JP2009165057A - 自動返信電話システム、電話端末及び自動返信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作の手間がかからず確実にコールバックをする自動返信電話システム、電話端末及び自動返信方法を提供する。
【解決手段】ソフトフォン5Aの表示部535にAPサーバ2に記憶保存された電話帳が表示され、その内1つのユーザ端末3が相手先に指定された場合、エージェント531によって電話帳に表示されたそのユーザ端末3の動作状況が調べられ、話中、又は離席中である場合、コールバックが設定される。IPPBX1はソフトフォン5Aに第3者からの着呼が有っても第3者からの呼を接続せず、一方コールバックが設定されたユーザ端末3が話中の電話が終了次第、又は帰席次第自動的にコールバック発呼することにより、コールバック設定されたユーザ端末3とソフトフォン5AとがIP網を介して接続される。
【選択図】図1
【解決手段】ソフトフォン5Aの表示部535にAPサーバ2に記憶保存された電話帳が表示され、その内1つのユーザ端末3が相手先に指定された場合、エージェント531によって電話帳に表示されたそのユーザ端末3の動作状況が調べられ、話中、又は離席中である場合、コールバックが設定される。IPPBX1はソフトフォン5Aに第3者からの着呼が有っても第3者からの呼を接続せず、一方コールバックが設定されたユーザ端末3が話中の電話が終了次第、又は帰席次第自動的にコールバック発呼することにより、コールバック設定されたユーザ端末3とソフトフォン5AとがIP網を介して接続される。
【選択図】図1
Description
本発明は、IP電話システムにおける自動返信電話システム、電話端末及び自動返信方法に関する。
従来PBX内線において発呼先が話中であった場合、発呼側、又は着呼側で電話機のキーボタン操作等により通話が終了時に自動的に発呼者へコールする自動返信機能がある。また、近年導入が進むIP電話システムでは発呼に先立ち、通話を希望する相手の通話状況をIP電話端末に連接される情報端末等で自動的に表示し、相手が話中、又は離席中の場合、相手が通話可能になった時点でコールバック(返信)を要求する電話システムが有る(例えば、特許文献1。)。
このシステムにおいては、各IP電話機等は電話サーバに登録され、各IP電話機又はIP電話端末に連接する各情報端末は、IP電話機又はIP電話端末の状態を示すユーザ情報のエージェント(管理)機能を備える。そして、電話サーバがIP網を介してその情報端末からのユーザ情報を収集してデータベースにする。各ユーザは、発呼に先立ちそのユーザ情報を電話サーバのデータベースから取得して情報端末に表示して確認する。そして、ユーザは、接続希望先が話中である相手の電話機に対してコールバックを要求するコマンドを入力してコールバックを設定する。
一方、コールバックを設定された相手の情報端末、またはIP電話機にはコールバック要求があることが表示され、その表示を判読した相手は通話終了時(または、その話中)に、例えば、ダイヤルするか又は、コールバック要求元の表示をクリックする等の発呼操作を行い要求元へコールバックする。
これらのコールバック設定は、要求元でコマンドを入力したり、要求先の相手が発呼操作を実行するため手間がかかること、また要求先の相手がコールバック忘れする問題が有った。
特開2000−134336号公報(第13頁、第1図)
従来の自動返信電話システムによるコールバック設定は、要求元でコマンドを入力したり、要求先の相手が発呼操作を実行するため手間がかかること、また要求先の相手がコールバック忘れする問題が有った。
本発明の自動返信電話システムは、上記問題を解決するためになされたもので、操作の手間がかからず確実にコールバックをする自動返信電話システム及び自動返信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の自動返信電話システムは、IPPBXと電話アプリケーションの制御を行うサーバ手段とを備えるIP網に収容されるIP電話端末の間の自動返信電話システムにおいて、各前記IP電話端末のユーザ名又は識別情報と、電話番号と、前記IP網を介して受信する各前記IP電話端末の動作のモニタデータおよびコマンド設定の状況とが対応して編集された電話帳をデータベースにして保存し、第1のIP電話端末から第2のIP電話端末に要求されたコールバックコマンドを受信した場合、前記第2のIP電話端末へ前記第1のIP電話端末へのコールバックをさせるコールバック情報を前記IP網を介して前記IPPBXと前記第2のIP電話端末とへ向けて送信するコールバックの制御を行う電話アプリケーションの制御手段を備えるサーバ手段と、前記IP網を介した電話接続に係わる処理を行う第1のNCU手段と、入力手段と、第1の表示手段と、自分の動作及び自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信し、前記入力手段から入力された電話帳表示コマンドにより前記電話帳を前記IP網を介して受信して前記表示部に表示し、その電話帳に表示されたIP電話端末の内何れか1つが前記第2のIP電話端末として前記入力手段によって相手先とする発呼指示されると、その相手先の状況を調べて話中か離席である場合、前記第2のIP端末からコールバックを要求するコールバックコマンドを生成して前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する制御を行う第1のエージェントとを備える第1のIP端末と、前記IP網を介した電話接続に係わる処理を行う第2のNCU手段と、自装置の動作および自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信し、前記コールバック情報を受信した場合、前記相手先の話中、又は離席が終了次第直ちに、前記第2のNCU手段を駆動し前記第1のIP端末へのコールバックの呼を生成して前記IPPBXを介して前記第1のIP端末との接続をする制御を行う第2のエージェントとを備える第2のIP電話端末とを具備することを特徴とする。
