JP2004212126A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二つの導光体を強固に連結するとともに、照明品質の良好な照明装置を提供する。
【解決手段】指針2の背後に位置し第1の光源5からの光を指針2に導く第1の導光体16と、文字板3の背後に位置するとともに第2の光源6からの光を文字板3背後に導く第2の導光体19と、第1の導光体16と第2の導光体19とを区切る仕切部材である仕切壁7と、文字板3の指標部13を設けていない部分に対応する位置に設けられる第1の導光体16と第2の導光体19とを接続する連結部33,34と、仕切壁7の指標部13側に連結部34を位置させる凹部7bとを設け、連結部33,34を複数設け、この複数の連結部33,34のうち少なくとも第1の導光体16から指標部13方向に伸びる連結部34に第1の導光体16から第2の導光体19への放射方向に対して屈曲した屈曲部35a,35b,36を設けたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導光体を用いて照明する照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明装置は、例えば図9に示すものがある。この照明装置は、回転軸1を中心に回転する指針2と、この指針2の背後(図中下側)に位置する表示部材である文字板3と、この文字板3の背後(図中下側)に位置するガラスエポキシ樹脂からなる硬質の回路基板4と、この回路基板4上に設けられ、それぞれ指針2と文字板3を照明する光源である発光ダイオード5,6と、発光ダイオード5,6のそれぞれの照明領域を区画する円筒形の仕切壁7と、回路基板4の背後に固定され回転軸1を回動する計器本体8と、発光ダイオード5から発する光を指針2に導く第1の導光体9と、発光ダイオード6から発する光を文字板3に導く第2の導光体10と、を備えている。
【0003】
指針2は指示部2aと回転軸1に固定される指針基部2bを透明な合成樹脂で一体に形成されており、指針基部2bは遮光性の合成樹脂からなる指針キャップ11で覆われている。指示部2aは発光ダイオード5の光を第1の導光体9を介して受けて発光するものである。
【0004】
文字板3は透明な合成樹脂からなる平板状の基材12の表面(図中上側の面)に、目盛りや文字などの指標部13を除いて遮光性の黒色の塗料からなり文字板3の地を形成する遮光層14を設け、その裏面(図中下側の面)に、目盛りや文字などの指標部13を除いて遮光性の白色の塗料からなる遮光反射層15を設けたものである。よって指標部13のみが発光ダイオード6の光を第2の導光体10を介して受けて透過照明される構造である。
【0005】
発光ダイオード5,6は表面実装型の発光ダイオードであり、発光ダイオード5は回転軸1の近傍に回転軸1を中心とした円上に複数設けられている。また、発光ダイオード6は指標部13の近傍に対応する部分に回転軸1を中心とした円上に複数設けられている。仕切壁7は合成樹脂からなり、発光ダイオード5,6のそれぞれの光が混じり合わないように、照明領域を区画するものである。
【0006】
本従来例では、指針2と指標部13とを、発光ダイオード5,6からの光をそれぞれ別々に形成した第1,第2の導光体9,10を介して照明する構造である。
【0007】
しかし、この照明装置では、異なる照明対象である指針2と指標部13とを照明するために、それぞれ別々の第1,第2の導光体9,10を必要としたため、部品点数が多く、また、それぞれの導光体9,10を照明装置(本従来例では、計器装置)に取付固定する必要があり、取付作業も繁雑にならざるを得ず、総じてコストの上昇を招くものであった。そこで、コストを削減するために、第1の導光体9と第2の導光体10とを連結部で接続したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−296080号公報(図1、図3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この照明装置では、第1の導光体9と第2の導光体10とを一つの連結部にて接続したものであるため、強度を得ることが難しく、この一体に形成された導光体を組み付ける時や、導光体成型時に破損する虞があり、扱いが煩わしいものであった。そこで、第1の導光体9と第2の導光体10を複数の連結部で接続し強度を上げたものが提案されている。しかし、この複数の連結部は、第1の導光体9から第2の導光体へと、放射状に複数設けられるため、複数の連結部のうち少なくとも一つは、文字板3の指標部13を設けていない部分に設けられてはいるが、その延長方向に指標部13側が位置するものであった。