JP2009041831A - 多室形空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成で、不要に停止することを回避しつつ、熱交換器の凍結を防止することができる多室形空気調和機を提供する。
【解決手段】圧縮機6と、四方弁8と、室外熱交換器10を内蔵する1台の室外機2と、前記室外機2に接続されると共にそれぞれ室内膨張弁16a、16bと、室内熱交換器14a、14bを備えた複数の室内機4a、4bからなり、運転室内機と停止室内機を判別する手段を備えた多室形空気調和機において、室内機4aが停止室内機と判断され、室内機4bが冷房運転を開始した場合、室内熱交換器14aの温度に応じて室内膨張弁16aを再度位置決めするもので、冷媒配管5中のゴミなどの噛み込みによる室内膨張弁16aの閉鎖不良を改善し、再度、位置決めすることにより、不要に停止することを回避しつつ、室内熱交換器14aの凍結を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、1台の室外機に、複数の室内機を接続してなる多室形空気調和機に関するもので、さらに詳しくは、停止室内機の膨張弁不良による凍結防止制御に関するものである。
従来の多室形空気調和機においては、停止室内機の室内膨張弁に閉鎖不良がある場合、室内ファンの止まった停止室内機の室内熱交換器に低温の冷媒が流れ続けて、運転条件によっては、室内熱交換器が凍結し、氷片の落下や、場合によっては室内熱交換器が破損するという課題があった。
この課題を解決するために、従来、停止室内機の熱交換器温度を検出する手段と、その停止室内機が設置された部屋の室温を検出する手段によってこの差温を算出し、これにより、室内膨張弁の閉鎖不良かどうかを判断し、閉鎖不良であると判断した場合には、安全のために圧縮機を停止させていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−300397号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の多室形空気調和機のように、室内膨張弁の閉鎖不良の判断に室温を検出する手段を用いる構成では、室内ファンが運転している場合には、精度の高い室温の計測を行えるが、停止室内機における室温検出は、実際の室温との差を大きく検知する場合があり、問題なく動作している室内膨張弁であっても、室内膨張弁の閉鎖不良と誤った判断をすることがあった。
また、室内機が、天井埋め込み型である場合などは、その室内機が埋め込まれた天井裏の雰囲気温度が低い影響で、停止室内機の熱交換器温度は低く検出され、天井付近に溜まりこんだ暖気の影響により、室内温度は、高く検知される場合があり、その結果、差温が大きいと判断し、これも誤った判断をする原因となっていた。
さらに、前記従来の構成では、室外機に膨張弁を持つ多室形空気調和機にのみ言及しているが、室内機に室内膨張弁を内蔵し、分流方式が異なる多室形空気調和機においては、圧縮機が起動した際に、停止室内機であってもこの室内機に溜まりこんだ冷媒が周囲の熱を奪うことによって蒸発し、室内熱交換器の温度を低下させることがあるため、これも誤った判断をする原因となっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、安価な構成で、不要に停止することを回避しつつ、室内熱交換器の凍結を防止することができる多室形空気調和機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の多室形空気調和機は、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器を内蔵する1台の室外機と、前記室外機に接続されると共にそれぞれ室内膨張弁と、室内熱交換器を備えた複数の室内機とからなり、運転室内機と停止室内機を判別する手段を備えた多室形空気調和機において、前記複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、前記停止室内機の前記室内熱交換器の温度に応じて前記停止室内機の前記室内膨張弁を再度位置決めするもので、冷媒配管中のゴミなどの噛み込みによる室内
膨張弁の閉鎖不良を改善し、再度、位置決めすることにより、不要に停止することを回避しつつ、室内熱交換器の凍結を防止することができる。
また、本発明の多室形空気調和機は、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器を内蔵する1台の室外機と、前記室外機に接続されると共にそれぞれ室内膨張弁と、室内熱交換器を備えた複数の室内機とからなり、運転室内機と停止室内機を判別する手段を備えた多室形空気調和機において、前記複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、前記停止室内機の前記室内熱交換器の温度に応じて前記圧縮機の運転を停止するもので、室内膨張弁の動作不良による室内熱交換器の凍結を防止し、多室形空気調和機を不安全なく停止させることができる。
本発明の多室形空気調和機は、不必要な異常停止を回避して運転率を上げつつ、停止室内機の室内膨張弁不良、または不動作による室内熱交換器の凍結を防止することができる。
また、室内熱交換器の温度、すなわち一つの温度検出手段だけで、室内膨張弁の異常が判断できるため、その他の検出手段を削減して、コストの削減ができる上、その他の検出手段が使用できない状態であっても、室内膨張弁の不良検出の可能性を高めることができる。また、様々な設置条件、運転条件の場合であっても室内膨張弁が不良であるかどうかを判断する精度を高め、不安全なく圧縮機を停止させることができる。
