JP2009146086A - 車両故障診断予測装置 - Google Patents

車両故障診断予測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009146086A
JP2009146086A JP2007321578A JP2007321578A JP2009146086A JP 2009146086 A JP2009146086 A JP 2009146086A JP 2007321578 A JP2007321578 A JP 2007321578A JP 2007321578 A JP2007321578 A JP 2007321578A JP 2009146086 A JP2009146086 A JP 2009146086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
state data
road
model
failure diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007321578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5018444B2 (ja
Inventor
Naoya Nakajo
直也 中條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP2007321578A priority Critical patent/JP5018444B2/ja
Publication of JP2009146086A publication Critical patent/JP2009146086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5018444B2 publication Critical patent/JP5018444B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】走行データから正常状態のモデルを作成し、その車両に特化した故障診断、予測を行なう車両故障診断予測装置を提供する。
【解決手段】故障診断予測を行なうモデル道路の条件を予め設定し、車両状態データ検出手段11は、その条件での走行時に車載センサ21から状態データを収集し、車両状態データベース15に蓄積する。所定の期間または距離分の状態データの収集後、正常状態モデル作成手段13は、それらの状態データから正常状態モデルを作成する。故障診断予測手段17は、正常状態モデルが作成された後にモデル道路条件の道路走行中、車両状態データ検出手段11により検出された状態データと正常状態モデルを比較し、故障を診断する。故障診断予測手段17は、また、車両状態データベース15に蓄積された過去の車両状態データの回帰分析による将来の状態データと正常状態モデルを比較し、故障を予測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行中の車両の故障を診断、予測する車両故障診断予測装置に関する。
従来からいくつかの車載用の故障診断装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2007−178310号公報 特開2007−286018号公報 特開2007−253749号公報
特許文献1の故障診断装置は、周囲の車両等を検知し、その位置情報を運転者に知らせたり、操舵を自動制御する車載レーダの故障診断装置であり、レーダの反射波が必ずあるべき場所、例えば、トンネルや立体駐車場、渋滞箇所、車庫等をGPS(Global Positioning System)とナビゲーション装置で使用される地図データにより検出し、その場所でのみ車載レーダの故障診断を行なうものである。
このとき、そのような場所では、レーダの反射波の信号受信強度が予め定めたしきい値よりも大きくなることを利用し、信号受信強度がしきい値に満たない場合に故障と診断する。
また、特許文献2の故障診断装置は、排ガス劣化の要因となる車両の故障箇所を診断する装置であり、車載センサからの動作データや特性値をしきい値と比較して故障を検出し、FTA(Fault Tree Analysis)用のテーブルにより、故障原因を特定するものである。特に、動作データや特性値から複数の故障が検出された場合の処理方法を提案している。
さらに、特許文献3の故障診断装置は、電磁誘導型車輪速センサの故障判定と、車輪速センサの出力を基にした走行制御を、車輪速センサが外部ノイズに影響を受けない地域の走行中にのみ行なうか、外部ノイズに影響される地域では、判定のしきい値を変更するものである。
外部ノイズの影響を受けやすい地域は、ロードヒータの設置されている場所や高圧送電線の近辺、通信施設付近であり、これらの地域をGPSと地図データにより検出する。
しかしながら、上記の提案は、故障診断を、現在のセンサ入力データと予め設定されているしきい値とを比較することにより行なうものであり、その車両の過去の走行履歴は考慮されていない。また、しきい値は、その車両の車種等により予め設定され、故障診断装置内に格納されているものである。
すなわち、車両個々の走行を考慮した故障診断が行なわれていないという問題がある。
また、特許文献1および特許文献3の方法では、故障診断を行なう、または行なわない地理的位置をGPSおよび地図データで決定してはいるが、地形や走行/停止状態等で異なる運転状態の変化を取り入れて故障検知や予測を行なうことができないという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、走行データから正常状態のモデルを作成し、その車両に特化した故障診断、予測を行なう車両故障診断予測装置を提供することである。
前述した課題を解決するための発明は、走行中の車両の故障を検出、予測する車両故障診断予測装置であって、予め設定した所定の道路条件で走行中の車両の状態データを検出する車両状態データ検出手段と、前記車両状態データ検出手段により検出された前記予め設定した所定の道路条件での車両の状態データを蓄積する状態データ格納手段と、前記状態データ格納手段に蓄積された所定の期間分または所定の距離分の前記車両の状態データから前記所定の道路条件での状態データの正常状態モデルを作成する正常状態モデル作成手段と、前記正常状態モデル作成手段による前記正常状態モデルの作成後、前記予め設定した所定の道路条件で走行する際に、前記車両状態データ検出手段により検出された前記車両の状態データと前記正常状態モデルを比較することにより走行中の故障を検出、予測する故障診断予測手段と、を有することを特徴とする車両故障診断予測装置である。
ここで、前記予め設定した所定の道路条件は、頻繁に走行する同一区間内の、停車する確率の高い交差点、または、一定速度で通過できる確率の高い平坦路のうち、少なくともいずれかを含むものであることが望ましい。
また、前記予め設定した所定の道路条件は、所定の距離以上の長さのある平坦路、または、所定の距離以上の長さのある上り勾配路および下り勾配路、または、所定の曲率と長さを持つカーブ路のうち、少なくともいずれかを含むものであってもよい。
前記車両状態データ検出手段は、前記予め設定した所定の道路条件を、GPSおよび地図データにより検出する。
前記車両状態データ検出手段は、充電率、回生電力量、水温、アイドル回転数、排気温、タイヤの空気圧、燃料消費率、ヨーレート、アクセル開度、シフトポジション、速度のうち少なくとも一つを検出する。
そして、前記正常状態モデル作成手段は、前記状態データ格納手段により蓄積された所定の期間または所定の走行距離分の前記車両の状態データから、前記予め設定した所定の道路条件ごとに平均値μおよび標準偏差σを算出し、μ−3σ〜μ+3σの範囲を前記正常状態モデルとすることが好ましい。
