JP2004092976A - 故障診断装置および空気調和機 - Google Patents

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JP2004092976A JP2002253321A JP2002253321A JP2004092976A JP 2004092976 A JP2004092976 A JP 2004092976A JP 2002253321 A JP2002253321 A JP 2002253321A JP 2002253321 A JP2002253321 A JP 2002253321A JP 2004092976 A JP2004092976 A JP 2004092976A
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山田 豊
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Abstract

【課題】設備機器のより詳細な故障診断を積極的に実行し、故障部品を検知することのできる故障診断装置および故障診断機能を備えた空気調和機を提供することを課題とする。
【解決手段】故障診断装置10は、情報取得部11と、故障診断部12とを備えている。情報取得部11は、設備機器20から情報を取得する。故障診断部12は、設備機器20の休止時に、設備機器20の診断対象部品33を動作させ、情報取得部11が取得する情報に基づいて、診断対象部品33の故障の診断を行う。ここで、設備機器20とは、例えば、空調設備30、電気設備40、照明設備50、あるいは防災・防犯設備60などに使用される機器である。また、情報取得部11が設備機器20から取得する情報とは、例えば、設備機器20に取り付けられた温度計、湿度計、圧力計、電流計あるいはその他設備機器20の診断対象部品33の動作を検知する手段から得られる情報などである。また、診断対象部品33とは、設備機器20において故障診断の対象となる部品である。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、故障診断装置および空気調和機、特に、設備機器の故障診断を行う故障診断装置および故障診断機能を備える空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルなどの建造物に設置された空調設備、電気設備、照明設備、あるいは防災・防犯設備などの設備機器の故障を診断するための故障診断装置が知られている。この故障診断装置は、前記建造物に設置され、前記建造物に敷設されたネットワークを介して、設備機器の情報を収集し、設備機器の故障診断を行う。さらに、この故障診断装置は、この故障診断の結果を前記建造物内のオペレータなどに通知する。
【0003】
この従来の故障診断装置では、次の方法で設備機器の故障を診断している。例えば、設備機器の運転中に、設備機器に取り付けられたセンサーからの情報を取得する。取得した情報がある閾値から乖離している場合、その乖離度合いにより、設備機器は、故障が予知される状態にある、あるいは故障状態にある、と診断される。この方法では、センサーからの情報が異常な値を示す場合であっても、その原因が複数考えられる場合には、設備機器の故障部品を特定することは難しい。そこで、より詳細に設備機器の故障診断を行うため、次のような方法が取られている。例えば、設備機器に複数のセンサーが取り付けられている場合、複数のセンサーからの情報の一部が所定の条件を満たす場合に、残りの情報についての正常・異常を判断する。より具体的には、例えば、設備機器の動作中に、設備機器の設置環境の気温条件と、設備機器各部の温度条件とが同時に満たされた場合に、設備機器の部品の動作状態の正常・異常を判断するなどといった方法が取られる。この方法によれば、特定のセンサーからの情報を判断する際に、その情報が周囲の環境から受ける影響を一定にして判断を行うことができる。そのため、より詳細な判断を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の故障診断装置で、より詳細な故障診断をしようとしても、設備機器の運転中に設備機器のセンサーからの情報が前記所定の条件を満たすまで故障診断を行う事ができない。そのため、設備機器の詳細な故障診断を積極的に実行し、設備機器の故障部品を検知することは難しいのが現状である。
【0005】
