JP2009170627A - 非接触授受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】渦電流の発生を抑制することで非接触授受装置側の発熱を抑制する。
【解決手段】1次側コイル110を巻装した1次側コア120を有する充電装置100から充電電力または情報を非接触で授受する電子時計200において、1次側コア120と略同軸上に対向して配置される2次側コア120と、2次側コア120に巻装され、1次側コイル110と1次側コア120とにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、充電装置100から充電電力または情報を授受する2次側コイル210と、充電装置100と2次側コア220との間に設けられ、2次側コア220および2次側コイル210を被覆し、磁束の通過する部位である磁束通過部を有する裏蓋300と、を備え、磁束通過部は、金属部材と絶縁体とを交互に隣接配置して形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、コイルを巻装したコアを有する非接触伝送装置から非接触で充電電力または情報を授受する非接触授受装置に関するものである。
近年、電磁誘導などの非接触による方法で、非接触伝送装置から非接触授受装置に対して充電電力または情報を伝送する技術が開示されている。例えば、充電装置(非接触伝送装置)から、電源として2次電池等の充電式電池が搭載された電子時計(非接触授受装置)に充電電力を伝送する方法、すなわち充電装置による電子時計の充電方法としては、電磁誘導などの非接触による方法が一般的となってきている。
その一例として、携帯電話機等の電子機器の軽量化に寄与する無接点電磁誘導式充電機構が開示されている(特許文献1参照)。この特許文献1では、充電器に搭載される一次コイルと、この充電器によって充電されるバッテリーを有する電子機器に搭載され、一次コイルと電磁的に結合される二次コイルとを有しており、二次コイルのコアは、磁束密度の低い部分に貫通孔が設けられている。そして、電磁誘導を利用した非接触による充電方法により、充電器から携帯電話への充電が行われている。
また、図14は、従来技術による充電装置および電子時計の充電電力または情報の伝送部分の一例を示す説明図である。図14に示すように、従来技術では、1次側4000から2次側2000に充電電力または情報を伝送する際、1次側コイル4100を中央付近の凸部に巻装した1次側コア4200と、2次側コイル2100を中央付近の凸部に巻装した2次側コア2200とを略同軸上に対向するよう非接触に配置し、1次側コイル4100に誘起された磁束を1次側コア4200の中央付近の凸部から2次側コア2200を介して伝送し、2次側コイル2100に電力を誘起させている。このような伝送方法では、1次側である非接触伝送装置と2次側である非接触授受装置とが非接触であるので、充電電力または情報の伝送を行う接続部の端子等が装置の外部に露出することがなく、互いの気密性が保持できるという利点がある。
図14における点線Mは、1次側コイル4100で誘起された磁束の流れを示す磁束線を示している。なお、実際には、図14で示すような少数の磁束線ではなく、これより多数の磁束線があるが、磁束の流れを説明するために磁束線を減らして表している。
また、図14では省略しているが、実際には、1次側4000や2次側2000は、それぞれの機器の筐体に囲まれ、コアやコイルは外部に露出していない構造となっている。ここで、2次側2000側、すなわち非接触授受装置側の筐体は、主に外装としてのケースや、その下部の裏蓋、上部の文字盤やガラス等が挙げられる。また、裏蓋は、時計の外観が考慮され、チタンやステンレス等の金属製の材質で構成されているのが一般的である。従って、実際には、1次側4000で発生した磁束が金属である裏蓋を通過して、2次側コア2200を介して2次側コイル2100に充電電力または情報を伝送する。
特開平11−195545号公報
しかしながら、金属である裏蓋に磁束を通過させた場合、2次側(非接触授受装置)の裏蓋に渦電流が発生する。ここで、渦電流とは、金属の近傍にある磁界を急激に変化させた際に、電磁誘導効果により金属内で生じる渦状の電流のことをいう。そして、充電電力または情報の伝送の際に裏蓋に発生した渦電流は、2次側(非接触授受装置)が発熱する主要因となる。このように充電電力または情報の伝送の際に非接触授受装置が発熱することは、故障の原因等となり好ましくないため、そのような2次側の発熱を抑制することが所望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、非接触によって充電電力または情報を伝送する際、渦電流の発生を抑制することで非接触授受装置側の発熱を抑制する非接触授受装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、前記伝送側コアと略同軸上に対向して配置される授受側コアと、前記授受側コアに巻装され、前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を授受する授受側コイルと、前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆し、前記磁束の通過する部位である磁束通過部を有する被覆部と、を備え、前記磁束通過部は、金属部材と絶縁体とを交互に隣接配置して形成されていることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の非接触授受装置において、前記磁束通過部は、その中心から前記金属部材と前記絶縁体とが放射状にそれぞれ延在していることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の非接触授受装置において、前記絶縁体は、前記金属部材に絶縁処理を施すことにより形成された絶縁部であり、前記磁束通過部は、前記絶縁部を含む前記金属部材が前記絶縁部側で隣接配置されていることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1に記載の非接触授受装置において、前記磁束通過部は、前記金属部材と前記絶縁体とが前記被覆部の径方向と平行な方向にそれぞれ延在していることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1に記載の非接触授受装置において、前記磁束通過部は、前記金属部材と前記絶縁体とが同心円状に交互に隣接配置され、かつ前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を伝送する際に発生する渦電流の電流密度が高い前記授受側コアの近傍に、前記絶縁体が配置されていることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、前記伝送側コアと略同軸上に対向して配置される授受側コアと、前記授受側コアに巻装され、前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を授受する授受側コイルと、前