JP2009149287A - 四輪車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】前輪タイヤによって跳ね上げられた釘が後輪タイヤに刺さり難くして後輪タイヤのパンク低減を図ること。
【解決手段】左右の後輪RR、RLのタイヤ14、15の各々のトレッド位置が、左右の前輪FR、FLのタイヤ12、13のトレッド位置より当該タイヤ12、13の車幅方向寸法T以上、車幅方向内側に位置している車輪配置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、四輪車両に関し、特に、自動車等のタイヤ付きの四輪車両に関する。
一般道路を走行する四輪車両は、左右の前輪と左右の後輪とを有し、その各車輪にゴム製のタイヤが取り付けられている。自動車等の一般道路走行用の四輪車両は、一般的に、左右の前輪の車幅方向のタイヤ間隔と、左右の後輪の車幅方向のタイヤ間隔は、ほぼ同じで、前後左右の車輪の接地中心点(4点)を結ぶと、平面視で、四角形になることが多い(例えば、特許文献1)。
特許公報3179271号公報
一般道路を走行している際の四輪車両のタイヤのパンク(パンクチャ)は、圧倒的に後輪タイヤに生じることが多いことが知られている。この現象は、路面に横転状態で落ちている釘は前輪タイヤによって踏まれるだけで、前輪タイヤには刺さらず、前輪タイヤが釘を踏むことにより、釘が前輪タイヤによって跳ね上げられ、跳ね上げられた釘の尖った先端が上向きになった時に、これを前輪タイヤの真後ろの後輪タイヤが踏み付けると、この釘が後輪タイヤに刺さるからであると考えられる。
本発明が解決しようとする課題は、前輪タイヤによって跳ね上げられた釘が後輪タイヤに刺さり難くして後輪タイヤのパンク低減を図り、更には、一人乗り、二人乗りの小型四輪車両において、一つのタイヤにパンクが生じても、通常走行を可能にすることである。
本発明による四輪車両は、左右の前輪と左右の後輪とを有する四輪車両であって、前記左右の後輪のタイヤの各々のトレッド位置が、前記左右の前輪のタイヤのトレッド位置より当該タイヤの車幅方向寸法以上、車幅方向内側に位置している車輪配置の四輪車両である。
本発明による四輪車両は、好ましくは、平面視で、前記左右の後輪の何れか一方の接地中心点と前記左右の前輪の各々の接地中心点とを結んで得られる三角形領域と、前記左右の後輪の何れか他方の接地中心点と前記左右の前輪の各々の接地中心点とを結んで得られる三角形領域とが互いに重畳する領域内に車両重心点が存在している。
本発明による四輪車両は、好ましくは、一人乗り配置あるいは前後二人乗りの座席配置の四輪車両である。
本発明による四輪車両は、好ましくは、前記左右の後輪の車軸が互いに直結され、当該車軸が原動機によって直結駆動されるディファレンシャルレス後輪駆動型の四輪車両である。
本発明による四輪車両は、好ましくは、前記左右の後輪のハブと前記車軸とが球面継手式にトルク伝達関係で接続されている。
本発明による四輪車両は、好ましくは、一本の後輪用フルトレーリングアームに前記左右の後輪が取り付けられており、後輪用フルトレーリングアームに左右後輪共用のサスペンションスプリングとダンパとが接続されている。
本発明による四輪車両は、好ましくは、前記左右の後輪のハブキャリアは、前記後輪用フルトレーリングアームに、後輪車軸を車両前後方向に跨いだ少なくとも二箇所に於いて弾性筒状ブッシュを介して回動に接続されており、前記後輪車軸より車両後側の前記弾性筒状ブッシュの軸直角方向の剛性が、前記後輪車軸より車両前側の前記弾性筒状ブッシュの軸直角方向の剛性より高く、当該各弾性筒状ブッシュの軸線方向の剛性が軸直角方向の剛性より低い。
本発明による四輪車両は、好ましくは、前記左右の後輪のハブキャリアは、前記後輪用フルトレーリングアームに、各々、キングピン軸線を画定する二つの球面軸受部材と、前記キングピン軸線より離れた位置に配置された弾性ブッシュを介して接続されている
本発明による四輪車両は、好ましくは、前記二つの球面軸受部材が、平面視で、左右同じ側の後輪タイヤの車幅方向寸法の1/2の点を通る車体前後方向軸線上に配置されている。
