JP2009161322A - エレベータの巻上装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】漏油がブレーキディスクの制動力発生面に向かって流れて来ているか否かを容易に目視することができず、また、漏油が最終的に制動力発生面に到達する前に漏油を遮断する。
【解決手段】エレベータの巻上装置1は、ハウジング11の側壁12の外部に突出する回転軸3の一端部にブレーキディスク4を取り付け、該ブレーキディスク4の上記ハウジングの側壁に対向する第1の制動力発生面4aと該第1の制動力発生面と反対側の第2の制動力発生面4bを電磁クランパ6,7のブレーキパッドで挟着して回転軸3乃至シーブ5を制動する。上記第1の制動力発生面4aの内側に、軸受から漏れ出した潤滑油を受容する第1の漏油受け部21を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータの巻上装置に関し、特に、回転軸の回転を円滑にするための潤滑油が漏れ出してブレーキディスクに付着してブレーキの効きが悪くなるのを防止できるようにしたものである。
エレベータの巻上装置として、図9に示すように、モータ等のハウジングの側壁201に軸受202を介して回転自在に支持された回転軸203の上記ハウジングの側壁201の外部に突出する端部203aにブレーキディスク204を取り付け、該ブレーキディスク204の上記ハウジングの側壁201に対向する第1の制動力発生面205と、該第1の制動力発生面205と反対側の第2の制動力発生面206を電磁クランパのブレーキパッド207,208で挟着して制動力を付与するようにしたものが知られている。上記回転軸203は潤滑油溜り211に収容されたグリース等の潤滑油212によって円滑に回転するようになっている。また、上記潤滑油212はシール213によって外部に漏れるのを防止されている。
しかし、上記シール213の漏油防止効果も完全なものではなく、潤滑油212が外部に漏れ出すのを完全に防止することはできない。漏れ出した潤滑油(以下、漏油)212は上記第1の制動力発生面205に付着して所謂ブレーキの効きを悪くする。
そこで、漏油212が上記ブレーキディスク204の第1,第2の制動力発生面205,206に至るまでの流出経路の途中に油切り構造を設けて、該油切り構造により漏油を遮断したエレベータの巻上装置が開発されている。(例えば、特許文献1参照)
特許文献1の巻上装置は、図10に示すように、回転軸203に取り付けた第1の油切り手段221により潤滑油がハウジング外に漏れ出すのを防止する。それでもなお、潤滑油が回転軸203を伝わってハウジングの側壁201の外側に漏れ出した場合に、漏油をブラシ222により擦り落として排出通路223を通して排出し、さらに、ブレーキディスク204に取り付けた第2の油切り手段224により潤滑油がブレーキディスク204の制動力発生面に到達するのを防止する。
特開2004−211785
ところで、特許文献1の巻上装置は、回転軸203を伝わってハウジングの側壁201の外側に漏れ出した漏油をブレーキディスク204の制動力発生面に到達する前に排出することはできるが、実際に漏油がブレーキディスク204に向かって流れて来ているのか否かを容易に目視することが困難であり、また、漏油がブレーキディスク204に向かって流れて来ている場合でも、最終的に制動力発生面に到達するのを阻止する手段を有していないという問題点があった。
本発明の目的は、漏油がブレーキディスクに向かって流れて来ているか否かを容易に目視することができず、また漏油がブレーキディスクに向かって流れて来ている場合でも、漏油が最終的に制動力発生面に到達するのを阻止すことのできるエレベータの巻上装置を提供することにある。
請求項1の発明は、ハウジングの側壁に軸受を介して回転自在に支持された回転軸の一端の上記ハウジングの側壁の外部に突出する端部にブレーキディスクを取り付け、該ブレーキディスクの上記ハウジングの側壁に対向する第1の制動力発生面と該第1の制動力発生面と反対側の第2の制動力発生面を電磁クランパのブレーキパッドで挟着して制動力を付与するエレベータの巻上装置において、
上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面の内側に、上記軸受から漏れ出した潤滑油を受容する第1の漏油受け部を設けた。
請求項2の発明は、請求項1に記載のエレベータの巻上装置において、第1の漏油受け部を、内周側に溝を有する環状の突起で形成した。
