JP2009160318A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】交換ユニットの運搬時や設置時の利便性の向上を図り、交換ユニットの交換作業の負担を減少させ、交換作業を容易なものにすることができるようにしたスロットマシンを提供する。
【解決手段】交換ユニット(2)を筐体(11)内部に装着した時、前足部(140)は、先端が手前側になるように中板(120)上で折曲可能であると共に、折曲した前足部(140)の中板(120)側には、交換ユニット(2)の中板(120)上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体(141)が形成され、後足部(150)は、中板(120)の下面側に折曲可能に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】交換ユニット(2)を筐体(11)内部に装着した時、前足部(140)は、先端が手前側になるように中板(120)上で折曲可能であると共に、折曲した前足部(140)の中板(120)側には、交換ユニット(2)の中板(120)上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体(141)が形成され、後足部(150)は、中板(120)の下面側に折曲可能に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
この発明は、交換ユニットの運搬や設置時の利便性が向上したスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンは、正面側に開口する筺形の本体キャビネットと、本体キャビネットの開口部を開閉自在に塞ぐ前扉とから成り、本体キャビネットの内部に、リールユニット、ホッパーユニット、遊技を司る制御回路基板等が固定設置され、全体が構成されていた。このような、従来のスロットマシンにおいては、遊技内容を変更する際には本体キャビネット、前扉、リールユニット、ホッパーユニット等のスロットマシン全体をまるごと交換しなければならなかった。しかし、遊技内容を変更するための台交換の際、遊技を担当しないホッパーユニット等も同時に交換されることとなり、交換に要する費用がかかるだけでなく、資源の無駄になっていたという問題点があった。かかる問題点を解決するため、近年、スロットマシンを、遊技性に関わる部分と、遊技性に直接関わらない部分とに分け、このうち遊技性に関わる部分、すなわちリールユニット及び主制御回路基板からなる交換ユニットだけを交換することにより、全体を交換することなく、新しいスロットマシンで遊技しているかのような印象を与えることができる分離型のスロットマシンが開発されている。
そして、かかる交換ユニットだけを交換することにより、遊技内容を変更することができる分離型のスロットマシンでは、従来のスロットマシン全体を一体とした台交換の代わりに、スロットマシンの内部の部品の組合せからなる交換ユニットの交換作業が必要となってくる。かかる交換ユニットの交換作業では、リールユニット等の重量のある部品を有する交換ユニットを、交換作業者が手で持ち上げて脱着しなければならない。すなわち、スロットマシンの本体キャビネット内部から交換ユニットを取り外す場合には、内部に作業者が手を差し込んで、持ち上げながら引き出さなければならない。また、交換ユニットを取り付ける場合には、作業者が交換ユニットを手で持ち上げて、交換ユニットの取付位置と整合するように、その高さ等の取付位置を調整しながら、スロットマシンの内部に交換ユニットを運び入れる必要がある。
そして、この種のスロットマシンとしては、交換ユニットにキャスターを設けて、交換ユニットの交換作業を容易にするものが知られている(例えば、特許文献1。)。
更に、交換ユニットの作業性の向上を図るため、伸縮自在なキャスターを有する交換ユニット用台部上面の案内路に交換ユニットを載せ、スライドさせつつ、交換ユニットを筐体内部に配置するものが検討されている(例えば、特許文献2。)。
特開2004−670号公報
特開2004−25338号公報
更に、交換ユニットの作業性の向上を図るため、伸縮自在なキャスターを有する交換ユニット用台部上面の案内路に交換ユニットを載せ、スライドさせつつ、交換ユニットを筐体内部に配置するものが検討されている(例えば、特許文献2。)。
しかし、かかる交換作業は、遊技者が、リールユニット等の重量のある部品からなる交換ユニットを、運搬し、自らの手で持ち上げながら、脱着作業を行わなければならず、特に、交換ユニットをスロットマシンの本体キャビネット内部に取り付ける場合には、交換ユニットを手で持った状態で、正確な取付位置を微調整する必要があるため、交換作業をする者にとって、負担のかかる作業になるといった問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1) すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、交換ユニットの運搬時や設置時の利便性の向上を図り、交換ユニットの交換作業の負担を減少させ、交換作業を容易なものにすることができるようにしたスロットマシンを提供しようとするものである。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1) すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、交換ユニットの運搬時や設置時の利便性の向上を図り、交換ユニットの交換作業の負担を減少させ、交換作業を容易なものにすることができるようにしたスロットマシンを提供しようとするものである。
(請求項2) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項2記載の発明は、折曲した後足部が、自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止可能な遊技機を提供しようとするものである。
(請求項3) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項3記載の発明は、交換ユニットが、筐体内部から手前側に向かって外れ落ちることを防止可能な遊技機を提供しようとするものである。
(請求項4) 請求項4記載の発明は、上記した請求項1から3までのいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項4記載の発明は、前足部及び後足部を折曲した状態のままで床面等に載置することができるとともに、そのまま交換ユニットを移動させることができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
(請求項3) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項3記載の発明は、交換ユニットが、筐体内部から手前側に向かって外れ落ちることを防止可能な遊技機を提供しようとするものである。
(請求項4) 請求項4記載の発明は、上記した請求項1から3までのいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項4記載の発明は、前足部及び後足部を折曲した状態のままで床面等に載置することができるとともに、そのまま交換ユニットを移動させることができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
(請求項1)
(特徴点) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、正面側に開口する正面開口部(6)を有する筐体(11)と、前記筐体(11)の高さ方向の途中で横方向に渡して、前記筐体(11)を上下方向に分割する中板(120)と、周囲に図柄(61)を配置した回転リール(40)を有するリールユニット(60)と、前記回転リール(40)の図柄(61)の変動表示及び停止表示を制御するための遊技制御装置(21)と、前記筐体(11)の正面開口部(6)を開閉自在に塞ぐ前扉(14)とを備え、少なくとも前記リールユニット(60)及び前記遊技制御装置(21)を支持体(7)に搭載した交換ユニット(2)を備えたスロットマシン(10)であって、前記中板(120)上に位置させる前記交換ユニット(2)は、前記交換ユニット(2)の下部の前側及び後側を、前記中板(120)の高さまでそれぞれ支持する足部(130)を設け、前記足部(130)は、先端に回転可能な先端回転体(131)を設けると共に、長さ方向の途中で折曲可能に形成され、前記足部(130)は、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部に収納した際、前記筐体(11)の奥側に位置する前足部(140)と、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部に収納した際、前記筐体(11)の手前側に位置する後足部(150)とを備え、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部に装着した時、前記前足部(140)は、先端が手前側になるように前記中板(120)上で折曲可能であると共に、折曲した前記前足部(140)の中板(120)側には、前記交換ユニット(2)の前記中板(120)上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体(141)が形成され、前記後足部(150)は、前記中板(120)の下面側に折曲可能に形成されていることを特徴とする。
(特徴点) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、正面側に開口する正面開口部(6)を有する筐体(11)と、前記筐体(11)の高さ方向の途中で横方向に渡して、前記筐体(11)を上下方向に分割する中板(120)と、周囲に図柄(61)を配置した回転リール(40)を有するリールユニット(60)と、前記回転リール(40)の図柄(61)の変動表示及び停止表示を制御するための遊技制御装置(21)と、前記筐体(11)の正面開口部(6)を開閉自在に塞ぐ前扉(14)とを備え、少なくとも前記リールユニット(60)及び前記遊技制御装置(21)を支持体(7)に搭載した交換ユニット(2)を備えたスロットマシン(10)であって、前記中板(120)上に位置させる前記交換ユニット(2)は、前記交換ユニット(2)の下部の前側及び後側を、前記中板(120)の高さまでそれぞれ支持する足部(130)を設け、前記足部(130)は、先端に回転可能な先端回転体(131)を設けると共に、長さ方向の途中で折曲可能に形成され、前記足部(130)は、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部に収納した際、前記筐体(11)の奥側に位置する前足部(140)と、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部に収納した際、前記筐体(11)の手前側に位置する後足部(150)とを備え、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部に装着した時、前記前足部(140)は、先端が手前側になるように前記中板(120)上で折曲可能であると共に、折曲した前記前足部(140)の中板(120)側には、前記交換ユニット(2)の前記中板(120)上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体(141)が形成され、前記後足部(150)は、前記中板(120)の下面側に折曲可能に形成されていることを特徴とする。
また、ここで、「回転リール(40)」とあるのは、周囲に複数の図柄を表示したものが、実際に回転するようなものに限定されるものではなく、液晶画面に表示されるようなものも含まれるものである。具体的には、例えば、遊技盤面の中央に設けた液晶装置を使用することにより、周囲に複数の図柄を表示した回転リールが回転するような画像を当該液晶装置によって遊技者に向かって表示するものも含まれる。
また、ここで、「正面側に開口する正面開口部(6)を有する筐体(11)」とは、具体的には、例えば、図2に示すような、スロットマシン(10)の箱状の外側部材であって、正面側に開口する正面開口部(6)を備えた筐体(11)のようなものである。
また、ここで、「正面側に開口する正面開口部(6)を有する筐体(11)」とは、具体的には、例えば、図2に示すような、スロットマシン(10)の箱状の外側部材であって、正面側に開口する正面開口部(6)を備えた筐体(11)のようなものである。
また、ここで、「支持体(7)」とは、図2に示すような枠状の構造支持部材であって、リールユニット(60)や制御装置(20)等を、支持可能なものである。
