JP2009156761A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テストに必要なパタン発生器のクロック数の増加によりテスト時間が増加するのを回避する。
【解決手段】テスト対象回路(700)と、上記テスト対象回路のスキャンを可能とするスキャンチェイン(650)と、上記スキャンチェインに供給されるテストパタンを形成するための第1乱数発生回路(100)とを設ける。そして、上記第1乱数発生回路とは別個に設けられた第2乱数発生回路(200)と、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて上記第1乱数発生回路で発生される乱数を変化させるための乱数制御回路とを設ける。半導体装置のテストにおいて、スキャンチェインのクロックをパタン発生器のクロックの周期よりも長くする必要がないので、テストに必要なパタン発生器のクロック数の増加が回避され、それによりテスト時間が増加するのが回避される。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、さらにはそれにおける自己診断技術に関する。
半導体集積回路のテスト方式として、BIST(Built−In Self−Test)方式と呼ばれる方式がある。このBIST方式によれば、擬似乱数パタン発生器と符号圧縮器とを含む半導体集積回路において、テスト対象論理に擬似乱数パタンが与えられ、応答パタンの圧縮結果とその期待値とが比較されることで自己診断を可能とする。
BISTではスキャン設計された被検査回路に大量のパタンを与えるための疑似乱数テストパタン発生器、出力応答系列を圧縮し最終符号でのみの比較で良否判定するための符号圧縮器などを含んで構成される。通常、パタン発生器、パタン圧縮器には線形フィードバックシフトレジスタ(Linear Feedback Shift Register)が用いられる。線形フィードバックシフトレジスタを用いたパタン発生器ではすべて「0」を除くすべてのパタンを疑似ランダム的に発生することが可能である。
このようなパタン発生器を備えたBISTについて記載された文献の例として、特許文献1,2を挙げることができる。
特許文献1記載の技術では、検査対象回路と複数のフリップフロップを連結して構成された複数のシフトレジスタを有する被検査回路と、線形フィードバックシフトレジスタで構成される乱数パタン発生器と符号圧縮器とが組み込まれて検査対象LSIが形成される。その場合において、クロック分周回路を組み込み、乱数パタン発生器に印加されるシフトクロックをクロック分周回路にも印加し、クロック分周回路はクロック制御ピンから入力される信号に応じてシフトクロックを1/2、1/4、1/8等の周期に変化させて、符号圧縮器および前記複数のシフトレジスタに印加するようにしている。
特許文献2記載の技術では、論理集積回路内のフリップフロップ群がスキャンチェインで連結され、該論理集積回路内に乱数生成回路と符号圧縮器とが組込まれ、クロック信号がフリップフロップ群、乱数生成回路及び符号圧縮器に供給され、該クロック信号に同期して、順次、乱数生成回路で生成された乱数パタンがフリップフロップ群に書き込まれてシフトスキャンされ、その結果が符号圧縮器で圧縮される。そして、乱数生成回路を構成するラッチ素子の一部又は全体のクロック信号を一時遮断して乱数の生成又は出力を一時停止させ、論理集積回路内のフリップフロップ群をシフトスキャンする乱数の1又は0の連続する長さの平均値を増大させるようにしている。
特開平10−170609号公報 特開2001−174515号公報
上記従来技術について本願発明者が検討したところ、特許文献1に記載された技術のように、スキャンチェインのクロックをパタン発生器のクロックの周期よりも長くすると、テストに必要なパタン発生器のクロック数が増加し、テスト時間が増加するおそれがあることが見いだされた。また、特許文献2に記載された技術では、スキャンチェイン上のデータ変化率を任意に設定しようとした場合、スキャンシフト中に外部からのクロック制御が必要である。さらに、外部からの制御をしない場合には、スキャンチェイン上のデータ変化率を任意に設定することができない。そして上記従来技術のように、パタン発生器のクロックを一時的に遮断することによって、乱数の生成を一時停止させる場合には、タイミング設計やレイアウト設計が難しくなるおそれがある。
本発明の目的は、線形フィードバックシフトレジスタを用いる場合に、テストに必要なパタン発生器のクロック数の増加によりテスト時間が増加するのを回避するための技術を提供することにある。
