JP2009169237A - 画像形成装置 - Google Patents

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良樹 中根
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Abstract

【課題】 潤滑剤供給手段から像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子を均し部材によって像保持部材の表面に適切に塗布させて、長期にわたって安定した画像形成が行えるようにする。
【解決手段】 トナー像を転写させた後の像保持部材の表面に残留する残留物をクリーニング装置20により除去した後、この像保持部材の表面に潤滑剤供給手段30により潤滑剤粒子を供給し、この像保持部材の表面に均し部材40を圧接させて上記の潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させる画像形成装置において、上記の均し部材に、外周に発泡弾性層42が設けられた発泡ローラ40を用い、この発泡ローラを、像保持部材と接触する位置において像保持部材の移動方向と同方向に移動させるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ及びこれらの複合機などの画像形成装置に係り、トナー像を保持して移動する像保持部材からトナー像を転写させた後、この像保持部材の表面に残留する残留物をクリーニング装置により除去し、その後、この像保持部材の表面に潤滑剤供給手段により潤滑剤粒子を供給し、このように潤滑剤粒子が供給された像保持部材の表面に均し部材を圧接させて、潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させるようにした画像形成装置において、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子が、均し部材によって像保持部材の表面に長期にわたって適切に膜状に塗布され、長期にわたって安定した画像形成が行えるようにした点に特徴を有するものである。
複写機,プリンタ,ファクシミリ及びこれらの複合機などの画像形成装置においては、トナー像を保持して移動する像保持部材、例えば、トナー像が形成される感光体や、感光体に形成されたトナー像が転写される中間転写体において、このような像保持部材からトナー像を記録媒体や中間転写体等の被転写部材に転写させた後、この像保持部材の表面にクリーニングブレード等のクリーニング部材を圧接させて、この像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物を除去することが行われている。
ここで、上記のようにトナー像を転写させた後における像保持部材の表面にクリーニング部材を圧接させて、この像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物を除去する作業を長く続けると、クリーニング部材が摩耗してクリーニング性能が低下したり、また像保持部材の表面が摩耗して、像保持部材の寿命が短くなったりする等の問題があった。
このため、従来においては、トナー像を記録媒体等に転写させた像保持部材の表面に潤滑剤供給手段から金属石鹸等の潤滑剤を供給し、この潤滑剤により像保持部材の表面とクリーニング部材との間の摩擦抵抗を低減させると共に、像保持部材の表面の離型性を高め、像保持部材の表面に形成されたトナー像を上記の被転写部材に適切に転写させるようにすることが行われている。
そして、従来においては、上記のようにトナー像を被転写部材に転写させた像保持部材の表面に潤滑剤供給手段から潤滑剤を供給するにあたり、特許文献1に示されるように、固形潤滑剤からブラシロールによって潤滑剤粒子を掻き取り、トナー像を転写させた後の像保持部材の表面にこのブラシロールを接触させて、掻き取った潤滑剤粒子を像保持部材の表面に供給した後、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子を、板状の弾性体からなるクリーニング部材により押圧させて、像保持部材の表面に潤滑剤粒子を膜状に塗布するようにしたものが提案されている。
しかし、このようにクリーニング部材によって像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物を除去する前に、像保持部材の表面にブラシロールを接触させて潤滑剤を付与するようにした場合、このブラシロールに像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物が付着して次第に蓄積し、これによりブラシロールにおける固形潤滑剤から潤滑剤を掻き取る能力が次第に低下し、像保持部材の表面に潤滑剤粒子を適切に付与することができなくなるという問題があった。