(作用) 本発明は、足部(130)が交換ユニット(2)の下部の前側及び後側を、中板(120)の高さまでそれぞれ支持し、その足部(130)の下には、回転可能な先端回転体(131)が形成されている。これにより、交換ユニット(2)を中板(120)の高さに保持した状態のままで、中板(120)の手前まで、先端回転体(131)の回転により移動させることができる。そして、そのまま、交換ユニット(2)を筐体(11)の内部の中板(120)の上へ押し込むと、前足部(140)は、先端が手前側になるように中板(120)上で折り曲がる。その際、前足部(140)の中板(120)側には、交換ユニット(2)の中板(120)上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体(141)が形成されているため、前足中間回転体(141)が車輪の役割を果たして、前足中間回転体(141)が中板(120)上で回転する。これにより、交換ユニット(2)を中板(120)の奥側へ引きずることなく、簡単に移動させることができる。前足中間回転体(141)が車輪の役割をするため、交換ユニット(2)の前足部(140)と中板(120)との間には大きな力を必要とする滑り摩擦ではなく、僅かな力で移動可能な前足中間回転体(141)による転がり摩擦が発生する。このため、前足中間回転体(141)を設けていないときよりも僅かな力で、交換ユニット(2)を筐体(11)内部に押し込むことができる。更に、中板(120)の上面が、滑り摩擦により損傷することもない。
(作用) 本発明は、足部(130)が交換ユニット(2)の下部の前側及び後側を、中板(120)の高さまでそれぞれ支持し、その足部(130)の下には、回転可能な先端回転体(131)が形成されている。これにより、交換ユニット(2)を中板(120)の高さに保持した状態のままで、中板(120)の手前まで、先端回転体(131)の回転により移動させることができる。そして、そのまま、交換ユニット(2)を筐体(11)の内部の中板(120)の上へ押し込むと、前足部(140)は、先端が手前側になるように中板(120)上で折り曲がる。その際、前足部(140)の中板(120)側には、交換ユニット(2)の中板(120)上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体(141)が形成されているため、前足中間回転体(141)が車輪の役割を果たして、前足中間回転体(141)が中板(120)上で回転する。これにより、交換ユニット(2)を中板(120)の奥側へ引きずることなく、簡単に移動させることができる。前足中間回転体(141)が車輪の役割をするため、交換ユニット(2)の前足部(140)と中板(120)との間には大きな力を必要とする滑り摩擦ではなく、僅かな力で移動可能な前足中間回転体(141)による転がり摩擦が発生する。このため、前足中間回転体(141)を設けていないときよりも僅かな力で、交換ユニット(2)を筐体(11)内部に押し込むことができる。更に、中板(120)の上面が、滑り摩擦により損傷することもない。
そして、上述したように、前足部(140)の先端が手前側になるように前足部(140)を中板(120)上で折り曲げて、交換ユニット(2)を中板(120)上へ押し込んだ後、後足部(150)を中板(120)の下面側に折り曲げる。これにより、中板(120)の上面を前足部(140)で、中板(120)の下面を後足部(150)で包み込むように、足部(130)を筐体(11)内部に収納することができる。足部(130)は、中板(120)の上下面に沿って収納することができるため、筐体(11)内部で大きなスペースを必要とすることなく、その他の部品の交換等で邪魔になることはない。
また、本発明は、足部(130)により、交換ユニット(2)を中板(120)の高さまで、持ち上げた状態で、平行移動させることで、交換ユニット(2)を筐体(11)の正面開口部(6)の中板(120)の上に案内することができる。これにより、交換ユニット(2)の交換作業の際、交換作業者が交換ユニット(2)を床面から高さ方向(縦方向、鉛直方向)に手で持ち上げたり、或いは持ち下げたりする必要がない。したがって、交換ユニット(2)の交換作業の労力を軽減させることができる。
また、本発明は、足部(130)により、交換ユニット(2)を中板(120)の高さまで、持ち上げた状態で、平行移動させることで、交換ユニット(2)を筐体(11)の正面開口部(6)の中板(120)の上に案内することができる。これにより、交換ユニット(2)の交換作業の際、交換作業者が交換ユニット(2)を床面から高さ方向(縦方向、鉛直方向)に手で持ち上げたり、或いは持ち下げたりする必要がない。したがって、交換ユニット(2)の交換作業の労力を軽減させることができる。
また、足部(130)と交換ユニット(2)とを分離したり、結合したりする必要がなく、足部(130)と交換ユニット(2)とを一緒に移動させて、更に、一緒に筐体(11)内部に収納することができる。交換ユニット(2)を支持する足部(130)を、交換作業時に使用する道具として、分離して別に保管管理する必要もなく、交換作業をする者にとって、作業負担を減少させ、交換作業を容易なものにすることができる。
(請求項2)
(特徴点) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部の前記中板(120)上へ押し込み、前記後足部(150)を前記中板(120)の下面側に折曲した後、前記後足部(150)を前記中板(120)に固定可能に形成したことを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部の前記中板(120)上へ押し込み、前記後足部(150)を前記中板(120)の下面側に折曲した後、前記後足部(150)を前記中板(120)に固定可能に形成したことを特徴とする。
(作用) 本発明は、交換ユニット(2)を筐体(11)内部の中板(120)上へ押し込み、後足部(150)を中板(120)の下面側に折曲している。これにより、筐体(11)の正面開口部(6)の中板(120)より下の開口空間に下方に向かって後足部(150)が林立することを回避することができて、中板(120)の下の空間を有効に利用することが可能となる。そして、後足部(150)を中板(120)に固定している。このため、後足部(150)を中板(120)の下面側に折曲した後、後足部(150)の自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止することができる。
(請求項3)
(特徴点) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記中板(120)には、上下方向に連通する連通孔(121)を形成し、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部の前記中板(120)上へ押し込み、前記前足部(140)及び前記後足部(150)を折曲した後、前記前足部(140)及び前記後足部(150)を前記連通孔(121)を介して固定可能な連結棒(161)を設けたことを特徴とする。
(請求項3)
(特徴点) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記中板(120)には、上下方向に連通する連通孔(121)を形成し、前記交換ユニット(2)を前記筐体(11)内部の前記中板(120)上へ押し込み、前記前足部(140)及び前記後足部(150)を折曲した後、前記前足部(140)及び前記後足部(150)を前記連通孔(121)を介して固定可能な連結棒(161)を設けたことを特徴とする。
(作用) 本発明は、交換ユニット(2)を筐体(11)内部の中板(120)上へ押し込み、前足部(140)を先端が手前側になるように中板(120)上で折り曲げて、更に、後足部(150)を中板(120)の下面側に折曲している。これにより、前足部(140)及び後足部(150)を筐体(11)内部に大きなスペースを取ることなく、収納することができる。また、筐体(11)の正面開口部(6)の中板(120)より下の開口空間に下方に向かって後足部(150)が林立することを回避することができて、中板(120)の下の空間を有効に利用することが可能となる。そして、前足部(140)及び後足部(150)の両者を、中板(120)の連通孔(121)を介して、連結棒(161)により固定している。これにより、前足部(140)及び後足部(150)が連通孔(121)を介した連結棒(161)によって固定され、結果として、交換ユニット(2)が中板(120)、すなわち、筐体(11)に固定される。このため、前扉(14)が開放されている状態で、交換ユニット(2)が、筐体(11)内部から手前側に向かって抜け落ちたり、外れ落ちるようなことを防止することができる。また、折曲した後足部(150)が、自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止することができる。
(請求項4)
(特徴点) 請求項4記載の発明は、上記した請求項1から3までのいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、折曲した前記後足部(150)の下面側には、前記前足部(140)及び前記後足部(150)を折曲した状態で前記交換ユニット(2)全体を移動させるための後足中間回転体(151)が設けてあることを特徴とする。
(作用) 本発明は、折曲した後足部(150)の下面側には、前足部(140)及び後足部(150)を折曲した状態で交換ユニット(2)を移動させるための後足中間回転体(151)が設けてある。このため、前足部(140)及び後足部(150)を折曲した状態で、中板(120)から取り外し、その折曲した状態のままで床面等に載置して、そのまま、後足中間回転体(151)を車輪として使用して、図5(f)に示すように、交換ユニット(2)全体を移動させることができる。
(特徴点) 請求項4記載の発明は、上記した請求項1から3までのいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、折曲した前記後足部(150)の下面側には、前記前足部(140)及び前記後足部(150)を折曲した状態で前記交換ユニット(2)全体を移動させるための後足中間回転体(151)が設けてあることを特徴とする。
(作用) 本発明は、折曲した後足部(150)の下面側には、前足部(140)及び後足部(150)を折曲した状態で交換ユニット(2)を移動させるための後足中間回転体(151)が設けてある。このため、前足部(140)及び後足部(150)を折曲した状態で、中板(120)から取り外し、その折曲した状態のままで床面等に載置して、そのまま、後足中間回転体(151)を車輪として使用して、図5(f)に示すように、交換ユニット(2)全体を移動させることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1) 請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1記載の発明によれば、交換ユニットの運搬時や設置時の利便性の向上を図り、交換ユニットの交換作業の負担を減少させ、交換作業を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供することができる。
(請求項2) 請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項2記載の発明によれば、折曲した後足部が、自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止可能な遊技機を提供することができる。
(請求項1) 請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1記載の発明によれば、交換ユニットの運搬時や設置時の利便性の向上を図り、交換ユニットの交換作業の負担を減少させ、交換作業を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供することができる。
(請求項2) 請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項2記載の発明によれば、折曲した後足部が、自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止可能な遊技機を提供することができる。
(請求項3) 請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項3記載の発明によれば、交換ユニットが、筐体内部から手前側に向かって外れ落ちることを防止可能な遊技機を提供することができる。
(請求項4) 請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1から3までのいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項4記載の発明によれば、前足部及び後足部を折曲した状態のままで床面等に載置することができるとともに、そのまま交換ユニットを移動させることができるようにした遊技機を提供することができる。
(請求項4) 請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1から3までのいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項4記載の発明によれば、前足部及び後足部を折曲した状態のままで床面等に載置することができるとともに、そのまま交換ユニットを移動させることができるようにした遊技機を提供することができる。
(第1の実施の形態)
(図面の説明) 図1から図7までは、本発明の第1の実施の形態を示すものである。図1は遊技機の外観正面図、図2は遊技機の筐体、交換ユニット及び前扉の分解斜視図、図3は交換ユニットの外観斜視図、図4(a)(b)(c)、図5(d)(e)は筐体に交換ユニットを収納する作業状態の概略図、図5(f)は足部を折曲した状態で床面に載置している状態の外観側面図、図6は連結棒により連通孔を介して前足部及び後足部を連結した状態の縦断面図、図7は折り曲げた足部同士を連結棒で固定した状態の断面図をそれぞれ示すものである。
