JP2009148585A - 消火ガス噴射器および災害警報システム - Google Patents

消火ガス噴射器および災害警報システム Download PDF

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Abstract

【課題】装填した小形ガスボンベを破封し、消火ガスの流出をバルブによって一旦阻止し、消火時に火元に向かって消火ガスを噴射し、火災および地震発生時に消火器の所在を告知する消火ガス噴射器および災害警報システムを提供すること。
【解決手段】内部に消火ガスを加圧して充填し、開口部に封板13を付設したガスボンベ11と、封板を破封可能な破封部材45と、ガスボンベを着脱可能に取付け、破封部材を移動可能に収容するボンベホルダ15と、破封部材を装着し、常時はガスボンベと反対側へ付勢し移動可能な破封ホルダ21と、外部に開口した導孔32とを連通可能な連通路とを備え、連通路には断続可能な制御弁38を設け、制御弁の閉弁時に破封後の消火ガスをボンベホルダ内に貯留可能にする。検出された火災検出信号または所定の地震検出信号入力によって作動し、音声若しくは鳴動または光の告知信号を出力可能な告知器を備えた消火ガス噴射器である。
【選択図】図13

Description

本発明は、例えば家庭若しくは事務所または車載用の簡易消火器に好適で、装填した小形ガスボンベを簡便に破封し、噴出した消火ガスの流出をバルブによって一旦阻止し、消火ガスの空費を防止し、その有効利用と消火の実効を図るとともに、消火時に火元に向かって消火ガスを確実かつ的確に噴射し、その効果的かつ有効な消火と確実な初期消火を実現するとともに、火災および/または地震発生時に消火器の所在を告知し、消火器の速やかな使用と初期消火を促せるようにした、消火ガス噴射器および災害警報システムに関する。
例えば、家庭または事務所に設置されている一般的な消火器は、大形かつ大重量で消火操作に腕力を要し、概して使用し辛いという問題があった。
このため、従来においても前記問題を解決するものとして、小形かつ軽量の種々の簡易消火器が提案され、その構造は大別すると、ガスボンベの封板の破封方式によって、筒体またはカバ−を回すものと、操作ブロックを押し下げるものと、筒体の頭部または底部を叩くものとに分かれていた。
このうち、筒体またはカバ−を回すものとして、ガスボンベを収容する管体と、該管体の上端部に螺着した上方カバ−体と、ガスボンベの口元ネジにねじ込み可能なボンベ嵌着体と、撃針を装着したノズル体とを備え、ボンベ嵌着体の中央筒部を管体の上端部の開口部に差し込み、前記中央筒部の内側にノズル体を挿入し、該ノズル体の上部を上方カバ−体の開口部に差し込み、消火時には上方カバ−体または管体を軸回りに回動し、撃針をガスボンベ側へ移動して封板を破封し、冷却ガスをノズル体の噴口から噴出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、操作ブロックを押し下げるものとして、ガスボンベを収容可能なケ−スの上部に操作面と安全ブロックの掛り部を設け、前記ケ−スの内部に撃針を備えた軸本体を上下に摺動可能に装着し、該軸本体の止め溝をリテイナ−で掛け止め、消火時には掛り部を介して安全ブロックを引き下げ、更に操作面を押圧してリテイナ−を奥部へ移動し、止め溝と開口孔の端縁との係合を解除して、軸本体をスプリングの弾性で押し下げ、撃針をガスボンベ側へ移動して封板を破封し、噴出ガスを軸本体の内部へ導き、これを噴射孔から噴射するものがある(例えば、特許文献2参照)。
更に、筒体の頭部または底部を叩くものとして、カバ−を被着したパイプ体の内部にガスボンベを収容し、その下端に皿状のノズルを取り付けるとともに、パイプ体の上端部にプッシャ−ガイド体を取り付け、該ガイド体に撃針を装着したプッシャ−を摺動可能に装着し、常時はプッシャ−にセ−フティプレ−トを差し込んで、その移動を阻止する一方、プッシャ−ガイド体の内部にボンベレシ−バ−を取り付け、該レシ−バ−にガスボンベの口元ネジを螺着し、消火時にはプッシャ−に取り付けたセ−フティプレ−トを抜き取り、プッシャ−の外部を手で叩いて内側へ押し込み、撃針をガスボンベ側へ移動して封板を破封し、噴出ガスをパイプ体の内部から軸本体の内部へ導き、これを噴射孔から噴射するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記簡易消火器のうち、筒体またはカバ−を回すものは、回動量に対する撃針の変位が小さく、封板を充分に破封するためには、筒体またはカバ−の回動量を増量しなければならず、そのようにすると破封に手間が掛かって、迅速に消火できない、という問題があった。
また、操作ブロックを押し下げるものは、安全ブロックの引き下げ操作と操作面の押圧操作を要し、消火時の操作が煩雑になる、という問題があった。
更に、筒体の頭部または底部を叩くものは、消火時の操作が比較的簡単で迅速に消火できるが、セ−フティプレ−トが外部に表出しているため、該プレ−トが悪戯や誤まって引き抜かれると、封板が破封される惧れがあった。
しかも、前記消火器は何れも噴口を火元に向けて破封しているが、消化時は破封に操作が集中するため、噴口を火元に的確に向けることが難しく、その結果、噴出当初のガスが空費され、または消火に効果的に使用できず、初期消火の機会を逸する一方、残存ガスで実質的な消火を行なうこととなるため、ガスの充填量に見合った消火作用を得られず、ガスを有効利用できない、という問題があった。
ところで、火災発生時に実際に消火器を使用する場合は、慌てたり、気が動転して消火器の所在が分からず或いは失念して、初期消火の時期を逸する惧れがある。
殊に、このような問題は夜間または停電時の消火の際に顕著である。
このような問題を解決するものとして、消火器に電源部とスイッチと警報発信部とを設け、前記スイッチのON時に警報を発するようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
しかし、前記消火器は安全栓にスイッチを設け、安全栓を抜き出してスイッチをONさせ、消火器の所在を前提にしているため、所在の知得に役立たず、また消火器の所在が不明の場合は消火器を使用できず、しかも警報の発信に人手を要するため、手間が掛かって速やかな使用を図れない等の問題があった。
特許文献1;特開平9−103512号公報
特許文献2;特開2000−189534号公報
特許文献3;特許第2890097号公報