そして、近年においては、上記のように像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物がブラシロールに付着するのを抑制するため、特許文献2に示されるように、像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物をクリーニング部材によって除去した後、上記のブラシロールを接触させて像保持部材の表面に潤滑剤粒子を供給し、その後、板状の弾性体からなる均し部材の端部を像保持部材の表面に圧接させ、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子をこの均し部材により押圧して、像保持部材の表面に潤滑剤粒子を膜状に塗布させるようにしたものが提案されている。
ここで、このように均し部材の端部を像保持部材の表面に圧接させて、潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させる場合において、像保持部材の表面に対する均し部材の端部の圧接力が弱いと、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子が十分に被膜化されず粒子の状態で均し部材の端部を通過し、この潤滑剤粒子が像保持部材の表面に接触する帯電ローラ等に付着して、像保持部材の表面を適切に帯電させることができなくなったり、この潤滑剤粒子が現像装置内に混入してトナーの帯電不良が生じたりし、形成される画像に様々な不良が発生するという問題があった。
一方、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子が十分に被膜化されるように、像保持部材の表面に対する均し部材の端部の圧接力を強くした場合、像保持部材を駆動させるトルクが増加すると共に、均し部材の端部や像保持部材の表面の摩耗が大きくなり、また均し部材が次第に変形して永久ひずみも大きくなって、安定した画像形成が行えなくなる等の問題があった。
また、特許文献3においては、トナー像を転写させた後の像保持部材の表面に上記のようにブラシロールにより潤滑剤粒子を付与した後、この像保持部材の表面に板状のブレードやゴムローラを圧接させて、潤滑剤粒子を像保持部材の表面に膜状に塗布させるようにしたが提案されている。
しかし、特許文献3に示されるものは、クリーニング部材によって像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物を除去する前に、像保持部材の表面にブラシロールを接触させて潤滑剤を付与するようになっており、前記のような問題が存在していた。
また、この特許文献3に示されるように、均し部材として板状のブレードに代えてゴムローラを用いた場合、このゴムローラによって像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子が均一に被膜化されるようにするためには、このゴムローラを像保持部材の表面に強く圧接させることが必要になり、ゴムローラと像保持部材の表面との間の摩擦が大きくなって、像保持部材を駆動させるトルクが大幅に増加すると共に、像保持部材の表面の摩耗が大きくなるなどの問題があった。
特開2003−57996号公報 特開2006−251751号公報 特開2005−227676号公報
本発明は、トナー像を保持して移動する像保持部材からトナー像を転写させた後、この像保持部材の表面に残留する残留物をクリーニング装置により除去し、その後、この像保持部材の表面に潤滑剤供給手段により潤滑剤粒子を供給し、このように潤滑剤粒子が供給された像保持部材の表面に均し部材を圧接させて、潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させるようにした画像形成装置における上記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明は、上記のような画像形成装置において、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子が、均し部材によって像保持部材の表面に長期にわたって適切に膜状に塗布され、長期にわたって安定した画像形成が行えるようにすることを課題とするものである。
本発明においては、上記のような課題を解決するため、トナー像を保持して移動する像保持部材からトナー像を転写させる位置よりも像保持部材の移動方向下流側の位置に、転写後の像保持部材の表面に残留する残留物を除去するクリーニング装置と、このクリーニング装置よりも像保持部材の移動方向下流側の位置で上記の像保持部材の表面に潤滑剤粒子を供給する潤滑剤供給手段と、像保持部材の表面に圧接させて上記の潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させる均し部材とが設けられた画像形成装置において、上記の均し部材に外周に発泡弾性層が設けられた発泡ローラを用い、この発泡ローラを上記の像保持部材と接触する位置において像保持部材の移動方向と同方向に移動させるようにした。