請求項3の発明は、請求項1に記載のエレベータの巻上装置において、上記第1の漏油受け部を、上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面に形成された環状溝と、上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面に取り付けられて上記環状溝の内周側を塞ぐ環状の板材と、で形成した。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載のエレベータの巻上装置において、上記第1の漏油受け部(請求項3にあっては環状の板材)を、透明の合成樹脂で形成した。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの巻上装置において、上記第1の漏油受け部内に、吸油材を着脱自在に配置した。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータの巻上装置において、上記ブレーキディスクは、第2の制動力発生面の内側に第2の漏油受け部を備え、該第2の漏油受け部と上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面に形成された第1の漏油受け部を連通路で連通させた。
(1)請求項1のエレベータの巻上装置は、ハウジングの側壁とブレーキディスクの間の隙間から上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面を覗き見して該第1の制動力発生面に漏油が流入して来ているか否かを目視することができる。また、漏油がブレーキディスクの第1の制動力発生面に向かって流れて来ている場合でも、上記第1の漏油受け部によって漏油が第1の制動力発生面に至るのを未然に阻止する。
(2)請求項2のエレベータの巻上装置は、ブレーキディスクの第1の制動力発生面から第1の漏油受け部を突出させて形成したので、上記第1の制動力発生面を伝わって流れてきた漏油を確実に捕捉することができる。
(3)請求項3のエレベータの巻上装置は、ブレーキディスクの第1の制動力発生面に形成された環状溝の外周側を環状の板材で塞ぐことにより形成したので、請求項2の第1の漏油受け部に較べてブレーキディスクの第1の制動力発生面から突出度合いを抑えた状態で第1の漏油受け部を形成することができる。
(4)請求項4のエレベータの巻上装置は、第1の漏油受け部を透明な合成樹脂で形成したので第1の漏油受け部に溜まっている漏油の量等を容易に確認することができる。
(5)請求項5のエレベータの巻上装置は、吸油材によって漏油を吸着保持することができる。また、吸油材を交換することにより第1の漏油受け部内の排油作業を容易に行うことができる。
(6)請求項6のエレベータの巻上装置は、ハウジングの側壁とブレーキディスクの第1の制動力発生面との間の隙間が狭いなどの理由により第1の制動力発生面の漏油状況が見に難い場合でも上記第1の制動力発生面側の漏油は連通路によって、第2の制動力発生面側に導かれるので、該第2の制動力発生面側からでも第1の制動力発生面側の漏油状況を把握可能になる。また、万一、漏油が回転軸を伝わって第2の制動力発生面側に廻り込んで来た場合でも、該第2の漏油受け部によって漏油が第2の制動力発生面に至るのを未然に阻止し、また、連通路から第2の制動力発生面に漏油が流れ落ちるのを阻止することができる。
図1〜図3は、第1の実施の形態のエレベータの巻上装置の第1実施例を示し、図1は側面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2の円で囲んだ部分の拡大図である。
図1に示すように、エレベータの巻上装置1は、モータ2と、該モータ2の回転軸3の一端部に取り付けられたブレーキディスク4と、上記回転軸3の他端部に取り付けられたシーブ5(図2参照)と、上記ブレーキディスク4を挟着する第1,第2の電磁クランパ6,7と、を備えている。
図2,図3に示すように、上記回転軸3は、モータハウジング11の第1,第2の側壁12,13に第1,第2の軸受14,15を介して回転自在に支持されている。上記第1,第2の軸受14,15の外側には第1,第2のオイルシール16,17が設けられている。第1のオイルシール16の内側にはオイル溜り18が設けられていて、該オイル溜り18にグリース等の潤滑油19が収容されている。
回転軸3の一端部は、第1の側壁12の外部に突出していて、該突出部にブレーキディスク4が取り付けられている。また、回転軸3の他端部は、第2の側壁13の外部に突出していて、該突出部にシーブ5が取り付けられている。シーブ5にはワイヤロープ20が掛けられている。
第1,第2の電磁クランパ6,7は、ブレーキディスク4の上部側に配置されていて、これら電磁クランパ6,7のブレーキパッド(図示省略)でブレーキディスク4の第1,第2の制動力発生面4a,4bを挟着して制動力を付与する。
ブレーキディスク4は、第1の側壁12と対向する第1の制動力発生面4aの内側(回転軸3側)に第1の漏油受け部21を備えている。
図3に拡大して示すように、第1の漏油受け部21は、内周面に環状の溝22を有する環状の突起23を設けることにより形成されている。
次に、上記第1の実施の形態のエレベータの巻上装置1の作用について説明する。モータ2の回転軸3を回転させることにより、回転軸3の一端部に取り付けられたブレーキディスク4と、回転軸3の他端部に取り付けられたシーブ5が回転し、エレベータの篭を昇降させる。そして、ブレーキディスク4の第1,第2の制動力発生面4a,4bを1,第2の電磁クランパ6,7のブレーキパッドで挟着することにより制動力を付与する。
