JP2009160162A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルから送風して感覚的演出を行わせることにより、より斬新な演出効果を奏することができるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤上に遊技球を打ち出し可能なハンドル8及び発射強度ボリューム25を具備するとともに、当該打ち出された遊技球が当該遊技盤上の入賞口に入賞することにより、その入賞に対応した賞球を払い出し可能とされたパチンコ遊技機1において、任意に風を生じさせ得る送風手段と、ハンドル8内に形成され、送風手段からのエアを案内して当該ハンドル8表面側まで送風する案内部材と、ハンドル8に形成され、案内部材からの送風を外部に吐出し得る吐出孔16aとを具備するとともに、案内部材は、その先端側に別体の先端部材18が接続されて成るものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技者が把持しつつ回動操作することにより遊技盤上に遊技球を打ち出し可能なハンドルを具備するとともに、当該打ち出された遊技球が当該遊技盤上の入賞口に入賞することにより、その入賞に対応した賞球を払い出し可能とされたパチンコ遊技機に関するものである。
通常、例えば第1種とよばれるパチンコ遊技機においては、その遊技盤に図柄表示手段や始動口等を具備し、該始動口に遊技球が入賞すると、図柄表示手段に図柄を変動表示し、停止図柄が特定のものである場合(例えば3つの数字が揃った場合等)に「大当たり状態」となり、賞球として多数の遊技球を払い出しするとともに、ランプやフラッシュ等の点灯又は点滅、或いはスピーカ等からの効果音の出力を行って演出し得るよう構成されている。また、図柄表示手段においては、上記の如く図柄の変動表示に加え、例えばキャラクタを表示させる等の演出表示が行われるよう構成されている。
然るに、従来、遊技盤に遊技球を打ち出すためのハンドル内に、該ハンドルを振動させる振動手段を設けたものが例えば特許文献1にて開示されている。かかる振動手段は、演出表示に応じたタイミングにてハンドルの一部(遊技者が把持する部位)を振動させるよう制御されており、可変表示装置における演出効果の更なる向上を図るためのものである。これにより、可変表示装置、ランプやフラッシュ等による視覚的演出効果、或いはスピーカからの効果音による聴覚的演出効果に加え、振動による感覚的演出効果を奏することができる。
特開2003−38739号公報
しかしながら、近時において更なる斬新な演出効果が求められるに至っており、遊技者のあらゆる感覚を利用した演出の多様化が進んでいるのが実情であり、上記従来の演出効果のみでは不十分であるという問題があった。このため、本出願人は、従来の視覚的演出効果、聴覚的演出効果及び振動による感覚的演出効果とは異なる演出を行わせ、更に斬新な演出効果を奏する遊技機を検討した。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ハンドルから送風して感覚的演出を行わせることにより、より斬新な演出効果を奏することができるパチンコ遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技者が把持しつつレバーを回動操作することにより遊技盤上に遊技球を打ち出し可能なハンドルを具備するとともに、当該打ち出された遊技球が当該遊技盤上の入賞口に入賞することにより、その入賞に対応した賞球を払い出し可能とされたパチンコ遊技機において、任意に風を生じさせ得る送風手段と、前記ハンドル内に形成され、前記送風手段からのエアを案内して当該ハンドル表面側まで送風する案内部材と、前記ハンドルに形成され、前記案内部材からの送風を外部に吐出し得る吐出孔とを具備するとともに、前記案内部材は、その先端側に別体の先端部材が接続されて成ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、前記ハンドルの正面側には別体のキャップを有するとともに、当該キャップの任意位置に前記吐出孔が形成され、当該吐出孔に向かって前記先端部材が延設されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機において、前記ハンドルは、正面側に前記吐出孔が形成された第1カバー部、基端側に第2カバー部を有するとともに、当該第1カバー部及び第2カバー部の間に前記レバーが回動自在に配設され、且つ、前記第1カバー部には、そのレバー側の開口を塞ぎつつ前記先端部材を接続させて支持するパイプ接続部材が形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ハンドルから送風して感覚的演出を行わせることにより、より斬新な演出効果を奏することができる。また、案内部材は、その先端側に別体の先端部材が接続されて成るので、吐出孔の位置が変更された場合であっても、別体の先端部材をその吐出孔に合ったものに交換すれば容易に対応することができる。