前記故障診断予測手段は、前記車両の状態データが、同一の道路条件の前記正常状態モデルの範囲外にある場合に故障と判断する。
また、前記故障診断予測手段は、前記状態データ格納手段に格納されている所定の一定期間または一定距離分の前記状態データの回帰分析により所定の期間後の状態データを予測し、前記所定の期間後の状態データが前記正常状態モデルの範囲外にある場合に故障の可能性があると予測する。
以上の構成により、個々の車両が予め設定した道路条件を走行する際の状態データを車両状態データ検出手段により検出し、検出されたデータを状態データ格納手段により所定の一定期間分あるいは一定距離分蓄積し、蓄積された状態データから、正常状態モデル作成手段により正常状態モデルを作成し、その後、故障診断予測手段により、同一道路条件を走行した際の状態データから故障診断を行なうことが可能になる。
また、過去の所定の一定期間の状態データを状態データ格納手段に蓄積しておき、その傾向を故障診断予測手段により求め、近い将来に発生する可能性のある故障を予測することが可能になる。
本発明によれば、走行データから正常状態のモデルを作成し、その車両に特化した故障診断、予測を行なう車両故障診断予測装置を提供することが可能になる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の車両故障診断予測装置のシステム構成を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態の車両故障診断予測装置1は、制御装置10、車載センサ21、GPSセンサ31、地図データ33等からなる。
制御装置10は、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース等によって構成されており、例えば、ECU(Electronic Control Unit)等の既存の制御ユニットの一部として構成してもよい。
制御装置10には、車載センサ21が接続されている。車載センサ21は、例えば、車速センサ、エンジン回転数センサ、水温センサ、アクセルペダルセンサ、ブレーキペダルセンサ、シフトポジションセンサ等であり、各センサのデータが入出力インタフェースを介して制御装置10に入力される。
また、制御装置10には、GPSセンサ31および地図データ33が接続されている。これは例えばナビゲーションシステム等である。GPSセンサ31によりGPS信号を受信して車両の位置が検出される。
制御装置10は、車両状態データ検出手段11と、正常状態モデル作成手段13、車両状態データベース15、故障診断予測手段17の各機能を持つ。
これらの機能は、ソフトウエアとして制御装置10のROM等のメモリに格納されており、必要に応じてRAMに読み出されて処理が実行される。
車両状態データ検出手段11は、予め定めた道路条件と同一の道路を車両が走行または停止するときに、車両の各部に取り付けられている種々の車載センサ21からの信号を受け取り、充電率、回生電力量、水温、アイドル回転数、排気温、タイヤの空気圧、燃費、ヨーレート、アクセル開度、速度、シフトポジション等の状態データを収集する。
ここで道路条件は、GPSセンサ31および地図データ33によって決定する。道路条件の設定については後述する。
正常状態モデル作成手段13は、車両状態データ検出手段11によって収集された車両状態データを、車両状態データベース15に所定の期間分あるいは所定の距離分、道路条件ごとに蓄積し、蓄積された状態データから正常状態モデルを作成する。
正常状態モデル作成手段13では、例えば、蓄積された車両状態データの平均値μおよび標準偏差σを算出し、μ−3σ〜μ+3σを正常状態モデルとする。尚、μ、σは平均値、標準偏差を示す記号として用いる。従って、実測値としては異なる場合(例えば、異なる条件の車両状態データ同士であれば、当然実測値は異なる。)であっても、同じ記号で表記する。
作成した正常状態モデルは、車両状態データベース15に道路条件ごとに格納しておく。
故障診断予測手段17は、正常状態モデル作成手段13による正常状態モデルの作成後、車両状態データ検出手段11が収集する道路条件の合致する道路での車両状態データについて、車両状態データベース15に格納されている同一条件の正常状態モデルと比較し、μ−3σ〜μ+3σの正常範囲にない場合に故障として警告等の診断結果を出力する。
また、故障診断予測手段17は、車両状態データベース15に蓄積されている過去の所定期間の車両状態データについて回帰分析を行い、現在から所定の期間後の車両状態データが正常状態モデルの正常範囲にあるか否かを判定し、正常範囲を逸脱する可能性がある場合には、故障が予測できるとして警告等の診断結果を出力する。
次に、以上に簡単に説明した車両状態データ検出手段11、正常状態モデル作成手段13、故障診断予測手段17の処理の流れを、図2〜図4に沿って説明する。
図2は、車両状態検出手段11の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御装置10は、故障診断予測処理を行う道路条件(モデル道路)の設定を行なう(ステップ101)。
次に、制御装置10は、走行時に、走行中の位置が状態データを検出するべきモデル道路(道路条件)か否かを判断する(ステップ102)。
すなわち、まず、GPSセンサ31によって走行中の車両の位置を検出する。そして、車両の位置がステップ101で設定した道路条件に合致するか否かを判定する。
そして、走行中の位置がモデル道路の場合には(ステップ102のYes)車両の状態データを検出する(ステップ103)。そうでない場合には(ステップ102のNo)ステップ102の処理を繰り返す。
図3は、正常状態モデル作成手段13の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、車両状態データ検出手段11で検出された状態データを車両状態データベース15に道路条件(モデル道路区間)ごとに蓄積する(ステップ201)。
そして、例えば1ヶ月等の一定期間、または1000km等の一定距離の状態データが車両状態データ検出手段11に蓄積されたら、(ステップ202)、正常状態モデルを作成する(ステップ203)。
すなわち、例えば、道路条件ごとに蓄積された状態データの平均値μと標準偏差σを算出する。そして、μ±3σの範囲を正常状態モデルとする。
このとき、μとσの値を正常状態モデルとして車両状態データベース15に格納しておけばよい。
正常状態モデルは、μ±3σの範囲とは限らず、状況に応じて設定すればよい。
以上の処理で正常状態モデルの作成が完了し、正常状態モデルが車両状態データベース15に格納され、この後から故障診断予測が可能になる。
すなわち、例えば1ヶ月の一定期間、あるいは1000km等の一定距離の走行により正常状態モデルを作成し、それを利用してその後の走行で故障診断予測を行なう。
図4は、故障診断予測手段17の処理の流れを示すフローチャートである。
故障診断予測処理は、車両状態データ検出手段11(図2)により検出された状態データを元に診断予測処理を行う。
まず、車両状態データベース検出手段11は、正常状態モデルを作成したのと同じ道路条件(モデル道路)についての車両状態データを受け取り、車両状態データベース15から、この道路条件(モデル道路)についての各車両状態データの正常状態モデル(平均値μおよび標準偏差σ)を読み出す(ステップ301)。
そして、現在の各車両状態データが正常範囲内(μ±3σ)にあるか否かを調べる(ステップ302)。全車両状態データのなかに正常範囲外の車両状態データがある場合は(ステップ303のYes)、故障と判断し、警告等を出力する(ステップ304)。尚、故障と判断した場合であっても、他の車両状態データに対する故障の予測処理を行う為にステップ305に進んでも良い。