本発明の別の目的は、線形フィードバックシフトレジスタを用いる場合に、クロック信号を遮断することなく、パタン発生器の乱数生成を停止させ、スキャンチェイン上のデータ変化率の低減を可能とする技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、テスト対象とされるテスト対象回路と、上記テスト対象回路のスキャンを可能とするスキャンチェインと、乱数を発生させることで、上記スキャンチェインに供給されるテストパタンを形成するための第1乱数発生回路と、上記第1乱数発生回路とは別個に設けられ、乱数を発生させるための第2乱数発生回路と、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生回路で発生される乱数を変化させるための乱数制御回路とを含む。スキャンチェインのクロックをパタン発生器のクロックの周期よりも長くする必要がないので、テストに必要なパタン発生器のクロック数の増加を回避することができ、それによってテスト時間の増加を回避することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、線形フィードバックシフトレジスタを用いる場合に、テストに必要なパタン発生器のクロック数の増加によりテスト時間が増加するのを回避することができる。また、クロック信号を遮断することなく、パタン発生器の乱数生成を停止させ、スキャンチェイン上のデータ変化率を低減することができる。
1.代表的な実施の形態
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係る半導体装置(1)は、テスト対象とされるテスト対象回路(700)と、上記テスト対象回路のスキャンを可能とするスキャンチェイン(650)と、乱数を発生させることで、上記スキャンチェインに供給されるテストパタンを形成するための第1乱数発生回路(100)と、上記第1乱数発生回路とは別個に設けられ、乱数を発生させるための第2乱数発生回路(200)と、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生回路で発生される乱数を変化させるための乱数制御回路とを含む。
上記乱数制御回路は、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生回路で発生される乱数を変化させる。スキャンチェインのクロックをパタン発生器のクロックの周期よりも長くする必要がないので、テストに必要なパタン発生器のクロック数の増加が回避され、それによりテスト時間が増加するのが回避される。また、スキャンチェイン上のデータ変化率の低減が達成される。
〔2〕上記乱数制御回路は、上記第1乱数発生器の出力値の論理を反転可能な反転論理部(600)と、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて上記反転論理部の動作を制御可能な反転制御回路(400)と、を含んで構成することができる。
〔3〕上記乱数制御回路は、上記第1乱数発生器の出力値の論理を反転可能な反転論理部(600)と、上記反転制御回路での反転制御条件を設定可能な条件設定回路(500)と、上記条件設定回路の条件設定に従って、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて上記反転論理部の動作を制御可能な反転制御回路(400)とを含んで構成することができる。
〔4〕上記反転論理部は、上記第1乱数発生器の出力信号と、上記反転制御回路から出力された反転制御信号との排他的論理和を得る排他的論理和回路(601〜605)を含んで構成することができる。
〔5〕上記乱数制御回路は、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生器での乱数発生動作の開始及び停止を制御可能なランストップ制御回路(300)を含んで構成することができる。
〔6〕上記乱数制御回路は、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生器での乱数発生動作の開始及び停止を制御可能なランストップ制御回路(300)と、
ランストップ制御回路での制御条件を設定可能な条件設定回路(500)とを含んで構成することができる。
〔7〕上記条件設定回路は、上記ランストップ制御回路から出力される論理値の出現確率を経時的に変化させるためのステートマシーンを含んで構成することができる。
〔8〕テスト対象とされるテスト対象回路(700)と、上記テスト対象回路のスキャンを可能とするスキャンチェイン(650)と、乱数を発生させることで、上記スキャンチェインに供給されるテストパタンを形成するための第1乱数発生回路(100)と、上記第1乱数発生回路とは別個に設けられ、乱数を発生させるための第2乱数発生回路(200)と、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生回路で発生される乱数を変化させるための乱数制御回路と、を含んで半導体装置を構成する。このとき、上記乱数制御回路は、上記第1乱数発生器の出力値の論理を反転可能な反転論理部(600)と、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて上記反転論理部の動作を制御可能な反転制御回路(400)と、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生器での乱数発生動作の開始及び停止を制御可能なランストップ制御回路(300)と、を含んで構成することができる。
