JP2009168131A - シール製造方法 - Google Patents

シール製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009168131A
JP2009168131A JP2008006496A JP2008006496A JP2009168131A JP 2009168131 A JP2009168131 A JP 2009168131A JP 2008006496 A JP2008006496 A JP 2008006496A JP 2008006496 A JP2008006496 A JP 2008006496A JP 2009168131 A JP2009168131 A JP 2009168131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
slinger
end side
tip
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008006496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sakaguchi
尚 坂口
Shigeto Otake
成人 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2008006496A priority Critical patent/JP2009168131A/ja
Publication of JP2009168131A publication Critical patent/JP2009168131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】シール切り出し作業を円滑化させてシール分解防止を図ると共に、常に一定の真円度に維持されるスリンガを有するシールの製造方法を提供する。
【解決手段】回転輪に固定される環状のスリンガ4と、当該スリンガに一部摺接するように対向配置され、静止輪に固定される環状のシール本体6とを具備し、スリンガは、その一端側が回転輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されており、シール本体は、その一端側が静止輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されているシール2の製造方法であって、スリンガの一端側は、板材14にプレス加工を施して所定形状に打ち抜くと同時に、打ち抜いた部分の先端部4dの肉厚を他の部分の肉厚よりも薄肉化するプレス打ち抜き工程と、その薄肉化した先端部に塑性加工を施して径方向に曲げる曲げ工程とを経て形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸受内部を軸受外部から密封するためのシールの製造方法に関する。
従来、例えば自動車や鉄道などの各種車両には、その車軸を回転自在に支持する軸受が用いられており、当該軸受には、軸受内部を軸受外部から密封するための種々のシール構造が設けられている。図3(a)には、シール構造の一例としてパックシール2が示されており、当該パックシール2は、複数の転動体(図示しない)を介して相対回転可能に対向配置された内外輪間(図示しない)に圧入して固定されるようになっている。
パックシール2は、回転輪(例えば、内輪)外周に圧入(固定)される断面略L字状を成す環状のスリンガ4と、当該スリンガ4に対向配置され、静止輪(即ち、外輪)内周に圧入(固定)される断面略L字状を成す環状のシール本体6とを備えている。ここで、シール本体6は、その一端側が静止輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されている。かかるシール本体6は、当該シール本体6に沿って延出した断面略L字状を成す環状の芯金8の内周面(スリンガ4に対向する面)に、シール材10を加硫して形成されており、当該シール材10によって複数のシールリップ(参照符号省略)が一体成形されている。この場合、シール材10としては、例えばゴムやエラストマーなどの弾性材を適用することができる。なお、芯金8は、静止輪内周に圧入(固定)される中空円筒部8aと、中空円筒部8aから回転輪内周に向けて径方向に折り返された環状折返部8bとを備えて構成されている。
また、シール本体6には、その一端側のシール基端部8c(具体的には、芯金8(中空円筒部8a)の端部8c)に、シール材10で一体成形されたノーズカスケット6nが設けられている。ノーズカスケット6nは、芯金8の端部(シール基端部)8cを覆うようにシール材10を回し込んで形成されており、その一部が静止輪内周に向けて突出した形状を成している。これにより、シール本体6を静止輪内周に圧入させた状態において、ノーズカスケット6nが静止輪内周に圧接することにより、当該圧入部分の密封性を一定に維持することができる。
