JP2009157305A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電気光学装置10は、駆動電流に応じた輝度で発光する電気光学素子11と、駆動電流を制御する駆動トランジスタTdrと、を各々が含む複数の画素回路Pと、高位側電源線108と、複数の画素回路Pのうち少なくとも2つの画素回路Pに接続された電位供給ライン120との間に設けられたトランジスタTrと、を備え、少なくとも2つの画素回路Pの各々においては、高位側電源線108からトランジスタTrおよび電位供給ライン120を介して駆動電流が電気光学素子11へ供給される。
【選択図】 図3
Description
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、画素回路におけるトランジスタの数を低減しつつ電気光学素子の発光期間を調整するという課題の解決を目的としている。
図1は、本実施形態に係る電気光学装置10の構成を示すブロック図である。この電気光学装置10は、画像を表示するための手段として各種の電子機器に採用される装置であり、複数の画素回路Pが面状に配列された画素アレイ部100と、各画素回路Pを駆動する走査線駆動回路20およびデータ線駆動回路22と、電気光学装置10で利用される各種電位を生成する電位生成部24と、を有する。なお、図1においては、走査線駆動回路20とデータ線駆動回路22と電位生成部24とが別個の回路として図示されているが、これらの回路の一部または全部が単一の回路とされた構成も採用される。
書込期間PWRTにおいては、図2に示すように、走査信号GWRT[i]がローレベルに遷移するとともに、発光制御信号GEL[i]はハイレベルを維持する。従って、図5に示すように、トランジスタTswはオン状態になり、トランジスタTrはオフ状態になる。これにより、各画素回路Pにおける駆動トランジスタTdrのゲートと、対応する各データ線104とが導通し、各画素回路Pにおける電気光学素子11の階調に応じたデータ電位VDが各駆動トランジスタTdrのゲートに供給されるとともに容量素子Chに充電される。また、トランジスタTrはオフ状態であるから、駆動電流は電気光学素子11には供給されず、電気光学素子11は発光しない。
発光期間PELにおいては、図2に示すように、走査信号GWRT[i]がハイレベルに遷移するとともに、発光制御信号GEL[i]がローレベルに遷移する。従って、図6に示すように、トランジスタTswはオフ状態になり、トランジスタTrはオン状態になる。これにより、高位側電源線108からトランジスタTrおよび電位供給ライン120を介して各組Cの2個の電気光学素子11の各々へ駆動電流が流れる。発光期間PELにおける駆動トランジスタTdrのゲートの電位は、書込期間PWRTにおいて容量素子Chに充電された電位(すなわちデータ電位VD)に保持される。このため、発光期間PELにおいては、データ電位VDに応じた駆動電流が電気光学素子11へ供給される。従って、電気光学素子11はデータ電位VDに応じた輝度で発光する。
消灯期間POFFにおいては、図2に示すように、走査信号GWRT[i]がハイレベルを維持するとともに、発光制御信号GEL[i]がハイレベルに遷移する。従って、図7に示すように、トランジスタTswおよびトランジスタTrがともにオフ状態になる。これにより、各画素回路Pにおける電気光学素子11に対する駆動電流の供給が遮断されるから、消灯期間POFFにおいては各画素回路Pにおける電気光学素子11は発光しない。
本実施形態においては、X方向に隣接する3個の画素回路Pで1つの組Cを構成する点で第1実施形態と異なる。その他の構成は第1実施形態の構成と同じであるため重複する部分については説明を省略する。図8は、第i行に属する複数(n個)の画素回路Pを簡略化して示したブロック図である。図8に示す符号「R」、「G」、「B」は、各画素回路Pにおける電気光学素子11の発光色を示す。各画素回路Pは、「R」、「G」、「B」の何れかの色に対応する。本実施形態においては、図8に示すように、「R」、「G」、「B」の各色を発光色とする3個の画素回路Pが1つの組Cを構成して1つのトランジスタTrを共用する。そして、n/3個の組CがX方向に延在する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の変形が可能である。また、以下に示す変形例のうちの2以上の変形例を組み合わせることもできる。
(1)変形例1
上述の各実施形態においては、X方向に隣接する複数の画素回路Pで組Cを構成したが、1つの組Cを構成する画素回路Pの組み合わせ(個数・配列)は任意である。例えば、Y方向に隣接する画素回路Pで組Cを構成することもできる。図9に示す構成においては、データ線104に共通に接続されてY方向に隣接する2個の画素回路Pが組Cを構成し、n個の組CがX方向に延在する。図9に示すように、n個の組Cの各々について、高位側電源線108と、当該組Cにおける各画素回路Pに接続された電位供給ライン120との間には、トランジスタTrが介挿される。すなわち、図9の構成によれば、各組CにおけるトランジスタTrは当該組Cを構成する2個の画素回路Pで共用されるから、従来例に比べて1画素あたりに必要なトランジスタの数を低減できる。