本発明による四輪車両によれば、左右後輪のタイヤの各々のトレッド位置が、左右前輪のタイヤのトレッド位置より当該タイヤの車幅方向寸法以上、車幅方向内側に位置しており、前輪タイヤのトレッド位置に対して後輪タイヤのトレッド位置が車幅方向にオフセットされているから、後輪タイヤが前輪タイヤの真後ろにはない。このことにより、路面に落ちている釘を前輪タイヤが踏むことにより、釘が前輪タイヤによって跳ね上げられても、この釘が後輪タイヤに刺さる確率が低下し、後輪タイヤのパンクが低減する。
更には、平面視で、左右後輪の何れか一方の接地中心点と左右前輪の各々の接地中心点とを結んで得られる三角形領域と、左右後輪の何れか他方の接地中心点と左右前輪の各々の接地中心点とを結んで得られる三角形領域とが互いに重畳する領域内に車両重心点が存在していることにより、左右前輪と片側の後輪との三輪でも車両(車体)が傾くことがなく、三輪によっても通常走行することができる。
以下に、本発明による四輪車両の実施形態を、図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態の四輪車両は、その車体を符号10により示されており、車体10の前後左右の略中央部に一人乗り用の座席(運転席)11を有する。座席11は、後述する車幅方向中心線Lw上にある。
当該四輪車両は、車体10の前部に右前輪FRと左前輪FLを、車体10の後部に右後輪RRと左後輪RLとを有する。前輪FR、左前輪FL、右後輪RR、左後輪RLの各々には、同一規格のゴム製のタイヤ12、13、14、15が装着されている。タイヤ12〜15としては、幅狭の高圧タイヤを用いることができる。
右前輪FR、左前輪FLは、図示されていないが、一般的な自動車の左右前輪と同様に、ダブルウィッシュボーン方式等による左右独立懸架で、ステアリング機構によって向舵操作される操舵輪に構成され、図示されていない内燃機関、電動モータ等の原動機、変速装置等のパワートレインと駆動連結され、前輪駆動車を構成している。
右後輪RRと左後輪RLは、一本、つまり単一の後輪用フルトレーリングアーム20の左右両側に、車両前後方向に延びる車幅方向中心線Lwを対称線として左右対称に取り付けられている。後輪用フルトレーリングアーム20には、左右後輪共用のサスペンションスプリング21とダンパ22が接続されている。サスペンションスプリング21とダンパ22は、車体10と後輪用フルトレーリングアーム20との間にあり、後輪用フルトレーリングアーム20を車体10より懸架支持している。この後輪の懸架機構については詳しく後述する。
本実施形態による四輪車両の一つの特徴的事項は、右後輪RR、左後輪RLに取り付けられた後輪タイヤ14、15の各々のトレッド位置が、右前輪FR、左前輪FLに取り付けられた前輪タイヤ12、13のトレッド位置より前輪タイヤ12、13の車幅方向寸法(タイヤ幅)T以上、つまりT+α分、車幅方向内側に位置していることである。換言すると、右前輪FR、左前輪FLの車幅方向内側面と後輪タイヤ14、15の車幅方向外側面との間に、タイヤ幅T以上の車幅方向間隔が設けられている。この場合、前輪の左右タイヤ間隔(フロントトレッド)は、車体10の車幅方向寸法に似合ったものになるが、後輪の左右タイヤ間隔(リアトレッド)は、車体10の車幅方向寸法より十分に短いものになる。つまり、リアトレッドはフロントトレッドより十分短いものになる。
このように、後輪タイヤ14、15が前輪タイヤ12、13に対して車幅方向内側位置にオフセット配置され、後輪タイヤ14、15が前輪タイヤの真後ろにはないことにより、路面に落ちている釘を前輪タイヤ12、13が踏んだことにより、釘が前輪タイヤ12、13によって跳ね上げられても、この釘が後輪タイヤ14、15に刺さる確率が低下し、後輪タイヤ14、15のパンクが低減する。
図1に於いてハンチング線で示されている扇状の領域Dが、前輪タイヤ12、13によって跳ね上げられた釘が後輪側に飛散する確率が高い領域である。後輪タイヤ14、15
は、前述した前輪タイヤ12、13に対する車幅方向オフセット配置により、領域Dより外れた位置にあるから、跳ね上げ釘によってパンクする確率が大幅に低減する。
