JP2009166798A - 自動二輪車のリヤスイングアームおよびその製造方法 - Google Patents

自動二輪車のリヤスイングアームおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】中子の支持精度の向上を図ると共に、中子の砂抜きを容易にした自動二輪車のリヤスイングアームおよびその製造方法を提案する。
【解決手段】リヤスイングアーム17は、左右一対のアーム部20、21と、アーム部20、21を連結する前部連結部22とを備え、一体に鋳造成形される。アーム部20、21と前部連結部22との内部には、それぞれ中空部が形成され、アーム部21と前部連結部22との内部に形成された中空部を連通する連通孔26が形成された隔壁27を有する。アーム部21の車幅方向中心側の側面部21dは肉抜き孔38、39を有し、前部連結部22の前面部22aは肉抜き孔42、43を有する前壁45によって構成され、前部連結部22の後面部22bは肉抜き孔46を有する後壁47によって構成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動二輪車のリヤスイングアームおよびその製造方法に関する。
一般的に、自動二輪車の後輪を懸架する手段としてリヤスイングアームが用いられる。
リヤスイングアームは、その前端部が車体フレームに例えばピボット軸を介して揺動自在に枢着され、自由端部である後端部で後輪を軸支する。
また、リヤスイングアームは、一般に、左右一対のアーム部と、アーム部の前部間に架設された前部連結部とから構成される。アーム部の前端部にはピボット軸支部が設けられる。リヤスイングアームは、ピボット軸支部によってピボット軸を介して車体フレームに枢着される。アーム部の後端部には後輪軸受部が設けられる。後輪軸受部には後輪が回動自在に支持される。
リヤスイングアームの前部連結部には、後輪懸架装置の一端部が取り付けられるブラケットが設けられる。後輪懸架装置の他端部は車体フレームに取り付けられる。
リヤスイングアームの構造例として、特許文献1には前部連結部と、アーム部とが一体に鋳造され、アーム部の下方が開放されたコ字状の横断面形状に形成されたリヤスイングアームが記載されている。
また、特許文献2には後輪に動力を伝達する機構にシャフトドライブ方式が用いられ、前後に開口した筒状に形成された一方のアーム部と前部連結部とが一体に鋳造され、前部連結部に他方のアーム部が溶接されて構成されたリヤスイングアームが記載されている。
特開昭61−215188号公報 特開2003−191886号公報
特許文献1に記載のリヤスイングアームは、アーム部の横断面形状をコ字状にすることによって鋳造成形におけるアーム部の中子を不要にし、リヤスイングアームの成形に要する工数を削減するものである。しかしながら、このような構造のリヤスイングアームでは、横断面形状が閉断面の中空筒状の構造のリヤスイングアームと比較すると、所要の強度および剛性を得るためにアーム部の肉厚を厚くして、横断面積を大きくする必要があり重量が嵩んでしまう。
リヤスイングアームの剛性や重量は自動二輪車の運動性能に大きく影響する。特に高剛性であり、かつ軽量なリヤスイングアームは、ばね下重量の低減にも寄与でき、自動二輪車に高い運動性能を与える。
ここで、横断面形状が閉断面の中空筒状の構造のリヤスイングアームを鋳造で形成する場合、中子を用いた鋳造成形が一般的である。中子はリヤスイングアームの各所に設けられた開口部から覗かせた巾木や中子押さえによって鋳造型内に保持される。
しかしながら、リヤスイングアームの各所に大きな開口部を設けることは、リヤスイングアームの強度および剛性の低下を招く。このため、特許文献2に記載のリヤスイングアームでは、前部連結部とアーム部とを一体に鋳造せず、鋳造成形後に排砂を行った前部連結部に分割して成形したアーム部を溶接で一体にする構成が記載されている。このように構成されたリヤスイングアームでは、部品点数および製造工程が増加し、十分にコストを下げることができない。
また、鋳造成形において中子を保持する巾木や中子押さえの位置精度が悪く不安定、すなわち中子の支持精度が低いと、鋳造成形品の肉厚に偏りがおきて所定の強度および剛性が得られない虞がある。このため、部分的に肉厚が薄くなっても所要の強度が得られるよう余分に肉厚を厚くしていたが、重量増加の要因になっていた。