特許文献4;特開2004−351047号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えば家庭若しくは事務所または車載用の簡易消火器に好適で、装填した小形ガスボンベを簡便に破封し、噴出した消火ガスの流出をバルブによって一旦阻止し、消火ガスの空費を防止し、その有効利用と消火の実効を図るとともに、消火時に火元に向かって消火ガスを確実かつ的確に噴射し、その効果的かつ有効な消火と確実な初期消火を実現するとともに、火災および/または地震発生時に消火器の所在を告知し、消火器の速やかな使用と初期消火を促せるようにした、消火ガス噴射器および災害警報システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、内部に消火ガスを加圧して充填し、かつその開口部に封板を付設したガスボンベと、前記封板を破封可能な尖端部を有する破封部材と、前記ガスボンベの口元部を着脱可能に取付け、かつ内部に前記破封部材を移動可能に収容するガイド孔を形成したボンベホルダと、前記破封部材を装着し、常時はガスボンベと反対側へ付勢するとともに、ガスボンベ側へ移動可能に設けた破封ホルダと、前記ガイド孔と外部に開口した導孔とを連通可能な連通路とを備え、該連通路を介して破封後の消火ガスを導孔から噴出可能にする一方、屋内で検出された火災検出信号または所定の地震検出信号入力によって作動し、音声若しくは鳴動または光の告知信号を出力可能な告知器を備えた消火ガス噴射器において、前記連通路に該通路を断続可能な制御弁を設け、該制御弁の閉弁時に破封後の消火ガスをボンベホルダ内に貯留可能にし、前記破封ホルダをガスボンベ側へ移動して制御弁を開弁可能に設け、前記消火ガスを外部へ噴出可能にして、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスの放出を阻止し、消火ガスの空費を防止するとともに、消火ガスを火元に向けて正確に噴射可能にし、消火ガスの有効利用と初期消火の実効を図るとともに、屋内に設置した火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号入力によって、災害警報の電波を出力可能な災害警報機からの災害警報を受信し、かつ前記告知信号を出力可能にした告知器を備えて、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量の災害警報機と告知器を得られ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、災害警報機から電波による災害警報を告知器に受信させて、消火ガス噴射器の設置場所を制約することなく、屋内の所望の位置に自由に設置し得るようにしている
請求項2の発明は、前記告知器は、前記災害警報機からの警報信号を受信可能な受信器と、警報信号を集音可能なマイクと、告知信号を鳴動若しくは音声で出力可能なスピ−カ若しくは音声ガイド録音機および/または警報ランプを備え、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量を図れ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、音または光による種々の告知信号によって、消火ガス噴射器の所在を確実かつ速やかに告知し、その利用を図れるようにしている。
請求項3の発明は、前記災害警報機に熱または煙を感知可能な火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号を入力可能にし、火災や地震発生の災害警報を確実かつ速やかに出力し得るようにしている。
請求項4の発明は、前記告知器を着脱可能に取付け、その取付けを容易に行なえるとともに、その有効利用と合理的な利用を図るようにしている。
請求項5の発明は、前記告知器に、紐またはベルト、ピン、バッジ、ホック、押圧式ファスナ−、ボタンの何れか一つを取付け、多様な取付けに応じられるようにしている。
請求項6の発明は、前記告知器を携帯可能にし、消火ガス噴射器と分離して告知器の有効利用と合理的な利用を図れるようにしている。
請求項7の発明は、火災検出信号または所定の地震検出信号を基に、警報信号を出力可能な屋内に設置する災害警報機と、前記警報信号入力を基に作動可能な告知器を装着し、該告知器から音声若しくは鳴動または光の告知信号を出力可能な屋内に設置する消火ガス噴射器とを備え、前記消火ガス噴射器は、内部に消火ガスを加圧して充填し、かつその開口部に封板を付設したガスボンベと、前記封板を破封可能な尖端部を有する破封部材と、前記ガスボンベの口元部を着脱可能に取付け、かつ内部に前記破封部材を移動可能に収容するガイド孔を形成したボンベホルダと、前記破封部材を装着し、常時はガスボンベと反対側へ付勢するとともに、ガスボンベ側へ移動可能に設けた破封ホルダと、前記ガイド孔と外部に開口した導孔とを連通可能な連通路とを備え、該連通路を介して破封後の消火ガスを導孔から噴出可能に構成し、前記告知信号を介して消火ガス噴射器の所在を知得可能にした災害警報システムにおいて、火災または所定の地震発生の警報信号を電波で出力可能な災害警報機を設け、前記消火ガス噴射器を災害警報機の発信電波の受信域内に設置し、前記告知器に前記警報信号を受信可能な受信器を設け、前記災害警報機から前記警報信号を複数の消火ガス噴射器の告知器へ出力可能に設け、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量の災害警報機ないし告知器を得られ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、災害警報機から電波による災害警報を告知器に受信させて、消火ガス噴射器の設置場所を制約することなく、屋内の所望の位置に自由に設置し得るとともに、複数の消火ガス噴射器に対し災害警報を確実かつ速やかに行なえるようにしている。
請求項8の発明は、前記告知器は、前記災害警報機の警報信号を受信可能な受信器と、該受信器の受信時に作動可能なスピ−カ若しくは音声ガイド録音機および/または警報ランプを備え、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量を図れ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、音または光による種々の告知信号によって、消火ガス噴射器の所在を確実かつ速やかに告知し、その利用を図れるようにしている。
請求項9の発明は、前記災害警報機に熱または煙を感知可能な火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号を入力可能にし、火災や地震発生の災害警報を確実かつ速やかに出力し得るようにしている。
請求項10の発明は、前記告知器を消火ガス噴射器に着脱可能に取付け、その取付けを容易に行なえるとともに、その有効利用と合理的な利用を図るようにしている。