一方、全車両状態データが正常範囲内にある場合には(ステップ303のNo)、故障の予測処理を行う(ステップ305〜)。
すなわち、車両状態データベース15に蓄積されている過去一定期間(例えば1ヶ月間)の各車両状態データの回帰モデル(例えば直線回帰)を計算し、その回帰モデルによる将来の各車両状態データが現在から所定の期間後(例えば1ヶ月後)も正常範囲内(μ±3σ)にあるか否かを調べる(ステップ305)。全車両状態データのなかに正常範囲外になる車両状態データがある場合は(ステップ306のYes)、故障が予測されると判断し、警告等を出力する(ステップ307)。
最後に、現在の車両状態データを過去データとして車両状態データベース15に格納しておく(ステップ308)。
図5は、道路条件(モデル道路)の第1の実施例の説明図である。道路条件として通勤経路等の頻繁に走行する一定区間を採用することができる。
すなわち、自宅と勤務先を毎日往復するような場合である。この場合、運転者等は、車両に装備されているナビゲーションシステムの地図データ33により経路を設定する。そして、運転者等は、その経路内で、例えば、停車する確率の高い交差点(交差点a、交差点b)、一定速度で通過できる確率の高い平坦路(平坦路c)等を道路条件として指定する。そして、制御装置10は、指定された位置を車両状態データの検出位置として登録しておく(図2のステップ101)。
そして、実際にこの通勤経路等の一定区間を走行する際には、GPSセンサ31により車両の位置を検出して、登録された位置(交差点a、b、平坦路c)において状態データを検出する(ステップ103)。
このとき、走行方向(例えば、交差点aを地点Aから地点Bに向けて走行する)も道路条件となる。
よって、図5の場合、地点Aから地点Bまでの一定区間内の交差点a、b、および平坦路cで、A方向およびB方向に走行している場合の車両状態データが検出され、正常状態モデル作成手段13および故障診断予測手段17により使用される。
図6は、正常状態モデル作成手段13によって車両状態データベース15に蓄積される車両状態データの例である。
モデル道路区間である交差点a、平坦路c、交差点bのそれぞれの走行方向(A/B方向)について、走行日時とともに、各車両状態データ(例えば、充電率、回生電力量、水温、回転数、排気量、平坦路cについては、それに加えて、燃費、ヨーレート、アクセル開度)が車両状態データベース15に蓄積される。
そして、所定の期間、例えば1ヶ月間分の車両状態データが車両状態データベース15に蓄積された段階で、正常状態モデル作成手段13により正常状態モデルが作成される。
図7は、正常状態モデルの例である。
モデル道路区間である交差点a、平坦路c、交差点bのそれぞれの走行方向(A/B方向)について、例えば平均値μと標準偏差σを算出し、車両状態データベース15に格納する。
図8は、故障診断予測手段17の説明図である。
故障診断予測手段17は、正常状態モデルが作成された後、車両がモデル道路区間(例えば交差点a、平坦路c、交差点b)を走行する際に故障の診断および予測を行なう。
例えば、o月p日q時にB方向に走行中、交差点aで停止したものとする。
このとき、車両状態データ検出手段11は、GPSセンサ31によって交差点aをB方向に走行中であることを検出し、停車時に車両状態データを検出する(図8(a))。
故障診断予測手段17は、車両状態データベース15から交差点aB方向の正常状態モデルを検索する。そして、故障診断予測手段17は、o月p日q時の各車両状態データ(例えば、充電率、回生電力量、水温、回転数、排気量)がμ±3σの正常範囲内にあるか否かを判定し、正常範囲内にない場合(図8(b))、故障と判定する。
車両状態データは、各モデル道路区間を走行するごとに車両状態データベース15に格納される。
故障診断予測手段17は、図8(c)に示すように、車両状態データベース15に格納されている過去の各車両状態データを回帰分析する。同図では、例えば直線回帰モデルを用いている。
この回帰モデルにより、過去の車両状態データから将来の車両状態データを予測できる。
例えば、故障診断予測手段17は、所定の期間内に、車両状態データの予測値が正常範囲(例えばμ±3σ)からはずれる場合、故障に至る時期を出力する。
以上のように、本実施の形態の車両故障診断予測装置1によって、通勤経路のような一定区間について、停車する確率の高い交差点や一定速度で走行できる確率の高い平坦路での車両状態データから故障を検出あるいは予測が可能になる。
図9は、道路条件(モデル道路)の第2の実施例の説明図である。道路条件として、高速道路等の安定した走行が可能な道路を採用する。例えば、一定の長さのある平坦路、一定の長さのある勾配路(上りおよび下り)、一定の曲率と長さを持つカーブ路を故障診断の対象となる道路条件とする。
高速道路等の安定走行可能な道路の場合は、故障診断の対象となる道路条件の値を予め設定して格納しておく(ステップ101)。
すなわち、平坦路の長さ(例えば500m)や、勾配路の傾斜度(例えば3%、5%等)と長さ(例えば500m)、カーブ路の曲率半径(例えば300m、500m等)と長さ(500m)を設定しておく。
そして、車両走行中に、現在走行中の位置と地図データ33の位置を参照し、高速道路等の安定走行可能な道路上か否かを判定する。
高速道路等の安定走行可能な道路上に車両が位置する場合には、地図データ33上の現在位置から、その道路の特性である勾配データや曲率半径、平坦路や勾配路、カーブ路が継続する長さのデータを検索し、格納してある道路条件(モデル道路)と比較する。
そして、モデル道路の条件と合致する場合(ステップ102のYes)には車両状態データを検出する(ステップ103)。モデル道路の条件と合致しない場合には(ステップ102のNo)ステップ102の処理を繰り返す。
図9(a)に示すように、地図データ33で高速道路を上り方向に走行している場合、車両状態データ検出手段11は、勾配や曲率半径、距離のデータからモデル道路の条件に合う区間を検出する。
図9(b)に示すように、高速道路のp0〜p9の区間を上り方向に走行する場合、p0〜p1、p4〜p5、p6〜p7は平坦路、p1〜p2、p2〜p3、p3〜p4、p5〜p6、p7〜p8、p8〜p9は勾配路であるとする。これらの区間では、各データがモデル道路の条件を満たすことから、車両状態データ検出手段11は、車両状態データを検出する。
一方、p2〜p3およびp6〜p7の区間では、距離のデータがモデル道路の条件を満たさないことから、車両状態データ検出手段11は、車両状態データを検出しない。
図10は、正常状態モデル作成手段13によって車両状態データベース15に蓄積される車両状態データの例である。
例えば、モデル道路の条件を満たすモデル道路区間(平坦路、上り勾配、下り勾配)ごとに、走行日時とともに各車両状態データ(例えば、充電率、回生電力量、水温、回転数、排気量、燃費、ヨーレート、アクセル開度)が車両状態データベース15に蓄積される。
そして、所定の期間(例えば1ヶ月間分)あるいは所定の距離(例えば1000km分)の車両状態データが車両状態データベース15に蓄積された段階で、正常状態モデル作成手段13により正常状態モデルが作成される。
図11は、正常状態モデルの例である。
モデル道路区間である平坦路、上り勾配路、下り勾配路について、例えば平均値μと標準偏差σを算出し、車両状態データベース15に格納する。
故障診断予測手段17は、正常状態モデルが作成された後、車両がモデル道路の条件に合う道路を走行する際に故障の診断および予測を行なう。
このとき、車両状態データ検出手段11は、GPSセンサ31によってモデル道路の条件に合う道路を走行していることを検出し、走行中の車両状態データを検出する。
故障診断予測手段17は、車両状態データベース15から同じモデル道路の条件の正常状態モデルを検索する。そして、故障診断予測手段17は、検出した車両状態データがμ±3σの正常範囲内にあるか否かを判定し、正常範囲内にない場合(図8(b))、故障と判定する。
