JP2009145276A - 発光指針 - Google Patents
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Abstract
【課題】遮光処理を施すことなく、組立が容易で、しかも、視認性および見映えの良い発光指針を提供する。
【解決手段】発光指針13は、発光指針部材13Aと、発光指針部材13Aを覆うカバー部材13Bとによって構成され、発光指針部材13Aは、照射光を受光する受光部13Aaと、受光部13Aaから延びかつ受光部13Aaからの光を導光して発光する指針部13Abとを有し、カバー部材13Bは、受光部13Aaを収容する受光部カバー部13Baと、受光部カバー部13Baから延びかつ指針部13Abが挿入される略筒状の指針部カバー部13Bbとを有し、カバー部材13Bには、文字盤12とは反対側に指針部13Abからの光を挿通するためのスリット部13Bfが設けられている。
【選択図】図6
【解決手段】発光指針13は、発光指針部材13Aと、発光指針部材13Aを覆うカバー部材13Bとによって構成され、発光指針部材13Aは、照射光を受光する受光部13Aaと、受光部13Aaから延びかつ受光部13Aaからの光を導光して発光する指針部13Abとを有し、カバー部材13Bは、受光部13Aaを収容する受光部カバー部13Baと、受光部カバー部13Baから延びかつ指針部13Abが挿入される略筒状の指針部カバー部13Bbとを有し、カバー部材13Bには、文字盤12とは反対側に指針部13Abからの光を挿通するためのスリット部13Bfが設けられている。
【選択図】図6
Description
本発明は、車両のアナログ式メーター装置に備えられた発光指針に関する。
従来から、車両のアナログ式メーター装置に備えられた発光指針が知られている。
図1(a)において、符号1は車両のメーター装置、符号2はメーター装置1のスピードメーターの文字盤、符号3は従来例の発光指針である。
図1(b)において、符号4は発光指針3を駆動するためのムーブメント、符号5は発光指針3などを照光するためのLED、符号6は回路基板、符号7は透光性の導光部材である。
ムーブメント4は、回路基板6の裏面側に実装されており、ムーブメント4の回転軸4aは、回路基板6に形成された穴を貫通している。
LED5,5は、回路基板6の表面側にムーブメント4の回転軸4aの周囲に実装されている。
LED5,5による照光は、導光部材7,7によって導光されて、文字盤2に設けられた発光指針3用の軸部貫通穴2aおよび、その周囲を裏面側から照光する。
従来例の発光指針3は、透光性の発光指針部材3Aとキャップ部3Bとによって構成されており、発光指針部材3Aは、受光部3Aaと指針部3Abとを有している。
受光部3Aaには、回転の半径方向後端部に約45°に傾斜した反射面3Acが形成され、軸部3Adが裏側に向けて一体に突設形成されている。また、この軸部3Adには、ムーブメント4の回転軸4aに嵌合する軸穴3Aeが形成されている。
キャップ部3Bは、略キャップ形状を呈しており、その側壁に、図1(a)に示す保持部3Baが形成されている。
キャップ部3Bの保持部3Baに指針部3Abを遊嵌した状態でキャップ部3Bの凹部に受光部3Aaを嵌め込み、キャップ部3Bの凹部に設けられた係合ピン(図示省略)と、これと対応する位置に形成された受光部3Aaの係合穴(図示省略)とを係合させることにより、発光指針部材3Aにキャップ部3Bを取り付ける。
そして、軸部3Adの軸穴3Aeにムーブメント4の回転軸4aを嵌合させて、発光指針3をメーター装置1に装着する。
LED5,5から放射された光は、導光部材7,7によって導光され、文字盤2に設けられた発光指針3用の軸部貫通穴2aおよび、その周囲の透光部を通して、発光指針部材3Aの受光部3Aaを裏面側から照光し、受光部3Aaの反射面3Acが照射される。
受光部3Aaの反射面3Acに照射された光は、半径方向外向きに反射され、指針部3Abの文字盤2を臨む側の反射面3Afと、反射面3Afと反対側のシボ加工面3Agとの間で反射しつつ半径方向外向きに向けて導光される。
反射面3Afは、裏面側が銀色あるいは白色に塗装されているか、またはホットスタンプなどの処理がなされていて、シボ加工面3Agは、多数の微細な凹凸により透過光を拡散する。