また、本発明の自動返信電話システムの自動返信方法は、IPPBXと電話アプリケーションの制御を行うサーバ手段とを備えるIP網に収容され、それぞれが内部にエージェントを有するIP電話端末の間の自動返信電話システムの自動返信方法において、前記サーバ手段は、各前記IP電話端末のユーザ名又は識別情報と、電話番号と、前記IP網を介して受信する各前記IP電話端末の動作のモニタデータおよびコマンド設定との状況とが対応して編集された電話帳のデータベースにして保存し、前記IP網を介して第1のIP電話端末から第2のIP電話端末に要求されたコールバックコマンドを受信した場合、前記IP網を介して前記第2のIP電話端末へ前記第1のIP電話端末へのコールバックをさせるコールバック情報を前記IPPBXと前記第2のIP電話端末とへ向けて送信するコールバックの電話アプリケーションの制御を行い、前記第1のIP電話端末の第1のエージェントは、前記IP網を介して、前記サーバ手段へ自分の動作及び自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信する一方、入力された電話帳表示コマンドにより前記電話帳を前記サーバ手段から読み出して表示し、更にその電話帳に表示されたIP電話端末の1つが相手先して発呼指示された場合、その電話帳に表示された相手先の状況を調べて話中か離席である場合、前記第2のIP端末からコールバックを要求するコールバックコマンドを生成して前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する制御を行い、前記第2のIP電話端末の前記第2のエージェントは、自装置の動作および自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する一方、前記サーバ手段から前記コールバック情報を受信した場合、その話中、又は離席が終了次第、直ちに前記第1のIP端末へのコールバックの呼を生成して前記IPPBXを介して前記第1のIP端末との接続をする制御を行うことを特徴とする。
IP網に収容されるIP電話端末と、IPPBXと、各前記IP電話端末のユーザ名又は識別情報と、電話番号と、前記IP網を介して受信する各前記IP電話端末の動作のモニタデータおよびコマンド設定の状況とが対応して編集された電話帳をデータベースにして保存するサーバ手段とを備えるIP電話の自動返信電話システムの電話端末において、前記IP網を介した電話接続に係わる処理を行う第1のNCU手段と、入力手段と、表示手段と、自分の動作及び自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信し、前記入力手段から入力された電話帳表示コマンドにより前記電話帳を前記IP網を介して受信して前記表示部に表示し、その電話帳に表示されたIP電話端末の内何れか1つが前記入力手段によって相手先と指定された場合、その相手先の状況を調べて話中か離席である場合、前記指定されたIP端末からコールバックを要求するコールバックコマンドを生成して前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する制御を行うエージェントとを具備することを特徴とするIP電話の自動返信電話システムの電話端末。
本発明によれば、操作の手間をかけずに確実にコールバックをする自動返信電話システム、電話端末及び自動返信方法を提供することが出来る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係わる自動返信電話システムの機能構成を説明する系統図である。
図1において、自動返信電話システムは、インターネット電話システムにより構成されるものでIPPBX(インターネット電話PBX)1、AP(アプリケーション)サーバ2、表示機能を備えたIPIP電話端末のユーザ端末3A〜3N(以下、ユーザ端末3A〜3N等同じ符号を持つ構成について共通な事項を説明する場合、例えば、ユーザ端末3の様に数字部分のみ記す。)と、これらの間を接続するIP網4とを備えている。
図1において、自動返信電話システムは、インターネット電話システムにより構成されるものでIPPBX(インターネット電話PBX)1、AP(アプリケーション)サーバ2、表示機能を備えたIPIP電話端末のユーザ端末3A〜3N(以下、ユーザ端末3A〜3N等同じ符号を持つ構成について共通な事項を説明する場合、例えば、ユーザ端末3の様に数字部分のみ記す。)と、これらの間を接続するIP網4とを備えている。
また例えば、電話端末とパーソナルコンピュータの様な情報端末とが組になってユーザ端末3のIPIP電話端末と同様にIP電話機能を実行するソフトフォン5A〜5NがIP電話網4に接続される。以下、ユーザ端末3、ソフトフォン5の両者をIP電話端末と称する。
IPPBX(インターネット電話PBX)1は、回線交換機を用いた電話システムと同様にIP網での電話接続交換機能を実施する装置である。APサーバ2は、ユーザ端末3とソフトフォン5とのIP電話に係わる転送や自動返信等の電話アプリケーションに係わる動作を管理制御し、その制御、モニタ信号をIP網4を介して送受信する。IPPBX1とAPサーバ2とは、1つの電話サーバとして構成され、機能する場合もあるが、ここでは説明の利便上2つの機能構成として取り扱う。
APサーバ2が制御するIP電話システムでのアプリケーション動作は、後述のユーザ端末3とソフトフォン5の各装置毎に内蔵されるエージェント部31、エージェント部531がIP電話端末内の制御を実行する。以下の説明では、両エージェント部について共通な事項を説明する場合、エージェントAと記す。
IP電話端末のエージェントAからは各種のアプリケーションのコマンドや、IP電話端末の状況を知らせるモニタデータがAPサーバ2へ送信され、APサーバ2からIP電話端末のエージェントAへは、アプリケーションの制御信号や、他のIP電話端末の状況を知らせるモニタデータ、情報が送信される。
図2は、ユーザ端末3の動作を説明する基本機能ブロック図である。
図2においてユーザ端末3は、内部がそれぞれ内部バス37で接続されるエージェント部31、NCU(Network Control Unit)模擬部32、IPインタフェース(I/F)部33、メモリ部34、表示部35、音声処理部36とを備えている。エージェント部31は、メモリ部34が記憶するアプリケーションを含むIP電話端末の基本動作プログラムを実行するCPUである。
図2においてユーザ端末3は、内部がそれぞれ内部バス37で接続されるエージェント部31、NCU(Network Control Unit)模擬部32、IPインタフェース(I/F)部33、メモリ部34、表示部35、音声処理部36とを備えている。エージェント部31は、メモリ部34が記憶するアプリケーションを含むIP電話端末の基本動作プログラムを実行するCPUである。