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆し、前記磁束の通過する部位である磁束通過部を有する被覆部と、を備え、前記磁束通過部は、前記授受側コア側の表面が凹部と凸部とで形成されていることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の非接触授受装置において、前記被覆部は、その中心から、前記凹部または前記凸部が放射状に延在していることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項6に記載の非接触授受装置において、前記被覆部は、前記凹部または前記凸部が螺旋状に形成されていることを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項6に記載の非接触授受装置において、前記被覆部は、前記凹部と前記凸部とが同心円状に交互に複数形成されていることを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項6に記載の非接触授受装置において、前記被覆部は、全面に亘り前記凸部が複数配置されていることを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の非接触授受装置において、前記非接触授受装置は、電子時計を含み、前記被覆部は、前記電子時計の裏蓋であることを特徴とする。
本発明によれば、非接触によって充電電力または情報を伝送する際、磁束通過部に発生する渦電流が磁束通過部を構成する絶縁体によって流れにくくなるため、渦電流の発生を抑制することで非接触授受装置側の発熱を抑制するという効果を奏する。
また、本発明では、非接触によって充電電力または情報を伝送する際、磁束通過部を形成する凹部と凸部によってエアーギャップが存在するため、渦電流の流れを妨げる。あるいは、磁束通過部を形成する凹部と凸部によって渦電流の電流路が長くなることにより抵抗値が増加し、この抵抗値により渦電流が流れにくくなる。従って、本発明によれば、渦電流の発生を抑制することで非接触授受装置側の発熱を抑制するという効果を奏する。
また、本発明によれば、非接触授受装置は、磁束通過部に発生する渦電流の発生を抑止できるので、渦電流に起因する非接触授受装置の発熱を抑制でき、非接触伝送装置から非接触授受装置への充電電力または情報の伝送効率を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる非接触授受装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下では、非接触伝送装置としての充電装置から充電電力を授受する非接触授受装置を電子時計に適用した例を示すが、これに限定されることなく、例えば、携帯電話などの携帯機器や、電気シェーバー、電動歯ブラシなど、2次電池を備え、充電装置(非接触伝送装置)によって充電されることが可能な機器や、非接触伝送装置から情報の授受が可能な機器であれば非接触授受装置として適用することができる。
また、以下では、非接触授受装置としての電子時計に充電電力を送電する非接触伝送装置を充電装置に適用した例を示すが、これに限定されることなく、充電電力または情報(例えば、現在の時刻を示す時刻情報、アラームを示すアラーム情報等)を電子時計などの非接触授受装置に伝送可能なものであれば、非接触伝送装置を適用することができる。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかる電子時計は、1次側コイル(伝送側コイル)を巻装した1次側コア(伝送側コア)を有する充電装置から非接触で充電電力を受電(授受)するものである。図1は、実施の形態1にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。なお、図1では、充電装置100における送電部分および電子時計200における受電部分に関する構成を示しており、他の構成については省略している。
まず、電子時計200について説明する。図1に示すように、電子時計200の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋300とを主に備えている。図2は、実施の形態1にかかる電子時計における受電部分を示す斜視図である。図2に示すように、電子時計200では、2次側コア220の凸部には2次側コイル210を巻装しており、さらにその下部には裏蓋300が設けられている。
2次側コア220は、磁気特性を有する主成分がマンガン系の金属で形成されたフェライトコアなどであり、充電装置100から充電電力を受電する際に、充電装置100の1次側コア120と略同軸上に対向して配置されている。また、2次側コア220は、中央付近に円柱状の凸部が設けられており、さらに該凸部の中央内部に貫通孔が形成されている。
2次側コイル210は、2次側コア220における凸部に巻装された電線であり、2次側コア220とともに磁束を発生させるものである。
裏蓋300は、電子時計200における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計200を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計200の裏側を対向させて配置するため、裏蓋300は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
ここで、裏蓋300の構成について説明する。図3−1は、実施の形態1の裏蓋の一例を示す正面図である。図3−2は、実施の形態1の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図3−2の裏蓋300の断面図は、図3−1の裏蓋300におけるA1−A2で切断した面を示している。
裏蓋300は、金属部310と絶縁部320とが交互に隣接して配置されている。具体的には、まず、金属部310は、非磁性の物質であって、絶縁部320は、その金属部310の全表面に絶縁処理を施して形成された部位である。そして、該絶縁部320が形成された金属部310を該絶縁部320が形成された側面が隣接するように配置することで、図3−1、図3−2に示すように、金属部310と絶縁部320とが交互に隣接して配置され、略円形状の裏蓋300が形成される。また、裏蓋300は、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部において、非磁性で低誘電率の金属部310と絶縁部(絶縁体)320とが中心から放射状にそれぞれ延在し、交互に隣接して配置される。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋300のほぼ全面となる。
このように、裏蓋300は、非磁性の金属部310と絶縁処理された絶縁部320とを放射状に隣接して配置していることから、厚さ方向(図1の上下方向)に磁束は通過するが、裏蓋300の径方向(図1の左右方向)は絶縁部320により細かく分断されているため、裏蓋300における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計200における渦電流に起因する発熱を抑制することができる。