このため、指針部3Ab内部に導光された光はシボ加工面3Agにおいて透過拡散されるので、メーター装置1を車室側から見ると、指針部3Abのシボ加工面3Ag全体が発光して見える。
また、特許文献1には、発光指針部材の半径方向両側面が遮光性の部材によって覆われており、さらに発光指針部材の文字盤を臨む側の反射面を遮光性の蓋部材で覆う発光指針が記載されている。
特許第3228141号公報
しかしながら、特に車室内が暗くなった際に、従来例の発光指針3では、図2(a)または図2(b)に示すように、車室側から見て発光指針部材3Aの伸びる方向両側面3Ah,3Ahからの漏光により、指針部3Ab周辺の文字盤2が照射される。
このため、車室側から視認される指針部3Abの発光面(シボ加工面3Ag)と指針部3Abの背後にある文字盤2とのコントラストが低下するだけでなく、車室側から見た際に発光指針3の見映えを損なうおそれがあった。
そこで、指針部3Abの伸びる方向両側面3Ah,3Ahに塗装やホットスタンプ等により遮光処理を施して遮光すると、遮光処理を施すべき面の増大により、塗装やホットスタンプ等の費用が増大し、製造コストの増大を招くだけでなく、処理工程数が増大して生産効率が低下してしまうという問題があった。
また、特許文献1の発明では、遮光性の蓋部材を別途用意する必要があるだけでなく、文字盤を臨む側の反射面を蓋部材によって覆う工程が含まれ、組立時の工程数が増大して生産効率が低下してしまうおそれがあった。
そこで、本発明では、遮光処理を施すことなく、組立が容易で、しかも、視認性および見映えの良い発光指針を提供することを目的にしている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、メーター装置の文字盤を指示すると共に前記メーター装置に設けられた光源による照射光を導光して発光する発光指針であって、
発光指針部材と、該発光指針部材を覆うカバー部材とによって構成され、
前記発光指針部材は、前記照射光を受光する受光部と、該受光部から延びかつ前記受光部からの光を導光して発光する指針部とを有し、
前記カバー部材は、前記受光部を収容する受光部カバー部と、該受光部カバー部から延びかつ前記指針部が挿入される略筒状の指針部カバー部とを有し、
前記カバー部材には、前記文字盤とは反対側に前記指針部からの光を挿通するためのスリット部が設けられている発光指針を特徴としている。
発光指針部材と、該発光指針部材を覆うカバー部材とによって構成され、
前記発光指針部材は、前記照射光を受光する受光部と、該受光部から延びかつ前記受光部からの光を導光して発光する指針部とを有し、
前記カバー部材は、前記受光部を収容する受光部カバー部と、該受光部カバー部から延びかつ前記指針部が挿入される略筒状の指針部カバー部とを有し、
前記カバー部材には、前記文字盤とは反対側に前記指針部からの光を挿通するためのスリット部が設けられている発光指針を特徴としている。
そして、請求項2に記載の発明は、前記指針部カバー部に前記指針部を挿入する際に前記カバー部材と前記発光指針部材との干渉を回避するための切欠部が前記カバー部材に設けられている請求項1に記載の発光指針を特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、前記切欠部を塞ぐための蓋部が設けられている請求項2に記載の発光指針を特徴としている。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記発光指針部材に前記蓋部が設けられ、前記指針部カバー部に前記指針部を挿入することにより前記切欠部が閉塞される請求項3に記載の発光指針を特徴としている。
このように構成された本発明の請求項1のものは、指針部が略筒状の指針部カバー部に挿入され、カバー部材には文字盤とは反対側に指針部からの光を挿通するためのスリット部が設けられているので、指針部から放射される光の文字盤側からの漏光がなく、車室側から見ると、光を挿通するためのスリット部だけが発光して見える。このため、指針部背後の文字盤と発光部としてのスリット部とのコントラストが低下することがなく、メーター装置の視認性が良い上に、発光指針の見映えがよい。
そして、請求項2のものは、指針部カバー部に指針部を挿入する際にカバー部材と発光指針部材との干渉を回避するための切欠部がカバー部材に設けられているので、カバー部材と発光指針部材とが干渉することなく、容易に発光指針を組み立てることができる。