第1の発明は、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器を内蔵する1台の室外機と、前記室外機に接続されると共にそれぞれ室内膨張弁と、室内熱交換器を備えた複数の室内機とからなり、運転室内機と停止室内機を判別する手段を備えた多室形空気調和機において、前記複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、前記停止室内機の前記室内熱交換器の温度に応じて前記停止室内機の前記室内膨張弁を再度位置決めするもので、冷媒配管中のゴミなどの噛み込みによる室内膨張弁の閉鎖不良を改善し、再度、位置決めすることにより、不要に停止することを回避しつつ、室内熱交換器の凍結を防止することができる。
第2の本発明は、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器を内蔵する1台の室外機と、前記室外機に接続されると共にそれぞれ室内膨張弁と、室内熱交換器を備えた複数の室内機とからなり、運転室内機と停止室内機を判別する手段を備えた多室形空気調和機において、前記複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、前記停止室内機の前記室内熱交換器の温度に応じて前記圧縮機の運転を停止するもので、室内膨張弁の動作不良による室内熱交換器の凍結を防止し、多室形空気調和機を不安全なく停止させることができる。
第3の本発明は、特に、第1の発明の停止室内機の室内熱交換器の温度に応じて前記停止室内機の室内膨張弁を再度位置決めする動作を行っても、前記室内熱交換器の温度が所定の温度以上にならない場合、圧縮機の運転を停止するもので、室内膨張弁の動作不良による異常であるかどうかの判断精度を高め、室内熱交換器の凍結を防止し、多室形空気調和機を不安全なく停止させることができる。
第4の本発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、停止室内機の室内熱交換器の温度が所定の時間経過しても低下し続けている場合に、圧縮機の運転を停止するもので、設置条件が各室内機によって高低差のある場合や、前回の運転状態によって室内機に冷媒が溜まりこんだ状態からの運転であっても、誤った判断をすることなく、室内熱交換器の凍結を防止し、多室形空気調和機
を不安全なく停止させることができる。
第5の本発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、停止室内機の室内熱交換器の温度が所定の時間経過しても低下し続けている場合に、前記停止室内機を異常室内機として記憶しておき、次回その異常室内機が冷房運転を行った場合に、前記室内熱交換器の温度が所定の温度範囲にならない場合に、圧縮機の運転を停止するもので、室内膨張弁の動作不良が、前回の運転状態のまま固定してしまったような状態であっても異常であるかどうかの判断を適切にすることができ、不必要な停止を減少させることができ、運転率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における多室形空気調和機のブロック図、図2は、同多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。
本発明の多室形空気調和機は、1台の室外機に複数台の室内機を冷媒配管により接続したものであるが、説明を容易にするため、本実施の形態では、図1に示すように、1台の室外機2に、室内機4a、4bの2台を冷媒配管5で接続した例を用いて説明する。
室外機2には、冷媒配管5により順次接続された圧縮機6と、四方弁8と、室外熱交換器10と、室外膨張弁12とが設けられる一方、各室内機4a、4bには、冷媒配管5により順次接続された室内熱交換器14a、14bと、室内膨張弁16a、16bが設けられており、複数台の室内機4a、4bは室外機2に対し並列に接続されている。
また、室外機2には、室外熱交換器10に空気を送る室外ファン18が設けられており、室内機4a、4bには、室内熱交換器14a、14bに空気を送る室内ファン26a、26bと、冷房あるいは除湿運転時における室内熱交換器14a、14bの冷媒蒸発温度あるいは暖房運転時における室内熱交換器14a、14bの冷媒凝縮温度を検知する室内熱交換器温度検知手段28a、28bと、室内ファン26a、26bで吸い込まれる室内の空気の温度を検知する室内温度検知手段30a、30bが設けられている。また、各室内機4a、4bには制御部(図示せず)と使用者が運転を指示するリモコン(図示せず)が設置されており、これにより冷房、暖房、除湿などの運転モードを指示、または異常時に異常であることを表示させたりすることができる。
上記のように構成された本実施の形態における多室形空気調和機において、冷房あるいは除湿運転時には、冷媒が、図1に示される実線矢印方向に流れて、圧縮機6から吐出された冷媒が室外機2を経て室内機4a、4bに送られるように四方弁8は、切り換えられる。
暖房運転時には、圧縮機6から吐出された冷媒が破線矢印方向に流れて、室内機4a、4bを経て室外機2に送られるように四方弁8は切り換えられる。この際、室内機4a、4bに搭載された室内膨張弁16a、16bは全開状態にしており、冷凍サイクル上での絞り機構は、室外膨張弁12であり、これを適切な開度にし、最適な冷凍サイクルを形成する。
多室形空気調和機全体として冷房運転を行っていて、ある室内機が停止している状態、例えば、室外機2が冷房運転を行っていて、室内機4aが停止している(他の室内機4bは冷房運転)場合は、室内ファン26aは停止し、室内膨張弁16aは完全に閉鎖してお
り、室内熱交換器14a内部に冷媒が流通しないようにしている。