そこで、本発明の課題は、設備機器のより詳細な故障診断を積極的に実行し、故障部品を検知することのできる故障診断装置および故障診断機能を備えた空気調和機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる故障診断装置は、情報取得手段と、故障診断手段とを備えている。情報取得手段は、設備機器から情報を取得する。故障診断手段は、設備機器の非動作時に、設備機器の診断対象部品を動作させ、情報取得手段が取得する情報に基づいて、診断対象部品の故障の診断を行う。ここで、設備機器とは、例えば、空調設備、電気設備、照明設備、あるいは防災・防犯設備などに使用される機器である。また、情報取得手段が設備機器から取得する情報とは、例えば、設備機器に取り付けられた温度計、湿度計、圧力計、電流計あるいはその他設備機器の診断対象部品の動作を検知する手段から得られる情報などである。また、診断対象部品とは、設備機器において故障診断の対象となる部品である。例えば、空調設備においては、空気調和機の圧縮機、膨張弁、室内ファンモータ、室外ファンモータ、四方弁、室内熱交換器、室外熱交換器、冷媒配管、アキュムレータ、フィルタあるいは空気調和機の動作にかかる電気回路部品などである。
【0007】
故障診断手段は、設備機器の非動作時に、診断対象部品の動作をさせる。このとき、情報取得手段から取得される情報から動作させた診断対象部品の故障を診断する。また、診断対象部品の故障診断の内容によっては、複数の診断対象部品をある動作状態で動作させ、特定の診断対象部品について、情報取得手段から取得される情報により故障診断を行うこともできる。
【0008】
この故障診断装置により、診断対象部品を診断に適したように動作させることが可能となる。また、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響を一定にして故障診断を行うことが可能となる。さらに、この故障診断は、設備機器の非動作時毎に行うことが可能である。これにより、設備機器のより詳細な故障診断を積極的に実行し、診断対象部品の故障を検知することが可能となる。
【0009】
請求項2にかかる故障診断装置は、請求項1に記載の故障診断装置であり、故障診断手段は、設備機器の非動作時で、かつ情報取得手段が取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、診断対象部品の故障の診断を行う。ここで、所定の条件とは、例えば、設備機器の設置環境の気温条件あるいは湿度条件などである。
【0010】
故障診断手段は、設備機器の非動作時で、かつ情報取得手段が取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、診断対象部品の動作をさせる。このとき、情報取得手段から取得される情報により、動作させた診断対象部品の故障を診断する。また、診断対象部品の故障診断の内容によっては、複数の診断対象部品をある動作状態で動作させ、特定の診断対象部品について、情報取得手段から取得される情報により故障診断を行うこともできる。
【0011】
この故障診断装置により、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響と設備機器の設置環境から受ける影響とを一定にして、故障診断を行うことができる。そのため、より正確な故障診断を行うことが可能となる。
請求項3にかかる故障診断装置は、請求項1または2に記載の故障診断装置であり、情報取得手段が取得する情報を記憶する記憶手段をさらに備えている。また、故障診断手段は、情報取得手段が取得する現在の設備機器の情報と記憶手段が記憶する過去の設備機器の情報とを比較し、診断対象部品の故障の診断を行う。
【0012】
この故障診断装置により、設備機器の初期の情報や過去の情報と情報取得手段が取得する現在の情報との比較により、診断対象部品の故障診断を行うことができる。これにより、診断対象部品の経年変化による故障の予知などをより正確に行うことが可能となる。
請求項4にかかる故障診断装置は、請求項1から3のいずれかに記載の故障診断装置であり、設備機器の診断対象部品に対する動作命令を入力する動作入力手段をさらに備えている。
【0013】
この故障診断装置では、故障診断手段は、設備機器の非動作時に診断対象部品の故障診断を実行する。故障診断の結果、診断対象部品に故障が検知されると、この故障診断装置の利用者は、動作入力手段を用いて、診断対象部品を動作させ、さらに詳細な診断を行う。また、動作入力手段により、複数の診断対象部品をある動作状態で動作させ、特定の診断対象部品について故障診断を行うこともできる。
【0014】
この故障診断装置により、より詳細な故障診断を行うことが可能となる。また、任意の診断対象部品を動作させ、故障診断を行うことで、積極的な故障診断を行うことも可能となり、診断対象部品の故障を未然に検知することも可能となる。
請求項5に記載の故障診断装置、請求項1から4のいずれかに記載の故障診断装置であり、動作入力手段は、故障診断手段と通信網を介して接続される。
【0015】
この故障診断装置では、故障診断手段は、設備機器の非動作時に診断対象部品の故障診断を実行する。故障診断の結果、診断対象部品に故障が検知されると、この故障診断装置の利用者は、動作入力手段を用いて診断対象部品を動作させる。
この故障診断装置により、例えば、動作入力手段のみを設備機器の遠隔に設置し、設備機器の任意の診断対象部品を動作させ、さらに詳細な診断を行うことが可能となる。
【0016】
請求項6にかかる空気調和機は、冷媒の凝縮・膨張により空気調和を行う空気調和機であって、情報取得手段と、故障診断手段とを備えている。情報取得手段は、空気調和機から情報を取得する。故障診断手段は、空気調和機の非動作時に、空気調和機の診断対象部品を動作させ、情報取得手段が取得する情報に基づいて、診断対象部品の故障の診断を行う。ここで、情報取得手段が空気調和機から取得する情報とは、例えば、空気調和機の設置環境の温度や湿度、診断対象部品の温度、診断対象部品に加えられる電流、冷媒の温度や湿度や圧力あるいはその他空気調和機の診断対象部品の動作を検知する手段などから得られる情報などである。また、診断対象部品とは、空気調和機において故障診断の対象となる部品である。例えば、空気調和機の圧縮機、膨張弁、室内ファンモータ、室外ファンモータ、四方弁、室内熱交換器、室外熱交換器、冷媒配管、アキュムレータ、フィルタあるいは空気調和機の動作にかかる電気回路部品などである。
【0017】
故障診断手段は、空気調和機の非動作時に、診断対象部品の動作をさせる。このとき、情報取得手段から取得される情報から動作させた診断対象部品の故障を診断する。また、診断対象部品の故障診断の内容によっては、複数の診断対象部品をある動作状態で動作させ、特定の診断対象部品について、情報取得手段から取得される情報により故障診断を行うこともできる。
【0018】
この空気調和機により、診断対象部品を診断に適したように動作させることが可能となる。また、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響を一定にして故障診断を行うことが可能となる。さらに、この故障診断は、空気調和機の非動作時毎に行うことが可能である。これにより、空気調和機のより詳細な故障診断を積極的に実行し、診断対象部品の故障を検知することが可能となる。
【0019】
請求項7にかかる空気調和機は、請求項6に記載の空気調和機であって、故障診断手段は、空気調和機の非動作時で、かつ情報取得手段が取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、診断対象部品の故障の診断を行う。ここで、所定の条件とは、例えば、空気調和機の設置環境の気温条件あるいは湿度条件などである。
【0020】
故障診断手段は、空気調和機の非動作時で、かつ情報取得手段が取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、診断対象部品の動作をさせる。このとき、情報取得手段から取得される情報により、動作させた診断対象部品の故障を診断する。また、診断対象部品の故障診断の内容によっては、複数の診断対象部品をある動作状態で動作させ、特定の診断対象部品について、情報取得手段から取得される情報により故障診断を行うこともできる。
【0021】
この空気調和機により、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響と空気調和機の設置環境から受ける影響とを一定にして、故障診断を行うことができる。そのため、より正確な故障診断を行うことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
〈故障診断装置10の概要〉
本発明の第1実施形態にかかる設備機器20の故障を診断する故障診断装置10を図1に示す。故障診断装置10は、CPUを搭載すると共に、このCPUが制御する記憶装置としてRAM、ROMあるいはハードディスクなどを備えるコンピュータであり、情報取得部11と、故障診断部12と、記憶部13と、動作入力部14とを備えている。故障診断装置10は、設備機器20と接続されている。設備機器20は、空調設備30と、電気設備40と、照明設備50と、防災・防犯設備60とを備えている。空調設備30は、複数台の空気調和機31,32,・・・を備えている。空気調和機31は、診断対象部品33と、センサー38とを備えている。診断対象部品33は、圧縮機34、膨張弁35、室内ファンモータ36および室外ファンモータ37である。センサー38は、例えば、圧縮機34内部の温度の測定や、圧縮機34、膨張弁35、室内ファンモータ36および室外ファンモータ37に加えられる電流の測定や、膨張弁35の開放および閉鎖のリミットの検知や、圧縮機34が吸入あるいは吐出する冷媒の圧力の測定や、空気調和機の設置される環境の温度あるいは湿度の測定などを行う。
【0023】
なお、本実施形態では、空気調和機31の診断対象部品33は、圧縮機34、膨張弁35、室内ファンモータ36および室外ファンモータ37であるとして説明する。その他、故障診断の対象となりうる部品としては、例えば、空気調和機31の四方弁、室内熱交換器、室外熱交換器、冷媒配管、アキュムレータ、フィルタ、空気調和機31の動作にかかる電気回路部品などがある。
【0024】
〈故障診断装置10の作用〉
故障診断装置10の作用について、設備機器20のうち空気調和機31の故障診断を例に取り上げ説明する。
(a)診断対象部品33単体の動作による故障診断
故障診断部12は、空気調和機31の非動作時に、診断対象部品33の動作をさせる。故障診断部12は、センサー38から情報取得部11が取得するはずの情報と、取得した情報とを比較することにより故障診断を行う。例えば、膨張弁35の故障診断を行う場合、故障診断部12は、膨張弁35のみを開閉動作させる。膨張弁35が電磁弁などであれば、所定の電流パルスが加えられ、膨張弁35は動作する。センサー38は、膨張弁35が開放あるいは閉鎖された場合リミットを検知する。所定の電流パルスに対して、この検知がなされない場合などには、故障診断部12は、膨張弁35が故障していると診断する。
【0025】
(b)複数の診断対象部品33の動作による故障診断
故障診断部12は、空気調和機31の非動作時に、圧縮機34の故障診断を行う。故障診断部12は、圧縮機34、室内ファンモータ36および室外ファンモータ37を所定の動作状態で動作させる。また、故障診断部12は、膨張弁35を所定の開度に設定する。この状態で、情報取得部11は、センサー38から圧縮機34の内部の温度情報や圧縮機34が吸入あるいは吐出する冷媒の圧力情報を取得する。取得した情報が、この運転状態で得られるはずの圧縮機34の内部の温度や冷媒の圧力から乖離している場合、故障診断部12は、圧縮機34が故障していると診断する。
【0026】
(c)記憶部13の記憶情報を用いた故障診断
記憶部13は、情報取得部11がセンサー38から取得する情報を記憶する。例えば、上記(b)で述べた圧縮機34の故障診断が行われた場合、記憶部13は、診断の度に取得される情報を記憶する。故障診断部12は、情報取得部11が取得する圧縮機34の内部の温度情報や圧縮機34が吸入あるいは吐出する冷媒の圧力情報と記憶部13が記憶する圧縮機34の過去の診断情報とを比較する。この比較により、故障診断部12は、圧縮機34の経年変化を診断し、変化率などから圧縮機34の故障予知などを行う。
【0027】
(d)動作入力部14を用いた故障診断
例えば、上記(a)で述べた膨張弁35の故障診断により、膨張弁35の稼動範囲に異常が見られた場合、動作入力部14を用いた故障診断により、さらに詳細な故障診断を行うことができる。動作入力部14は、それぞれの診断対象部品33に対する動作命令を入力することができる。そこで、動作入力部14を用いて、圧縮機34、室内ファンモータ36および室外ファンモータ37を所定の動作状態で動作させる。この状態で、動作入力部14から膨張弁35を動作させ、膨張弁35の開度を変動させる。情報取得部11は、センサー38から圧縮機34が吸入あるいは吐出する冷媒の圧力情報を取得する。取得した情報が、この運転状態で得られるはずの冷媒の圧力の変動から乖離している場合、故障診断部12は、膨張弁35が故障していると診断する。
【0028】
(e)故障診断の開始条件
故障診断部12は、空気調和機31の非動作時で、かつ情報取得部11がセンサー38から取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、上記の故障診断を行うとすることができる。ここで、所定の条件とは、例えば、空気調和機31の設置環境の気温条件あるいは湿度条件などである。例えば、空気調和機31が夜間など休止している時に、情報取得部11は、センサー38から空気調和機31の設置環境の気温を取得する。明け方に向けて気温が変化し、センサー38の取得する気温が、あらかじめ設定しておいた気温条件を満たした場合に、故障診断が実行される。なお、所定の条件として、その他、空気中の埃量などといった空気質の条件なども考えられる。
【0029】
〈故障診断装置10の効果〉
この故障診断装置10により、診断対象部品33を診断に適したように動作させることが可能となる。また、複数の診断対象部品33の動作状態を一定にして特定の診断対象部品33について故障診断を行うことが可能となる。さらに、この故障診断は、空気調和機31の非動作時毎に行うことが可能である。これにより、空気調和機31のより詳細な故障診断を積極的に実行し、診断対象部品33の故障を検知することが可能となる。
【0030】
また、この故障診断装置10により、特定の診断対象部品33が他の診断対象部品33の動作から受ける影響や空気調和機31の設置環境から受ける影響を一定にして、故障診断を行うことができる。そのため、より正確な故障診断を行うことが可能となる。
また、この故障診断装置10により、診断対象部品33の経年変化による故障の予知などをより正確に行うことが可能となる。
【0031】
さらに、動作入力部14により、任意の診断対象部品33を動作させ、故障診断を行うことで、積極的な故障診断を行うことも可能となる。これにより、診断対象部品33の故障を未然に検知することも可能となる。
なお、以上の効果は、故障診断の対象が空調設備30以外の設備機器20であっても同様である。
【0032】
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態にかかる空気調和機70を図2に示す。空気調和機70は、本体部71と、情報取得部72(図4参照)、故障診断部73(図4参照)を備えている。
本体部71は、室内の壁面などに取り付けられる室内機80と、室外に設置される室外機90とから構成されている。室内機80内には室内熱交換器が収納され、室外機3内には室外熱交換器が収納されている。各熱交換器およびこれらの熱交換器を接続する冷媒配管110により、冷媒回路が構成される。
【0033】
〈冷媒回路の構成〉
図3は、本体部71で用いられる冷媒回路の系統図である。
室内機80内には、室内熱交換器81が設けられている。この室内熱交換器81は、長さ方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなり、接触する空気との間で熱交換を行う。
【0034】
また、室内機80内には、クロスフローファン82と、クロスフローファン82を回転駆動する室内ファンモータ83とが設けられている。クロスフローファン82は、円筒形状に構成され、周面には回転軸方向に羽根が設けられており、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このクロスフローファン82は、室内空気を室内機80内に吸い込ませるとともに、室内熱交換器81との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出させる。
【0035】
室外機90には、インバータを有する圧縮機91と、圧縮機91の吐出側に接続される四方弁92と、圧縮機91の吸入側に接続されるアキュムレータ93と、四方弁92に接続された室外熱交換器94と、室外熱交換器94に接続された膨張弁95とが設けられている。膨張弁95は、フィルタ96および液閉鎖弁97を介して配管111に接続されており、この配管111を介して室内熱交換器81の一端と接続される。また、四方弁92は、ガス閉鎖弁98を介して配管112に接続されており、この配管112を介して室内熱交換器81の他端と接続されている。これらの配管111,112は、図2の冷媒配管110に相当する。
【0036】
また、室外機90には、室外熱交換器94での熱交換後の空気を外部に排出するための室外ファン99が設けられている。この室外ファン99は、室外ファンモータ100によって回転駆動される。
〈故障診断機能〉
図4を用いて、空気調和機70の有する故障診断機能について説明する。空気調和機70は、本体部71と、情報取得部72と、故障診断部73とを備えている。本実施形態においては、本体部71を構成する部品のうち、故障診断の対象となる診断対象部品74を、圧縮機91、膨張弁95、室内ファンモータ83および室外ファンモータ100として説明する。その他、故障診断の対象となりうる部品としては、例えば、空気調和機の四方弁92、室内熱交換器81、室外熱交換器94、冷媒配管110、アキュムレータ93、フィルタ96、空気調和機70の動作にかかる電気回路部品などがある。情報取得部72は、例えば、圧縮機91内部の温度の測定や、圧縮機91、膨張弁95、室内ファンモータ83および室外ファンモータ100に加えられる電流の測定や、膨張弁95の開放および閉鎖のリミットの検知や、圧縮機91が吸入あるいは吐出する冷媒の圧力の測定や、空気調和機の設置される環境の温度、湿度の測定などを行う。
【0037】
なお、故障診断部73は、空気調和機70の室内機80に内蔵されたものでも良いし、室外機90に内蔵されたものでも良い。
(f)診断対象部品74単体の動作による故障診断
故障診断部73は、空気調和機70の非動作時に、診断対象部品74の動作をさせる。故障診断部73は、情報取得部72が取得するはずの情報と、取得した情報とを比較することにより故障診断を行う。例えば、膨張弁95の故障診断を行う場合、故障診断部73は、膨張弁95のみを開閉動作させる。膨張弁95が電磁弁などであれば、所定の電流パルスが加えられ、膨張弁95は動作する。情報取得部72は、膨張弁95が開放あるいは閉鎖された場合リミットを検知する。所定の電流パルスに対して、この検知がなされない場合などには、故障診断部73は、膨張弁95が故障していると診断する。
【0038】
(g)複数の診断対象部品74の動作による故障診断
故障診断部73は、空気調和機70の非動作時に、圧縮機91の故障診断を行う。故障診断部73は、圧縮機91、室内ファンモータ83および室外ファンモータ100を所定の動作状態で動作させる。また、故障診断部73は、膨張弁95を所定の開度に設定する。この状態で、情報取得部72は、圧縮機91の内部の温度情報や圧縮機91が吸入あるいは吐出する冷媒の圧力情報を取得する。取得した情報が、この運転状態で得られるはずの圧縮機91の内部の温度や冷媒の圧力から乖離している場合、故障診断部73は、圧縮機91が故障していると診断する。
【0039】
(h)故障診断の開始条件
故障診断部73は、空気調和機70の非動作時で、かつ情報取得部72が取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、上記の故障診断を行うとすることができる。ここで、所定の条件とは、例えば、空気調和機70の設置環境の気温条件、湿度条件などである。例えば、空気調和機70が夜間など休止している時に、情報取得部72は、空気調和機70の設置環境の気温を取得する。明け方に向けて気温が変化し、情報取得部72の取得する気温が、あらかじめ設定しておいた気温条件を満たした場合に、故障診断が実行される。なお、所定の条件として、その他、空気中の埃量などといった空気質の条件なども考えられる。
【0040】
〈空気調和機70の効果〉
この空気調和機70により、診断対象部品74を診断に適したように動作させることが可能となる。また、複数の診断対象部品74の動作状態を一定にして特定の診断対象部品74について故障診断を行うことが可能となる。さらに、この故障診断は、空気調和機70の非動作時毎に行うことが可能である。これにより、空気調和機70のより詳細な故障診断を積極的に実行し、診断対象部品74の故障を検知することが可能となる。
【0041】
また、この空気調和機70により、特定の診断対象部品74が他の診断対象部品74の動作から受ける影響や空気調和機70の設置環境から受ける影響を一定にして、故障診断を行うことができる。そのため、より正確な故障診断を行うことが可能となる。
[第1実施形態の変形例]
〈故障診断装置10の設置場所〉
第1実施形態において、故障診断装置10は、設備機器20と接続されている。このとき、故障診断装置10は、設備機器20が設置されるビルなどの建造物内に設置されていても良いし、遠隔地に設置されていても良い。故障診断装置10が遠隔地に設置される場合、故障診断装置10と設備機器20とは、公衆回線あるいは専用回線などで接続される。
【0042】
〈故障診断装置10の機能を有する設備機器管理装置〉
設備機器20の運用管理を実行する設備機器管理装置が故障診断装置10の機能を有する場合も考えられる。設備機器管理装置とは、設備機器の状態監視、運転制御、動作設定などの運用管理を行う装置であり、CPUを搭載すると共に、このCPUが制御する記憶装置としてRAMあるいはROMなどを備えるコンピュータである。この設備機器管理装置が、故障診断装置10の機能を持ち、図1の故障診断装置10にかわり、設備機器20の故障診断を実行することも可能である。
【0043】
〈故障診断装置10の変形例〉
情報取得部11と、故障診断部12と、記憶部13と、動作入力部14とを備える故障診断装置10において、情報取得部11、故障診断部12、記憶部13および動作入力部14のうちの一部を遠隔地に設置することも可能である。
図5に故障診断装置10の変形例としての故障診断システム15を示す。故障診断システム15は、故障診断端末16と遠隔監視端末17とを備えている。故障診断端末16は、設備機器20の敷設されるビル25に設置される。遠隔監視端末17は、ビル25の外部に設けられる監視センター26に設置される。故障診断端末16と遠隔監視端末17とは、例えば、CPUを備えるコンピュータなどで構成される。また、故障診断端末16と遠隔監視端末17とは、公衆回線あるいは専用回線などの通信網を介して接続される。故障診断端末16は、情報取得部11と、故障診断部12と、記憶部13とを備えている。遠隔監視端末17は、動作入力部14を備えている。
【0044】
故障診断端末16の備える故障診断部12は、設備機器20の故障診断を実行する。遠隔監視端末17は、故障診断部12の診断結果を受信する。監視センター26では、受信した診断結果に基づいて、遠隔監視端末17のオペレータなどが遠隔監視端末17の備える動作入力部14により設備機器20の故障診断の対象となる部品をさらに動作させる。これにより、さらに詳細な故障診断を行うことが可能となる。
【0045】
なお、遠隔監視端末17は、監視センター26に設置されると記載したが、例えば、携帯電話、PDA、ノートパソコンなど携帯できる情報端末で構成されるものであってもよい。
[第2実施形態の変形例]
〈空気調和機70の情報通知機能〉
第2実施形態で説明した空気調和機70において、診断結果を外部に通知する機能を持たせることもできる。例えば、空気調和機70と公衆回線あるいは専用回線などで接続される情報端末を設け、空気調和機70の診断した結果を情報端末に通知させる。これにより、遠隔地にて空気調和機70の故障を知ることができる。また、この情報端末は、空気調和機70の診断対象部品74に対する動作命令を入力する動作入力部を備えるとすることもできる。この場合、情報端末は、空気調和機70の故障診断部73により実行された故障診断の結果を受信する。情報端末の利用者は、診断結果に基づいて、情報端末の動作入力部から空気調和機70の故障診断の対象となる部品を動作させる。これにより、遠隔地からさらに詳細な故障診断を実行することができる。
【0046】
〈空気調和機70の種類〉
第2実施形態では、図2に示す壁掛形の空気調和機70の故障診断機能について説明した。この故障診断機能は、空気調和機の種類にかかわらない。そのため、空気調和機は、例えば、床置形のものでも良いし、壁や天井に埋め込まれる天井吊形のものでも良い。また、ビルなどで用いられるような一台の室外機に対して複数の室内機を接続できるマルチタイプのものでも良い。
【0047】
【発明の効果】
請求項1にかかる発明では、診断対象部品を診断に適したように動作させることが可能となる。また、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響を一定にして故障診断を行うことが可能となる。さらに、この故障診断は、設備機器の非動作時毎に行うことが可能である。これにより、設備機器のより詳細な故障診断を積極的に実行し、診断対象部品の故障を検知することが可能となる。
【0048】
請求項2にかかる発明では、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響と設備機器の設置環境から受ける影響とを一定にして、故障診断を行うことができる。そのため、より正確な故障診断を行うことが可能となる。
請求項3にかかる発明では、設備機器の初期の情報や過去の情報と情報取得手段が取得する現在の情報との比較により、診断対象部品の故障診断を行うことができる。これにより、診断対象部品の経年変化による故障の予知などをより正確に行うことが可能となる。
【0049】
請求項4にかかる発明では、より詳細な故障診断を行うことが可能となる。また、任意の診断対象部品を動作させ、故障診断を行うことで、積極的な故障診断を行うことも可能となり、診断対象部品の故障を未然に検知することも可能となる。
請求項5にかかる発明では、例えば、動作入力手段のみを設備機器の遠隔に設置し、設備機器の任意の診断対象部品を動作させ、さらに詳細な診断を行うことが可能となる。
【0050】
請求項6にかかる発明では、診断対象部品を診断に適したように動作させることが可能となる。また、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響を一定にして故障診断を行うことが可能となる。さらに、この故障診断は、空気調和機の非動作時毎に行うことが可能である。これにより、空気調和機のより詳細な故障診断を積極的に実行し、診断対象部品の故障を検知することが可能となる。
【0051】
請求項7にかかる発明では、特定の診断対象部品が他の診断対象部品の動作から受ける影響と空気調和機の設置環境から受ける影響とを一定にして、故障診断を行うことができる。そのため、より正確な故障診断を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明する構成図。
【図2】本発明の第2実施形態にかかる空気調和機70。
【図3】空気調和機70の冷媒系統図。
【図4】本発明の第2実施形態を説明する構成図。
【図5】本発明の第1実施形態の変形例を説明する構成図。
【符号の説明】
10  故障診断装置
11  情報取得部
12  故障診断部
13  記憶部
14  動作入力部
15  故障診断システム
20  設備機器
33  診断対象部品
70  空気調和機
72  情報取得部
73  故障診断部
74  診断対象部品

Claims (7)

  1. 設備機器(20)から情報を取得する情報取得手段(11)と、
    前記設備機器(20)の非動作時に、前記設備機器(20)の診断対象部品(33)を動作させ、前記情報取得手段(11)が取得する情報に基づいて、前記診断対象部品(33)の故障の診断を行う故障診断手段(12)と、
    を備える故障診断装置(10,15)。
  2. 前記故障診断手段(12)は、前記設備機器(20)の非動作時で、かつ前記情報取得手段(11)が取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、前記診断対象部品(33)の故障の診断を行う、
    請求項1に記載の故障診断装置(10,15)。
  3. 前記情報取得手段(11)が取得する情報を記憶する記憶手段(13)、
    をさらに備え、
    前記故障診断手段(12)は、前記情報取得手段(11)が取得する現在の設備機器(20)の情報と前記記憶手段(13)が記憶する過去の設備機器(20)の情報とを比較し、前記診断対象部品(33)の故障の診断を行う、
    請求項1または2に記載の故障診断装置(10,15)。
  4. 前記設備機器(20)の診断対象部品(33)に対する動作命令を入力する動作入力手段(14)、
    をさらに備える請求項1から3のいずれかに記載の故障診断装置(10,15)。
  5. 前記動作入力手段(14)は、前記故障診断手段(12)と通信網を介して接続される、
    請求項1から4のいずれかに記載の故障診断装置(15)。
  6. 冷媒の凝縮・膨張により空気調和を行う空気調和機(70)であって、
    前記空気調和機(70)から情報を取得する情報取得手段(72)と、
    前記空気調和機(70)の非動作時に、前記空気調和機(70)の診断対象部品(74)を動作させ、前記情報取得手段(72)が取得する情報に基づいて、前記診断対象部品(74)の故障の診断を行う故障診断手段(73)と、
    を備える空気調和機(70)。
  7. 前記故障診断手段(73)は、前記空気調和機(70)の非動作時で、かつ前記情報取得手段(72)が取得する情報が所定の条件を満たしている場合に、前記診断対象部品(74)の故障の診断を行う、
    請求項6に記載の空気調和機(70)。
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