JP2009166430A - インキジェット印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクの設置場所を考慮しつつも装置本体の大型化を招くことなく、作業性の向上と印刷時間の短縮を図れて大量印刷可能なインキジェット印刷装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかるインキジェット印刷装置は、増設タンクとなるインキタンク41a〜41dや廃液タンク40を有する大量給紙可能な給紙装置5を、メインタンクとなるインキタンク47a〜47dや廃棄タンク39を有する装置本体1に対して機械的に連結可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、インキを用紙に噴射して画像を形成するインキジェット印刷装置に関する。
インキジェット印刷装置では、用紙搬送部で給紙部から給紙された用紙を搬送しつつ、インキを噴射するインキジェット印刷部で搬送中の用紙に画像データに応じてインキを噴射することで画像を形成している。また、インキジェット印刷装置では、インキジェット印刷部にインキを供給するインキタンクや、インキジェット印刷部に配置されたインキヘッド部のクリーニング時に排出される廃棄インキを回収する廃液タンクを装置本体内に備えている。
このようなインキジェット印刷装置において、大量の印刷を実行する場合、インキ切れや廃液タンクが満杯になると、インキ補充やインキ廃棄をするために、装置本体を開閉してインキの補充やインキの廃棄、あるいは各タンクの交換作業をするとともに印刷動作を停止することになる。しかし、インキ補充やインキ廃棄のための作業の頻度が多いと、その作業が煩雑になるとともに、装置の停止は印刷時間の延長につながるので好ましいものではなかった。
そこで、装置本体に設けるインキタンクや廃液タンクの容量を大きくすることや、特許文献1に記載のようにインキタンクを装置本体と個別に設けることが考えられる。
特開2006−212846号公報
しかし、インキタンクや廃液タンクの容量を単に大きくするだけでは印刷装置全体の大型化を招くことになる。特にフルカラー印刷が可能な印刷装置においては、少なくともイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインキを備えるため、インキ色数に応じてインキタンクや廃液タンクも多くなるので、装置の大型化が否めなくなる。また、特許文献1のように装置本体と別体にタンクを配置する場合、装置本体の大型化を抑制することは可能となるが、別体にしたタンクの配置場所については考慮されていないので、設置場所が問題となる。
インキジェット印刷装置において大量に印刷をする場合、大量の用紙が必要になるので、大量給紙可能な給紙装置などの大量給紙可能な給紙装置を装置本体に接続して連続給紙枚数を増大させるものがあるが、幾ら給紙可能枚数を多くしても、インキ不足が発生しては装置を停止させなければならず、印刷時間が延長することになる。
用紙へ印刷を実行する場合、給紙部や給紙装置から給紙される用紙の搬送速度と用紙を吸着搬送する用紙搬送部の搬送速度の差により、用紙の搬送位置ずれが懸念される。また、印刷画像の再現性を高めるために、より多くの色のインキを用いて印刷をする場合があるが、このような場合でも、インキ色数の増加はインキタンクの増大につながるので、装置の大型、大量印刷する場合にはタンクの設置場所が問題となり、再現性の高い大量印刷を実現するのは困難であった。
本発明は、タンクの設置場所を考慮しつつも装置本体の大型化を招くことなく、作業性の向上と印刷時間の短縮を図れて大量印刷可能なインキジェット印刷装置を提供することを、その目的とする。
本発明は、タンクの設置場所を考慮し、装置本体の大型化を招くことなく、作業性の向上と印刷時間の短縮を図りつつも、安定した用紙の搬送と大量印刷可能なインキジェット印刷装置を提供することを、目的とする。
本発明は、タンクの設置場所を考慮しつつも装置本体の大型化を招くことなく、作業性の向上と印刷時間の短縮を図りながら再現性が高い大量印刷可能なインキジェット印刷装置を提供することを、その目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項1のインキジェット印刷装置では、増設タンクを有する大量給紙可能な給紙装置を機械的に連結可能としたことを特徴としている。
請求項2のインキジェット印刷装置では、増設タンクがインキヘッド部へインキを供給するインキタンクであることを特徴としている。
請求項3のインキジェット印刷装置では、増設タンクがインキヘッド部から噴射されたインキを回収する廃液タンクであることを特徴としている。
請求項4のインキジェット印刷装置では、装置本体に設けられたメインタンクをさらに有し、装置本体と大量給紙可能な給紙装置とを機械的に連結したときにメインタンクがサブタンクとして機能し、増設タンクがメインタンクとして機能することを特徴としている。
請求項5のインキジェット印刷装置では、メインタンクと増設タンクが、インキが収納されたタンクであり、メインタンク内のインキ残量を検知する第1のエンド検知手段と、増設タンク内のインキ残量を検知する第2のエンド検知手段と、各エンド検知手段の検知結果を表示する表示手段と、装置本体と大量給紙可能な給紙装置とを機械的に連結したときに、第1のエンド検知手段で検知した検知結果をインキのニアエンド情報として表示手段に表示するとともに、第2のエンド検知手段で検知した検知結果をインキのエンド情報として表示手段に表示するように切替え制御する制御手段とを有することを特徴としている。
請求項6のインキジェット印刷装置では、メインタンクと増設タンクとが、インキが回収されるタンクであり、メインタンク内のインキ回収量を検知する第1の満杯検知手段と、増設タンク内のインキ回収量を検知する第2の満杯検知手段と、各満杯検知手段の検知結果を表示する表示手段と、装置本体と大量給紙可能な給紙装置とを機械的に連結したときに、第1の満杯検知手段で検知した検知結果をインキのニア満杯情報として表示手段に表示するとともに、第2の満杯検知手段で検知した検知結果をインキの満杯情報として表示手段に表示するように切替え制御する制御手段とを有することを特徴としている。
請求項7のインキジェット印刷装置では、装置本体と大量給紙可能な給紙装置とを機械的に連結したときに、制御手段が、メインタンクからサブタンクにインキの供給またはインキの回収を切替えることを特徴としている。
請求項8のインキジェット印刷装置では、用紙を1枚ずつ取り出して給送する給紙機構部から給送されてきた用紙を吸着搬送する用紙搬送部と、用紙搬送部で搬送されている用紙に画像を形成するインキジェット印刷部とを備え、インキジェット印刷部よりも用紙搬送方向の上流側で、用紙搬送部に用紙を用紙搬送部との間で挟持するように接触配置されたローラ部材を有することを特徴としている。
請求項9の発明のインキジェット印刷装置では、装置本体に接続される大量給紙可能な給紙装置にインキジェット印刷部を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、インキジェット印刷装置において増設タンクを有する大量給紙可能な給紙装置を機械的に連結して使用することによって、インキジェット印刷装置内に大きな増設タンクを配置しなくてもよく、タンク容量不足によるタンクの交換や機器の停止が従来構造に比べて極めて少なくなり、使い勝手が向上するとともに、印刷時間を低減しながら大量印刷を実現することができる。