請求項2の発明によれば、ハンドルの正面側には別体のキャップを有するとともに、当該キャップの任意位置に吐出孔が形成され、当該吐出孔に向かって先端部材が延設されるので、キャップを交換することにより吐出孔の形成位置、形状等を容易に変更することができ、且つ、吐出孔の位置が変更された場合であっても、別体の先端部材をその吐出孔に合ったものに交換すれば容易に対応することができる。
請求項3の発明によれば、ハンドルは、正面側に吐出孔が形成された第1カバー部、基端側に第2カバー部を有するとともに、当該第1カバー部及び第2カバー部の間にレバーが回動自在に配設され、且つ、第1カバー部には、そのレバー側の開口を塞ぎつつ先端部材を接続させて支持するパイプ接続部材が形成されたので、別体の先端部材の接続及び交換を容易に行わせることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、図1に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るよう構成されている。当該遊技盤4には、種々役物や複数の釘、或いは風車等が形成されている。尚、同図中符号6及び7は、遊技盤4に形成された始動口及び大入賞口を示している。
また、遊技盤4の略中央には、液晶表示装置等から成る図柄表示手段5が配設されており、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るようになっている。そして、始動条件が成立(例えば始動口6に遊技球が入賞)したときに、図柄を変動表示させ、特定の図柄が停止表示されることにより「大当たり」状態として大入賞口7を所定時間及びタイミングで開口させ、多数の遊技球を獲得できるよう構成されている。然るに、図柄表示手段5においては、図柄の変動表示に加え、所定の演出表示(例えば「大当たり状態」となる期待度を示す演出等)を行わせ得るよう構成されている。
更に、パチンコ遊技機1の下方右隅部にはハンドル8が配設されており、該ハンドル8の操作により上皿9内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されている。また、パチンコ遊技機1の下部に形成された下皿10には、遊技者が所定遊技中に押圧操作させ得るストップボタン11が配設されており、例えば複数種のリーチ表示に亘ってルーレットを回動させ、ストップボタン11の押圧操作にて当該ルーレットを停止させることにより所望のリーチを選択させるよう構成されている。
ここで、本実施形態に係るハンドル8は、図2乃至図5に示すように、第1カバー部12、第2カバー部14を筐体としつつレバー13を回動操作自在としたもので、第1カバー部2の表面(遊技者側)には網目シート17を介してキャップ16が嵌め込まれて覆われるとともに、基端側がコネクターカバー15を介してパチンコ遊技機1本体側のステー32に連結されて構成されている。即ち、金属製のステー32がパチンコ遊技機1本体の前面枠3に固定されており、このステー32にハンドル8(図2の如く組み付けられた状態のもの)が固定されるよう構成されているのである。
ハンドル8内には、先端部材18、パイプ接続部材19、パイプ状部材20、ボリューム用連動子22、レバー用連動子24、発射強度ボリューム25、接続カバー27及びタッチセンサ29が固定された接続部材26、所定の電気回路が形成されたプリント基板30等が配設されている。尚、接続部材26に固定された接続カバー27内部には、風(エア)が通過し得る一対の流路が形成されたブッシュ28が配設されている。
また、接続部材26には、壁部位26aが一体形成されており、この壁部位26aに遊技者がハンドル8に触れたことを検知するためのタッチセンサ29が固定されている。かかるタッチセンサ29は、図示しないタッチプレートと電気的に接続されるとともに、プリント基板30を介してパチンコ遊技機1本体と電気的に接続されている。然るに、プリント基板30は、タッチセンサ29の他、発射強度ボリューム25や図示しない単発打ち用センサと接続されている。
ところで、捩りバネ21の一端はレバー13に接続されるとともに、他端は第2カバー部14に接続されており、レバー13を回動操作した際、捩りバネ21により初期状態側へ付勢されるよう構成されている。レバー13の略中央には、レバー用連動子24が固定され、レバー13の回動に伴って当該レバー用連動子24も回動するよう構成されている。このレバー用連動子24の外周面にはボリューム用連動子22の外周面に形成された歯と噛み合う複数の歯が形成されている。