次に、充電装置100について説明する。図1に示すように、充電装置100の送電部分は、中央付近に凸部を有する1次側コア120と、1次側コイル110とを主に備えている。
1次側コア120は、磁気特性を有する主成分がマンガン系の金属で形成されたフェライトコアなどであり、中央付近に円形状の凸部を有する。
1次側コイル110は、1次側コア120における凸部に巻装された電線であり、1次側コア120とともに磁束を発生させるものである。
ここで、充電装置100から電子時計200への充電方法について説明する。充電装置100側では、AC電源等から供給された電力を交流電流から直流電流に整流し、整流された電力を交流電流に変換した後に、1次側コア120に巻装された1次側コイル110に供給し、1次側コア120と1次側コイル110とにより磁束を発生する(図1における磁束線M参照)。そして、発生した磁束により電子時計200の2次側コイル210に交流電磁界(誘導起電力)を発生させることで、電子時計200に非接触で電力を送電する。
一方、電子時計200側では、1次側コイル110に発生した交流電磁界を検出し、当該交流電磁界に応じた誘導起電力を発生することで、充電装置100から非接触で電力を受電する。そして、受電した電力を直流電流に整流し、充電電力として2次電池に蓄積する。
以上のように、実施の形態1にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋300を備えた構成となっており、該裏蓋300は、金属部310と絶縁部320(絶縁体)とが放射状に交互に隣接配置されて形成されている。従って、充電装置100から電子時計200に対して非接触で充電電力を送電する場合、裏蓋300の厚さ方向は磁束が通過するが、径方向は絶縁処理が施された絶縁部320によって分断されることにより、磁束通過部に発生する渦電流が流れにくくなるため、裏蓋300における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費されることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋300を備えることにより、裏蓋300における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態の電子時計200は、裏蓋300における金属部310に対して酸化処理などの絶縁処理を施して絶縁部320を形成していたが、これに限定されることはなく、例えば裏蓋を樹脂でコーティングしたり、金属部と金属部との間に薄い樹脂材を挟みこむことで絶縁部を形成する構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1の電子時計における裏蓋は、金属部と絶縁体とが中心から放射状に交互に隣接配置されて形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、径方向と平行な方向に金属部と樹脂とが交互に隣接配置されて形成されているものである。
実施の形態2にかかる電子時計および充電装置の構成は、実施の形態1と同様であるため、図1を参照して説明する。なお、実施の形態1における裏蓋300は、本実施の形態の裏蓋400に相当する。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計200への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
電子時計200の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋400とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計200における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋400は、電子時計200における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計200を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計200の裏側を対向させて配置するため、裏蓋400は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
ここで、裏蓋400の構成について説明する。図4−1は、実施の形態2の裏蓋の一例を示す正面図である。図4−2は、実施の形態2の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図4−2の裏蓋400の断面図は、図4−1の裏蓋400におけるB1−B2で切断した面を示している。
裏蓋400は、金属部410と樹脂420とが交互に隣接して配置されている。具体的には、金属部410は非磁性であり、樹脂420は非磁性で低誘電率、かつ非導電性の絶縁体である。そして、図4−1、図4−2に示すように、本実施の形態の裏蓋400は、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部において、金属部410と樹脂420とが裏蓋400の直径方向と平行な方向に交互にそれぞれ延在することで、金属部410と樹脂420とが隣接して配置される。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋400のほぼ全面となる。
以上のように、実施の形態2にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋400を備えた構成となっており、該裏蓋400は、金属部410と樹脂420(絶縁体)とが径方向に交互に隣接配置されて形成されている。従って、充電装置100から電子時計200に対して非接触で充電電力を送電する場合、裏蓋400の厚さ方向は磁束が通過するが、径方向は樹脂420によって分断されることにより、磁束通過部に発生する渦電流が流れにくくなるため、裏蓋400における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費されることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋400を備えることにより、裏蓋400における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1の電子時計における裏蓋は、金属部と絶縁体とが中心から放射状に交互に隣接配置されて形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、金属部と樹脂とが同心円状に交互に隣接配置されて形成されたものであり、渦電流の電流密度が高い箇所に該樹脂が配置されている。
