JP2009145005A - 多室形空気調和機の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】どの室内ユニットの電動膨張弁が異常かを識別することができる多室形空気調和機の制御方法を提供する。
【解決手段】能力可変圧縮機1と室外熱交換器2を有する1台の室外ユニット3と、室外ユニット3に接続される複数の室内ユニット8a、8b――8n(以下「室内ユニット8n」という)からなり、室内ユニット8nは、電動膨張弁4と、室内熱交換器5と、室内熱交換器5の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段6と、異常表示手段7を有し、複数の室内ユニット8nを個別に運転又は停止を行うことができる多室形空気調和機において、冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知して冷房運転を停止し、複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたもので、異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器5が凍結することを防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】能力可変圧縮機1と室外熱交換器2を有する1台の室外ユニット3と、室外ユニット3に接続される複数の室内ユニット8a、8b――8n(以下「室内ユニット8n」という)からなり、室内ユニット8nは、電動膨張弁4と、室内熱交換器5と、室内熱交換器5の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段6と、異常表示手段7を有し、複数の室内ユニット8nを個別に運転又は停止を行うことができる多室形空気調和機において、冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知して冷房運転を停止し、複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたもので、異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器5が凍結することを防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、1台の室外ユニットに複数の室内ユニットを接続して、個別に冷房運転又は停止できる多室形空気調和機の制御方法に関するもので、特に室内ユニットに搭載した電動膨張弁の異常検知方法に関するものである。
従来、この種の空気調和機の電動膨張弁の異常表示については、運転開始時に電動膨張弁の異常を検知することにより、効率が悪くなった運転をユーザーへ警告するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
図7は、上記特許文献1に記載された従来の空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。
図7に示すように、従来の空気調和機の制御方法においては、冷房運転開始時、検知した室内温度をTS1とする(ステップS101)。室内配管温度は、運転を開始してから変化するが、t時間経過後の室内配管温度と運転開始時の室内温度TS1との差を△Tとする(ステップS102)。ステップS103で、ユーザーによって設定された設定温度と室内温度により、インバータで駆動される圧縮機の運転能力を判断する。
ステップS104で、判断された圧縮機の運転能力により、前記t時間経過後の△Tの目標値を補正し、△Tが、正常に運転できる前記補正された目標値まで低下しているか否かにより、電動電磁弁が正常か否かを判断する。△T、即ち配管温度が目標値まで低下していれば電動電磁弁は正常と判断し、また、目標値まで低下していなければ電動電磁弁は異常と判断し、ユーザーに告知するため警告表示を行う(ステップS105)。
特許第3590499号公報
しかしながら、前記従来の空気調和機の制御方法は、室内ユニットと室外ユニット各1台の空気調和機には適するが、室外ユニット1台に対し、室内ユニットを複数台接続する多室形空気調和機においては、何れの室内ユニット系統の電動膨張弁が異常であるか識別できない、また、停止頻度の高い室内ユニット系統の電動膨張弁に異物などが挟まり異常となった場合、室内熱交換器は凍結に至る可能性があるが異常を検知できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、停止した室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止した室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別できる多室形空気調和機の制御方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の多室形空気調和機の制御方法は、能力可変圧縮機と室外熱交換器を有する1台の室外ユニットと、前記室外ユニットに接続される複数の室内ユニットと、前記室外ユニットと前記複数の室内ユニット間を通信する通信手段とから構成され、前記室内ユニットは、電動膨張弁と、室内熱交換器と、前記室内熱交換器の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段と、異常表示手段を有し、前記複数の室内ユニットを個別に運転又は停止を行うことができる多室形空気調和機において、停止室内
ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し、前記複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたもので、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器が凍結することを防ぎ、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別することができ故障を修理するサービス時に異常室内ユニットを特定することができる。
ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し、前記複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたもので、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器が凍結することを防ぎ、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別することができ故障を修理するサービス時に異常室内ユニットを特定することができる。
本発明の多室形空気調和機の制御方法は、室外ユニットに接続された複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを異常表示の識別により故障を修理するサービス時に異常室内ユニットを特定することができる。
第1の発明は、能力可変圧縮機と室外熱交換器を有する1台の室外ユニットと、前記室外ユニットに接続される複数の室内ユニットと、前記室外ユニットと前記複数の室内ユニット間を通信する通信手段とから構成され、前記室内ユニットは、電動膨張弁と、室内熱交換器と、前記室内熱交換器の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段と、異常表示手段を有し、前記複数の室内ユニットを個別に運転又は停止を行うことができる多室形空気調和機において、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し、前記複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたもので、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器が凍結することを防ぎ、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別することができ故障を修理するサービス時に異常室内ユニットを特定することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたもので、冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器が凍結することを防ぎ、サーモオフ中にユーザーに対し複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを警告することができ、また、誤検知を防止するため再起動して冷房運転を行い電動膨張弁が確実に異常かを再確認することができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別でき、異常検知初回以後、異常検知回数をカウントし、前記異常検知回数が第2の一定しきい値に到達すると異常表示をする機能を備えたもので、誤検知を防止するため、異常検知回数が第2の一定しきい値に到達するまで再起動して冷房運転を行い、電動膨張弁が確実に異常なのかを再確認することができる。
第4の発明は、特に、第1又は第2の発明の停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユ
ニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別でき、異常検知初回以後、異常検知回数と、前記異常検知初回からの圧縮機の累計運転時間をそれぞれカウントし、前記累計運転時間が、第3の一定しきい値までの間に、前記異常検知回数が第4の一定しきい値に到達すると異常表示を行い、前記累計運転時間が、前記第3の一定しきい値に到達しても、前記異常検知回数が前記第4の一定しきい値に到達していなければ異常検知回数をリセットする機能を備えたもので、誤検知を防止するため、圧縮機累計運転時間が第3の一定しきい値までの間に異常検知回数が第4の一定しきい値に到達するまで再起動して冷房運転を行い電動膨張弁が確実に異常なのかを再確認することができる。
ニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別でき、異常検知初回以後、異常検知回数と、前記異常検知初回からの圧縮機の累計運転時間をそれぞれカウントし、前記累計運転時間が、第3の一定しきい値までの間に、前記異常検知回数が第4の一定しきい値に到達すると異常表示を行い、前記累計運転時間が、前記第3の一定しきい値に到達しても、前記異常検知回数が前記第4の一定しきい値に到達していなければ異常検知回数をリセットする機能を備えたもので、誤検知を防止するため、圧縮機累計運転時間が第3の一定しきい値までの間に異常検知回数が第4の一定しきい値に到達するまで再起動して冷房運転を行い電動膨張弁が確実に異常なのかを再確認することができる。
第5の発明は、特に、第1又は第2の発明の停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別でき、異常を検知した初回から2回目までの時間が、第5の一定しきい値以下であれば即時運転停止して異常表示をする機能を備えたもので、誤検知を防止するため、異常検知初回は冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動して冷房運転を行い電動膨張弁が確実に異常かを再確認することができ、異常を検知した初回から2回目までの時間が第5の一定しきい値以下であれば即時運転停止して異常表示をすることで室内熱交換器の凍結を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法の構成概念図、図2は、同多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法の構成概念図、図2は、同多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。
