JP2009146936A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 基材上に配列された発光素子によって構成される画素がマトリクス状に配列されてなる表示装置であって、
   前記基材は、前記画素の上端に配置される庇と、
   前記発光素子の周辺部に形成され、入射光に対して反射角度を異ならせる少なくとも２種類の反射抑制部とを備え、
   前記反射抑制部は、前記上端の庇に近い側に配置される第１反射抑制部と、前記上端の庇よりも遠い側に配置される第２反射抑制部とからなり、
   前記第１及び第２反射抑制部は、それぞれ、前記上端の庇に近い側に配置される第１傾斜面と、それよりも遠い側に配置される第２傾斜面とから構成され、
   第１反射抑制部における前記第１傾斜面の前記基材表面に対する傾斜角（θ₁₁）は、前記第２傾斜面の前記基材表面に対する傾斜角（θ₁₂）より小さく、
   第２反射抑制部における前記第１傾斜面の前記基材表面に対する傾斜角（θ₂₁）は、前記第２傾斜面の前記基材表面に対する傾斜角（θ₂₂）より大きいことを特徴とする表示装置。
2. 第１反射抑制部における前記第１傾斜面の前記基材表面に対する傾斜角（θ₁₁）が、前記第２傾斜面の前記基材表面に対する傾斜各角度（θ₂₂）と同じ、かつ前記第２傾斜面の前記基材表面に対する傾斜角（θ₁₂）が、第２反射抑制部における前記第１傾斜面の前記基材表面に対する傾斜角（θ₂₁）と同じである請求項１に記載の表示装置。
3. 前記第１反射抑制部は、前記上端の庇に隣接する領域に形成され、該領域の上端の庇の付け根からの長さｎは、
   ｎ＝ｍ・tanα°
   （式中、ｍは基材から上端の庇までの高さ、αは、表示装置への入射により反射光をもたらす外来光の入射角度である）の式を満足する請求項１又は２に記載の表示装置。
4. 前記基材は、前記画素内の下端側であって、発光素子の下側に、前記庇よりも低く、かつ前記反射抑制部より高い遮光部をさらに備える請求項１から３のいずれか１つに記載の表示装置。
5. 前記基材は、前記発光素子と前記第１反射抑制部または前記第２反射抑制部との間に、トラック状の平坦部を有する請求項１から４のいずれか１つに記載の表示装置。
6. 前記基材は、その表面が艶消し又は多孔質化等の加工または処理がされてなる請求項１から５のいずれか１つに記載の表示装置。