第1の導光体9から伸びる連結部の延長方向が、指標部13方向に向いているため、第1の導光体9を照明する第1の光源5の光が前記連結部を通り、第2の導光体10内に進入したり、あるいは、前記連結部から光が出て、第2の導光体10に照射して、第2の導光体10を照明する第2の光源6の色とは異なる第1の光源5の色で照明され照明色が混合し、照明の品質が低下するという不具合があった。そこで、本発明は、二つの導光体を強固に連結するとともに、照明品質の良好な照明装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1の光源によって照明される指針と、第2の光源によって照明されるとともに前記指針の背後に位置する表示部材に設けられた透過照明部と、前記指針の背後に位置し前記第1の光源からの光を前記指針に導く第1の導光体と、前記表示部材の背後に位置するとともに前記第2の光源からの光を前記表示部材背後に導く第2の導光体と、前記第1の導光体と前記第2の導光体とを区切る仕切部材と、前記表示部材の前記透過照明部を設けていない部分に対応する位置に設けられる前記第1の導光体と前記第2の導光体とを接続する連結部と、前記仕切部材の前記表示部材側に前記連結部を位置させる凹部とを設けた照明装置において、前記連結部を複数設け、この複数の連結部のうち少なくとも前記第1の導光体から前記透過照明部方向に伸びる連結部に前記第1の導光体から前記第2の導光体への放射方向に対して屈曲した屈曲部を設けたものである。
【0011】
また、前記表示部材の前記仕切部材側で、前記仕切部材に対応する部分に、暗色層を設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、第1の光源5によって照明される指針2と、第2の光源6によって照明されるとともに指針2の背後に位置する表示部材である文字板3に設けられた透過照明部である指標部13と、指針2の背後に位置し第1の光源5からの光を指針2に導く第1の導光体16と、文字板3の背後に位置するとともに第2の光源6からの光を文字板3背後に導く第2の導光体19と、第1の導光体16と第2の導光体19とを区切る仕切部材である仕切壁7と、文字板3の指標部13を設けていない部分に対応する位置に設けられる第1の導光体16と第2の導光体19とを接続する連結部33,34と、仕切壁7の指標部13側に連結部34を位置させる凹部7bとを設けた照明装置において、連結部33,34を複数設け、この複数の連結部33,34のうち少なくとも第1の導光体16から指標部13方向に伸びる連結部34に第1の導光体16から第2の導光体19への放射方向に対して屈曲した屈曲部35a,35b,36を設けたものである。このように構成したことにより、二つの導光体16,19を強固に連結するとともに、照明品質の良好な照明装置を提供することができる。
【0013】
また、文字板3の仕切壁7側で、仕切壁7に対応する部分に、暗色層14aを設けたものである。このように構成したことにより、二つの導光体を強固に連結するとともに、照明品質の良好な照明装置を提供することができる。さらに、連結部34から照射された光が文字板3によって反射されて、指標部13側を照射することを防止し、照明品質の良好な照明装置を提供することができる。
【0014】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて、本発明の照明装置を車両用の指針を用いた計器に採用した場合を例に挙げて説明する。なお、前記従来例と同一及び相当箇所には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0015】
本発明の照明装置を採用した計器は、回転軸1を中心に回転する指針2と、この指針2の背後(図3中下側)に位置し透過照明される表示部材である文字板3と、この文字板3の背後(図3中下側)に位置するガラスエポキシ樹脂からなる硬質の回路基板4と、この回路基板4上に設けられ、それぞれ指針2と文字板3を照明する第1,第2の光源である発光ダイオード5,6と、発光ダイオード5,6のそれぞれの照明領域を区画する仕切部材である円筒形の仕切壁7と、回路基板4の背後に固定される回転軸1を回動する計器本体8と、発光ダイオード5の光を指針2に導く第1の導光体16と、発光ダイオード6の光を文字板3の指標部13に導く第2の導光体19と、第1,第2の導光体16,19を支持するケース20とを備えている。
【0016】