本実施形態による四輪車両のもう一つの特徴的事項は、平面視で、右後輪RRの接地中心点cと右前輪FRの接地中心点aと左前輪FRの接地中心点bとを結んで得られる三角形領域Aと、左後輪RLの接地中心点dと右前輪FRの接地中心点aと左前輪FRの接地中心点bとを結んで得られる三角形領域Bとが互いに重畳する領域C内に車両重心点Gが存在していることである。
このことにより、右後輪RRと左後輪RLの片方が外された状態、つまり、後輪一輪になっても、その一輪による後輪分担荷重が後輪二輪時の2倍になるだけで、右後輪RRと左前輪FRと片側の後輪との三輪でも車体10が走行路面に対して大きく傾くことがなく、必要なタイヤ横力(コーナリングフォース等)も発生する。これにより、当該四輪車両は、三輪でも通常走行することができる。
従って、万が一、後輪タイヤ14、15の何れか一方がパンクしても、パンクしたタイヤをホイールごと後輪車軸(ハブ)より取り外すことにより、三輪による通常走行が可能になる。前輪タイヤ12、13の何れか一方がパンクした場合には、パンクした前輪をホイールごと前輪車軸(ハブ)より取り外し、健全な右後輪RR、左後輪RLの何れか一方をホイールごと後輪車軸(ハブ)より取り外し、これをホイール取り外し状態の前輪車軸(ハブ)に取り付けることにより、三輪による通常走行が可能にすることができる。
このように、三輪による通常走行が可能であることにより、テンパタイヤ(スペアタイヤ)やパンク修理キッドを車載したり、ランフラットタイヤ装備したりする必要がなくなる。これにより、車両の軽量化が図られ、一人乗り自動車として重要な燃料経済性が向上する。
本実施形態による四輪車両の軽量化は、右後輪RRと左後輪RLが、一本の後輪用フルトレーリングアーム20を共用し、サスペンションスプリング21、ダンパ22も左右後輪で共用していることによっても図られている。このことによっても、一人乗り自動車として重要な燃料経済性が向上する。
つぎに、フルトレーリングアーム式の後輪懸架機構の詳細を、図2、図3を参照して説明する。
右後輪RR、左後輪RLのホイール16、17は、各々、左右の後輪車軸23、24に回転可能に取り付けられたハブ25、26に、ハブボルト27、28によって着脱交換可能に取り付けられている。後輪車軸23、24を取り付けられた左右のハブキャリア29、30は、上アーム部29A、30Aと、下前アーム部29B、30Bと、下後アーム部29C、30Cを一体に有する。
後輪用フルトレーリングアーム20は、車両前方側に、車幅方向中心線Lwを対称線として左右対称の二股形状部31を有する。二股形状部31の左右先端部は、車体10側に取り付けられた支持軸32、32に、各々円筒状の前部ゴムブッシュ32、33を介して回動可能に連結されている。これにより、後輪用フルトレーリングアーム20は、車体10より支持軸32、33の水平な中心軸線Ca周りに回動可能に支持される。支持軸32、33の中心軸線Caは、平面視(図2)で、車体10の車幅方向中心線Lwに直交する軸線である。
後輪用フルトレーリングアーム20は、二股形状部31より車両後方側に、車幅方向中心線Lwを対称線として左右対称に、上ヨーク部36A、37Aと、前下ヨーク部36B、37Bと、下後ヨーク部36C、37Cを各々一体に有する。上ヨーク部36A、37Aに取れ付けられた枢軸38、39は、各々、円筒状の上ゴムブッシュ40、41を介して左右のハブキャリア29、30の上アーム部29A、30Aを回動可能に支持している。前下ヨーク部36B、37Bに取れ付けられた枢軸42、43は、各々、円筒状の前下ゴムブッシュ44、45を介して左右のハブキャリア29、30の前下アーム部29B、30Bを回動可能に支持している。後下ヨーク部36C、37Cに取れ付けられた枢軸46、47は、各々、円筒状の後下ゴムブッシュ48、49を介して左右のハブキャリア29、30の後下アーム部29C、30Cを回動可能に支持している。
上ゴムブッシュ40、41と前下ゴムブッシュ44、45は、後下ゴムブッシュ48、49は、後輪車軸23、24より車両前側にあり、後下ゴムブッシュ48、49は、後輪車軸23、24より車両後側にある。これにより、右後輪RR、左後輪RLのハブキャリア29、30は、唯一の後輪用フルトレーリングアーム20の左右両側に、左右の後輪車軸23、24を車両前後方向に跨いだ少なくとも二箇所に於いてゴムブッシュを介して回動に接続されている。