2.実施の形態の説明
次に、実施の形態について更に詳述する。
<実施形態1>
図1には、本発明にかかる半導体装置の一例とされる自己診断型論理集積回路が示される。
図1において、検査対象とされる自己診断型論理集積回路1は、特に制限されないが、第1乱数発生器(RAN−NUM(1))100と、副となる第2乱数発生器(RAM−NUM(2))200と、反転制御回路(ICONT)400と、条件設定回路(REG)500と、反転論理部(ILOG)600と、テスト対象回路(TSTC)700と、符号圧縮器(COMP)800とを含み、公知の半導体集積回路製造技術により、単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板に形成されている。第1乱数発生器100の各レジスタから出力された乱数値は、反転論理部600によって、その一部または全てが論理反転され、スキャンチェイン650によって、テスト対象回路700にテストパタンとしてスキャンインされる。テスト終了後に、テスト対象論理のテスト結果をスキャンチェイン660によってスキャンアウトし、符号圧縮器800にて圧縮符号化する。スキャンインを行なう際、副となる第2乱数発生器200が発生する乱数を反転制御回路400に入力し、条件設定回路500から出力される反転制御条件設定信号群560によって設定された条件に従い、反転制御回路400から反転制御信号450が出力され、反転論理部600にて、第1乱数発生器100から出力された乱数値の反転/非反転を制御する。
図2は、副となる第2乱数発生器200と、反転制御回路400の構成例が示される。
副となる第2乱数発生器200は、線形フィードバックシフトレジスタであり、シフトレジスタとして動作する記憶素子201〜207と、シフトレジスタの最終段の記憶素子207の出力値と、特定の記憶素子の出力値との排他的論理和を得る排他的論理和回路208、209の出力をシフトレジスタの最初段の記憶素子201にフィードバックする回路を含んで成る。
反転制御回路400は、NAND(ナンド)素子401〜403、及びAND(アンド)素子404を含んで成る。反転制御条件設定信号群560は、複数の条件設定信号411〜413、431を含み、これらの反転制御条件設定信号のうち、411〜413はそれぞれ、NAND素子401〜403の一方の入力端子に伝達される。また、反転制御条件設定信号431は、NAND素子を介さずに、AND素子404に入力される。記憶素子205,206,207の出力信号は、NAND素子401〜403における他方の入力端子に伝達される。NAND素子401〜403で入力信号のナンド論理が求められ、後段のAND素子404において上記NAND素子401〜403及び反転制御条件設定信号431のアンド論理が求められる。このAND素子404の出力が反転制御信号450として、反転論理回路600に伝達される。反転制御条件設定信号431が論理値「0」の場合、その他の反転制御条件設定信号411〜413の値に関わらず、反転制御信号450は常に論理値「0」となる。反転制御条件設定信号431が論理値「1」であり、なおかつ反転制御条件設定信号411〜413の全てが論理値「0」の場合、反転制御信号450は常に論理値「1」となる。また、反転制御条件設定信号431が論理値「1」であり、なおかつ反転制御条件設定信号411〜413のうち、1つだけが論理値「1」で残りが論理値「0」の場合、副となる第2乱数発生器200の出力する値によって、反転制御信号450は、1/2の確率で論理値「0」となり、1/2の確率で論理値「1」となる。同様に、反転制御条件設定信号431が論理値「1」であり、なおかつ反転制御条件設定信号411〜413のうち、2つが論理値「1」で残りが論理値「0」の場合、副となる第2乱数発生器200の出力する値によって、反転制御信号450は、3/4の確率で論理値「0」となり、1/4の確率で論理値「1」となる。以下同様に、反転制御条件設定信号群560の値によって、反転制御信号450の論理値「0」又は「1」の出現確率を制御する。
また、条件設定回路500にステートマシンを組み込むことで、パタン発生中に外部からの制御をすること無しに、条件設定回路500から出力される反転制御条件設定信号群560を自動的に変化させることが可能である。つまり、ステートマシンにより、反転制御条件設定信号群560を経時的に変化させることによって、反転制御信号450の論理値「0」又は「1」の出現確率を経時的に変化させることができる。
図3には、第1乱数発生器100と、反転論理部600の構成例が示される。
第1乱数発生器100は、線形フィードバックシフトレジスタであり、シフトレジスタとして動作する記憶素子101〜105と、シフトレジスタの最終段の記憶素子105の出力値と、特定の記憶素子の出力値との排他的論理和を得る排他的論理和回路106、107の出力をシフトレジスタの最初段の記憶素子101にフィードバックする回路を持つ。