図1において、室外ユニット3は、能力可変圧縮機1と、室外熱交換器2を有し、複数の室内ユニット8a、8b、8c――8n(以下「室内ユニット8n」という)に、通信手段9を介して接続されている。
室内ユニット8nのそれぞれは、電動膨張弁4と、室内熱交換器5と、室内熱交換器5の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段6と、異常表示手段7を有している。
図1および図2により、本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法の動作作用について説明する。
冷房運転(STEP0)した際、個々の室内ユニット8n毎に、自己室内ユニットが運転停止しているかを判定する運転判定(STEP1n)で判定し、自己室内ユニットが運転停止していなければ(STEP1nでNo)運転停止の判定(STEP1n)を続け、自己室内ユニットが運転停止(STEP1nでYes)であれば、室内熱交換器温度検知手段6で、室内熱交換器5の温度を検知(STEP2n)し、室内熱交換器温度が一定しきい値未満となっていないか異常判定(STEP3n)を行う。
異常判定で、室内熱交換器温度が一定しきい値未満でなければ(STEP3nでNo)、自己室内ユニットの運転停止判定(STEP1n)に戻り、異常判定(STEP3n)で、室内熱交換器温度が一定しきい値未満であれば(STEP3nでYes)、電動膨張弁4の異常検知(STEP4n)を行い、自己室内ユニットの異常表示手段7nで、異常表示(STEP5n)を行い、冷房運転を停止(STEP6)する。
以上のように本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法によれば、停止室内ユ
ニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知して冷房運転を停止し、異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器が凍結することを防ぎ、複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを識別することができ故障を修理するサービス時に異常室内ユニットを特定することができる。
ニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知して冷房運転を停止し、異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器が凍結することを防ぎ、複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを識別することができ故障を修理するサービス時に異常室内ユニットを特定することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記第1の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記第1の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図3により、本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法の動作、作用について説明する。
冷房運転(STEP0)した際、個々の室内ユニット8n毎に自己室内ユニットが運転停止しているかを判定する運転判定(STEP1n)で判定し、自己室内ユニットが運転停止(STEP1nでYes)であれば、室内熱交換器温度検知手段6で室内熱交換器5の温度を検知(STEP2n)し、室内熱交換器温度が一定しきい値未満となっていないか異常判定(STEP3n)を行う。
異常判定(STEP3n)で、室内熱交換器温度が一定しきい値未満であれば(STEP3nでYes)、電動膨張弁4の異常検知(STEP4n)を行い、自己室内ユニットの異常表示手段7で異常表示(STEP5n)を行い、異常表示を行ったまま、全室内ユニット8nを強制サーモオフ(STEP17)し、再起動遅延(STEP18)を行う。再起動遅延(STEP18)完了後、室内ユニット8nの個々の異常表示を消灯(STEP19n)し、冷房運転(STEP0)を再開する。
以上のように本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法によれば、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知して冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、異常が発生した室内ユニットの室内熱交換器5が凍結することを防ぎ、サーモオフ中にユーザーに対し複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを警告することができ、また、誤検知を防止するため再起動して冷房運転を行い電動膨張弁4が確実に異常なのかを再確認することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記第2の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、本発明の第3の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記第2の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図4により、本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法の動作、作用について説明する。
冷房運転(STEP0)した際、個々の室内ユニット8n毎に、自己室内ユニットが運転停止しているかを判定する運転判定(STEP1n)で判定し、自己室内ユニットが運転停止(STEP1nのYes)であれば、室内熱交換器温度検知手段6で室内熱交換器5の温度を検知(STEP2n)し、室内熱交換器温度が一定しきい値未満でとなっていないか異常判定(STEP3n)を行う。