上ヨーク部36A、37Aの枢軸38、39の中心軸線と、後下ヨーク部36C、37Cの枢軸46、47の中心軸線とは、平面視(図2)で、各々互いに重畳一致している。重畳一致している枢軸38の中心軸線と枢軸46の中心軸線とを総括して中心軸線Cb、枢軸39の中心軸線と枢軸47の中心軸線とを総括して中心軸線Ccと云う。中心軸線CbとCcは、平面視(図2)で、車幅方向中心線Lwに対して5度〜30度程度の傾斜角をもって、且つ車幅方向中心線Lwを対称線として左右対称に傾斜している。
前下ヨーク部36B、37Bの枢軸42、43の中心軸線Cd、Ceは、平面視(図2)で、車幅方向中心線Lwと平行で、車幅方向中心線Lwを対称線として左右対称の位置にある。
上ゴムブッシュ40、41、前下ゴムブッシュ44、45、後下ゴムブッシュ48、49は、何れも、ゴム状弾性体による弾性筒状ブッシュであり、サスペンションブッシュと呼ばれているものであり、これらは、剛性に関して、以下に云う異方性(方向性)を有している。
上ゴムブッシュ40、41、前下ゴムブッシュ44、45、後下ゴムブッシュ48、49は、何れも、軸線方向(中心軸線Cb、Cc、Cd、Ceの方向)の剛性が、軸直角方向(中心軸線Cb、Cc、Cd、Ceに直交する方向)、つまりブッシュ径方向の剛性より低い。
後輪車軸23、24より車両後側にある後下ゴムブッシュ48、49の軸直角方向(中心軸線Cb、Ccに直交する方向)、つまりブッシュ径方向の剛性が、後輪車軸23、24より車両前側にある前下ゴムブッシュ44、45の軸直角方向(中心軸線Cd、Ceに直交する方向)、つまりブッシュ径方向の剛性より高い。なお、上ゴムブッシュ40、41は、剛性に関して、後下ゴムブッシュ48、49と同じ異方性を有していてよい。
サスペンションスプリング21と、粘性減衰能を有するダンパ22は、平面視で車幅方向中心線Lw上に配置されて、一端を車体10に、他端を後輪用フルトレーリングアーム20に接続され、後輪用フルトレーリングアーム20を車体10より懸架支持している。サスペンションスプリング21、ダンパ22は、後輪用フルトレーリングアーム20と同様に、一つしかなく、左右の後輪車軸23、24で共用する。
車両走行時に、右後輪RRあるいは左後輪RLが小石に乗り上げたような場合、車輪(右後輪RRあるいは左後輪RL)に作用する上向きの荷重成分は、サスペンションスプリング21及びダンパ22の伸縮により吸収される。また、車体後ろ向きの荷重成分は、後輪用フルトレーリングアーム20を車体10に接続する2個のゴムブッシュ34、35の弾性変形と、ハブキャリア29あるいは30を後輪用フルトレーリングアーム20に接続する上ゴムブッシュ40、前下ゴムブッシュ44、後下ゴムブッシュ48あるいは上ゴムブッシュ41、前下ゴムブッシュ45、後下ゴムブッシュ49の弾性変形により吸収される。
上ゴムブッシュ40、41、前下ゴムブッシュ44、45、後下ゴムブッシュ48、49は、中心軸線を車体前後方向に向けて配置され、軸線方向(中心軸線Cb、Cc、Cd、Ceの方向)の剛性が、軸直角方向の剛性よりも低く設定されているため、車輪及びハブキャリア29あるいは30は、後輪用フルトレーリングアーム20に対して車体前後方向に容易に移動することができる。その結果、前後コンプライアンスが増加し、乗り心地が向上する。更に、ダンパ22には車体後ろ向きの荷重成分が作用しないため、ダンパフリクションの影響を排除することができる。
車両が、例えば右旋回するとき、遠心力により車体が左方向(旋回外側)に振られるため、接地荷重が大きい旋回外輪である左後輪RLには車体外側から内側に向くサイドフォースが作用するとともに、接地荷重が小さい旋回内輪である右後輪RRには車体内側から外側に向くサイドフォースが作用する。
旋回外輪である左後輪RLにサイドフォースが作用すると、車軸24の前方に位置する下ゴムブッシュ45の中心軸線Ceに直交する方向の剛性は比較的に低いため、下ゴムブッシュ45の配置位置において、ハブキャリア30は車体内側に大きく変位する。一方、車軸24の後方に位置する後下ゴムブッシュ49の中心軸線Ccに直交する方向の剛性は比較的に高いため、後下ゴムブッシュ49の配置位置において、ハブキャリア30は車体内側に小さく変位する。
