JP2009157562A - タグシートの製造方法及びタグシート - Google Patents

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Abstract

【課題】タグシートをより柔軟性のある構成とし、且つより簡単な方法で量産すること。
【解決手段】第一ロールに巻きつけられ内面に熱可塑性接着剤層を有する表面側シートと、第二ロールに巻きつけられ内面に熱可塑性接着剤層を有する裏面側シートと、を搬送する段階と、前記裏面側シート上にICタグを載置する段階と、前記表面側シートと前記裏面側シートとで前記ICタグを挟持した状態で、前記表面側シートの外面及び前記裏面側シートの外面から加熱及び加圧することにより、前記熱可塑性接着剤層の接着剤を溶融させつつ前記表面側シートと前記裏面側シートとを接着する段階と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ICタグを一体的に挿入したタグシート、及びタグシートの製造方法に関する。
従来、ICタグを一体的に構成したタグシートがある。タグシートは、凹凸等の立体形状のあるICタグを、表面側のシートと裏面側のシートとの間で挟持することで、ICタグとシートを一体的に構成する(例えば、特許文献1参照)。
ここで、図を用いて従来のタグシートの構成を説明する。図4は従来のタグシートの構成を説明する図である。
ICタグは前述のように凹凸の立体形状があるため、単純にシートに挟んで構成すると、シートの表面に凹凸模様が現れてしまう。即ち、従来は、図4(a)に示すように、表面側のシート101と裏面側のシート102との間にICタグ103を挟む際、ICタグ103のうちICチップ103a部分が凸形状となっているため、図4(b)に示すように、表面側のシート101にも凸形状Tが現れていた。
最近では、表面側のシート101を感熱性の表示シートにて構成することもあるが、上述ような凸形状Tがあると、表示性能が低下するという問題があった。このため、ICタグの入ったシートの表面を平滑にする必要があった。
この場合、従来においては、図4(c)に示すように、ICチップ103a部分の凸形状と略同じ厚みのスペーサ104を挿入する。スペーサ104においてICチップ103aと重なる部分には、チップホール104aが形成される。この構成にて積層すると、図4(d)に示すように、表面側のシート101の表面にはICチップ103aの凸形状が現れることなく、タグシートが平滑に仕上がる。
一方、タグシートを量産するため、表面シートや裏面シートをロールに巻き、連続的に製造する製造方法がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−156668 特表2003−520666
しかしながら、上述の特許文献1のような方法であると、スペーサ104のチップホール104aの位置とICタグ103のICチップ103aの位置とを合わせる必要がある。このため、製造装置に位置合わせのための工程を追加する必要があり、製造手順が複雑になる。更に、位置合わせの工程が必要となると、特許文献2のようなロールに巻いたシートを連続的に搬送しつつ製造する製造方法には適用することが困難である。
また本来、スペーサ104はタグシート表面を平滑にするためだけのものである。このため、スペーサを用いると、タグシートの部材点数が多くなってしまうという問題がある。また、スペーサの材質によっては、タグシートの柔軟性を阻害することもあり、タグシートの構成の自由度を阻害してしまう。
そこで、本発明の目的は、タグシートをより柔軟性のある構成とし、且つより簡単な方法で量産することである。
上記目的を達成するための本発明のタグシートの製造方法は、第一ロールに巻きつけられ内面に熱可塑性接着剤層を有する表面側シートと、第二ロールに巻きつけられ内面に熱可塑性接着剤層を有する裏面側シートと、を搬送する段階と、前記裏面側シート上にICタグを載置する段階と、前記表面側シートと前記裏面側シートとで前記ICタグを挟持した状態で、前記表面側シートの外面及び前記裏面側シートの外面から加熱及び加圧することにより、前記熱可塑性接着剤層の接着剤を溶融させつつ前記表面側シートと前記裏面側シートとを接着する段階と、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明のタグシートは、上記製造方法により製造され、前記表面側シート及び前記裏面側シートと、前記表面側シートと前記裏面側シートとの間に挟持された前記熱可塑性接着剤層と、前記熱可塑性接着剤層で周囲を覆われた前記ICタグと、を有することを特徴とする。
上記タグシートの製造方法によれば、スペーサ等の部材を用いることなく、ICタグ入りのタグシートを製造することができるので、ICタグのように立体的な形状を有するものをシート間に挟持する際に、位置合わせをする必要がない。また、位置合わせをする必要がないため、ロールを用いて連続的に製造する場合に適した製造方法となる。このように、より簡単な方法で量産することができる。
また、上記タグシートによれば、スペーサ等の余分な部材を用いることがないため、それらの余分な部材の材質の硬さにタグシートの柔軟性が左右されることはない。また、表面側シートと裏面側シートの間にあるICタグの周囲は柔軟性のある熱可塑性接着剤で満たされることになる。このため、タグシートを柔軟性のある構成とすることができる。
図を用いて本発明のタグシート及びタグシートの製造方法について説明する。図1はタグシートの構成を説明する図である。図2はタグシートの製造装置を説明する概略図である。図3はタグシートの製造過程の各段階の状態を説明する説明図である。
〔タグシート1の構成〕
図1を用いてタグシート1の構成を説明する。
図1に示すように、タグシート1は、ICタグ30を表面側シート10と裏面側シート20とで挟持して構成される。
