JP5070914B2 - 冷凍サイクル装置の保護制御装置 - Google Patents
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本発明の第1の実施の形態にかかる除湿装置の構成を図1に示している。本体20内の冷凍サイクル装置106を制御する制御部としてマイコン1を設け、このマイコン1には圧縮機運転タイマー機能5、冷凍サイクル異常判定機能6、異常回数積算機能7などの制御機能を有している。また、マイコン1の入力側には機器周囲の空気温度を検知する機器周囲温度検知手段として機器周囲温度センサー2と、冷却器104の温度を検知する冷却器温度検知手段として冷却器温度センサー3と、機器の運転・停止のための運転スイッチ8と、異常回数積算機能7の積算値を初期化するの初期化機能9を設け、マイコン1の出力側には機器の異常を知らせる冷凍サイクル異常表示装置4を設けている。
図3に示すように、基本的構成は実施の形態1と同様であるが、図1における機器周囲温度センサー2を冷却器吸込空気温度検知手段としての冷却器吸込空気温度センサー10に変更している。
図5に第2の圧縮機運転タイマー機能5の制御フロー図を示す。
図6に第3の圧縮機運転タイマー機能5の制御フロー図を示す。
図6に示すように、圧縮機運転タイマー機能5に設定された時間間隔t0、ts1またはts2は霜取り運転に移行する最短時間td(図示せず)より短い時間に設定している。これにより、機器の運転中に霜取り運転となり圧縮機101がマイコン1の制御によって停止する場合でも、霜取り運転の移行前に確実に1回以上は冷凍サイクル異常の判定を行うことができる。したがって、霜取り運転でのマイコン1の制御による正常な圧縮機101停止によらず、冷凍サイクルの異常判定を確実に行うことができ、誤検知を防止することができる。
冷凍サイクル装置106の冷凍サイクル異常判定機能6について説明する。図1または図2に示すように、運転スイッチ8の信号によって、マイコン1が機器の運転開始と停止を判断する。この運転スイッチ8の信号によってマイコン1が機器の運転開始するときに、異常回数積算機能7の異常回数Nr1を初期化して0とする。このことにより、運転スイッチ8の切り換えという使用者の動作が伴う場合に初期化されるので、異常な状態であっても使用者が運転の開始と停止を行ない、その運転状態を認識している場合は機器の運転停止や冷凍サイクル異常表示装置4の表示をしないようにする。しかし、運転開始から異常状態を長時間放置した場合には動作することとなる。
図1および図2に示すように、冷凍サイクル装置106の冷凍サイクル異常判定機能6では、本体20のプラブ(図示せず)を電源に差し込むことにより通電が開始され、マイコン1が起動するときに異常回数積算機能7の異常回数Nr1を初期化して0とする。このとにより、マイコン1が連続通電状態である場合には異常回数Nr1は初期化されずに積算され、異常状態において使用し続ける場合に動作することとなる。
図1および図2に示すように、冷凍サイクル装置106の冷凍サイクル異常判定機能6では、異常回数積算機能7の異常回数Nr1は、マイコン1に記憶され冷凍サイクル装置106が通電停止しても記憶を保持する。このことにより、異常回数積算機能7で異常回数Nr1が設定値N1以上となったときに冷凍サイクル異常表示装置4を表示し、機器の運転を停止し、冷凍サイクル装置106の操作ができなくなる。したがって、冷凍サイクルの異常状態を起こした状態で使用し続けられた場合に異常を検知して表示するとともに、機器を停止して機器操作できなくするので、異常使用による拡大被害の可能性を低減することができる。