ここで、上記の発泡ローラを像保持部材と接触する位置において像保持部材の移動方向と同方向に移動させるにあたっては、この発泡ローラの移動速度Vaが像保持部材の移動速度Vpよりも速くなると、潤滑剤粒子が像保持部材の表面に適切に塗布されなくなるため、発泡ローラの移動速度Vaを像保持部材の移動速度Vp以下にすることが好ましい。また、この発泡ローラの移動速度Vaが遅くなりすぎると、像保持部材の移動速度Vpとの差が大きくなって、発泡ローラとの摩擦によって像保持部材の表面が傷つきやすくなるため、像保持部材の移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)を0.3〜1.0の範囲にすることが好ましい。
また、上記の発泡ローラにおいて、その発泡弾性層におけるセル数が多くなりすぎると、セルの径が小さくなって、潤滑剤粒子がこのセル内に詰まりやすくなる。一方、発泡弾性層におけるセル数が少ないと、セルの径が大きくなって、潤滑剤粒子を像保持部材の表面に均一に塗布させることが困難になる。このため、発泡弾性層におけるセル数が20〜300個/25mmの範囲になった発泡ローラを用いることが好ましい。
また、上記の発泡ローラにおける発泡弾性層の硬さが低いと、像保持部材の表面に潤滑剤粒子が適切に塗布されなくなる一方、発泡弾性層の硬さが高くなりすぎると、像保持部材の表面が傷つきやすくなる。このため、発泡弾性層におけるJIS K6400に基づく硬さが40〜430Nの範囲になった発泡ローラを用いることが好ましい。
また、上記の発泡弾性層におけるセルが連続気泡である場合には、この連続気泡内に潤滑剤粒子が入り込んで詰まり、この発泡弾性層の硬さが次第に高くなると共に潤滑剤粒子の無駄も多くなるため、発泡ローラの発泡弾性層におけるセルが独立気泡であるものを用いることが好ましい。
本発明の画像形成装置においては、像保持部材の表面に残留する残留物を除去するクリーニング装置よりも像保持部材の移動方向下流側の位置で、上記の潤滑剤供給手段によって像保持部材の表面に潤滑剤粒子を供給するようにしたため、像保持部材の表面に残留しているトナー等の残留物がクリーニング装置により除去されて潤滑剤供給手段に付着するのが防止され、この潤滑剤供給手段によって像保持部材の表面に潤滑剤粒子が適切に供給されるようになる。
また、本発明の画像形成装置においては、潤滑剤粒子が供給された像保持部材の表面に均し部材を圧接させて、潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させるにあたり、この均し部材に、外周に発泡弾性層が設けられた発泡ローラを用い、この発泡ローラを上記の像保持部材と接触する位置において像保持部材の移動方向と同方向に移動させるようにしたため、板状の弾性体からなる均し部材を用いた場合のように、均し部材が永久変形して圧接力が次第に低下するということがなく、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子が長期にわたって安定して適切に被膜化されて像保持部材の表面に塗布されるようになる。また、上記のように均し部材に発泡ローラを用いると、ゴムローラを用いた場合のように、像保持部材の表面に供給された潤滑剤粒子が均一に被膜化されるようにするために、像保持部材を駆動させるトルクが大幅に増加したり、像保持部材の表面の摩耗が大きくなったりするということもない。
この結果、像保持部材の表面に適切な潤滑剤の被膜が長期にわたって安定して形成され、長期にわたって良好な画像形成が行えるようになる。
次に、この発明の実施形態に係る画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態に係る画像形成装置においては、黄色,マゼンタ色,シアン色,黒色の異なった色彩のトナーを収容させた4つの現像装置11に対応させて、像保持部材となる4つの感光体ドラム10を設けている。
ここで、この画像形成装置において、フルカラーの画像形成を行うにあたっては、上記の各感光体ドラム10を回転させて、各感光体ドラム10の表面をそれぞれ帯電ローラからなる帯電装置12によって帯電させ、このように帯電された各感光体ドラム10に対して、それぞれ露光装置13により画像データに従った露光を行って、各感光体ドラム10の表面にそれぞれ静電潜像を形成する。
そして、このように静電潜像が形成された各感光体ドラム10に対して対応する各現像装置11からそれぞれ所定の色彩のトナーを各感光体ドラム10の静電潜像に供給して現像を行い、各感光体ドラム10の表面にそれぞれの色彩のトナー像を形成する。
次いで、上記の各感光体ドラム10に形成されたそれぞれの色彩のトナー像を、ローラ14に架け渡されて駆動される無端ベルト状になった中間転写体15にそれぞれローラ状になった一次転写装置16により順々に一次転写させて、この中間転写体15の上にフルカラーのトナー像を形成する。
そして、転写後の各感光体ドラム10の表面に残留しているトナー等の残留物をそれぞれ第1クリーニング装置20に導き、この第1クリーニング装置20に設けられたクリーニングブレート21を感光体ドラム10の表面に圧接させて、各感光体ドラム10の表面からそれぞれトナー等の残留物を除去させる。