この結果、旋回外輪である左後輪RLは、ゴムブッシュの弾性変形によるコンプライスステアによって、トーインに偏向する。このとき、上ゴムブッシュ41は、車軸24の略上方に位置しているから、前下ゴムブッシュ45及び後下ゴムブッシュ49とは逆方向に弾性変形するが、車軸24の略上方に位置する上ゴムブッシュ41の弾性変形は、左後輪RLのトーイン・トーアウトに殆ど影響を及ぼさない。
旋回内輪である右車輪RRにサイドフォースが作用すると、車軸23の前方に位置する低剛性の前下ゴムブッシュ44の配置位置において、ハブキャリア29は車体外側に大きく変位し、車軸23の後方に位置する高剛性の後下ゴムブッシュ48の配置位置においてハブキャリア29は車体外側に小さく変位する。
この結果、旋回内輪である右車輪RRは、ゴムブッシュの弾性変形によるコンプライスステアによって、トーアウトに偏向する。この場合も、上ゴムブッシュ40は車軸23の略上方に位置しているから、上ゴムブッシュ40の弾性変形は、右車輪RRのトーイン・トーアウトに殆ど影響を及ぼさない。
このようにして、旋回に伴うサイドフォースにより生じるコンプライスステアのもとに、左右の後輪が車両の旋回方向と同じ向き(同相)にスラスト偏向し、しかも遠心力によって接地荷重が増加する旋回外輪が大きくトーインするため、旋回時の安定性が向上する。
尚、車両が左旋回する場合には、前述と逆の作用のもとに、旋回に伴うサイドフォースにより生じるコンプライスステアのもとに、左右の後輪が車両の旋回方向と同じ向き(同相)にスラスト偏向し、旋回時の安定性が向上する。
制動により、右後輪RR、左後輪RLにブレーキフォースが作用すると、車軸23、24の前方に位置する前下ゴムブッシュ42、43の配置位置において、ハブキャリア29、30は、車体後方に変位するが、車軸23、24の上方及び後方に位置する上ゴムブッシュ40、41、後下ゴムブッシュジョイント48、49の配置位置において、ハブキャリア29、30は、車体後外側に斜めに変位する。この結果、右後輪RR、左後輪RLは何れもトーインに偏向する。これにより、トーインのアライメントになり、制動時の安定性が向上する。
図4は、本発明による四輪車両の他の実施形態を示している。なお、図4において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態の四輪車両は、二人乗り仕様で、前部座席11Fと後部座席11Rとが、車幅方向中心線Lw上に前後一列にタンデム配置されている。
この実施形態でも、前述の一人乗り仕様のものと同様に、右後輪RR、左後輪RLに取り付けられた後輪タイヤ14、15の各々のトレッド位置が、右前輪FR、左前輪FLに取り付けられた前輪タイヤ12、13のトレッド位置よりタイヤ12、13の車幅方向寸法T以上、つまりT+α分、車幅方向内側に位置している。
また、平面視で、右後輪RRの接地中心点cと右前輪FRの接地中心点aと左前輪FRの接地中心点bとを結んで得られる三角形領域Aと、左後輪RLの接地中心点dと右前輪FRの接地中心点aと左前輪FRの接地中心点bとを結んで得られる三角形領域Bとが互いに重畳する領域C内に車両重心点Gが存在している。
これらのことにより、本実施形態の二人乗り仕様のものでも、前述の一人乗り仕様のものと同等の作用、効果が得られる。
また、この二人乗り仕様の実施形態の右後輪RR、左後輪RLの懸架機構は、前述の一人乗り仕様のものと同じであってよく、このことについても、前述の一人乗り仕様のものと同等の作用、効果が得られる。
次に、本発明による四輪車両を後輪駆動車に適用した場合の後輪懸架・駆動機構の一つの実施形態を、図5、図6を参照して説明する。
本実施形態においても、フルトレーリングアーム式の後輪懸架が採用されており、右後輪RRと左後輪RLとが共通の一つの後輪用フルトレーリングアーム100によって支持されている。
後輪用フルトレーリングアーム100は、車体10の車幅方向中心線Lwに沿って車両前後方向に延在し、前端部を支持軸101によって車体10の一部である下部フレーム102より車幅方向の水平な中心軸線Ca周りに回動可能に支持されている。
