JP2009148414A - 医療用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆材と液吸収部材とが一体的に伸縮して皮膚から剥がれにくく、使用感に優れた医療用シートを提供する。
【解決手段】破断伸度が100%以上の伸縮性を備えた特定の不織布2の片面に粘着層1が形成され、その粘着層1の形成面の一部に、上記不織布2と同様の不織布に短繊維ウェブを複合化してなる、破断伸度が100%以上の伸縮性を備えた複合不織布4と、同じく破断伸度が100%以上の伸縮性を備え、厚み方向に多数の微細孔が形成された伸縮性フィルムからなるカバー材5とをラミネートしてなる液吸収部材3が取り付けられており、全体が面方向に伸縮性を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、傷口の保護や治療に用いられる医療用シートに関するもので、特に、伸縮性、透湿性、柔軟性に優れた医療用シートに関するものである。
従来から、傷口の保護や治療に用いられる医療用シートとしては、傷口を覆って血液や体液を吸収する液吸収部材(パッド)と、これを皮膚に貼り付けて保護するための粘着層付の被覆材とを組み合わせたものが汎用されており、上記液吸収部材としては、比較的厚みのある不織布や原綿層、ガーゼ層が用いられ、上記被覆材としては、通気性ある合成樹脂シートが用いられている(特許文献1等を参照)。
そして、その貼り付け部位が多少動いても、その動きに応じて伸縮することができるように、上記被覆材として伸縮性のポリウレタン不織布やエラストマーフィルムを用いたものが多く出回っている(特許文献2等を参照)。
特開平10−127683号公報 特開平8−10283号公報
しかしながら、傷口に直接当たる液吸収部材については、特に伸縮性を付与したものはなく、不織布やガーゼ等が本来備えているわずかな追従性によって、ごく限られた範囲で被覆材に追従するにすぎない。
このため、医療用シートのサイズが大きければ大きいほど、被覆材の伸びに液吸収部材が追従できず、剥がれの原因となったり、液吸収部材が被覆材の内側で傷口から浮き上がり、傷口からずれた状態で動いて、傷口を傷つけたり痛みを与えたりする、という問題がある。
そこで、医療用シートのサイズの大小に関わらず、被覆材と液吸収部材とが一体的に伸縮して剥がれにくく、しかも傷口への接触感に優れた医療用シートの提供が求められているが、そのようなものは実用化されていないのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、被覆材と液吸収部材とが一体的に伸縮して皮膚から剥がれにくく、使用感に優れた医療用シートの提供を、その目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、下記の不織布(A)の片面に粘着層が形成され、その粘着層形成面の一部に、下記の複合不織布(B)とカバー材(C)とをラミネートしてなる液吸収部材が、上記複合不織布(B)を、上記粘着層形成面に接合した状態で取り付けられており、全体が面方向に伸縮性を備えている医療用シートを第1の要旨とする。
(A)平均繊維径50μm以下の繊維が、互いに集束されることなくランダムに積層した状態で繊維同士の融着によって接合されており、破断伸度が100%以上の伸縮性を備えた不織布。
(B)平均繊維径50μm以下の繊維が、互いに集束されることなくランダムに積層した状態で繊維同士の融着によって接合された不織布に、短繊維ウェブを複合化してなる複合不織布であって、破断伸度が100%以上の伸縮性を備えた複合不織布。
(C)破断伸度が100%以上の伸縮性を備え、厚み方向に多数の微細孔が形成されている伸縮性フィルム。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記不織布(A)が、目付20〜300g/m2 、100%伸長回復率70%以上、破断強度200cN/cm以上のポリウレタン不織布である医療用シートを第2の要旨とし、上記複合不織布(B)が、不織布(A)より目付の小さいポリウレタン不織布に、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、レーヨン繊維および天然繊維の少なくとも一つからなる短繊維ウェブを複合化したものである医療用シートを第3の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記不織布(A)の、粘着層形成面とは反対側の面に、防水性を有する伸縮性フィルムがラミネートされている医療用シートを第4の要旨とする。