本発明は、中子の支持精度の向上を図ると共に、中子の砂抜きを容易にした自動二輪車のリヤスイングアームおよびその製造方法を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため本発明に係る自動二輪車のリヤスイングアームでは、前端部が車体フレームに軸支され、後端部には後輪が回転自在に支持される左右一対のアーム部と、前記アーム部を連結する前部連結部とを備え、前記アーム部と前記前部連結部とは、それぞれ中空構造にされて一体に鋳造成形され、少なくとも一方の前記アーム部の中空部は、前記前部連結部の中空部に連通され、前記前部連結部の中空部に連通された中空部を有する前記アーム部は、肉抜き孔を設けられた車幅方向内側の側面部を有し、前記前部連結部は、肉抜き孔を設けられた前面部および後面部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る自動二輪車のリヤスイングアームの製造方法では、前端部を車体フレームに軸支し、後端部には後輪を回転自在に支持する左右一対のアーム部と、前記アーム部を連結する前部連結部とを備えた自動二輪車のリヤスイングアームの上半分を成形する上型と、前記リヤスイングアームの下半分を成形する下型と、少なくとも一方の前記アーム部と前記前部連結部とをそれぞれ中空構造にする一体の中子とを有する鋳型を形成し、前記中子は、前記アーム部の車幅方向内側の側面部に形成する肉抜き孔と、前記前部連結部の前面部および後面部に形成する肉抜き孔とに対応する位置から突設した巾木を有し、前記巾木を前記上型と前記下型との結合面に挟持し、前記リヤスイングアームを一体に鋳造することを特徴とする。
本発明によれば、中子の支持精度の向上を図ると共に、中子の砂抜きを容易にした自動二輪車のリヤスイングアームおよびその製造方法を提供することができる。
本発明に係る自動二輪車のリヤスイングアームの実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図1は、本発明に係るリヤスイングアームが用いられた自動二輪車の実施形態の一例を示す左側面である。
図1に示すように、自動二輪車1は鋼管を主体にしてダブルクレードル型に形成された車体フレーム2を備える。車体フレーム2の前半部(ダブルクレードル部分)には前後2気筒のV型エンジン3が搭載され、車体フレーム2の上部にはV型エンジン3の上方に位置するように燃料タンク4が載置される。燃料タンク4の後方には着座シート5とリヤカウリング6が順次配置される。車体フレーム2の前下部付近に左右一対のステップ7が設けられ、車体フレーム2の前面にはラジエータ8が設置される。
車体フレーム2の前頭部には前輪9を支持するフロントフォーク10がハンドルバー11やフロントカウリング12、フロントフェンダ13等とともに左右回動自在に軸支される。一方、車体フレーム2の中央下部には車幅方向にピボット軸15が架設される。車体フレーム2の後半部には後輪16を支持するリヤスイングアーム17がピボット軸15によって上下回動自在に軸支される。リヤスイングアーム17の基部付近には後輪懸架装置18が設けられる。自動二輪車1の2次減速機構にはシャフトドライブ方式が用いられ、V型エンジン3の出力はトランスミッション19を介して、例えばリヤスイングアーム17の内部に挿通されたドライブシャフト(図示省略)により後輪16に伝達される。
図2および図3は本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す斜視図であり、図4は本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す平断面図であり、図5は本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す縦断面図である。
図2から図5に示した実線矢Zは自動二輪車1の車体前方を示し、実線矢Yは自動二輪車1の車体上方を示し、実線矢Xは自動二輪車1の車体左方を示す。