NCU模擬部32は、ここでは、キーパッド等の入力手段、及びリンガトーン発生器を有し、電話番号の入力とともにオンフック情報等をエージェント部31との間で入出力するもので、回線用の電話機のNCU動作を代わって実行する手段である。また、後述のNCUエミュレータ534や、ボタン&パネル部539もインターネット接続では本来有していない電話回線特有の処理を行い、従来の電話機動作とのヒューマンインタフェース等を実行する手段である。
IPI/F部33は、IP網4に接続され、IPPBX1、APサーバ2との間で通話の音声信号、呼処理に当たる接続処理に係わる制御信号やデータを入出力するためのインタフェースである。メモリ部34には、上述のIP電話処理に係わるプログラムが記憶される他に、IP電話処理に係わる諸データがエージェント部31(CPU)によって書込記憶や読み出しが行われる。
表示部35は、例えば、小型液晶パネルの様なディスプレイであって、ダイヤル情報、IP電話端末操作、機能に係わるメッセージがエージェント部31の制御によって表示される。また、ここでは、表示部35に図示しないIP電話端末操作に係わる警報音出力手段(ブザー等)を備えている。なお、警報音出力手段は、次の音声処理部36のスピーカを介して出力されるものであっても良い。
音声処理部36は、送受話器を備え、音声信号を符号化して内部バス37との間で入出力する。
IP電話端末であるユーザ端末3での電話機操作は、従来の電話端末に準じており、一般の回線電話で実行される付加機能に類似したIP電話特有の付加機能、例えば、保留、転送やコールバック動作等がAPサーバ2とエージェント部31との制御信号の入出力によって行われる。
図3、図4は、IP電話端末として機能するソフトフォン5の動作を説明する機能ブロック図である。
図3、図4において、いずれもソフトフォン5の構成中、名称が図2と同じで符号の先頭に5が付与された構成の機能、動作は図2に説明されるユーザ端末3の構成と基本的に同様である。
図3、図4において、いずれもソフトフォン5の構成中、名称が図2と同じで符号の先頭に5が付与された構成の機能、動作は図2に説明されるユーザ端末3の構成と基本的に同様である。
また、IP電話端末には、図示されないが、それぞれ自装置のユーザが着席しているか離席しているかをエージェントAへ通知する手段を備えている。この通知手段は、着席を検知するセンサか、または、IP電話端末に備えられ、ユーザが操作する着席表示スイッチの様なものである。
図3は、ソフトフォン5の第1の構成例である。第1の構成例では、ソフトフォンは、電話機51とパーソナルコンピュータの様な情報端末52との組み合わせである。電話機51は、ユーザ端末3のNCU模擬部32に準じたボタン&パネル部539と、音声処理部536を備えているのでこのソフトフォン5は、電話と同様のヒューマンインタフェースを備えることが出来る。
また、図3のソフトフォン5ではIP電話のエージェント531は、パーソナルコンピュータのCPUがその機能のプログラムを実行する。また、表示部535は、CRTやLCD等のディスプレイが用いられる。また、入力部538は、キーボード、マウス等の入力手段で、アプリケーションのコマンドや、データの入力に利用される。
電話機51と情報端末52との間は図示されないインタフェース、または、内部バス537によって接続され信号が入出力する。
図4は、ソフトフォン5の第2の構成例であって、図3における電話端末51を含めてソフトフォンの機能をパーソナルコンピュータ1台で全て備える場合の機能構成図である。図4のNCUエミュレータ540は、電話番号(ダイヤル機能)の入力機能が削除され、電話番号入力、もしくはコマンド入力は、入力部538のキーボード入力によって行われる。つまり、従来の電話機のヒューマンインタフェースは、情報端末のキーボードやディスプレイに従来電話機のボタンや表示等の入出力機能を割り付けることによって実現されている。
さて、いずれのIP電話端末であってもIP網4に接続されるIP電話端末のエージェントAは、自装置が通話中か否か、ユーザが離席中か、コールバックや転送等設定されたコマンドなどのアプリケーション動作に係わる自装置の状況をモニタデータに生成してIP/IF部533とIP網4とを介してAPサーバ2へ送信する。そして、APサーバ2は、モニタデータを受信することにより各IP各ユーザ端末3やソフト端末5の動作状況を把握している。
モニタデータの送信方法は、一定周期でのAPサーバ2からのポーリング、または状態が変わった時点でIP電話端末からAPサーバ2への通知など、予め定められた方法によって行われる。
またAPサーバ2は、予め、IP網4に接続された登録者であるユーザ名称、又は、IP電話端末の設置場所などそのIP電話端末の識別情報とその電話番号が対応したリストにした電話帳のデータベースにして保存しており、その各IP電話端末のモニタデータから作成した動作状況を電話帳の状況欄に書き込み保存している。
図3、図4に示されるソフトフォン5の情報端末であるパーソナルコンピュータは、IP電話機能の実行時に、電話帳を表示するコマンドを入力することによりAP2サーバのデータベースの住所録等を読み出して表示部535へ発呼の候補を表示する。そして複数の候補の中から通話先を選定して発呼することが出来る。
即ち、APサーバ2は、例えば、ソフトフォン5Aの入力部538から名前か電話番号の検索コマンド、又はそのソフトフォン5Aのユーザの電話帳をするコマンドが入力された場合、IP網4を介してそのコマンドを受信する。
APサーバ2は、その受信コマンドに応じて、IP電話端末の電話番号とユーザ名、又は電話帳のデータベースから読み出し、そのIP電話端末の使用状態を示したテーブルを作成してソフトフォン5AへIP網4を介して送り返す。
図5は、ソフトフォンのユーザ電話帳の表示画面例である。
図5において表示された電話帳は、一例としてソフトフォン5のユーザである日本大介が通話したい相手の通話状況を調べるために電話帳表示のコマンドを入力することによって、表示部535に表示されたものである。名前欄「受付(SF)」〜小山花子(DT)」は、IP電話端末のユーザ名称と電話番号欄にその電話番号「1234」〜「5678」が示され、状況欄に「待ち受け」、「話中」、「離席」等がそれぞれ表示部535の画面に表示されている。