次いで、このようにトナー等の残留物が除去された各感光体ドラム10の表面にそれぞれ潤滑剤供給手段30により潤滑剤粒子を供給し、このように潤滑剤粒子が供給された各感光体ドラム10の表面にそれぞれ均し部材40を圧接させて、各感光体ドラム10の表面に供給された潤滑剤粒子を各感光体ドラム10の表面に均一に膜状に塗布させる。
一方、上記のように中間転写体15の上に形成されたフルカラーのトナー像を、この中間転写体15によりローラ状になった二次転写装置17と対向する位置に導くと共に、この画像形成装置の下部に収容されたシート状の記録媒体Sを、送りローラ18により中間転写体15と二次転写装置17との間に導き、上記の二次転写装置17により中間転写体15の上に形成されたフルカラーのトナー像をこの記録媒体Sに二次転写させる。
その後は、このようにフルカラーのトナー像が転写された記録媒体Sを定着装置19に導いて、転写されたフルカラーのトナー像を記録媒体Sに定着させた後、このようにフルカラーのトナー像が定着された記録媒体Sを排紙させる。
また、記録媒体Sに転写されずに上記の中間転写体15に残ったトナー等の残留物を第2クリーニング装置50に導き、この第2クリーニング装置50に設けられたポリウレタンゴム等の弾性材料で板状に形成されたクリーニングブレード51を中間転写体15の表面に圧接させて、中間転写体15に残ったトナー等の残留物を中間転写体15から除去させる。
そして、このように転写後における感光体ドラム10の表面に残留しているトナー等の残留物を第1クリーニング装置20によって除去した後、この感光体ドラム10の表面に潤滑剤供給手段30によって潤滑剤粒子を供給するにあたり、図2に示すように、感光体ドラム10の表面に接触して回転するローラ状のブラシ部材31に固形潤滑剤32をバネからなる押圧手段33により押圧させ、このブラシ部材31により固形潤滑剤32から掻き取った潤滑剤粒子を上記の感光体ドラム10の表面に供給するようにしている。
ここで、上記の潤滑剤としては、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸リチウム等の脂肪酸金属塩を用いることができる。
また、上記のブラシ部材31としては、ローラ31aの外周にブラシ31bが設けられたものを用いている。なお、このブラシ31bとしては、例えば、ナイロン,レーヨン,アクリル等の合成繊維や、金属繊維で構成された導電性又は絶縁性のブラシを用いることができる。
また、感光体ドラム10の表面に圧接させて潤滑剤粒子を感光体ドラム10の表面に膜状に塗布させる上記の均し部材40としては、ローラ41の外周に発泡ウレタンで構成された発泡弾性層42が設けられた発泡ローラ40を用い、この発泡ローラ40を感光体ドラム10の表面に接触する位置において感光体ドラム10と同方向に移動するように回転させて、感光体ドラム10の表面に供給された潤滑剤粒子を感光体ドラム10の表面に膜状に塗布させるようにしている。
ここで、上記の発泡ローラ40を感光体ドラム10の表面に接触する位置において感光体ドラム10と同方向に移動するように回転させるにあたっては、前記のように潤滑剤粒子が感光体ドラム10の表面に適切に塗布されるようにするため、発泡ローラ40の移動速度Vaを感光体ドラム10の移動速度Vp以下にすることが好ましく、さらに、発泡ローラ40との摩擦によって感光体ドラム10の表面が傷つくのを防止するために、感光体ドラム10の移動速度Vpに対する発泡ローラ40の移動速度Vaの比(Va/Vp)を0.3〜1.0の範囲にすることが好ましい。
また、上記の発泡ローラ40において、発泡弾性層42におけるセル内に潤滑剤粒子が詰まったり、セルの径が大きくなって潤滑剤粒子が感光体ドラム10の表面に均一に塗布させることが困難になったりするのを防止するため、この発泡弾性層42におけるセル数を20〜300個/25mmの範囲にすることが好ましい。
また、上記の発泡ローラ40によって潤滑剤粒子が感光体ドラム10の表面にさらに均一に塗布されるようにすると共に、感光体ドラム10の表面が傷つくのを防止するため、上記の発泡弾性層42におけるJIS K6400に基づく硬さを40〜430Nの範囲にすることが好ましい。
さらに、上記の発泡弾性層42におけるセル内に潤滑剤粒子が入り込んで、この発泡弾性層42の硬さが次第に高くなるのを防止するため、この発泡弾性層42におけるセルが独立気泡である発泡ローラ40を用いることが好ましい。
なお、この実施形態の画像形成装置においては、転写後の各感光体ドラム10の表面に残留しているトナー等の残留物を除去する上記の第1クリーニング装置20よりも感光体ドラム10の移動方向下流側において、感光体ドラム10の表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段30と発泡ローラ40からなる均し部材40とを設けるようにしたが、図示していないが、転写後の中間転写体15に残ったトナー等の残留物を除去する第2クリーニング装置30よりも中間転写体15の移動方向下流側において、上記のような潤滑剤供給手段と均し部材とを設けることも可能である。
