JP2009154566A - 車体フレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】異種金属である鉄製の部品と軽合金鋳造部品の結合に係る工数を低減しつつ容易に結合させることができ、さらに防錆性能を向上することができる車体フレーム構造を提供する。
【解決手段】フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6あるいはブラケット25を覆うようにダンパハウジング10を一体鋳造成型することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、異種金属を用いた車体フレーム構造に関するものである。
従来、車体フレーム構造にあっては、プレス成型した複数の板材を張り合わせて骨格を形成するいわゆるモノコック構造が採用されている。このモノコック構造の場合、板材同士をフランジ等で溶接して閉断面構造を形成するため、衝突時の衝撃吸収性に優れ、また、衝撃を分散させるための設計自由度が高くなっている。
しかしながら、フランジや溶接箇所が多いと車体重量が増加して燃費の悪化につながるため、ハイドロフォーミングにより成型した中空閉断面の鉄素材を用いる車体フレーム構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、ハイドロフォーミングによる成型とは、金型にセットされたパイプ材の内部に液体を充填した後、液体圧力を上げながらパイプ材の軸方向にパイプ材を押し込み、パイプ材を金型に倣わせて成型する工法であり、断面形状の複雑な自動車の車体骨格部材として使用されることに大きな期待がもたれている。
ところで近年、車両においては省燃費化を図るために、更なる車体の軽量化が要望されている。そして、車体の軽量化のために、従来用いていた鉄素材よりも比重の低い合金としてアルミニウム合金やチタニウム合金などの軽合金を適所に用いることが提案されている。この場合、従来用いている鉄素材部品との結合、すなわち異種金属同士の結合が不可欠となるため、一般にSPR(Self Piercing Rivets)等を用いた方法により結合させることとなる。
特開2005−343454号公報
しかしながら、上述したSPRを用いた結合方法では、鉄素材部品と軽合金部品とを重ねクランプした状態でリベットを一方から押し込み結合させるため、作業工数が増加してしまう。さらにこのSPRは、一方から押し込む方式であるため開放断面の材料同士を結合するのに適しており、ハイドロフォーミングにより成型された閉断面構造の鉄材料部品の結合にはリベットの押し込みストロークを確保できないため適さない。
さらに、SPRで結合された鉄材料部品と軽合金部品との間には水分が浸入して錆が発生する虞があるという課題がある。
そこで、この発明は、異種金属である鉄素材部品と軽合金鋳造部品の結合に係る工数を低減しつつ容易に結合させることができ、さらに防錆性能を向上することができる車体フレーム構造を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車体フレーム(例えば、実施の形態におけるフロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6)あるいは車体フレーム取付け用鉄素材部品(例えば、実施の形態におけるブラケット25)を覆うように軽合金鋳造部品(例えば、実施の形態におけるダンパハウジング10)を一体鋳造成型することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記鉄素材部品が、鉄製の車体フレームに取り付けられる鉄製ブラケットであって、この鉄製のブラケットの取付部位に孔(例えば、実施の形態における孔26)を設け、該孔に前記軽合金材料の廻り込み部(例えば、実施の形態における廻り込み部27)を形成したことを特徴とする
請求項1に記載した発明によれば、車体フレームあるいはこの車体フレーム取付け用鉄素材部品に軽合金鋳造部品が覆うように一体鋳造成型されることで、SPRを用いずに結合させることができるため、例えば、ハイドロフォーミングにより成型された閉断面構造の鉄素材部品を用いることができ、したがって、スポット溶接などに係る工数を低減しつつ、車両の軽量化に寄与することができる効果がある。
また、SPRを省略することで、SPRに係る作業工数を省略できるとともに、SPRを行うための装置が不要となるため、コスト削減を図ることができる効果がある。
さらに、鉄素材部品に軽合金鋳造部品が覆うように一体鋳造成型されることで、鉄素材部品よりも軽合金鋳造部品の方が熱収縮量が大きいため、鋳造成型後に温度が低下して常温になると鉄素材部品を軽合金鋳造品が押圧してこれら鉄素材部品と軽合金鋳造品との対向する面が互いに密着して隙間が生じるのを防止でき、したがって、水分の浸入を防止して防錆性能を向上させることができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、軽合金材料の廻り込み部が鉄製のブラケットの取付部位に形成された孔に廻り込んで鉄製のブラケットと軽合金材料との結合力を増加させることができるため、鉄製のブラケットが抜け方向に変位するのを防止することができる効果がある。