図7に示すように、冷凍サイクル装置106の冷凍サイクル異常判定機能6では、異常回数積算機能7に異常回数Nr1が設定値N1以上となった異常表示回数Nr2を積算する機能を追加し、この異常表示回数Nr2は冷凍サイクル装置106への通電を停止しても記憶保持されるようにし、前期異常表示回数Nr2が設定値N2以上となると冷凍サイクル異常表示手段4を表示し、冷凍サイクル装置106の操作ができなくなる。これにより、異常回数積算機能7で異常回数Nr1が設定値N1以上となったときに冷凍サイクル異常表示手段4を表示し、機器の運転を停止するが、使用者が注意喚起を無視し使用し続け、異常表示回数Nr2が設定値N2以上になると冷凍サイクル異常表示手段4を表示し、冷凍サイクル装置106の操作ができなくなることとなる。したがって、冷凍サイクルの異常に気付きながらも使用し続けられた場合に異常を検知して表示するとともに機器を停止し、機器操作できなくするので、異常使用による拡大被害の可能性を低減することができる。
図1または図2に示すように、冷凍サイクル装置106の冷凍サイクル異常判定機能6では、初期化機能9を冷凍サイクル装置106内に設けたもので、この初期化機能9は装置外部からは操作できないので、使用者は初期化機能9を操作することはできずに出荷時や修理作業者が修理した場合に異常回数積算機能7の異常回数Nr1やNr2を初期化する。したがって、使用者による安易な初期化による拡大被害の可能性を低減することができ、また、修理作業者への意識付けとして初期化作業をすることで修理ミスを低減し再発の防止と拡大被害の可能性を低減することができる。
2 機器周囲温度センサー
3 冷却器温度センサー
4 冷凍サイクル異常表示装置
5 圧縮機運転タイマー機能
6 冷凍サイクル異常判定機能
7 異常回数積算機能
8 運転スイッチ
9 初期化機能
10 冷却器吸込空気温度センサー
20 本体
101 圧縮機
102 放熱器
103 膨張器
104 冷却器
105 送風機
106 冷凍サイクル装置
Claims (6)
- 本体に設けた圧縮機、放熱器、膨張器、冷却器および送風機からなる冷凍サイクル装置と、前記本体の表面に設けた周囲温度検知手段と、前記冷却器の表面温度を検知する冷却器温度検知手段と、前記周囲温度検知手段の検知温度Taと前記冷却器温度検知手段の検知温度Teとを演算および判定して前記冷凍サイクル装置の運転を停止するとともに、異常表示手段を作動して異常表示する制御部を有し、この制御部は前記冷凍サイクル装置を駆動制御している場合に、前記検出温度の温度差(Ta−Te)が基準温度差T0より小なるときの頻度を積算回数Nr1として記録し、この積算回数Nr1が基準回数N1以上となったときに異常と判定する冷凍サイクル異常判定機能と、前記圧縮機が安定運転するまでの設定された安定時間ts1が経過したときに前記冷凍サイクル異常判定機能を作動させる圧縮機タイマー機能を備え、前記制御部は安定時間ts1経過後において、前記冷凍サイクル異常判定機能を時間間隔t0内に行なう判定動作を繰り返して行なう、第2の圧縮機タイマー機能を備え、前記圧縮機タイマー機能で設定された時間間隔t0、安定時間ts1は、霜取運転に移行するのに必要として設定した霜取移行最短時間tdより短く設定してなる冷凍サイクル装置の制御装置。
- 本体に冷凍サイクル装置の運転を操作する運転スイッチを設け、この運転スイッチの操作がされたときに、制御部で記憶した異常回数Nr1のデータを初期化してなる請求項1に記載の冷凍サイクル装置の制御装置。
- 商用電源から電源を供給する電源供給手段を設け、この電源供給手段を介して通電が停止されたときに、制御部で記憶した異常回数Nr1のデータを初期化してなる請求項1に記載の冷凍サイクル装置の制御装置。
- 冷凍サイクル装置への通電が停止された場合でも、制御部で記憶した異常回数Nr1のデータを保持してなる請求項1に記載の冷凍サイクル装置の制御装置。
- 冷凍サイクル異常判定機能に異常表示手段に異常表示をした回数を積算する異常表示回数Nr2を追加し、この異常表示回数Nr2は冷凍サイクル装置への通電を停止しても記憶保持されるようにし、前記異常表示回数Nr2が設定値N2以上となると冷凍サイクル異常表示手段を表示するとともに、冷凍サイクル装置の再起動操作をできないようにする請求項1〜4のいずれかに記載の冷凍サイクル装置の制御装置。
- 冷凍サイクル異常判定機能の異常回数Nr1または異常表示回数Nr2の初期化機能を冷凍サイクル装置内に設けた請求項4または5記載の冷凍サイクル装置の制御装置。
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