一方、スリンガ4は、その一端側が回転輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されている。かかるスリンガ4は、回転輪外周に圧入(固定)される筒状のスリンガ基部4aと、スリンガ基部4aから静止輪内周に向けて径方向に折り返された環状のスリンガ壁部4bとを備えて構成されている。そして、上記シール本体6とスリンガ4とを組み合わせた際、スリンガ4の内周(具体的には、スリンガ基部4aからスリンガ壁部4bに亘る内周(シール本体6に対向する周面))に対してシール材10の一部(各シールリップ)が摺接するようになっている。
この場合、スリンガ4の他端側のスリンガ基端部4c(具体的には、スリンガ壁部4bの端部4c)は、シール本体6の一端側のシール基端部8cに向けて延出し且つ非接触状態に位置決めされ、これに対して、当該スリンガ4の一端側のスリンガ先端部4d(具体的には、スリンガ基部4aの端部4d)は、シール本体6の一端側のシール先端部8d(具体的には、芯金8(環状折返部8b)の端部8d)を越えて延出されている。
なお、スリンガ4の外周(具体的には、スリンガ基端部4cからスリンガ壁部4bに亘る反シール本体6側の外周)には、軸受の回転速度検出用のエンコーダ12が設けられている。エンコーダ12は、スリンガ4の外周に沿って例えば磁性ゴムを円板状に加硫して形成することが可能であり、その円板状表面12sの磁性は、周方向に沿って交互に極性(N極、S極)を反転させて構成されている。
このようなパックシール2によれば、当該パックシール2を回転輪と静止輪との間(即ち、内外輪間)に圧入して固定した状態において、軸受外部への潤滑剤の漏洩防止や軸受内部への異物(例えば、水、塵埃)の浸入防止を図ることができると共に、軸受回転中においてエンコーダ12の極性変化をセンサ(図示しない)で計測することにより、当該軸受の回転速度を正確に検出することができる。
ところで、パックシール2は、軸受の製造ラインにおけるシール組立工程おいて、例えば図3(b)に示すように、複数個(図面では一例として、2個)積層されたパックシール2から矢印S方向に1個ずつ切り出された後、内外輪間に圧入される。このとき、各パックシール2の積層状態によっては、上下に隣接するパックシール2相互の芯金8とエンコーダ12とが、当該エンコーダ12の磁力によって互いに吸着してしまう場合がある。この場合、その吸着力の程度によっては、例えばシール切り出し作業をスムーズ(円滑)に行うことが困難になり、その結果、パックシール2が分解(スリンガ4とシール本体6とが分離)してしまう虞がある。
そこで、例えば特許文献1,2には、このような弊害を防止するための対策が施された各種のパックシールが提案されている。その一例として図4に示されたパックシール2において、スリンガ先端部4dは、シール先端部8dを越えて末広がり状に屈曲(傾斜)させて延出されている。これにより、積層状態において上下に隣接するパックシール2相互の芯金8とエンコーダ12との吸着を防止することで、シール切り出し作業の円滑化やシール分解防止が図られている。
しかしながら、従来のパックシール2では、スリンガ先端部4dを屈曲(傾斜)させることにより、スリンガ4の真円度が低下してしまう場合がある。具体的に説明すると、スリンガ先端部4dを屈曲(傾斜)させる際に、例えばスリンガ先端部4dに加える外力や屈曲(傾斜)角の大きさなどよっては、スリンガ4のスリンガ基部4aに大きな応力が発生する場合がある。この場合、当該応力の程度によっては、スリンガ基部4aが変形し、一定の真円度を維持できなくなってしまう。
そうなると、スリンガ基部4aを回転輪外周に対して隙間無く圧入(嵌合)させることが困難になり、軸受内部の密封性を維持することができなくなってしまう虞がある。例えばスリンガ基部4aと回転輪外周との間に僅かでも隙間があると、そこから軸受内部に異物(例えば、水、塵埃など)が浸入し易くなり、当該異物が軸受内部に浸入した場合には、軸受を長期に亘って安定して動作させ続けることができなってしまう。