(図面の説明) 図1から図7までは、本発明の第1の実施の形態を示すものである。図1は遊技機の外観正面図、図2は遊技機の筐体、交換ユニット及び前扉の分解斜視図、図3は交換ユニットの外観斜視図、図4(a)(b)(c)、図5(d)(e)は筐体に交換ユニットを収納する作業状態の概略図、図5(f)は足部を折曲した状態で床面に載置している状態の外観側面図、図6は連結棒により連通孔を介して前足部及び後足部を連結した状態の縦断面図、図7は折り曲げた足部同士を連結棒で固定した状態の断面図をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10) 前記スロットマシン10は、図2に示すように、大きく分けて、正面側に正面開口部6を有する筐体11と、この筐体11内部に着脱自在に設けられる交換ユニット2と、筐体11の正面開口部6を開閉自在に塞ぐ前扉14とを備えている。そして、この前扉14は、筐体11の正面開口部6の上部である開口上部71を開閉可能に塞ぐ上扉3と、筐体11の下部である開口下部72を開閉可能に塞ぐ下扉4とを備えている。
前記スロットマシン10は、正面に向かって開口する正面開口部を有する四角箱状の筐体11を有する。この筐体11の正面開口部の向かって左縁側には、筐体11の正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉14がヒンジにより軸支されている。具体的には、筐体11の開口上部71を開閉自在に塞ぐ上扉3が、支持体7のヒンジとしての上扉用被係合部62により軸支されている。また、筐体11の開口下部72を開閉自在に塞ぐ下扉4が、筐体11のヒンジとしての下扉用被係合部63により軸支されている。前記前扉14の中央部から上部には、遊技者側に向かって臨む略四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この表示窓12の略中央には、三個の回転リール40の図柄61、いわゆる停止図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、前扉14の下部には、入賞した場合に、賞品としての遊技媒体が払い出される払い出し口32が形成されている。そして、この払い出し口32の下方には、払い出し口32から払い出された遊技媒体としての遊技メダルを貯留するための上方に向かって開口する皿状の払い出し皿33が形成されている。
前記スロットマシン10は、正面に向かって開口する正面開口部を有する四角箱状の筐体11を有する。この筐体11の正面開口部の向かって左縁側には、筐体11の正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉14がヒンジにより軸支されている。具体的には、筐体11の開口上部71を開閉自在に塞ぐ上扉3が、支持体7のヒンジとしての上扉用被係合部62により軸支されている。また、筐体11の開口下部72を開閉自在に塞ぐ下扉4が、筐体11のヒンジとしての下扉用被係合部63により軸支されている。前記前扉14の中央部から上部には、遊技者側に向かって臨む略四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この表示窓12の略中央には、三個の回転リール40の図柄61、いわゆる停止図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、前扉14の下部には、入賞した場合に、賞品としての遊技媒体が払い出される払い出し口32が形成されている。そして、この払い出し口32の下方には、払い出し口32から払い出された遊技媒体としての遊技メダルを貯留するための上方に向かって開口する皿状の払い出し皿33が形成されている。
前記回転リール40は、図1の向かって左端側に位置する左側回転リール43と、図1の向かって右端側に位置する右側回転リール45と、この左側回転リール43及び右側回転リール45の間に位置する中央回転リール44とからなるものである。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。そして、スロットマシン10の前面側には、特に図示しないが、横方向に三本、左右の対角線上の斜め方向に二本の合計五本の入賞ラインが形成されている。
スロットマシン10の内部には、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20が内蔵されている。
なお、ここで、「前面」や「前方向」や「手前方向」とは、交換作業者(或いは遊技者)が、スロットマシン10の正面側の前にスロットマシン10の方に顔を向けて座って、或いは、立っているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見た場合の奥から手前への方向を意味する。したがって、前方向や手前方向とは、スロットマシン10の奥から正面へ向かう方向を意味する。
また、「背面」や「後方向」や「奥方向」とは、交換作業者(或いは遊技者)が、スロットマシン10の正面側にスロットマシン10の方を向いて位置しているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、後方向とは、スロットマシン10の正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、本明細書における「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかるスロットマシン10の前面の方を向いて位置している者から見た場合の右方向や、左方向を意味する。
なお、ここで、「前面」や「前方向」や「手前方向」とは、交換作業者(或いは遊技者)が、スロットマシン10の正面側の前にスロットマシン10の方に顔を向けて座って、或いは、立っているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見た場合の奥から手前への方向を意味する。したがって、前方向や手前方向とは、スロットマシン10の奥から正面へ向かう方向を意味する。
また、「背面」や「後方向」や「奥方向」とは、交換作業者(或いは遊技者)が、スロットマシン10の正面側にスロットマシン10の方を向いて位置しているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、後方向とは、スロットマシン10の正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、本明細書における「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかるスロットマシン10の前面の方を向いて位置している者から見た場合の右方向や、左方向を意味する。
前記スロットマシン10は、筐体11内部に着脱自在に固定するとともに、筐体11から分離して交換可能な扉一体型交換ユニット5を備えている。この扉一体型交換ユニット5は、交換ユニット2と、上扉3とから構成されているものである。
前記扉一体型交換ユニット5は、回転リール40及び遊技制御装置21を、直方体の骨組み状の構造体である支持体7の内部に固定し、その支持体7の上扉用被係合部62に上扉3の裏面側にある上扉用係合部(図示せず)を係合して、回転リール40、遊技制御装置21及び上扉3を一体として、筐体11から分離して交換可能なものである。なお、上扉3の裏面側には、演出制御装置22を固定しているため、扉一体型交換ユニット5は、結果として、遊技制御装置21及び演出制御装置22からなる制御装置20、回転リール40及び上扉3を、一体として、筐体11から分離して交換可能となる。
前記扉一体型交換ユニット5は、回転リール40及び遊技制御装置21を、直方体の骨組み状の構造体である支持体7の内部に固定し、その支持体7の上扉用被係合部62に上扉3の裏面側にある上扉用係合部(図示せず)を係合して、回転リール40、遊技制御装置21及び上扉3を一体として、筐体11から分離して交換可能なものである。なお、上扉3の裏面側には、演出制御装置22を固定しているため、扉一体型交換ユニット5は、結果として、遊技制御装置21及び演出制御装置22からなる制御装置20、回転リール40及び上扉3を、一体として、筐体11から分離して交換可能となる。
前記扉一体型交換ユニット5は、筐体11の正面開口部6の上部を開閉自在に塞ぐ上扉3と、枠状の支持体7に回転リール40を有するリールユニット60及び遊技制御装置21を固定した交換ユニット2とを備えている。このリールユニット60は、複数の図柄19が表示された回転リール40及びこの回転リール40を回転表示させるためのステッピングモーターからなる駆動手段を有するものである。そして、交換ユニット2の手前側には、前扉14の上扉3が開閉自在に取り付けられてある。そして、この交換ユニット2及び上扉3により、両者が一体となった扉一体型交換ユニット5を形成している。前記交換ユニット2は、上扉3と一緒に筐体11から分離して交換可能なものである。すなわち、遊技ホールにおける通常のいわゆる新台入れ替えの際には、交換ユニット2及び上扉3が一体となった扉一体型交換ユニット5毎に入れ替えることができるものである。もちろん、新台入れ替えの際、上扉3は、取り換えずに、そのまま再度使用して、交換ユニット2だけを交換することもできる。
前記筐体11の下部には、投入された遊技媒体としての遊技メダルを貯留するとともに払い出し皿33に遊技媒体としての遊技メダルを払い出し可能なホッパーユニットとも呼ばれる払い出し装置65とが固定されている。
(筐体11) 筐体11は、底面に配置した底板23と、この底板23の左右から上方に立設する左右の側板24と、この左右の側板24の上端に渡された天板25と、それらの裏面側を覆う裏板26とからなる正面側に開口する正面開口部6を有する箱状のものである。筐体11の高さ方向略中央部には、二つの側板24の間に水平方向(横方向)に中板120が渡してある。この中板120は、筐体11を上下方向に分割しているものである。そして、この中板120の下面には電源ユニット8が設けられ、底板15には払い出し装置65としてのホッパーユニットが載置されている。なお、底板23と、中板120との間の空間である開口下部72の払い出し装置65の左右には、後述する足部130が進退可能な空間が確保されてある。すなわち、左右の側板24と払い出し装置65との間には、足部130が入り込んで、折り曲げたり、或いは、折り曲げてあるものを伸ばしたりすることが可能な空間が形成されているものである。
(筐体11) 筐体11は、底面に配置した底板23と、この底板23の左右から上方に立設する左右の側板24と、この左右の側板24の上端に渡された天板25と、それらの裏面側を覆う裏板26とからなる正面側に開口する正面開口部6を有する箱状のものである。筐体11の高さ方向略中央部には、二つの側板24の間に水平方向(横方向)に中板120が渡してある。この中板120は、筐体11を上下方向に分割しているものである。そして、この中板120の下面には電源ユニット8が設けられ、底板15には払い出し装置65としてのホッパーユニットが載置されている。なお、底板23と、中板120との間の空間である開口下部72の払い出し装置65の左右には、後述する足部130が進退可能な空間が確保されてある。すなわち、左右の側板24と払い出し装置65との間には、足部130が入り込んで、折り曲げたり、或いは、折り曲げてあるものを伸ばしたりすることが可能な空間が形成されているものである。
ここで、電源ユニット8は、中板120の下面に、取り付けられており、その前面には、遊技店側が種々の設定を行うためのスイッチ等、店操作部を有している。
上記電源ユニット8及び払い出し装置65は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
また、側板24の正面左側の下部には、前記下扉4を係合させ、回転自在に支持するための下扉用被係合部63が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、下扉用被係合部63の対向側の側板24には、下扉4を閉めた際、下扉4をロックするための突出片が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
上記電源ユニット8及び払い出し装置65は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
また、側板24の正面左側の下部には、前記下扉4を係合させ、回転自在に支持するための下扉用被係合部63が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、下扉用被係合部63の対向側の側板24には、下扉4を閉めた際、下扉4をロックするための突出片が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
前記中板120の左右には、後述する連結棒161を通すために上下に連通する前後に細長い連通孔121が形成されている。また、中板120の手前側の端面は、奥側に向かって上り傾斜となるような傾斜面122が形成されている。