すなわち、本発明の医療用シートは、液吸収部材が、これを被覆する不織布(A)と略同様の構成を備えた不織布に短繊維ウェブを複合化してなる、特殊な複合化不織布(B)とカバー材(C)とで構成されており、いずれの素材も同等の伸縮性を備え、全体として一体的に伸縮するようになっている。したがって、従来の医療用シートのように、全体をカバーする被覆材の伸縮性が、内側のパッド(液吸収部材)で制限されることがなく、これを貼った皮膚の動きに応じて、シート全体が追従して伸縮することができる。このため、皮膚が大きく動く場合や、医療用シートのサイズが大きい場合等においても、医療用シートが皮膚から剥がれることがないという利点を有する。しかも、全体が柔軟で、上記カバー材によって液吸収部材が傷口と容易に剥離して均等に伸縮するため、上記液吸収部材の伸縮動作によっても、傷口に違和感や痛みが生じることがなく、良好な使用感が維持されるという利点を有する。
そして、上記医療用シートのなかでも、特に、上記不織布(A)が、目付20〜300g/m2 、100%伸長回復率70%以上、破断強度200cN/cm以上のポリウレタン不織布である場合には、上記不織布(A)が優れた強度と柔軟性、伸縮性を備えたものとなり、好適である。
さらに、上記医療用シートのなかでも、特に、上記複合不織布(B)が、不織布(A)より目付の小さいポリウレタン不織布に、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、レーヨン繊維および天然繊維の少なくとも一つからなる短繊維ウェブを複合化したものである場合には、液吸収部材が柔軟性とクッション性を兼ね備えたものとなり、好適である。
また、上記医療用シートのなかでも、特に、上記不織布(A)の、粘着層形成面とは反対側の面に、防水性を有する伸縮性フィルムをラミネートしたものは、全体の伸縮性を損なうことなく不織布(A)を水から保護することができるため、好適である。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の医療用シートの一実施の形態を示している。この医療用シートは、片面に粘着層1が形成された不織布2と、その粘着層1形成面に取り付けられる液吸収部材3とを備えている。そして、上記液吸収部材3は、複合不織布4とカバー材5とをラミネートした2層構造になっている。
上記不織布2は、破断伸度が100%以上の伸縮性を備えた、特殊な構成の不織布であり、これを構成する繊維としては、ポリウレタン弾性繊維、ポリエステル弾性繊維、ポリエチレン系弾性繊維、ポリプロピレン系弾性繊維、ポリ塩化ビニル系弾性繊維、ポリスチレン系弾性繊維、ポリアミド系弾性繊維等、各種の弾性繊維をあげることができ、これらは、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。また、場合によっては、その一部を、非弾性繊維に置き換えることもできる。ただし、伸縮性、柔軟性の点から、非弾性繊維を用いる場合は、その割合を、繊維全体に対し10重量%以下に設定することが望ましい。
そして、上記不織布2は、特に、ポリウレタン弾性繊維からなる不織布であることが好ましく、上記ポリウレタン弾性繊維は、通常、分子量500〜6000の低融点ポリオール、例えばジヒドロキシポリエーテル、ジヒドロキシポリエステル、ジヒドロキシポリカーボネート、ジヒドロキシポリエステルアミド等と、分子量500以下の有機ジイソシアネート、例えばジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素化ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプロエート、ヘキサメチレンジイソシアネート等と、分子量500以下の鎖伸長剤、例えばグリコール、アミノアルコールあるいはトリオールを反応させて得られるポリマーからなる繊維である。