特開2006−275145号公報 特開2007−9938号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、シール切り出し作業を円滑化させてシール分解防止を図ると共に、常に一定の真円度に維持されるスリンガを有するシールの製造方法を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、回転輪に固定される環状のスリンガと、当該スリンガに一部摺接するように対向配置され、静止輪に固定される環状のシール本体とを具備し、スリンガは、その一端側が回転輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されており、シール本体は、その一端側が静止輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されているシールの製造方法であって、スリンガの一端側は、板材にプレス加工を施して所定形状に打ち抜くと同時に、打ち抜いた部分の先端部の肉厚を他の部分の肉厚よりも薄肉化するプレス打ち抜き工程と、その薄肉化した先端部に塑性加工を施して径方向に曲げる曲げ工程とを経て形成される。
この場合、プレス打ち抜き工程では、前記打ち抜いた部分の先端部の一方側が薄肉化される。また、プレス打ち抜き工程の終了後、曲げ工程を行う前に、前記打ち抜いた部分の先端部の他方側に削り加工を施して薄肉化する。
このような発明によれば、シール切り出し作業を円滑化させてシール分解防止を図ると共に、常に一定の真円度に維持されるスリンガを有するシールの製造方法を実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係るシール製造方法について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施の形態のシール製造方法に適用するシール構造は、図3(a)に示されたパックシール2の改良であるため、以下、改良部分の説明にとどめる。この場合、上述したパックシール2(図3(a))と同一の構成については、その構成に付された参照符号と同一の符号を本実施の形態に用いた図面上に付すことで、その説明を省略する。
また、かかるシール製造方法は、スリンガ4の一端側のスリンガ先端部4d(具体的には、スリンガ基部4aの端部4d)を製造する点に特化した技術であり、そのほかは、既存の製造方法と同様であるため、以下、当該特化した技術以外の説明は省略する。
図1(a),(b)に示すように、本実施の形態のシール製造方法において、スリンガ4の一端側は、板材14にプレス加工を施して所定形状に打ち抜くと同時に、打ち抜いた部分の先端部4dの肉厚を他の部分の肉厚よりも薄肉化するプレス打ち抜き工程と、その薄肉化した先端部4dに塑性加工を施して径方向に曲げる曲げ工程とを経て形成される。この場合、プレス打ち抜き工程では、前記打ち抜いた部分の先端部4dの一方側が薄肉化される。
ここで、板材14としては、スリンガ4と同質の材料で形成されていれば、任意の形状や大きさのものを適用することができるため特に限定しない。また、プレス加工では、既存のプレス機械を適用することが可能であり、例えば板材14を金型(図示しない)の間に挟み込んだ状態で、金型を相対的に上下動させて板材14を金型表面に押し付けることにより、当該板材14を所定形状に打ち抜くことができる。
一例として図1(a)には、板材14が中空円板状に打ち抜かれた形状が示されており、中空円板状の板材14の中空内周に沿って所定間隔(例えば、等間隔)に断続した複数(図面では4つ)の先端部4dが打ち抜き成形されている。なお、各先端部4dは、完成したスリンガ4におけるスリンガ先端部4dを構成する。
本実施の形態のシール製造方法では、上述のプレス打ち抜き工程において、打ち抜き成形された先端部4dの肉厚が他の部分の肉厚よりも薄肉化される。一例として図1(c)には、薄肉化された先端部4dの断面形状が示されており、これにより、当該先端部4dには、それぞれ、その一方側(例えば、表面側)を他の部分よりも薄肉化して延在させた薄肉片16が形成される。
ここで、プレス打ち抜き工程において、先端部4dの打ち抜き成形と同時に、その一方側(表面側)を薄肉化させる方法としては、例えばプレス機械の金型内において、薄肉化処理を行う箇所に沿って等間隔に凸状部材(図示しない)を介在させ、その状態で双方の金型を圧接する。これにより、薄肉片16を有する先端部4dを打ち抜き成形することができる。なお、当該工程は一例であり、これにより本発明が限定されることは無い。
プレス打ち抜き工程の終了後、曲げ工程が行われる。曲げ工程では、薄肉化した薄肉片16に塑性加工を施して径方向に曲げる処理が行われる。ここで、薄肉片16を径方向に曲げる量や形状(曲げ角)は、例えばパックシール2(スリンガ4)の形状や大きさ、当該パックシール2(スリンガ4)を設置するスペースなどに応じて任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。この場合、薄肉片16を例えば弓形状や円弧形状に湾曲させるようにすれば、複雑な曲げ処理が不要となり、製造効率を向上させることができる。なお、薄肉片16を径方向に曲げる方法は、既存の曲げ機械を使用したり、専用の機械を別途構築したりすることができるが、要するに、薄肉片16を所定量だけ所定形状に曲げることができれば良い。
このような曲げ工程により、図1(b)に示すように、スリンガ先端部4dから径方向に曲げられた薄肉片16を有するスリンガ4が完成する。この後、当該スリンガ4とシール本体6とを互いに組み合わせることにより、単体のパックシール2を完成させることができる。この場合、パックシール2の完成に至るプロセスとしては、上述した実施の形態のほかに、例えばスリンガ4とシール本体6とを互いに組み合わせた後、薄肉片16を径方向に曲げても良い。
ここで、上述した実施の形態のプロセスを採用する場合には、シール本体6(芯金8)のシール先端部8dを越えて薄肉片16を曲げないようにすることが好ましい。例えば図1(b)に示すように、薄肉片16の先端とシール先端部8dとの間に隙間Hが確保されるように、当該薄肉片16の曲げ量や形状(曲げ角)を設定することが好ましい。これにより、スリンガ4とシール本体6とを互いに組み合わせる際に、金属材同士(例えば、スリンガ4と芯金8と)が接触するのを防止することができる。
以上、本実施の形態によれば、プレス打ち抜き工程によってスリンガ先端部4dの打ち抜き成形と同時に薄肉化した薄肉片16を形成し、曲げ工程において当該薄肉片16を径方向に曲げるようにしたことにより、スリンガ4のスリンガ基部4aに発生する応力を低減させることができる。これにより、スリンガ4(スリンガ基部4a)の真円度を常に一定に維持することができる。この場合、スリンガ基部4aを回転輪外周に対して隙間無く圧入(嵌合)させることが可能となり、その結果、軸受内部の密封性を高く維持可能なパックシール2を実現することができる。
また、薄肉化した薄肉片16は、それ自体で弾性を有するため、当該パックシール2を例えば図3(b)のように積層した状態において、上下に隣接するパックシール2相互の芯金8とエンコーダ12との吸着を防止するだけで無く、当該エンコーダ12に対して薄肉片16が弾性的に接触することになる。この場合、例えば複数個のパックシール2を積層した状態で搬送する際に、振動や衝撃が加わった場合でも、それらは弾性を有する薄肉片16によって吸収除去されるため、当該薄肉片16が接触しているエンコーダ12が傷付いたり、摩耗したりすることは無い。
なお、上述した実施の形態では、プレス打ち抜き工程において、先端部4dの打ち抜き成形と同時に、その一方側(表面側)を薄肉化させる場合について説明したが、本発明の他の実施の形態として、一方側(表面側)と他方側(裏面側)の双方を薄肉化させるようにしても良い。このような方法を実現するためには、プレス打ち抜き工程の終了後、曲げ工程を行う前に、前記打ち抜いた部分の先端部4dの他方側に削り加工を施して薄肉化すれば良い。
この場合、先端部4dの一方側(表面側)の薄肉化は、上述した実施の形態と同様のプロセスであるが、当該先端部4dの他方側(裏面側)の薄肉化は、上述した実施の形態とは異なる別のプロセスを経て行われる。例えば一方側(表面側)が薄肉化した先端部4dの他方側(裏面側)に対して、既存の削り機械によって削り加工を施す。これにより、例えば図2(a)に示すように、各先端部4dには、それぞれ、表裏面側を他の部分よりも薄肉化して延在させた薄肉片16が形成される。
このように、表裏面側を薄肉化した薄肉片16では、曲げ工程において、スリンガ4のスリンガ基部4aに発生する応力を更に低減させることができる。この場合、上述した実施の形態(図1(a))のように、先端部4dを中空円板状の板材14の中空内周に沿って断続して打ち抜き成形しなくても良い。例えば図2(b)に示すように、中空円板状の板材14の中空内周に沿って連続した先端部4dを打ち抜き成形し、当該先端部4dの表裏面側を薄肉化させれば良い。
また、上述した実施の形態では、内輪を回転輪とした場合を想定して説明したが、外輪を回転輪とした場合にも本発明のシール製造方法を適用することができる。この場合、プレス打ち抜き工程において、板材14の外周に沿って断続又は連続した先端部を打ち抜き成形し、当該先端部を薄肉化させれば良い。
(a)は、本発明の一実施の形態に係るシール製造方法において、スリンガを成形するための板材が中空円板状に打ち抜かれた形状を示す平面図、(b)は、同図(a)の工程を経て完成したスリンガとシール本体とを組み合わせたパックシールの構成を示す断面図、(c)は、同図(a)のX−X線に沿う断面図。 (a)は、本発明の他の実施の形態に係るシール製造方法によって薄肉化されたスリンガ先端部を一部拡大して示す断面図、(b)は、本発明の他の実施の形態に係るシール製造方法において、スリンガを成形するための板材が中空円板状に打ち抜かれた形状を示す平面図。 (a)は、従来のパックシールの構成を示す断面図、(b)は、複数個積層されたパックシールを1個ずつ切り出している状態を示す断面図。 従来のパックシールの他の構成を示す断面図。
符号の説明
2 パックシール
4 スリンガ
4d スリンガ先端部
6 シール本体
14 板材

Claims (3)

  1. 回転輪に固定される環状のスリンガと、当該スリンガに一部摺接するように対向配置され、静止輪に固定される環状のシール本体とを具備し、スリンガは、その一端側が回転輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されており、シール本体は、その一端側が静止輪に固定され且つ当該一端側に対して他端側が径方向に沿って延出されているシールの製造方法であって、
    スリンガの一端側は、板材にプレス加工を施して所定形状に打ち抜くと同時に、打ち抜いた部分の先端部の肉厚を他の部分の肉厚よりも薄肉化するプレス打ち抜き工程と、その薄肉化した先端部に塑性加工を施して径方向に曲げる曲げ工程とを経て形成されることを特徴とするシール製造方法。
  2. プレス打ち抜き工程では、前記打ち抜いた部分の先端部の一方側が薄肉化されることを特徴とする請求項1に記載のシール製造方法。
  3. プレス打ち抜き工程の終了後、曲げ工程を行う前に、前記打ち抜いた部分の先端部の他方側に削り加工を施して薄肉化することを特徴とする請求項2に記載のシール製造方法。
JP2008006496A 2008-01-16 2008-01-16 シール製造方法 Pending JP2009168131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006496A JP2009168131A (ja) 2008-01-16 2008-01-16 シール製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006496A JP2009168131A (ja) 2008-01-16 2008-01-16 シール製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009168131A true JP2009168131A (ja) 2009-07-30

Family

ID=40969538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008006496A Pending JP2009168131A (ja) 2008-01-16 2008-01-16 シール製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009168131A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018059594A (ja) 密封装置
AR047801A1 (es) Un sello, para el sellado entre componentes de una maquina rotatoria
JP6399471B2 (ja) 密封装置及びその製造方法
JPH08184322A (ja) 軸受の接着固定部構造および固定方法
JP2009168131A (ja) シール製造方法
JP5768334B2 (ja) クラッチレリーズ軸受装置
JP2015096762A (ja) 転がり軸受ユニット
JP3201207U (ja) 密封構造
JP4735801B2 (ja) 密封装置
CN104302418A (zh) 护罩的制造方法及该制造方法中使用的冲压模具
JP2008128397A (ja) 密封装置
JP2009002425A (ja) 密封装置
JP2009103177A (ja) オイルシール
JP2012172710A (ja) 密封装置
JP5267777B2 (ja) 密封装置
JP2009019707A (ja) シール構造及び軸受ユニット
JP5104516B2 (ja) 軸受用密封装置の取付構造
EP2508779A1 (en) Method of producing a seal member
JP6471597B2 (ja) 車輪用軸受装置の製造方法
JP5157849B2 (ja) シールの製造方法
JP2015137738A (ja) エンコーダ付車輪支持用軸受ユニット
JP3768904B2 (ja) ウォーターポンプ軸受シール装置
JPH0988980A (ja) 軸受用シール及びその製造方法
JP2008019985A (ja) 軸受抜け止め構造
JP2003086420A (ja) パルサーリング