図5において表示された電話帳は、一例としてソフトフォン5のユーザである日本大介が通話したい相手の通話状況を調べるために電話帳表示のコマンドを入力することによって、表示部535に表示されたものである。名前欄「受付(SF)」〜小山花子(DT)」は、IP電話端末のユーザ名称と電話番号欄にその電話番号「1234」〜「5678」が示され、状況欄に「待ち受け」、「話中」、「離席」等がそれぞれ表示部535の画面に表示されている。
(SF)はソフトフォン、(DT)は図2のユーザ端末3に相当する表示付きIP電話端末で有る種別を示す。なお、このIP電話端末の種別表示は、ここでの説明の利便上記載したが、実画面では必ずしも表示しなくても良い。
日本大介は、図5の表示画面から「山川太郎」の電話は「話中」、大山一郎は「離席」中で通話出来ないことが判る。
従来は、もし、日本大介が話中の「山川太郎」に電話連絡をしたい場合、情報端末のマウスポインタにより、「山川太郎」の名前か、電話番号を指定すると共に、例えば、コールバック「CB」の様なコマンドをキーボードで入力する。そして、このコールバックコマンドがIP電話のサーバへ送信される。
IP電話のサーバは、このコマンドを受信すると、IP網4を介して「山川太郎」のIPIP電話端末「2345」へコールバックが有ったことを日本大介の電話番号「6789」と共に伝える。「山川太郎」のIPIP電話端末は、このコールバック情報を受信すると表示部に電話番号「6789」からコールバック要求があったことを表示して、例えば、「6789」を点滅表示するか、又は、電話番号「6789」に添えて、「CB」文字の表示等を行う。そして、この表示に気付いた「山川太郎」は、話中の電話が終了するか、または、コールバック表示中に話中の電話を中断して電話番号「6789」に返信電話をかけていた。
また、離席中の「大山一郎」へ電話連絡する場合も同様にコールバックが設定され、「大山一郎」のIPIP電話端末が情報端末を利用している場合、表示部のディスプレイに日本大介からのコールバック要求が日本大介の氏名と電話番号「6789」と表示される。「大山一郎」は、帰席後、「離席」を解除すると共に、表示部を見てコールバック要求があることを知ってからコールバック応答を確認する手順を実行して、コールバックの発呼操作を行う。
しかし、従来のコールバックの操作方法では、コールバック要求側のユーザが通話候補を選ぶ操作に加えてコールバックコマンドを入力する一方、被要求側のユーザでもコールバックの電話をかける操作の手間がかかっていた。また、緊急にコールバックが必要な場合でも被要求側でのコールバックをし忘れや、人為的にしないことにより確実にコールバックされない問題があった。
本実施例の自動返信電話システムでは、この問題を解消するために以下の方法により操作が容易で確実なコールバックを可能としている。以下の説明では、図4に示された構成のソフトフォン5を例に動作説明を行っているが、図3に示された構成のソフトフォン5でも主な動作、処理手順は同様である。
図6は、本発明の実施例に係わる自動返信電話システムの動作手順を説明するフローチャートである。
本発明の実施例では、日本大介が「山川太郎」に電話連絡をしたい場合、自装置であるソフトフォン5Aの表示部535に、所定のコマンドで電話帳を表示する(ステップs1)。そして、電話先の指定と発呼のコマンドの入力として、「山川太郎」か、電話番号「2345」の表示を入力部538のマウスポインタ等でクリックするか又は、カーソルを当てる(ステップs2)。
エージェント部531(パーソナルコンピュータのCPU)は、監視中の内部バス537からこの発信コマンドが入力されたことを検出すると、電話帳の「山川太郎」(電話番号「2345」)の状況欄を読み出し(ステップs3)コールバックが必要な話中か離席中か在席かを調べる。エージェント部531は、電話番号「2345」が通話中なので(ステップs4がYes)、コールバックを要求するコールバックコマンドを生成してIPI/F533とIP網4とを介してAPサーバ2へ送信する(ステップs5)。
このコールバックコマンドを受信したAPサーバ2は、IP網4を介して「山川太郎」のユーザ端末3である電話番号「2345」のIP電話端末へ日本大介の電話番号「6789」にコールバックさせるコールバック情報を送信する(ステップs6)。なお、このコールバック情報は、APサーバ2からIPPBX1を起動することなしに直接「山川太郎」のユーザ端末3に伝送されるか、又はAPサーバ2からIPPBX1を経由した話中の電話に対する制御情報として「山川太郎」のユーザ端末3へ伝えられる。
また、APサーバ2は、ソフトフォン5Aのエージェント部531から、コールバック設定とともに自装置のモニタ情報がAPサーバ2へも送信されるので、データベース中の電話帳のソフトフォン5Aと山川太郎のユーザ端末3の状況欄の表示にそれぞれコールバックの発呼先、発呼元の設定が書き込まれる(ステップs7)。
なお、コールバックコマンドが生成されるのは、相手先の状況欄が話中の他、離席の場合でも同様である。また、待ち受け中で有れば、そのままNCUエミュレータ540は、その指定されたユーザ名に対応する電話番号に発呼をする(ステップs4−1)。
「山川太郎」が使用するユーザ端末3のエージェント部31は、IPI/F33とIP網4とを介してAPサーバ2からのコールバック情報を受信する(ステップs8)と、電話番号「6789」からコールバック要求があったことを示す表示として、例えば、「6789」を表示部535に点滅して表示するか、又は、電話番号「6789」に添えて、「CB」文字の表示等を行う(ステップs9)。
そして、通話が終了した(ステップs10)ことをNCU模擬部32からのオンフック信号で検出すると、再びNCU模擬部32をオフフックさせてIP網4を介してIPPBX1へ電話番号「6789」への発呼情報を送信する(ステップs11)。この時、コールバックの発呼をしている警報として「山川太郎」へブザーの警報音を出力する(ステップs12)。なお、この警報音は、音声処理部36のスピーカから出力されても良いし、もしくは、警報音の代わりに表示部35の点滅表示状態を変えたり、ランプ表示等をするものであっても良い。
IPPBX1は、電話番号「6789」との間でコールバックのIP電話の接続処理を行う(ステップs13)。
そして、ソフトフォン5Aのエージェント部531は、コールバック要求先の電話番号「2345」からコールバックを着信(ステップs14)してNCUエミュレータ540がオフフックしたことを検出すると、コールバック設定を解除するとともに自装置のモニタ情報をAPサーバ2に送信する(ステップs15)。