後輪用フルトレーリングアーム100の後端部にはファイナルギアケース110が固定連結されている。後輪用フルトレーリングアーム100とファイナルギアケース110は、平面視で車幅方向中心線Lw上に配置された粘性減衰能を有するダンパ111とサスペンションスプリング112によって車体10より懸架支持されている。詳細には、ダンパ111は上端を車体10に連結され(図示省略)、下端をファイナルギアケース110の上部に形成されたブラケット113にボルト114によって枢動可能に連結されている。
なお、ファイナルギアケース110は、後輪用フルトレーリングアーム100の車両前後方向に延長配置されたものであるから、後輪用フルトレーリングアーム100とファイナルギアケース110の連結体を総括してフルトレーリングアームと云うことがある。
ファイナルギアケース110の左右両側には、左右のハブキャリア115、116が、各々、上側スフェリカルベアリング117、118、下側スフェリカルベアリング119、120、トーコントロールブッシュ121、122によって取り付けられている。
右側の上側スフェリカルベアリング117、下側スフェリカルベアリング119、トーコントロールブッシュ122は、平面視で、後述する右側の後輪タイヤ131の車幅方向寸法の1/2の点Prを通る車体前後方向軸線Rc上に配置されている。左側の上側スフェリカルベアリング118、下側スフェリカルベアリング120、トーコントロールブッシュ123は、平面視で、後述する左側の後輪タイヤ132の車幅方向寸法の1/2の点Plを通る車体前後方向軸線Lc上に配置されている。
上側スフェリカルベアリング117、118、下側スフェリカルベアリング119、120は、レース内径面に高滑性樹脂ライナを接着され、ボール球面と高滑性ライナ面ですべり運動する球面軸受部材である。
上側スフェリカルベアリング117と下側スフェリカルベアリング119、上側スフェリカルベアリング118と下側スフェリカルベアリング120は、各々、上下双方を結ぶ直線により、接地面に対して車両前後方向で見て前傾のキングピン軸線Kを画定している。
トーコントロールブッシュ121、122は、各々、円筒状ゴムブッシュ(弾性ブッシュ)であり、キングピン軸線Kより車体前側に離れた位置に配置され、旋回に伴うサイドフォースにより弾性変形し、コンプライアンスステアによってトーコントロールを行う。
左右のハブキャリア115、116は、各々、複列ボールベアリング123、124によって左右のホイールハブ125、126を、中心軸線Caと平行の中心軸線Cd周りに回転可能に支持している。左右のホイールハブ125、126には、ホイールボルト127、128によって右後輪RRのホイール129、左後輪RLのホイール130が固定装着されている。ホイール129、130には、後輪タイヤ131、132が取り付けられている。
後輪用フルトレーリングアーム100は、中空構造体であり、車幅方向中心線Lwに沿って延在するトーションダンバ組立体140を、中空部100Aの中央部に内蔵している。トーションダンバ組立体140は前端をヨークジョイント141によってフロントフロペラシャフト142の後端にトルク伝達関係で連結されている。フロントフロペラシャフト142は、前端において縦置きの内燃機関50の出力軸51に駆動連結され、内燃機関50によって回転駆動される。
トーションダンバ組立体140は後端をスプライン部144によるスプライン結合によってリアフロペラシャフト143の前端にトルク伝達関係で連結されている。リアフロペラシャフト143の後端には中空軸によるピニオンギアシャフト145がスプライン部146によるスプライン結合によってトルク伝達関係で連結されている。なお、トーションダンバ組立体140とリアフロペラシャフト143との間には圧縮コイルばねによるセットスプリング147が設けられている。
ファイナルギアケース110は、リアフロペラシャフト143と同一軸線上にピニオンギア150を4点接触ボールベアリング148とニードルベアリング149によって回転可能に支持している。ピニオンギア150は、傘歯車で、スプライン部151によるスプライン結合によってピニオンギアシャフト145にトルク伝達関係で連結されている。