請求項11の発明は、前記告知器に、紐またはベルト、ピン、バッジ、ホック、押圧式ファスナ−、ボタンの何れか一つを取付け、多様な取付けに応じられるようにしている。
請求項12の発明は、前記告知器を被災者に着脱可能に装着し、被災者の所在を容易に発見でき、被災者の救助や安否の確認を容易に行なえるようにしている。
請求項13の発明は、前記告知器を携帯可能にし、告知器の有効利用と合理的な利用を図れるようにしている。
請求項1の発明は、連通路に該通路を断続可能な制御弁を設け、該制御弁の閉弁時に破封後の消火ガスをボンベホルダ内に貯留可能にし、前記破封ホルダをガスボンベ側へ移動して制御弁を開弁可能に設け、前記消火ガスを外部へ噴出可能にしたから、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスの放出を阻止し、消火ガスの空費を防止するとともに、消火ガスを火元に向けて正確に噴射することができ、消火ガスの有効利用と初期消火の実効を図ることができる。
また、屋内に設置した火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号入力によって、災害警報の電波を出力可能な災害警報機からの災害警報を受信し、かつ前記告知信号を出力可能にした告知器を備えたから、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量の災害警報機と告知器を得られ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、災害警報機から電波による災害警報を告知器に受信させて、消火ガス噴射器の設置場所を制約することなく、屋内の所望の位置に自由に設置することができる。
請求項2の発明は、前記告知器は、前記災害警報機からの警報信号を受信可能な受信器と、警報信号を集音可能なマイクと、告知信号を鳴動若しくは音声で出力可能なスピ−カ若しくは音声ガイド録音機および/または警報ランプを備えたから、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量を図れ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、音または光による種々の告知信号によって、消火ガス噴射器の所在を確実かつ速やかに告知し、その利用を図ることができる。
請求項3の発明は、前記災害警報機に熱または煙を感知可能な火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号を入力可能にしたから、火災や地震発生の災害警報を確実かつ速やかに出力することができる。
請求項4の発明は、前記告知器を着脱可能に取付けたから、その取付けを容易に行なえるとともに、その有効利用と合理的な利用を図ることができる。
請求項5の発明は、前記告知器に、紐またはベルト、ピン、バッジ、ホック、押圧式ファスナ−、ボタンの何れか一つを取付けたから、多様な取付けに応じられる効果がある。
請求項6の発明は、前記告知器を携帯可能にしたから、消火ガス噴射器と分離して告知器の有効利用と合理的な利用を図ることができる。
請求項7の発明は、火災または所定の地震発生の警報信号を電波で出力可能な災害警報機を設け、前記消火ガス噴射器を災害警報機の発信電波の受信域内に設置し、前記告知器に前記警報信号を受信可能な受信器を設け、前記災害警報機から前記警報信号を複数の消火ガス噴射器の告知器へ出力可能に設けたから、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量の災害警報機ないし告知器を得られ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、災害警報機から電波による災害警報を告知器に受信させて、消火ガス噴射器の設置場所を制約することなく、屋内の所望の位置に自由に設置することができるとともに、複数の消火ガス噴射器に対し災害警報を確実かつ速やかに行なうことができる。
請求項8の発明は、前記告知器は、前記災害警報機の警報信号を受信可能な受信器と、該受信器の受信時に作動可能なスピ−カ若しくは音声ガイド録音機および/または警報ランプを備えたから、火災検出センサや振動センサの付設を省略し構成を簡潔化して、安価かつ小形軽量を図れ、小形の消火器の取付けに好適であるとともに、音または光による種々の告知信号によって、消火ガス噴射器の所在を確実かつ速やかに告知し、その利用を図れる効果がある。
請求項9の発明は、前記災害警報機に熱または煙を感知可能な火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号を入力可能にしたから、火災や地震発生の災害警報を確実かつ速やかに出力することができる。
請求項10の発明は、前記告知器を消火ガス噴射器に着脱可能に取付けたから、その取付けを容易に行なえるとともに、その有効利用と合理的な利用を図ることができる。
請求項11の発明は、前記告知器に、紐またはベルト、ピン、バッジ、ホック、押圧式ファスナー、ボタンの何れか一つを取付けたから、多様な取付けに応じられる効果がある
請求項12の発明は、前記告知器を被災者に着脱可能に装着したから、被災者の所在を容易に発見でき、被災者の救助や安否の確認を容易に行なうことができる。
請求項13の発明は、前記告知器を携帯可能にしたから、告知器の有効利用と合理的な利用を図ることができる。
本発明の基本形態を適用した小形軽量な消火ガス噴射器の使用前の設置状態を示す正面図で、消火ガスとして二酸化炭素を充填したガスボンベを装填している。 図1の平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図3の要部を拡大して示す断面図で、封板の破封前の状況を示している。
前記基本形態の消火ガス噴射器の使用状態を示す断面図で、ケ−スを押圧して破封ホルダを同動し、灯具を点灯するとともに、針管を封板に突き刺して破封した状況を示している。 前記基本形態の消火ガス噴射器の使用状態を示す断面図で、封板の破封直後、噴出した消火ガスによってケ−スと破封ホルダが元の位置に戻された状況を示している。 前記基本形態の消火ガス噴射器の使用状態を示す断面図で、封板の破封後、操作レバ−を押圧操作して制御弁を開弁し、消火ガスを噴口から噴出している状況を示している。
本発明の第1の実施形態を示す小形軽量な消火ガス噴射器の使用前の設置状態を示す側面である。 図8の正面図である。 図9のB−B線に沿う拡大断面図で、破封前の状況を示している。 前記第1の実施形態に適用した消火ガス噴射器の使用状態の要部を示す断面図で、下側ケ−スを押し込んでボンベホルダを同動させ、破封した直後の状況を示している。