表示部材である文字板3は、前面側(図3中上側)に、文字や目盛などの透過照明部である指標部13を除いて遮光性のインクにより、暗色(本実施例の場合、黒色)の遮光層14が形成されており、また、文字板3背後(図3中下側)には、白色のインクにより、遮光反射層15が形成されている。ただし、遮光反射層15は、文字や目盛などの指標部13,13aに対応する部分には、設けられていない。なお、遮光反射層15は本実施例においては白色であるが、白色限定されるものではなく、光を反射するのに都合のよいものであれば、どのようなものでもよく、例えば、銀色などのメタリック調でもよい。また、文字板3背後(図3中下側)で、後述する仕切壁7に対応する部分には、すなわち、回転軸1が通る文字板3の孔3a周囲部分には、つや消しの暗色層14aが、遮光性のインクにより形成されている。なお、本実施例では、暗色層14aの色は、黒色である。
【0017】
第1,第2の光源である発光ダイオード5,6の照明色は異なり、第1の光源である発光ダイオード5は赤色の発光色であり、第2の光源である発光ダイオード6は白色の発光色である。
【0018】
計器本体8は回路基板4の背面(図3中下側)に固定され、指針2を指針軸1を介して駆動するものであり、本実施例では、従来よく知られている、交差コイル式計器本体である。なお、交差コイル式計器本体の代わりにステッピングモータを用いてもよい。
【0019】
第1の導光体16は指針1と回路基板4との間に位置し、ポリカーボネートやアクリルなどの透光性の合成樹脂からなり、本実施例では特に色の付いていない無色である。第1の導光体16はほぼ円筒形状である。なお、第1の導光体16の中央の貫通した孔には回転軸1が位置する。
【0020】
第1の導光体16は発光ダイオード5からの光を受ける受光部17と、この受光部17で受光した光を指針2へと射出する射出部18とを備えている。受光部17は発光ダイオード5からの光を効率よく受光できるように、その断面形状が半円の凸形状であり、その凸形状の両脇に近接して突起17aが設けられている。受光部17は発光ダイオード5に対応した部分にのみ発光ダイオード5方向に突出形成されている。
【0021】
第2の導光体19は文字板3と回路基板4との間に位置し、第1の導光体16と同様にポリカーボネートやアクリルなどの透光性の合成樹脂からなり、無色である。第2の導光体19はドーナツ形状であり、指標部13,13aは文字板3上に全周に設けられているわけではないので、指標部13,13aを透過照明するために設ける第2の導光体19も切れ目のないドーナツ形状ではなく、一部がCの字状で、このCの字状の口のあいた部分を平板状の接続部32で接続した形状である。なお、第2の導光体19の中央に仕切壁7や回転軸1が位置する。
【0022】
第2の導光体19は発光ダイオード6の光を指標部13,13aに導くものであり、受光部21で受光し導光体19内を通過する光を反射面25で指標部13,13aに対応する文字板3裏面側に光を反射し、指標部13,13aを透過照明するものである。反射面25には指標部13,13aに良好に反射拡散させるために、図示しない白色印刷層が設けられている。導光体19を用いることにより、指標部13,13aまで光量を損失することなく、導き透過照明することができる。
【0023】
受光部21は発光ダイオード6からの光を効率よく受光できるように、第1の導光体16の受光部17と同様に、その断面形状が半円の凸形状であり、その凸形状の両脇に近接して突起21aが設けられている。受光部21は発光ダイオード6に対応した部分にのみ発光ダイオード6方向に突出形成されている。反射面25は受光部21で受光した光をロスすることなく反射するために、複数平面で形成されており、本実施例では、3つの角度の異なる反射面25を備えている。なお、反射面25の反射面の個数は任意であり、適宜設定可能である。また、場合によっては、断面形状が曲面であってもよい。27は前記反射部に第2の導光体19内の光を照射する照射部であり、本実施例ではその断面形状が垂直面である。また、第2の導光体19は係止爪23を備えており、ケース20にはこの係止爪23に対応する孔24を備えており、係止爪23を孔24を貫通し、ケース20裏面に係止することにより、第2の導光体19はケース20に固定される。
【0024】
第1の導光体16と第2の導光体19とは、二つの連結部33,34で接続されて一体に形成されている。連結部33は、第1の導光体16の外周面と、第2の導光体18の接続部32に接続し、連結部34は、第1の導光体16の外周面から第2の導光体18の指標部13,13aを備えた側に接続している。
【0025】