表面側シート10及び裏面側シート20は、PET等の樹脂から構成される。また、表面側シート10と裏面側シート20の内側には、図1(a)に示すように、熱可塑性接着剤から構成される熱可塑性接着剤層Aが配設される。尚、表面側シート10の表層をロイコ染料等を用いて再印刷可能なリライト加工を施してもよい。
ICタグ30は、立体形状のICチップ31を有する。また、構成によっては、コイル状のアンテナが配設されている場合がある。また、ICチップ31の外側には、衝撃から保護するための保護層や、断熱性のある断熱層が適宜形成されて構成される。
図1に示すように、本願発明のタグシート1では、ICタグ30におけるICチップ31の立体形状が接着剤層Aの中に埋まる。これにより、ICタグ30と接着剤層Aの間に隙間がなくなるため、水や空気が入り込まず、耐久性に優れ、信頼性の高いタグシートとなる。
また、表面側シート10及び裏面側シート20の表面には、ICチップ31の立体形状の影響が出ず、表面に凸形状が現れることがない。これにより、表面を平滑なタグシートとすることができる。このようにタグシートの表面を平滑にしたことにより、表面に文字や画像を記録する場合に、文字や画像の記録を円滑に行うことができるという利点がある。
また、表面側シート10、裏面側シート20、ICタグ30、接着剤層Aの他の部材、例えば、従来用いられていたスペーサ等の平滑にするための部材を挿入する必要がない。このため、タグシートを構成する部材点数を削減することができ、簡単な構成となる。
更に、スペーサが必要とならないため、スペーサの材質が硬質であった場合にタグシート全体が硬質になってしまうというような問題が発生せず、タグシート1を柔軟性のあるものにすることができる。
〔タグシート1の製造方法〕
図2及び図3を用いてタグシート1の製造方法を説明する。
図2に示すように、タグシート1の製造装置は、表面側シート10が巻きつけられて固定される不図示の第一ロールと、裏面側シート20が巻きつけられて固定される不図示の第二ロールと、各シートに対して加熱・加圧を行うヒートローラ50と、繰り抜き又は切断を行うカッター60と、を有する。
図3(a)に示すように、表面側シート10のICタグ30と対向する側の面(内面)には熱可塑性接着剤層10aが形成され、裏面側シート20のICタグ30と対向する側の面(内面)には熱可塑性接着剤層20aが形成される。この状態で、裏面側シート20上にはICタグ30が載置される。尚、各接着剤層の接着剤は熱可塑性接着剤を用いる。接着剤は、互いに混合可能なものであればよいが、接着剤層10aと接着剤層20aとで同じ種類の接着剤であることが好ましい。
図3(b)に示すように、ICタグ30を挟持しつつ、表面側シート10と裏面側シート20を積層させる。この状態では、接着剤層10aと接着剤層20aとは積層するものの、一体とはなっていない。
図3(c)に示すように、ヒートローラ50(図2参照)を用いて表面側シート10と裏面側シート20とを加熱しながら、表面側シート10と裏面側シート20のそれぞれの外面から加圧する。すると、接着剤層10a及び接着剤層20aは溶融し、一体の接着剤層Aとなる。このとき、ICタグ30の周りの接着剤は、ICタグ30の形状にならって移動する。このため接着剤層Aは、ICタグ30の周囲の隙間を埋めることとなる。
最後に、図2に示すカッター60にて、積層されて連続搬送されるシートの一部を切り出すことで、タグシート1が完成する。
このように、本実施形態においては、シート10、20に形成された接着剤層の間にICタグ30を保持し、加熱・加圧をする。これにより、ICタグ30の周囲の接着剤層を溶融させることで、ICタグ30を包み込むようにシート10、20間に取り込む。すると、ICチップ31の位置に関わらず、ICタグ30を表面側シート10と裏面側シート20との間に取り込むことができる。従って、ICタグ30の位置を気にすることなく、ローラからのシート10、20の搬送を行うことができ、位置合わせの手間がなくなる。即ち、従来における、ICチップ103aとチップホール104aとを位置合わせするような手間がなくなる。この結果、タグシート1をより簡単な方法で製造することができる。
また、表面側シート10及び裏面側シート20をロールから連続搬送することで、タグシート1を量産することが可能となる。
本発明の技術は、シートに挟持するものをICタグ以外の立体物として、利用することもできる。
タグシートの構成を説明する図。 タグシートの製造装置を説明する概略図。 タグシートの製造過程の各段階の状態を説明する説明図。 従来のタグシートの構成を説明する図。
符号の説明
A…接着剤層、1…タグシート、10…表面側シート、10a…接着剤層、20…裏面側シート、20a…接着剤層、30…ICタグ、31…ICチップ、50…ヒートローラ、60…カッター

Claims (2)

  1. 第一ロールに巻きつけられ内面に熱可塑性接着剤層を有する表面側シートと、第二ロールに巻きつけられ内面に熱可塑性接着剤層を有する裏面側シートと、を搬送する段階と、
    前記裏面側シート上にICタグを載置する段階と、
    前記表面側シートと前記裏面側シートとで前記ICタグを挟持した状態で、前記表面側シートの外面及び前記裏面側シートの外面から加熱及び加圧することにより、前記熱可塑性接着剤層の接着剤を溶融させつつ前記表面側シートと前記裏面側シートとを接着する段階と、
    を有することを特徴とするタグシートの製造方法。
  2. 請求項1の製造方法により製造され、
    前記表面側シート及び前記裏面側シートと、
    前記表面側シートと前記裏面側シートとの間に挟持された前記熱可塑性接着剤層と、
    前記熱可塑性接着剤層で周囲を覆われた前記ICタグと、
    を有することを特徴とするタグシート。
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