図11の破封直後、噴出した消火ガスによってケ−スと破封ホルダが元の位置に戻された状況を示している。 図12の状態後、前記消火ガス噴射器の操作レバ−を操作し、制御弁を開弁して、消火ガスを噴射している状況を示す断面図である。 第1の実施形態に適用した消火ガス噴射器に設けた告知器に、災害警報機からの警報信号を入力している状況を示す説明図である。
本発明の第2の実施形態を示す説明図で、小形軽量な消火ガス噴射器と大形大重量の消火ガス噴射器に告知器を着脱可能に装着し、これらに災害警報機から火災および地震の警報信号を入力している状況を示している。 前記第2の実施形態に適用した着脱可能な告知器を示す斜視図である。 図16の告知器を消火ガス噴射器から取り外し、被災者に取り付けて使用する状況を示す説明図である。
以下、本発明の基本形態をカ−トリッジ式ガスボンベを使用した家庭用または車載用の消火ガス噴射器である、小形軽量で片手で持ち運び可能な簡易消火器F1に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図において1は合成樹脂製の略中空筒状の上側ケ−スで、これは後述する噴出孔の中心を軸方向に二つ割り成形した一対のカットケ−スを接合して構成され、その下端部を開口し、上端部を閉塞していて、その上端部は後方に傾斜した略テ−パ状に形成され、その上端部の中央に開口部2が形成されている。
前記開口部2に後述する操作レバ−が取り付けられ、前部の上部周面に後述する噴口に臨ませて噴出孔3が形成され、該噴出孔3の直下に後述するLED等の灯具に臨ませて照明孔4が形成されている。
図中、5,6,7は上側ケ−ス1の上部内面の上下位置に離間して突出成形した係止片で、このうち係止片6,7は上側ケ−ス1の上部内面に環状に突出成形され、その中央に同形のガイド孔8,9を形成している。
前記上側ケ−ス1の下端部に、合成樹脂製の有底筒状の下側ケ−ス10が摺接可能に挿入され、該ケ−ス10は上側ケ−ス1に比べて短小に形成され、その内側に公知のガスボンベ11の底部を着脱可能に嵌合している。
図中、12は下側ケ−ス10の下部周面に形成した段部で、上側ケ−ス1の下端部に係合可能に形成されている。
前記ガスボンベ11は消火ガスとして、内部に約4MPaの二酸化炭素が充填され、その上端の開口部を封板13を介して気密にシ−ルし、その口元部周面にネジ部14を形成していて、該ネジ部14にボンベホルダ15をねじ込んで取り付けている。図中、13aは後述の破封部材によって破封された破封口である。
前記ボンベホルダ15はアルミニウムダイカストによって円筒状に成形され、その下端部に前記ネジ部14にねじ込み可能なネジ孔16が開口され、該ネジ孔16の上部にガイド孔17が連通して形成されている。図中、18はネジ孔16とガイド孔17の連通部に配置したOリングである。
前記ガイド孔17の内面は平滑に形成され、該孔17に後述する破封ホルダのガイドシャフトが摺動可能に挿入されている。
前記ボンベホルダ15の外周面に、合成樹脂またはアルミニウムダイカスト製のアウタ−ハウジング19が摺動可能に嵌合し、その外周面を前記噴出孔3の内端面と、ガイド孔8,9に摺接可能に配置している。
前記アウタ−ハウジング19は中空の略角筒状に成形され、その内部に平滑な摺動孔20が形成され、該摺動孔20の上部の所定位置に、アルミニウムダイカスト製の破封ホルダ21が、ピンまたはビス等の止め具22を介して固定されている。
前記アウタ−ハウジング19の前後周面に縦長の長孔23が対向して形成され、該長孔23に、ボンベホルダ15に突設した係止ピン24が係合可能に挿入されている。
前記係止ピン24の先端部は係止片6,7に係合可能に配置され、アウタ−ハウジング19の上下動を規制するとともに、アウタ−ハウジング19と上側ケ−ス1とを同動可能にしている。
図中、25はアウタ−ハウジング19の前面上部に形成した噴口で、前記噴出孔3の奥部に臨ませて配置されている。
前記アウタ−ハウジング19の上端部に、一対のブラケット26が対向して突設され、該ブラケット26の間に操作レバ−27の基端部が、ピン28を介して上下に回動可能に連結され、その他端部が前記開口部2の開口縁に係合可能に配置されている。
図中、29は操作レバ−27の下面に突設した係合突起で、後述するプッシュロッドの直上に係合可能に配置されている。30はアウタ−ハウジング19の上端部の中央に開口した透孔である。
前記破封ホルダ21は、前記ボンベホルダ15と同径の略円筒状に形成され、その上面に消火ガスの連通路を形成する貫通孔31が形成され、該貫通孔31に同様な消火ガスの連通路を形成する小径の導孔32が形成されていて、該導孔32の他端が噴口25に臨ませて配置されている。
前記破封ホルダ21の内部に、貫通孔31と同軸上に前記連通路を構成するバルブ取付孔33が形成され、該取付孔33の上部にネジ部34が形成されている。
前記貫通孔31にプッシュロッド35が挿入され、該ロッド35は中間部にフランジ36を突設し、該フランジ36を前記透孔30の下側口縁部に係合可能に配置している。
前記貫通孔31の底部と、フランジ36との間にスプリング37が介挿され、該スプリング37の弾性を介してプッシュロッド35を上方へ付勢し、常時はプッシュロッド35の上端部を突起29に係合可能に配置している。
前記バルブ取付孔33に制御弁38が収容され、該弁38のネジ部39を前記ネジ部34にねじ込んで取り付け、その弁体を前記取付孔33に気密に係合している。
基本形態では制御弁38として、小形かつ安価な市販の自動車用タイヤチュ−ブの空気弁を用いている。
前記制御弁38は、内部を貫通する弁棒40と、該弁棒40に同動可能な内弁41とを備え、これらを内部に設けたバルブスプリング(図示略)の弾性によって上方へ付勢し、前記内弁41を弁体に押し付けて閉弁可能にしている。
一方、前記プッシュロッド35を介して弁棒40を押し下げ、これに内弁41を同動させて弁体の下方へ押し下げ、内弁41を開弁可能にしている。
そして、内弁41の開弁時に制御弁38の内部を貫通孔31に導通し、封板13の破封後、噴出した消火ガスを制御弁38の内部へ導き、これを貫通孔31から導孔32へ送出可能にしている。
前記ボンベホルダ15と破封ホルダ21との間にスプリング42、基本施形態では竹の子バネが介挿され、該スプリング42の弾性を介して、破封ホルダ21を上方へ付勢している。
前記破封ホルダ2の下端にガイドシャフト43が下向きに突設され、該ガイドシャフト43の内部に前記バルブ取付孔33が延設されている。
前記バルブ取付孔33の下端部は、ガイドシャフト43の中間部から縮径して軸端に開口され、該縮径部44に破封部材である針管45を取り付けている。