なかでも、特に好適なものは、ポリオールとして、ポリテトラメチレングリコールまたはポリε−カプロラクトン、あるいはポリブチレンアジペートを用いたポリウレタン繊維である。また、用途によって、より親水性を向上させる場合には、ポリオールとしてポリエチレングリコールを用いたものが好適である。
また、上記有機ジイソシアネートとしては、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートが好適であり、上記鎖伸長剤としては、4,4′−ビスヒドロキシエトキシベンゼンおよび1,4−ブタンジオールが好適である。
そして、目的とする伸縮性を得るためには、上記ポリオール成分を、材料組成物全体の65重量%以上含有させることが好適であり、より好ましくは68重量%以上である。すなわち、ポリオール成分の含有量が少なすぎると、得られる不織布の伸度および伸長回復率が低くなるからである。もちろん、これらのポリウレタンには、可塑剤、安定剤等を含有させることができる。
なお、上記ポリマーの重合方法としては、連続溶融重合法、ニーダー法、バットキュア法、ベルト法等の種々の方法があるが、本発明ではいずれの重合方法を使用しても差し支えない。
そして、上記繊維の平均繊維径は、50μm以下でなければならない。すなわち、50μmを超えると、目的とする伸度と柔軟性が得られないからである。
本発明に用いる不織布2の製造方法は、スパンボンド紡糸法、メルトブロー紡糸法等の公知の製造方法があげられ、なかでも、得られる不織布の伸縮性と柔軟性の点から、メルトブロー紡糸法が好ましい。
すなわち、上記不織布2は、原料である上記繊維が、互いに集束されることなく、ランダムに積層した状態で繊維同士の融着によって接合されたものでなければならない。繊維が開繊されずに集束された状態で融着されていると、不織布の均一性が低下し、また柔軟性が著しく損われるからである。このような物性の不織布を得るためには、上記メルトブロー紡糸法が最適である。
上記メルトブロー紡糸法をより詳しく説明すると、例えば特公昭41−7883号公報に記載された紡糸装置を用い、その紡糸口金から、熱可塑性ポリマー原料(例えばポリウレタン弾性ポリマー)を溶融吐出し、そのノズル両側から加速気体流を噴射させてフィラメントを細化させる。そして、細化されたフィラメントを、例えば移動するコンベアネット等の補集装置上で、気体流と分離して積層し、互いの接触点同士で接合しながら冷却固化することにより得る方法である。もちろん、上記補集装置上での積層冷却固化前、もしくは冷却固化後に、ローラー等を用いて加熱加圧もしくは冷却固化後に、ローラー等を用いて加熱加圧して接合させたものであってもよい。このようにして得られる不織布は、弾性繊維の細い連続フィラメントがランダムに積層した構造をしているため、優れた通気性と高い伸縮性、柔軟性を備えている。
このようにして得られる不織布2は、その破断伸度が100%以上の伸縮性を備えていなければならず、好ましくは200%以上、より好ましくは250%以上である。すなわち、破断伸度が低すぎると、医療用シートとして関節部位等に使用した場合の伸縮性が不充分となり、突っ張り感を感じる場合があるからである。より快適な使用感を得るには、破断伸度を300%以上にすることが好適である。
そして、不織布2の目付は、20〜300g/m2 、より好ましくは75〜100g/m2 に設定することが好適である。すなわち、目付が20g/m2 未満では、不織布の強度が弱くなり、実用上問題となる場合があり、300g/m2 を超えると、不織布の風合いが硬くなってしまい、伸縮性、柔軟性が損なわれ、使用時の快適性に欠ける場合があるからである。
また、その破断強度は、200cN/cm以上であることが好適である。すなわち、破断強度が低すぎると、加工時や使用時に、不織布2が破れるおそれがあるからである。
さらに、その100%伸度回復率が、好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上に設定されているものが、伸縮を繰り返してもその動きへの追従性が低下しにくく、好適である。