本発明によれば、装置本体と大量給紙可能な給紙装置とを機械的に連結したときにメインタンクがサブタンクとして機能し、増設タンクがメインタンクとして機能する装置を提供することができる。
本発明によれば、装置本体と大量給紙可能な給紙装置とを機械的に連結したときに、制御手段が、メインタンクからサブタンクにインキの供給またはインキの回収を切替えるので、メインタンク内のインキ容量が低下した場合や、回収インキ量が多い場合でも、サブタンクで回収することができ、タンク容量不足によるタンクの交換や機器の停止が従来構造に比べて極めて少なくなり、使い勝手が向上するとともに、より印刷時間を低減した大量印刷を実現することができる。
本発明によれば、用紙を1枚ずつ取り出して給送する給紙機構部から給送されてきた用紙を吸着搬送する用紙搬送部で搬送されている用紙に画像を形成するインキジェット印刷部よりも用紙搬送方向の上流側で、用紙搬送部に用紙を用紙搬送部との間で挟持するようにローラ部材を接触配置するので、用紙を吸着搬送するときに用紙の搬送位置がずれを抑制することができ、印刷画像のずれを防止でき、良好な印刷画像を得られる。
本発明によれば、装置本体に接続される大量給紙可能な給紙装置にインキジェット印刷部を設けたので、インキジェット印刷装置内に大きな増設タンクを配置しなくてもよく、タンク容量不足によるタンクの交換や機器の停止が従来構造に比べて極めて少なくなり、使い勝手が向上するとともに、印刷時間の短縮を図りながら再現性が高い大量印刷を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用可能なインキジェット印刷装置を示す。インキジェット印刷装置は、インキジェット印刷部2、用紙Pを給紙する給紙部3、用紙搬送部となるインキジェット印刷搬送部4、両面反転排紙部6、画像読取部7、メインタンクとなる複数のインキタンク47a〜47d、メインタンでありインキ回収タンクとなる廃液タンク39、制御手段8、操作パネル9を備えている。図1においては、装置本体1の下部1Cに大量給紙可能な給紙装置となるバンク給紙装置5が装着されている。
装置本体1の略中央に配設されたインキジェット印刷部2は、ライン型インキジェットプリンタヘッドが4色分配置されたインキヘッド部42を備えている。インキヘッド部42は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインキをそれぞれ噴射する専用噴射ヘッド42a〜42dを備えている。インキタンク47a〜47dは専用噴射ヘッド42a〜42d(インキヘッド部42)に供給するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインキがそれぞれ収納されている。インキタンク47a〜47dと専用噴射ヘッド42a〜42gとは、図2に示すようにインキ搬送パイプ20a〜20dでそれぞれ連結されている。本形態において、インキタンク47a〜47dから専用噴射ヘッド42a〜42gの間には、インキタンク47a〜47d内のインキを吸い上げるインキ供給ポンプ21a〜21dがそれぞれ配置されている。インキ供給ポンプ21a〜21dとしては、インキタンク47a〜47d、インキ搬送パイプ20a〜20dあるいは専用噴射ヘッド42a〜42gの何れに装着してあればよい。
インキジェット印刷部2には、インキヘッド部42のクリーニング時に発生する廃棄インキを集めるインキ貯留部11が設けられていて、このインキ貯留部11と廃液タンク39とは廃液管40を介して接続されている。廃液タンク39または廃液管40には、インキ貯留部11に貯留した廃棄インキを廃液タンク39へ搬送するインキ回収ポンプ22が装着されていて、このモータが駆動することでインキ貯留部11に貯留された廃棄インキが廃液タンク39へ回収されるように構成されている。
廃液タンク39とインキタンク47a〜47dは、インキジェット印刷部2よりも用紙搬送方向下流側に位置する装置本体1内の空間部に、インキジェット印刷部2と並列に配置されている。本形態において、廃液タンク39とインキタンク47a〜47dは、装置本体1に対して着脱自在に支持されていて交換可能とされている。これらインキジェット印刷部2による画像形成動作は図3に示す印刷駆動部81の作動によって行われる。
装置本体1の上部には、画像読取部7が配設されている。画像読取部7は、原稿を載置するコンタクトガラス72、コンタクトガラス72に対して接離自在に設けられた圧板71、原稿画像を走査して読み取る図示しない反射ミラー及び図示しない蛍光灯、走査された原稿画像を集束するレンズ73、集束された画像を処理するCCD等の画像センサ74、原稿のサイズを検知する複数の原稿サイズ検知センサ75、読み取られた画像データを記憶する画像メモリ76等を有する周知の構成であり、原稿画像の読取動作は図3示す読取駆動手段82の作動によって行われる。本形態においては、インキジェット印刷装置は、図示しないパソコンとも接続可能であって、このパソコンから送信される画像データを画像メモリ76に記憶して、当該画像データに基づく印刷も可能とされている。
インキヘッド部42の下方には、インキジェット印刷搬送部4が給紙部3と両面反転排紙部6の間に配置されている。インキジェット印刷搬送部3は、一方が駆動ローラ43a、他方が従動ローラ43bで構成された複数のローラ間に用紙搬送部材としての多孔性の無端ベルト45が巻き掛けられているとともに、無端ベルト45の下方に吸引ファン46が配置されており、駆動ローラ43aと吸引ファン46が駆動されることで、給紙部3から給紙された用紙Pを無端ベルト46に吸引しながら両面反転排紙部6まで搬送するように構成されている。インキジェット印刷搬送部3による用紙搬送動作は図3に示す搬送駆動部83の作動によって行われる。
インキジェット印刷搬送部3の上流となる装置本体1の右側には給紙部3が配設されている。給紙部3は、装置本体1に昇降可能に設けられ用紙Pが積載される給紙トレイ31と、給紙トレイ31が上昇したときに最上位の用紙Pと接触して用紙Pを給紙する給紙コロ32aと給紙コロ32aで給紙された用紙Pを一枚に分離する周知の分離コロ32bと分離パット32cで構成された給紙機構部とレジストローラ対44を備えている。給紙コロ32aと分離コロ32bは回転駆動されることで、給紙台31上の用紙Pを順次給紙するように構成されている。レジストローラ対44は分離コロ32bと従動ローラ43bの間に配置されていて、給紙トレイ31から給紙された用紙Pをインキジェット印刷部2による画像形成タイミングに合わせてインキヘッド部42の下方に位置するインキジェット印刷搬送部3に給送するタイミングで、回転駆動するように構成されている。
分離コロ32bとレジストローラ対44の間に形成された給紙搬送路35には、装置本体1内で上下方向に形成された連結搬送路36の一端が接続されている。この連結搬送路36は、その他端が装置本体1の下部1Cに開口していて、装置本体1の下部1Cに連結可能なバンク給紙装置5が、装置本体1の下部1Cに連結された際に、同装置から給紙された用紙Pの搬送経路として機能する。これら給紙部3による用紙搬送動作は図3に示す給紙駆動部84の作動によって行われる。