次に、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態の車体フレーム構造は車体前部に適用されるものである。そして、図1は、車体フレームの要部を右前方から見た斜視図である。
図1に示すように、車体の前部には、ラジエータ周り前方に車体フレームを構成するバルクヘッドBが設けられている。このバルクヘッドBは、車幅方向に沿って形成され上部に配置されるバルクヘッドアッパフレーム部1と、このバルクヘッドアッパフレーム部1の下方に車幅方向に沿って形成されたバルクヘッドロアクロスメンバ部1bと、これらバルクヘッドアッパフレーム部1およびバルクヘッドクロスメンバ部1bの左側部同士および右側部同士を接続する上下方向に沿う2本のバルクヘッドサイドステイ部3とからなる。なお、この実施の形態の車体フレームは、上述したバルクヘッドBを中心にして左右対称に形成され、車体左側と車体右側とは同様な構成であるため、以下、車体左側を一例に説明する。
バルクヘッドアッパフレーム部1は、その端部側で湾曲して、そのまま車体左側の前後方向に沿って延びるフロントホイルハウスアッパメンバー2と一体的に形成されている。このバルクヘッドアッパフレーム部1およびフロントホイルハウスアッパメンバー2は、それぞれハイドロフォーミングにより中空閉断面構造の角パイプ状に成型された鉄素材の部品であり、このフロントホイルハウスアッパメンバー2の後端部が車体を構成するフロントピラーの前端部に接続される。
バルクヘッドアッパフレーム部1の湾曲部分には、下方に延びるバルクヘッドサイドステイ部3の上端部が溶接により結合され、このバルクヘッドサイドステイ部3の下端部には、上述したバルクヘッドBを構成するバルクヘッドロアクロスメンバ部1bの端部が溶接により結合されている。そして、バルクヘッドサイドステイ部3の上下方向中央には、車体前後方向に沿って形成される鉄素材の部品であるサイドフレーム4の前端部の側面が溶接により接続されている。ここで、サイドフレーム4は、ハット形断面形状のサイドフレームインナ4aにクロージングプレート4bが溶接されて閉断面形状に形成されており、サイドフレームインナ4aのハット形断面形状のツバ部分がそれぞれ上部フランジ部4cおよび下部フランジ部4dを構成し、これら上部フランジ部4cおよび下部フランジ部4dを介してサイドフレーム4への鉄製の部品が溶接より接合可能となっている。
サイドフレーム4の前部外側面には、バルクヘッドサイドステイ部3が溶接される位置よりもやや後方位置に車幅方向外側に向かって延びるフロントサイドガセット5が接続されている。フロントサイドガセット5は、断面形状が略矩形に形成された鉄製の部品であり、その基部側のフランジ部5aを介して溶接によりサイドフレーム4の側面に結合されている。また、フロントサイドガセット5の端部側には、フランジ部5bを介してロアメンバ6が溶接により結合されている。
ロアメンバ6は、フロントホイルハウスアッパメンバー2と同様にハイドロフォーミングによって中空閉断面構造の角パイプ状に成型された鉄製の部品であり、フロントホイルハウスアッパメンバー2の下方に配置される。より具体的には、ロアメンバ6は、上述したフロントサイドガセット5が接続されるとともにフロントホイルハウスアッパメンバー2に接近する方向で側面視略S字状に曲げ加工された前部湾曲部7と、上面がフロントホイルハウスアッパメンバー2の下面に当接して所定の長さだけフロントホイルハウスアッパメンバー2と平行になる中間部8と、この中間部8よりも後方でフロントホイルハウスアッパメンバー2から下方に向かって離間する方向に側面視略S字状に曲げ加工された後部湾曲部9とを有している。ここで、ロアメンバ6の前部湾曲部7および後部湾曲部9は熱間三次元曲げ等によって曲げ加工されており、このように形成されたロアメンバ6と上述したフロントホイルハウスアッパメンバー2とでツインフレーム構造をなしている。なお、後部湾曲部9よりも後方に位置するロアメンバ6の後端部は、図示しない車体フレームを構成するサイドシル又はフロントピラーの前端部などに接続される。
図2,3に示すように、上述したフロントホイルハウスアッパメンバー2と、ロアメンバ6とは、フロントホイルハウスアッパメンバー2とロアメンバ6とが互いに当接するロアメンバ6の中間部8の位置でダンパハウジング10に結合されている。
ダンパハウジング10は、軽合金であるアルミニウム合金を鋳造により一体成型した部品であり、フロントホイルハウスアッパメンバー2とロアメンバ6とを被覆して結合する結合部11と、前輪を懸架するサスペンションのダンパ(図示略)の上端部が収容および固定されるハウジング部12とで構成されている。
ハウジング部12は、ダンパの上端部がボルト等により締付け固定される上壁部15と、この上壁部15の結合部11とは反対側の辺部から略垂直に下方に延びてその下端部にサイドフレーム4への接続部16を有した主壁部17と、この主壁部17の両側縁と結合部11に渡って形成された側壁部18,18とからなる。これら主壁部17と側壁部18とでハウジング部12の周壁が形成されており、主壁部17の両側縁には、結合部11側に向かう傾斜面である面取り部17aが形成されている。