ボリューム用連動子22は、発射強度ボリューム25の作動子25aと接続されるもので、レバー13が回動してレバー用連動子24が回転すると、噛み合った歯により連動して回動し、作動子25aを回動させ得るよう構成されている。即ち、ハンドル8内には、レバー13と連動して回転するレバー用連動子24を具備するとともに、発射強度ボリューム25は、当該レバー用連動子24と連動して回転するボリューム用連動子22と接続され、当該ボリューム用連動子22の回転角度に基づきレバー13の回動操作角度を検出するよう構成されているのである。
発射強度ボリューム25は、作動子25aの回転角度を検知することによりレバー13の回動操作角度を検出することができ、その回動角度に応じた発射強度にて遊技球を遊技盤4へ打ち出し可能とされている。而して、発射強度ボリューム25は、レバー13の回動中心L(図3参照)からオフセットした位置(径方向にずれた位置)に配設され、当該レバー13の回動中心に沿って案内部材が延設されることとなっている。尚、捩りバネ23は、ボリューム用連動子22を初期状態側へ付勢するものである。
然るに、先端部材18、パイプ状部材20、接続カバー27及び接続部材26から成る風の通り道は、本発明の案内部材を構成するものであり、ハンドル8の略中央をその長手方向に延設され、後述する送風手段(ポンプアクチュエータP)からのエアを案内して当該ハンドル8表面側まで送風するよう構成されている。尚、パイプ接続部材19、レバー13及び第2カバー部14の略中央には、それぞれ貫通孔19a、13a及び14aが形成されており、案内部材を構成するパイプ状部材20が挿通して組み付けられるようになっている。
そして、パイプ接続部材19の表面側(先端側)に先端部材18を接続し、裏面側(基端側)にパイプ状部材20を接続するとともに、当該パイプ状部材20の基端側を接続カバー27内部のブッシュ28に突き当て、更に接続部材26を連結部材31に接続することにより、風を案内する案内部材が形成されることとなり、これにより、連結部材31側から導入された風(エア)が先端部材18まで至るよう構成されている。
先端部材18は、本発明の案内部材を構成する部材のうち先端側を構成するもので、図6に示すように、上下に分割構成されたもの(同図(a)参照)をネジ等で固定させて一体化させたもの(同図(b)参照)である。即ち、上下分割構成された構成部品双方には、同図に示すように、ネジ孔18cが形成されており、当該構成部品を一体化させつつネジ孔18cにネジを挿通させて一体化させれば、先端の開口18a及び基端のフランジ18b(パイプ接続部材19との当接面を形成するもの)が形成された先端部材18を得ることができるのである。
かかる先端部材18は、パイプ接続部材19にネジ等で固定されることにより、案内部材における先端側を構成し、送風手段(ポンプアクチュエータP)からの風を吐出孔16aに向けて吐出させ、そこから外部に吐出し得るようになっている。尚、本実施形態においては、吐出孔16aがハンドル8の中心軸からオフセットした位置に形成されているため、その方向に先端部材18が屈曲しているが、吐出孔16aがハンドルの中心軸に合致した位置に形成されている場合、屈曲させず略直線状に延びるものとすることができる。
一方、ハンドル8の表面側(遊技者側)に位置するキャップ16(第1カバー12の表面側を構成している)には、貫通孔から成る2つの吐出孔16aが形成されている。而して、図7に示すように、先端部材18は、その先端の開口18aが吐出孔16aと近接した位置で対向するよう位置決めされており、案内部材を通過して先端部材18の先端18aから吐出されたエア(風)は、吐出孔16aから外部に吐出されるようになっている。
具体的には、先端部材18が長手方向に対して所定角度屈曲形成されており、図7に示すように、パイプ接続部材19に先端部材18を支持させた状態にて当該パイプ接続部材19を第1カバー部12の基端側(同図中右側)の開口に取り付けると、先端部材18の2つの開口18aが吐出孔16aと近接した位置で対向し得るよう構成されているのである。
ここで、本実施形態においては、上述の如く第1カバー12には、そのレバー側(図7の右側)の開口を塞ぐとともに案内部材(先端部材18及びパイプ状部材20)を支持するパイプ接続部材19が形成されているので、当該第1カバー12内部に略密閉された空間Uが形成されることとなって基端側へのエアの逃げ抑制し、当該案内手段にて案内された送風手段(ポンプアクチュエータP)からのエアを更に効率よく吐出孔16aから吐出させることができる。
尚、本実施形態においては、案内部材を構成する先端部材18、パイプ状部材20、接続カバー27、接続部材26の連結部材31との接続部及び連結部材31の内部には一対の風の流路が形成されており、一対の吐出口16aのそれぞれと対応するようになっているが、形成された吐出孔16aの数に応じて3つ以上の風の流路を有するもの、或いは1つの風の流路を有するものとしてもよい。
連結部材31が固定されたステー32には、ゴム材等の弾性部材を介してポンプアクチュエータPが固定されている。かかるポンプアクチュエータPは、瞬間的な風を連続的に生じさせ得るもので、図8、7に示すように、その筐体34内部に形成された密閉空間Sと、該密閉空間S内で往復動作して風を生じさせ得る動作部(円板状部材36及びピン状部材37)と、該動作部により生じた風をハンドル8内の案内部材まで導出する導出部材(導出チューブ33)とを有する。
より具体的には、筐体34は図示しないシール部材等により内部が略密閉されて密閉空間Sを成すとともに、当該密閉空間S内には円板状部材36が配設されている(図9参照)。この円板状部材36の略中央にはピン状部材37が挿通固定されており、当該ピン状部材37の周囲には通電可能なコイル35が配設されている。また、筐体34からは一対の導出チューブ33が接続されており、密閉空間Sの空気が当該導出チューブ33を通って導出されるよう構成されている。
そして、コイル35に対して断続的に通電すると、ピン状部材37が図中左右方向に往復動し、これに伴って円板状部材36が密閉空間S内で往復動する。かかる円板状部材36の往復動により密閉空間Sの容積が変化し、瞬間的な風を連続的に生じさせるので、その風が導出チューブ33を通って連結部材31まで至るようになっている。即ち、本実施形態によれば、上記の如き構成のポンプアクチュエータPにて風を生じさせているので、例えばシロッコファン(羽根を回転させて風を生じさせるもの)等に比べ、瞬間的な風を生じさせることができ、その瞬間的な風を連続的に生じさせることにより、任意タイミングで強い風を送ることができる。
本実施形態においては、図柄表示手段5で行われる図柄の変動表示又は演出表示と連動してポンプアクチュエータPを駆動させるよう構成されており、特に大当たり発生時や大当たりのリーチ時にポンプアクチュエータPを駆動させるのが好ましい。これにより、図柄の変動表示や演出表示のタイミングに合致させて遊技者に風を送ることができ、更なる斬新な演出効果を奏することができる。また、ポンプアクチュエータPが任意タイミングで瞬間的に強い風を生じさせることができるので、ファンなど他の汎用的な送風手段に比べ、図柄の変動表示又は演出表示による演出に対し送風タイミングを確実に追従させることができる。
上記実施形態によれば、ハンドル8から送風して感覚的演出を行わせることにより、より斬新な演出効果を奏することができるとともに、案内部材が、その先端側に別体の先端部材18が接続されて成るので、例えばキャップ16自体を交換して吐出孔16aの位置が変更された場合であっても、別体の先端部材18をその吐出孔16aに合ったものに交換すれば容易に対応することができる。
また、本実施形態によれば、ハンドル8の正面側には別体のキャップ16を有するとともに、当該キャップ16の任意位置に吐出孔16aが形成され、当該吐出孔16aに向かって先端部材18が延設(本実施形態の場合は屈曲しつつ延設)されるので、キャップ16を交換することにより吐出孔16aの形成位置、形状等を容易に変更することができ、且つ、吐出孔16aの位置が変更された場合であっても、別体の先端部材18をその吐出孔16aに合ったものに交換すれば容易に対応することができる。
更に、ハンドル8は、正面側に吐出孔16aが形成された第1カバー部12(厳密には吐出孔16aが形成されたキャップ16を有する第1カバー部12)、基端側に第2カバー部14を有するとともに、当該第1カバー部12及び第2カバー部14の間にレバー13が回動自在に配設され、且つ、第1カバー部12には、そのレバー13側の開口を塞ぎつつ先端部材18を接続させて支持するパイプ接続部材19が形成されたので、別体の先端部材18の接続及び交換を容易に行わせることができる。
尚、吐出孔16aの内側には、網目シート17が介装されているため、吐出孔16aを介して第1カバー部12内に微小なゴミや塵等が侵入してしまうのを抑制することができる。また、案内部材(先端部材18)における先端の開口18aが吐出孔16aと近接した位置で対向するよう配設されたので、当該案内手段にて案内された送風手段(ポンプアクチュエータ)からのエアを効率よく吐出孔から吐出させることができる。
また更に、ハンドル8から送風せしめる送風手段が、瞬間的な風を連続的に生じさせ得るポンプアクチュエータPから成るので、任意タイミングで瞬間的に強い風を生じさせることができ、送風による感覚的演出効果を更に向上させることができる。また、ポンプアクチュエータPは、その筐体34内部に形成された密閉空間Sと、該密閉空間S内で往復動作して風を生じさせ得る動作部(円板状部材36及びピン状部材37)と、該動作部により生じた風を案内部材まで導出する導出部材(導出パイプ33)とを有するので、比較的簡易な構成にて任意タイミングで瞬間的に強い風を生じさせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、例えば先端部材18においては本実施形態の如く上下分割構成のものに代え、一体的に成形されたものとしてもよい。但し、本実施形態の場合、吐出孔に向かって屈曲形成されているので、本実施形態の如く上下分割構成のものとする方が成形上好ましい。また、風を生じさせ得る送風手段は、瞬間的な風を連続的に生じさせ得る(言い換えるならば、瞬間的に強い風を所定間隔毎に連続して生じさせ得る)ポンプアクチュエータであるのが好ましいが、当該ポンプアクチュエータPに代えて任意に風を生じさせ得る他の送風手段(ファン等含む)としてもよい。更に、本実施形態においては、図柄表示手段5で行われる図柄の変動表示又は演出表示と連動してポンプアクチュエータPを駆動させるよう構成されているが、パチンコ遊技機1の遊技過程における他のタイミングに合致させてポンプアクチュエータP(他の送風手段含む)を駆動させるよう構成してもよい。
任意に風を生じさせ得る送風手段と、ハンドル内に形成され、送風手段からのエアを案内して当該ハンドル表面側まで送風する案内部材と、ハンドルに形成され、案内部材からの送風を外部に吐出し得る吐出孔とを具備するとともに、案内部材は、その先端側に別体の先端部材が接続されて成るパチンコ遊技機であれば、外観や機能等種々の形態のものに適用することができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図 同パチンコ遊技機におけるハンドルを示す右側面図及び正面図 同パチンコ遊技機におけるハンドルを示す分解斜視図 同パチンコ遊技機におけるハンドルを示す分解斜視図 同パチンコ遊技機におけるハンドルを示す縦断面図 同パチンコ遊技機におけるハンドルの先端部材を示す斜視図であって(a)分解斜視図(b)組立図 同パチンコ遊技機におけるハンドルのキャップ、第1カバー部、先端部材及びパイプ接続部材の組付け状態を示す断面図 同パチンコ遊技機における送風手段としてのポンプアクチュエータを示す外観図 同パチンコ遊技機における送風手段としてのポンプアクチュエータを示す縦断面図
符号の説明
1 パチンコ遊技機
2 ガラス板
3 前面枠
4 遊技盤
5 図柄表示手段
6 始動口
7 大入賞口
8 ハンドル
9 上皿
10 下皿
11 ストップボタン
12 第1カバー部
13 レバー
14 第2カバー部
15 コネクターカバー
16 キャップ
16a 吐出孔
17 網目シート
18 先端部材
19 パイプ接続部材
20 パイプ状部材
21 捩りバネ
22 ボリューム用連動子
23 捩りバネ
24 レバー用連動子
25 発射強度ボリューム
26 接続部材
27 接続カバー
28 ブッシュ
29 タッチセンサ
30 プリント基板
31 連結部材
32 ステー
33 導出パイプ
34 筐体
35 コイル
36 円板状部材
37 ピン状部材
P ポンプアクチュエータ(送風手段)
S 密閉空間

Claims (3)

  1. 遊技者が把持しつつレバーを回動操作することにより遊技盤上に遊技球を打ち出し可能なハンドルを具備するとともに、当該打ち出された遊技球が当該遊技盤上の入賞口に入賞することにより、その入賞に対応した賞球を払い出し可能とされたパチンコ遊技機において、
    任意に風を生じさせ得る送風手段と、
    前記ハンドル内に形成され、前記送風手段からのエアを案内して当該ハンドル表面側まで送風する案内部材と、
    前記ハンドルに形成され、前記案内部材からの送風を外部に吐出し得る吐出孔と、
    を具備するとともに、前記案内部材は、その先端側に別体の先端部材が接続されて成ることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記ハンドルの正面側には別体のキャップを有するとともに、当該キャップの任意位置に前記吐出孔が形成され、当該吐出孔に向かって前記先端部材が延設されたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記ハンドルは、正面側に前記吐出孔が形成された第1カバー部、基端側に第2カバー部を有するとともに、当該第1カバー部及び第2カバー部の間に前記レバーが回動自在に配設され、且つ、前記第1カバー部には、そのレバー側の開口を塞ぎつつ前記先端部材を接続させて支持するパイプ接続部材が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機。
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