両面反転排紙部6は、装置本体1の左側面1Bに配置された排紙トレイ61と、インキジェット印刷搬送部3で搬送される印刷後の用紙Pを反転載置する反転載置部62、印刷後の用紙Pを反転させずに排紙トレイ61へ搬送する排紙搬送路63、印刷後の用紙Pを反転載置部62へ搬送する反転搬送路64、両面印刷時に反転載置部62から連結搬送路36を介して再度給紙搬送路35へ片面印刷された用紙Pを搬送する両面搬送路65、両面搬送路65から分岐して搬送路63とつながる反転排紙搬送路66、搬送路63と反転搬送路64の分岐部と、両面搬送路65と反転排紙搬送路66との分岐部にそれぞれ設けられ、その位置が切替えられる切替爪67,68とを備えている。
両面反転排紙部6では、片面印刷がオペレータによって選択されると、インキジェット印刷搬送部3と排紙搬送路63とを連通するように切替爪67の位置を切替え、両面印刷や反転排紙印刷が選択されると、インキジェット印刷搬送部3と反転搬送路64とを連通するように切替爪67の位置を切替えられる。両面印刷が選択されている場合には、反転載置部62と両面搬送路65とが連通するように切替爪68の位置が切替えられ、反転排紙印刷が選択されている場合には反転載置部62と反転排紙搬送路66とが連通するように切替爪68の位置が切替えられる。両面反転排紙部6の各搬送路には、複数の搬送ローラ対が配設されていて、各搬送路に導入された用紙Pを挟持して搬送するように構成されている。このような両面反転排紙部6による用紙搬送動作は図3に示す反転排紙駆動部85の作動によって行われる。
画像読取部7の右部には操作パネル9が配設されている。操作パネル9は、図4に示すように、モード選択キー90、印刷スタートキー91、試し印刷キー92、クリア/ストップキー93、テンキー94、エンターキー95、プログラムキー96、モードクリアキー97、装置接続キー98、セグメントLEDからなる表示装置99、液晶画面で構成された表示装置100等を有している。
モード選択キー90は、印刷モードを選択する複数のモード選択キーを備え、何れかのキーが押下されると、押下されるキーに対応する印刷モードが設定される。本形態では片面印刷と両面印刷と反転排紙の何れかの印刷モードが設定可能とされている。印刷スタートキー91はインキジェット印刷装置に印刷動作を行わせる際に押下され、インキジェット印刷装置が印刷待機状態となり各種印刷条件が設定された後に印刷スタートキー91が押下されることにより印刷動作が行われる。
試し印刷キー92はインキジェット印刷装置に試し印刷を行わせる際に押下され、各種条件が設定された後に試し印刷キー92が押下されることにより1枚だけ印刷が行われる。クリア/ ストップキー93はインキジェット印刷装置の動作を停止させる際あるいは置数のクリア時に押下され、テンキー94は数値入力に用いられる。エンターキー95は各種設定時に数値等を設定する際に、プログラムキー96はよく行う操作を登録したりそれを呼び出したりする際にそれぞれ押下され、モードクリアキー97は各種のモードをクリアして初期状態に戻す際に押下される。装置接続キー98は、装置本体1に対して後述する給紙装置や排紙装置を連結する際に押下され、この装置接続キー98が押下されることにより、インキジェット印刷装置は連結された給紙装置や排紙装置との間で各種情報を通信し、連結された装置を制御手段8の制御下で作動可能とする。給紙装置や排紙装置との連結面となる装置本体1の右面1Aと左面1Bと下面1Cには、各装置との通信端子101,102,103がそれぞれ配備されている。表示装置99は、主に印刷枚数等の数字を表示し、表示装置100は階層表示構造となっており、ここでは、各種スイッチやインキジェット印刷装置の状態や警告内容が表示される。
制御手段8は、CPU86,ROM87,RAM882を有する周知のマイクロコンピュータで構成されていて、印刷駆動部81、読取駆動部82、搬送駆動部83、給紙駆動部84、反転排紙駆動部85、及びインキ供給ポンプ21a〜21dとインキ搬送パイプ22が信号線を介して接続されている。ROM87には、片面印刷、両面印刷、反転排紙印刷などの各印刷モードと、各印刷モードが選択されたときの動作プログラムが予め記憶されていて、選択された印刷モードに対応した動作プログラムをRAM132で展開して各駆動部を作動するように構成されている。
本形態において、制御手段8には、インキタンク47a〜47d内のインキ残量を検知する第1のエンド検知手段となるインキ残量検知センサ147a〜147dと、廃液タンク39内のインキ回収量を検知する第1の満杯検知手段となる満杯検知センサ139とが信号線を介して接続されている。インキ残量検知センサ147a〜147dはインキタンク47a〜47dに、満杯検知センサ139は廃液タンク39にそれぞれ装着されている。
制御手段8では、インキタンク47a〜47d内のインキが消費されてインキ残量検知センサ147a〜147dがその状態を検知すると、インキ残量がないことを示すエンド情報として表示装置100にその内容を表示するように表示装置100を制御する機能と、廃液タンク39に回収したインキ量がタンク許容量となり、その状態が満杯検知センサ139によって検知されると満杯情報として表示装置100はその内容を表示するように表示装置100を制御する機能を備えている。
このような構成のインキジェット印刷装置単独の場合の動作を説明する。
インキジェット印刷装置の印刷形態としては、図示しないパソコンから送信された画像データに基づくインキジェット印刷を行うプリンター動作と、画像読取部7にセットされる原稿からのインキジェット印刷装置による複写動作の場合があるが、ここでは原稿からのインキジェット印刷装置による複写の説明をする。
インキジェット印刷装置では、操作パネル9上で印刷設定を行ってから、印刷スタートキー91が押下されることにより印刷動作が行われる。印刷動作は、給紙トレイ31上に印刷に使用される用紙Pを積載し、圧板71を開放してコンタクトガラス72上に印刷すべき原稿を載置した後、再び圧板71を閉じる。その後、操作パネル9上の各種キーによって印刷条件を設定した後、印刷スタートキー91を押下する。
印刷スタートキー91が押下されると、給紙トレイ31に設けた用紙サイズ検知センサ37から用紙サイズ検知信号が、また原稿サイズ検知センサ75から原稿サイズ検知信号がそれぞれ制御手段8に送られる。信号を受けた制御手段8は各信号を比較し、用紙サイズと原稿サイズとが同じ場合は直ちに画像読取動作が行われ、用紙サイズと原稿サイズとが異なる場合は、制御手段8はその旨を表示装置9に表示してオペレータに注意を促す。
用紙サイズと原稿サイズとが異なる場合には、制御手段8からの指令で自動的に拡大または縮小の変倍を行い、原稿サイズと画像サイズとを整合させるように構成してもよい。印刷スタートキー91が押下されると、画像読取部7では原稿画像の読取動作が行われる。原稿画像の読み取りは、図示しない蛍光灯によって露光された反射光を図示しない各反射ミラーによって反射することにより行われ、読み取られた原稿画像はレンズ73で集束された後に画像センサ74に入射されて光電変換される。光電変換された電気信号は図示しないA/D変換器に入力された後、画像メモリ76内に画像データ信号として格納される。