この連結部34は、図2で示すように、回転軸1の軸方向から見ると、第1の導光体16の外周面から図2中の上方向に伸び、反時計回り方向で仕切壁7に沿って折れ曲がる第1の屈曲部35aと、さらに、もう一度、回転軸1を中心とした放射方向に折れ曲がった第2の屈曲部35bとを備えている。また、図3,5で示すように、連結部34は、文字板3に沿った位置から、回路基板4方向に折れ曲がる第3の屈曲部36を備えており、下方向に伸びた連結部34の下端で第2の導光体19と接続している。また、連結部34と第2の導光体19の連結部分には、図2で示すように、第2の光源6が位置していない。なお、図3中では、あたかも前記連結部分に第2の光源6が位置しているかのように、描かれているが、これは説明用に描いたものであり、本来は、図2で示す位置に設けられている。このため、第2の光源6からの光が連結部34に直接入り込むことを防止し、異なる照明色である第1,第2の光源5,6が混合することを防止し、照明品質の低下を抑制している。
【0026】
なお、第3の屈曲部36には、45度に傾いた傾斜面36aが設けられている。このように、屈曲部35,36を設けたことにより、第1の導光体16から第2の導光体18への光は、屈曲部35,36で反射するので、直接、光が指標部13,13a方向に行くことを防止することができる。また、屈曲部35,36を設けたことで、連結部34を長く形成することができ、この長い連結部34で光が減衰し、照明品質の低下を抑えることができる。また、傾斜面36aを設けたことで、連結部34から第2の導光体19へ光が照射する光を低く抑えることで、さらに、異なる照明色である第1,第2の光源5,6が混合することを防止し、照明品質の低下を抑えることができる。また、傾斜面36aの表面を荒らすことで、傾斜面36aから漏れる光を拡散させるようにしてもよい。また、屈曲部35a,35b,36を設けたことで、第1,第2の導光体16,19を近接させた配置しても、連結部34を長く形成することができ、照明品質の低下を抑えることができる。
【0027】
ケース20は文字板3の背面(図3中下側)に位置し、白色の合成樹脂で仕切壁7と一体に形成されている。ケース20は、第1の導光体16を収納する仕切壁7と、第2の導光体19を収納する収納凹部28を備えており、この収納凹部28も第2の導光体19と同様に、Cの字状である。収納凹部28によって文字板3とケース20との間に空間部29が形成される。また収納凹部28の周辺は、図3中上方向に湾曲しており、その内面に第2の導光体19からの光を指標部13側に反射拡散する反射部30を備えている。反射部30をその断面形状を曲面とすることにより、反射した光が指標部13方向にロスなく反射拡散させることができる。なお、31は収納凹部28を区画するためと収納凹部28と仕切壁7とをつなぐ壁である。なお、壁31には、接続部32が位置する凹部31aが形成されており、また、仕切壁7には、連結部33,34が位置する凹部7a、7bが形成されている。特に、凹部7bは、連結部34の第1,第2の屈曲部35a,35bを収納するように、S字状に形成されている。また、図7で示すように、この凹部7bによって形成される壁7cには、第1の屈曲部35aから漏れた光を、第2の導光体18方向に漏れないようにするものである。また、この凹部7bと接する文字板3には、前述した暗色層14aが設けられており、文字板3と仕切壁7との間からの光漏れを防止するとともに、暗色層14aは遮光性を備えているので、連結部34から漏れた光が、文字板3の基材12内に進入し、異なる照明色である第1,第2の光源5,6が混合することを防止し、指標部13,13aの照明品質に影響を及ぼすことも防止できる。特に、連結部34に近い指標部13aに、漏れた光が届かないので、照明品質の低下を抑えることができる。
【0028】
次に本実施例の照明方法について説明する。発光ダイオード5から発する光は、第1の導光体16の受光部17から第1の導光体16内に入り、射出部18によって指針2に光を射出される。光を受けた指針2は、指針2内に入射した光によって、指示部2aが照明されるものである。また、発光ダイオード6から発する光は、第2の導光体19の受光部21から図3中上方向に向かい導光体19内に入り、反射面25で図3中左右方向へ反射され、照射部27によって空間部29に光を射出される。射出された光は、反射部30によって反射拡散されて、指標部13,13aを透過照明するものである。
【0029】
以上のように、第1の導光体16と第2の導光体19とを仕切壁7にて区切るとともに、第1の導光体16と第2の導光体19とを接続する連結部33,34を複数設けたことにより、第1の導光体9と第2の導光体10の連結部の強度を上げることができ、組み付け時や成型時に破損を低減することが可能となる。
【0030】
また、指針2と指標部13,13aとを異なる照明色で照明する場合、連結部33は、照明色が混じり合う部分が、文字板3の地色部分14で覆われているために、照明色が混じり合うことがなく、良好に照明することができる。
【0031】
また、連結部34では、第1から第3の屈曲部35a,35b,36を設けたことにより、第1の導光体16から指標部13,13a側への直接光を抑え、照明色が混じり合うことがなく、良好な照明品質を得ることができる。