反転論理部600は、第1乱数発生器100の出力値と、反転制御信号450との排他的論理和を得る排他的論理和回路601〜605からなる。反転制御信号450が論理値「0」の場合、第1乱数発生器100から出力された値は反転されず、スキャンチェイン650によって、そのままテストパタンとしてテスト対象回路700にスキャンインされる。反転制御信号450が論理値「1」の場合、第1乱数発生器100から出力された値は排他的論理和を得る回路601〜605によって論理反転され、スキャンチェイン650によって、反転された値がテストパタンとしてテスト対象回路700にスキャンインされる。従って、反転制御信号450の論理値「0」又は「1」の出現確率を制御することによって、第1乱数発生器100の出力値の一部または全てを反転し、テストパタンとしてテスト対象回路700にスキャンインすることができる。
図4には、テスト対象回路700の構成例が示される。
図4において、711,712,721,722,741,751,752は、記憶素子である。スキャンチェイン651上にある記憶素子711、712のそれぞれの出力が、AND素子790の入力端子につながっており、AND素子790の出力が、スキャンチェイン652上にある記憶素子721の入力端子につながっている。テスト実行時には、スキャンチェイン651によって記憶素子711、712に設定されたテストパタンがAND素子790に入力され、その出力値が記憶素子721に格納される。記憶素子721に格納された値を、スキャンチェイン662を使って符号圧縮器に回収し、符号が正しいか判定することでテストが行われる。
上記構成の動作を説明する。
一例として、図2において、反転制御条件設定信号群560のうち、反転制御条件設定信号411が論理値「0」であり、残りの反転制御条件設定信号412、413、431を1としてスキャンシフトを行い、反転制御信号450がシフトクロックのたびに、「00100」というように変化される場合を考える。
図5には、第1乱数発生器100、反転論理部600、及びテスト対象回路700の動作が示される。前述のとおり、反転制御信号450はシフトクロックのたびに「00100」と値が変わる。
図5(A)はスキャンイン開始時の状態である。
図5(B)は一回目のスキャンクロックが印加された状態である。記憶素子101に格納されていた値が記憶素子102にシフトされ、記憶素子101には新たに発生した乱数が格納される。また、反転制御信号450が0であったため、記憶素子101〜105から出力された値が、反転されることなくスキャンチェイン上の記憶素子711、712、713、714、715にスキャンインされる。
図5(C)は二回目のスキャンクロックが印加された状態である。図5(B)の場合と同様に、スキャンインが行なわれる。
図5(D)は三回目のスキャンクロックが印加された状態である。クロック印加時に、記憶素子101に格納されていた値が記憶素子102にシフトされ、記憶素子101には新たに発生した乱数が格納される。また、反転制御信号450が1であったため、記憶素子101〜105から出力された値が反転されたのち、スキャンチェイン上の記憶素子711、712、713、714、715にスキャンインされる。
図5(E)は、上記の作業を繰り返し、テスト対象回路のスキャンチェイン上の全ての記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755にテストパタンを印加した状態を示す。
ここで、本例の比較対象とされる回路の一例として、線形フィードバックシフトレジスタを用いたパタン発生器について説明する。図13には、線形フィードバックシフトレジスタを用いたパタン発生器が示される。図13においてパタン発生器900は、記憶素子901〜905で構成されており、スキャンチェインによって、テスト対象回路700の記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755に接続されている。
図13(A)はスキャンイン開始時のパタン発生器900と、テスト対象回路700の状態である。図13(B)は一回目のスキャンクロックが印加された状態である。記憶素子901に格納されていた値が記憶素子902にシフトされ、記憶素子901にはフィードバックループによって新たに発生した乱数が格納される。また、パタン発生器900とスキャンチェイン上の記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755のクロックが同一であるため、図13(A)で記憶素子901〜905から出力された値が、スキャンチェイン上の記憶素子711、721、731、741、751にスキャンインされる。図13(C)は二回目のスキャンクロックが印加された状態である。図13(B)の場合と同様に、記憶素子901に格納されていた値が記憶素子902にシフトされ、記憶素子901にはフィードバックループによって新たに発生した乱数が格納される。また、スキャンチェイン上の記憶素子711に格納されていたスキャンインデータが記憶素子712にシフトされ、図13(B)で記憶素子901〜905から出力された値が、スキャンチェイン上の記憶素子711、721、731、741、751にスキャンインされる。図13(E)は上記の作業を繰り返し、テスト対象回路のスキャンチェイン上の全ての記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755にテストパタンを印加した状態を示す。