また、給紙駆動部84が駆動されることで、給紙トレイ31から用紙Pがレジストローラ対44へと給紙され、搬送駆動83が駆動されることで無端ベルト45が図1において反時計周りに回転するとともに吸引ファン46が作動して無端ベルト45に吸引作用が与えられ、用紙Pが無端ベルト45に吸着されて搬送される。
この搬送時に画像メモリ76に画像データ信号として格納したデータをライン型インキジェット用の4色データに分解し、インキジェット印刷部2の専用噴射ヘッド42a〜42dに色分解したデータを色ごとに送信し、専用噴射ヘッド42a〜42dから各色のインキを噴射して用紙Pにカラー画像を印刷する。印刷された用紙Pは、反転排紙駆動部85の作動によって動作している両面反転排紙部6へと搬送される。
このとき、両面印刷モードが設定されている場合には、インキジェット印刷搬送部3と反転搬送路64とを連通するように切替爪67の位置を切替えられるとともに、反転載置部62と両面搬送路65とが連通するように切替爪68の位置が切替えられ、片面印刷された用紙Pは一旦反転載置部62に導入される。そして、反転載置部62から両面搬送路65、連結搬送路36を介して再度給紙搬送路35へ搬送されて裏面側への印刷が行われる。両面印刷された用紙Pは、切替爪67の切替動作によってインキジェット印刷搬送部3と連通する排紙搬送路63を通って排紙トレイ61へ搬送されて排紙される。
反転排紙印刷モードが設定されている場合には、インキジェット印刷部2で片面印刷された用紙Pは、一旦反転載置部62に導入されたのち、切替爪68の切替動作によって反転載置部62から転排紙搬送路66へと案内されて排紙搬送路63を介して排紙トレイ61へ搬送されて排紙される。片面印刷モードが設定されている場合には、インキジェット印刷部2で片面印刷された用紙Pは、そのまま排紙搬送路63を介して排紙トレイ61へ搬送されて排紙される。このような各印刷モードに基づく印刷動作は、それぞれ設定印刷枚数になるまで継続され、設定印刷枚数になると印刷動作が停止する。
一方、インキ残量検知センサ147a〜147dや満杯検知センサ139が、各インキタンクや廃液タンク39内のインキ量を検知すると、その内容がそれぞれ操作パネル9の表示装置100に表示される。オペレータは表示手段100に表示された内容に応じて、適宜インキタンクの交換作業や廃液タンク39の交換作業又は廃棄作業を行う。
次に、インキジェット印刷装置に給紙装置や排紙装置が連結された場合について説明する。
図1に示すように、装置本体1の下部1Cにはバンク給紙装置5が機械的に連結される。バンク給紙装置5の筐体51の内部には、用紙Pを収納した複数の用紙貯蔵部52a,52b,52c,52bが設けられている。用紙貯蔵部52b,52c,52bの右方には、各用紙貯蔵部から用紙Pを給紙する給紙ローラと分離ローラを備えた給紙機構部53b,53c,53dと、給紙された用紙Pをインキジェット印刷装置の連結搬送部36へ搬送する搬送路54が設けられている。これら給紙機構部53b,53c,53dは、図5に示すバンク給紙駆動部55が作動することで、用紙動作が行われる。
筐体51には、インキジェット印刷装置にバンク給紙装置5が機械的に連結されたときに通信端子103と連結される通信端子104を備えている。通信端子104には、バンク給紙駆動部5へ電力を供給するとともに、そのバンク給紙駆動部55の作動を制御するバンク制御部56と通信線を帰して接続されている。バンク制御部56は信号線を介して通信端子104と接続されている。
本形態において、バンク給紙装置5には、増設タンクとなる複数のインキタンク41a〜41dと増設タンクとなる廃液タンク40とが、用紙貯蔵部52b,52c,52bの左側に形成されている空間部に配置されている。インキタンク41a〜41dには、インキタンク47a〜47dと同様、専用噴射ヘッド42a〜42dに供給するインキが収納されている。
インキタンク41a〜41dは、図6に示すように、装置本体1とバンク給紙装置5とが連結されたときに、インキ搬送パイプ22を介してインキジェット印刷装置の専用噴射ヘッド42a〜42dとそれぞれ連結するように構成されている。インキタンク41a〜41dまたはインキ搬送パイプ22a〜22dの何れかには、インキタンク41a〜41d内のインキを吸引するインキ供給ポンプ24a〜24dが設けられている。
廃液タンク40は、インキジェット印刷装置とバンク給紙装置5とが連結されたときに、廃液管23を介してインキジェット印刷装置の廃液タンク39と連結するように構成されている。廃液タンク40には、廃液タンク39のインキを回収するインキ回収ポンプ26が設けられている。
インキタンク41a〜41dにはタンク内のインキ残量を検知する第2のエンド検知手段となるインキ残量検知センサ27a〜27dが設けられ、廃液タンク40にはタンク40内のインキ回収量を検知する第2の満杯検知手段となる満杯検知センサ28とがそれぞれ設けられている。これらインキ残量検知センサ27a〜27dと満杯検知センサ28とは、図5に示すように信号線を介してバンク制御部56と接続されている。
バンク制御部56は、周知のコンピュータで構成されていて、バンク給紙駆動部55、インキ供給ポンプ24a〜24d及びインキ回収ポンプ26も信号線を介して接続されている。バンク制御部56には、インキジェット印刷装置とバンク給紙装置5とが連結されて通信端子103と通信端子104とが連結すると、制御手段8と接続して電源供給を受けるとともに、制御手段8からの制御信号に基づいてバンク給紙駆動部55を作動するように構成されている。
本形態において、制御手段8は、インキジェット印刷装置とバンク給紙装置5とが連結されて通信端子103と通信端子104とが連結して装置接続キー98が操作されると、バンク制御部56を制御してバンク給紙駆動部55の作動を制御するとともに、インキ残量検知センサ27a〜27dと満杯検知センサ28からの情報を受け取る。また、制御手段8は、装置本体とバンク給紙装置5とが機械的に連結されたときに、インキ残量検知センサ147a〜147dで検知した検知結果をインキのニアエンド情報として表示手段100に表示するとともに、インキ残量検知センサ27a〜27dで検知した検知結果をインキのエンド情報として表示手段100に表示するように切替え制御する機能と、満杯検知センサ139で検知した検知結果をインキのニア満杯情報として表示手段100に表示するとともに、満杯検知センサ28で検知した検知結果をインキの満杯情報として表示手段100に表示するように切替え制御する機能を備えている。
バンク制御部56は、通信端子103と通信端子104とが連結すると、バンク給紙装置5の用紙サイズ、用紙搬送状態、用紙有無などの情報を、通信端子104、103を介して制御手段8に送信するとともに、インキジェット印刷装置側での給紙選択や給紙開始などの信号を受信するように構成されている。
本形態において、制御手段8は、インキジェット印刷装置とバンク給紙装置5とを機械的に連結すると、インキジェット印刷装置側のインキ供給ポンプ21a〜21dやインキ回収ポンプ22a〜22dの機能を停止し、バンク給紙装置5に設けたインキ供給ポンプ24a〜24dとインキ回収ポンプ26とを機能させるように、ポンプの切換えを行う機能を備えている。