まず、電子時計の裏蓋における渦電流の発生箇所について、図14の従来技術による充電装置および電子時計を参照して説明する。図14に示すように、従来技術では、1次側(充電装置)4000から2次側(電子時計)2000に充電電力を送電する場合、1次側コイル4100を中央付近の凸部に巻装した1次側コア4200と、2次側コイル2100を中央付近の凸部に巻装した2次側コア2200とを略同軸上に対向するよう非接触に配置する。そして、1次側コイル4100と1次側コア4200とから発生した磁束は、磁束線Mで示すように、裏蓋(不図示)を通過して2次側コア2100を介して2次側コイル2100に達する。なお、従来技術の裏蓋3000は、チタンやステンレス等の金属で形成されている。
ここで、電子時計2000の裏蓋3000において渦電流が顕著に発生する箇所(渦電流の電流密度の高い箇所)とは、2次側コア2200と対向する場所およびその近傍であって、かつ裏蓋3000の充電装置1000側の面である下面から、裏蓋3000内部を含んで、裏蓋3000の2次側コア2200側の面である上面までの範囲と概ね暫定することができる。これは、比透磁率の高い磁性体である2次側コア2200が1次側コア1200からの磁束を吸収することによって、当該範囲の磁束が急激に変化して、裏蓋3000に渦電流が発生するためである。なお、図14においては、電子時計2000の裏蓋(不図示)において渦電流が顕著に発生する箇所は、2次側コア2200の近傍である。
次に、有限要素法によって解析した場合の電子時計2000の裏蓋3000に発生する渦電流について説明する。図5は、裏蓋に発生する渦電流を有限要素法により解析した結果を示す説明図である。図5では、有限要素法による解析で得られた裏蓋3000に発生する渦電流の大きさを表示したものである。また、図6は、図5における説明図から2次側コアおよび2次側コイルを省略して示した説明図である。2次側コアおよび2次側コイルを非表示にすることで、裏蓋3000に発生した渦電流を見易く示している。なお、有限要素法による解析上の裏蓋3000の材質条件は、従来技術と同じくチタン(導電率σ=2380952[1/Ω・m])としている。
図6(図5)では、色が濃い部分は電流密度が高く、色が薄くなるに連れて電流密度も低くなっていることを示している。従って、図5、図6に示すように、2次側コア2200の近傍、すなわち、裏蓋3000における2次側コア2200に対向する箇所には、裏蓋3000の他の箇所と比較して渦電流の電流密度が高く、渦電流が顕著に発生していることがわかる。
次に、上述した電子時計の裏蓋における渦電流の解析を踏まえて、本実施の形態における電子時計および充電装置について説明する。実施の形態3にかかる電子時計および充電装置の構成は、実施の形態1と同様であるため、図1を参照して説明する。なお、実施の形態1における裏蓋300は、本実施の形態の裏蓋500に相当する。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計200への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
電子時計200の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋500とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計200における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋500は、電子時計200における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計200を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計200の裏側を対向させて配置するため、裏蓋500は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
ここで、裏蓋500の構成について説明する。図7−1は、実施の形態3の裏蓋の一例を示す正面図である。図7−2は、実施の形態3の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図7−2の裏蓋500の断面図は、図7−1の裏蓋500におけるC1−C2で切断した面を示している。
裏蓋500は、金属部510と樹脂520とが交互に隣接して配置されている。具体的には、金属部510は非磁性であり、樹脂520は非磁性で低誘電率、かつ非導電性の絶縁体である。そして、図7−1、図7−2に示すように、本実施の形態の裏蓋500は、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部において、金属部510と樹脂520とが同心円状に交互に隣接して配置されている。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋500のほぼ全面となる。
また、裏蓋500は、充電装置100から充電電力を受電する際に裏蓋500において渦電流が顕著に発生する箇所、すなわち裏蓋500に発生する渦電流の電流密度が高い2次側コア220の近傍が略円形状の樹脂520で形成されている。例えば、上述した解析によれば、裏蓋500は、図7−1、7−2に示すように、2次側コア220に対向する箇所が渦電流の電流密度が高く、樹脂520で形成されている。また、裏蓋500は、樹脂520で形成された箇所以外は、従来技術の裏蓋と同様にチタンなどの金属で形成されている。
以上のように、実施の形態3にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋500を備えた構成となっており、該裏蓋500は、金属部510と樹脂520とが同心円状に交互に隣接配置されて形成されたものであり、渦電流の電流密度が高い2次側コア220の近傍に樹脂520が配置されている。従って、渦電流が顕著に発生する箇所が、導電率の低い樹脂520によって形成されていることにより、磁束通過部に発生する渦電流が流れにくくなるため、裏蓋500における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費されることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋500を備えることにより、裏蓋500における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。また、導電率の低い樹脂520を採用していることから、樹脂520の内部を磁束が通過しやすく、充電電力の伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態3の変形例)
実施の形態3の電子時計の裏蓋は、金属部と樹脂とが同心円状に交互に隣接配置されて形成されたものであり、渦電流の電流密度が高い箇所に該樹脂が配置されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、金属部における渦電流の電流密度が高い箇所を薄くし、その薄くした部位に樹脂を配置したものである。