また、請求項3のものは、切欠部を塞ぐための蓋部が設けられているので、切欠部からの漏光を防ぐことができる。
さらに、請求項4のものは、発光指針部材に蓋部が設けられ、指針部カバー部に指針部を挿入することにより切欠部が閉塞されるので、指針部を指針部カバー部に挿入して装着するだけで、本発明の発光指針の組立が完了し、組立施工性がよい。
本発明に係る実施の形態の実施例に基づいて本発明を説明する。
〈全体構成〉
図3(a)において、符号11は車両のメーター装置、符号12はメーター装置11のスピードメーターの文字盤、符号13は実施例1の発光指針である。
図3(a)において、符号11は車両のメーター装置、符号12はメーター装置11のスピードメーターの文字盤、符号13は実施例1の発光指針である。
図3(b)において、符号14は発光指針13を駆動するためのムーブメント、符号15は発光指針13などを照光するためのLED、符号16は回路基板、符号17は導光部材である。
ムーブメント14は、回路基板16の裏面側に実装されており、ムーブメント14の回転軸14aは、ムーブメント14の回転軸14aは回路基板16に形成された穴を貫通している。
LED15,15は、回路基板16の表面側にムーブメント14の回転軸14aの周囲に実装されている。
LED15,15による照光は、導光部材17,17によって導光されて、文字盤12に設けられた発光指針13用の軸部貫通穴12aおよび、その周囲を裏面側から照光する。
本実施例の発光指針13は、メーター装置11の文字盤12を指示すると共にメーター装置11に設けられた光源15による照射光を導光して発光するようになっている。
〈発光指針13の構成〉
発光指針13は、主に樹脂によって形成されており、透光性の発光指針部材13Aと遮光性のカバー部材13Bとによって構成されている。
発光指針13は、主に樹脂によって形成されており、透光性の発光指針部材13Aと遮光性のカバー部材13Bとによって構成されている。
〈発光指針部材13Aの構成〉
図4に示すように、発光指針部材13Aは、照射光を受光する受光部13Aaと、受光部13Aaから延びかつ受光部13Aaからの光を導光して発光する指針部13Abとを有している。
図4に示すように、発光指針部材13Aは、照射光を受光する受光部13Aaと、受光部13Aaから延びかつ受光部13Aaからの光を導光して発光する指針部13Abとを有している。
受光部13Aaは平面視略扇形状を呈しており、受光部13Aaの半径方向前端部からは略棒状の指針部13Abが回転の半径方向外向きに延びている。
指針部13Abは、指針部13Abの長手方向横断面形状が略矩形形状を呈しており、先端に向かうほど細くなっている。
指針部13Abの文字盤12を臨む側の端面(裏面)を下端面13Aeとし、下端面13Aeと反対側の発光端面を上端面13Afとし、車室側から文字盤12を見て指針部13Abの伸びる方向両側の端面を側端面13Ag,13Agとする。
受光部13Aaには、回転の半径方向後端部に約45°に傾斜した反射面13Ac,13Ad,13Adが形成されており、軸部13Ahが裏側に向けて一体に突設形成されている。この軸部13Ahには、ムーブメント14の回転軸14aに嵌合する軸穴13Aiが形成されている。
また、受光部13Aaの指針部13Abの伸びる方向両側には、一対の係合部13Aj,13Ajが設けられており、一対の係合部13Aj,13Ajには、指針部13Abの伸びる方向前端部に保持部13Ak,13Akがそれぞれ形成されている。
〈カバー部材13Bの構成〉
カバー部材13Bは、主に遮光性の樹脂によって形成されており、図5に示すように、発光指針部材13Aの受光部13Aaを収容する受光部カバー部13Baと、受光部カバー部13Baから延びかつ発光指針部材13Aの指針部13Abが挿入される略筒状の指針部カバー部13Bbとを有している。
カバー部材13Bは、主に遮光性の樹脂によって形成されており、図5に示すように、発光指針部材13Aの受光部13Aaを収容する受光部カバー部13Baと、受光部カバー部13Baから延びかつ発光指針部材13Aの指針部13Abが挿入される略筒状の指針部カバー部13Bbとを有している。
受光部カバー部13Baは略キャップ形状を呈しており、受光部カバー部13Baには、発光指針部材13Aの受光部13Aaが収容されるようになっている。