つまり、本形態においては、メインタンクである装置本体1のインキタンク41a〜41dや廃液タンク39がサブタンクとして機能し、増設タンクとなるバンク給紙装置5側のインキタンク41a〜41dや廃液タンク40がメインタンクとして機能するように切替えられる。
このような構成のバンク給紙装置5が連結されたときに動作について説明する。
装置本体1に対してバンク給紙装置5を機械的に連結すると、通信端子103と通信端子104が連結される。そして図4に示す装置連結キー98が押下されると、制御手段8がバンク制御部56と通信し、インキ残量検知センサ27a〜27dで検知した検知結果と満杯検知センサ28で検知した検知結果や用紙サイズ情報を取込む。
そして、インキジェット印刷装置で選択した用紙Pがバンク給紙装置5にある場合、該当する用紙貯蔵部52b,52c,52bの何れかの給紙機構部53b,53c,53dを動作すべく、バンク給紙駆動部55を作動する。バンク給紙駆動部55が作動すると、該当する用紙Pが搬送路54、連結搬送部36を介して搬送路35へと搬送される。搬送された用紙Pはレジストローラ対44へと搬送されるとともに、上述のように搬送駆動83が駆動されることで無端ベルト45が図1において反時計周りに回転するとともに吸引ファン46が作動して無端ベルト45に吸引作用が与えられ、用紙Pが無端ベルト45に吸着されて搬送される。
この搬送時に、専用噴射ヘッド42a〜42dには画像メモリ76に画像データ信号として格納したデータを、ライン型インキジェット用の4色データに分解されて色ごとに送信され、このデータに基づき専用噴射ヘッド42a〜42dでは各色のインキを噴射して用紙Pに画像を印刷する。印刷された用紙Pは、反転排紙駆動部85の作動によって動作している両面反転排紙部6へと搬送され、最終的には排紙トレイ61上に排紙される。
本形態においては、インキジェット印刷装置とバンク給紙装置5とが機械的に連結されると、図6に示すように、インキタンク41a〜41dと専用噴射ヘッド42a〜42dとがインキ搬送パイプ22a〜22dを介してそれぞれ連結され、廃液タンク40と廃液タンク39が廃液管23を介してそれぞれ連結されるので、装置本体1のインキタンク47a〜47dや廃液タンク39の大きさを変更すること無く、インキタンク41a〜41dと廃液タンク40の容量分だけ、その容量を大きく増やすことができる。この結果、インキジェット印刷装置内に大きな増設タンクを配置しなくてもよく、タンク容量不足によるタンクの交換や機器の停止が従来構造に比べて極めて少なくなり、使い勝手が向上するとともに、印刷時間を低減しながら大量印刷を実現することができる。
また、インキジェット印刷装置とバンク給紙装置5とが機械的に連結されると、インキジェット印刷装置側のインキ供給ポンプ21a〜21dとインキ回収ポンプ22a〜22dの機能が停止し、バンク給紙装置5に設けたインキ供給ポンプ24a〜24dとインキ回収ポンプ26とが機能するので、専用噴射ヘッド42a〜42dに対してはインキタンク41a〜41dからインキを供給で、廃液タンク39からは廃液タンク40へ廃棄インキを回収することができる。
本形態では、増設タンクとなるインキタンク41a〜41dにインキ供給ポンプ24a〜24dを設けたが、インキ供給ポンプ24a〜24dを配置しないで、専用噴射ヘッド42a〜42dがインキを消費した時にインキタンク41a〜41dからインキを吸い上げるシステムとしてもよい。さらにインキタンク41a〜41dには、図6に示すように、インキ供給ポンプ24a〜24dを配置したが、インキ供給ポンプ24a〜24dを配置しないで専用噴射ヘッド42a〜42dにインキ供給ポンプ24a〜24dを配置し、制御手段8からの信号によりインキ供給ポンプ24a〜24dを動作させてインキタンク41a〜41dからインキを吸い上げるシステムとしてもよい。
あるいは、図7に示すように、インキタンク41a〜41dを専用噴射ヘッド42a〜42dではなく、インキタンク47a〜47dとインキ供給ポンプ24a〜24dを有するインキ搬送パイプ22a〜22dを介して接続し、インキタンク47a〜47dに対する補助タンクとしてインキを補充する形態としても良い。
本形態では、増設タンクとなる廃液タンク40または廃液管23にインキ回収ポンプ26を設け、このポンプを作動することで廃液タンク39から直接、廃棄インキを廃液タンク40で回収するようにしたが、廃液タンク40とインキ貯留部11とをインキジェット印刷装置とバンク給紙装置5とが機械的に連結されると廃液管25で接続するようにし、廃液管25にインキ回収ポンプ26を設け、直接インキ貯留部11の廃棄インキを廃液タンク40へ回収するようにしてもよい。あるいは、廃液タンク40又は廃液管23,25にインキ回収ポンプ26を配置しないで、廃液タンク39からの廃液インキを直接増設廃液タンク40に流すシステムとしても良い。
本形態では、装置本体1とバンク給紙装置5とを機械的に連結したときに、インキタンク47a〜47d内のインキ残量を検知するインキ残量検知センサ147a〜147dで検知した検知結果をインキのニアエンド情報として表示手段100に表示し、インキタンク41a〜41d内のインキ残量を検知するインキ残量検知センサ27a〜27dで検知した検知結果をインキのエンド情報として表示手段100に表示するように切替え制御するので、単独ではインキ残量を検知するエンド検知手段でインキのニアエンド検知とエンド検知を行える。
また、装置本体1とバンク給紙装置5とを機械的に連結したときには、満杯検知センサ139で検知した検知結果をインキのニア満杯情報として表示手段100に表示し、満杯検知センサ28で検知した検知結果をインキの満杯情報として表示手段100に表示するように切替え制御するので、単独ではインキ回収量を検知する検知するエンド検知手段でインキのニア満杯検知と満杯検知を行える。
図8、図9は、装置本体1の右側に機械的に連結される大量給紙可能な給紙装置150の一形態を示す。この給紙装置150は、用紙Pを大量に積載可能な積載部151と、積載部151の用紙Pを1枚ずつ取り出して給送する給紙機構部152と、給紙機構部152から給送されてきた用紙Pを吸着して搬送する用紙搬送手段となる給紙側搬送手段153と、給紙側搬送手段153で搬送されている用紙Pに画像を形成するインキジェット印刷部154と、インキジェット印刷部154で印刷をされた用紙Pを装置本体1のインキジェット搬送部4へ搬送する中間搬送部155と、バンク給紙装置5と同様の、増設タンクとなる複数のインキタンク241a〜241dと増設タンクとなる廃液タンク240とが筐体150Aに配置されている。
積載部151は、筐体150Aの右方寄りに配置されていて、用紙Pが積載される多色印刷装置給紙台162とサイドフェンス163を備えている。多色印刷装置給紙台162は図示しない上昇機構によって下限位置から上限位置まで用紙Pを積載して上下移動可能とされている。大量印刷装置給紙台162には、用紙サイズ検知センサ161が配置されていて、この給紙台162に積載される用紙サイズを検知可能とされている。