前記針管45は鋼管の先端部を斜切して形成され、その尖端部45aを封板13の中心の薄肉部に刺し込んで容易かつ円滑に破封可能にしている。したがって、針管45の軸心は、封板13の中心から若干オフセットして配置されている。
図中、46は内側のプッシュロッド35に装着したOリング、47はガイドシャフト43の先端の頸部に装着したOリングである。
一方、前記照明孔4の内側にLED等の灯具48が設けられ、そのリ−ド線49が電源である電池50に接続され、該電池50に板バネ状の接続端子51,52が、絶縁フィルム(図示略)を挟んで導通可能に配置されている。
このうち、可動側の接続端子51は上側ケ−ス1の内面に配置され、固定側の接続端子52の一端が下側ケ−ス10に取り付けられている。
前記接続端子51,52は、常時は絶縁フィルムによって導通を遮断され、上側ケ−ス1を下動させるガスボンベ11の破封時、絶縁フィルムを通過して接触し、電池50から灯具48へ給電し続け、該灯具48を点灯可能にしている。
図中、53は上側ケ−ス1の前面に取り付けた告知器で、これは災害警報機である火災報知機54からの信号を受信可能な受信器(図示略)と、火災報知機54からの警報音を集音可能なマイクと、前記警報以外のノイズを除去可能なバンドパスフィルタないしロ−パスフィルタと、入力信号を増幅可能な増幅器と、火災報知機54の警報音の基準値と比較かつ演算可能なコンパレ−タと、火災報知機54の警報と相違する音色の告知音を発生可能な発振器およびスピ−カと、電池等の電源を備えている。
なお、告知器53に前記マイクの他に、火災報知機54からの信号により前記電源を介して点灯可能なLED等のランプ(図示略)を設けることも可能である。
この他、図中、55は下側ケ−ス10の略半周面に装着された略半円環状の弾性を有する安全リングで、その一端に把持部55aが突設され、常時は下側ケ−ス10の周面に装着されていて、消火ガス噴射器F1の不使用時に下側ケ−ス10が悪戯や誤操作によって押し込まれ、ガスボンベ11が破封される事故を防止可能にしている。
なお、この基本形態では告知器53を電池50の近接位置に配置し、灯具48と電源を共用しており、また告知信号として告知音を採用しているが、告知音の代わりに、または告知音と共に告知灯を用いて、これを点灯または点滅させることも可能である。
また、前述の基本形態では、上側ケ−ス1とアウタ−ハウジング19とを別設しているが、これらは前述のように同動するから、これらを一体に構成することも可能であり、また操作レバ−27をアウタ−ハウジング19に取り付けているが、操作レバ−27を上側ケ−ス1に取り付けることも可能である。
このように構成した基本形態の消火ガス噴射器F1は、ガスボンベ11を収納する上下側ケ−ス1,10と、ガスボンベ11の口元のネジ部14にねじ込むボンベホルダ15と、針管45を突設した破封ホルダ21と、ボンベホルダ15と破封ホルダ21を内部に収容するアウタ−ハウジング19と、操作レバ−27と、破封ホルダ21の内部に組み込む制御弁38と、告知器58とで構成される。
そこで、前記消火ガス噴射器F1を製作する場合は、前記上下側ケ−ス1,10と、アウタ−ハウジング19と、操作レバ−27とを樹脂成形し、ボンベホルダ15と破封ホルダ21をアルミニウムダイカストで成形し、制御弁38は市販のものを使用し、告知器58は市販の電子機器を所定回路に組み付けて製作する。
次に、これらを組み立てる場合は、アウタ−ハウジング19の内部に破封ホルダ21とボンベホルダ15を上下に収容し、それらの間にスプリング42を介挿する。
そして、破封ホルダ21のガイドシャフト43を、ボンベホルダ15のガイド孔17に挿入し、長孔23の外側からボンベホルダ15の周面に係止ピン24,24を打ち込む。
更に、前記ピン24,24の先端部を長孔23,23に掛け止め、破封ホルダ21とボンベホルダ15を、アウタ−ハウジング19の内部に組み込む。
前記組み込みに際して、予め破封ホルダ21の内部に制御弁38とプッシュロッド35を組み込み、下端のガイドシャフト43に針管45を取り付けて置く。
先ず、制御弁38を組み込む場合は、破封ホルダ21のバルブ取付孔33に制御弁38を挿入し、該弁38のネジ部39をバルブ取付孔33のネジ部34にねじ込んで取り付ける。
次に、制御弁38の直上にスプリング37を介在してプッシュロッド35を配置し、該プッシュロッド35の上端部をアウタ−ハウジング19の透孔30に挿入し、その上端部を外側に突出する。
また、ガイドシャフト43に針管45を取り付ける場合は、バルブ取付孔33の縮径部44に針管45を圧入し、その尖端部45aをガイドシャフト43から突出し、かつガイドシャフト43の中心からオフセットして配置する。
前記破封ホルダ21と、ボンベホルダ15の組み込みと前後して、アウタ−ハウジング19の一対のブラケット26の間に操作レバ−27を配置し、その基部にピン28を差し込んで、該ピン28を中心に操作レバ−27を回動可能に連結する。
一方、上側ケ−ス1の二つ割りしたカットケ−スの係止片6上に電池50を取付け、照明孔4に灯具48を差し込む。
また、照明孔4の直下の上側ケ−ス1の周面に告知器53を取付け、灯具48と電池50をリ−ド線49で接続するとともに、告知器53と共用の電池50をリ−ド線(図示略)で接続する。
次に、接続端子51を上側ケ−ス1の内面に取付け、接続端子52を下側ケ−ス10の外面に取付け、それらを絶縁フィルムを挟んで導通可能に接触する。
これと前後して、前記二つ割りしたカットケ−スをアウタ−ハウジング19の外側に対向配置し、これをビスまたは接着剤で接合して略円筒状に形成し、その上端部の開口部2の間に操作レバ−27を配置し、下端部に下側ケ−ス10を差し込む。
そして、上側ケ−ス1の下端に表出する下側ケ−ス10の周面に安全リング55を嵌め込み、該リング55の上下端部を、上側ケ−ス1の下端部と下側ケ−ス10のフランジ部に係合可能に配置すれば、一連の製作が終了する。
こうして組み付けた消火ガス噴射器F1は、ガスボンベ11の装填前は、上側ケ−ス1の下端部に下側ケ−ス10が軽く押圧されて保持され、全体的に円筒状に形成される。
そして、上側ケ−ス1の前面の上部に、噴出孔3と照明孔4とが上下に近接して位置し、噴出孔3の奥部に噴口25が位置し、照明孔4に灯具48が取り付けられ、該灯具48の直下に告知器53が表出している。
このような状況の下では、アウタ−ハウジング19の内部でボンベホルダ15がスプリング42によって下方へ付勢され、破封ホルダ21から離間して、係止ピン24が長孔23の下端部に係合した位置で静止している。
また、制御弁38はバルブ取付孔33に弁体を気密に係合して取り付けられ、内蔵したスプリング(図示略)によって弁棒40を上方へ付勢し、同動する内弁41を弁体の下端部に押し付けて、内弁41の閉弁状態を維持している。