このように、図13に示されるパタン生成器を用いた場合、図13(F)において矢印131で示されるように、スキャンチェイン内の各記憶素子に右肩下がりの相関が発生しており、これらの記憶素子は、テスト中常に同じ値になっていることがわかる。このため、これらの記憶素子が異なる値になった場合にだけ生ずるような故障は、検出できないことになり、それが検出率の低下を招くことになる。
これに対して、図1に示される構成では、反転制御信号450により、第1乱数発生回路100から出力された乱数値の反転/非反転を制御することができるので、テスト対象回路のスキャンチェイン上の全ての記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755にテストパタンを印加した状態は、図5(E)に示されるようになり、図13(F)の矢印131で示される右肩下がりの相関を緩和することができる。このため、記憶素子が異なる値になった場合にだけ生ずるような故障を検出することができるので、検出率の低下を回避することができる。
上記例によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)反転制御信号450により、第1乱数発生回路100から出力された乱数値の反転/非反転を制御することができるので、テスト対象回路のスキャンチェイン上の全ての記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755にテストパタンを印加した状態は、図5(E)に示されるようになり、図13(F)の矢印131で示される右肩下がりの相関を緩和することができる。このため、記憶素子が異なる値になった場合にだけ生ずるような故障をも検出することができるので、検出率の低下を回避することができる。
(2)特許文献1に記載された技術のように、スキャンチェインのクロックをパタン発生器のクロックの周期よりも長くする必要がないので、テストに必要なパタン発生器のクロック数の増加が回避され、それによりテスト時間が増加するのが回避される。
<実施形態2>
図6には、半導体集積回路1の別の構成例が示される。図6に示される半導体集積回路1が図1に示されるのと大きく相違するのは、反転制御回路400や反転論理部600に代えて、ランストップ制御回路(RUN/STOP)300が設けられている点である。
図7には、第2乱数発生器200及びランストップ制御回路300の構成例が示される。
図7に示される第2乱数発生器200は、基本的には、図2に示されるのと同様に構成されるが、図7に示される第2乱数発生器200では、記憶素子201,202,203の出力値が、後段のランストップ制御回路300に伝達されるようになっている。
上記ランストップ制御回路300は、特に制限されないが、NAND素子301〜303、AND素子304を含んで成る。NAND素子301〜303の一方の入力端子には、条件設定回路500からのランストップ制御条件設定信号群550における各ランストップ制御条件設定信号311,312,313が伝達される。NAND素子301〜303の他方の入力端子には、第2乱数発生器200では、記憶素子201,202,203の出力値が伝達される。NAND素子301〜303でそれぞれ入力信号のナンド論理が求められる。NAND素子301〜303の出力信号は、後段のAND素子304に入力され、このAND素子304において、NAND素子301〜303の出力信号のアンド論理が求められるようになっている。AND素子304の出力信号は、ランストップ制御信号350として後段の第1乱数発生器100に供給される。
ランストップ制御条件設定信号311〜313の全てが論理値「0」の場合、ランストップ制御信号350は常に論理値「1」となる。また、ランストップ制御条件設定信号311〜313のうち、1つだけが論理値「1」で、残りが論理値「0」の場合、副となる乱数発生器200の出力する値によって、ランストップ制御信号350は、1/2の確率で論理値「0」となり、1/2の確率で論理値「1」となる。同様に、ランストップ制御条件設定信号311〜313のうち、2つが論理値「1」で残りが論理値「0」の場合、副となる乱数発生器200の出力する値によって、ランストップ制御信号350は、3/4の確率で論理値「0」となり、1/4の確率で論理値「1」となる。以下同様に、ランストップ制御条件設定信号群550の値によって、ランストップ制御信号350の論理値「0」又は「1」の出現確率を制御することができる。換言すれば、条件設定回路500による条件設定に応じてランストップ制御信号350の論理値「0」又は「1」の出現確率が制御される。
また、条件設定回路500にステートマシンを組み込むことで、パタン発生中に外部からの制御をすること無しに、条件設定回路500から出力されるランストップ制御条件設定信号群550を自動的に変化させることが可能である。つまり、ステートマシンにより、ランストップ制御条件設定信号群550を経時的に変化させることによって、ランストップ制御信号350の論理値「0」又は「1」の出現確率を経時的に変化させることができる。