ファイナルギアケース110は、複列ボールベアリング152とニードルベアリング153によって中空軸によるリングギアシャフト154を中心軸線Caと平行の中心軸線Cd周りに回転可能に支持している。リングギアシャフト154は、中心軸線Cdに沿って車幅方向に延在し、外周部にピニオンギア150と噛合する傘歯車によるリングギア156を固定装着されている。
リングギアシャフト154の中空部はスプライン孔155になっている。スプライン孔155の右端側には右後輪RR用のドライブシャフト(車軸)157が当該シャフトの一端部外周に形成された球面スプライン158によってトルク伝達関係で連結されている。ドライブシャフト157は他端部外周にも球面スプライン159を有し、当該球面スプライン159は右側のホイールハブ125の中心部に形成されたスプライン孔160に係合している。また、スプライン孔160にはドライブシャフト157の抜け止めクリップ161が係合している。
スプライン孔155の左端側には左後輪RL用のドライブシャフト(車軸)162が当該シャフトの一端部外周に形成された球面スプライン163によってトルク伝達関係で連結されている。ドライブシャフト162は他端部外周にも球面スプライン164を有し、当該球面スプライン164は左側のホイールハブ126の中心部に形成されたスプライン孔165に係合している。また、スプライン孔165にはドライブシャフト162の抜け止めクリップ166が係合している。
上述の動力伝達機構によれば、内燃機関50の出力(トルク)は、フロントフロペラシャフト142、トーションダンバ組立体140、リアフロペラシャフト143、ピニオンギアシャフト145、ピニオンギア150、リングギア156、リングギアシャフト154に伝達され、リングギアシャフト154より左右のドライブシャフト157、162に分配され、右後輪RRと左後輪RLの双方に均等に伝達される。
このように、本実施形態では、左右のドライブシャフト157と162がリングギアシャフト154によって互いに直結され、ドライブシャフト157と162が、ディファレンシャル装置を介せずに内燃機関50によって直結駆動されるディファレンシャルレス後輪駆動型の四輪車両になっている。
本実施形態でも、リアトレッドは車体10の車幅方向寸法より十分に短いから、旋回時の内外輪速度差が通常のもの(リアトレッドが車体10の車幅方向寸法相当のもの)に比して小さい。このことにより、ディファレンシャル装置を用いないディファレンシャルレス後輪駆動が、旋回時に大きいタイヤ滑りを生じることなく支障なく実現できる。
本実施形態では、ディファレンシャル装置がないことにより、また、リアトレッド短縮によってドライブシャフト157、162が短いことにより、四輪車両の軽量化が図られ、一人乗りや二人乗りの自動車として重要な燃料経済性が向上する。
右側のハブキャリア115、116は、右側の後輪タイヤ131の車幅方向寸法の1/2の点Prを通る車体前後方向軸線Rc上に配置された上側スフェリカルベアリング117、下側スフェリカルベアリング119によって、左側のハブキャリア116は左側の後輪タイヤ132の車幅方向寸法の1/2の点Plを通る車体前後方向軸線Lc上に配置された上側スフェリカルベアリング118、下側スフェリカルベアリング120によってファイナルギアケース110より支持されているので、加速時のトー変化、即ち、トルクステアが低減し、トーコントロールブッシュ121、122によるコンプライアンスステア(サイドフォースステア)が、応答性よく、安定性よく行われるようになる。このことにより操縦安定性が向上する。本実施形態のトーコントロールは、トーイン、トーアウトとも1度程度でよい。
トーイン、トーアウト状態での右後輪RR、左後輪RLに対する動力伝達は、リングギアシャフト154とドライブシャフト157とホイールハブ125との連結、リングギアシャフト154とドライブシャフト162とホイールハブ126との連結が、各々、球面スプライン結合によって行われているので、球面継手式に支障なく行われる。