車両状態データは、各モデル道路の区間を走行するごとに車両状態データベース15に格納される。
故障診断予測手段17は、第1の実施例の場合と同様に、図8(c)に示すように、車両状態データベース15に格納されている過去の各車両状態データを回帰分析する。そして、故障診断予測手段17は、所定の期間内に、車両状態データの予測値が正常範囲(例えばμ±3σ)からはずれる場合、故障に至る時期を出力する。
以上のように、本実施の形態の車両故障診断予測装置1によって、高速道路のような安定走行が可能な道路について、走行中の車両状態データから故障を検出あるいは予測が可能になる。
図12は、道路条件(モデル道路)の第3の実施例の説明図である。モデル道路の設定処理(図2のステップ101)において、道路条件等をクラスタ分析に基づいて複数のクラスタに分類し、このクラスタをモデル道路とするものである。各クラスタごとに正常状態モデルを作成し、故障診断では、走行中の道路条件に相当するクラスタの正常状態モデルと車両状態のデータを比較し、故障診断を行なう。
図12(a)に示すように、地図データ33から一定長さ以上の道路区間を切り出す(道路の分割区間)。そして、例えば、各道路の分割区間の勾配や曲率の平均値を計算し、その分割区間の特徴量とする。この特徴量を元にクラスタ分析を行なう。
クラスタ分析を行なうと、例えば、図12(b)に示すように、各道路の分割区間がクラスタA〜クラスタEに分類される。
ここで、特徴量として、平均速度等のデータを併用してもよい。また、クラスタ数はここでは5にしたが、さらに増やしてもよい。
次に、正常状態モデル作成処理(図3)においては、車両走行中に、現在走行中の位置と地図データ33の位置を参照し、走行中の道路条件がどのクラスタに当たるかを判定し、走行中の車両状態データを検出して、クラスタごとに記憶し、蓄積する(ステップ201)。
一定距離(例えば1000km)または一定時間(例えば1ヶ月)の走行後、各クラスタ(例えばクラスタA〜クラスタE)ごとに、蓄積されている各車両状態データの統計処理を行い、例えば、平均値μと標準偏差σを正常状態モデルとして車両状態データベース15に格納する。
図13は、正常状態モデル作成手段13によって作成された正常状態モデルの例である。
クラスタ(クラスタA〜クラスタE)ごとに、充電率や回生電力量、水温、回転数、排気量、燃費、ヨーレート、アクセル開度等の車両状態データの平均値μおよび標準偏差σが格納されている。
故障診断予測手段17は、正常状態モデルが作成された後、車両が道路条件のクラスタ(例えばクラスタA〜クラスタE)に分類される条件の道路を走行する際に故障の診断および予測を行なう。
このとき、車両状態データ検出手段11は、GPSセンサ31と地図データ33から現在走行中の道路条件がどのクラスタに属するかを判定し、クラスタに分類される道路条件の道路を走行中である場合に走行中の車両状態データを検出する。
故障診断予測手段17は、車両状態データベース15から同じクラスタの正常状態モデルを検索する。そして、故障診断予測手段17は、検出した車両状態データがμ±3σの正常範囲内にあるか否かを判定し、正常範囲内にない場合(図8(b))、故障と判定する。
また、車両状態データは、各モデル道路の区間を走行するごとに車両状態データベース15に格納される。
故障診断予測手段17は、第1の実施例の場合と同様に、図8(c)に示すように、車両状態データベース15に格納されている過去の各車両状態データを回帰分析する。そして、故障診断予測手段17は、所定の期間内に、車両状態データの予測値が正常範囲(例えばμ±3σ)からはずれる場合、故障に至る時期を出力する。
以上のように、本実施の形態の車両故障診断予測装置1によって、道路条件を複数のクラスタに分類することにより、さまざまな道路条件においても走行中の車両状態データから故障を検出あるいは予測が可能になる。
尚、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。
本実施の形態の車両故障診断予測装置1のシステム構成を示す図 車両状態データ検出手段11の処理の流れを示すフローチャート 正常状態モデル作成手段13の処理の流れを示すフローチャート 故障診断予測手段17の処理の流れを示すフローチャート 第1の実施形態のモデル道路条件を説明する図 第1の実施形態の車両状態データの説明図 第1の実施形態の正常状態モデルの説明図 第1の実施形態の故障診断予測手段17を説明する図 第2の実施形態のモデル道路条件を説明する図 第2の実施形態の車両状態データの説明図 第2の実施形態の正常状態モデルの説明図 第3の実施形態の車両状態データの説明図 第3の実施形態の正常状態モデルの説明図
符号の説明
1………車両故障診断予測装置
10………制御装置
11………車両状態データ検出手段
13………正常状態モデル作成手段
15………車両状態データベース
17………故障診断予測手段
21………車載センサ
31………GPSセンサ
33………地図データ

Claims (9)

  1. 走行中の車両の故障を検出、予測する車両故障診断予測装置であって、
    予め設定した所定の道路条件で走行中の車両の状態データを検出する車両状態データ検出手段と、
    前記車両状態データ検出手段により検出された前記予め設定した所定の道路条件での車両の状態データを蓄積する状態データ格納手段と、
    前記状態データ格納手段に蓄積された所定の期間分または所定の距離分の前記車両の状態データから前記所定の道路条件での状態データの正常状態モデルを作成する正常状態モデル作成手段と、
    前記正常状態モデル作成手段による前記正常状態モデルの作成後、前記予め設定した所定の道路条件で走行する際に、前記車両状態データ検出手段により検出された前記車両の状態データと前記正常状態モデルを比較することにより走行中の故障を検出、予測する故障診断予測手段と、
    を有することを特徴とする車両故障診断予測装置。
  2. 前記予め設定した所定の道路条件は、頻繁に走行する同一区間内の、停車する確率の高い交差点、または、一定速度で通過できる確率の高い平坦路のうち、少なくともいずれかを含むものであることを特徴とする請求項1記載の車両故障診断予測装置。
  3. 前記予め設定した所定の道路条件は、所定の距離以上の長さのある平坦路、または、所定の距離以上の長さのある上り勾配路および下り勾配路、または、所定の曲率と長さを持つカーブ路のうち、少なくともいずれかを含むものであることを特徴とする請求項1記載の車両故障診断予測装置。
  4. 前記予め設定した所定の道路条件は、所定の長さ以上の道路区間について、少なくとも勾配および曲率を特徴量とするクラスタ分析により求めたクラスタに属することであることを特徴とする請求項1記載の車両故障診断予測装置。
  5. 前記車両状態データ検出手段は、前記予め設定した所定の道路条件を、GPSおよび地図データにより検出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両故障診断予測装置。
  6. 前記車両状態データ検出手段は、充電率、回生電力量、水温、アイドル回転数、排気温、タイヤの空気圧、燃料消費率、ヨーレート、アクセル開度、シフトポジション、速度のうち少なくとも一つを検出することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両故障診断予測装置。
  7. 前記正常状態モデル作成手段は、前記状態データ格納手段により蓄積された所定の期間または所定の走行距離分の前記車両の状態データから、前記予め設定した所定の道路条件ごとに平均値μおよび標準偏差σを算出し、μ−3σ〜μ+3σの範囲を前記正常状態モデルとすることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の車両故障診断予測装置。