図8には、第1乱数発生回路100の構成例が示される。図8に示される構成が図3に示されるのと大きく相違するのは、記憶素子101〜105に対応してセレクタ111〜115が配置されている点である。セレクタ111〜115は、それぞれ対応する記憶素子101〜105に入力される信号をランストップ制御信号350に従って選択する機能を有する。ランストップ制御信号350が論理値「1」の場合、セレクタ111によって排他的論理和回路106の出力信号が選択的に記憶素子101に供給され、セレクタ112によって記憶素子101の出力信号が選択的に後段の記憶素子102に供給され、セレクタ113によって記憶素子102の出力信号が選択的に後段の記憶素子103に供給される。同様に、セレクタ114によって前段の記憶素子の出力信号が選択的に後段の記憶素子104に供給され、セレクタ115によって記憶素子104の出力信号が選択的に後段の記憶素子105に供給される。これにより、第1乱数発生回路100によって乱数が生成され、それがテスト対象回路700に供給される。これに対して、ランストップ制御信号350が論理値「0」の場合、セレクタ111によって記憶素子101の出力信号が選択的に記憶素子101に供給され、セレクタ112によって記憶素子102の出力信号が選択的に記憶素子102に供給され、セレクタ113によって記憶素子103の出力信号が選択的に記憶素子103に供給される。同様にセレクタ114によって記憶素子104の出力信号が選択的に記憶素子104に供給され、セレクタ115によって記憶素子105の出力信号が選択的に記憶素子102に供給される。この状態で、第1乱数発生回路100は乱数を生成することができない。記憶素子101〜105の出力値が固定される。
ここで図7において、ランストップ制御条件設定信号群550のうち、ランストップ制御条件設定信号311だけが論理値「1」であり、残りのランストップ制御条件設定信号312、313が論理値「0」としてスキャンシフトが行われ、ランストップ制御信号350がシフトクロックされるたびに、「10101」という値をとる場合を考える。
図9には、第1乱数発生器100と、反転論理部600とテスト対象回路700の概念図が示される。前述のとおり、ランストップ制御信号350はシフトクロックのたびに「10101」と値が変わる。
図9(A)はスキャンイン開始時の状態である。
図9(B)は一回目のスキャンクロックが印加された状態である。クロック印加時に、ランストップ制御信号350が1であったため、記憶素子101に格納されていた値が記憶素子102にシフトされ、記憶素子101には新たに発生した乱数が格納される。また、記憶素子101〜105から出力された値がスキャンチェイン上の記憶素子711、712、713、714、715にスキャンインされる。
図9(C)は二回目のスキャンクロックが印加された状態である。クロック印加時に、ランストップ制御信号350が0であったため、記憶素子101〜105は、クロック印加前の値を保持している。また、スキャンチェイン上の記憶素子711に格納されていたスキャンインデータが記憶素子712にシフトされる。また、記憶素子101〜105から出力された値がスキャンチェイン上の記憶素子711、712、713、714、715にスキャンインされる。
図9(D)は三回目のスキャンクロックが印加された状態である。クロック印加時にランストップ制御信号350が論理値「1」であったため、記憶素子102に格納されていた値が記憶素子103にシフトされ、記憶素子101に格納されていた値が記憶素子102にシフトされ、記憶素子101には新たに発生した乱数が格納される。また、記憶素子101〜105から出力された値がスキャンチェイン上の記憶素子711,712,713,714,715にスキャンインされる。
図9(E)は、上記の作業を繰り返し、テスト対象回路のスキャンチェイン上の全ての記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755にテストパタンを印加した状態を示す。
このように、ランストップ制御信号350を変化させることで、スキャンチェイン上のデータ変化率を低減させることができる。また、データ変化率の低減率はスキャンシフト中にランストップ制御信号350が0をとる確率によって決まる。本例では、図5で説明したとおり、条件設定回路500から出力されるランストップ制御条件設定信号群550によって、ランストップ制御信号350が0をとる確率を制御することができ、従って、スキャンチェイン上のデータ変化率を制御することができる。
上記例によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)ランストップ制御信号350を変化させることで、スキャンチェイン上のデータ変化率を低減させることができる。また、条件設定回路500から出力されるランストップ制御条件設定信号群550によって、ランストップ制御信号350が0をとる確率を制御することができ、それによってスキャンチェイン上のデータ変化率を制御することができる。