(扉一体型交換ユニット5) 前記扉一体型交換ユニット5は、上扉3及び交換ユニット2からなるものである。この扉一体型交換ユニット5は、交換ユニット2の支持体7の上扉用被係合部に、上扉3の正面から向かって左裏面側の上扉用係合部を回転自在に係合させている。この上扉用被係合部及び上扉用係合部により本体上扉軸支手段を形成している。この本体上扉軸支手段は、上扉3を支持体7に回転可能に軸支するものである。そして、交換ユニット2及び上扉3は、両者が一体となった状態で、筐体11から取り外し、また、取り付けることができるように形成されている。なお、交換ユニット2の支持体7から上扉3を取り外せば、いわゆる新台入れ替えの際、上扉3はそのまま交換せずに、交換ユニット2だけを交換することができる。このように、交換ユニット2だけの取り付けや、取り外しも可能となるように形成されている。
(扉一体型交換ユニット5) 前記扉一体型交換ユニット5は、上扉3及び交換ユニット2からなるものである。この扉一体型交換ユニット5は、交換ユニット2の支持体7の上扉用被係合部に、上扉3の正面から向かって左裏面側の上扉用係合部を回転自在に係合させている。この上扉用被係合部及び上扉用係合部により本体上扉軸支手段を形成している。この本体上扉軸支手段は、上扉3を支持体7に回転可能に軸支するものである。そして、交換ユニット2及び上扉3は、両者が一体となった状態で、筐体11から取り外し、また、取り付けることができるように形成されている。なお、交換ユニット2の支持体7から上扉3を取り外せば、いわゆる新台入れ替えの際、上扉3はそのまま交換せずに、交換ユニット2だけを交換することができる。このように、交換ユニット2だけの取り付けや、取り外しも可能となるように形成されている。
(交換ユニット2) 前記交換ユニット2は、四角枠状の支持体7に、回転リール40を有するリールユニット60と、当該スロットマシン10の各部品を制御するための遊技制御装置21とを搭載しているものである。
前記回転リール40を有するリールユニット60は、支持体7に固定されているものである。このリールユニット60は、複数の図柄61が表示された回転リール40及びこの回転リール40を回転表示させるための駆動手段(図示せず)を有する。
ここで、回転リール40は、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リール40からなるものである。そして、駆動手段は、特に図示しないが、それぞれの回転リール40を回転させるためのステッピングモーターを有している。
前記回転リール40を有するリールユニット60は、支持体7に固定されているものである。このリールユニット60は、複数の図柄61が表示された回転リール40及びこの回転リール40を回転表示させるための駆動手段(図示せず)を有する。
ここで、回転リール40は、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リール40からなるものである。そして、駆動手段は、特に図示しないが、それぞれの回転リール40を回転させるためのステッピングモーターを有している。
前記支持体7の正面左側の縦枠には、前記上扉3を回転自在に係合するための上扉用被係合部62が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、上扉用被係合部62の対向側の縦枠には、上扉3を閉めた際、上扉3をロックするための突出片(ロック機構)が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
交換ユニット2は、筐体11の中板120の上に乗せ、開口上部71内部に収納されるものである。そして、固定装置により筐体11に固着される。
前記交換ユニット2の下部には、交換ユニット2を支持するための足部130が形成されている。なお、足部130に関しては、後で詳細に説明する。
さらに、上扉用被係合部62の対向側の縦枠には、上扉3を閉めた際、上扉3をロックするための突出片(ロック機構)が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
交換ユニット2は、筐体11の中板120の上に乗せ、開口上部71内部に収納されるものである。そして、固定装置により筐体11に固着される。
前記交換ユニット2の下部には、交換ユニット2を支持するための足部130が形成されている。なお、足部130に関しては、後で詳細に説明する。
(上扉3) 前記上扉3は、筐体11の正面開口部6の上部を開閉自在に塞ぐものである。そして、上扉3は、透明樹脂板からなる図柄表示窓13が形成されている。遊技者は、回転リール40の図柄61を、図柄表示窓13を介して、正面側から見ることができるように形成されている。そして、上扉3の左右には、全体としてアーチ状のランプとなる報知ランプ69が設けられている。
さらに、上扉3の裏面には、前記上扉用被係合部62に係合可能な上扉係合部(図示せず)が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。
さらに、上扉3の裏面には、前記上扉用被係合部62に係合可能な上扉係合部(図示せず)が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。
そして、上扉3の内部には、演出用の画像データ等を記憶するとともに、主に、演出用の報知手段66を制御するための演出制御装置22(図2の点線)を備えている。
なお、本実施の形態では、演出制御装置22を、上扉3の裏面側に形成しているが、この演出制御装置22は、交換ユニット2の内部に形成しても良いものである。例えば、交換ユニット2の支持体7の前面側の上側の横枠に、演出制御装置22を固定しても良い。
(下扉4) 前記下扉4は、筐体11の正面開口部6の下部を開閉自在に塞ぐための、上扉3よりも幅厚の扉であり、筐体11の側部に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
なお、本実施の形態では、演出制御装置22を、上扉3の裏面側に形成しているが、この演出制御装置22は、交換ユニット2の内部に形成しても良いものである。例えば、交換ユニット2の支持体7の前面側の上側の横枠に、演出制御装置22を固定しても良い。
(下扉4) 前記下扉4は、筐体11の正面開口部6の下部を開閉自在に塞ぐための、上扉3よりも幅厚の扉であり、筐体11の側部に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
前記下扉4の正面側の上部及び上面は、スロットマシン10を作動させるための操作部となっており、下扉4の上面は、閉扉時においては、上扉3よりも前側に突出するようになっている。すなわち、この下扉4は、上扉3の下部の前側を、前側から覆うような状態で、ロックされ、下扉4の上部は、上扉3の下部よりも、手前側に配置するように形成されている。したがって、上扉3を閉じた状態で、下扉4を閉じた場合、下扉4を開けることなく、上扉3を開くことはできないように形成されている。このため、上扉3を開放する際には、必ず、下扉4の開放が条件となるものである。これにより、遊技制御装置21や、回転リール40等の正面開口部6の上部に配置されている部品が、ゴト行為により、操作されるのを回避することができるものである。
また、下扉4の正面側の下部には払い出された遊技メダルを溜めておくための凹状の払い出し皿33が形成されており、この払い出し皿33の上部には、払い出し皿33へ遊技メダルを払い出すための払い出し口32が形成され、下扉4の正面側の略中央部には、遊技内容その他の案内表示をするための前パネルが嵌め込まれている。
前記操作部としては、下扉4の上面右端には遊技メダルを投入するためのメダル投入口18と、上面左側に設けられた精算スイッチ17と、その右側に設けられて、クレジットした遊技メダルを内部投入させるためのベットスイッチ16と、正面側にはレバー式のスタートスイッチ30(変動開始操作手段31)と、ボタン式のストップスイッチ50(変動停止操作手段51)と、鍵穴とが設けられている。なお、ベットスイッチ16とは、予め貯留した最大50枚の遊技メダル(クレジットメダル)をメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50は、回転リール40の回転を開始及び停止させるためのものである。そして、鍵穴は、下扉4を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉4の扉ロック機構のロックが解除されるものである。
前記操作部としては、下扉4の上面右端には遊技メダルを投入するためのメダル投入口18と、上面左側に設けられた精算スイッチ17と、その右側に設けられて、クレジットした遊技メダルを内部投入させるためのベットスイッチ16と、正面側にはレバー式のスタートスイッチ30(変動開始操作手段31)と、ボタン式のストップスイッチ50(変動停止操作手段51)と、鍵穴とが設けられている。なお、ベットスイッチ16とは、予め貯留した最大50枚の遊技メダル(クレジットメダル)をメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50は、回転リール40の回転を開始及び停止させるためのものである。そして、鍵穴は、下扉4を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉4の扉ロック機構のロックが解除されるものである。
更に、下扉4の裏面側には、前記メダル投入口18から投入された遊技メダルを誘導しながら遊技メダルの正偽を判定するためのメダルセレクター70が設けられている。
また、下扉4の裏面には、筐体11の下扉用被係合部63と係合可能な下扉係合部(図示せず)が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。
(制御装置20) 前記制御装置20は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)遊技制御装置21及び(2)演出制御装置22の装置を有するものである。
また、下扉4の裏面には、筐体11の下扉用被係合部63と係合可能な下扉係合部(図示せず)が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。
(制御装置20) 前記制御装置20は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)遊技制御装置21及び(2)演出制御装置22の装置を有するものである。
図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するための主基板を有する遊技制御装置21と、ランプやスピーカー等の報知手段66を制御するためのサブ基板を有する演出制御装置22とが内蔵されている。また、CPUは、遊技制御装置21及び演出制御装置22に、それぞれ一個ずつ配置されているが、特にこれに限定されるものではなく、一個のCPUで制御しても良く、或いは、二個以上のCPUで制御するようにしても良いものである。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成しても良いものである。
(遊技制御装置21) 前記遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の遊技者による操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。この遊技制御装置21は、支持体7の上部に立設した状態で固定されている。
(遊技制御装置21) 前記遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の遊技者による操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。この遊技制御装置21は、支持体7の上部に立設した状態で固定されている。
(演出制御装置22) 前記演出制御装置22は、主として演出データに関するものであって、報知ランプ69やスピーカー67等の報知手段66を制御するためのものである。この演出制御装置22は、上扉3の裏面側に固定されている。
(入力手段) 前記制御装置20の入力側には、メダルセレクター130(投入スイッチ15)、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30(変動開始操作手段31)、トップスイッチ50(変動停止操作手段51)のパーツが接続されている。
(出力手段) 前記制御装置20の出力側には、払い出し装置65、リールユニット60(図柄表示手段41、モータードライバ、駆動モーター)、報知手段66(報知ランプ69、スピーカー67、表示装置68)のパーツが接続されている。
(入力手段) 前記制御装置20の入力側には、メダルセレクター130(投入スイッチ15)、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30(変動開始操作手段31)、トップスイッチ50(変動停止操作手段51)のパーツが接続されている。
(出力手段) 前記制御装置20の出力側には、払い出し装置65、リールユニット60(図柄表示手段41、モータードライバ、駆動モーター)、報知手段66(報知ランプ69、スピーカー67、表示装置68)のパーツが接続されている。
(固定装置73) 当該スロットマシン10は、その内部に交換ユニット2を固定するための固定装置73(図2)を備えている。この固定装置73は、交換ユニット2の両側面を固定するためのものである。さらに、固定装置73は、筐体11の左右の側板24の内面側に形成されているものであって、交換ユニット2の左右両側面のフック部74を固定装置73に引っ掛けて、交換ユニット2を筐体11に固定するためのものである。なお、交換ユニット2の支持体7の左右に固定されているフック部74と、筐体11の内部の左右側面に固定されている固定装置73とにより、交換ユニット2を固定するためのロック手段を形成するものである。