以上のように、一部の室内機4aが停止している状態において、室内機が室内熱交換器温度を検知する時の動作を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、以下では、室内機4aが停止している場合について説明しているが、室内機4bや図示していない他の室内ユニットにおいて同様の選択がなされた場合も同様の制御が行われる。
まず、多室形空気調和機全体として、室内機4a、室内機4bのいずれかが冷房運転を開始された時(ステップS1)、それぞれの室内熱交換器温度検知手段28a、28bによって温度計測を行い(ステップS2)、自己室内機が停止室内機かどうかを判断する(ステップS3)。上記の例では、室内機4aが停止室内機として判断され、その室内機4aが停止室内機であるにも関わらず、室内熱交換器14aの熱交換器温度が所定の温度と比較し(ステップS4)、下回る場合は、その室内機4aの室内膨張弁16aを再度、位置決めを行う(ステップS5)。これ以降はステップS2に戻って上記の制御を繰り返す。
また、熱交換器温度が凍結に到るかどうかを判断する際の所定の温度値は、室内機によっても能力ランクは様々であり、これにより、室内温度検知手段30a、30に与える影響にも差があることから、汎用性を考慮し、室内機4a、4b毎に予め実験的に決めた値を設定すると良い。
これにより、冷媒配管5中のゴミなどの噛み込みによる室内膨張弁16a、16bの閉鎖不良を改善し、再度、位置決めすることにより、不必要に、室内機4a、4bの運転を停止することを回避しつつ、室内熱交換器16a、16bの凍結を防止することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。なお、上記第1の実施の形態における多室形空気調和機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における多室形空気調和機が、全体として冷房運転を行っていて、ある室内機が停止している状態において、室内機が室内熱交換器温度を検知する時の動作を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、以下では、室内機4aの運転が停止している場合を例に説明するが、室内機4bや図示していない他の室内機において同様の選択がなされた場合も同様の制御が行われる。
ステップS1からステップS4までは、上記実施の形態1と同様に作用する。ステップS4で、室内機4aの室内熱交換器温度が所定の温度を下回る場合は、圧縮機6を停止する(ステップS5)。これ以降は、ステップS2に戻って上記の制御を繰り返すが、その後、停止室内機、本例では、室内機4aにおける室内熱交換器温度検知手段28aが検知した温度が所定の温度を下回ることによる圧縮機6の停止回数が所定の回数になったかどうかを判断し(ステップS6)、その場合は、異常を確定し、表示部(図示せず)に異常表示を行う(ステップS7)。
これにより、何らかの原因によって微開状態で動作しなくなった室内膨張弁16aの閉
鎖不良による室内熱交換器14aの凍結を防止し、不安全なく、多室形空気調和機を停止させることができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。なお、上記実施の形態における多室形空気調和機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における多室形空気調和機が、全体として冷房運転を行っていて、ある室内機が停止している状態において、室内機が室内熱交換器温度を検知する時の動作を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、以下では、室内機4aの運転が停止している場合を例に説明するが、室内機4bや図示していない他の室内機において同様の選択がなされた場合も同様の制御が行われる。
ステップS1からステップS5までは、実施の形態1と同様に作用する。その後、停止室内機、本例では、室内機4aの室内熱交換器温度検知手段28aが検知した熱交換器温度が所定の温度を下回ることによる室内膨張弁16aの位置決め回数が2回目かどうかを判断し(ステップS6)、その場合は、異常を確定し、圧縮機6を停止し(ステップS7)、表示部に異常表示を行う(ステップS8)。
これにより、冷媒配管5中のゴミなどの噛み込みによる室内膨張弁16aの閉鎖不良の可能性かどうかを1度判断することによって不要な停止を回避することができる。しかし、それでも異常な状態により、熱交換器温度が低下する場合は、微開状態で動作しなくなった室内膨張弁16aの閉鎖不良によるものと判断し、不安全なく多室形空気調和機を停止させることができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の第4の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。なお、上記実施の形態における多室形空気調和機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における多室形空気調和機が、全体として冷房運転を行っていて、ある室内機が停止している状態において、室内機が室内熱交換器温度を検知する時の動作を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS1からステップS3までは、上記実施の形態1と同様に作用する。そして、室内機4aが停止室内機として判定されてから第1の所定の時間T1経過後、室内機4aにおける室内熱交換器温度検知手段28aで室内熱交換器14aの温度を検出し、室内熱交換器温度を制御部(図示せず)に記憶しておく。さらに、その後第2の所定の時間T2経過後、再度室内熱交換器温度を検出し、前回の熱交換器温度と比較を行い、熱交換器温度が低下し続けているかどうかを判断する(ステップ4)。温度低下が継続していると判断した場合、その停止室内機、すなわち室内機4aの室内膨張弁16aを再度、位置決めを行い(ステップS5)、その後、実施の形態3と同様にステップS6からステップS8までの動作を行う。