本実施の形態における裏蓋600の構成について説明する。図8−1は、実施の形態3の変形例の裏蓋の一例を示す正面図である。図8−2は、実施の形態3の変形例の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図8−2の裏蓋600の断面図は、図8−1の裏蓋600におけるD1−D2で切断した面を示している。
裏蓋600の2次側コア220側の面は、金属部610と樹脂620とが交互に隣接して配置されている。具体的には、金属部610は非磁性であり、樹脂620は非磁性で低誘電率、かつ非導電性の絶縁体である。そして、図8−1、図8−2に示すように、本実施の形態の裏蓋600は、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部において、渦電流の電流密度が高い箇所を薄くした部位610aが形成されている。その薄くした部位610aに樹脂620が充填されることで、2次側コア220側の面において金属部610と樹脂620とが交互に隣接して配置される。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋600のほぼ全面となる。
なお、本実施の形態では、薄くした部位610aに樹脂620を充填しているが、薄くした部位610aに適合する形状に成型した樹脂を貼り付けて構成することで、金属部610と樹脂620とを交互に隣接して配置してもよい。
以上のように、実施の形態3の変形例にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋600を備えた構成となっており、該裏蓋600は、金属部610における渦電流の電流密度が高い箇所を薄くし、その薄くした部位610aに樹脂620を配置して形成されたものである。従って、渦電流が顕著に発生する箇所に、導電率の低い樹脂620が配置されていることにより、磁束通過部に発生する渦電流が流れにくくなるため、裏蓋600における渦電流の発生を抑制することができる。また、裏蓋600を薄くすることで薄くした部位610aの断面積が小さくなることから、その断面による抵抗値が増大するため、裏蓋600における渦電流の発生を抑制することができる。そして、それらの結果、電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費されることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋600を備えることにより、裏蓋600における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。さらに、裏蓋600は、充電装置100側が全面金属となっているため、強度を確保することができる。
なお、実施の形態3、および実施の形態3の変形例の裏蓋では、渦電流が顕著に発生する箇所のみにドーナツ状の樹脂を配置しているが、これに限定されることなく、内部を全て樹脂とする略円形状の樹脂を配置して構成してもよい。
(実施の形態4)
実施の形態1の電子時計における裏蓋は、金属部と絶縁体とが中心から放射状に交互に隣接配置されて形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、その中心から放射状に延在した凹部と凸部とが複数形成されているものである。
実施の形態4にかかる電子時計および充電装置の構成は、実施の形態1と同様であるため、図1を参照して説明する。なお、実施の形態1における裏蓋300は、本実施の形態の裏蓋700に相当する。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計200への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
電子時計200の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋700とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計200における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋700は、電子時計200における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計200を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計200の裏側を対向させて配置するため、裏蓋700は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
ここで、裏蓋700の構成について説明する。図9−1は、実施の形態4の裏蓋の一例を示す正面図である。図9−2は、実施の形態4の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図9−2の裏蓋700の断面図は、図9−1の裏蓋700におけるE1−E2で切断した面を示している。
裏蓋700は、非磁性の金属で形成されており、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部における2次側コア220側の表面に、凹部720と凸部710が複数形成されている。具体的には、図9−1、図9−2に示すように、裏蓋700は、その中心から凹部720が放射状に延在して複数形成されており、凹部720が形成されたことによる間隙が凸部710として複数形成されている。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋700のほぼ全面となる。
以上のように、実施の形態4にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋700を備えた構成となっており、該裏蓋700は、2次側コア220側の表面に、凹部720と凸部710が放射状に複数形成されている。従って、凹部720と凸部710が渦電流の流れに対する法線方向となり、渦電流は、凹部720と凸部710の断面方向に沿って流れようとするが、渦電流が集中する裏蓋700の表面近傍では、金属とエアーギャップが交互に存在し、該渦電流の流れを妨げる。
また、渦電流が裏蓋700の金属内を流れる場合でも、凹部720と凸部710の山と谷に沿うことになり、その結果、凹部720と凸部710によって渦電流の電流路が長くなることにより実効的な抵抗値が増加し、この抵抗値により渦電流が流れにくくなるため、裏蓋700における渦電流の発生を抑制することができる。また、凹部720(谷部)の下側の裏蓋700を薄くした部位710aの断面積が小さくなることから、その断面による抵抗値が増加するため、裏蓋700における渦電流の発生を抑制することができる。そして、それらの結果、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費さることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋700を備えることにより、裏蓋700における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態4の変形例)