(2)上記(1)の作用効果を得るのに、線形フィードバックシフトレジスタを用いたパタン発生器を含むBISTにおいて、クロック信号を遮断することなく、パタン発生器の乱数生成を停止させる。クロック信号の遮断によって、パタン発生器の乱数の生成を一時停止させる場合には、タイミング設計やレイアウト設計が難しくなる。しかし、上記(1)に記載されているように、セレクタ111〜115は記憶素子の出力を選択し、第1乱数発生器100は値を保持し、同じ値が連続して反転論理部600に出力される。本例ではクロック信号の遮断ではなく、セレクタ111〜115を用いて乱数生成の一時停止を行なっているので、タイミング設計や、レイアウト設計が比較的容易である。
<実施形態3>
図10には、半導体集積回路1の別の構成例が示される。
図10に示される半導体集積回路1においては、図1に示されるのと同様に反転論理部600と、それを制御するための反転制御回路400が設けられ、また、図6に示されるのと同様に第1乱数発生器100を制御するためのランストップ制御回路300が設けられている。
図11には、第1乱数発生器100と、反転論理部600とテスト対象回路700の動作が示される。ここでは、ランストップ制御信号350がシフトクロックのたびに、「10101」というように変化され、さらに、反転制御信号450がシフトクロックのたびに、「00100」と値が変わる場合が示される。
図11(A)はスキャンイン開始時の状態である。
図11(B)は一回目のスキャンクロックが印加された状態である。クロック印加時に、ランストップ制御信号350が1であったため、記憶素子101に格納されていた値が記憶素子102にシフトされ、記憶素子101には新たに発生した乱数が格納される。また、反転制御信号450が0であったため、記憶素子101〜105から出力された値が、反転されることなくスキャンチェイン上の記憶素子711、712、713、714、715にスキャンインされる。
図11(C)は二回目のスキャンクロックが印加された状態である。クロック印加時に、ランストップ制御信号350が0であったため、記憶素子101〜105は、クロック印加前の値を保持している。また、スキャンチェイン上の記憶素子711に格納されていたスキャンインデータが記憶素子712にシフトされる。また、反転制御信号450が0であったため、記憶素子101〜105から出力された値が、反転されることなくスキャンチェイン上の記憶素子711、712、713、714、715にスキャンインされる。
図11(D)は三回目のスキャンクロックが印加された状態である。クロック印加時に、ランストップ制御信号350が1であったため、記憶素子101に格納されていた値が記憶素子102にシフトされ、記憶素子101には新たに発生した乱数が格納される。また、スキャンチェイン上の記憶素子711に格納されていたスキャンインデータが記憶素子712にシフトされる。また、反転制御信号450が論理値「1」であったため、記憶素子101〜105から出力された値が反転されたのち、スキャンチェイン上の記憶素子711、712、713、714、715にスキャンインされる。
図11(E)は、上記の作業を繰り返し、テスト対象回路のスキャンチェイン上の全ての記憶素子711〜715、721〜725、731〜735、741〜745、751〜755にテストパタンを印加した状態を示す。
上記のように、ランストップ制御信号350と反転制御信号450を同時に変化させ、テスト時にスキャンチェイン上のデータ変化率、故障検出率等を考慮して、条件設定を行ない、テストパタン発生が可能である。本例によれば、実施形態1における作用効果と、実施形態2における作用効果との双方を得ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、図12に示されるように、テスト対象回路700のスキャンチェイン本数と、第1乱数発生器100の出力するネット数が異なる場合には、反転論理部600とテスト対象回路700の間に、組み合わせ論理を用いて構成された空間伸張回路(EXPC)1000を設け、この空間伸張回路1000を介して第1乱数発生器100の出力がテスト対象回路700に伝達される。かかる構成においても、反転論理部600での論理反転制御や、第1乱数発生器100でのランストップ制御が行われることにより、スキャンチェイン上のデータ変化率の低減と、スキャンチェイン内の記憶素子間の相関の緩和を図ることができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である自己診断型論理集積回路に適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、各種半導体装置に広く適用することができる。