オイル溜り18の潤滑油19は、軸受14に供給されて回転軸3を円滑に回転させるが、図3に示すように、潤滑油19の一部は、不可避的にオイルシール16を通り抜けてモータ2のハウジング11の外部に漏れ出す。漏れ出した潤滑油(以下、漏油)19は、回転軸3を介してブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aに向かって流れてくる。
図3に矢印Aで示すように、モータハウジング11の第1の側壁12とブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aの間の隙間Gから覗くことにより、上記第1の制動力発生面4aに漏油19が付着しているか否かを目視、確認することができる。特に、電磁クランパ6,7をブレーキディスク4の上部側に配置したので、上記隙間Gから第1の制動力発生面4aを覗き見る場合に上記電磁クランパ6,7がその視界を遮ることがなく、目視を容易、確実に行うことが可能になる。
また、ブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aに向かって流れてきた漏油19は、第1の漏油受け部21によって捕捉されて第1の制動力発生面4aに至るのを未然に阻止される。なお、第1の漏油受け部21を透明な合成樹脂等で形成すれば第1の漏油受け部21に漏油19がどの程度溜まっているかを容易に確認することができる。
図4は第1の漏油受け部21の変形例を示す。この変形例において、第1の漏油受け部21は、ブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aの内側に穿設された環状溝24と、第1の制動力発生面4aにネジ25で取り付けられて環状溝24の内周側を塞ぐ環状の板材26と、で形成されている。
変形例の第1の漏油受け部21は、上述のような構成であるから、ブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aに向かって流れてきた漏油19は、環状溝24内に流入し、流入した漏油19は、環状の板材26によって環状溝24からの排出が阻止される。第1の変形例の第1の漏油受け部21は、環状溝24の外周側を環状の板材で塞ぐことにより形成したので、図3に示した第1の漏油受け部21の基本例に較べて、ブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aからの突出量をより低くした状態で第1の漏油受け部21を形成することができる。なお、上記板材26を透明な合成樹脂等の素材で形成することにより上記環状溝24内に漏油19がどの程度溜まっているかを容易に確認することができる。
図5は漏油受け部21内に吸油材27を着脱自在に取り付けた場合を示す。吸油材27によって漏油19を吸着保持することができる。また、吸油材27を交換することにより第1の漏油受け部21内の排油作業を容易に行うことができる。
図6は第1の実施の形態のエレベータの巻上装置の第2実施例を示す。この実施例においては、ブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aに第1の漏油受け部21を設けると共に、第2の制動力発生面4bにも上記第1の漏油受け部21と同様の第2の漏油受け部31を設けた。そして、第1の漏油受け部21と第2の漏油受け部31の内周側を連通路32によって連通した。
第2実施例においては、ブレーキディスク4の第2の制動力発生面4bに第2の漏油受け部31を設けたので、モータハウジング11の第1の側壁12とブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aとの間の隙間Gが狭いなどの理由により第1の制動力発生面4aの漏油状況が覗き見し難い場合でも、第1の制動力発生面4aの漏油19は、連通路31によって、第2の制動力発生面4b側に導かれるので、該第2の制動力発生面4b側からでも第1の制動力発生面4a側の漏油状況を把握可能になる。また、万一、漏油19が回転軸3を伝わって第2の制動力発生面4b側に廻り込んで来た場合でも、第2の漏油受け部31によって漏油19が第2の制動力発生面4bに至るのを未然に阻止する。
上記第1実施例においては、ブレーキディスク4の第1の制動力発生面4a側にのみ漏油受け部21を設けためにブレーキディスク4とモータハウジング11の第1の側壁12の間の隙間Gから覗き込むようにしてブレーキディスク4の第1の制動力発生面4aに漏油19が付着しているか否かを確認しなければならず確認作業が困難な場合があった。また、ブレーキディスク4の第2の制動力発生面4b側には漏油受け部が設けられていなかったために、万一、漏油19がブレーキディスク4の第2の制動力発生面4b側に廻り込んできたときに、この漏油19がブレーキディスク4の第2の制動力発生面4bに付着する虞や、連通路31から漏油が第2の制動力発生面4bに流下してしまう虞があったが、第2実施例によればこれらの問題点が解決される。
図7は連通路31内に吸油材27を着脱自在に取り付けた場合を示す。連通路31は、第1の制動力発生面4a側の開口部よりも第2の制動力発生面4b側の開口部が大径に形成されていて、第2の制動力発生面4b側から着脱可能になっている。
図8は第2の実施の形態のエレベータの巻上装置101を示す。上記第1の実施の形態のエレベータの巻上装置1がモータ2の回転軸3の一端部と他端部に直接、ブレーキディスク4とシーブ5を直接、取り付けているのに対して、第2の実施の形態のエレベータの巻上装置101は、モータ102の回転軸103の回転をカップリング104によって減速機105の入力側の回転軸106に伝達して、該入力側の回転軸106に取り付けたブレーキディスク107を回転させると共に、減速機105の出力側の回転軸108の一端部に取り付けたシーブ109を回転駆動する構成になっている。そして、巻上装置101の停止時に上記ブレーキディスク107の第1,第2の制動力発生面4a,4bを電磁クランパ(図示省略)で挟着して制動する。
減速機105の入力側の回転軸106は、一端側が減速機105のハウジング111の第1の側壁111aに設けた第1の軸受112に支持され、他端部がハウジング111の第2の側壁111bに設けた第2の軸受113に支持されている。
第1の回転軸106の一端側は、ハウジング111の第2の側壁111bから突出して該突出部にブレーキディスク107が取り付けられている。また、入力側の回転軸106の他端側は、ハウジング111の第1の側壁111aから突出して該突出部にカップリング104が取り付けられている。
ブレーキディスク107は、第1の実施の形態のエレベータの巻上装置1のブレーキディスク4と同様に形成されていて、軸受113等から漏れ出して来た漏油を制動力発生面4a等に至る前に漏油受け部で捕捉する構成になっている。
減速機105を使用する第2の実施の形態のエレベータの巻上装置101においても第1の実施の形態のエレベータの巻上装置1と同様に漏油遮断等の効果を十分に発揮する。
第1の実施の形態のエレベータの巻上装置の側面図。 図1のA−A断面図。 図2の円で囲んだ部分の拡大図。 第1実施例の漏油受け部の変形例の断面図。 漏油受け部に吸油材を収容した状態の断面図。 第2実施例の漏油受け部の断面図。 漏油受け部に吸油材を収容した状態の断面図。 第2の実施の形態のエレベータの巻上装置の平面図。 従来例の説明図。 他の従来例の説明図。
符号の説明
1…エレベータの巻上装置、2…モータ、3…回転軸、4…ブレーキディスク、4a…第1の制動力発生面、4b…第2の制動力発生面、5…シーブ、6…第1の電磁クランパ、7…第2の電磁クランパ、11…モータハウジング、12…第1の側壁、13…第2の側壁、14…第1の軸受、15…第2の軸受、16…第1のオイルシール、17…第2のオイルシール、18…オイル溜り、19…潤滑油、20…ワイヤロープ、21…第1の漏油受け部、22…環状の溝、23…環状の突起、24…環状溝、25…ネジ、26…板材、31…第2の漏油受け部。

Claims (6)

  1. ハウジングの側壁に軸受を介して回転自在に支持された回転軸の一端の上記ハウジングの側壁の外部に突出する端部にブレーキディスクを取り付け、該ブレーキディスクの上記ハウジングの側壁に対向する第1の制動力発生面と該第1の制動力発生面と反対側の第2の制動力発生面を電磁クランパのブレーキパッドで挟着して制動力を付与するエレベータの巻上装置において、
    上記ブレーキディスクは、上記第1の制動力発生面の内側に、上記軸受から漏れ出した潤滑油を受容する第1の漏油受け部を備えていることを特徴とするエレベータの巻上装置。
  2. 上記第1の漏油受け部は、内周側に溝を有する環状の突起によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの巻上装置。
  3. 上記第1の漏油受け部は、上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面に穿設された環状溝と、上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面に取り付けられて上記環状溝の外周側を塞ぐ環状の板材と、で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの巻上装置。
  4. 上記第1の漏油受け部は、透明の合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のエレベータの巻上装置。
  5. 上記第1の漏油受け部内には、吸油材が着脱自在に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの巻上装置。
  6. 上記ブレーキディスクは、第2の制動力発生面の内側に第2の漏油受け部を備え、該第2の漏油受け部と上記ブレーキディスクの第1の制動力発生面に形成された第1の漏油受け部は連通路によって連通されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータの巻上装置。
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