【0032】
また、第1,第2の屈曲部35a,35bを、凹部7bに位置させたことによって、第1,第2の屈曲部35a,35bで漏れた光を、指標部13,13a側に照射することを抑え、良好な照明品質を得ることができる。
【0033】
また、前記実施例では、第1,第2の光源5,6の照明色が異なっていたが、第1,第2の照明色が時差点灯するものにおいても、本発明は良好な照明品質を得ることができる。すなわち、第1の光源5が最初に点灯し、ついで、第2の光源6が点灯する場合に、第1の光源5のみが点灯している状態で、指標部13,13aに第1の光源5の光が漏れて、照明されることを防止することができる。また、逆に、第2の光源6が点灯し、ついで、第1の光源5が点灯する場合でも良い。
【0034】
前記実施例では、暗色層14aを黒色としたが、前記実施例に限定されるものではなく、明度の低い色であればどのような色であっても良い。また、本実施例では、暗色層14aはつや消しであったが、つや消しに限定されるものではなく、つや有りであっても前記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0035】
また、本実施例では、発光ダイオード5,6を回転軸1の近傍に近接して設けたことにより、回路基板4の前記導電パターンの設計を容易に行うことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上、本発明により、初期の目的を達成することができ、二つの導光体を強固に連結するとともに、照明品質の良好な照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における照明装置の正面図である。
【図2】同実施例の指針と文字板を取り除いた照明装置の正面図である。
【図3】図1中A−A線の断面図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】同実施例の要部斜視図である。
【図6】図2中B−B線の部分断面斜視図である。
【図7】図2中B−B線の要部拡大断面図である。
【図8】同実施例の文字板の背面図である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸
2 指針
3 文字板(表示部材)
3a 孔
5 発光ダイオード(第1の光源)
6 発光ダイオード(第2の光源)
7 仕切壁(仕切部材)
7a,7b 凹部
7c 壁
8 計器本体
13,13a 指標部(透過照明部)
14 遮光層
14a 暗色層
15 遮光反射層
16 第1の導光体
17 受光部
17a 突起
18 射出部
19 第2の導光体
20 ケース
21 受光部
21a 突起
23 係止爪
24 孔
25 反射面
27 照射部
28 収納凹部
29 空間部
30 反射部
31 壁
31a 凹部
32 接続部
33,34 連結部
35a 第1の屈曲部
35b 第2の屈曲部
36 第3の屈曲部
36a 傾斜面

Claims (2)

  1. 第1の光源によって照明される指針と、第2の光源によって照明されるとともに前記指針の背後に位置する表示部材に設けられた透過照明部と、前記指針の背後に位置し前記第1の光源からの光を前記指針に導く第1の導光体と、前記表示部材の背後に位置するとともに前記第2の光源からの光を前記表示部材背後に導く第2の導光体と、前記第1の導光体と前記第2の導光体とを区切る仕切部材と、前記表示部材の前記透過照明部を設けていない部分に対応する位置に設けられる前記第1の導光体と前記第2の導光体とを接続する連結部と、前記仕切部材の前記表示部材側に前記連結部を位置させる凹部とを設けた照明装置において、前記連結部を複数設け、この複数の連結部のうち少なくとも前記第1の導光体から前記透過照明部方向に伸びる連結部に前記第1の導光体から前記第2の導光体への放射方向に対して屈曲した屈曲部を設けたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記表示部材の前記仕切部材側で、前記仕切部材に対応する部分に、暗色層を設けたことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
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JP2014089196A (ja) * 2008-09-12 2014-05-15 Nippon Seiki Co Ltd 照明装置
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