給紙機構部152は、多色印刷装置給紙台162の上方に配置されていて、多色印刷装置給紙台162上の用紙Pを1枚ずつに分離して給紙する給紙ローラ152aと分離ローラ152b、分離パット152cを備えていて、図9に示す給紙駆動部156が作動することで、給紙動作が行われる。
給紙側搬送手段153は、一方が駆動ローラ143a、他方が従動ローラ143bで構成された複数のローラ間に用紙搬送部材としての多孔性の無端ベルト143cが巻き掛けられているとともに、無端ベルト143cの下方に吸引ファン145aが配置されており、駆動ローラ143aと吸引ファン145aが駆動されることで、大量多色印刷装置給紙台162から給紙された用紙Pを無端ベルト143cで吸引しながら中間搬送部155まで搬送するように構成されている。
中間搬送部155は、一方が駆動ローラ144a、他方が従動ローラ144bで構成された複数のローラ間に用紙搬送部材としての多孔性の無端ベルト144cが巻き掛けられているとともに、無端ベルト144cの下方に吸引ファン145bが配置されており、駆動ローラ144aと吸引ファン145bが駆動されることで、給紙側搬送手段153から搬送されてくる印刷済みの用紙Pを無端ベルト144cで吸引しながらインキジェット印刷搬送部3まで搬送するように構成されている。給紙側搬送手段153及び中間搬送部155による用紙搬送動作は図9に示す大量給紙搬送駆動部157の作動によって行われる。
インキジェット印刷部154は、ライン型インキジェットプリンタヘッドが4色分配置されたインキヘッド部242を備えている。インキヘッド部242は、インキヘッド42とは異なる特別色1となる淡いマゼンタ,特別色2となる淡いシアン、特別色3と特別色4の4色のインキをそれぞれ噴射する専用噴射ヘッド242a〜242dを備えている。
本形態において、インキタンク241a〜241dは、専用噴射ヘッド242a〜242d(インキヘッド部242)に供給する特別色1〜特別色4のインキがそれぞれ収納されている。インキタンク241a〜241dと専用噴射ヘッド242a〜242gとは、図11に示すインキ搬送パイプ220a〜220dでそれぞれ連結されている。本形態において、インキタンク241a〜241dから専用噴射ヘッド242a〜242gの間には、インキタンク241a〜241d内のインキを吸い上げるインキ供給ポンプ221a〜221dがそれぞれ配置されている。インキ供給ポンプ221a〜221dとしては、インキタンク241a〜241d、インキ搬送パイプ220a〜220dあるいは専用噴射ヘッド242a〜242gの何れに装着してあればよい。
インキジェット印刷部154には、インキヘッド部242のクリーニング時に発生する廃棄インキを集めるインキ貯留部211が設けられていて、このインキ貯留部211と廃液タンク244とは廃液管240を介して接続されている。廃液タンク244または廃液管240には、インキ貯留部211に貯留した廃棄インキを廃液タンク244へ搬送するインキ回収ポンプ222が装着されていて、このモータが駆動することでインキ貯留部211aに貯留された廃棄インキが廃液タンク244へ回収されるように構成されている。また、本形態において廃液タンク244には、装置本体1に給紙装置150が機械的に連結されたときに廃液タンク39あるいはインキ貯留部11から廃棄インキを回収するインキ回収ポンプ20と連通する廃液管340が設けられている。
インキタンク241a〜241dは、図8に示すように積載部151よりも用紙搬送方向下流側で、インキジェット印刷部242の下方に位置する筐体150Aの空間部に並列に配置されていて、廃液タンク244はインキタンク241a〜241dの下方に配置されている。本形態において、廃液タンク244とインキタンク241a〜241dは、装置本体1に対して着脱自在に支持されていて、交換可能とされている。これらインキジェット印刷部242による画像形成動作は図10に示す大量印刷駆動部158の作動によって行われる。
筐体150Aには、装置本体1に給紙装置150が機械的に連結されたときに通信端子101と連結される通信端子105を備えている。通信端子105には、給紙駆動部156及び大量給紙搬送駆動部157へ電力を供給するとともに、給紙駆動部156及び大量給紙搬送駆動部157の作動を制御する制御手段256と通信線を帰して接続されている。制御手段256は信号線を介して通信端子105と接続されている。
給紙装置150は、筐体150A内に制御手段256を備えている。制御手段256は、周知のマイクロコンピュータで構成されていて、給紙駆動部156、大量給紙搬送駆動部157、大量印刷駆動部158、インキ供給ポンプ221a〜221d、インキ回収ポンプ222が信号線を介して接続されている。
インキタンク241a〜241dにはタンク内のインキ残量を検知する第1のエンド検知手段となるインキ残量検知センサ227a〜227dが設けられ、廃液タンク244にはタンク244内のインキ回収量を検知する第2の満杯検知手段となる満杯検知センサ228がそれぞれ設けられている。これらインキ残量検知センサ227a〜227dと満杯検知センサ228とは、図10に示すように信号線を介して制御手段256と接続されている。
制御手段256は、インキジェット印刷装置と給紙装置150とが連結されて通信端子101と通信端子105とが連結すると、制御手段8と接続して電源供給を受けるとともに、制御手段8からの制御信号に基づいて給紙駆動部156、大量給紙搬送駆動部157、大量印刷駆動部158を作動するように構成されている。
本形態において、制御手段8は、インキジェット印刷装置と給紙装置150とが連結されて通信端子101と通信端子105とが連結して装置接続キー98が操作されると、給紙制御手段256を制御して給紙駆動部156、大量給紙搬送駆動部157、大量印刷駆動部158の作動を制御するとともに、インキ残量検知センサ227a〜227dと満杯検知センサ228からの情報を受け取る。また、制御手段8は、装置本体1と給紙装置150とが機械的に連結されたときに、満杯検知センサ139で検知した検知結果をインキのニア満杯情報として表示手段100に表示するとともに、満杯検知センサ228で検知した検知結果をインキの満杯情報として表示手段100に表示するように切替え制御する機能を備えている。
制御手段256は、通信端子101と通信端子105とが連結すると、給紙装置150の用紙サイズ、用紙搬送状態、用紙有無などの情報を、通信端子105、101を介して制御手段8に送信するとともに、インキジェット印刷装置側での給紙選択や給紙開始などの信号を受信するように構成されている。
また、本形態では、制御手段8は、インキジェット印刷装置と給紙装置150とを機械的に連結すると、インキジェット印刷装置側のインキ回収ポンプ22の機能を停止し、給紙装置150に設けたインキ回収ポンプ222を機能させるように、ポンプの切換えを行う機能を備えている。つまり、本形態においては、メインタンクである装置本体1側の廃液タンク39がサブタンクとして機能し、増設タンクとなる給紙装置150側の廃液タンク244がメインタンクとして機能するように切替えられる。
このような構成の給紙装置150が連結されたときに動作について説明する。