上壁部15は、その略中央部分にダンパの上端部を取り付けるための孔19が形成されており、この孔19の周縁には、ダンパの上端部の取り付けフランジ(図示略)をボルト等により固定するための取付孔20が複数箇所、具体的には3箇所に形成されている。つまり、サスペンションを装着する際には、ダンパの上端部をダンパハウジング10内に下方から挿入して取り付けフランジを上壁部15の下面に当接させ、上壁部15とダンパの取り付けフランジとを上述の取付孔20を介してボルト等により締結させる。また、上壁部15の孔19の周縁には、車両前部の左右両側に配置されているダンパハウジング10同士を接続するストラットタワーバー(図示略)の端部がボルト等により固定されるボス21が形成されている。
側壁部18は、主壁部17に対して略直角に形成された平面を備え、その下縁が主壁部17の面取り部17aの下端から上方に向かって立ち上がるとともに傾斜角度が結合部11に近づくほど緩やかになる略弧状に形成されている。また、側壁部18の結合部11側の下縁には、該下縁に沿って側壁部18の垂直方向外側に延びる、ホイールハウスインナ(図示略)の取付け用または補強用のフランジ部23が形成されている。
図2、図3、図5に示すように、主壁部17の下部に形成された接続部16には、鉄製のブラケット25が設けられている。ブラケット25は、主壁部17の下縁に沿って長尺な板材であって、その上部が主壁部17に覆われるとともに、その下部が主壁部17の延長方向すなわち下方に向かって延出してサイドフレーム4の下部フランジ部4dに重ねて溶接されるようになっている。このようにブラケット25を主壁部17の下方に延出して設けて下部フランジ部4dと重ねて溶接することで、せん断方向がダンパハウジング10に作用する突き上げ荷重の方向と一致するため強度的に有利になる。なお、ブラケット25をサイドフレーム4の上部フランジ部4cに溶接するようにしてもよい。
ブラケット25の上部の主壁部17に覆われている部分には複数の孔26が主壁部17の下縁に沿う方向に並んで形成されている。そして、ダンパハウジング10の鋳造成型時に主壁部17を形成するアルミニウム合金がこの孔26に廻り込んで貫通状態で凝固することで主壁部17の廻り込み部27(図3参照)が形成されている。この主壁部17の廻り込み部27が主壁部17の内外方向に貫通して形成されていることでブラケット25と主壁部17との結合が強固なものとなり、とりわけブラケット25の上下方向への変位が確実に規制されダンパハウジング10への突き上げ荷重に対して強度的に有利となる。また、ブラケット25は、上述した主壁部17の面取り部17aが形成される部分にまで回り込んでおり、この部分が面取り部17aに沿って屈曲形成されている。そのため、主壁部17の下縁に沿う方向へのブラケット25の変位が規制され、さらにブラケット25の上下方向に対する強度も向上している。なお、ブラケット25に形成される孔26の個数や孔径は必要とするブラケット25と主壁部17との締結に必要となる引張方向の強度に応じて適宜設定すればよく、例えば、孔26の個数が増えるほど引張強度が増加し、また孔径が増加するほど引張強度が増加する。
ところで、図3に示すように、ダンパハウジング10のハウジング部12の主壁部17と反対側に設けられた結合部11は、アルミニウム合金からなるダンパハウジング10と、鉄素材からなる上述したフロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6とを結合する。この結合部11は、フロントホイルハウスアッパメンバー2の上面に沿う上壁部28と、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6の側面に沿う2枚の側壁部29と、ロアメンバ6の下面に沿う下壁部30とからなり、上下方向に重なって配置されたフロントホイルハウスアッパメンバー2とロアメンバ6との周囲を一様に覆っている。さらにダンパハウジング10の内側に配置される側壁部29には、ハウジング部12の上壁部15および側壁部18(図1参照)が一体的に結合されている。
ここで、アルミニウム合金などの軽合金の鋳造品の熱収縮量は、鉄製の部品の熱収縮量よりも大きくなる。つまり、図3に示すように、鉄製のブラケット25をダンパハウジング10の鋳造成型時に接続部16のアルミニウム合金で覆い、高温状態の接続部16およびブラケット25を常温まで低下させると、ブラケット25の収縮量よりも、このブラケット25を覆う接続部16の収縮量が大きくなる。そのため、接続部16のブラケット25と接する内面がブラケット25の外面を押圧することとなり、ブラケット25と接続部16との対向する面が互いに密着する。