そして、その通気度(JIS L−1096A法:フラジール形法による)は、好ましくは10〜500ml/cm2 ・sec、より好ましくは30〜300ml/cm2 ・secである。通気度が10ml/cm2 ・sec未満であると、医療用シートをした場合、使用者がムレやかゆみ等の不快感を感じるおそれがあり、500ml/cm2 ・secより大きいと、不織布の柔軟性、回復性が低下するおそれがある。
さらに、上記ポリウレタン不織布の剛軟度は、50mm以下であることが好ましい。剛軟度が50mmより大きいと、医療用シートとした場合、使用時に違和感を感じるおそれがある。
そして、上記不織布2の片面に形成される粘着層1は、上記不織布2の伸縮性に追従するもの、例えば天然ゴム系、アクリル系、シリコン系等の粘着剤が好適に用いられる。また、伸縮性が低いものであっても、粘着層1を、不織布2の片面全面に形成するのではなく、点在させる等、部分的な配置にすることにより、用いることができる。
一方、上記不織布2の、上記粘着層1が形成された面(粘着層形成面)に取り付けられる液吸収部材3は、すでに述べたように、複合不織布4とカバー材5とをラミネートしてなる2層構造体である。
上記複合不織布4は、前記不織布2と同様の、特殊な構成の不織布b(図示せず)が用いられる。
上記不織布bは、前記不織布2と同様、平均繊維径50μm以下の繊維が、互いに集束されることなくランダムに積層した状態で繊維同士の融着によって接合されたもので、その材料、製法、好適な物性等については、基本的に前記不織布2と同じであり、その説明を省略する。ただし、この不織布bは、前記不織布2より目付の小さいものを用いることが好ましく、その好適な範囲は、15〜150g/m2 である。
すなわち、この不織布bは、以下に述べる短繊維ウェブと複合化されるため、このものの目付が、前記不織布2より大きいと、全体としての目付が大きくなりすぎて、使用感が悪くなるおそれがあるからである。ただし、目付が15g/m2 より小さいと、不織布の強度が弱くなり、実用上問題となるおそれがあり、好ましくない。
上記不織布bと複合化される短繊維ウェブは、傷口から生じる体液や血液を吸収保持したり、薬液を含浸させて傷口等に付与する機能を果たすもので、このような短繊維ウェブに用いられる繊維としては、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、レーヨン繊維、天然繊維等をあげることができる。吸液性能を高めるには、ウェブ全体の50重量%以上の割合でレーヨン繊維を用いることが好適である。また、ウェブに嵩高さを付与するために、熱処理によって捲縮特性を発現する潜在捲縮性繊維を用いることが好適である。
そして、上記短繊維の繊度は、0.5〜20dtexであることが好適である。すなわち、短繊維が上記の範囲より太いと、得られる複合不織布の伸度や柔軟性が低下するとともに、短繊維ウェブの吸液性能が低下するおそれがあり、好ましくない。
上記短繊維を用いたウェブは、繊維の長手方向の向きが平行に揃ったものであっても、向きがランダムなものであってもよいが、吸液を迅速に行わせるにはランダムなものの方が、液の浸透方向に偏りがなく、好適である。
また、上記短繊維ウェブの目付は、50〜200g/m2 に設定することが好適である。すなわち、上記範囲より小さいとウェブにボリュームが欠け、吸液性およびクッション性が損なわれるおそれがあり、逆に上記範囲を超えると、得られる医療用シートの伸度および柔軟性が損なわれるおそれがあるからである。
そして、上記短繊維ウェブと前記不織布bとの複合化は、樹脂エマルジョン等の接着剤を用いて両者を接合する方法、ニードルパンチによって両者の繊維を互いに絡ませて一体化する方法、両者を重ね合わせて糸で機械的に縫合する方法等があげられ、なかでも、上記ニードルパンチ法が最適である。すなわち、上記ニードルパンチ法によれば、不織布bと短繊維ウェブのそれぞれがもつ特性が損なわれることがなく、全体として良好な柔軟性と伸度を備えたものが得られるからである。