上述の各実施形態において、図11に示すように、書込期間PWRTと発光期間PELとが所定期間△tだけオーバーラップする態様とすることもできる。さらに詳述すると、図11に示す態様においては、書込期間PWRTの始点と終点との間における時点t0から書込期間PWRTの経過後の時点t1までの発光期間PELにおいてトランジスタTrはオン状態を維持する。この態様によれば、発光期間PELが開始されてから△tだけ経過するまでは、駆動トランジスタTdrのゲートに対するデータ電位VDの供給が維持された状態で電気光学素子11に駆動電流が供給される。
上述の各実施形態においては、トランジスタTrは、複数の画素回路Pのうち少なくとも2つの画素回路Pと高位側電源線108との間に介挿される態様であるが、これに限らず、複数の画素回路Pのうち少なくとも2つの画素回路Pと低位側電源線110との間にトランジスタTrが介挿される態様とすることもできる。例えば図12に示す構成においては、1つの組Cを構成する2個の画素回路Pの各々における電気光学素子11の陰極に接続された電位供給ライン130と、低位側電源線110との間にトランジスタTrが介挿される。要するに、本発明の具体的な形態は、上述の各実施形態に限定されず、電気光学装置10は、複数の画素回路Pのうち少なくとも2つの画素回路Pに接続された電位供給ライン120または130と、定電位が供給される給電線との間に設けられたスイッチング手段を備える態様であればよい。
上述の各実施形態においては、トランジスタTrはPチャネル型のトランジスタで構成される態様であるが、これに限らず、Nチャネル型のトランジスタで構成することもできる。また、上述の各実施形態においては、トランジスタTswが駆動トランジスタTdrのゲートに直接接続され、トランジスタTswがオン状態となることにより、データ線104からのデータ電位VDが駆動トランジスタTdrのゲートに直接供給されるようにした。ただし、これに限らず、トランジスタTswと駆動トランジスタTdrのゲートとの間に容量素子等を配置して、駆動トランジスタTdrのゲートにデータ電位VDに対応した電位を間接的に供給してもよい。
上述の各実施形態においては、電気光学素子11の一例として、OLED素子を取り上げたが、無機発光ダイオードやLED(Light Emitting Diode)であってもよい。要は、駆動電流に応じた発光輝度で発光するのであれば、どのような素子であってもよい。
次に、本発明に係る電気光学装置10を利用した電子機器について説明する。図13は、以上に説明した何れかの形態に係る電気光学装置10を表示装置として採用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、表示装置としての発光装置10と本体部2010とを備える。本体部2010には、電源スイッチ2001およびキーボード2002が設けられている。この電気光学装置10は電気光学素子11にOLED素子を使用しているので、視野角が広く見易い画面を表示できる。
Claims (6)
- 駆動電流に応じた輝度で発光する電気光学素子と、前記駆動電流を制御する駆動トランジスタと、を各々が含む複数の単位回路と、
定電位が供給される給電線と、前記複数の単位回路のうち少なくとも2つの単位回路に接続された電位供給ラインとの間に設けられた第1のスイッチング手段と、を備え、
前記少なくとも2つの単位回路の各々においては、
前記給電線から前記第1のスイッチング手段および前記電位供給ラインを介して前記駆動電流が前記電気光学素子へ供給される
電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置であって、
前記単位回路における前記電気光学素子の階調に応じたデータ電位が供給されるデータ線と、
前記データ電位を前記データ線から前記単位回路内に供給し、前記駆動トランジスタのゲートに前記データ電位に対応した電位を設定する第2のスイッチング手段と、を備え、
前記少なくとも2つの単位回路のうち第1の単位回路および第2の単位回路において、前記第2のスイッチング手段は、走査信号が供給される走査線に共通に接続される
電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置であって、
前記少なくとも2つの単位回路のうち第1の単位回路および第2の単位回路においては、前記駆動トランジスタのゲートの電位は、共通のデータ線から供給されるデータ信号に応じて設定される
電気光学装置。 - 請求項1記載の電気光学装置であって、
前記単位回路における前記電気光学素子の階調に応じたデータ電位が供給されるデータ線と、
前記データ電位を前記データ線から前記単位回路内に供給し、前記駆動トランジスタのゲートに前記データ電位に対応した電位を設定する第2のスイッチング手段と、を備え、
第1期間において前記第2のスイッチング手段はオン状態を維持し、前記第1期間の始点と終点との間における時点から前記第1期間の経過後の時点までの第2期間において前記第1スイッチング手段はオン状態を維持する
電気光学装置。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載の電気光学装置であって、
前記少なくとも2つの単位回路は、それぞれ異なる色に対応する
電気光学装置。 - 請求項1から請求項5の何れかの電気光学装置を備えた電子機器。
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