金等の不正手段を遊技機内に侵入させ、その先端を上記開閉扉に引っ掛けて該開閉扉を無理に開き遊技球を大入賞口内に入賞させることにより賞球を奪う不正行為を防ぐために従来から種々の防止対策がなされてきた。例えば下記特許文献1に示された遊技機では、ソレノイドによって左右に傾動する誘導部材を開閉扉の内側に設け、開閉扉が閉じられた状態のときは該開閉扉を無理に開いて遊技球を入賞いさせたとしても、該遊技球が該誘導部材の傾斜方向に誘導されて、賞球が払い出されることなく不正を検知するセンサを作動させることで不正を防止しようとするものであった。
また、特許文献2に示された遊技機では、開閉扉を外扉と内扉との二重構造にすることにより、針金等によっては同時に容易に開けることができないようにしたものであった。
また、特許文献1に示されたように開閉扉を二重構造にすると球咬みを起こし易いなど作動不良の原因となるおそれがあった。
本発明はこのような課題を解決し得るパチンコ遊技機の大入賞口装置を提供しようとするものである。
また、請求項2に記載したパチンコ遊技機の大入賞口装置の発明は、大入賞口の下縁に第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉動する開閉扉を軸支し、該開閉扉が開状態にあるとき該開閉扉上に乗った遊技球が該大入賞口内に誘導されるようにし、該大入賞口の内側に中央の球入口に向けて下傾する傾斜底面を形成し、該傾斜底面上に流入した遊技球が自重で該球入口に流れるようにすると共に、該傾斜底面における球入口の直前個所に落下口を開設し、起立面部の上端縁に前方に向けて鉤状に折れ曲がることによりデッキ面部が形成されたシャッタ部材を第2の電動アクチュエータを作動させることによって昇降動するように前記落下口内に設け、該シャッタ部材を下降させた状態で該デッキ面部が前記落下口を塞ぐことで該傾斜底面上に流入した遊技球が前記球入口に流れ込むのを妨げないようにし、該シャッタ部材を上昇させることによっては落下口が開口し、前記球入口が前記起立面部により閉じられるようにしたことを特徴とする。
また、請求項3に記載した発明は上記大入賞口装置において、第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉扉を開状態にしたときは第2の電動アクチュエータを作動させることによってシャッタ部材を下降させ落下口が塞がれるようにすると共に、第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉扉を閉状態にしたときは第2の電動アクチュエータを作動させることによりシャッタ部材を上昇させ落下口が開口し球入口が閉じられるようにしたことを特徴とする。
また、請求項4に記載した発明は上記大入賞口装置において、第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉扉を閉状態にした後に間もなく第2の電動アクチュエータを作動させることによりシャッタ部材を上昇させ落下口が開口し球入口が閉じられるようにしたことを特徴とする。
また、大当たりが終了し、第1の電動アクチュエータ6を作動させることにより開閉扉5を閉状態にした概略2秒程度(所定時間)後に、第2の電動アクチュエータ14を作動させることにより図5に示したようにシャッタ部材13を上昇させ落下口12を開口させると共に球入口10が該シャッタ部材13の起立面部13aにより閉じられるようにする。このため、開閉扉5が閉じる間際に該大入賞口3内に遊技球が流入した場合にも該遊技球が落下口12に落ちることなく球入口10に入り正規の入賞球となり、正規の遊技球が誤検知されるおそれがない。
3 大入賞口
5 開閉扉
6 第1の電動アクチュエータ
7 遊技球
9 傾斜底面
10 球入口
11 球検出センサ
12 落下口
13 シャッタ部材
13a 起立面部
13b デッキ面部
14 第2の電動アクチュエータ
16 球検出センサ
Claims (4)
- 大入賞口の下縁に第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉動する開閉扉を軸支し、該開閉扉が開状態にあるとき該開閉扉上に乗った遊技球が該大入賞口内に誘導されるようにし、該大入賞口の内側に球入口に向けて下傾する傾斜底面を形成し、該傾斜底面上に流入した遊技球が自重で該球入口に流れるようにすると共に、該傾斜底面における球入口の直前個所に落下口を開設し、シャッタ部材を第2の電動アクチュエータを作動させることによって昇降動するように前記落下口内に設け、該シャッタ部材を下降させ前記落下口が塞がれることで該傾斜底面上に流入した遊技球が前記球入口に流れ込むのを妨げないようにし、該シャッタ部材を上昇させることによっては落下口が開口するようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機の大入賞口装置。
- 大入賞口の下縁に第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉動する開閉扉を軸支し、該開閉扉が開状態にあるとき該開閉扉上に乗った遊技球が該大入賞口内に誘導されるようにし、該大入賞口の内側に中央の球入口に向けて下傾する傾斜底面を形成し、該傾斜底面上に流入した遊技球が自重で該球入口に流れるようにすると共に、該傾斜底面における球入口の直前個所に落下口を開設し、起立面部の上端縁に前方に向けて鉤状に折れ曲がることによりデッキ面部が形成されたシャッタ部材を第2の電動アクチュエータを作動させることによって昇降動するように前記落下口内に設け、該シャッタ部材を下降させた状態で該デッキ面部が前記落下口を塞ぐことで該傾斜底面上に流入した遊技球が前記球入口に流れ込むのを妨げないようにし、該シャッタ部材を上昇させることによっては落下口が開口し、前記球入口が前記起立面部により閉じられるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機の大入賞口装置。
- 第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉扉を開状態にしたときは第2の電動アクチュエータを作動させることによってシャッタ部材を下降させ落下口が塞がれるようにすると共に、第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉扉を閉状態にしたときは第2の電動アクチュエータを作動させることによりシャッタ部材を上昇させ落下口が開口し球入口が閉じられるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のパチンコ遊技機の大入賞口装置。
- 第1の電動アクチュエータを作動させることにより開閉扉を閉状態にした後に間もなく第2の電動アクチュエータを作動させることによりシャッタ部材を上昇させ落下口が開口し球入口が閉じられるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊技機の大入賞口装置。
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