更に、制御弁38の直上のプッシュロッド35は、スプリング37の弾性によって上方へ付勢され、その上端部をアウタ−ハウジング19の外側に突出して、操作レバ−27の下面の突起29と係合し、該操作レバ−27を押し上げている。
一方、前記係止ピン24の先端部は最下位置の係止片7と係合し、上側ケ−ス1が下側ケ−ス10と離間している。
したがって、接触端子51,52の非導通状態が維持され、電池50から灯具48に給電されないから、該灯具48は消灯している。
なお、火災発生のない平常時には、火災報知機54が作動しないから、告知器53は作動を停止し、告知音を発生しない。
次に、前記消火ガス噴射器F1を使用に備えて設置する場合は、先ず上側ケ−ス1から下側ケ−ス10を引き抜き、上側ケ−ス1の下方から未使用のガスボンベ11を挿入し、その口元周辺のネジ部14をボンベホルダ15のネジ孔16にねじ込んで装填する。
この後、上側ケ−ス1の下端部に下側ケ−ス10を差し込み、その内部にガスボンベ11の底部を嵌合し、これを所定位置に立位状態で設置する。
この場合、適当な取り付け具を用いて転倒を防止することが望ましい。この状況は図1および図3のようである。
こうしてガスボンベ11を装填した消火ガス噴射器F1は、前述した組み付け後の状況と実質的に同一で、封板13の上方に針管45の尖端部45aが離間して位置し、また破封ホルダ21とボンベホルダ15が離間し、その導孔32とアウタ−ハウジング19の噴口25が噴出孔3に連通している。
このような設置状況の下で火災が発生すると、これを火災報知機54が自動的に検知し、或いは人の操作を介して、火災報知機54が作動し警報を発する。
前記警報が告知器53に入力されると、内部の受信機ないしマイク(図示略)がこれを検出し、その入力信号を増幅し、前記警報以外のノイズを除去するとともに、前記入力信号を火災報知機54の警報と認識した際、発信器から前記警報と相違する音色の告知信号を発する。
したがって、前記告知信号によって消火ガス噴射器F1の所在が分かり、その迅速な使用を促し、初期消火に速やかに対応し得る。
こうして、消火ガス噴射器の所在が分かったところで、該消火ガス噴射器F1を保持し、安全リング55の把持部55aを側方へ引張り、これを下側ケ−ス12の周面から取り外して、下側ケ−ス12を押し込み可能にする。
このような状況の下で消火ガス噴射器F1を保持して下側ケ−ス12を押し上げ、または噴射器F1を床面に設置して、上側ケ−ス1の頭部をスプリング42の弾性に抗して押し下げる。
このようにすると、上側ケ−ス1がスプリング42の弾性に抗して下側ケ−ス12側へ移動し、または下側ケ−ス12が上側ケ−ス1側へ押し込まれ、該ケ−ス1と一体に接触端子51が相対的に移動し、該端子51が絶縁フィルム(図示略)の介在位置を越えたところで、他方の接触端子52と接触し、これらが電気的に導通する。
このため、電池50から灯具48に通電され、該灯具48が点灯する。
したがって、夜間等に火元を容易に確認でき、消火作業を確実に行なえるとともに、消火後は退避時の誘導灯として利用し得る。
この後、前記灯具48は、電池50の電圧が所定値以下に費消されるまで点灯し続ける この状況は図5のようである。
一方、前述のように下側ケ−ス12を押し上げ、または上側ケ−ス1の頭部を押し下げると、ガスボンベ11が相対的に上動し、これにボンベホルダ15が同動してスプリング42を押し縮め、またボンベホルダ15に突設した係止ピン24が長孔23に沿って上動する。
こうして、ガスボンベ11の口元部が破封部材45の尖端部45aに近接移動し、封板13に尖端部45aが突き刺さって破封する。
この場合、前記尖端部45aが封板13の薄肉の中心部に突き刺さって破封するから、合理的かつ容易に破封し得る。
そして、ボンベホルダ15がアウタ−ハウジグ19内を長孔23の長さ分上動し、係止ピン24が長孔23の上端部に係合したところで、ボンベホルダ15が上動を停止し、同時に針管45の突き刺し作動を停止する。この状況は図5のようである。
この場合、破封ホルダ21はアウタ−ハウジグ19に固定されているから、噴出孔3と噴口25と導孔32との連通状態が維持される。
こうして、封板13が破封されると、ガスボンベ11の消火ガスが針管45に導かれて噴出し、ガイドシャフト43の内部のバルブ取付孔33に移動する。
この場合、バルブ取付孔33は制御弁38によって気密にシ−ルされ、また内弁41が閉弁状態を維持しているから、前記バルブ取付孔33に移動した消火ガスは、貫通孔31側へ流出することなく滞留し、その圧力を制御弁38と破封ホルダ21の下部に作用する
このため、前記消火ガスの圧力によって破封ホルダ21が押し上げられ、これにアウタ−ハウジング19が同動して、破封ホルダ21がボンベホルダ15から離間し、針管45が封板13の破封部から引き抜かれる。
その際、長孔23が係止ピン24に沿って移動し、アウタ−ハウジング19の垂直移動を促し、長孔23の下端部が係止ピン24に当接したところで移動を停止する。
この状況は図6のようで、破封ホルダ21と一体のガイドシャフト43が通孔17の上部に移動し、通孔17のスペ−スが増加するとともに、封板13に破封口13aが開口され、該破封口13aが通孔17に連通し、該通孔17にガスボンベ11の消火ガスが貯留する。
この場合においても、バルブ取付孔33は制御弁38によって気密にシ−ルされ、また内弁41が閉弁状態を維持しているから、前記バルブ取付孔33に移動した消火ガスは貫通孔31側へ流出することなく滞留する。
このように基本形態の消火ガス噴射器Fは、破封後に噴出した消火ガスを通孔17に一旦滞留して流出を阻止するから、従来のように消火ガスを方向を定めず、直ちに外部へ噴出する空費状態を防止する。
また、前記消火ガスの滞留空間は図5の破封時よりも若干増大するが、ガスボンベ11の充填容積に比べて微小であるから、噴出ガスが圧力降下することはなく、その滞留中は消火ガスの液化状態を維持する。
一方、アウタ−ハウジグ19の上動に伴なって、該ハウジグ19に取り付けた操作レバ−27が同動し、該レバ−27の基部と係合する外側ケ−ス1がアウタ−ハウジグ19と同動して、下側ケ−ス10から離間する。
したがって、接触端子52が接触端子51に近接移動するが、それらの導通状態が維持されるため、電池50から灯具48に給電され、灯具48が点灯し続ける。
その際、アウタ−ハウジグ19は、破封ホルダ21と一体に長孔23の長さ分上動し、上側ケ−ス1も操作レバ−27を介して、アウタ−ハウジグ19と同動するから、噴口25と噴出孔3と導孔32とは連通状態を維持する。
このような状況の下で、噴出孔3を火元に向けて消火ガス噴射器F1を片手で保持し、操作レバ−27の先端部をスプリング37の弾性に抗して押し下げる。