前記フック部74は、交換ユニット2の支持体7の前面側の左右の縦枠にそれぞれ形成されている。そして、このフック部74は、背面側に向かって横断面形状が鉤状に延びる金属薄板細片からなるものである。前記固定装置73は、筐体11の左右の側板24の内側にそれぞれ固定されて、前記フック部74の先端を引っかけて固定可能なものである。
前記フック部74は、交換ユニット2の支持体7の前面側の左右の縦枠にそれぞれ形成されている。そして、このフック部74は、背面側に向かって横断面形状が鉤状に延びる金属薄板細片からなるものである。前記固定装置73は、筐体11の左右の側板24の内側にそれぞれ固定されて、前記フック部74の先端を引っかけて固定可能なものである。
次に、足部130について、詳細に説明する。
(足部130) 前記足部130は、交換ユニット2の下部の前側及び後側を、スロットマシン10を載置している基礎面から中板120の高さまで、それぞれ支持するものである。前記足部130は、下方側の先端に回転可能な先端回転体131を設けている。この先端回転体131は、いわゆる車輪としての役割を有するキャスターであって、360度の周囲の任意の方向に向かって、回転可能に形成されている。この先端回転体131は、床面や、スロットマシン10を載置している基礎平面上で、交換ユニット2を楽に運搬、移動させることができるものである。
(足部130) 前記足部130は、交換ユニット2の下部の前側及び後側を、スロットマシン10を載置している基礎面から中板120の高さまで、それぞれ支持するものである。前記足部130は、下方側の先端に回転可能な先端回転体131を設けている。この先端回転体131は、いわゆる車輪としての役割を有するキャスターであって、360度の周囲の任意の方向に向かって、回転可能に形成されている。この先端回転体131は、床面や、スロットマシン10を載置している基礎平面上で、交換ユニット2を楽に運搬、移動させることができるものである。
前記足部130は、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、筐体11の奥側に位置する前足部140と、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、筐体11の手前側に位置する後足部150とを備えている。すなわち、交換ユニット2を筐体11内部に向かって押し込んで収納する際、交換ユニット2の筐体11に臨んで奥側にある足部130が、前足部140であり、また、その際、交換ユニット2の手前側にある足部130が、後足部150となるものである。前記前足部140は、図2に示すように、交換ユニット2の奥側の左右に2本形成され、前記後足部150は、交換ユニット2の手前側の左右に2本形成されている。
前記足部130は、長さ方向の途中で折り曲げることができるように(折曲可能)に形成されている。この足部130は、長さ方向の途中に折り曲げ可能な軸(折曲軸)を1箇所、形成することにより、自由に折り曲げることができるように形成されている。
前記足部130は、長さ方向の途中で折り曲げることができるように(折曲可能)に形成されている。この足部130は、長さ方向の途中に折り曲げ可能な軸(折曲軸)を1箇所、形成することにより、自由に折り曲げることができるように形成されている。
(前足部140) 前記前足部140は、足部130のうち、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、筐体11の奥側に位置するものである。前記前足部140は、長さ方向の途中に、折り曲げ可能な前足折曲軸142を有している。この前足折曲軸142は、スロットマシン10を床面に載置するとともに、交換ユニット2を足部130によって床面に立たせた際、前足折曲軸142の床面からの高さ方向の位置が中板120より上方となるように形成されている。
前記前足部140は、交換ユニット2の下面から下方に向かって前足折曲軸142まで延設された前足上片144と、前足折曲軸142から下方に向かって先端回転体131まで延設された前足下片143とを備えている。前足上片144と、前足下片143とは、前足折曲軸142により、回動可能に形成されている。その際、前足上片144は、交換ユニット2の下面に固定されているため、前足下片143が、前足折曲軸142を回転の中心として回動可能に形成されているものである。前記前足折曲軸142は、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、前足折曲軸142の軸方向が左右方向となるように形成されている。
前記前足部140は、交換ユニット2の下面から下方に向かって前足折曲軸142まで延設された前足上片144と、前足折曲軸142から下方に向かって先端回転体131まで延設された前足下片143とを備えている。前足上片144と、前足下片143とは、前足折曲軸142により、回動可能に形成されている。その際、前足上片144は、交換ユニット2の下面に固定されているため、前足下片143が、前足折曲軸142を回転の中心として回動可能に形成されているものである。前記前足折曲軸142は、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、前足折曲軸142の軸方向が左右方向となるように形成されている。
前記前足部140は、交換ユニット2を筐体11内部に装着した時、前記前足部140の下方側の先端が手前側になるように中板120上で折曲可能に形成されている。すなわち、交換ユニット2を筐体11に収納した際、前足下片143の下方側の先端が、手前側にくるように中板120上で折り曲げることができるように形成されている。更に、前足折曲軸142の高さ方向の位置が、中板120より上方の位置にあるため、交換ユニット2の上下方向の移動をすることなく、中板120の上面で前足下片143を手前側に折り曲げることができるものである。
折曲した前足部140の中板120側には、交換ユニット2の中板120上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体141が形成されている。すなわち、下端が手前側にくるように折り曲げた前足下片143の中板120側(下面側)には、交換ユニット2を中板120上へ押し込む際に、中板120上を回転して移動可能な車輪としての役割を有する前足中間回転体141が形成されているものである。具体的には、前足中間回転体141は、交換ユニット2を筐体11内部に押し込む際、筐体11側に臨む前足下片143の前面側の縦方向に3個、形成されている。その際、前足中間回転体141の回転中心軸の方向は、左右方向となるように形成されている。これにより、交換ユニット2を中板120上へ押し込む際、中板120上を交換ユニット2の下面がこすってしまう(滑り摩擦の発生)ことを回避し、前足中間回転体141の回転(転がり摩擦の発生)によって、スムーズに中板120上を移動させることができる。
折曲した前足部140の中板120側には、交換ユニット2の中板120上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体141が形成されている。すなわち、下端が手前側にくるように折り曲げた前足下片143の中板120側(下面側)には、交換ユニット2を中板120上へ押し込む際に、中板120上を回転して移動可能な車輪としての役割を有する前足中間回転体141が形成されているものである。具体的には、前足中間回転体141は、交換ユニット2を筐体11内部に押し込む際、筐体11側に臨む前足下片143の前面側の縦方向に3個、形成されている。その際、前足中間回転体141の回転中心軸の方向は、左右方向となるように形成されている。これにより、交換ユニット2を中板120上へ押し込む際、中板120上を交換ユニット2の下面がこすってしまう(滑り摩擦の発生)ことを回避し、前足中間回転体141の回転(転がり摩擦の発生)によって、スムーズに中板120上を移動させることができる。
前記前足部140は、前足折曲軸142によって折曲可能であるが、交換ユニット2の移動中、鉛直方向に立設した状態を維持することができるように、折曲禁止手段としてのピン181が差し込まれている。具体的には、前足上片144と、前足下片143とには、図7に示すように、立設した状態で同一中心軸となるようなピン孔190が形成されている。そして、このピン孔190に、ピン181を差し込むことにより、前足下片143は、前足折曲軸142を回転の中心として回動することができないようにすることができる。なお、ピン181は、一方の端部が90度に折れ曲がった状態で形成され、他方の端部の抜け落ち防止片183が、ピン回転軸182により回動可能に形成されている。ピン181をピン孔190に差し込む際には、抜け落ち防止片183をピン181の本体と同一方向に伸ばし、抜け落ち防止片183側からピン孔190に差し込むことができる。そして、ピン181をピン孔190に差し込んだ後は、抜け落ち防止片183をピン回転軸182を回転の中心として約90度、回転させることにより、ピン181がピン孔190から抜け落ちることを防止することができる。
なお、前足部140は、図2のような配置状態で、下端が手前方向にだけ折れ曲がるようにして、下端が奥方向には折れ曲がらないように形成すると、筐体11内部の収納に必要な方向にだけ折り曲げることができて、より好適である。
(後足部150) 前記後足部150は、足部130のうち、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、筐体11の手前側に位置するものである。前記後足部150は、長さ方向の途中に、折り曲げ可能な後足折曲軸152を有している。この後足折曲軸152は、スロットマシン10を床面に載置するとともに、交換ユニット2を足部130によって床面に立たせた際、後足折曲軸152の床面からの高さ方向の位置が中板120より下方となるように形成されている。
(後足部150) 前記後足部150は、足部130のうち、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、筐体11の手前側に位置するものである。前記後足部150は、長さ方向の途中に、折り曲げ可能な後足折曲軸152を有している。この後足折曲軸152は、スロットマシン10を床面に載置するとともに、交換ユニット2を足部130によって床面に立たせた際、後足折曲軸152の床面からの高さ方向の位置が中板120より下方となるように形成されている。
前記後足部150は、交換ユニット2の下面から下方に向かって後足折曲軸152まで延設された後足上片154と、後足折曲軸152から下方に向かって先端回転体131まで延設された後足下片153とを備えている。後足上片154と、後足下片153とは、後足折曲軸152により、回動可能に形成されている。その際、後足上片154は、交換ユニット2の下面に固定されているため、後足下片153が、後足折曲軸152を回転の中心として回動可能に形成されているものである。前記後足折曲軸152は、交換ユニット2を筐体11内部に収納した際、後足折曲軸152の軸方向が左右方向となるように形成されている。
前記後足部150は、交換ユニット2を筐体11内部に装着した時、前記後足部150の下方側の先端が奥側になるように中板120の下面側に折曲可能に形成されている。すなわち、交換ユニット2を筐体11に収納した際、後足下片153の下方側の先端が、奥側にくるように中板120を挟み込むように、中板120の下面側で折り曲げることができるように形成されている。そして、後足折曲軸152の高さ方向の位置が、中板120より下方の位置にあるため、交換ユニット2の上下方向の移動をすることなく、中板120の下面で後足下片153を奥側に折り曲げることができるものである。
前記後足部150は、交換ユニット2を筐体11内部に装着した時、前記後足部150の下方側の先端が奥側になるように中板120の下面側に折曲可能に形成されている。すなわち、交換ユニット2を筐体11に収納した際、後足下片153の下方側の先端が、奥側にくるように中板120を挟み込むように、中板120の下面側で折り曲げることができるように形成されている。そして、後足折曲軸152の高さ方向の位置が、中板120より下方の位置にあるため、交換ユニット2の上下方向の移動をすることなく、中板120の下面で後足下片153を奥側に折り曲げることができるものである。
折曲した後足部150の下面側には、前足部140及び後足部150を折曲した状態で、交換ユニット2全体を移動させるための後足中間回転体151が設けてある。すなわち、下端が奥側になるように折り曲げた後足下片153の下面側には、床面等の基礎面上を回転して移動可能な車輪としての役割を有する後足中間回転体151が形成されているものである。具体的には、後足中間回転体151は、図3に示すように、後足下片153の手前側の縦方向に3個、形成されている。その際、後足中間回転体151の回転中心軸の方向は、左右方向となるように形成されている。これにより、交換ユニット2全体を図5(f)に示すように、床面等の基礎面上を移動させる際、基礎面上を交換ユニット2の下面がこすってしまう(滑り摩擦の発生)ことを回避し、後足中間回転体151の回転(転がり摩擦の発生)によって、スムーズに基礎面上を移動させることができる。