これにより、室内膨張弁16aは正常に閉鎖状態であるにもかかわらず、前回の運転状態や設置条件による停止室内機(室内機4a)に溜まりこんだ冷媒の自己蒸発による温度低下から室内膨張弁16aが不良であるとの誤判断を回避することができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の第5の実施の形態における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。なお、上記実施の形態における多室形空気調和機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における多室形空気調和機が、全体として冷房運転を行っていて、ある室内機が停止している状態において、室内機が室内熱交換器温度を検知する時の動作を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS1からステップS5までは上記実施の形態4と同様に作用する。前回の熱交換器温度と今回の熱交換器温度との比較によって温度低下が続いている異常室内機(例えば、室内機4a)であることを制御部(図示せず)に記憶しておく(ステップS6)。その後、停止状態が継続すれば、ステップ2に戻ってステップ6までを繰り返すが、その停止室内機(室内機4a)が冷房運転を開始した場合(ステップ7)、冷房の通常運転時における室内熱交換器温度の所定温度範囲を予め実験的に決めておき、この温度範囲外であれば(ステップ8)、異常を確定し、圧縮機を停止し(ステップS10)、表示部に異常表示を行う(ステップS11)。
これにより、冷房の通常運転を行っている他の室内機への影響を最小限に留めながら、一度冷房運転を行った後に、室内膨張弁16aが不良であるかどうかの判断をすることにより不要に停止することを回避しつつ、室内熱交換器14aの凍結を防止することができる。
以上のように本発明に係る多室形空気調和機は、安価な構成で、不要に停止することを回避しつつ、室内熱交換器の凍結を防止することができるもので、家庭用、店舗用、施設用の各種多室形空気調和機に適用できる。
本発明の実施の形態1における多室形空気調和機のブロック図 同多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における多室形空気調和機の制御方法を示すフローチャート
符号の説明
2 室外機
4a、4b 室内機
6 圧縮機
8 四方弁
10 室外熱交換器
12 室外膨張弁
14a、14b 室内熱交換器
16a、16b 室内膨張弁
18 室外ファン
26a、26b 室内ファン
28a、28b 室内熱交換器温度検知手段
30a、30b 室内温度検知手段

Claims (5)

  1. 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器を内蔵する1台の室外機と、前記室外機に接続されると共にそれぞれ室内膨張弁と、室内熱交換器を備えた複数の室内機とからなり、運転室内機と停止室内機を判別する手段を備えた多室形空気調和機において、前記複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、前記停止室内機の前記室内熱交換器の温度に応じて前記停止室内機の前記室内膨張弁を再度位置決めすることを特徴とする多室形空気調和機。
  2. 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器を内蔵する1台の室外機と、前記室外機に接続されると共にそれぞれ室内膨張弁と、室内熱交換器を備えた複数の室内機とからなり、運転室内機と停止室内機を判別する手段を備えた多室形空気調和機において、前記複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、前記停止室内機の前記室内熱交換器の温度に応じて前記圧縮機の運転を停止することを特徴とする多室形空気調和機。
  3. 停止室内機の室内熱交換器の温度に応じて前記停止室内機の室内膨張弁を再度位置決めする動作を行っても、前記室内熱交換器の温度が所定の温度以上にならない場合、圧縮機の運転を停止することを特徴とする請求項1に記載の多室形空気調和機。
  4. 複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、停止室内機の室内熱交換器の温度が所定の時間経過しても低下し続けている場合に、圧縮機の運転を停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多室形空気調和機。
  5. 複数の室内機のいずれかが冷房運転を開始した場合に、停止室内機の室内熱交換器の温度が所定の時間経過しても低下し続けている場合に、前記停止室内機を異常室内機として記憶しておき、次回その異常室内機が冷房運転を行った場合に、前記室内熱交換器の温度が所定の温度範囲にならない場合に、圧縮機の運転を停止することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の多室形空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014228224A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
CN104101054B (zh) * 2014-07-07 2017-01-11 广东美的暖通设备有限公司 多联机空调器的控制方法和控制系统

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