このようにすると、操作レバ−27がピン28を中心に下側へ回動し、該レバ−27の下面の突起29がプッシュロッド35の上端部を押し下げ、該プッシュロッド35の下端部が弁棒40の上端部と係合して、弁棒40をスプリング37の弾性に抗して押し下げる
このため、内弁41が弁棒40に同動し、弁体の下端から離間して押し開かれる。
この結果、制御弁38の内部が導通し、該制御弁38を介してバルブ取付孔33の下部と貫通孔31とが連通する。
そして、前記消火ガスが制御弁38の内部を移動し、貫通孔31から導孔32に導かれ、噴口26から噴出孔3へ移動して火元へ噴射される。
この場合、前記噴射した二酸化炭素の一部は、噴口25から噴出後に断熱膨張してドライアイス化し、これが気体状の二酸化炭素と混合して火元に噴射される。
したがって、火元周辺の温度を下げるとともに、火元周辺に対する酸素の供給を遮断するから、消火作用が効率良く行なわれ速やかに消火する。
このように、基本形態の消火ガス噴射器Fは破封後の噴出した消火ガスを一旦滞留し、噴口25を火元に正確に向けてから噴出するから、消火ガスを無駄無く正確かつ効率良く火元へ噴出でき、合理的かつ速やかに消火できる。
一方、消火ガス噴出時に操作レバ−27の押圧操作を解除すると、操作レバ−27がスプリング37の弾性によって上方へ押し戻され、プッシュロッド35による弁棒40の押圧が解除される。
このため、弁棒40が制御弁38に内蔵したスプリングの弾性によって、上方へ押し戻され、これに内弁41が同動して、弁体の下端部に密着して閉弁する。
したがって、制御弁38の内部の導通が遮断され、バルブ取付孔33の下部と貫通孔31との連通が遮断されて、噴口25からのガスの噴出が停止し、破封部から噴出した消火ガスが、通孔17とガイドシャフト43の内部のバルブ取付孔33と針管45内に滞留する。
前記滞留ガスは、操作レバ−27の押圧操作を再開することによって、噴口25から噴出されるから、消火ガスを無駄無く有効に使用し得る。
なお、消火ガスを消費後、下側ケ−ス10を上側ケ−ス1から引き抜き、表出したガスボンベ11の下部を保持して回動し、ガスボンベ11の口元のネジ部14を、ボンベホルダ15のネジ孔16から取り外せば、空状態のガスボンベ11を回収できる。
この後、新規なガスボンベ11を用意し、該ボンベ11の口元のネジ部14を前記ネジ孔16にねじ込んで装填し、下側ケ−ス10を上側ケ−ス1の下端部に差し込めば、新規なガスボンベ11の使用が可能になる。
このように、基本形態の消火ガス噴射器Fは、その繰り返し使用を図って、その有効利用を実現するようにしている。
また、前記基本形態の応用形態として、噴口26と導孔32との間、または適所に粉末消火薬剤を充填した粉末容器を配置し、該粉末容器にガスボンベ11から噴出した消火ガスを導き、該容器内の粉末消火薬剤を噴口26から噴出することも可能である。
更に、前記容器に純水若しくは消火薬液を収容し、これらを前記消火ガスによって霧状または泡状に噴射すれば、化学品または薬剤の火災や電気火災の消火に応じられる。
図8乃至図17は本発明の第1および第2の実施形態を示し、前述の基本形態の構成と対応する部分に同一の符号を用いている。
このうち、図8乃至図14は本発明の第1の実施形態を示し、この実施形態は小形軽量で片手で持ち運び可能な別の消火ガス噴射器F2に適用している。
この第1の実施形態の消火ガス噴射器F2は、上側ケ−ス1,1の正面の中高部に凹部1a,1aを形成し、片手による握持を容易にするとともに、その上部の噴出孔3の直上に灯具48を設け、灯具48による投光表示を向上している。
前記灯具48の点灯は、前述の下側ケ−ス10の押し込み変位によって電源回路を閉成する代わりに、下側ケ−ス10の押し込み操作によるボンベホルダ15の上動変位によって電源回路を閉成するようにし、配線の簡潔化と点灯の確実化を図っている。
また、噴出孔3の直下に告知器53を設置し、該告知器53にスピ−カ56とLED等の警報ランプ57と、災害警報機54に備えた発信器58の信号を受信可能な受信器(図示略)とを設け、該受信器による受信を介して、スピ−カ56および/または警報ランプ57を作動可能にしている。
前記発信器58は警報または音声ガイド、電波若しくは電気信号、および警報ランプの点滅を作動可能な発振器を備え、前記発信器58に、火災の発生を感知可能な感熱センサまたは煙センサ等の火災検出センサ59の信号と、所定の震度に相当する振動を検出可能な振動センサ60の信号とを入力可能にしている。
前記発信器58は前記センサ信号入力時に作動し、災害警報機54に備えたスピ−カ61または音声ガイド録音機、発振器若しくは警報ランプ62を作動し、火災の発生または地震の発生を聴覚および視覚の双方で警告可能にしている。
このうち、音声ガイドは、例えば、「火事です。落ち着いて避難して下さい。」、「非常口はこの先にあります。」、「地震です。落ち着いて避難して下さい。」、「地震です。火の元を確認して下さい。」があり、災害の発生を告知し、避難路の確保を指示させている。
このような消火ガス噴射器F2は、火災発生時は火災検出センサ59が火災発生を検出し、その信号が発信器58に入力され、スピ−カ61から警報および音声ガイドが出力され、例えば「火事です。落ち着いて避難して下さい。」、「非常口はこの先にあります。」等が放送されるとともに、警報ランプ62が点滅して火災発生を告知する。
一方、前記発信器58から火災発生の告知信号が消火ガス噴射器の告知器53に入力され、そのスピ−カ56から警報が鳴動し警報ランプ57が点滅して、前記噴射器の所在を告知する。
そこで、使用者は消火ガス噴射器F2を容易かつ速やかに発見し、前述と同様に操作して噴口26から二酸化炭素を火元へ向けて正確かつ有効に噴射して消火し得る。
また、一定の震度の地震発生時は振動センサ60が地震発生を検出し、その信号が発信器58に入力され、スピ−カ61から警報および音声ガイドが出力され、例えば「地震です。落ち着いて避難して下さい。」、「地震です。火の元を確認して下さい。」等が放送されるとともに、警報ランプ62が点滅して地震発生を告知する。
そして、前記発信器58から地震発生の告知信号が消火ガス噴射器F2の告知器53に入力され、そのスピ−カ56から警報が鳴動し警報ランプ57が点滅して、前記噴射器の所在を告知する。したがって、この後の火災発生に速やかに対応し得る。
消火後または地震後は、スピ−カ61が鳴動し警報ランプ57が点滅しているから、使用後の消火ガス噴射器F2を保持し移動することによって、安全に避難できるとともに、被災者の所在が告知されて発見が容易になり、その救助や支援を迅速かつ容易に行なえる
なお、これらの基本形態と第1の実施形態では、告知器53を消火ガス噴射器F1,F2の周面に取り付けているが、内蔵して設置しても良く、そのようにすることで告知器53の保護と、消火ガス噴射器F1,F2の外観を向上し得る。