  8. 前記故障診断予測手段は、前記車両の状態データが、同一の道路条件の前記正常状態モデルの範囲外にある場合に故障と判断することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の車両故障診断予測装置。
  9. 前記故障診断予測手段は、前記状態データ格納手段に格納されている所定の一定期間または一定距離分の前記状態データの回帰分析により所定の期間後の状態データを予測し、前記所定の期間後の状態データが前記正常状態モデルの範囲外にある場合に故障の可能性があると予測することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両故障診断予測装置。
JP2007321578A 2007-12-13 2007-12-13 車両故障診断予測装置 Expired - Fee Related JP5018444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007321578A JP5018444B2 (ja) 2007-12-13 2007-12-13 車両故障診断予測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007321578A JP5018444B2 (ja) 2007-12-13 2007-12-13 車両故障診断予測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009146086A true JP2009146086A (ja) 2009-07-02
JP5018444B2 JP5018444B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=40916638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007321578A Expired - Fee Related JP5018444B2 (ja) 2007-12-13 2007-12-13 車両故障診断予測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5018444B2 (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011141161A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Toyota Motor Corp 不具合診断装置、不具合診断方法及びプログラム
WO2011111265A1 (ja) * 2010-03-08 2011-09-15 富士通テン株式会社 車両診断システム、車両診断装置および車両診断方法
KR101189342B1 (ko) 2010-11-10 2012-10-09 기아자동차주식회사 차량 진단 서비스 제공 시스템 및 그 서비스 제공 방법
JP2013008098A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 異常予兆診断結果の表示方法
JP2013008092A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 異常予兆診断装置及び異常予兆診断方法
CN103493019A (zh) * 2011-04-29 2014-01-01 丰田自动车工程及制造北美公司 多代理程序合作车辆故障诊断系统和相关联的方法
JP2014048874A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Nissan Motor Co Ltd 車両状態診断装置、車両状態診断システム、および車両状態診断方法
JP2014194369A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Fujitsu Ltd 部品故障発生予測方法、部品故障発生予測プログラムおよび部品故障発生予測装置
JP2015184243A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 株式会社日本総合研究所 車両状態診断システム、及び移動体の車両状態診断方法
WO2016143072A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 三菱電機株式会社 プログラマブルロジックコントローラ
WO2016158587A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 Ntn株式会社 車輪締結状態の判定装置
WO2016186030A1 (ja) * 2015-05-19 2016-11-24 Ntn株式会社 車輪締結状態のサーバ利用判定装置
JP2017117116A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 トヨタ自動車株式会社 車両状態変更システム
WO2018031673A1 (en) * 2016-08-10 2018-02-15 Surround.IO Corporation Method and system for providing information via collected and stored metadata using inferred attentional model
JP2018092406A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 株式会社日立製作所 機器診断装置、機器診断システム及び機器診断方法
CN108537472A (zh) * 2017-03-01 2018-09-14 广东瑞图万方科技股份有限公司 兼容不同厂商车种的物流货运状态信息采集方法及系统
WO2018209112A1 (en) * 2017-05-10 2018-11-15 The Regents Of The University Of Michigan Failure detection and response
CN110383102A (zh) * 2017-03-07 2019-10-25 三菱电机株式会社 故障检测装置、故障检测方法及故障检测程序
JP2020035442A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 車両運行状態監視方法、装置、及び機器
WO2020110446A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 住友電気工業株式会社 車両故障予測システム、監視装置、車両故障予測方法および車両故障予測プログラム
DE112017008078T5 (de) 2017-11-13 2020-06-25 Mitsubishi Electric Corporation Fehlererfassungsvorrichtung, fehlererfassungsverfahren und fehlererfassungsprogramm
US10713955B2 (en) 2016-12-22 2020-07-14 Xevo Inc. Method and system for providing artificial intelligence analytic (AIA) services for performance prediction
WO2020218510A1 (ja) 2019-04-26 2020-10-29 日立建機株式会社 インジェクタ診断装置及びインジェクタ診断方法