指針部カバー部13Bbは長手方向横断面形状が略矩形形状を呈した筒状を呈しており、内部に発光指針部材13Aの指針部13Abが挿入可能となっている。
指針部カバー部13Bbの文字盤12を臨む側(裏面側)の壁を下壁部13Bcとし、下壁部13Bcと反対側(正面側)の壁を上壁部13Bdとし、車室側から文字盤12を見て指針部13Bbの伸びる方向両側側壁を側壁部13Be,13Beとする。指針部カバー部13Bbの先端部には、端壁13Bmが形成されている。
カバー部材13Bの上壁部13Bdには、文字盤12とは反対側に指針部13Abからの光を挿通するためのスリット部13Bfが、指針部カバー部13Bbの伸びる方向に沿って形成されている。
略キャップ形状の受光部カバー部13Baは、略円形の上壁部13Bgを有しており、上壁部13Bgの裏面側には一対の係合ピン13Bh,13Bhが設けられている。
これらの係合ピン13Bh,13Bhは、発光指針部材13Aの係合部13Aj,13Ajに形成された保持部13Ak,13Akにそれぞれ係合される。
また、受光部カバー部13Baの略円筒状の側壁部13Bjには、平面視矩形形状の切欠部Wが設けられており、切欠部Wの一方の側端部にはヒンジ部13Blを介して蓋部13Bkが一体に形成されている。
切欠部Wは、指針部カバー部13Bbに指針部13Abを挿入する際にカバー部材13Bと発光指針部材13Aとの干渉を回避するために設けられており、蓋部13Bkは、切欠部Wを塞ぐために設けられている。
ヒンジ部13Blは、肉薄に形成されているので、蓋部13Bkは、このヒンジ部13Blを中心に回動可能となっており、切欠部Wは蓋部13Bkにより開閉可能になっている。
蓋部13Bkのヒンジ部13Blと反対側の側端部には、係合部13Bnが設けられており、蓋部13Bkによって切欠部Wを閉じた状態では、切欠部Wの他方の側端部に係合して、蓋部13Bkがロックされる。
また、上壁部13Bgの裏面側にはストッパ13Biが設けられており、このストッパ13Biは、蓋部13Bkを閉じた際に、蓋部13Bkが受光部カバー部13Baの内部に入り込むのを防止する。
〈発光指針13の組立方法〉
図6に示すように、カバー部材13Bの蓋部13Bkを開いた状態(図6の(a))で、発光指針部材13Aの指針部13Abを筒状の指針部カバー部13Bbに挿入し、発光指針部材13Aの一対の係合部13Aj,13Ajが、受光部カバー部13Baの一対の係合ピン13Bh,13Bhに係合するまで挿入し、カバー部材13Bに発光指針部材13Aを固定する(図6の(b))。
図6に示すように、カバー部材13Bの蓋部13Bkを開いた状態(図6の(a))で、発光指針部材13Aの指針部13Abを筒状の指針部カバー部13Bbに挿入し、発光指針部材13Aの一対の係合部13Aj,13Ajが、受光部カバー部13Baの一対の係合ピン13Bh,13Bhに係合するまで挿入し、カバー部材13Bに発光指針部材13Aを固定する(図6の(b))。
そして、受光部カバー部13Baの蓋部13Bkを閉じて(図6の(c))、図3に示すように、発光指針部材13Aの軸部13Ahの軸穴13Aiにムーブメント14の回転軸14aを嵌合させて、発光指針13をメーター装置11に装着する。
〈発光指針13の作用〉
図3(b)に示すLED15,15から放射された光は、導光部材17,17によって導光され、文字盤12に設けられた発光指針13用の軸部貫通穴12aおよび、その周囲の透光部を通して、発光指針部材13Aの受光部13Aaの図4に示す入射面ISを裏面側から照光し、受光部13Aaの反射面13Ac,13Ad,13Adを照射する。
図3(b)に示すLED15,15から放射された光は、導光部材17,17によって導光され、文字盤12に設けられた発光指針13用の軸部貫通穴12aおよび、その周囲の透光部を通して、発光指針部材13Aの受光部13Aaの図4に示す入射面ISを裏面側から照光し、受光部13Aaの反射面13Ac,13Ad,13Adを照射する。
そして、受光部13Aaの反射面13Ac,13Ad,13Adに照射された光は、半径方向外向きに反射され、指針部13Abの下端面13Aeと、下端面13Aeと反対側の上端面13Afとの間で反射しつつ半径方向外側に向けて導光される(図3(b)参照)。
下端面13Aeは、従来例のように、必ずしも裏面側から銀色あるいは白色に塗装する必要はなく、ホットスタンプなどの処理をする必要もない。