本発明にかかる半導体装置の一例とされる自己診断型論理集積回路の構成例ブロック図である。 図1に示される自己診断型論理集積回路における主要部の構成例回路図である。 図1に示される自己診断型論理集積回路における主要部の構成例回路図である。 図1に示される自己診断型論理集積回路における主要部の構成例回路図である。 図1に示される自己診断型論理集積回路における主要部の動作説明図である。 本発明にかかる半導体装置の一例とされる自己診断型論理集積回路の別の構成例ブロック図である。 図6に示される自己診断型論理集積回路における主要部の構成例回路図である。 図6に示される自己診断型論理集積回路における主要部の構成例回路図である。 図6に示される自己診断型論理集積回路における主要部の動作説明図である。 本発明にかかる半導体装置の一例とされる自己診断型論理集積回路の別の構成例ブロック図である。 図10に示される自己診断型論理集積回路における主要部の動作説明図である。 本発明にかかる半導体装置の一例とされる自己診断型論理集積回路の別の構成例ブロック図である。 本発明にかかる半導体装置の一例とされる自己診断型論理集積回路の比較対象とされる回路における主要部の動作説明図である。
符号の説明
100 第1乱数発生回路
200 第2乱数発生回路
300 ランストップ制御回路
400 反転制御回路
500 条件設定回路
600 反転論理部
700 テスト対象回路
800 符号圧縮器

Claims (8)

  1. テスト対象とされるテスト対象回路と、
    上記テスト対象回路のスキャンを可能とするスキャンチェインと、
    乱数を発生させることで、上記スキャンチェインに供給されるテストパタンを形成するための第1乱数発生回路と、
    上記第1乱数発生回路とは別個に設けられ、乱数を発生させるための第2乱数発生回路と、
    上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生回路で発生される乱数を変化させるための乱数制御回路と、を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 上記乱数制御回路は、上記第1乱数発生器の出力値の論理を反転可能な反転論理部と、
    上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて上記反転論理部の動作を制御可能な反転制御回路と、を含み、上記反転論理部の出力信号が上記テスト対象回路に供給される請求項1記載の半導体装置。
  3. 上記乱数制御回路は、上記第1乱数発生器の出力値の論理を反転可能な反転論理部と、
    上記反転制御回路での反転制御条件を設定可能な条件設定回路と、
    上記条件設定回路の条件設定に従って、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて上記反転論理部の動作を制御可能な反転制御回路と、を含み、上記反転論理部の出力信号が上記テスト対象回路に供給される請求項1記載の半導体装置。
  4. 上記反転論理部は、上記第1乱数発生器の出力信号と、上記反転制御回路から出力された反転制御信号との排他的論理和を得る排他的論理和回路を含んで成る請求項2記載の半導体装置。
  5. 上記乱数制御回路は、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生器での乱数発生動作の開始及び停止を制御可能なランストップ制御回路を含む請求項1記載の半導体装置。
  6. 上記乱数制御回路は、上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生器での乱数発生動作の開始及び停止を制御可能なランストップ制御回路と、
    ランストップ制御回路での制御条件を設定可能な条件設定回路と、を含み、
    上記ランストップ制御回路から出力される論理値の出現確率が上記条件設定回路の設定に基づいて制御される請求項1記載の半導体装置。
  7. 上記条件設定回路は、上記ランストップ制御回路から出力される論理値の出現確率を経時的に変化させるためのステートマシーンを含む請求項6記載の半導体装置。
  8. テスト対象とされるテスト対象回路と、
    上記テスト対象回路のスキャンを可能とするスキャンチェインと、
    乱数を発生させることで、上記スキャンチェインに供給されるテストパタンを形成するための第1乱数発生回路と、
    上記第1乱数発生回路とは別個に設けられ、乱数を発生させるための第2乱数発生回路と、
    上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生回路で発生される乱数を変化させるための乱数制御回路と、を含み、
    上記乱数制御回路は、上記第1乱数発生器の出力値の論理を反転可能な反転論理部と、
    上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて上記反転論理部の動作を制御可能な反転制御回路と、
    上記第2乱数発生回路によって発生される乱数を用いて、上記第1乱数発生器での乱数発生動作の開始及び停止を制御可能なランストップ制御回路と、を含み、上記反転論理部の出力信号が上記テスト対象回路に供給されることを特徴とする半導体装置。
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