このようにして得られる複合不織布4は、その破断伸度が100%以上の伸縮性を備えていなければならず、好ましくは100〜350%以上、より好ましくは150〜250%である。すなわち、破断伸度が低すぎると、前記不織布2への追従性が乏しくなり、シート全体として伸縮しにくくなるからである。
また、上記複合不織布4とのラミネートに用いられるカバー材5は、上記短繊維ウェブの短繊維が傷口に食い込むのを防ぎ、使用後に容易に医療用シートを剥離することを目的とするもので、短繊維ウェブへの体液等の吸収を妨げないよう、また傷口周辺から水分が逃気して蒸れないよう、厚み方向に多数の微細孔が形成された伸縮性フィルムが用いられる。なお、その伸縮性は、前記不織布2および上記複合不織布4への追従性を考慮して、破断伸度が100%以上でなければならず、好ましくは200%以上、より好ましくは250%以上である。また、同様に、その100%伸度回復率は、好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上である。
上記カバー材5の材料としては、例えば、ポリウレタン弾性フィルム、ポリエステル弾性フィルム、ポリエチレン弾性フィルム、ポリ塩化ビニル系弾性フィルム、ポリスチレン系弾性フィルム等、各種の弾性フィルムをあげることができる。なかでも、柔軟性、伸縮性、加工性の上で、ポリウレタン弾性フィルムが好適である。
そして、上記カバー材5の厚みは、10〜100μmであることが好適である。すなわち、上記範囲より薄いと、充分な強度が得られにくく、逆に、上記範囲より厚いと、傷口に当たる面が剛直になり、使用感が損なわれるおそれがあるからである。
なお、上記カバー材5に設けられる多数の微細孔は、その開口径が、通常、200〜1500μmであり、単位面積当たりの孔数が、40〜1000個/cm2 であることが好適である。すなわち、上記開口径が小さすぎる場合および単位面積当たりの孔数が少なすぎる場合は、その内側に、せっかく吸液性能に優れた複合不織布4を用いても、その吸液性能を発揮させることが容易でなく、また、傷口周辺が蒸れやすくなり、好ましくない。逆に、上記開口径が大きすぎる場合および単位面積当たりの孔数が多すぎる場合には、傷口をフィルム平滑面で保護し、短繊維の食い込みを防ぐという効果が損なわれるおそれがある。
前記複合不織布4と、上記カバー材5とを、熱融着等の方法によりラミネートすることにより、本発明に用いられる液吸収部材3を得ることができる。
本発明の医療用シートは、これらの材料を用い、例えばつぎのようにして製造することができる。すなわち、まず、剥離紙の片面に粘着剤溶液を塗工して粘着層1を形成し、その上に不織布2を貼り合わせて密着させる。つぎに、上記剥離紙を剥がして粘着層2を露出させ、その上に、複合不織布4とカバー材5とがラミネートされた液吸収部材3を、その複合不織布4を粘着層形成面に接合した状態で取り付ける。このようにして、目的とする医療用シートを得ることができる。
上記医療用シートは、液吸収部材3が、これを被覆する不織布2と同等の伸縮性を備え、全体として一体的に伸縮するようになっている。このため、皮膚が大きく動く場合や、医療用シートのサイズが大きい場合(例えば縦横とも50mm以上となるサイズ)等においても、医療用シートが皮膚から剥がれることがないという利点を有する。しかも、全体が柔軟で、液吸収部材3のうち、傷口に当たる面か滑らかなカバー材5で構成されているため、液吸収部材3が傷口と容易に剥離して均等に伸縮するため、医療用シート全体が大きく伸縮した場合であっても、傷口に違和感や痛みが生じることがなく、良好な使用感が維持されるという利点を有する。
なお、本発明の医療用シートの粘着層1のうち、液吸収部材3が取り付けられる以外の部分は、上記粘着層1が露出しているが、通常、この部分を含め、皮膚に貼り付ける側の面は、例えば図1において鎖線で示すように、中央で重なる左右2枚の剥離紙6、7で被覆されるようになっている。そして、使用時に、上記剥離シートを剥がして粘着層1を露出させ、その粘着性を利用して、皮膚に貼り付けるようになっている。