WO2020255560A1 (ja) * 2019-06-20 2020-12-24 株式会社日立製作所 故障予兆診断装置およびその方法
CN112147968A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 株式会社日立制作所 车辆故障诊断方法、装置及系统
US10882398B2 (en) 2019-02-13 2021-01-05 Xevo Inc. System and method for correlating user attention direction and outside view
US10950233B2 (en) 2018-07-11 2021-03-16 Hyundai Motor Company Dialogue system, vehicle having the same and dialogue processing method
JP2021511005A (ja) * 2018-01-19 2021-04-30 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両故障警告システム及び対応する車両故障警告方法
US11068728B2 (en) 2016-06-13 2021-07-20 Xevo Inc. Method and system for providing behavior of vehicle operator using virtuous cycle
JP2021113768A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両シミュレーションシステム、車両シミュレーション方法およびコンピュータプログラム
US11093314B2 (en) 2018-07-23 2021-08-17 Mitsubishi Electric Corporation Time-sequential data diagnosis device, additional learning method, and recording medium
JP2022134829A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 本田技研工業株式会社 故障予兆検知システム、車両、故障予兆検知方法、及びプログラム
JP2022137638A (ja) * 2021-03-09 2022-09-22 本田技研工業株式会社 故障予兆検知システム、車両、故障予兆検知方法、及びプログラム
WO2024069719A1 (ja) * 2022-09-26 2024-04-04 ファナック株式会社 状態分類装置、及び記録媒体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7214780B2 (ja) 2021-04-06 2023-01-30 日立建機株式会社 性能診断装置、性能診断方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284982A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 異常診断装置、異常診断方法、発電装置監視システム、及び燃料切れ報知装置
JP2006285884A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Yaskawa Electric Corp 故障診断方法およびそれを備えた制御装置
JP2007161044A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Toyota Motor Corp 車両故障診断装置及び方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284982A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 異常診断装置、異常診断方法、発電装置監視システム、及び燃料切れ報知装置
JP2006285884A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Yaskawa Electric Corp 故障診断方法およびそれを備えた制御装置
JP2007161044A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Toyota Motor Corp 車両故障診断装置及び方法

Cited By (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011141161A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Toyota Motor Corp 不具合診断装置、不具合診断方法及びプログラム
WO2011111265A1 (ja) * 2010-03-08 2011-09-15 富士通テン株式会社 車両診断システム、車両診断装置および車両診断方法
KR101189342B1 (ko) 2010-11-10 2012-10-09 기아자동차주식회사 차량 진단 서비스 제공 시스템 및 그 서비스 제공 방법
CN103493019B (zh) * 2011-04-29 2016-12-14 丰田自动车工程及制造北美公司 多代理程序合作车辆故障诊断系统和相关联的方法
CN103493019A (zh) * 2011-04-29 2014-01-01 丰田自动车工程及制造北美公司 多代理程序合作车辆故障诊断系统和相关联的方法
JP2014518580A (ja) * 2011-04-29 2014-07-31 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 協働的なマルチエージェント式の車両障害診断システム及び関連する方法
JP2013008098A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 異常予兆診断結果の表示方法
JP2013008092A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 異常予兆診断装置及び異常予兆診断方法
JP2014048874A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Nissan Motor Co Ltd 車両状態診断装置、車両状態診断システム、および車両状態診断方法
JP2014194369A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Fujitsu Ltd 部品故障発生予測方法、部品故障発生予測プログラムおよび部品故障発生予測装置
JP2015184243A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 株式会社日本総合研究所 車両状態診断システム、及び移動体の車両状態診断方法
JPWO2016143072A1 (ja) * 2015-03-10 2017-04-27 三菱電機株式会社 プログラマブルロジックコントローラ
WO2016143072A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 三菱電機株式会社 プログラマブルロジックコントローラ
WO2016158587A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 Ntn株式会社 車輪締結状態の判定装置