このモニタ情報を受信したAPサーバ2はデータベース中の電話帳のソフトフォン5Aとユーザ端末3の状況欄の表示からコールバック設定が削除される(ステップs16)。
なお、ユーザ端末3ではその送受話器がユーザによってオフフックされることと、ソフトフォン5Aとの間で接続が行われたことが、NCU模擬部32でそれぞれオフフックを検出する接点情報と接続完了はリンガーのトーン消滅等の受話音判定によって検出される。そしてエージェント31に通知され、エージェント31は警報音を停止させる。
電話帳の状況表示にユーザが離席中のIP電話端末に対するコールバックの手順も話中の場合と同様である。例えば、ユーザが離席中のユーザ端末3Nに、ソフトフォン5Aのユーザからコールバックが設定された場合、ユーザが席に復帰した場合、離席センサ、又は離席通知スイッチにより帰席したことがエージェントで検出され次第、直ちにユーザ端末3Nからソフトフォン5Nへのコールバックの発呼が行われる。
また、発呼要求元のソフトフォン5Aの動作に係わる制御に更に以下の機能を付加することによりコールバック処理が更に確実でユーザフレンドリーになる。
APサーバ2へアクセスして電話帳から相手先のIP電話端末の状況を確認するユーザは、コールバック設定中のIP電話端末へは発呼をしないが、電話帳を見ないで直接ソフトフォン5Aへ電話をかけるユーザも存在する。
ところで、ソフトフォン5Aがコールバックを設定した場合、コールバックは緊急性が高いものが多い。そのためコールバック設定中に第3者からの着呼があり通話をすると、本来のコールバックによる呼に対してソフトフォン5Aが話中となって接続出来ない場合が生じるので、第3者からの呼の影響を防ぐと良い。
図7は、コールバック設定先との間で確実にコールバックを接続する第1の方法の処理手順を説明するフローチャートである。
コールバック設定先との間で確実にコールバックを接続する第1の方法としてAPサーバ2は、ソフトフォン5Aからコールバック設定が行われた場合、コールバック設定先である「山川太郎」の電話番号「2345」以外からのソフトフォン5Aへの着呼を拒絶する制御を行う方法がある。
コールバック設定先との間で確実にコールバックを接続する第1の方法としてAPサーバ2は、ソフトフォン5Aからコールバック設定が行われた場合、コールバック設定先である「山川太郎」の電話番号「2345」以外からのソフトフォン5Aへの着呼を拒絶する制御を行う方法がある。
コールバックコマンドを送信した(ステップs5)ソフトフォン5Aへの呼が発生した場合(図7のステップs21)、呼の接続処理を行うIPPBX1は、電話をかけてきた相手(発呼元)の電話番号を判読する(ステップs22)、そしてIP網4を介してAPサーバ2の電話帳を読み出してコールバックの発呼先の状態を調べる。なお、この電話帳は、IPPBX1にコピーされていても良い。
そして、コールバックが設定されていればそのコールバックの発呼元と発呼先とが状況欄へ記載されているので照合して両者の電話番号が一致しない場合は、その呼を第3者からの呼と判定する。その呼がコールバック設定外の第3者からの着呼であれば(ステップs23がYes)、接続しない(ステップs24)強制コールバックを設定し、第3者へ接続しない応答信号を返信する(ステップs25)。
ソフトフォン5は、この強制コールバックの応答信号として、電話をかけてきた第3者へは話中音、又はリンガー音、もしくは音声メッセージで応答するかのいずれかを初期設定出来るようにすると良い。この応答は、IPPBX1から第3者へ応答するように制御する。
図8は、コールバック設定先との間で確実にコールバックを接続する第2の方法の処理手順を説明するフローチャートである。
コールバック設定先と確実に接続する第2の方法として、コールバックコマンドを送信したソフトフォン5A(ステップs5)へコールバック設定外の第3者の呼が発生(図8のステップs31)し、その呼を着信した(ステップs32)IPPBX1は、第3者の呼をソフトフォン5Aと接続する(ステップs33)。その第3者との通話中に更に呼が有った場合、電話帳の状況欄を読み出し、その呼が、コールバック設定したIP端末の電話番号からの呼であるかどうかを調べる。そして、後から受信した呼がコールバックを設定した「山川太郎」(電話番号「2345」)からであった(ステップs34がYes)場合、ソフトフォン5Aと第3者との通話を保留(ステップs35)にしてコールバックの着呼を割り込み接続する(ステップs36)割り込みコールバックにしても良い。
コールバック設定先と確実に接続する第2の方法として、コールバックコマンドを送信したソフトフォン5A(ステップs5)へコールバック設定外の第3者の呼が発生(図8のステップs31)し、その呼を着信した(ステップs32)IPPBX1は、第3者の呼をソフトフォン5Aと接続する(ステップs33)。その第3者との通話中に更に呼が有った場合、電話帳の状況欄を読み出し、その呼が、コールバック設定したIP端末の電話番号からの呼であるかどうかを調べる。そして、後から受信した呼がコールバックを設定した「山川太郎」(電話番号「2345」)からであった(ステップs34がYes)場合、ソフトフォン5Aと第3者との通話を保留(ステップs35)にしてコールバックの着呼を割り込み接続する(ステップs36)割り込みコールバックにしても良い。
この割り込みコールバック処理は、APサーバ2によって指示されたIPPBX1がソフトフォン5のエージェント部531とNCUエミュレータ540の細部動作を制御することによって行われる。そして、割り込みコールバックを実行したとき、話中だった相手先には割り込みコールバックの保留となったことを音声ガイダンスにより通知する(ステップs37)。
自動音声ガイダンスは、ソフトフォン5Aのメモリ部534に記憶された音声データをエージェント部531が読み出して、保留先のIP電話端末へ向けてIP網4を介して出力するか、同様にIPPBX1内で記憶されている自動音声データを読み出して保留先のIP電話端末へ向けて出力する方法がある。保留されたIP電話端末のエージェントAは、この保留音声データを受信した場合、それを音声出力部36から音声に復元して出力する制御を行う。