図9に示すように、装置本体1に対して給紙装置150を機械的に連結すると、通信端子101と通信端子105が連結される。そして装置連結キー98が押下されると、制御手段8が給紙制御手段256と通信し、インキ残量検知センサ27a〜27dで検知した検知結果と満杯検知センサ28で検知した検知結果や用紙サイズ情報や、インキヘッド部242のインキ色情報を図示しないセンサの出力から取込む。
そして、インキジェット印刷装置で選択して用紙Pが給紙装置150にある場合、給紙機構部152を動作すべく給紙駆動部156を作動する。給紙駆動部156が作動すると、大量印刷装置給紙台162の用紙Pが給紙側搬送手段153へと搬送される。搬送された用紙Pは大量給紙搬送駆動部157が駆動されることで無端ベルト143c,144cが図8、図9において反時計周りに回転するとともに吸引ファン145a,145bが作動して無端ベルト143c,144cに吸引作用が与えられ、用紙Pが無端ベルト143cに吸着されて搬送される。
この搬送時に画像メモリ76に画像データ信号として格納したデータを、制御手段8は、専用噴射ヘッド42a〜42dと専用噴射ヘッド142a〜142dの色に対応するように色分解して、インキジェット印刷部154の専用噴射ヘッド142a〜142dに対応するインキ色データを送信する。専用噴射ヘッド142a〜142dでは、送られて来た画像データに応じたインキをデータに合わせて用紙Pに噴出することによって画像を形成する。画像形成された用紙Pは、中間搬送部155の無端ベルト144cに吸着されて、装置本体1側のインキジェット印刷搬送部3へと搬送される。
図9に示すように、装置本体1側では、中間搬送部155で搬送されてきた用紙Pの給紙タイミングをレジストローラ対44で図り、画像位置が一致するタイミングでインキジェット印刷搬送部3へと給紙する。給紙された用紙Pは無端ベルト45に吸着されてインキジェット印刷部2の下部へと搬送される。
インキジェット印刷部2へ搬送された用紙Pは、専用噴射ヘッド42a〜42dの色に対応するように色分解されたインキ色データに基づき噴射されるインキで画像を印刷する。印刷された用紙Pは、反転排紙駆動部85の作動によって動作している両面反転排紙部6へと搬送され、最終的には排紙トレイ61上に排紙される。
本形態においては、装置本体1と給紙装置150とが機械的に連結されると、図11に示すように、廃液タンク244と廃液タンク39、あるいは廃液タンク240とインキ貯留部11とが、廃液管340を介して連結されるので、装置本体1の廃液タンク39の大きさを変更すること無く、廃液タンク40の容量分だけ、その容量を大きく増やすことができる。この結果、インキジェット印刷装置内に大きな増設タンクを配置しなくてもよく、タンク容量不足によるタンクの交換や機器の停止が従来構造に比べて極めて少なくなり、使い勝手が向上するとともに、印刷時間を低減しながら大量印刷を実現することができる。
また、装置本体1と給紙装置150とが機械的に連結されると、インキジェット印刷装置側のインキ回収ポンプ22の機能が停止し、給紙装置150に設けたインキ回収ポンプ226が機能するので、廃液タンク39からは廃液タンク244へ廃棄インキを回収することができる。
本形態では、増設タンクとなる廃液タンク244にインキ回収ポンプ222を設け、このポンプを作動することで直接、廃棄インキを廃液タンク244で回収するようにしたが、廃液タンク244は廃液タンク39やインキ貯留部11からの廃棄インキを回収するだけでなく、インキ貯留部211からの廃棄インキも回収することができる。
本形態では、装置本体1と給紙装置150とを機械的に連結したときに、満杯検知センサ139で検知した検知結果をインキのニア満杯情報として表示手段100に表示するとともに、満杯検知センサ228で検知した検知結果をインキの満杯情報として表示手段100に表示するように切替え制御されるので、単独ではインキ回収量を検知する検知するエンド検知手段でインキのニア満杯検知と満杯検知を行える。
さらに、本形態では給紙装置150にインキジェット印刷部154を設けたので、給紙装置150を連結するインキジェット印刷装置に給紙する前にインキジェット印刷部153によって用紙Pに対して、インキジェット印刷部2とは異なる色の印刷をすることができるので、装置本体1内の設置スペースを気にすることなく、多くのインキを使用した印刷を行えるため、装置本体1の大型化を抑制しながら再現性が高い大量印刷を実現することができる。特に、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの他に、淡いマゼンタ、淡いシアン,特色3,特色4のインキを給紙装置150側に設定して印刷すると、淡い色の再現や、特別の色、たとえばコーポレートカラーなどを再現よく印刷することができるようになる。
本形態では、インキジェット印刷装置の4色と給紙装置150側にセットする4色の合計8色のインキを使って印刷できるが給紙装置150側には4色すべてセットしなくともよく、給紙装置150にセットしてあるインキ色に合わせて、インキジェット印刷部153にデータを送信して印刷するようにしてもよい。
図1、図8、図9において、給紙機構部3や給紙機構部53b〜53d及び給紙機構部152から給紙される用紙Pの搬送速度と、用紙Pを吸着搬送する用紙搬送部となるインキジェット印刷搬送部4や給紙側搬送手段153による用紙Pの搬送速度とに差があると、用紙Pの搬送位置ずれが懸念される。両者の速度を合わせるには、給紙側か用紙Pを吸着搬送する用紙搬送部側の一方の搬送速度に下方の搬送速度を合わせることが望ましいが、ローラ径や無端ベルト厚み、駆動モータの動作速度などを合わせても、ローラ径や無端ベルト厚みなどの加工精度のバラツキがあるために、駆動モータにより回転させるとそれぞれの搬送速度に差が生じてしまう。特に駆動モータにステッピングモータを用いると、こま傾向が大きくなる。
このため、図1、図8、図9に示すように、インキジェット印刷部2やインキジェット印刷部154よりも用紙搬送方向の上流側で、無端ベルト45,143cに、用紙Pを無端ベルト45,143cとの間で挟持するようにローラ部材247を接触して配置する。
このようなローラ部材247を設けることで、給紙手段3、給紙手段33a〜33c及び給紙手段152から給紙される用紙Pの搬送速度と、用紙Pを吸着搬送する用紙搬送部となるインキジェット印刷搬送部4や給紙側搬送手段153による用紙Pの搬送速度とに差がある場合でも、給紙側からジェット印刷搬送部4や給紙側搬送手段153に用紙Pが受け渡されるときに、用紙Pがローラ部材247により無端ベルト45,143cに挟持されて押し付けられるので、その位置が安定し、用紙搬送時とインキジェット印刷を同時にすることが可能になり、印刷画像のずれを防止でき、良好な印刷画像を得られる。
図8,図9に示す大量給紙可能な給紙装置150では、インキジェット印刷部154を備えた構成としたが、このような構成に限定される物ではなく、図12に示すように、インキジェット印刷部154を備えていない構成の給紙装置250としてもよい。この場合インキタンク241a〜241dはインキジェット印刷装置に対する増設タンクとして機能することとし、装置本体1と給紙装置250とを機械的に連結したときに、装置本体1のインキタンク47a〜47dとインキタンク241a〜241dとが図示しないインキ供給パイプで連通するように構成しても良い。