図2から図4に示すように、リヤスイングアーム17は、左右一対のアーム部20、21と、アーム部20、21を連結する前部連結部22とを備え、アルミニウム合金によって一体に鋳造成形される。アーム部20、21と前部連結部22との内部には、それぞれ中空部が形成される。アーム部20と前部連結部22とは、隔壁25によって区画され、アーム部20の内部の中空部は独立した空間を形成する。アーム部21と前部連結部22とは、アーム部21と前部連結部22との内部に形成された中空部を連通する連通孔26が形成された隔壁27によって区画される。
アーム部20、21の前端部20a、21aには、車体フレーム2に架設されたピボット軸15が挿入されるピボット軸支部28、29が形成される。
アーム部20は、前部開口32と後部開口33とを有する筒形状に形成され、内部にドライブシャフト(図示省略)が収容される。このドライブシャフトの前端部は自在継手(図示省略)を介してトランスミッション19に結合され、後端部は自在継手(図示省略)を介して後輪16を駆動させる駆動側ベベルギア(図示省略)に結合される。アーム部20の後端部20bには、シャフト後部支持部35が取り付けられる。
アーム部21の後端部21bには、後輪軸受部36が形成される。アーム部21の後方部21cには、リヤディスクブレーキ(図示省略)のキャリパ(図示省略)が取り付けられるキャリパ取付部37が形成される。アーム部21の車幅方向中心側の側面部21dは肉抜き孔38、39を有する側壁41によって形成される。
肉抜き孔38、39は、アーム部21に作用する曲げ荷重に対応させて側面部21dの略中立軸である上下方向略中央に配設される。また、肉抜き孔38は、アーム部21と前部連結部22との結合部に近い前方側に配設され、肉抜き孔39は、後輪軸受部36に近い後方側に配設される。肉抜き孔38、39の開口面積は、アーム部21と前部連結部22との結合部に生じる応力集中に対応させて、肉抜き孔38の開口面積よりも肉抜き孔39の開口面積の方がより大きく形成される。
シャフト後部支持部35は、後輪軸受部36とともに後輪16の車軸(図示省略)を支持するとともに、ドライブシャフトの後端部にジョイント部材を介して連結された駆動側ベベルギヤと、この駆動側ベベルギヤに噛み合わされて後輪16にエンジン出力を伝達する被動側ベベルギヤ(図示省略)等を支持する。
前部連結部22の前面部22aは肉抜き孔42、43を有する前壁45によって構成され、前部連結部22の後面部22bは肉抜き孔46を有する後壁47によって構成される。また、前部連結部22の下面部22cには、後輪懸架装置18の一端部が取り付けられるブラケット48が設けられる。後輪懸架装置18の他端部は車体フレーム2に取り付けられる。
肉抜き孔42、43、46は、前部連結部22に作用する曲げ荷重に対応させて前面部22aと後面部22bとのそれぞれの略中立軸である上下方向略中央に配設される。また、肉抜き孔46は、自動二輪車1の車幅方向略中心に配設され、肉抜き孔42、43は、それぞれ車幅方向外側に偏位させて配設される。すなわち、肉抜き孔42、43、46は、前部連結部22の前面部22aと後面部22bとで相互に自動二輪車1の前後方向に重ならないように交互に配設される。
前部連結部22の内部の中空部には、それぞれの肉抜き孔42、43、46の周縁部から自動二輪車1の前後方向に沿ってリブ49が形成される。
このように構成されたリヤスイングアーム17の鋳造行程は公知の方法であり、すなわち砂型である中子(図示省略)が配設された鋳造型(図示省略)のキャビティ内に溶融した金属材料、例えばアルミニウム合金を流し込み、この金属材料が凝固した後に鋳造型からリヤスイングアーム17を取り外す方法である。鋳造型は、リヤスイングアーム17の上半分を成形する上型(図示省略)と下半分を成形する下型(図示省略)とからなる外金型(図示省略)と、アーム部20の中空部を形成するために用いられる第1の中子(図示省略)と、アーム部21と前部連結部22との中空部を形成するために用いられる第2の中子(図示省略)とから構成される。また、型抜き後にリヤスイングアーム17の中空部に残った第1の中子と第2の中子とは崩されて外に排砂される。
ここで、第1の中子の支持孔としては、アーム部20の前部開口32と後部開口33とが用いられる。第1の中子の巾木は、支持孔である前部開口32と後部開口33とが形成される位置から突設され、鋳造型の上型と下型とに挟持される。また、前部開口32と後部開口33とは、型抜き後に第1の中子の排砂孔としても用いられる。