また、その他の方法として、保留された時点で保留通知をAPサーバ2から保留されたIP電話端末に送信し、そのIP電話が、保留通知を受信すると(例えば、ユーザ端末3)そのエージェントA予めメモリ部34に記憶された保留メッセージの音声データ、例えば、「今の通話は、割込コールバックで保留中されました。」を音声出力部36から出力する制御を行うようにしても良い。
また、このコールバック接続を確実に行う強制コールバックについては、第1の方法(モード)と第2の方法(モード)とのうち何れか1つを選択出来るようにしても良い。この選択は、ソフトフォン5Aの入力部538から所定のコマンドを入力するか、予め表示部535に会話形式で選択出来るようにすることにより設定する。
このどちらのモードが選択されたかは、エージェント部531からAPサーバ2へIP網4を介して通知され、どちらかのモードに応じた呼の接続を行うかがAPサーバ2からIPBX1に設定される。
一方、コールバックを設定しても時間経過と共にコールバックの必要が無くなる場合もあるので強制コールバック設定の有効時間制限を設けても良い。
有効時間設定の第1の方法としてAPサーバ2は、ソフトフォン5Aでコールバック設定が行われたモニタデータをソフトフォン5Aのエージェント部531から受信すると図示されないAPサーバ2の内部タイマを起動し、例えば30分経過すると強制コールバック設定を解除する。そして、APサーバ2は、ソフトフォン5Aのエージェント部531、およびコールバックの設定先のユーザ端末3にコールバックを解除する制御信号を出力してコールバック設定を解除する。
有効時間設定の第2の方法は、ソフトフォン5Aのエージェント部531が図示されないソフトフォン5Aの内部タイマを起動して、例えば10分経過すると強制コールバック設定を解除する。そして、ソフトフォン5Aのエージェント部531からAPサーバ2へコールバック設定解除のモニタ情報が送信される。そしてAPサーバ2は、コールバックの設定先のユーザ端末3にコールバックを解除する制御信号を出力してコールバック設定を解除する。
これらの強制コールバック設定を解除するとAPサーバ2は、電話帳の状況欄の記述内容をソフトフォン5Aにコールバック設定がされていないと修正する。
更に、ソフトフォン5Aでコールバックを設定した場合、そのソフトフォン5Aからの発呼を禁止する強制コールバックを設定しても良い。この発呼禁止は、ソフトフォン5Aのエージェント531でコールバックコマンドが設定された場合、エージェント531が、NCUエミュレータ540がIPPBX1に発呼処理をしない設定する。また別の方法として、そのコールバック設定がAPサーバ2の電話帳に書き込まれた時に、APサーバ2が、IPPBX1にソフトフォン5Aからの呼を受信しても、コールバック設定中は、他のIP電話端末との接続処理を行わない制御を行うかの何れかにより設定される。
この発呼禁止により、コールバックを要求したIP電話端末では着信のみ可能なになるのでコールバックを要求した相手からの電話が有った場合にそのコールバックに接続応答することが出来る。なお、この場合、コールバックを要求した相手には、発呼出来るようにしても良い。
上記説明ではコールバックの要求先をユーザ端末3とする例で説明したが、要求先がソフトフォン5であっても同様にコールバック処理は同様に行われることは言うまでも無い。またユーザ端末3の表示部35の表示機能がユーザと電話番号や状況が表示出来るもので有れば、ソフトフォン5と同じく、相手が話中であっても自動的にコールバック処理することが可能である。
本発明は、上記形態に限定されることなく、その主旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態を組み合わせることが出来る。
以上説明の如く、本実施例の自動返信電話システムでは、コールバックコマンドを入力する代わりに、話中であった電話の発呼要求先から自動的に強制コールバックが行われるので操作が簡単で、かつ、コールバックの要求元、要求先でのコールバック処理忘れを防ぐことが出来る。
1 IPPBX(インターネット電話PBX)
2 AP(アプリケーション)サーバ
3 ユーザ端末(3A〜3N)
4 IP網
5 ソフトフォン(5A〜5N)
31、531 エージェント部
32 NCU模擬部
33、533 IP I/F部
34、534 メモリ部
35、535 表示部
36、536 音声処理部
37、537 内部バス
538 入力部
539 ボタン&パネル部
540 NCUエミュレータ
2 AP(アプリケーション)サーバ
3 ユーザ端末(3A〜3N)
4 IP網
5 ソフトフォン(5A〜5N)
31、531 エージェント部
32 NCU模擬部
33、533 IP I/F部
34、534 メモリ部
35、535 表示部
36、536 音声処理部
37、537 内部バス
538 入力部
539 ボタン&パネル部
540 NCUエミュレータ
Claims (21)
- IPPBXと電話アプリケーションの制御を行うサーバ手段とを備えるIP網に収容されるIP電話端末の間の自動返信電話システムにおいて、
各前記IP電話端末のユーザ名又は識別情報と、電話番号と、前記IP網を介して受信する各前記IP電話端末の動作のモニタデータおよびコマンド設定の状況とが対応して編集された電話帳をデータベースにして保存し、第1のIP電話端末から第2のIP電話端末に要求されたコールバックコマンドを受信した場合、前記第2のIP電話端末へ前記第1のIP電話端末へのコールバックをさせるコールバック情報を前記IP網を介して前記IPPBXと前記第2のIP電話端末とへ向けて送信するコールバックの制御を行う電話アプリケーションの制御手段を備えるサーバ手段と、
前記IP網を介した電話接続に係わる処理を行う第1のNCU手段と、入力手段と、第1の表示手段と、自分の動作及び自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信し、前記入力手段から入力された電話帳表示コマンドにより前記電話帳を前記IP網を介して受信して前記表示部に表示し、その電話帳に表示されたIP電話端末の内何れか1つが前記第2のIP電話端末として前記入力手段によって相手先とする発呼指示されると、その相手先の状況を調べて話中か離席である場合、前記第2のIP端末からコールバックを要求するコールバックコマンドを生成して前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する制御を行う第1のエージェントとを備える第1のIP端末と、