また、本発明の医療用シートにおいて、複合不織布4とともに液吸収部材3を構成するカバー材5は、必ずしも上記複合不織布4の片面全面に設ける必要はなく、例えば図2に示すように、傷口に当接する部分を覆うことのできる部分に限定して設けることができる。この例は、複合不織布4の左右の部分を残して中央部のみにカバー材5を設けている。この構成によれば、カバー材5の使用面積を減らしながら、複合不織布4とカバー材5とのラミネートを連続的に行うことができ、効率的である。
さらに、本発明の医療用シートにおいて、不織布2の、粘着層1の形成面とは反対側の面に、防水性のある伸縮性フィルムを、さらにラミネートすることができる。すなわち、上記伸縮性フィルムによって、上記医療用シートの防水性を高めることができるからである。
このような伸縮性フィルムとしては、破断伸度が250〜600%のものが好ましく、また、その厚みは、好ましくは8〜100μm、より好ましくは8〜25μmである。例えば、ポリウレタンフィルム(ダイニチ社製)等を好適に用いることができる。
なお、本発明の不織布2と上記伸縮性フィルムとを複合化する方法は、接着剤を使用して接着する方法、熱融着による方法等があげられるが、不織布2の厚さ、表面状態などに応じて、接着強度、伸度のバランスの取れた複合体を作りやすいことから、接着剤を使用して接着する方法が好適である。
つぎに、本発明の実施例について、比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例、比較例における特性値は、下記の測定方法によるものである。
(1)破断強度・破断伸度:巾2cmの試料をJIS L−1096に準じ、つかみ間隔を5cm、引張速度10cm/minとして伸長し、破断時の1cm巾当りの強度と伸度を測定する。
(2)100%伸長回復率:巾2cmの試料をつかみ間隔5cm引張速度10cm/minとして、つかみ間隔に対し100%伸長し、直ちに同じ速度で原長まで回復させる。記録した荷重−伸長曲線から残留伸び率D(%)を求め、次式により100%伸長回復率を算出する。なお、後記の表2〜6の項目欄においては、この「100%伸長回復率」を「伸長回復率」と略して示している。
100%伸長回復率(%)=100−D
(3)透湿度:JIS L−1099(A−1法)
(4)防水性(耐水圧):JIS L−1092B法(高水圧法)
〔実施例1〕
分子量2000のポリブチレンアジペート(PBA)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)及び1,4−ブタンジオール(BD)を重合比率がPBA/MDI/BD=80/59/17.5で混合し、2軸押出機連続重合装置を用いてワンショット方式で塊状重合することにより、ショアーA硬度が95の熱可塑性ポリウレタンを得た後、温度80℃で24時間真空乾燥した。この熱可塑性ポリウレタンの水分率をカールフィッシャー方法で測定すると50ppmであった。
この熱可塑性ポリウレタンを230℃の押出機で溶融混練し、ギアポンプで計量し、直径0.5mmの孔を2mmピッチで一列に配したメルトブローノズルから吐出させ、ノズルの1ホール当たり0.15g/minの吐出条件でポリマーを押し出し、ノズルの両側から吹き出す加熱エア(238℃、9NL/cm/分)にて細化・固化することによって、平均繊維径が25μmのフィラメントを形成した。そして、このフィラメントをノズルから20cm離れた位置にある移動コンベアネット上に吹き付けることにより、目付75g/m2 のポリウレタン弾性繊維からなる不織布2を得た。この不織布2の物性値は、下記のとおりであった。
〔不織布2の物性値〕
平均繊維径 25μm
目 付 75g/m2
破断強度 606cN/cm
破断伸度 400%
100%伸長回復率 90%
一方、アクリル系粘着剤(2−エチルヘキシルアクリレート87重量部、酢酸ビニル10重量部、アクリル酸3重量部の共重合体)溶液を剥離紙上に、目付45g/m2 (乾燥後重量)となるよう塗工した。そして、この塗工面に、上記不織布2を貼り付けて密着させることにより、医療用シートの基布とした。
また、上記不織布2と同様の材料を用い、同様の方法によって、液吸収部材3に用いる不織布bを得た。この不織布bの物性値は、下記のとおりであった。