第2の中子の支持孔としては、アーム部21の側面部21dに形成された肉抜き孔38、39と、前部連結部22の前面部22aに形成された肉抜き孔42、43と、前部連結部22の後面部22bに形成された肉抜き孔46とが用いられる。すなわち、第2の中子は、隔壁27に形成された連通孔26を介して略L字状に一体または一体的に形成される。第2の中子の巾木は、支持孔である肉抜き孔38、39、42、43、46が形成される位置から突設され、鋳造型の上型と下型とに挟持される。また、肉抜き孔38、39、42、43、46は、型抜き後に第2の中子の排砂孔としても用いられる(図4中の実線矢A)。
なお、自動二輪車1の2次減速機構はシャフトドライブ方式に限られるものではなく、チェーンドライブ方式やドライブベルト方式であってもよい。その場合、リヤスイングアーム17は、左右一対のアーム部21、21と、アーム部21、21を連結する前部連結部22とを備え、アーム部21、21と前部連結部22とは、アーム部21、21と前部連結部22との内部に形成された中空部を連通する連通孔26が形成された隔壁27によって区画されて構成される。
本実施形態に係るリヤスイングアーム17によれば、アーム部21と前部連結部22との中空部を連通孔26で連通させたことによって、アーム部21と前部連結部22との中空部を成形する第2の中子を一体または一体的に形成することができる。また、アーム部21と前部連結部22とには複数の肉抜き孔38、39、42、43、46を配設したことによって、第2の中子から複数の巾木が鋳造型に突設され、略L字状に形成された第2の中子の並進方向や回転方向の移動が十分に拘束され、第2の中子の支持精度が向上する。また、アーム部20の中空部を成形する第1の中子の巾木は、前部開口32と後部開口33から鋳造型に突設され、略円柱状の第1の中子の並進方向や回転方向の移動が十分に拘束される。
したがって、リヤスイングアーム17の鋳造精度を高めることを可能にし、アーム部20、21と前部連結部22との肉厚は、一定な管理品質を得ることができる。そうすると、リヤスイングアーム17の肉厚を均一化することが容易になって、所要の肉厚を得るために余分に肉厚を厚くする必要がなくなって薄肉化することができ、強度の安定化と軽量化とを図ることができる。
また、特に、アーム部21と前部連結部22との中空部を成形する第2の中子は、複数の肉抜き孔38、39、42、43、46から排砂できるので、鋳造作業の短縮化を図ることができる。
アーム部21と前部連結部22との中空部は、連通孔26を有する隔壁25によって区画されているので、リヤスイングアーム17に作用するねじり荷重によってアーム部21と前部連結部22との接続部に発生する応力の集中を緩和させることができる。
アーム部21と前部連結部22とに形成された肉抜き孔38、39、42、43、46は、それぞれが形成される壁部に作用する曲げ荷重に対応させて略中立軸である上下方向略中央に配設されるので、リヤスイングアーム17の曲げ剛性を極力低下させることなくリヤスイングアーム17の軽量化と、鋳造工程における中子の保持精度の向上に寄与できる。
また、肉抜き孔39の開口面積は、肉抜き孔38の開口面積よりも大きく形成されるので、アーム部21の強度、剛性を適切に確保しつつ、リヤスイングアーム17の軽量化を図ることができる。また、肉抜き孔38、39は、アーム部21の車幅方向中心側の側面部21dに形成されるので、自動二輪車1の外観を損なうことがない。
さらに、肉抜き孔42、43、46は、前部連結部22の前面部22aと後面部22bとで相互に自動二輪車1の前後方向に重ならないように交互に配設されるので、リヤスイングアーム17のねじり剛性を極力低下させることなくリヤスイングアーム17の軽量化と、鋳造工程における中子の保持精度の向上に寄与できる。
したがって、本実施形態に係るリヤスイングアーム17によれば、中子の支持精度の向上を図ると共に、中子の砂抜きを容易にした自動二輪車のリヤスイングアームおよびその製造方法を提供できる。