図15乃至図17は本発明の第2の実施形態を示し、この第2の実施形態は告知器53を消火ガス噴射器F1,F2に一体的に取り付ける代わりに、紐またはベルト63を介して消火ガス噴射器F1,F2に着脱可能に取り付けている。
このようにすることで、消火ガス噴射器F1,F2の構成の簡潔化を図れ、既設の消火ガス噴射器F1,F2に対する後付けを容易に行なえるとともに、告知器53の利用や交換を促せ、しかも従来の大形大重量の消火ガス噴射器FRの胴部64への取り付けが可能になって、告知器53の利用を増進できる。
更に、被災後または避難時は消火ガス噴射器F1,F2,FRから前記告知器53を取り外し、これを被災者65の手首、腕等の身体に装着すれば、被災者65の所在を容易に発見でき、被災者65の救助や安否の確認を容易に行なえる。
図中、65は前記消火ガス噴射器FRの上部に上下に回動可能に数着した可動レバ−、66は固定レバ−、67はホ−スノズルである。
なお、告知器53の着脱手段として、前述の他にピンやバッジ、ホック、押圧式ファスナ、ボタン等を用いることも可能である。
このように本発明の消火ガス噴射器および災害警報システムは、装填した小形ガスボンベを簡便に破封し、噴出した消火ガスの流出をバルブによって一旦阻止し、消火ガスの空費を防止し、その有効利用と消火の実効を図るとともに、消火時に火元に向かって消火ガスを確実かつ的確に噴射し、その効果的かつ有効な消火と確実な初期消火を実現するとともに、火災および/または地震発生時に消火器の所在を告知し、消火器の速やかな使用と初期消火を促せるから、例えば家庭若しくは事務所または車載用の簡易消火器や住宅用災害警報システムに好適である。
3 噴射孔
11 ガスボンベ
13 封板
15 ボンベホルダ
17 ガイド孔
21 破封ホルダ
25 噴口
27 操作部材(操作レバー)
31 連通路(貫通孔)
32 連通路(導孔)
33 連通路(バルブ取付孔)
38 制御弁
45 破封部材(針管)
45a 尖端部
53 告知器
54 災害警報機(火災報知機)
56 警報機(スピ−カ)
57 警報ランプ
58 発信器
59 火災検出センサ
60 振動センサ
61 スピ−カ
62 警報ランプ
63 ベルト
65 被災者
1,F2,FR 消火ガス噴射器

Claims (13)

  1. 内部に消火ガスを加圧して充填し、かつその開口部に封板を付設したガスボンベと、前記封板を破封可能な尖端部を有する破封部材と、前記ガスボンベの口元部を着脱可能に取付け、かつ内部に前記破封部材を移動可能に収容するガイド孔を形成したボンベホルダと、前記破封部材を装着し、常時はガスボンベと反対側へ付勢するとともに、ガスボンベ側へ移動可能に設けた破封ホルダと、前記ガイド孔と外部に開口した導孔とを連通可能な連通路とを備え、該連通路を介して破封後の消火ガスを導孔から噴出可能にする一方、屋内で検出された火災検出信号または所定の地震検出信号入力によって作動し、音声若しくは鳴動または光の告知信号を出力可能な告知器を備えた消火ガス噴射器において、前記連通路に該通路を断続可能な制御弁を設け、該制御弁の閉弁時に破封後の消火ガスをボンベホルダ内に貯留可能にし、前記破封ホルダをガスボンベ側へ移動して制御弁を開弁可能に設け、前記消火ガスを外部へ噴出可能にするととともに、屋内に設置した火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号入力によって、災害警報の電波を出力可能な災害警報機からの災害警報を受信し、かつ前記告知信号を出力可能にした告知器を備えたことを特徴とする消火ガス噴射器。
  2. 前記告知器は、前記災害警報機からの警報信号を受信可能な受信器と、警報信号を集音可能なマイクと、告知信号を鳴動若しくは音声で出力可能なスピ−カ若しくは音声ガイド録音機および/または警報ランプを備えた請求項1記載の消火ガス噴射器。
  3. 前記災害警報機に熱または煙を感知可能な火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号を入力可能にした請求項1記載の消火ガス噴射器。
  4. 前記告知器を着脱可能に取付けた請求項1記載の消火ガス噴射器。
  5. 前記告知器に、紐またはベルト、ピン、バッジ、ホック、押圧式ファスナー、ボタンの何れか一つを取付けた請求項4記載の消火ガス噴射器。
  6. 前記告知器を携帯可能にした請求項4記載の消火ガス噴射器。
  7. 火災検出信号または所定の地震検出信号を基に、警報信号を出力可能な屋内に設置する災害警報機と、前記警報信号入力を基に作動可能な告知器を装着し、該告知器から音声若しくは鳴動または光の告知信号を出力可能な屋内に設置する消火ガス噴射器とを備え、前記消火ガス噴射器は、内部に消火ガスを加圧して充填し、かつその開口部に封板を付設したガスボンベと、前記封板を破封可能な尖端部を有する破封部材と、前記ガスボンベの口元部を着脱可能に取付け、その内部に前記破封部材を移動可能に収容するガイド孔を形成したボンベホルダと、前記破封部材を装着し、常時はガスボンベと反対側へ付勢するとともに、ガスボンベ側へ移動可能に設けた破封ホルダと、前記ガイド孔と外部に開口した導孔とを連通可能な連通路とを備え、該連通路を介して破封後の消火ガスを導孔から噴出可能に構成し、前記告知信号を介して消火ガス噴射器の所在を知得可能にした災害警報システムにおいて、火災または所定の地震発生の警報信号を電波で出力可能な災害警報機を設け、前記消火ガス噴射器を災害警報機の発信電波の受信域内に設置し、前記告知器に前記警報信号を受信可能な受信器を設け、前記災害警報機から前記警報信号を複数の消火ガス噴射器の告知器へ出力可能に設けたことを特徴とする災害警報システム。
  8. 前記告知器は、前記災害警報機の警報信号を受信可能な受信器と、該受信器の受信時に作動可能なスピ−カ若しくは音声ガイド録音機および/または警報ランプを備えた請求項7記載の災害警報システム。
  9. 前記災害警報機に熱または煙を感知可能な火災検出センサおよび/または所定震度の振動センサの信号を入力可能にした請求項7記載の災害警報システム。
  10. 前記告知器を消火ガス噴射器に着脱可能に取付けた請求項7記載の災害警報システム。
  11. 前記告知器に、紐またはベルト、ピン、バッジ、ホック、押圧式ファスナー、ボタンの何れか一つを取付けた請求項10記載の災害警報システム。
  12. 前記告知器を被災者に着脱可能に装着した請求項10記載の災害警報システム。
  13. 前記告知器を携帯可能にした請求項10記載の災害警報システム。
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