〔不織布bの物性値〕
平均繊維径 25μm
目 付 50g/m2
破断強度 450cN/cm
破断伸度 390%
100%伸長回復率 90%
そして、この不織布bに、潜在捲縮性ポリエステル短繊維(4.5dtex×31mm)30重量部とレーヨン繊維(2.7dtex×51mm)70重量部とを混綿した短繊維ウェブ(目付80g/m2 )を重ねてニードルパンチすることにより複合化した後、熱処理によりポリエステル短繊維の捲縮を発現させて、複合不織布4を得た。このものの破断伸度は180%であった。
上記複合不織布4と、多数の微細孔を孔あけ加工したポリウレタンフィルム(開口径700〜800μm、単位面積当たりの孔数70〜72個、厚み30μm、破断伸度400%、100%伸長回復率80%)からなるカバー材5とをラミネート加工することにより、2層構造の液吸収部材3を得た。
上記基布(剥離紙付の不織布2)、液吸収部材3とを医療用シート製造機にかけて、目的とする医療用シート(縦77mm×横208mmのサージカルドレッシング)を作製した。
〔実施例2〕
プロピレン・エチレン共重合体とポリプロピレン樹脂とを、重量比率90/10で混合してドライブレンドした。この混合ペレットを220℃の押出機で溶融混練してギアポンプで計量し、直径0.5mmの孔を2mmピッチで一列に配したメルトブローノズルから吐出させ、ノズルの1ホール当たり0.3g/minの吐出条件でポリマーを押し出し、ノズルの両側から吹き出す加熱エア(235℃、)にて細化・固化することによって、平均繊維径が22μmのフィラメントを形成した。そして、このフィラメントをノズルから20cm離れた位置にある移動コンベアネット上に吹き付けることにより、目付75g/m2 のポリオレフィン系弾性繊維からなる不織布2′を得た。この不織布2′の物性値は、下記のとおりであった。
〔不織布2′の物性値〕
平均繊維径 22μm
目 付 75g/m2
破断強度 332cN/cm
破断伸度 250%
100%伸長回復率 80%
一方、アクリル系粘着剤(2−エチルヘキシルアクリレート87重量部、酢酸ビニル10重量部、アクリル酸3重量部の共重合体)溶液を剥離紙上に、目付45g/m2 (乾燥後重量)となるよう塗工した。そして、この塗工面に、上記不織布2′を貼り付けて密着させることにより、医療用シートの基布とした。
また、上記不織布2′と同様の材料を用い、同様の方法によって、液吸収部材3′に用いる不織布b′を得た。この不織布b′の物性値は、下記のとおりであった。
〔不織布b′の物性値〕
平均繊維径 22μm
目 付 50g/m2
破断強度 210cN/cm
破断伸度 230%
100%伸長回復率 80%
そして、この不織布b′に、潜在捲縮性ポリエステル短繊維(4.5dtex×31mm)30重量部とレーヨン繊維(2.7dtex×51mm)70重量部とを混綿した短繊維ウェブ(目付80g/m2 )を重ねてニードルパンチすることにより複合化した後、熱処理によりポリエステル短繊維の捲縮を発現させて、複合不織布4′を得た。このものの破断伸度は180%であった。
この複合不織布4′と、実施例1と同様のポリオレフィン系伸縮フィルムからなるカバー材5とをラミネート加工することにより、2層構造の液吸収部材3′を得た。
上記基布(剥離紙付の不織布2′)、液吸収部材3′とを医療用シート製造機にかけて、目的とする医療用シート(縦77mm×横208mmのサージカルドレッシング)を作製した。
〔比較例1〕
液吸収部材を作製する際、ポリウレタン弾性繊維からなる不織布bを使用せず、実施例1で用いた短繊維ウェブ(目付80g/m2 )のみを用いて液吸収部材を作製した。それ以外は、前記実施例1と同様にして、医療用シート(縦77mm×横208mmのサージカルドレッシング)を作製した。
〔比較例2〕
基布を作製する際、ポリウレタン弾性繊維からなる不織布2に代えて塩化ビニルフィルム(厚み75μm、破断伸度150%、100%伸長回復率70%)を用いた。それ以外は、前記実施例1と同様にして、医療用シート(縦77mm×横208mmのサージカルドレッシング)を作製した。
〔比較例3〕