また、上端面13Afは、通常、多数の微細な凹凸により透過光を拡散させるシボ加工を施すが、本実施例の発光指針13では、必ずしもシボ加工を施す必要はない。
図7に示すように、指針部13Ab内部に導光された光は上端面13Afを透過して、スリット部13Bfを通して放射されるので、メーター装置11を車室側から見ると、発光指針13のスリット部13Bf全体が発光して見える。
〈効果〉
図6に示すように、指針部カバー部13Bbに指針部13Abを挿入する際に、カバー部材13Bと発光指針部材13Aとの干渉を回避するための切欠部Wがカバー部材13Bに設けられているので、カバー部材13Bと発光指針部材13Aとが干渉することなく、容易に発光指針13を組み立てることができる。
図6に示すように、指針部カバー部13Bbに指針部13Abを挿入する際に、カバー部材13Bと発光指針部材13Aとの干渉を回避するための切欠部Wがカバー部材13Bに設けられているので、カバー部材13Bと発光指針部材13Aとが干渉することなく、容易に発光指針13を組み立てることができる。
また、発光指針13には、切欠部Wを塞ぐための蓋部13Bkが設けられているので、切欠部Wからの漏光を防ぐことができる。
本実施例では、受光部カバー部13Baの蓋部13Bkを開いて、指針部13Abを指針部カバー部13Bbに挿入し、発光指針部材13Aの一対の係合部13Aj,13Ajを受光部カバー部13Baの一対の係合ピン13Bh,13Bhに係合させ、カバー部材13Bに発光指針部材13Aを固定して、蓋部13Bkを閉じるだけで、発光指針13の組立が完了するので組立施工性がよい。
しかも、図7に示すように、指針部13Abが略筒状の指針部カバー部13Bbに挿入され、カバー部材13Bには文字盤12とは反対側に指針部13Abからの光を挿通するためのスリット部13Bfが設けられているので、指針部13Abから放射される光の文字盤12側からの漏光がなく、車室側から見ると、光を挿通するためのスリット部13Bfだけが発光して見える。
このため、指針部13Abの背後の文字盤12と発光部としてのスリット部13Bfとのコントラストが低下することがなく、メーター装置11の視認性が良い上に、発光指針13の見映えがよい。
実施例2を図8ないし図10を参照しつつ説明する。また、実施例1と同様の内容は説明を省略し、実施例1と異なる部分を中心に説明する。なお、図面において、実施例1と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとする。
〈発光指針23の構成〉
図10に示すように、実施例2の発光指針23は、主に樹脂によって形成されており、透光性の発光指針部材23Aと、一部を除き遮光性を有するカバー部材23Bとによって構成されている。
図10に示すように、実施例2の発光指針23は、主に樹脂によって形成されており、透光性の発光指針部材23Aと、一部を除き遮光性を有するカバー部材23Bとによって構成されている。
〈発光指針部材23Aの構成〉
図8に示すように、実施例2の発光指針部材23Aには、実施例1の発光指針部材13Aに設けられていた一対の係合部13Aj,13Ajと、軸部13Ahとが設けられておらず、その代わりに、略半円弧状の蓋部23Aaと、蓋部23Aaと受光部13Aaとを連結する連結板部23Abとが一体に形成された連結蓋部23Acが備えられている。
図8に示すように、実施例2の発光指針部材23Aには、実施例1の発光指針部材13Aに設けられていた一対の係合部13Aj,13Ajと、軸部13Ahとが設けられておらず、その代わりに、略半円弧状の蓋部23Aaと、蓋部23Aaと受光部13Aaとを連結する連結板部23Abとが一体に形成された連結蓋部23Acが備えられている。
そして、指針部カバー部13Bbに指針部13Abを挿入することにより、蓋部23Aaによって切欠部W’が閉塞されるようになっている。
発光指針部材23Aは、透明樹脂によって構成されているが、少なくとも蓋部23Aaの外側面には、ホットスタンプや塗装などにより遮光処理が施されている。
〈カバー部材23Bの構成〉
カバー部材23Bは、透光性の樹脂によって形成されており、図9に示すように、受光部カバー部23Baと、指針部カバー部13Bbとを有している。
カバー部材23Bは、透光性の樹脂によって形成されており、図9に示すように、受光部カバー部23Baと、指針部カバー部13Bbとを有している。