さらに、図4に示すように、フロントホイルハウスアッパメンバー2とロアメンバ6とが当接配置される部分を、ダンパハウジング10の鋳造成型時に結合部11で覆い、成型を終えた結合部11、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6の温度を常温まで低下させると、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6の収縮量(図中、網あり矢印で示す)よりもこれらを覆う結合部11の収縮量(図中、網なし矢印で示す)の方が大きくなる。そのため、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6の外周面を、結合部11を構成する上壁部28、側壁部29および下壁部30の各内周面が押圧して、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6が結合部11によって締付けられることとなる。このようにフロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6が共に結合部11により締付けられることで結合力が増大し、さらに、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6と結合部11との対向する面が互いに密着するとともに、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6との対向する面も互いに密着することとなる。
そして上述のような車両フレーム構造とすることで、例えばバルクヘッドアッパフレーム部1に衝突による荷重が加わった場合には、この荷重がフロントホイルハウスアッパメンバー2を介して結合部11からダンパハウジング10、サイドフレーム4、ロアメンバ6に、さらにフロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6を介してフロントピラーやサイドシルに効率よく分散させることができる。
したがって、上述した実施の形態によれば、フロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6にアルミニウム合金からなるダンパハウジング10の結合部11が覆うように一体鋳造成型されることで、フロントホイルハウスアッパメンバー2にハイドロフォーミングにより成型された閉断面構造の鉄製の部品を用いることができ、この結果、溶接などに係る工数を低減できるとともに、車両の軽量化に寄与することができる。
また、SPRを用いずに鉄製の部品であるフロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6とアルミニウム合金からなるダンパハウジング10とを結合させることができるため、SPRに係る作業工数を省略できるとともに、SPRを行うための装置が不要となり、この結果、コスト削減を図ることができる。
さらに、鉄製の部品であるフロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6に結合部11が覆うように一体鋳造成型されることで、これらフロントホイルハウスアッパメンバー2と結合部11との対向する面、および、ロアメンバ6と結合部11との対向する面とがそれぞれ密着して隙間が生じるのを防止することができるため、水分の浸入を防止して防錆性能を向上させることができる。
また、ダンパハウジング10の主壁部17の廻り込み部27がブラケット25の上部に形成された孔26に廻り込んでブラケット25と接続部16との結合力を増加させることができるため、ブラケット25が抜ける方向に変位するのを防止することができる。
なお、この発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、ダンパハウジング10の結合部11により結合させる部品は、角材に限られるものではなく、また、ハイドロフォーミングにより成型された部品に限られるものでもない。
さらに、上述した実施の形態では、この発明を車体前部の構造に適用したが、車体のどのような部位にも適用できる。つまり、軽合金鋳造部品はダンパハウジング10に限られるものではなく、また、鉄製の部品もフロントホイルハウスアッパメンバー2およびロアメンバ6に限られるものではない。
そして、上記実施の形態では軽合金としてアルミニウム合金を用いる場合について説明したが、軽合金は鉄よりも熱収縮量が大きい軽合金であれば良い。
本発明の実施の形態における車体フレームの要部を右前方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態におけるダンパハウジングを示す斜視図である。 本発明の実施の形態における図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態における結合部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態における接続部の拡大断面図である。
符号の説明
2 フロントホイルハウスアッパメンバー(車体フレーム)
6 ロアメンバ(車体フレーム)
25 ブラケット(車体フレーム取付け用鉄素材部品)
10 ダンパハウジング(軽合金鋳造部品)
26 孔
27 廻り込み部

Claims (2)

  1. 車体フレームあるいは車体フレーム取付け用鉄素材部品を覆うように軽合金鋳造部品を一体鋳造成型することを特徴とする車体フレーム構造。
  2. 前記鉄素材部品は、鉄製の車体フレームに取り付けられる鉄製ブラケットであって、この鉄製のブラケットの取付部位に孔を設け、該孔に前記軽合金材料の廻り込み部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車体フレーム構造。
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