基布として、上記比較例2と同じものを用いた。また、液吸収部材として、上記比較例1と同じものを用いた。それ以外は、前記実施例1と同様にして、医療用シート(縦77mm×横208mmのサージカルドレッシング)を作製した。
このようにして得られた実施例1、2および比較例1〜3の医療用シートを、実際にモニター10名に使用させて、その使用感等の各項目について官能評価した。評価は、非常に良好…◎、良好…○ 普通…△ やや劣る…× 劣る…××の5段階評価とし、最も多い人数の評価を、その評価とした。これらの結果を、下記の表1に併せて示す。
Figure 2009148414
〔実施例3〕
前記実施例1と同様にして不織布2を作製した。そして、その裏面に、下記の物性を備えたポリウレタンフィルム(ダイニチ社製)をラミネート加工することにより、目的とする医療用シート(縦77mm×横208mmのサージカルドレッシング)を作製した。
〔ポリウレタンフィルムの物性値〕
厚 み 10μm
透湿度 5000g/m2 /24hr
耐水圧 10.8kPa
破断伸度 400%
100%伸長回復率 90%
このものについて、前記と同様の官能評価を行った結果、下記のとおり、通気性は劣るものの、耐水性に優れた医療用シートであることがわかる。
〔評価〕
関節の動きに対する追従性 ◎
傷口への違和感、痛みの有無 ◎
防水性 ◎
通気性 ×
透湿性 ○
柔軟性 ◎
〔実施例4〜21、比較例4〜8〕
下記の表2〜表6に示すように、各材料の物性の異なるものを組み合わせた。それ以外は、実施例1と同様にして、目的とする医療用シート(縦77mm×横208mmのサージカルドレッシング)を作製した。これらについて、前記と同様にして評価を行い、その結果を、下記の表2〜表6に併せて示す。
Figure 2009148414
Figure 2009148414
Figure 2009148414
Figure 2009148414
Figure 2009148414
これらの結果から、比較例品はいずれも、実用上好ましくない評価を含んでいるのに対し、実施例品はいずれも、各評価項目において概ね良好な結果が得られていることがわかる。
本発明の一実施例の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の他の実施例の説明図である。
符号の説明
1 粘着層
2 不織布
3 液吸収部材
4 複合不織布
5 カバー材

Claims (4)

  1. 下記の不織布(A)の片面に粘着層が形成され、その粘着層形成面の一部に、下記の複合不織布(B)とカバー材(C)とをラミネートしてなる液吸収部材が、上記複合不織布(B)を、上記粘着層形成面に接合した状態で取り付けられており、全体が面方向に伸縮性を備えていることを特徴とする医療用シート。
    (A)平均繊維径50μm以下の繊維が、互いに集束されることなくランダムに積層した状態で繊維同士の融着によって接合されており、破断伸度が100%以上の伸縮性を備えた不織布。
    (B)平均繊維径50μm以下の繊維が、互いに集束されることなくランダムに積層した状態で繊維同士の融着によって接合された不織布に、短繊維ウェブを複合化してなる複合不織布であって、破断伸度が100%以上の伸縮性を備えた複合不織布。
    (C)破断伸度が100%以上の伸縮性を備え、厚み方向に多数の微細孔が形成されている伸縮性フィルム。
  2. 上記不織布(A)が、目付20〜300g/m2 、100%伸長回復率70%以上、破断強度200cN/cm以上のポリウレタン不織布である請求項1記載の医療用シート。
  3. 上記複合不織布(B)が、不織布(A)より目付の小さいポリウレタン不織布に、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、レーヨン繊維および天然繊維の少なくとも一つからなる短繊維ウェブを複合化したものである請求項1または2記載の医療用シート。
  4. 上記不織布(A)の、粘着層形成面とは反対側の面に、防水性を有する伸縮性フィルムがラミネートされている請求項1〜3のいずれか一項に記載の医療用シート。
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