実施例2の指針部カバー部13Bbの構成は実施例1の指針部カバー部13Bbと同様であるが、実施例2の受光部カバー部23Baの構成は、実施例1の受光部カバー部13Baの構成と異なっているので、受光部カバー部23Baの構成を詳述する。
受光部カバー部23Baには、発光指針部材13Aの受光部13Aaが収容されるようになっている。
受光部カバー部23Baは、略円形の上壁部23Bbと下壁部23Bcとを有しており、受光部カバー部23Baの側壁部23Bdには、略半円筒状の切欠部W’が設けられている。この切欠部W’には、発光指針部材23Aの蓋部23Aaが嵌合され、嵌合固定可能となっている。
また、下壁部23Bcの略中央位置には、軸部23Beが裏側に向けて一体に突設形成されている。この軸部23Beには、ムーブメント14の回転軸14aに嵌合する軸穴23Bfが形成されている。
そして、下壁部23Bcを除いて、吹きつけ塗装などにより遮光処理を施すことにより、下壁部23Bcは透光性を保ち、下壁部23Bc以外の部分に遮光性を備えることができる。
なお、遮光処理を施す部分に予め白色塗料などの反射性の高い色の塗装を施すことによって、カバー部材23B内部の反射性を高めて、発光指針13の導光効率を高めることができる。
〈発光指針23の組立方法〉
図10に示すように、カバー部材23Bの下壁部23Bcと、発光指針部材23Aの入光面ISの向きを合わせた状態(図10の(a))で、指針部13Abを筒状の指針部カバー部13Bbに挿入し(図10の(b))、発光指針部材23Aの蓋部23Aaが受光部カバー部23Baの切欠部W’に嵌合するまで挿入し、蓋部23Aaを切欠部W’に押入してカバー部材23Bに発光指針部材23Aを固定する(図10の(c))。
図10に示すように、カバー部材23Bの下壁部23Bcと、発光指針部材23Aの入光面ISの向きを合わせた状態(図10の(a))で、指針部13Abを筒状の指針部カバー部13Bbに挿入し(図10の(b))、発光指針部材23Aの蓋部23Aaが受光部カバー部23Baの切欠部W’に嵌合するまで挿入し、蓋部23Aaを切欠部W’に押入してカバー部材23Bに発光指針部材23Aを固定する(図10の(c))。
そして、図3に示したのと同様にして、下壁部23Bcの軸部23Beの軸穴23Bfにムーブメント14の回転軸14aを嵌合させて、発光指針23をメーター装置11に装着する。
〈発光指針23の作用〉
実施例1と同様であるので省略する。
実施例1と同様であるので省略する。
〈効果〉
図10に示すように、指針部カバー部13Bbに指針部13Abを挿入する際に、カバー部材23Bと発光指針部材23Aとの干渉を回避するための切欠部W’がカバー部材23Bに設けられているので、カバー部材23Bと発光指針部材23Aとが干渉することなく、容易に発光指針23を組み立てることができる。
図10に示すように、指針部カバー部13Bbに指針部13Abを挿入する際に、カバー部材23Bと発光指針部材23Aとの干渉を回避するための切欠部W’がカバー部材23Bに設けられているので、カバー部材23Bと発光指針部材23Aとが干渉することなく、容易に発光指針23を組み立てることができる。
また、発光指針23には、切欠部W’を塞ぐための蓋部23Aaが設けられているので、切欠部W’からの漏光を防ぐことができる。
さらに、発光指針部材23Aに蓋部W’が設けられ、指針部カバー部13Bbに指針部13Abを挿入することにより切欠部W’が閉塞されるので、指針部13Abを指針部カバー部13Bbに挿入して装着するだけで、本発明の発光指針23の組立が完了し、組立施工性がよい。
本実施例では、指針部13Abを筒状の指針部カバー部13Bbに挿入し、発光指針部材23Aの蓋部23Aaを受光部カバー部23Baの切欠部W’に嵌合させて押入するだけで、発光指針23の組立が完了するので組立施工性がよい。
また、カバー部材23Bの下壁部23Bcを除いて、吹きつけ塗装などにより遮光処理を施すことにより、下壁部23Bcは透光性を保ち、下壁部23Bc以外の部分に遮光性を備えることができるので、発光指針23を単一部材によって構成できる。
さらに、遮光処理を施す部分に予め外側または内側から白色塗料などにより塗装することにより、カバー部材23B内部の反射性を高めて、発光指針23の導光効率を高めることができる。
しかも、指針部13Abが略筒状の指針部カバー部13Bbに挿入され、カバー部材23Bには文字盤12とは反対側に指針部13Abからの光を挿通するためのスリット部13Bfが設けられているので、指針部13Abから放射される光の文字盤12側からの漏光がなく、車室側から見ると、光を挿通するためのスリット部13Bfだけが発光して見える。
このため、指針部13Abの背後の文字盤12と発光部としてのスリット部13Bfとのコントラストが低下することがなく、メーター装置11の視認性が良い上に、発光指針23の見映えがよい。
以上、図面を参照して、本発明に係る実施の形態の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれるものである。
11 メーター装置
12 文字盤
13,23 発光指針
13A,23A 発光指針部材
13B,23B カバー部材
13Aa 受光部
13Ab 指針部
13B,23B カバー部材
13Ba,23Ba 受光部カバー部
13Bb 指針部カバー部
13Bf スリット部
13Bk,23Aa 蓋部
15 LED(光源)
W,W’ 切欠部
12 文字盤
13,23 発光指針
13A,23A 発光指針部材
13B,23B カバー部材
13Aa 受光部
13Ab 指針部
13B,23B カバー部材
13Ba,23Ba 受光部カバー部
13Bb 指針部カバー部
13Bf スリット部
13Bk,23Aa 蓋部
15 LED(光源)
W,W’ 切欠部
Claims (4)
- メーター装置の文字盤を指示すると共に前記メーター装置に設けられた光源による照射光を導光して発光する発光指針であって、
発光指針部材と、該発光指針部材を覆うカバー部材とによって構成され、
前記発光指針部材は、前記照射光を受光する受光部と、該受光部から延びかつ前記受光部からの光を導光して発光する指針部とを有し、
前記カバー部材は、前記受光部を収容する受光部カバー部と、該受光部カバー部から延びかつ前記指針部が挿入される略筒状の指針部カバー部とを有し、
前記カバー部材には、前記文字盤とは反対側に前記指針部からの光を挿通するためのスリット部が設けられていることを特徴とする発光指針。 - 前記指針部カバー部に前記指針部を挿入する際に前記カバー部材と前記発光指針部材との干渉を回避するための切欠部が前記カバー部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発光指針。
- 前記切欠部を塞ぐための蓋部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の発光指針。
- 前記発光指針部材に前記蓋部が設けられ、前記指針部カバー部に前記指針部を挿入することにより前記切欠部が閉塞されることを特徴とする請求項3に記載の発光指針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007325062A JP2009145276A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 発光指針 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064522A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Nippon Seiki Co Ltd | 指示計器 |
JP2012103143A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Nippon Seiki Co Ltd | 指針装置およびその組付け方法 |
JP2012189500A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Denso Corp | 車両用計器 |
CN113086239A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-07-09 | 四川亚美动力技术有限公司 | 一种航空仪表指针组件装配方法 |
-
2007
- 2007-12-17 JP JP2007325062A patent/JP2009145276A/ja active Pending
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