前記後足部150は、後足折曲軸152によって折曲可能であるが、交換ユニット2の移動中、鉛直方向に立設した状態を維持することができるように、前足部140と同様に、折曲禁止手段としてのピン181が差し込まれている。具体的には、後足上片154と、後足下片153とには、図7に示すように、立設した状態で同一中心軸となるようなピン孔190が形成されている。そして、このピン孔190に、ピン181を差し込むことにより、後足下片153は、後足折曲軸152を回転の中心として回動することができないようにすることができる。ここで、ピン181の構造は、ピン回転軸182及び抜け落ち防止片183からなるもので、前足部140に使用されているものと同一のものである。
なお、前足部140と後足部150とは、折曲した際、両方の足部130が互いに当接しないように後足部150が前足部140よりも中心側に近づいた状態で配置され、左右方向に少しずらした位置に形成されてある。
また、後足部150は、図2のような配置状態で、下端が奥方向にだけ折れ曲がるようにして、下端が手前方向には折れ曲がらないように形成すると、収納に必要な方向にだけ折り曲げることができて、より好適である。
(連結棒161) 前記連結棒161は、連通孔121を介して、前足部140及び後足部150を固定可能なものである。前記中板120には、上下方向に連通する連通孔121が左右に2個、形成されている。そして、交換ユニット2を筐体11内部の中板120上へ押し込み、前足部140及び後足部150を折曲した後、前足部140及び後足部150を連通孔121を介して固定可能な連結棒161を設けている。なお、連結棒161は、図3に示すように、左側の後足部150の後足下片153の左側面と、右側の後足部150の後足下片153の右側面とに、それぞれ形成されている。
また、後足部150は、図2のような配置状態で、下端が奥方向にだけ折れ曲がるようにして、下端が手前方向には折れ曲がらないように形成すると、収納に必要な方向にだけ折り曲げることができて、より好適である。
(連結棒161) 前記連結棒161は、連通孔121を介して、前足部140及び後足部150を固定可能なものである。前記中板120には、上下方向に連通する連通孔121が左右に2個、形成されている。そして、交換ユニット2を筐体11内部の中板120上へ押し込み、前足部140及び後足部150を折曲した後、前足部140及び後足部150を連通孔121を介して固定可能な連結棒161を設けている。なお、連結棒161は、図3に示すように、左側の後足部150の後足下片153の左側面と、右側の後足部150の後足下片153の右側面とに、それぞれ形成されている。
前記連結棒161は、図6に示すように、連結棒161の一端が、連結棒回転軸162により、後足部150の側面に回動可能に軸支されている。すなわち、連結棒161は、連結棒回転軸162を回転の中心軸として、回動することができる。その際、後足部150の側面には、後足下片153の側面から横方向に突出して、連結棒161の回動範囲を制限するための連結凸部165が形成されている。そして、連結棒161の他端には、前足部140の連結円柱軸164に係合可能な連結円柱収納部163が形成されている。前足部140には、前足下片143の側面から横方向に突出する円柱状であるとともに、連結棒161の他端の連結円柱収納部163が係合可能な連結円柱軸164が形成されている。具体的には、図3に示すように、連結円柱軸164は、左側の前足部140の前足下片143の右側面と、右側の前足部140の前足下片143の左側面とに、形成されている。この前足部140の連結円柱軸164に、連結棒161の連結円柱収納部163が係合することにより、連結棒161を介して、前足部140と後足部150との両者を固定することができるものである。なお、連結円柱収納部163は、内部に連結円柱軸164を収納することができるような寸法形状に形成されているが、連結円柱収納部163内部に連結円柱軸164が入り込む際には、連結円柱収納部163を連結円柱軸164に向かって強く押し込んで、連結円柱収納部163の一部が弾性変形することにより、両者が係合することができるように形成されている。
(筐体11に交換ユニット2を収納する作業工程)
図4(a)(b)(c)と、図5(d)(e)とは筐体に交換ユニットを収納する作業状態の概略図である。これらの図を使用して、筐体11に交換ユニット2を収納する作業工程について、以下に説明する。
先ず、図4(a)に示すように、筐体11の前に、足部130を伸ばした状態の交換ユニット2を配置する。その際、交換ユニット2の足部130の下端には、キャスターとしての先端回転体131を配置しているため、人が交換ユニット2を持ち上げた状態で移動する必要がなく、床等の基礎面を自由に移動させて配置することができる。そして、交換ユニット2を筐体11の前に配置した状態で、ピン181をピン孔190から引き抜く。
図4(a)(b)(c)と、図5(d)(e)とは筐体に交換ユニットを収納する作業状態の概略図である。これらの図を使用して、筐体11に交換ユニット2を収納する作業工程について、以下に説明する。
先ず、図4(a)に示すように、筐体11の前に、足部130を伸ばした状態の交換ユニット2を配置する。その際、交換ユニット2の足部130の下端には、キャスターとしての先端回転体131を配置しているため、人が交換ユニット2を持ち上げた状態で移動する必要がなく、床等の基礎面を自由に移動させて配置することができる。そして、交換ユニット2を筐体11の前に配置した状態で、ピン181をピン孔190から引き抜く。
次に、図4(b)に示すように、交換ユニット2を、そのまま、筐体11の奥方向に押し込むと、前足部140の前足下片143の奥側の面が、中板120の傾斜面122に当接する。更に、交換ユニット2を筐体11の奥側に押し込むと、前足折曲軸142は、中板120の上面より上に形成されているため、前足下片143は、前足折曲軸142を回転の中心として回転し、中板120の傾斜面122に沿って、下端が手前側に向かって跳ね上がるように回転移動する。
次に、図4(c)に示すように、更に、交換ユニット2を筐体11の奥側に向かって押し込むと、前足下片143は、略水平状態となり、水平状態の前足下片143の下面側の前足中間回転体141が車輪としての働きをして、中板120の上面を奥側に移動する。
次に、図4(c)に示すように、更に、交換ユニット2を筐体11の奥側に向かって押し込むと、前足下片143は、略水平状態となり、水平状態の前足下片143の下面側の前足中間回転体141が車輪としての働きをして、中板120の上面を奥側に移動する。
次に、図5(d)に示すように、交換ユニット2を、筐体11の内部の奥まで移動させた後、後足部150の後足下片153の下端を奥側に向かって押し込む。その際、後足折曲軸152は、中板120の下面より下に位置するので、後足下片153は、後足折曲軸152を回転の中心として、中板120の下面まで回転移動させることができる。そして、後足下片153が水平状態となった後、水平状態の連結棒161を、約90度、起き上がるように回転させて、連結棒161の先端の連結円柱収納部163に連結円柱軸164を入りこませる。これにより、後足部150と前足部140とが固定され、交換ユニット2の筐体11内部への収納が完了する。なお、上述した各工程は、筐体11の開口下部72に払い出し装置65を載置した状態のままでも、足部130の移動スペースを確保しているため、実施することは可能である。
一方、筐体11内部に収納した交換ユニット2を、筐体11外部へ取り出す場合には、上述した工程の逆の順序、図5(e)(d)、図4(c)(b)(a)の順で実施することにより、実施することができる。
更に、図5(e)の状態で、連結棒161の連結円柱収納部163から連結円柱軸164を外して水平状態にした後、足部130を折曲した状態のままの交換ユニット2を筐体11内部から手前側に向かって引き抜くことにより、足部130を折曲した状態のままで取り出すこともできる。そして、取り出した状態で、再度、連結棒161の連結円柱収納部163に連結円柱軸164を入り込ませて、折曲した後足部150と、折曲した前足部140とを固定した状態にすると、図5(f)に示すように、床に載置して、足部130を折曲した状態のまま移動させることもできる。
更に、図5(e)の状態で、連結棒161の連結円柱収納部163から連結円柱軸164を外して水平状態にした後、足部130を折曲した状態のままの交換ユニット2を筐体11内部から手前側に向かって引き抜くことにより、足部130を折曲した状態のままで取り出すこともできる。そして、取り出した状態で、再度、連結棒161の連結円柱収納部163に連結円柱軸164を入り込ませて、折曲した後足部150と、折曲した前足部140とを固定した状態にすると、図5(f)に示すように、床に載置して、足部130を折曲した状態のまま移動させることもできる。
上述した図4(a)(b)(c)と、図5(d)(e)(f)とにおいて、交換ユニット2の手前側には、上扉3を連結していない状態であるが、必ずしもこれに限定されるものではない。交換ユニット2の手前側に、上扉3(図4及び図5中の点線で示した部分)を連結した扉一体型交換ユニット5の状態で、上述した図4(a)(b)(c)と、図5(d)(e)(f)との各工程を実施しても良いものである。これにより、更に、交換作業を簡単なものにすることができるものである。
(作用)
本実施の形態は、足部130が交換ユニット2の下部の前側及び後側を、中板120の高さまでそれぞれ支持し、その足部130の下には、キャスターとして回転可能な先端回転体131が形成されている。これにより、交換ユニット2を中板120の高さに保持した状態のままで、すなわち、交換ユニット2の上下方向への移動をすることなく、中板120の手前まで、キャスターとしての先端回転体131の回転により移動させることができる。そして、ピン181をピン孔190から引き抜いた後、交換ユニット2を筐体11の内部の中板120の上へ押し込むと、前足部140の前足下片143は、先端が手前側になるように前足折曲軸142により中板120上で折り曲がる。その際、前足部140の前足下片143の中板120側(下面側)には、交換ユニット2の中板120上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体141が形成されている。このため、前足中間回転体141が車輪の役割をしながら、前足中間回転体141が中板120上で回転して、交換ユニット2を中板120の奥側へ移動させることができる。このように、前足中間回転体141が車輪の役割をするため、交換ユニット2の前足部140と中板120との間には大きな摩擦力により大きな力を必要とする滑り摩擦ではなく、僅かな力で移動可能な前足中間回転体141による転がり摩擦が発生する。このため、前足中間回転体141を設けていないときよりも僅かな力で、交換ユニット2を筐体11内部に押し込むことができる。更に、中板120の上面が、滑り摩擦により摩耗したり損傷することも抑えることができる。
(作用)
本実施の形態は、足部130が交換ユニット2の下部の前側及び後側を、中板120の高さまでそれぞれ支持し、その足部130の下には、キャスターとして回転可能な先端回転体131が形成されている。これにより、交換ユニット2を中板120の高さに保持した状態のままで、すなわち、交換ユニット2の上下方向への移動をすることなく、中板120の手前まで、キャスターとしての先端回転体131の回転により移動させることができる。そして、ピン181をピン孔190から引き抜いた後、交換ユニット2を筐体11の内部の中板120の上へ押し込むと、前足部140の前足下片143は、先端が手前側になるように前足折曲軸142により中板120上で折り曲がる。その際、前足部140の前足下片143の中板120側(下面側)には、交換ユニット2の中板120上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体141が形成されている。このため、前足中間回転体141が車輪の役割をしながら、前足中間回転体141が中板120上で回転して、交換ユニット2を中板120の奥側へ移動させることができる。このように、前足中間回転体141が車輪の役割をするため、交換ユニット2の前足部140と中板120との間には大きな摩擦力により大きな力を必要とする滑り摩擦ではなく、僅かな力で移動可能な前足中間回転体141による転がり摩擦が発生する。このため、前足中間回転体141を設けていないときよりも僅かな力で、交換ユニット2を筐体11内部に押し込むことができる。更に、中板120の上面が、滑り摩擦により摩耗したり損傷することも抑えることができる。
そして、上述したように、前足部140の前足下片143の先端(下端)が手前側になるように中板120上で前足折曲軸142により折り曲げて交換ユニット2を中板120上へ押し込んだ後、後足部150の後足下片153を中板120の下面側に折り曲げる。これにより、中板120の上面を前足部140で、また、中板120の下面を後足部150で包み込むように、足部130を筐体11内部に収納することができる。足部130は、中板120の上下面に沿って収納することができるため、筐体11内部で大きなスペースを必要とすることなく、その他の部品の交換等で邪魔になることはない。
また、本実施の形態は、足部130により、交換ユニット2を中板120の高さまで、持ち上げた状態で、平行移動させることで、交換ユニット2を筐体11の正面開口部6の中板120の上に案内することができる。これにより、交換ユニット2の交換作業の際、交換ユニット2を床面から高さ方向(縦方向、鉛直方向)に手で持ち上げたり、或いは持ち下げたりする必要がない。したがって、交換ユニット2の交換作業の労力を軽減させることができる。
また、本実施の形態は、足部130により、交換ユニット2を中板120の高さまで、持ち上げた状態で、平行移動させることで、交換ユニット2を筐体11の正面開口部6の中板120の上に案内することができる。これにより、交換ユニット2の交換作業の際、交換ユニット2を床面から高さ方向(縦方向、鉛直方向)に手で持ち上げたり、或いは持ち下げたりする必要がない。したがって、交換ユニット2の交換作業の労力を軽減させることができる。
また、足部130と交換ユニット2とを分離したり、結合したりする必要がなく、足部130と交換ユニット2とを一緒に移動させて、更に、一緒に筐体11内部に収納することができる。更に、一緒に筐体11内部から取り外すことができる。そして、交換ユニット2を支持する足部130を、交換作業時に使用する道具として、分離して別の保管スペースにおいて、別途、保管管理する必要もなく、交換作業をする者にとって、作業負担を減少させ、交換作業を容易なものにすることができる。
本実施の形態は、交換ユニット2を筐体11内部の中板120上へ押し込み、前足部140の前足下片143の先端が手前側になるように、前足下片143を前足折曲軸142により中板120上で折り曲げて、更に、後足部150の後足下片153を、後足折曲軸152により中板120の下面側に折曲している。これにより、前足部140及び後足部150を筐体11内部で大きなスペースを取ることなく、収納することができる。また、筐体11の正面開口部6の中板120より下の開口空間(開口下部72)に下方に向かって後足部150が林立することを回避することができて、中板120の下の空間(開口下部72)を有効に利用することが可能となる。そして、前足部140及び後足部150の両者を、中板120の連通孔121を介して、連結棒161により固定している。これにより、前足部140及び後足部150が連通孔121を介した連結棒161によって固定され、結果として、交換ユニット2が中板120、すなわち、筐体11に固定される。このため、前扉14が開放されている状態で、交換ユニット2が、筐体11内部から手前側に向かって抜け落ちたり、外れ落ちるようなことを防止することができる。また、折曲した後足部150が、自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止することができる。
本実施の形態は、交換ユニット2を筐体11内部の中板120上へ押し込み、前足部140の前足下片143の先端が手前側になるように、前足下片143を前足折曲軸142により中板120上で折り曲げて、更に、後足部150の後足下片153を、後足折曲軸152により中板120の下面側に折曲している。これにより、前足部140及び後足部150を筐体11内部で大きなスペースを取ることなく、収納することができる。また、筐体11の正面開口部6の中板120より下の開口空間(開口下部72)に下方に向かって後足部150が林立することを回避することができて、中板120の下の空間(開口下部72)を有効に利用することが可能となる。そして、前足部140及び後足部150の両者を、中板120の連通孔121を介して、連結棒161により固定している。これにより、前足部140及び後足部150が連通孔121を介した連結棒161によって固定され、結果として、交換ユニット2が中板120、すなわち、筐体11に固定される。このため、前扉14が開放されている状態で、交換ユニット2が、筐体11内部から手前側に向かって抜け落ちたり、外れ落ちるようなことを防止することができる。また、折曲した後足部150が、自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止することができる。
本実施の形態は、折曲した後足部150の後足下片153の下面側には、前足部140及び後足部150を折曲した状態で交換ユニット2を移動させるための後足中間回転体151が設けてある。このため、連結棒161を連通孔121から外した後、前足部140及び後足部150を折曲した状態で、中板120から取り外し、再度、連結棒161で前足部140及び後足部150を固定することで、その折曲した状態のままで床面等に載置して、そのまま、後足中間回転体151を車輪として使用して、図5(f)に示すように、交換ユニット2全体を移動させることができる。
本実施の形態は、後足部150及び前足部140も、左右に離れた状態に位置して、それぞれ独立して折り曲げ可能に形成されている。また、払い出し装置65の左右と、筐体11の側板24の内面との間には、後足部150及び前足部140が、自由に折り曲げ可能なスペースが確保されている。このため、交換ユニット2を脱着する際、開口下部72の払い出し装置65を、一旦、開口下部72から取り外すことなく、底板23の上に設置した状態のままで、交換ユニット2の取り付け、或いは、取り外しが可能である。これにより、交換ユニット2の交換作業を容易なものにすることができる。
本実施の形態は、後足部150及び前足部140も、左右に離れた状態に位置して、それぞれ独立して折り曲げ可能に形成されている。また、払い出し装置65の左右と、筐体11の側板24の内面との間には、後足部150及び前足部140が、自由に折り曲げ可能なスペースが確保されている。このため、交換ユニット2を脱着する際、開口下部72の払い出し装置65を、一旦、開口下部72から取り外すことなく、底板23の上に設置した状態のままで、交換ユニット2の取り付け、或いは、取り外しが可能である。これにより、交換ユニット2の交換作業を容易なものにすることができる。
(第2の実施の形態)
図8は、第2の実施の形態であって、折り曲げた後足部と中板とを固定棒で固定した状態の断面図を示すものである。
本実施の形態は、交換ユニット2を筐体11内部の中板120上へ押し込み、後足部150を中板120の下面側に折曲した後、後足部150を中板120の下面に固定可能に形成したことを特徴とするものである。
第1の実施の形態では、連結棒161により、連通孔121を介して、後足部150と前足部140とを固定していたが、本実施の形態では、連結棒161の代わりに固定棒171を使用することにより、後足部150を、中板120に固定しているものである。その他の構成や、作用及び効果は、第1の実施の形態で説明したものと同様である。以下に、主として相違する箇所を説明する。
図8は、第2の実施の形態であって、折り曲げた後足部と中板とを固定棒で固定した状態の断面図を示すものである。
本実施の形態は、交換ユニット2を筐体11内部の中板120上へ押し込み、後足部150を中板120の下面側に折曲した後、後足部150を中板120の下面に固定可能に形成したことを特徴とするものである。
第1の実施の形態では、連結棒161により、連通孔121を介して、後足部150と前足部140とを固定していたが、本実施の形態では、連結棒161の代わりに固定棒171を使用することにより、後足部150を、中板120に固定しているものである。その他の構成や、作用及び効果は、第1の実施の形態で説明したものと同様である。以下に、主として相違する箇所を説明する。
(固定棒171) 前記固定棒171は、後足部150を、中板120に固定可能なものである。前記中板120には、上下方向に連通する連通孔121が左右に2個、形成されている。連通孔121の内面には、固定棒171の先端が係合可能な固定円柱軸174が形成されている。そして、交換ユニット2を筐体11内部の中板120上へ押し込み、前足部140及び後足部150を折曲した後、後足部150を、連通孔121の内面の固定円柱軸174に固定可能な固定棒171を設けているものである。なお、固定棒171は、第1の実施の形態の連結棒161と同様に、2本の後足部150の後足下片153の側面に、それぞれ形成されている。
前記固定棒171は、図8に示すように、固定棒171の一端が、固定棒回転軸172により、後足部150の側面に回動可能に軸支されている。すなわち、固定棒171は、固定棒回転軸172を回転の中心軸として、回動することができる。その際、後足部150の側面には、後足下片153の側面から横方向に突出して、固定棒171の回動範囲を制限するための固定凸部175が形成されている。そして、固定棒171の他端には、中板120の固定円柱軸174に係合可能な固定円柱収納部173が形成されている。中板120は、連通孔121の側面から横方向に円柱状のものが突出するとともに、固定棒171の他端が係合可能な固定円柱軸174が形成されている。この中板120の固定円柱軸174に、固定棒171の固定円柱収納部173が係合することにより、固定棒171を介して、中板120と後足部150との両者を固定することができるものである。なお、固定円柱収納部173は、内部に固定円柱軸174を収納することができるような寸法形状に形成されているが、固定円柱収納部173内部に固定円柱軸174が入り込む際には、固定円柱収納部173を固定円柱軸174に向かって強く押し込んで、固定円柱収納部173の一部が弾性変形することにより、両者が係合することができるように形成されている。
前記固定棒171は、図8に示すように、固定棒171の一端が、固定棒回転軸172により、後足部150の側面に回動可能に軸支されている。すなわち、固定棒171は、固定棒回転軸172を回転の中心軸として、回動することができる。その際、後足部150の側面には、後足下片153の側面から横方向に突出して、固定棒171の回動範囲を制限するための固定凸部175が形成されている。そして、固定棒171の他端には、中板120の固定円柱軸174に係合可能な固定円柱収納部173が形成されている。中板120は、連通孔121の側面から横方向に円柱状のものが突出するとともに、固定棒171の他端が係合可能な固定円柱軸174が形成されている。この中板120の固定円柱軸174に、固定棒171の固定円柱収納部173が係合することにより、固定棒171を介して、中板120と後足部150との両者を固定することができるものである。なお、固定円柱収納部173は、内部に固定円柱軸174を収納することができるような寸法形状に形成されているが、固定円柱収納部173内部に固定円柱軸174が入り込む際には、固定円柱収納部173を固定円柱軸174に向かって強く押し込んで、固定円柱収納部173の一部が弾性変形することにより、両者が係合することができるように形成されている。
(作用)
本実施の形態は、後足部150の後足下片153を、固定棒171を介して、中板120の連通孔121内側面に固定している。このため、後足部150の後足下片153を中板120の下面側に折曲した後、後足下片153の自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止することができる。
なお、本実施の形態は、左右2個の固定棒171により、左右の後足部150を中板120の左右に固定しているだけで、第1の実施の形態で説明した連結棒161により後足部150及び前足部140の連結は実施していないが、これに限定されるものではなく、第1の実施の形態と同様に、固定棒171による固定と同時に、連結棒161による後足部150及び前足部140の連結を実施しても良いものである。具体的には、例えば、左側の後足部150には、第2の実施の形態で説明した固定棒171を形成し、右側の後足部150には、第1の実施の形態で説明した連結棒161を形成し、左側の後足部150を、中板120に固定し、右側の後足部150を、前足部140に固定するように形成しても良いものである。また、左右それぞれの後足部150に、連結棒161と、固定棒171との両方を設けて、いずれの後足部150でも、中板120及び前足部140の両者に固定するように形成しても良いものである。これにより、交換ユニット2を、中板120により強固に固定することができ、地震等の際でも、交換ユニット2が手前側に外れ落ちるようなことを阻止することが可能となる。
本実施の形態は、後足部150の後足下片153を、固定棒171を介して、中板120の連通孔121内側面に固定している。このため、後足部150の後足下片153を中板120の下面側に折曲した後、後足下片153の自重で下方に向かって垂れ落ちてくるのを防止することができる。
なお、本実施の形態は、左右2個の固定棒171により、左右の後足部150を中板120の左右に固定しているだけで、第1の実施の形態で説明した連結棒161により後足部150及び前足部140の連結は実施していないが、これに限定されるものではなく、第1の実施の形態と同様に、固定棒171による固定と同時に、連結棒161による後足部150及び前足部140の連結を実施しても良いものである。具体的には、例えば、左側の後足部150には、第2の実施の形態で説明した固定棒171を形成し、右側の後足部150には、第1の実施の形態で説明した連結棒161を形成し、左側の後足部150を、中板120に固定し、右側の後足部150を、前足部140に固定するように形成しても良いものである。また、左右それぞれの後足部150に、連結棒161と、固定棒171との両方を設けて、いずれの後足部150でも、中板120及び前足部140の両者に固定するように形成しても良いものである。これにより、交換ユニット2を、中板120により強固に固定することができ、地震等の際でも、交換ユニット2が手前側に外れ落ちるようなことを阻止することが可能となる。
(第3の実施の形態)
図9は、第3の実施の形態であって、交換ユニット2の外観斜視図を示すものである。
上述した第1及び第2の実施の形態では、前足部140及び後足部150は、左右に離れた位置で、それぞれ別個独立に折り曲げ可能に、左右に2つ形成されていたが、本実施の形態では、前足部140及び後足部150の下部は、それぞれ、1枚の板により形成されているものである。