そして、本実施形態でも、上述の実施形態と同様に、後輪タイヤ131、132がパンクし難く、万一、後輪タイヤ131、132の一方がパンクしても、三輪による通常走行が可能であり、スペアタイヤを車載する必要がなくなる。
本発明による四輪車両の一つの実施形態を示す平面図。 本実施形態による四輪車両に用いられる後輪懸架機構を示す拡大平面図。 本実施形態による四輪車両に用いられる後輪懸架機構を示す拡大側面図。 本発明による四輪車両の他の実施形態を示す平面図。 本発明による四輪車両を後輪駆動車に適用した場合の後輪懸架・駆動機構の一つの実施形態を示す拡大平面図。 本発明による四輪車両を後輪駆動車に適用した場合の後輪懸架・駆動機構の一つの実施形態を示す拡大側面図。
符号の説明
10 車体
11 座席
11F 前部座席
11R 後部座席
12、13、14、15 タイヤ
16、17 ホイール
20 後輪用フルトレーリングアーム
21 サスペンションスプリング
22 ダンパ
23、24 車軸
29、30 ハブキャリア
40、41 上ゴムブッシュ
44、45 前下ゴムブッシュ
48、49 後下ゴムブッシュ
50 内燃機関
100 後輪用フルトレーリングアーム
110 ファイナルギアケース
111 ダンパ
112 サスペンションスプリング
115、116 ハブキャリア
117、118 上側スフェリカルベアリング
119、120 下側スフェリカルベアリング
121、122 トーコントロールブッシュ
125、126 ホイールハブ
129、130 ホイール
131、132 後輪タイヤ
140 トーションダンバ組立体
142 フロントフロペラシャフト
143 リアフロペラシャフト
145 ピニオンギアシャフト
150 ピニオンギア
154 リングギアシャフト
157、162 ドライブシャフト
FR 右前輪
FL 左前輪
RR 右後輪
RL 左後輪

Claims (9)

  1. 左右の前輪と左右の後輪とを有する四輪車両であって、
    前記左右の後輪のタイヤの各々のトレッド位置が、前記左右の前輪のタイヤのトレッド位置より当該タイヤの車幅方向寸法以上、車幅方向内側に位置している車輪配置の四輪車両。
  2. 平面視で、前記左右の後輪の何れか一方の接地中心点と前記左右の前輪の各々の接地中心点とを結んで得られる三角形領域と、前記左右の後輪の何れか他方の接地中心点と前記左右の前輪の各々の接地中心点とを結んで得られる三角形領域とが互いに重畳する領域内に車両重心点が存在している請求項1に記載の四輪車両。
  3. 一人乗り配置あるいは前後二人乗りの座席配置である請求項1又は2に記載の四輪車両。
  4. 前記左右の後輪の車軸が互いに直結され、当該車軸が原動機によって直結駆動されるディファレンシャルレス後輪駆動型である請求項1から3の何れか一項に記載の四輪車両。
  5. 前記左右の後輪のハブと前記車軸とが球面継手式にトルク伝達関係で接続されている請求項4に記載の四輪車両。
  6. 一本の後輪用フルトレーリングアームに前記左右の後輪が取り付けられており、前記後輪用フルトレーリングアームに左右後輪共用のサスペンションスプリングとダンパとが接続されている請求項1から5の何れか一項に記載の四輪車両。
  7. 前記左右の後輪のハブキャリアは、前記後輪用フルトレーリングアームに、各々、後輪車軸を車両前後方向に跨いだ少なくとも二箇所に於いて弾性筒状ブッシュを介して回動可能に接続されており、
    前記後輪車軸より車両後側の前記弾性筒状ブッシュの軸直角方向の剛性が、前記後輪車軸より車両前側の前記弾性筒状ブッシュの軸直角方向の剛性より高く、当該各弾性筒状ブッシュの軸線方向の剛性が軸直角方向の剛性より低い請求項6に記載の四輪車両。
  8. 前記左右の後輪のハブキャリアは、前記後輪用フルトレーリングアームに、各々、キングピン軸線を画定する二つの球面軸受部材と、前記キングピン軸線より離れた位置に配置された弾性ブッシュを介して接続されている請求項6に記載の四輪車両。
  9. 前記二つの球面軸受部材が、平面視で、左右同じ側の後輪タイヤの車幅方向寸法の1/2の点を通る車体前後方向軸線上に配置されている請求項8に記載の記載の四輪車両。
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