実施の形態4の電子時計の裏蓋は、その中心から放射状に延在した凹部と凸部とが複数形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、その中心から外周までの中央付近まで放射状に延在した凹部と凸部と、該中央付近から外周近傍まで放射状に延在した凹部と凸部とが複数形成されたものである。
本実施の形態における裏蓋800の構成について説明する。図10−1は、実施の形態4の変形例の裏蓋の一例を示す正面図である。図10−2は、実施の形態4の変形例の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図10−2の裏蓋800の断面図は、図10−1の裏蓋800におけるF1−F2で切断した面を示している。
裏蓋800は、非磁性の金属で形成されており、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部における2次側コア220側の表面に、凹部820、830と凸部810が複数形成されている。具体的には、図10−1、図10−2に示すように、裏蓋800は、その中心から外周までの中央付近まで凹部820が放射状に延在して複数形成さている。さらに、複数の凹部820のそれぞれの隙間であって、該中央付近から外周近傍まで凹部830が放射状に延在して複数形成されている。そして、裏蓋800は、凹部820、830が形成されたことによる間隙が凸部810として複数形成されている。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋800のほぼ全面となる。
以上のように、実施の形態4の変形例にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋800を備えた構成となっており、該裏蓋800は、2次側コア220側の表面に、凹部820、830と凸部810が放射状に複数形成されている。従って、凹部820、830と凸部810が渦電流の流れに対する法線方向となり、渦電流は、凹部820、830と凸部810の断面方向に沿って流れようとするが、渦電流が集中する裏蓋800の表面近傍では、金属とエアーギャップが交互に存在し、該渦電流の流れを妨げる。
また、渦電流が裏蓋800の金属内を流れる場合でも、凹部820、830と凸部810の山と谷に沿うことになり、その結果、凹部820、830と凸部810によって渦電流の電流路が長くなることにより実効的な抵抗値が増加し、この抵抗値により渦電流が流れにくくなるため、裏蓋800における渦電流の発生を抑制することができる。また、凹部820、830(谷部)の下側の裏蓋800を薄くした部位810aの断面積が小さくなることから、その断面のよる抵抗値が増大するため、裏蓋800における渦電流の発生を抑制することができる。そして、それらの結果、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費さることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋800を備えることにより、裏蓋800における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。
なお、実施の形態4、および実施の形態4の変形例では、裏蓋に凹部を複数形成することにより、形成された凹部の間隙として凸部が複数形成されているが、これに限定されることはない。すなわち、裏蓋に凸部を複数形成し、形成された凸部の間隙として凹部が複数形成された構成としてもよい。また、裏蓋に凹部および凸部の両方を複数形成する構成としてもよい。
(実施の形態5)
実施の形態4の電子時計における裏蓋は、その中心から放射状に延在した凹部と凸部とが複数形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、その中心から螺旋状に凹部と凸部が形成されているものである。
実施の形態5にかかる電子時計および充電装置の構成は、実施の形態1と同様であるため、図1を参照して説明する。なお、実施の形態1における裏蓋300は、本実施の形態の裏蓋900に相当する。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計200への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
電子時計200の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋900とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計200における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋900は、電子時計200における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計200を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計200の裏側を対向させて配置するため、裏蓋900は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
ここで、裏蓋900の構成について説明する。図11−1は、実施の形態5の裏蓋の一例を示す正面図である。図11−2は、実施の形態5の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図11−2の裏蓋900の断面図は、図11−1の裏蓋900におけるG1−G2で切断した面を示している。
裏蓋900は、非磁性の金属で形成されており、図11−1、図11−2に示すように、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部における2次側コア220側の表面に、その中心から凹部920が螺旋状に形成されている。そして、裏蓋900は、凹部920が螺旋状に形成されたことによる間隙が凸部910として螺旋状に形成されている。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋900のほぼ全面となる。
以上のように、実施の形態5にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋900を備えた構成となっており、該裏蓋900は、2次側コア220側の表面に、凹部920と凸部910が螺旋状に形成されている。従って、この螺旋状の凹凸は渦電流の流れる方向と同方向ではあるが一致はせず、またその凹凸の間隔が狭いために螺旋状の凹部920と凸部910の断面も狭くなり、凹凸に沿って流れる渦電流の電流路が長くなることから抵抗値が増加する。そうすると、この抵抗値により渦電流が流れにくくなるため、渦電流が集中する裏蓋900表面近傍において渦電流が制限できる。また、螺旋状の凹部920の下側の裏蓋900を薄くした部位910aの断面積が小さくなっていることから、その断面による抵抗値が増大するため、裏蓋900における渦電流の発生を抑制することができる。そして、それらの結果、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費さることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋900を備えることにより、裏蓋900における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態の凹部920と凸部910は、時計回りで螺旋状に形成されているが、これに限定されることなく、時計回りと反対周りの螺旋状に形成されていてもよい。