次に、市販の複写機(コニカミノルタ社製:Bizhub C450)を改造し、上記の実施形態に示すように、転写後の各感光体ドラムの表面に残留しているトナー等の残留物を除去する第1クリーニング装置よりも感光体ドラムの移動方向下流側に、潤滑剤供給手段を設けると共に、この潤滑剤供給手段よりも感光体ドラムの移動方向下流側に発泡ローラからなる均し部材を設けるようにした。
ここで、上記の潤滑剤供給手段においては、固形潤滑剤として、ステアリン酸亜鉛からなる潤滑剤を所定の形状に成形したもの用いた。
また、上記のブラシ部材としては、繊維抵抗が108Ω、ヤング率が1200〜1500N/mm2の導電性ナイロン繊維からなるブラシを繊維長が2.5mmになるように設けた基布を、金属ローラの外周に取り付けたものを用いるようにした。
また、上記の発泡ローラとして、実験1〜6においては、ローラの外周にセルが独立気泡になった発泡ウレタンで構成され発泡弾性層が形成され、この発泡弾性層におけるセル数が210個/25mm、JIS K6400に基づく硬さが140Nになったものを用いた。
そして、下記の表1に示すように、実験1〜5においては、上記の発泡ローラを感光体ドラムと同方向に移動するように回転させる一方、実験6においては、上記の発泡ローラを感光体ドラムと逆方向に移動するように回転させ、感光体ドラムの移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)を、実験1では0.2、実験2では0.3、実験3では0.7、実験4では1.0、実験5では1.1、実験6では0.7にした。
そして、上記の実験1〜6の条件で、それぞれ感光体ドラムを30万回転させた後、各感光体ドラム表面の摩擦係数を測定すると共に、前記の第1クリーニング装置に設けられたクリーニングブレート端部の摩耗及び感光体ドラム表面の傷の評価を行い、その結果を下記の表1に示した。
ここで、クリーニングブレート端部の摩耗については、摩耗量が25μm未満の場合を○、摩耗量が25〜30μmの場合を△、摩耗量が30μmを超える場合を×で示した。
また、感光体ドラム表面の傷については、目視により評価を行い、感光体ドラム表面に傷が発生していない場合を○、傷が僅かに発生している場合を△、傷の発生が明らかな場合を×、傷が多く発生していた場合を××で示した。
Figure 2009169237
この結果、発泡ローラを感光体ドラムと同方向に移動するように回転させた実験1〜5のものは、発泡ローラを感光体ドラムと逆方向に移動するように回転させた実験6のものに比べて、感光体ドラムの表面に潤滑剤が適切に塗布されて、30万回転させた後における感光体ドラム表面の摩擦係数が低減し、クリーニングブレート端部の摩耗が減少すると共に、感光体ドラム表面の傷の発生も少なくなっていた。
また、発泡ローラを感光体ドラムと同方向に移動するように回転させた実験1〜5のものを比較した場合、感光体ドラムの移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)が1.0以下になった実験1〜4のものは、感光体ドラムの移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)が1.1になった実験5のものに比べて、感光体ドラム表面の摩擦係数が低減して、クリーニングブレート端部の摩耗がさらに減少していた。また、感光体ドラムの移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)が0.3以下になると、感光体ドラム表面に傷が発生しやすくなっていた。
この結果、発泡ローラを感光体ドラムと同方向に移動するように回転させる場合においては、感光体ドラムの移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)を0.3〜1.0の範囲にすることが好ましく、さらに0.7〜1.0の範囲にすることがより好ましいということが分かった。
次に、実験7〜12においては、上記の発泡ローラとして、セルが独立気泡になった発泡ウレタンで構成され発泡弾性層であって、JIS K6400に基づく硬さが100〜200Nの範囲であって、下記の表2に示すように、セル数を15〜320個/25mmの範囲で変更させた各発泡弾性層を形成したものを用いた。
そして、上記の各発泡ローラを感光体ドラムと同方向に移動するように回転させると共に、感光体ドラムの移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)を0.7にし、上記の実験1〜6の場合と同様に、それぞれ感光体ドラムを30万回転させた後、各感光体ドラム表面の摩擦係数を測定し、その結果を下記の表2に示した。
Figure 2009169237
この結果、発泡ローラの発泡弾性層におけるセル数が20個/25mm未満になった実験7のものや、発泡弾性層におけるセル数が300個/25mmを超えた実験12のものにおいては、感光体ドラム表面の摩擦係数が大きくなって、クリーニングブレート端部の摩耗が大きくなった。
このため、上記の発泡弾性層におけるセル数が20〜300個/25mmの範囲になった発泡ローラを用いることが好ましいということが分かった。
次に、実験13〜18においては、上記の発泡ローラとして、セル数が130〜220個/25mmの範囲であって、下記の表3に示すように、JIS K6400に基づく硬さを25〜461Nの範囲で変更させた各発泡弾性層を形成したものを用いた。
そして、上記の各発泡ローラを感光体ドラムと同方向に移動するように回転させると共に、感光体ドラムの移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)を0.7にし、上記の実験1〜6の場合と同様に、それぞれ感光体ドラムを30万回転させた後、前記の第1クリーニング装置に設けられたクリーニングブレート端部の摩耗及び感光体ドラム表面の傷の評価を行い、その結果を下記の表3に示した。
Figure 2009169237
この結果、発泡ローラの発泡弾性層におけるJIS K6400に基づく硬さが38N以下になると、この発泡ローラによって感光体ドラムの表面に潤滑剤が適切に塗布されなくなり、感光体ドラム表面の摩擦抵抗が大きくなって、クリーニングブレート端部の摩耗が増加する一方、発泡弾性層におけるJIS K6400に基づく硬さが431N以上になると、感光体ドラム表面に傷が発生しやすくなった。
このため、上記の発泡弾性層におけるJIS K6400に基づく硬さが40〜430Nの範囲になった発泡ローラを用いることが好ましいということが分かった。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示した概略説明図である。 同実施形態の画像形成装置において、感光体ドラムからトナー像を転写させる位置よりも感光体ドラムの移動方向下流側の位置に、感光体ドラムの表面に残留する残留物を除去する第1クリーニング装置と、感光体ドラムの表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、感光体ドラムの表面に圧接させて潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させる発泡ローラからなる均し部材を設けた状態を示した概略説明図である。
符号の説明
10 感光体ドラム(像保持部材)
11 現像装置
12 帯電装置
13 露光装置
14 ローラ
15 中間転写体
16 一次転写装置
17 二次転写装置
18 送りローラ
19 定着装置
20 第1クリーニング装置
21 クリーニングブレート
30 潤滑剤供給手段
31 ブラシ部材
31a ローラ
31b ブラシ
32 固形潤滑剤
33 押圧手段
40 発泡ローラ(均し部材)
41 ローラ
42 発泡弾性層
50 第2クリーニング装置
51 クリーニングブレード
S 記録媒体

Claims (6)

  1. トナー像を保持して移動する像保持部材からトナー像を転写させる位置よりも像保持部材の移動方向下流側の位置に、転写後の像保持部材の表面に残留する残留物を除去するクリーニング装置と、このクリーニング装置よりも像保持部材の移動方向下流側の位置で上記の像保持部材の表面に潤滑剤粒子を供給する潤滑剤供給手段と、像保持部材の表面に圧接させて上記の潤滑剤粒子を像保持部材の表面に塗布させる均し部材とが設けられた画像形成装置において、上記の均し部材として、外周に発泡弾性層が設けられた発泡ローラを用い、この発泡ローラを上記の像保持部材と接触する位置において像保持部材の移動方向と同方向に移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、上記の発泡ローラの移動速度が上記の像保持部材の移動速度以下であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、上記の像保持部材の移動速度Vpに対する発泡ローラの移動速度Vaの比(Va/Vp)が0.3〜1.0の範囲であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置において、上記の発泡ローラの発泡弾性層におけるセル数が20〜300個/25mmの範囲であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置において、上記の発泡ローラにおける発泡弾性層のJIS K6400に基づく硬さが40〜430Nの範囲であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置において、上記の発泡ローラの発泡弾性層におけるセルが独立気泡であることを特徴とする画像形成装置。
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