このような構成とすることで、装置本体1のインキタンク47a〜47dの大きさを変更すること無く、インキタンク241a〜241dの容量分だけ、その容量を大きく増やすことができる。この結果、インキジェット印刷装置内に大きな増設タンクを配置しなくてもよく、タンク容量不足によるタンクの交換や機器の停止が従来構造に比べて極めて少なくなり、使い勝手が向上するとともに、印刷時間を低減しながら大量印刷を実現することができる。
図1に示すように、装置本体1に、インキタンク41a〜41dや廃液タンク40を備えた大量給紙可能な給紙装置となるバンク給紙装置5を連結している場合では、図13に示すように、大量給紙可能な給紙装置300や、大量排紙可能な排紙装置400を装置本体1と機械的に連結して用いても良い。この場合には、給紙装置300や排紙装置400に、接続端子101や接続端子102と連結可能な接続端子105や接続端子106をそれぞれ設け、装置本体1との連結時に、電源や給紙指令や排紙指令を給紙装置300や排紙装置400に供給するとともに、用紙サイズ情報や排紙情報などを制御手段8に給紙装置300や排紙装置400から送信するように構成することで、図1に示す構成に比べて、より大量の給紙量と、それに見合う排紙量を確保することができ、装置の停止時間をより低減することができる。
また、インキジェット印刷装置としては、図12に示すように、装置本体1の上部に自動原稿送り装置500を装着してもよい。このような自動原稿送り装置500を有すると、複数枚の原稿に対して大量の印刷をする場合に、連続して原稿を画像読取部7に送り出すことができるので、原稿を変える際に装置を停止することがなくなり、印刷時間をより短縮することができるようになる。
本発明のインキジェット印刷装置の一形態を示す概略正面図である。 インキジェット印刷装置の装置本体が備えているメインタンクとなるインキタンクと廃棄タンクとインキヘッド部との連結関係を示す概念図である。 給紙装置が連結される前の制御系の構成を示すブロック図である。 表示装置を備えた操作パネルの構成を示す拡大図である。 第1の給紙装置が連結される後の制御系の構成を示すブロック図である。 第1の給紙装置が連結されたときの、メインタンクとなるインキタンクと廃棄タンクとサブタンクとなるインキタンクと廃棄タンクとの連結関係を示す概念図である。 第1の給紙装置が連結されたときの、メインタンクとなるインキタンクと廃棄タンクとサブタンクとなるインキタンクと廃棄タンクとの別な連結関係を示す概念図である。 第2の給紙装置の構成を示す概略構成図である。 図7に示す第2の給紙装置が装置本体に連結された状態を占めす概略構成図である。 第2の給紙装置が連結される後の制御系の構成を示すブロック図である。 第2の給紙装置が連結されたときの、メインタンクとなるインキタンクと廃棄タンクとサブタンクとなるインキタンクと廃棄タンクとの連結関係を示す概念図である。 第3の給紙装置の構成を示す概略構成図である。 図1に示すインキジェット印刷装置に大量給紙装置と大量排紙装置が連結された状態を示す概略構成図である。
符号の説明
1 装置本体
4,153 用紙搬送部
5,150 給紙装置
8 制御手段
27a〜27d 第2のエンド検知手段
28 第2の満杯検知手段
33,53b〜53d 給紙機構部
39 メインタンク(廃液タンク)
40,244 増設タンク(廃液タンク)
41a〜41d 増設タンク(インキタンク)
42、242 インキヘッド部
47a〜47d メインタンク(インキタンク)
100 表示手段
139 第1の満杯検知手段
147a〜147d 第1のエンド検知手段
154 インキジェット印刷部。
241a〜41d 増設タンク(インキタンク)
247 ローラ部材
P 用紙

Claims (9)

  1. 増設タンクを有する大量給紙可能な給紙装置を機械的に連結可能なことを特徴とするインキジェット印刷装置。
  2. 請求項1のインキジェット印刷装置において、
    前記増設タンクは、インキヘッド部へインキを供給するインキタンクであることを特徴とするインキジェット印刷装置。
  3. 請求項1のインキジェット印刷装置において、
    前記増設タンクは、インキヘッド部から噴射されたインキを回収する廃液タンクであることを特徴とするインキジェット印刷装置。
  4. 請求項1、2または3記載のインキジェット印刷装置において、
    装置本体に設けられたメインタンクを有し、
    前記装置本体と前記大量給紙可能な給紙装置とを機械的に連結したときに前記メインタンクがサブタンクとして機能し、前記増設タンクがメインタンクとして機能することを特徴とするインキジェット印刷装置。
  5. 請求項4記載のインキジェット印刷装置において、
    前記メインタンクと前記増設タンクは、インキが収納されたタンクであり、
    前記メインタンク内のインキ残量を検知する第1のエンド検知手段と、
    前記増設タンク内のインキ残量を検知する第2のエンド検知手段と、
    前記各エンド検知手段の検知結果を表示する表示手段と、
    前記装置本体と前記給紙装置とを機械的に連結したときに、第1のエンド検知手段で検知した検知結果をインキのニアエンド情報として前記表示手段に表示するとともに、第2のエンド検知手段で検知した検知結果をインキのエンド情報として前記表示手段に表示するように切替え制御する制御手段とを有することを特徴とするインキジェット印刷装置。
  6. 請求項4記載のインキジェット印刷装置において、
    前記メインタンクと前記増設タンクは、インキが回収されるタンクであり、
    前記メインタンク内のインキ回収量を検知する第1の満杯検知手段と、
    前記増設タンク内のインキ回収量を検知する第2の満杯検知手段と、
    前記各満杯検知手段の検知結果を表示する表示手段と、
    前記装置本体と前記給紙装置とを機械的に連結したときに、第1の満杯検知手段で検知した検知結果をインキのニア満杯情報として前記表示手段に表示するとともに、第2の満杯検知手段で検知した検知結果をインキの満杯情報として前記表示手段に表示するように切替え制御する制御手段とを有することを特徴とするインキジェット印刷装置。
  7. 請求項5または6記載のインキジェット印刷装置において、
    前記制御手段は、前記装置本体と前記給紙装置とを機械的に連結したときに、前記メインタンクから前記サブタンクに前記インキの供給またはインキの回収を切替えることを特徴とするインキジェット印刷装置。
  8. 請求項1ないし7の何れかに記載のインキジェット印刷装置において、
    用紙を1枚ずつ取り出して給送する給紙機構部から給送されてきた用紙を吸着搬送する用紙搬送部と、前記用紙搬送部で搬送されている用紙に画像を形成するインキジェット印刷部とを備え、
    前記インキジェット印刷部よりも用紙搬送方向の上流側で、前記用紙搬送部に前記用紙を前記用紙搬送部との間で挟持するように接触配置されたローラ部材を有することを特徴とするインキジェット印刷装置。
  9. 請求項1ないし7の何れかに記載のインキジェット印刷装置において、
    前記装置本体に接続される給紙装置にインキジェット印刷部を設けたことを特徴とするインキジェット印刷装置。
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