(実施の形態5の変形例)
実施の形態5の電子時計の裏蓋は、その中心から螺旋状に凹部と凸部が形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、凹部と凸部とが同心円状に交互に複数形成されたものである。
本実施の形態における裏蓋1000の構成について説明する。図12−1は、実施の形態5の変形例の裏蓋の一例を示す正面図である。図12−2は、実施の形態5の変形例の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図12−2の裏蓋1000の断面図は、図12−1の裏蓋1000におけるH1−H2で切断した面を示している。
裏蓋1000は、非磁性の金属で形成されており、図12−1、図12−2に示すように、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部における2次側コア220側の表面に、略円形状の凹部1020と凸部1010とが同心円状に交互に複数形成されている。また、裏蓋1000は、その中心から外周近傍までの部分に、凹部1020と同じ深さの切欠き部1030が形成されている。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋1000のほぼ全面となる。
以上のように、実施の形態5の変形例にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋1000を備えた構成となっており、該裏蓋1000は、2次側コア220側の表面に、凹部1020と凸部1010が同心円状に複数形成されている。従って、この略円形状の凹凸は渦電流の流れる方向と一致するが、その凹凸の間隔が狭いために略円形状の凹部1120と凸部1110の断面も狭くなり、凹凸に沿って流れる渦電流の電流路が長くなることから抵抗値が増加し、この抵抗値により渦電流が流れにくくなるため、渦電流が集中する表面近傍において渦電流が制限できる。また、略円形状の凹部1020の下側の裏蓋1000を薄くした部位1010aの断面積が小さくなっていることから、その断面による抵抗値が増大するため、裏蓋1000における渦電流の発生を抑制することができる。そして、それらの結果、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費さることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋1000を備えることにより、裏蓋1000における渦電流の発生を抑制できるので、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制でき、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態6)
実施の形態4の電子時計における裏蓋は、その中心から放射状に延在した凹部と凸部とが複数形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、全面に亘り凸部が複数形成されているものである。
実施の形態6にかかる電子時計および充電装置の構成は、実施の形態1と同様であるため、図1を参照して説明する。なお、実施の形態1における裏蓋300は、本実施の形態の裏蓋1100に相当する。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計200への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
電子時計200の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋1100とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計200における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋1100は、電子時計200における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計200を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計200の裏側を対向させて配置するため、裏蓋1100は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
ここで、裏蓋1100の構成について説明する。図13−1は、実施の形態6の裏蓋の一例を示す正面図である。図13−2は、実施の形態6の裏蓋の一例を示す断面図である。なお、図13−2の裏蓋1100の断面図は、図13−1の裏蓋1100におけるI1−I2で切断した面を示している。
裏蓋1100は、非磁性の金属で形成されており、図13−1、図13−2に示すように、充電装置100で発生した磁束が通過する部位である磁束通過部における2次側コア220側の表面前面に亘り、凸部1110が複数配置されて形成されている。そして、裏蓋1100は、凸部1110が複数形成されたことによる間隙が凹部1120として複数形成されている。なお、磁束通過部は、電子時計の裏蓋において、充電装置の1次側コアと1次側コイルとに対向するあたりを示し、本実施の形態では、1次側コア120と1次側コイル110とに対向する裏蓋1100のほぼ全面となる。
以上のように、実施の形態6にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋1100を備えた構成となっており、該裏蓋1100は、2次側コア220側の表面全面に亘り、凸部1110が複数形成されている。形成された凸部1110の断面積は小さく、渦電流の集中する表面近傍において凸部1110とエアーギャップが交互に存在し、該渦電流の流れを妨げる。また、凸部1110の装着部分より下側の裏蓋1110を薄くした部位1110aの断面積が小さくなることから、その断面のよる抵抗値が増加し、この抵抗値により渦電流が流れにくくなるため、裏蓋1100における渦電流の発生を抑制することができる。そして、それらの結果、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費さることとなるが、電子時計200は、上述のように、裏蓋1100を備えることにより、裏蓋1100における渦電流の発生を抑制でき、渦電流に起因する電子時計200の発熱を抑制できるため、充電装置100から電子時計200への充電電力(または情報)の伝送効率を向上させることができる。
上述した実施の形態1〜6における電子時計200は、腕時計に適用してもよい。この場合、上述したような裏蓋を設けることで、強い磁束を発生する充電装置(1次側)を利用しても、裏蓋における発熱の発生を抑制することができ、急速な充電電力の伝送が可能となり利便性が向上する。
上述した実施の形態4〜6に示した凹部および凸部の隙間は、開放の状態(エアーギャップ状態)が望ましいが、強度的、耐久的に問題がある場合は、裏蓋の表面に防錆処理を施したり、低誘電率、低透磁率で非導電性の樹脂をこれら凹凸の隙間に充填したり、または対応する形状に合わせて成型したものを貼り合せてもよい。また、本実施の形態でいう樹脂とは、ガラス、セラミック等も含まれている。
また、上述した各実施の形態では1次側(充電装置100側)、2次側(電子時計200側)にコアを用いた例を示したが、コアを用いない空芯コイルの形態で構成しても適用可能である。さらに、本実施の形態における主旨から逸脱しない範囲で上記の実施の形態を組み合わせて構成してもよい。
実施の形態1にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。 実施の形態1にかかる電子時計における受電部分を示す斜視図である。 実施の形態1の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態1の裏蓋の一例を示す断面図である。 実施の形態2の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態2の裏蓋の一例を示す断面図である。 裏蓋に発生する渦電流を有限要素法により解析した結果を示す説明図である。 図5における説明図から2次側コアおよび2次側コイルを省略して示した説明図である。 実施の形態3の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態3の裏蓋の一例を示す断面図である。 実施の形態3の変形例の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態3の変形例の裏蓋の一例を示す断面図である。 実施の形態4の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態4の裏蓋の一例を示す断面図である。 実施の形態4の変形例の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態4の変形例の裏蓋の一例を示す断面図である。 実施の形態5の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態5の裏蓋の一例を示す断面図である。 実施の形態5の変形例の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態5の変形例の裏蓋の一例を示す断面図である。 実施の形態6の裏蓋の一例を示す正面図である。 実施の形態6の裏蓋の一例を示す断面図である。 従来技術による充電装置および電子時計の充電電力または情報の伝送部分の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 充電装置
110 1次側コイル
120 1次側コア
200 電子時計
210 2次側コイル
220 2次側コア
300,400,500,600,700,800,900,1000,1100 裏蓋
310,410,510,610 金属部
320 絶縁部
420,520,620 樹脂
710,810,910,1010,1110 凸部
720,820,830,920,1020,1120 凹部
1030 切欠き部

Claims (11)

  1. 伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、
    前記伝送側コアと略同軸上に対向して配置される授受側コアと、
    前記授受側コアに巻装され、前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を授受する授受側コイルと、
    前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆し、前記磁束の通過する部位である磁束通過部を有する被覆部と、を備え、
    前記磁束通過部は、金属部材と絶縁体とを交互に隣接配置して形成されていることを特徴とする非接触授受装置。
  2. 前記磁束通過部は、その中心から前記金属部材と前記絶縁体とが放射状にそれぞれ延在していることを特徴とする請求項1に記載の非接触授受装置。
  3. 前記絶縁体は、前記金属部材に絶縁処理を施すことにより形成された絶縁部であり、
    前記磁束通過部は、前記絶縁部を含む前記金属部材が前記絶縁部側で隣接配置されていることを特徴とする請求項2に記載の非接触授受装置。
  4. 前記磁束通過部は、前記金属部材と前記絶縁体とが前記被覆部の径方向と平行な方向にそれぞれ延在していることを特徴とする請求項1に記載の非接触授受装置。
  5. 前記磁束通過部は、前記金属部材と前記絶縁体とが同心円状に交互に隣接配置され、かつ前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を伝送する際に発生する渦電流の電流密度が高い前記授受側コアの近傍に、前記絶縁体が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触授受装置。
  6. 伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、
    前記伝送側コアと略同軸上に対向して配置される授受側コアと、
    前記授受側コアに巻装され、前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を授受する授受側コイルと、
    前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆し、前記磁束の通過する部位である磁束通過部を有する被覆部と、を備え、
    前記磁束通過部は、前記授受側コア側の表面が凹部と凸部とで形成されていることを特徴とする非接触授受装置。
  7. 前記被覆部は、その中心から、前記凹部または前記凸部が放射状に延在していることを特徴とする請求項6に記載の非接触授受装置。
  8. 前記被覆部は、前記凹部または前記凸部が螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の非接触授受装置。
  9. 前記被覆部は、前記凹部と前記凸部とが同心円状に交互に複数形成されていることを特徴とする請求項6に記載の非接触授受装置。
  10. 前記被覆部は、全面に亘り前記凸部が複数配置されていることを特徴とする請求項6に記載の非接触授受装置。
  11. 前記非接触授受装置は、電子時計を含み、
    前記被覆部は、前記電子時計の裏蓋であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の非接触授受装置。
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