異常判定(STEP3n)で、室内熱交換器温度が一定しきい値未満であれば(STE
P3nでYes)、電動膨張弁4の異常検知(STEP4n)を行い、自己室内ユニットの異常表示手段7で異常表示(STEP5n)を行い、異常回数をカウント(STEP21n)し、異常表示を行ったまま、全室内ユニット8nを強制サーモオフ(STEP17)して、再起動遅延(STEP18)を行う。
P3nでYes)、電動膨張弁4の異常検知(STEP4n)を行い、自己室内ユニットの異常表示手段7で異常表示(STEP5n)を行い、異常回数をカウント(STEP21n)し、異常表示を行ったまま、全室内ユニット8nを強制サーモオフ(STEP17)して、再起動遅延(STEP18)を行う。
再起動遅延(STEP18)完了後、個々の室内ユニット8nにおいて、異常検知回数カウントが第2の一定しきい値未満かどうかの判定(STEP22n)を行い、異常検知回数が第2の一定しきい値未満であれば(STEP22nでNo)、異常表示を消灯(STEP19n)し、冷房運転(STEP0)を再開する。異常検知回数が、第2のしきい値を越えていれば(STEP22nのYes)異常表示を行った状態で運転停止(STEP6)する。
以上のように本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法によれば、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを識別でき、異常検知初回以後、異常検知回数をカウントし異常検知回数が第2のしきい値に到達すると、異常表示をすることから、誤検知を防止するため異常検知回数が、第2のしきい値に到達するまで再起動して冷房運転を行い電動膨張弁が確実に異常かを再確認することができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の第4の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図5は、本発明の第4の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図5により、本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法の動作、作用について説明する。
冷房運転(STEP0)した際、個々の室内ユニット8n毎に自己室内ユニットが運転停止しているかを判定する運転判定(STEP1n)で判定し、自己室内ユニットが運転停止(STEP1nのYes)であれば、室内熱交換器温度検知手段6で室内熱交換器5の温度を検知(STEP2n)し、室内熱交換器温度が一定しきい値未満となっていないかどうかの異常判定(STEP3n)を行う。
異常判定(STEP3n)で、室内熱交換器温度が一定しきい値未満であれば(STEP3nでYes)、電動膨張弁4の異常検知(STEP4n)を行い、自己室内ユニットの異常表示手段7で異常表示(STEP5n)を行い、異常回数をカウント(STEP21n)し、異常初回からの能力可変圧縮機1の累計運転時間カウント(STEP31n)を行い、異常表示を行ったまま、全室内ユニット8nを強制サーモオフ(STEP17)して、再起動遅延(STEP18)を行う。
再起動遅延(STEP18)完了後、個々の室内ユニット8nにおいて、圧縮機累計運転時間判定(STEP32n)を行い、能力可変圧縮機1の累計運転時間カウントが、第3の一定しきい値未満でなければ(STEP32nでNo)、異常検知回数リセット(STEP33n)を行い、異常表示を消灯(STEP19n)し、冷房運転(STEP0)を再開する。
能力可変圧縮機1の累計運転時間カウントが、第3の一定しきい値未満であれば(STEP32nでYes)、異常検知回数カウントしきい値未満判定(STEP22n)を行
い、異常検知回数が第4の一定しきい値を超えていれば(STEP22nでYes)異常表示を行った状態で運転停止(STEP6)する。
い、異常検知回数が第4の一定しきい値を超えていれば(STEP22nでYes)異常表示を行った状態で運転停止(STEP6)する。
以上のように本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法によれば、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを識別でき、異常検知初回以後、異常検知回数と、圧縮機累計運転時間をカウントして、圧縮機累計運転時間が、第3の一定しきい値までの間に、異常検知回数が第4の一定しきい値に到達すると異常表示を行い、圧縮機累計運転時間が第3の一定しきい値に到達しても、異常検知回数が第4の一定しきい値に到達しなければ異常検知回数をリセットするので、誤検知を防止するため圧縮機累計運転時間が、第3の一定しきい値までの間に異常検知回数が第4の一定しきい値に到達するまで再起動して冷房運転を行い電動膨張弁4が確実に異常かを再確認することができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の第5の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第5の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法のフローチャートである。なお、上記実施の形態における多室形空気調和機の制御方法と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図6により本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法の動作、作用について説明する。
冷房運転(STEP0)した際、個々の室内ユニット8n毎に、自己室内ユニットが運転停止しているかを判定する運転判定(STEP1n)で判定し、自己室内ユニットが運転停止(STEP1nでYes)であれば、室内熱交換器温度検知手段6で室内熱交換器5の温度を検知(STEP2n)し、室内熱交換器温度が一定しきい値未満となっていないかどうかの異常判定(STEP3n)を行う。
異常判定(STEP3n)で、室内熱交換器温度が一定しきい値未満であれば(STEP3nでYes)、電動膨張弁4の異常検知(STEP4n)し、自己室内ユニットの異常表示手段7で異常表示(STEP5n)を行い、異常回数をカウント(STEP21n)し、異常初回からの時間カウント(STEP41n)を行い、異常表示を行ったまま、全室内ユニットを強制サーモオフ(STEP17)して、再起動遅延(STEP18)を行う。
再起動遅延(STEP18)完了後、個々の室内ユニット8nにおいて、異常初回からの時間判定(STEP42n)を行い、異常初回からの時間カウント(STEP41n)が異常初回からの第5の一定しきい値時間未満でなければ(STEP42nのNo)、異常表示を消灯(STEP19n)し、異常回数リセット(STEP43n)を行い、冷房運転(STEP0)を再開する。異常初回からの時間カウント(STEP41n)が、異常初回からの第5の一定しきい値時間未満であれば(STEP42nでYes)異常表示を行った状態で運転停止(STEP6)する。
以上のように本実施の形態における多室形空気調和機の制御方法によれば、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、停止室内ユニットの電動膨張弁4の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニット8nの中でいずれの室内ユニット8nの電動膨張弁4が異常で運転停止したかを識別でき、異常を検知した初回から2回目までの時間が第5の一定しきい値以下であれば即時運転停止して異常表示をすることから、誤検知を防止するため異常検知初回は、冷房運
転を強制的にサーモオフ停止し、再起動して冷房運転を行い電動膨張弁4が確実に異常かを再確認することができ、異常を検知した初回から2回目までの時間が第5の一定しきい値以下であれば即時運転停止して異常表示をすることで室内熱交換器5の凍結を確実に防止することができる。
転を強制的にサーモオフ停止し、再起動して冷房運転を行い電動膨張弁4が確実に異常かを再確認することができ、異常を検知した初回から2回目までの時間が第5の一定しきい値以下であれば即時運転停止して異常表示をすることで室内熱交換器5の凍結を確実に防止することができる。
以上のように、本発明にかかる多室形空気調和機の制御方法は、室外ユニットに接続された複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別することができるので、蓄熱式多室形空気調和機等にも適用できる。
1 能力可変圧縮機
2 室外熱交換器
3 室外ユニット
4 電動膨張弁
5 室内熱交換器
6 室内熱交換器温度検知手段
7 異常表示手段
8a、8b――8n 室内ユニット
9 通信手段
2 室外熱交換器
3 室外ユニット
4 電動膨張弁
5 室内熱交換器
6 室内熱交換器温度検知手段
7 異常表示手段
8a、8b――8n 室内ユニット
9 通信手段
Claims (5)
- 能力可変圧縮機と室外熱交換器を有する1台の室外ユニットと、前記室外ユニットに接続される複数の室内ユニットと、前記室外ユニットと前記複数の室内ユニット間を通信する通信手段とから構成され、前記室内ユニットは、電動膨張弁と、室内熱交換器と、前記室内熱交換器の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段と、異常表示手段を有し、前記複数の室内ユニットを個別に運転又は停止を行うことができる多室形空気調和機において、停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を停止し、前記複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたことを特徴とする多室形空気調和機の制御方法。
- 停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知して冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別できる機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多室形空気調和機の制御方法。
- 停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別でき、異常検知初回以後、異常検知回数をカウントし、前記異常検知回数が第2の一定しきい値に到達すると異常表示をする機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の多室形空気調和機の制御方法。
- 停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別でき、異常検知初回以後、異常検知回数と、前記異常検知初回からの圧縮機の累計運転時間をそれぞれカウントし、前記累計運転時間が、第3の一定しきい値までの間に、前記異常検知回数が第4の一定しきい値に到達すると異常表示を行い、前記累計運転時間が、前記第3の一定しきい値に到達しても、前記異常検知回数が前記第4の一定しきい値に到達していなければ異常検知回数をリセットする機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の多室形空気調和機の制御方法。
- 停止室内ユニットが存在する冷房運転時に、前記停止室内ユニットの電動膨張弁の異常を検知し、異常検知初回は、冷房運転を強制的にサーモオフ停止し、再起動するまでの間、複数の室内ユニットの中でいずれの室内ユニットの電動膨張弁が異常で運転停止したかを識別でき、異常を検知した初回から2回目までの時間が、第5の一定しきい値以下であれば即時運転停止して異常表示をする機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の多室形空気調和機の制御方法。
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