前記IP網を介した電話接続に係わる処理を行う第2のNCU手段と、自装置の動作および自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信し、前記コールバック情報を受信した場合、前記相手先の話中、又は離席が終了次第直ちに、前記第2のNCU手段を駆動し前記第1のIP端末へのコールバックの呼を生成して前記IPPBXを介して前記第1のIP端末との接続をする制御を行う第2のエージェントとを備える第2のIP電話端末とを
具備することを特徴とする自動返信電話システム。 - 前記第2のエージェントは、前記コールバックの発呼を行うと共に、聴覚又は、視覚によるコールバック発呼中の警報を出力する制御を行う
ことを特徴とする請求項1記載の自動返信電話システム。 - 前記電話帳には、前記コールバックコマンドによりコールバックが設定された場合、その発呼先および発呼元の電話番号が書込まれ、
前記IPPBXは、前記第1のIP電話端末に着呼がある場合、前記電話帳を読み出してその着呼の発信元と前記設定されたコールバックの発呼元の電話番号と一致しない場合、その着呼の接続処理を行わず、発呼元へ話中、又は、リンガーもしくは音声ガイドでの応答を返送する
ことを特徴とする請求項1記載の自動返信電話システム。 - 前記電話帳には、前記コールバックコマンドによりコールバックが設定された場合、そのコールバック発呼先および発呼元の電話番号が書込まれ、
前記IPPBXは、前記第1のIP電話端末への着呼を接続し、その接続中に更に第2の着呼がある場合、前記電話帳を読み出して第2の着呼の発信元と前記設定されたコールバックの発呼元の電話番号と一致した場合、前記接続中の通話を保留とし、代わりに第2の着呼を接続し、前記保留された電話の相手のIP電話端末へ保留を通知する
ことを特徴とする請求項1記載の自動返信電話システム。 - 前記保留を通知されたIP電話端末は、予めメモリに記憶された保留メッセージの音声データを読み出して音声に復元して出力することを特徴とする請求項4記載の自動返信電話システム。
- 前記コールバックが行われている間に、当該コールバックの要求先以外から呼が有った場合その呼に対して接続するかしないかのモード指定が、前記第1のエージェントに対して入力設定され、その指定が前記第1のエージェントから通知された前記サーバ手段は、前記指定されたモードに対応する呼の接続処理を前記IPPBXが行う制御を行う
ことを特徴とする請求項3又は4記載の自動返信電話システム。 - 前記第1のIP端末のエージェント手段は、前記コールバックが設定されている間、自装置からの発呼を禁止する制御を行う
ことを特徴とする請求項1〜4までの何れか1つに記載の自動返信電話システム。 - 前記サーバ手段は、前記コールバックの設定がされている間、前記第1のIP電話端末からの発呼を他の前記IP電話端末との間で接続しない制御を前記IPPBXに行う
ことを特徴とする請求項1〜4までの何れか1つに記載の自動返信電話システム。 - 前記コールバックの設定が行われた場合、前記第1のエージェントは、内部タイマを参照して予め設定された有効時間が経過した場合、その設定されたコールバックを解除する
ことを特徴とする請求項1記載の自動返信電話システム。 - 前記コールバックの設定が行われた場合、
前記第1のエージェントから前記コールバックコマンドを受信した前記サーバ手段は、内部タイマを参照して予め設定された有効時間が経過した場合、その設定されたコールバックを解除する制御を行う
ことを特徴とする請求項1記載の自動返信電話システム。 - IPPBXと電話アプリケーションの制御を行うサーバ手段とを備えるIP網に収容され、それぞれが内部にエージェントを有するIP電話端末の間の自動返信電話システムの自動返信方法において、
前記サーバ手段は、各前記IP電話端末のユーザ名又は識別情報と、電話番号と、前記IP網を介して受信する各前記IP電話端末の動作のモニタデータおよびコマンド設定との状況とが対応して編集された電話帳のデータベースにして保存し、前記IP網を介して第1のIP電話端末から第2のIP電話端末に要求されたコールバックコマンドを受信した場合、前記IP網を介して前記第2のIP電話端末へ前記第1のIP電話端末へのコールバックをさせるコールバック情報を前記IPPBXと前記第2のIP電話端末とへ向けて送信するコールバックの電話アプリケーションの制御を行い、
前記第1のIP電話端末の第1のエージェントは、
前記IP網を介して、前記サーバ手段へ自分の動作及び自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信する一方、入力された電話帳表示コマンドにより前記電話帳を前記サーバ手段から読み出して表示し、更にその電話帳に表示されたIP電話端末の1つが相手先して発呼指示された場合、その電話帳に表示された相手先の状況を調べて話中か離席である場合、前記第2のIP端末からコールバックを要求するコールバックコマンドを生成して前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する制御を行い、
前記第2のIP電話端末の前記第2のエージェントは、
自装置の動作および自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する一方、前記サーバ手段から前記コールバック情報を受信した場合、その話中、又は離席が終了次第、直ちに前記第1のIP端末へのコールバックの呼を生成して前記IPPBXを介して前記第1のIP端末との接続をする制御を行うことを
特徴とする自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記第2のエージェントは、前記コールバックの発呼を行うと共に、聴覚又は、視覚によるコールバック発呼中の警報を出力する制御を行う
ことを特徴とする請求項11記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記電話帳には、前記コールバックコマンドによりコールバックが設定された場合、その発呼先および発呼元の電話番号が書込まれ、
前記IPPBXは、前記第1のIP電話端末に着呼がある場合、前記電話帳を読み出してその着呼の発信元と前記設定されたコールバックの発呼元の電話番号と一致しない場合、その着呼の接続処理を行わず、発呼元へ話中、又は、リンガーもしくは音声ガイドでの応答を返送する