JP2016187977A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 Ntn株式会社 車輪締結状態の判定装置
US10408709B2 (en) 2015-05-19 2019-09-10 Ntn Corporation Device for determining wheel fastening state using server
WO2016186030A1 (ja) * 2015-05-19 2016-11-24 Ntn株式会社 車輪締結状態のサーバ利用判定装置
JP2016215787A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 Ntn株式会社 車輪締結状態のサーバ利用判定装置
JP2017117116A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 トヨタ自動車株式会社 車両状態変更システム
US11068728B2 (en) 2016-06-13 2021-07-20 Xevo Inc. Method and system for providing behavior of vehicle operator using virtuous cycle
US10540557B2 (en) 2016-08-10 2020-01-21 Xevo Inc. Method and apparatus for providing driver information via audio and video metadata extraction
US10503988B2 (en) 2016-08-10 2019-12-10 Xevo Inc. Method and apparatus for providing goal oriented navigational directions
WO2018031673A1 (en) * 2016-08-10 2018-02-15 Surround.IO Corporation Method and system for providing information via collected and stored metadata using inferred attentional model
JP2018092406A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 株式会社日立製作所 機器診断装置、機器診断システム及び機器診断方法
US11335200B2 (en) 2016-12-22 2022-05-17 Xevo Inc. Method and system for providing artificial intelligence analytic (AIA) services using operator fingerprints and cloud data
US10713955B2 (en) 2016-12-22 2020-07-14 Xevo Inc. Method and system for providing artificial intelligence analytic (AIA) services for performance prediction
US10950132B2 (en) 2016-12-22 2021-03-16 Xevo Inc. Method and system for providing artificial intelligence analytic (AIA) services using operator fingerprints and cloud data
CN108537472B (zh) * 2017-03-01 2022-04-01 广东瑞图万方科技股份有限公司 兼容不同厂商车种的物流货运状态信息采集方法及系统
CN108537472A (zh) * 2017-03-01 2018-09-14 广东瑞图万方科技股份有限公司 兼容不同厂商车种的物流货运状态信息采集方法及系统
CN110383102A (zh) * 2017-03-07 2019-10-25 三菱电机株式会社 故障检测装置、故障检测方法及故障检测程序
CN110383102B (zh) * 2017-03-07 2023-06-23 三菱电机株式会社 故障检测装置、故障检测方法及计算机可读取存储介质
US11624805B2 (en) 2017-03-07 2023-04-11 Mitsubishi Electric Corporation Failure detection device, failure detection method, and failure detection program
US11364923B2 (en) 2017-05-10 2022-06-21 The Regents Of The University Of Michigan Failure detection and response
WO2018209112A1 (en) * 2017-05-10 2018-11-15 The Regents Of The University Of Michigan Failure detection and response
US11220272B2 (en) 2017-11-13 2022-01-11 Mitsubishi Electric Corporation Failure detection apparatus, failure detection method, and computer readable medium
DE112017008078T5 (de) 2017-11-13 2020-06-25 Mitsubishi Electric Corporation Fehlererfassungsvorrichtung, fehlererfassungsverfahren und fehlererfassungsprogramm
DE112017008078B4 (de) 2017-11-13 2022-03-17 Mitsubishi Electric Corporation Fehlererfassungsvorrichtung, fehlererfassungsverfahren und fehlererfassungsprogramm
JP2021511005A (ja) * 2018-01-19 2021-04-30 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両故障警告システム及び対応する車両故障警告方法
JP7315562B2 (ja) 2018-01-19 2023-07-26 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両故障警告システム及び対応する車両故障警告方法
US10950233B2 (en) 2018-07-11 2021-03-16 Hyundai Motor Company Dialogue system, vehicle having the same and dialogue processing method
US11093314B2 (en) 2018-07-23 2021-08-17 Mitsubishi Electric Corporation Time-sequential data diagnosis device, additional learning method, and recording medium
JP2020035442A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 車両運行状態監視方法、装置、及び機器