本発明に係るリヤスイングアームが用いられた自動二輪車の実施形態の一例を示す左側面。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す斜視図。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す斜視図。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す平断面図。 本発明に係るリヤスイングアームの実施形態の一例を示す縦断面図。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 V型エンジン
4 燃料タンク
5 着座シート
6 リヤカウリング
7 ステップ
8 ラジエータ
9 前輪
10 フロントフォーク
11 ハンドルバー
12 フロントカウリング
13 フロントフェンダ
15 ピボット軸
16 後輪
17 リヤスイングアーム
18 後輪懸架装置
19 トランスミッション
20 アーム部
20a 前端部
20b 後端部
21 アーム部
21a 前端部
21b 後端部
21c 後方部
21d 側面部
22 前部連結部
22a 前面部
22b 後面部
22c 下面部
25 隔壁
26 連通孔
27 隔壁
28、29 ピボット軸支部
32 前部開口
33 後部開口
35 シャフト後部支持部
36 後輪軸受部
37 キャリパ取付部
38、39 肉抜き孔
41 側壁
42、43 肉抜き孔
45 前壁
46 肉抜き孔
47 後壁
48 ブラケット
49 リブ

Claims (6)

  1. 前端部が車体フレームに軸支され、後端部には後輪が回転自在に支持される左右一対のアーム部と、
    前記アーム部を連結する前部連結部とを備え、
    前記アーム部と前記前部連結部とは、それぞれ中空構造にされて一体に鋳造成形され、
    少なくとも一方の前記アーム部の中空部は、前記前部連結部の中空部に連通され、
    前記前部連結部の中空部に連通された中空部を有する前記アーム部は、
    肉抜き孔を設けられた車幅方向内側の側面部を有し、
    前記前部連結部は、
    肉抜き孔を設けられた前面部および後面部を有することを特徴とする自動二輪車のリヤスイングアーム。
  2. 前記肉抜き孔は、
    前記アーム部と前記前部連結部とのそれぞれの上下方向略中央に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のリヤスイングアーム。
  3. 前記アーム部の中空部と前記前部連結部の中空部とは、
    連通孔が形成された隔壁によって区画されたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車のリヤスイングアーム。
  4. 前記アーム部の前記側面部は、
    前記アーム部と前記前部連結部の近傍に配設された肉抜き孔と、
    前記アーム部の前記後端部の近傍に配設された肉抜き孔とを有し、
    前記後端部の近傍に配設された前記肉抜き孔は、前記アーム部と前記前部連結部の近傍に配設された前記肉抜き孔よりも大きい開口面積を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の自動二輪車のリヤスイングアーム。
  5. 前記前部連結部の前側面と後側面とに形成されたそれぞれの肉抜き孔は、
    前記自動二輪車の前後方向で互いに重ならないよう交互に配設されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の自動二輪車用リヤスイングアーム。
  6. 前端部を車体フレームに軸支し、後端部には後輪を回転自在に支持する左右一対のアーム部と、前記アーム部を連結する前部連結部とを備えた自動二輪車のリヤスイングアームの上半分を成形する上型と、
    前記リヤスイングアームの下半分を成形する下型と、
    少なくとも一方の前記アーム部と前記前部連結部とをそれぞれ中空構造にする一体の中子とを有する鋳型を形成し、
    前記中子は、
    前記アーム部の車幅方向内側の側面部に形成する肉抜き孔と、
    前記前部連結部の前面部および後面部に形成する肉抜き孔とに対応する位置から突設した巾木を有し、
    前記巾木を前記上型と前記下型との結合面に挟持し、
    前記リヤスイングアームを一体に鋳造することを特徴とする自動二輪車のリヤスイングアームの製造方法。
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