前記前足部140は、交換ユニット2を筐体11に収納した状態で、交換ユニット2の奥側の左右の下面から、前足折曲軸142まで下方に向かって延設された2本の前板上片241と、この左右の前板上片241の前足折曲軸142から左右の先端回転体131まで下方に向かって延設された1枚の板状の前板240とを備えているものである。この前板240の上端右側は、右側の前板上片241の前足折曲軸142に軸支されるとともに、この前板240の上端左側は、左側の前板上片241の前足折曲軸142に軸支されている。
図9は、第3の実施の形態であって、交換ユニット2の外観斜視図を示すものである。
上述した第1及び第2の実施の形態では、前足部140及び後足部150は、左右に離れた位置で、それぞれ別個独立に折り曲げ可能に、左右に2つ形成されていたが、本実施の形態では、前足部140及び後足部150の下部は、それぞれ、1枚の板により形成されているものである。
前記前足部140は、交換ユニット2を筐体11に収納した状態で、交換ユニット2の奥側の左右の下面から、前足折曲軸142まで下方に向かって延設された2本の前板上片241と、この左右の前板上片241の前足折曲軸142から左右の先端回転体131まで下方に向かって延設された1枚の板状の前板240とを備えているものである。この前板240の上端右側は、右側の前板上片241の前足折曲軸142に軸支されるとともに、この前板240の上端左側は、左側の前板上片241の前足折曲軸142に軸支されている。
前記後足部150は、交換ユニット2を筐体11に収納した状態で、交換ユニット2の手前側の左右の下面から、後足折曲軸152まで下方に向かって延設された2本の後板上片251と、この左右の後板上片251の後足折曲軸152から左右の先端回転体131まで下方に向かって延設された1枚の板状の後板250とを備えているものである。この後板250の上端右側は、右側の後板上片251の後足折曲軸152に軸支されるとともに、この後板250の上端左側は、左側の後板上片251の後足折曲軸152に軸支されている。
すなわち、本実施の形態は、第1の実施の形態で説明した2つの前足下片143が、一体となって1枚の板状の前板240となり、第1の実施の形態で説明した2つの後足下片153が、一体となって1枚の板状の後板250となっているものである。その他の構成は、第1又は第2の実施の形態で説明したものと同一であり、作用及び効果も同様の効果を奏するものである。そして、本実施の形態でも、第1の実施の形態で説明した連結棒161や、第2の実施の形態で説明した固定棒171を、有することが可能なものであり、前板240や後板250には、特に図示していないが、連結棒161や固定棒171を適当な位置に回動可能に軸支するとともに、それらを操作するための手を差し込み可能な適当な孔が形成されているものである。
すなわち、本実施の形態は、第1の実施の形態で説明した2つの前足下片143が、一体となって1枚の板状の前板240となり、第1の実施の形態で説明した2つの後足下片153が、一体となって1枚の板状の後板250となっているものである。その他の構成は、第1又は第2の実施の形態で説明したものと同一であり、作用及び効果も同様の効果を奏するものである。そして、本実施の形態でも、第1の実施の形態で説明した連結棒161や、第2の実施の形態で説明した固定棒171を、有することが可能なものであり、前板240や後板250には、特に図示していないが、連結棒161や固定棒171を適当な位置に回動可能に軸支するとともに、それらを操作するための手を差し込み可能な適当な孔が形成されているものである。
なお、本実施の形態では、前板240及び後板250が板状であるため、交換ユニット2の脱着をする際には、開口下部72の設置してある払い出し装置65等を、取り外した状態で実施する必要がある。
本実施の形態では、足部130に、前板240及び後板250を有するため、足部130の剛性を高め、足部130の強度を高めることができる。
また、本実施の形態では、左右に前板上片241や、後板上片251を設けて、2つの前足折曲軸142や、2つの後足折曲軸152を設けているが、前板240及び後板250が1枚の板であるため、ヒンジとなるこれらの前足折曲軸142及び後足折曲軸152は、これら2個のヒンジを設けることなく、左右方向の中央に1個のヒンジだけで形成することもできる。このように形成すると、ヒンジとなる前足折曲軸142や後足折曲軸152は、それぞれ1個だけ形成すれば良いことになり、足部130の構造を簡単なものにすることができる。更に、連結棒161や固定棒171等の連結具や、ピン181及びピン孔190等も1個だけ形成すれば、前足部140や中板120に固定することができ、連結棒161や固定棒171等や、ピン孔190及びピン181等も、左右に2つ形成する必要がなく、足部130の構造を簡単なものにすることができる。
本実施の形態では、足部130に、前板240及び後板250を有するため、足部130の剛性を高め、足部130の強度を高めることができる。
また、本実施の形態では、左右に前板上片241や、後板上片251を設けて、2つの前足折曲軸142や、2つの後足折曲軸152を設けているが、前板240及び後板250が1枚の板であるため、ヒンジとなるこれらの前足折曲軸142及び後足折曲軸152は、これら2個のヒンジを設けることなく、左右方向の中央に1個のヒンジだけで形成することもできる。このように形成すると、ヒンジとなる前足折曲軸142や後足折曲軸152は、それぞれ1個だけ形成すれば良いことになり、足部130の構造を簡単なものにすることができる。更に、連結棒161や固定棒171等の連結具や、ピン181及びピン孔190等も1個だけ形成すれば、前足部140や中板120に固定することができ、連結棒161や固定棒171等や、ピン孔190及びピン181等も、左右に2つ形成する必要がなく、足部130の構造を簡単なものにすることができる。
2 交換ユニット 3 上扉
4 下扉 5 扉一体型交換ユニット
6 正面開口部 7 支持体
8 電源ユニット 10 スロットマシン
11 筐体 12 表示窓
13 図柄表示窓 14 前扉
15 投入スイッチ 16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ 18 メダル投入口
20 制御装置 21 遊技制御装置
22 演出制御装置 23 底板
24 側板 25 天板
26 裏板 30 スタートスイッチ
31 変動開始操作手段 32 払い出し口
33 払い出し皿 40 回転リール
41 図柄表示手段 42 リールテープ
43 左側回転リール 44 中央回転リール
45 右側回転リール 50 ストップスイッチ
51 変動停止操作手段 60 リールユニット
61 図柄 62 上扉用被係合部
63 下扉用被係合部 65 払い出し装置
66 報知手段 67 スピーカー
68 表示装置 69 報知ランプ
70 メダルセレクター 71 開口上部
72 開口下部 73 固定装置
74 フック部 120 中板
121 連通孔 122 傾斜面
130 足部 131 先端回転体
140 前足部 141 前足中間回転体
142 前足折曲軸 143 前足下片
144 前足上片 150 後足部
151 後足中間回転体 152 後足折曲軸
153 後足下片 154 後足上片
161 連結棒 162 連結棒回転軸
163 連結円柱収納部 164 連結円柱軸
165 連結凸部 171 固定棒
172 固定棒回転軸 173 固定円柱収納部
174 固定円柱軸 175 固定凸部
181 ピン 182 ピン回転軸
183 抜け落ち防止片 190 ピン孔
240 前板 241 前板上片
250 後板 251 後板上片
4 下扉 5 扉一体型交換ユニット
6 正面開口部 7 支持体
8 電源ユニット 10 スロットマシン
11 筐体 12 表示窓
13 図柄表示窓 14 前扉
15 投入スイッチ 16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ 18 メダル投入口
20 制御装置 21 遊技制御装置
22 演出制御装置 23 底板
24 側板 25 天板
26 裏板 30 スタートスイッチ
31 変動開始操作手段 32 払い出し口
33 払い出し皿 40 回転リール
41 図柄表示手段 42 リールテープ
43 左側回転リール 44 中央回転リール
45 右側回転リール 50 ストップスイッチ
51 変動停止操作手段 60 リールユニット
61 図柄 62 上扉用被係合部
63 下扉用被係合部 65 払い出し装置
66 報知手段 67 スピーカー
68 表示装置 69 報知ランプ
70 メダルセレクター 71 開口上部
72 開口下部 73 固定装置
74 フック部 120 中板
121 連通孔 122 傾斜面
130 足部 131 先端回転体
140 前足部 141 前足中間回転体
142 前足折曲軸 143 前足下片
144 前足上片 150 後足部
151 後足中間回転体 152 後足折曲軸
153 後足下片 154 後足上片
161 連結棒 162 連結棒回転軸
163 連結円柱収納部 164 連結円柱軸
165 連結凸部 171 固定棒
172 固定棒回転軸 173 固定円柱収納部
174 固定円柱軸 175 固定凸部
181 ピン 182 ピン回転軸
183 抜け落ち防止片 190 ピン孔
240 前板 241 前板上片
250 後板 251 後板上片
Claims (4)
- 正面側に開口する正面開口部を有する筐体と、
前記筐体の高さ方向の途中で横方向に渡して、前記筐体を上下方向に分割する中板と、
周囲に図柄を配置した回転リールを有するリールユニットと、
前記回転リールの図柄の変動表示及び停止表示を制御するための遊技制御装置と、
前記筐体の正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉とを備え、
少なくとも前記リールユニット及び前記遊技制御装置を支持体に搭載した交換ユニットを備えたスロットマシンであって、
前記中板上に位置させる前記交換ユニットは、前記交換ユニットの下部の前側及び後側を、前記中板の高さまでそれぞれ支持する足部を設け、
前記足部は、先端に回転可能な先端回転体を設けると共に、長さ方向の途中で折曲可能に形成され、
前記足部は、
前記交換ユニットを前記筐体内部に収納した際、前記筐体の奥側に位置する前足部と、
前記交換ユニットを前記筐体内部に収納した際、前記筐体の手前側に位置する後足部とを備え、
前記交換ユニットを前記筐体内部に装着した時、
前記前足部は、先端が手前側になるように前記中板上で折曲可能であると共に、
折曲した前記前足部の中板側には、前記交換ユニットの前記中板上への押し込み時に回転可能な前足中間回転体が形成され、
前記後足部は、前記中板の下面側に折曲可能に形成されていることを特徴とするスロットマシン。 - 前記交換ユニットを前記筐体内部の前記中板上へ押し込み、前記後足部を前記中板の下面側に折曲した後、前記後足部を前記中板に固定可能に形成したことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
- 前記中板には、上下方向に連通する連通孔を形成し、
前記交換ユニットを前記筐体内部の前記中板上へ押し込み、前記前足部及び前記後足部を折曲した後、前記前足部及び前記後足部を前記連通孔を介して固定可能な連結棒を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。 - 折曲した前記後足部の下面側には、前記前足部及び前記後足部を折曲した状態で前記交換ユニット全体を移動させるための後足中間回転体が設けてあることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のスロットマシン。
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JP2008002690A Pending JP2009160318A (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | スロットマシン |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019205752A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019205753A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
2008
- 2008-01-10 JP JP2008002690A patent/JP2009160318A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019205752A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019205753A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP7114341B2 (ja) | 2018-05-30 | 2022-08-08 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP7114342B2 (ja) | 2018-05-30 | 2022-08-08 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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