ことを特徴とする請求項11記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記電話帳には、前記コールバックコマンドによりコールバックが設定された場合、そのコールバック発呼先および発呼元の電話番号が書込まれ、
前記IPPBXは、前記第1のIP電話端末への着呼を接続し、その接続中に更に第2の着呼がある場合、前記電話帳を読み出して第2の着呼の発信元と前記設定されたコールバックの発呼元の電話番号と一致した場合、前記接続中の通話を保留とし、代わりに第2の着呼を接続し、前記保留された電話の相手のIP電話端末へ保留を通知する
ことを特徴とする請求項11記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記保留を通知されたIP電話端末は、予めメモリに記憶された保留メッセージの音声データを読み出して音声に復元して出力することを特徴とする請求項14記載の自動返信電話システムの自動返信方法。
- 前記コールバックが行われている間に、当該コールバックの要求先以外から呼が有った場合その呼に対して接続するかしないかのモード指定が、前記第1のエージェントに対して入力設定され、その指定が前記第1のエージェントから通知された前記サーバ手段は、前記指定されたモードに対応する呼の接続処理を前記IPPBXが行う制御を行う
ことを特徴とする請求項13又は14記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記第1のIP端末のエージェントは、前記コールバックが設定されている間、自装置からの発呼を禁止する制御を行う
ことを特徴とする請求項11〜14までの何れか1つに記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記サーバ手段は、前記コールバックの設定がされている間、前記第1のIP電話端末からの発呼を他の前記IP電話端末との間で接続しない制御を前記IPPBXに行う
ことを特徴とする請求項11〜14までの何れか1つに記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記コールバックの設定が行われた場合、前記第1のエージェントは、内部タイマを参照して予め設定された有効時間が経過した場合、その設定されたコールバックを解除する
ことを特徴とする請求項11記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - 前記コールバックの設定が行われた場合、
前記第1のエージェントから前記コールバックコマンドを受信した前記サーバ手段は、内部タイマを参照して予め設定された有効時間が経過した場合、その設定されたコールバックを解除する制御を行う
ことを特徴とする請求項11記載の自動返信電話システムの自動返信方法。 - IP網に収容されるIP電話端末と、
IPPBXと、
各前記IP電話端末のユーザ名又は識別情報と、電話番号と、前記IP網を介して受信する各前記IP電話端末の動作のモニタデータおよびコマンド設定の状況とが対応して編集された電話帳をデータベースにして保存するサーバ手段とを
備えるIP電話の自動返信電話システムの電話端末において、
前記IP網を介した電話接続に係わる処理を行う第1のNCU手段と、
入力手段と、
表示手段と、
自分の動作及び自装置ユーザの離席の状況のモニタデータを前記サーバ手段へ送信し、前記入力手段から入力された電話帳表示コマンドにより前記電話帳を前記IP網を介して受信して前記表示部に表示し、その電話帳に表示されたIP電話端末の内何れか1つが前記入力手段によって相手先と指定された場合、その相手先の状況を調べて話中か離席である場合、前記指定されたIP端末からコールバックを要求するコールバックコマンドを生成して前記IP網を介して前記サーバ手段へ送信する制御を行うエージェントとを
具備することを特徴とするIP電話の自動返信電話システムの電話端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002948A JP2009165057A (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | 自動返信電話システム、電話端末及び自動返信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002948A JP2009165057A (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | 自動返信電話システム、電話端末及び自動返信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009165057A true JP2009165057A (ja) | 2009-07-23 |
Family
ID=40967100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002948A Pending JP2009165057A (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | 自動返信電話システム、電話端末及び自動返信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009165057A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012222757A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Ntt Docomo Inc | 電話予約装置、電話予約システム、電話予約方法 |
-
2008
- 2008-01-10 JP JP2008002948A patent/JP2009165057A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012222757A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Ntt Docomo Inc | 電話予約装置、電話予約システム、電話予約方法 |
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