US11393263B2 (en) 2018-08-30 2022-07-19 Apollo Intelligent Driving Technology (Beijing) Co., Ltd. Method and device for monitoring operating status of vehicle
CN112912282A (zh) * 2018-11-27 2021-06-04 住友电气工业株式会社 车辆故障预测系统、监视装置、车辆故障预测方法及车辆故障预测程序
JPWO2020110446A1 (ja) * 2018-11-27 2021-10-14 住友電気工業株式会社 車両故障予測システム、監視装置、車両故障予測方法および車両故障予測プログラム
WO2020110446A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 住友電気工業株式会社 車両故障予測システム、監視装置、車両故障予測方法および車両故障予測プログラム
US10882398B2 (en) 2019-02-13 2021-01-05 Xevo Inc. System and method for correlating user attention direction and outside view
KR20210118927A (ko) 2019-04-26 2021-10-01 히다찌 겐끼 가부시키가이샤 인젝터 진단 장치 및 인젝터 진단 방법
US11732669B2 (en) 2019-04-26 2023-08-22 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Injector diagnosis device and injector diagnosis method
WO2020218510A1 (ja) 2019-04-26 2020-10-29 日立建機株式会社 インジェクタ診断装置及びインジェクタ診断方法
EP3989025A4 (en) * 2019-06-20 2023-07-19 Hitachi, Ltd. TROUBLESHOOTING DIAGNOSTIC DEVICE AND METHOD THEREOF
WO2020255560A1 (ja) * 2019-06-20 2020-12-24 株式会社日立製作所 故障予兆診断装置およびその方法
US11789439B2 (en) 2019-06-20 2023-10-17 Hitachi, Ltd. Failure sign diagnosis device and method therefor
JP7229861B2 (ja) 2019-06-20 2023-02-28 株式会社日立製作所 故障予兆診断装置およびその方法
JP2021002098A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 株式会社日立製作所 故障予兆診断装置およびその方法
CN112147968A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 株式会社日立制作所 车辆故障诊断方法、装置及系统
JP2021113768A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両シミュレーションシステム、車両シミュレーション方法およびコンピュータプログラム
JP7320755B2 (ja) 2020-01-21 2023-08-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両シミュレーションシステム、車両シミュレーション方法およびコンピュータプログラム
JP7308236B2 (ja) 2021-03-04 2023-07-13 本田技研工業株式会社 故障予兆検知システム、車両、故障予兆検知方法、及びプログラム
JP2022134829A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 本田技研工業株式会社 故障予兆検知システム、車両、故障予兆検知方法、及びプログラム
JP2022137638A (ja) * 2021-03-09 2022-09-22 本田技研工業株式会社 故障予兆検知システム、車両、故障予兆検知方法、及びプログラム
JP7377826B2 (ja) 2021-03-09 2023-11-10 本田技研工業株式会社 故障予兆検知システム、自動車、故障予兆検知方法、及びプログラム
WO2024069719A1 (ja) * 2022-09-26 2024-04-04 ファナック株式会社 状態分類装置、及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5018444B2 (ja) 2012-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5018444B2 (ja) 車両故障診断予測装置
CN107757525B (zh) 自主车辆故障模式管理系统及方法
US10293829B2 (en) Road surface submergence estimation device
KR101901801B1 (ko) 하이브리드 자동차 및 그를 위한 운전 패턴 예측 방법
US9631940B2 (en) Method and system for determining a route for efficient energy consumption
CN107000751B (zh) 用于提供建议驾驶速度的设备及方法
CN109885040B (zh) 一种人机共驾中的车辆驾驶控制权分配系统
CN110036424B (zh) 用于预测未来的速度轨迹的速度信息的存储
US8606459B2 (en) Fuel economy driving assistance apparatus
CN106627579A (zh) 车辆队列中的协调测试
CN101825469A (zh) 估算与推进相关的操作参数的方法
JP4441881B2 (ja) エンジン停止制御装置及びエンジン始動制御装置並びにこれらの方法
CN105000019A (zh) 用于检测、追踪和估计静止的路边物体的方法和系统
JP7131441B2 (ja) 自動車用演算システム
JP2020013537A (ja) 路面状態推定装置及び路面状態推定方法
US10654467B2 (en) Hybrid vehicle and method of performing temperature control therefor
CN104085305A (zh) 车辆辅助驾驶主动限速控制系统
JP2014106068A (ja) 燃費推定装置及び燃費推定方法
CN104228842A (zh) 用于确定短期驾驶倾向的装置和方法
JP7173990B2 (ja) 追越確率コレクションを生成する方法、自動車の制御装置を動作させる方法、追越確率コレクション装置および制御装置
CN108597218A (zh) 基于车辆监控和车联网技术的路径规划与车辆速度优化装置
US20230184563A1 (en) Connected vehicle-based road surface quality determination
JP5445146B2 (ja) 不具合診断装置、不具合診断方法及びプログラム
Pourabdollah et al. Fuel economy assessment of semi-autonomous vehicles using measured data
US20210302183A1 (en) Vehicle efficiency prediction and control

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees