JP2009142379A - ミシン - Google Patents
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Abstract
【課題】ミシンの操作に熟練していない初心者であっても、容易に操作することができ、縫製の失敗を防止することができるとともに、ミシンの操作に慣れている操作者にとっても円滑に操作する。
【解決手段】 スライドボリューム9から入力された縫製速度に関するデータにしたがって縫製の制御が行われる通常モードと、縫製可能な最高速度がスライドボリューム9によって調整可能な速度範囲内における最高速度よりも遅い速度に制限されている初心者モードとに縫製モードを切り替えて設定可能な切替スイッチ25を有し、制御手段18は、切替スイッチ25によって縫製モードが初心者モードに設定されている場合、制限最高速度よりも速い縫製速度に関するデータをスライドボリューム9から入力したときには、制限最高速度により縫製動作の制御を行う。
【選択図】 図6
【解決手段】 スライドボリューム9から入力された縫製速度に関するデータにしたがって縫製の制御が行われる通常モードと、縫製可能な最高速度がスライドボリューム9によって調整可能な速度範囲内における最高速度よりも遅い速度に制限されている初心者モードとに縫製モードを切り替えて設定可能な切替スイッチ25を有し、制御手段18は、切替スイッチ25によって縫製モードが初心者モードに設定されている場合、制限最高速度よりも速い縫製速度に関するデータをスライドボリューム9から入力したときには、制限最高速度により縫製動作の制御を行う。
【選択図】 図6
Description
本発明はミシンに係り、特に縫製速度を調整可能な速度調整手段を備えたミシンに関する。
従来より、ミシン主軸を駆動する主軸駆動手段の駆動速度を調整することにより縫製速度を調整することが可能なスライドボリューム等の速度調整手段が設けられたミシンが、縫製速度を容易に調整することができ、ミシンの操作者に適した縫製速度によって縫製を行うことができる等の観点から利用されている。
従来のミシンには、例えば、アーム部における操作者が操作する側の正面に、主軸駆動手段としての主軸モータの駆動速度を調整することによりミシン主軸の駆動速度を調整するためのスライドボリュームが設けられている。このスライドボリュームは、移動可能な操作部を備えており、操作部の位置に応じてミシン主軸を駆動する主軸モータの駆動速度を調整するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ミシン主軸には、下端部に縫い針が装着されている針棒が連結されており、針棒はミシン主軸の駆動によって上下動するようになっている。そして、このミシンは、スライドボリュームによって主軸モータを介してミシン主軸の駆動速度を調整して針棒の上下動の速度を調整するようになっており、これにより、縫製速度を調整することができるようになっている。
また、前述のミシンには、縫製の開始および停止の指示を入力するための操作手段として縫製動作スイッチと、ミシンが縫製動作中であることを報知する報知手段として報知ランプと、他の報知手段として報知ブザーとが設けられている。さらに、このミシンは、縫製動作スイッチや操作調整手段等から各指示を入力し、入力した指示にしたがって、主軸モータや報知ランプ、報知ブザー等のミシンの各部の動作を制御する制御手段を有している。
図10は、従来のミシンの一例における縫製動作スイッチを操作した場合を示すタイミングチャートであり、図10に示すように、このようなミシンは、縫製動作が行われていない状態において縫製動作スイッチが押圧操作されると、制御手段は、起動開始の指示が入力されたことを認識し、スライドボリュームから入力した主軸モータの駆動速度にしたがって主軸モータの駆動を開始し、ミシン主軸を介して針棒を上下動させることにより縫製を開始する。これとともに、制御手段は、報知ランプによって縫製動作中である旨の表示を行い、報知ブザーによって縫製開始を報知する。また、このミシンは、縫製動作が行われている状態において縫製動作スイッチが押圧されると、制御手段は、縫製停止の指示が入力されたことを認識し、主軸モータの駆動を停止することによって縫製動作を停止する。これとともに、報知ランプによって縫製動作が停止中である旨の表示を行う。
しかし、前述のような従来のミシンによれば、例えば、ミシンの操作に熟練していない初心者が縫製を行う場合、スライドボリュームによって縫製速度を調整して縫製を開始しても、意図した縫製速度より高速な縫製速度によって縫製動作が開始してしまうことがあり、このような場合には、縫製を失敗してしまうおそれがあるという問題を有していた。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ミシンの操作に熟練していない初心者であっても、容易に操作することができ、縫製の失敗を防止することができるとともに、ミシンの操作に慣れている操作者にとっても円滑に操作することが可能なミシンを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係るミシンの特徴は、縫製開始の指示を出力する操作手段と、所定の速度範囲内において縫製速度を調整可能な速度調整手段と、前記速度調整手段から入力したデータに基づく縫製速度によって縫製動作の制御を行う制御手段とを有するミシンにおいて、前記速度調整手段から入力された縫製速度に関するデータにしたがって縫製の制御が行われる通常モードと、縫製可能な最高速度が前記速度範囲内における最高速度よりも遅い速度に制限されている初心者モードとに縫製モードを切り替えて設定可能な切替手段を有し、前記制御手段は、前記切替手段によって前記縫製モードが前記初心者モードに設定されている場合に、制限された縫製の最高速度である制限最高速度よりも速い縫製速度に関するデータを前記速度調整手段から入力したときには、前記制限最高速度により縫製動作の制御を行う点にある。
この請求項1に記載の発明によれば、縫製するにあたり、縫製モードを通常モードの他、初心者モードに切り替えることが可能である。そして、初心者モードによって縫製する場合には、縫製の最高速度が速度調整手段によって駆動可能な速度範囲内における最高速度よりも遅い速度である制限最高速度により縫製動作の制御を行うので、操作者がミシンの操作に熟練していない初心者の場合に、意図せず速度調整手段において速い速度を設定してしまった場合であっても、制限最高速度以下の速度で縫製を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明に係るミシンの特徴は、請求項1に記載のミシンにおいて、前記制御手段は、前記縫製モードが前記通常モードの場合には、前記操作手段が操作されると、前記操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識し、前記縫製モードが初心者モードの場合には、前記操作手段の操作が開始されてから所定時間、前記操作手段の操作が継続されると、前記操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識する点にある。
この請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、縫製モードが初心者モードの場合には、操作手段の操作が開始されてから所定時間、この操作が継続されると、操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識する。このため、制御手段は、所定時間操作手段の操作が継続された後、縫製開始の指示が入力されたと認識して縫製動作を開始するので、誤って操作手段を押圧してしまった場合に、誤動作してしまうことを防止することができ、誤動作によって意図しないものを縫ってしまうことを防止することができる。また、ミシンの操作に慣れた操作者の場合には、縫製モードを通常モードに切り替えて縫製を行うことにより、操作手段から縫製開始の操作が開始されるとすぐに操作開始の指示を入力したことを認識するので、円滑な縫製を行うことができる。
さらに、請求項3に記載の発明に係るミシンの特徴は、請求項1または請求項2に記載のミシンにおいて、前記制御手段は、前記縫製モードが前記通常モードの場合には、前記操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識すると、縫製動作の制御を開始し、前記縫製モードが前記初心者モードの場合には、縫製開始の指示を入力するための前記操作手段の操作が終了してから所定時間を経過した後、縫製動作の制御を開始する点にある。
この請求項3に記載の発明によれば、制御手段は、縫製モードが通常モードの場合には、操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識すると、縫製動作の制御を開始し、縫製モードが初心者モードの場合には、縫製開始の指示を入力するための操作手段の操作が終了してから所定の待機時間経過した後、縫製動作の制御を行う。このため、初心者であっても、操作を終了して操作手段から手を離してから所定の待機時間の間に縫製物を手で押さえることができるので、確実に縫製物が手で押さえられてから縫製動作を開始することができる。また、間違えて縫製動作を開始させてしまった場合であっても待機時間中に縫い針の近傍から手を退避させることにより、誤って手を縫ってしまう事故を低減させることができる。さらに、ミシンの操作に慣れた操作者の場合には、縫製モードを通常モードに切り替えて縫製を行うことにより、待機時間がない円滑な縫製を行うことができる。
以上述べたように、本発明に係るミシンによれば、縫製モードを初心者モードに設定することにより、初心者であっても、容易に操作することができ、意図せず速度調整手段において速い速度を設定してしまった場合における縫製の失敗を確実に防止することが可能となる。これにより、本発明に係るミシンによれば、初心者であっても、容易に操作することができ、縫製の失敗を防止することができるとともに、ミシンの操作に慣れている操作者にとっては、縫製モードを通常モードに切り替えることにより、円滑に操作することができる。
以下、本発明に係るミシンの一実施形態を図1から図9を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るミシンを示す概略正面図であり、図2は、図1におけるミシンの構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係るミシン1におけるアーム部2の内部には、下端部に縫い針3が装着された針棒5が配設されており、針棒5は、回転可能に設けられたミシン主軸6に連結されている。ミシン主軸6は、主軸駆動手段としての主軸モータ7の駆動により回転するようになっており、そして、針棒5は主軸モータ7の駆動によるミシン主軸6の回転により、上下動するようになっている。
ミシン1のアーム部2における操作者が操作する側の正面には、主軸モータ7の駆動速度を調整することにより、縫製速度を調整するための速度調整手段として、可変抵抗器からなるスライドボリューム9が配設されている。スライドボリューム9は、所定の幅の範囲内において左右方向に可動な操作部9aを備えており、操作部9aの位置に応じて抵抗値が変化するようになっている。そして、ミシン1は、スライドボリューム9における操作部9aの位置に応じた抵抗値によって主軸モータ7の駆動速度を変更させることにより主軸モータ7の駆動速度を調整して所定の速度範囲内において縫製速度を調整するようになっている。
アーム部2の正面には、縫製開始の指示を出力する操作手段としてシングルアクションスイッチからなる縫製動作スイッチ11が配設されており、本実施形態における縫製動作スイッチ11は、縫製動作の開始および停止の指示を出力するようになっている。本実施形態におけるミシン1においては、縫製動作が行われていない状態で縫製動作スイッチ11がミシン1の操作者によって押圧操作されると、主軸モータ7が駆動して縫製動作が開始するようになっており、縫製動作が行われている状態で縫製動作スイッチ11が操作者によって押圧操作されると、主軸モータ7の駆動が停止して縫製動作が停止するようになっている。
アーム部2の正面には、ミシン1が縫製動作中であることを報知する報知手段として報知ランプ13が設けられており、本実施形態において報知ランプ13は、縫製動作中に赤色に点灯し、縫製動作の停止中に緑色に点灯するようになっている。さらに、ミシン1は、ミシン1の縫製動作が開始することを報知する報知手段として報知ブザー15が設けられており、アーム部2の正面には、報知ブザー15のスピーカ15aが配設されている。そして、報知ブザー15は、縫製動作の開始時に所定時間、鳴るようになっている。
また、ミシン1には、ミシン1に対して電力の供給を開始および終了するための起動スイッチ16が設けられており、ミシン1は、電力が供給されていない状態において起動スイッチ16が押圧操作されると電力の供給が開始され、電力が供給されている状態において起動スイッチ16が押圧操作されると電力の供給が終了されるようになっている。
さらに、ミシン1は、ミシン1の各部の動作を制御する制御手段18を備えており、制御手段18は、縫製動作スイッチ11やスライドボリューム9等から制御手段18への指示の入力、および制御手段18から主軸モータ7や報知ランプ13、報知ブザー15等への指示の出力を仲介する入出力インターフェース19等を備えている。さらにまた、制御手段18は、ミシン1の各部の動作を制御するCPU20、スライドボリューム9から入力した抵抗値データに対応する主軸モータ7の駆動速度データ等が記憶されたEEPROM、EPROM等からなるメモリ21、縫製プログラム等を格納したROM22、および作業領域を提供するRAM23等から構成されている。
制御手段18は、図3に示すように、縫製モードとして縫製モードとしてスライドボリューム9から入力された抵抗値にしたがって縫製の制御が行われる通常モードと、縫製最高速度が前記速度範囲内における最高速度よりも遅い速度に制限されている初心者モードの2種類の縫製モードを切り替えて縫製することができるようになっている。メモリ21には、初心者モードにおける制限された縫製最高速度である制限最高速度が記憶されている。アーム部2の正面には、通常モードと初心者モードとを切り替えて設定する切替手段としての切替スイッチ25が配設されている。そして、切替スイッチ25は、いずれの縫製モードが設定されているかを示す縫製モードデータを制御手段18に出力するようになっている。
制御手段18は、切替スイッチ25から入力した縫製モードデータに基づき、通常モードによって縫製を行う場合、速度調整手段から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行うようになっている。また、制御手段18は、初心者モードによって縫製を行う場合であって前記制限最高速度よりも速い速度を示す抵抗値をスライドボリューム9から入力したときには、前記制限最高速度によって縫製動作の制御を行うようになっている。一方、制御手段18は、初心者モードによって縫製を行う場合であって前記制限最高速度以下の速度を示す抵抗値をスライドボリューム9から入力したときには、スライドボリューム9から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行うようになっている。
また、ミシン1が停止状態の際の縫製動作スイッチ11の押圧操作について、制御手段18は、縫製モードが通常モードの場合、図4に示すように、縫製動作スイッチ11の操作が開始されると、縫製動作スイッチ11から開始の指示を入力したことを認識するようになっている。一方、制御手段18は、縫製モードが初心者モードの場合、図5に示すように、縫製動作スイッチ11の押圧操作が開始されてから所定の押圧時間(本実施形態においては0.2秒以上)縫製動作スイッチ11の操作が継続されると、縫製動作スイッチ11から開始の指示を入力したことを認識するようになっている。
さらに、制御手段18は、縫製モードが通常モードの場合には、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示を入力したことを認識すると、縫製動作の制御を開始するようになっている。一方、制御手段18は、縫製モードが初心者モードの場合には、縫製開始の指示を入力するための縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了してから所定の待機時間(本実施形態においては2秒間)を経過した後、縫製動作の制御を開始するようになっている。
次に、本実施形態の作用について、図6を参照して説明する。
まず、図6に示すように、ミシン1に対して電力が供給されていない状態において操作者により起動スイッチ16が押圧操作されると、制御手段18は、報知ランプ13を緑色に点灯させてミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST1)。
続いて、制御手段18は、切替スイッチ25から縫製モードデータを入力し、縫製モードが通常モードであるか否かを判別する(ST2)。ここで、制御手段18は、縫製モードが通常モードではないと判断した場合には(ST2においてNo)、初心者モードであると判断し、次に、縫製動作スイッチ11が押圧されたか否かを判別する(ST3)。ここで、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧されたと判断した場合には(ST3においてYes)、押圧操作の開始からの押圧時間を計測し、押圧時間が0.2秒経過したか否かを判別する(ST4)。そして、制御手段18は、押圧時間が0.2秒以上経過したと判断した場合には(ST4においてYes)、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示が入力されたことを認識して、報知ランプ13を赤色に点灯させるとともに(ST5)、報知ブザー15を1秒間鳴らす(ST6)。
一方、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧されたか否かを判別し(ST3)、まだ押圧されていないと判断した場合には(ST3においてNo)、再度縫製モードが通常モードであるか否かを判別する(ST2)。また、制御手段18は、押圧時間が0.2秒経過したか否かを判別し(ST4)、押圧時間が0.2秒経過する前に縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了したと判断した場合にも(ST4においてNo)、再度縫製モードが通常モードであるか否かを判別する(ST2)。
続いて、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示が入力されたことを認識して、報知ランプ13を赤色に点灯させるとともに(ST5)、報知ブザー15を1秒間鳴らした(ST6)後、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了したか否かを判別する(ST7)。そして、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了していないと判断した場合には(ST7においてNo)、再度縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了したか否かを判別する(ST7)。一方、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了したと判断した場合には(ST7においてYes)、押圧操作が終了してからの待機時間を計測し、待機時間が2秒経過したか否かを判別する(ST8)。
ここで、制御手段18は、待機時間が2秒経過していないと判断した場合、すなわち待機時間が2秒経過する前に(ST8においてNo)、待機時間中に縫製動作スイッチ11が押圧操作されたか否かを判別し(ST9)、押圧操作されていないと判断した場合には(ST9においてNo)、継続して待機時間を計測し、待機時間が2秒経過したか否かを判別する(ST8)。一方、制御手段18は、待機時間中に縫製動作スイッチ11が押圧操作されたと判断した場合には(ST9においてYes)、縫製動作を開始することなく、報知ランプ13を緑色に点灯させてミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST1)。
次に、待機時間が2秒経過したと判断した場合(ST8においてYes)、制御手段18は、スライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し(ST10)、入力した抵抗値に対応する駆動速度が制限最高速度よりも速い速度か否かを判別する(ST11)。そして、制御手段18は、入力した抵抗値に対応する駆動速度が、制限最高速度よりも速い速度であると判断した場合には(ST11においてYes)、主軸モータ7の駆動を開始し、制限最高速度によって縫製動作の制御を行い(ST12)、一方、制限最高速度よりも速い速度ではないと判断した場合には(ST11においてNo)、主軸モータ7の駆動を開始し、スライドボリューム9から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行う(ST13)。この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧操作されたか否かを判別し(ST14)、押圧操作されていないと判断した場合には(ST14においてNo)、継続してスライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し(ST10)、前記抵抗値に対応する駆動層度が制限速度よりも速い速度であるか否かを判別し(ST11)、縫製動作の制御を行う(ST12、ST13)。一方、この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧操作されたと判断した場合には(ST14においてYes)、すぐに縫製動作の制御を停止し、報知ランプ13を緑色に点灯させてミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST1)。
一方、制御手段18は、切替スイッチ25から縫製モードデータを入力して縫製モードが通常モードであるか否かを判別し(ST2)、縫製モードが通常モードであると判断した場合には(ST2においてYes)、縫製動作スイッチ11が押圧されたか否かを判別する(ST15)。ここで、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧されたと判断した場合には(ST15においてYes)、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示が入力されたことを認識して、すぐに報知ランプ13を赤色に点灯させるとともに(ST16)、報知ブザー15を1秒間鳴らす(ST17)。そして、制御手段18は、スライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し、主軸モータ7の駆動を開始して、スライドボリューム9から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行う(ST18)。
この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧操作されたか否かを判別し(ST19)、押圧操作されていないと判断した場合には(ST19においてNo)、継続してスライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し、入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製動作の制御を行う(ST18)。一方、この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧操作されたと判断した場合には(ST19においてYes)、すぐに縫製動作の制御を停止し、報知ランプ13を緑色に点灯させてミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST1)。
一方、制御手段18は、縫製モードが通常モードであると判断した後(ST2においてYes)、縫製動作スイッチ11が押圧されたか否かを判別し(ST15)、まだ押圧操作されていないと判断した場合には(ST15においてNo)、再度縫製モードが通常モードであるか否かを判別する(ST2)。
また、制御手段18は、このST1からST19のステップ中に起動スイッチ16が押圧操作されたか否かを監視し、押圧操作されたと判断した場合には、ミシン1への電力の供給が停止される。
本実施形態によれば、縫製するにあたり、縫製モードを通常モードの他、初心者モードに切り替えることが可能である。そして、初心者モードによって縫製する場合には、縫製の最高速度がスライドボリューム9によって駆動可能な速度範囲内における最高速度よりも遅い速度である制限最高速度により縫製動作の制御を行うので、操作者がミシン1の操作に熟練していない初心者の場合に、意図せずスライドボリューム9において速い速度を設定してしまった場合であっても、制限最高速度以下の速度で縫製を行うことができる。
したがって、縫製モードを初心者モードに設定することにより、初心者であっても、容易に操作することができ、意図せずスライドボリューム9において速い速度を設定してしまった場合における縫製の失敗を確実に防止することが可能となる。これにより、本実施形態に係るミシン1によれば、初心者であっても、容易に操作することができ縫製の失敗を防止することができるとともに、ミシン1の操作に慣れている操作者にとっても円滑に操作することができる。
また、制御手段18は、縫製モードが初心者モードの場合には、縫製動作スイッチ11の操作が開始されてから0.2秒以上、縫製動作スイッチ11の押圧操作が継続されると、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示を入力したことを認識し、報知ランプ13および報知ブザー15により縫製動作が開始されることを報知する。ここで、無意識に縫製動作スイッチ11等のスイッチを操作してしまう場合の操作時間は、約0.05秒〜0.1秒であるのに対し、意識的に縫製動作スイッチ11等のスイッチを操作した場合の操作時間は約0.2秒〜0.3秒であることがわかっている。このため、制御手段18は、0.2秒以上縫製動作スイッチ11の押圧操作が継続された後、縫製動作を開始することにより、誤って縫製動作スイッチ11を押圧してしまった場合に、誤動作してしまうことを防止することができ、誤動作によって意図しないものを縫ってしまうことを防止することができる。また、ミシン1の操作に慣れた操作者の場合には、縫製モードを通常モードに切り替えて縫製を行うことにより、前記押圧時間がない円滑な縫製を行うことができる。
さらに、制御手段18は、縫製モードが通常モードの場合には、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示を入力したことを認識すると、縫製動作の制御を開始し、縫製モードが初心者モードの場合には、縫製開始の指示を入力するための縫製動作スイッチ11の操作が終了してから待機時間として2秒経過した後、主軸モータ7の駆動を開始して縫製動作の制御を行う。このため、初心者であっても、押圧操作を終了して縫製動作スイッチ11から手を離してから前記待機時間の間に縫製物を手で押さえることができるので、確実に縫製物が手で押さえられてから縫製動作を開始することができる。また、間違えて縫製動作を開始させてしまった場合であっても待機時間中に縫い針3の近傍から手を退避させることにより、誤って手を縫ってしまう事故を低減させることができる。さらに、ミシン1の操作に慣れた操作者の場合には、縫製モードを通常モードに切り替えて縫製を行うことにより、前記待機時間がない円滑な縫製を行うことができる。
続いて、本発明の第2の実施形態について図7から図9を参照して説明する。ここで、第2の実施形態において、第1の実施形態に係るミシン1の構成と同一の構成については、同一の符号を用い、詳説を省略する。
アーム部2の正面には、縫製開始の指示を出力する操作手段としてダブルアクションスイッチからなる縫製動作スイッチ11が配設されており、縫製動作スイッチ11は、縫製動作の開始および停止の指示を出力するようになっている。また、本実施形態において、縫製動作スイッチ11は、縫製モードの通常モードと初心者モードとを切り替える切替手段としての切替スイッチ25としても作用するようになっている。
本実施形態におけるミシン1の制御手段18は、図7に示すように、縫製動作が行われていない状態で、縫製動作スイッチ11がミシン1の操作者によって縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作され、縫製動作スイッチ11の1段目の押圧操作の開始から所定の押圧時間(本実施形態においては0.2秒以上)1段目の操作が継続されると、縫製モードとして初心者モードに切り替えるようになっている。これとともに、制御手段18は、縫製動作スイッチ11から開始の指示を入力したことを認識するようになっている。そして、制御手段18は、制限最高速度よりも速い速度を示す抵抗値をスライドボリューム9から入力したときには、制限最高速度によって縫製動作の制御を行い、制限最高速度以下の速度を示す抵抗値をスライドボリューム9から入力したときには、スライドボリューム9から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行うようになっている。
一方、制御手段18は、図8に示すように、前記押圧時間が0.2秒未満で縫製動作スイッチ11の2段目が押圧操作されると、縫製モードとして通常モードに切り替えるとともに、縫製動作スイッチ11から開始の指示を入力したことを認識するようになっている。そして、制御手段18は、速度調整手段から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行うようになっている。
また、縫製動作が行われている状態で縫製動作スイッチ11の1段目が操作者によって押圧操作されると、主軸モータ7の駆動が停止して縫製動作が停止するようになっている。
さらに、制御手段18は、縫製モードが初心者モードの場合には、縫製開始の指示を入力するための縫製動作スイッチ11の1段目の0.2秒以上の押圧操作が終了してから所定の待機時間(本実施形態においては2秒間)を経過した後、縫製動作の制御を開始するようになっている。一方、制御手段18は、縫製モードが通常モードの場合には、縫製動作スイッチ11の2段目が押圧操作されて縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示を入力したことを認識すると、縫製動作の制御を開始するようになっている。
次に、本実施形態の作用について、図9を参照して説明する。
まず、図9に示すように、ミシン1に対して電力が供給されていない状態において操作者により起動スイッチ16が押圧操作されると、制御手段18は、報知ランプ13を緑色に点灯させてミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST21)。
続いて、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作されたか否かを判別し(ST22)、1段目が押圧操作されていないと判断した場合には(ST22においてNo)、縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作されたか否かの判別を繰り返す(ST22)。一方、制御手段18は、1段目が押圧操作されたと判断した場合には(ST22においてYes)、1段目の押圧操作の押圧時間が0.2秒以上であるか否かを判別する(ST23)。
ここで、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の1段目の押圧操作の押圧時間が0.2秒以上であると判断した場合には(ST23においてYes)、縫製モードが初心者モードであると認識するとともに、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示が入力されたことを認識して、報知ランプ13を赤色に点灯させるとともに(ST24)、報知ブザー15を1秒間鳴らす(ST25)。
続いて、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了したか否かを判別し(ST26)、縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了していないと判断した場合には(ST26においてNo)、再度縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了したか否かを判別する(ST26)。一方、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の押圧操作が終了したと判断した場合には(ST26においてYes)、押圧操作が終了してからの待機時間を計測し、待機時間が2秒経過したか否かを判別する(ST27)。
ここで、制御手段18は、待機時間が2秒経過していないと判断した場合、すなわち待機時間が2秒経過する前に(ST27においてNo)、待機時間中に縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作されたか否かを判別し(ST28)、押圧操作されていないと判断した場合には(ST28においてNo)、継続して待機時間を計測し、待機時間が2秒経過したか否かを判別する(ST8)。一方、制御手段18は、待機時間中に縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作されたと判断した場合には(ST28においてYes)、縫製動作を開始することなく、報知ランプ13を緑色に点灯させて、ミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST21)。
次に、待機時間が2秒経過したと判断した場合(ST27においてYes)、制御手段18は、スライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し(ST29)、入力した抵抗値に対応する駆動速度が制限最高速度よりも速い速度か否かを判別する(ST30)。そして、制御手段18は、入力した抵抗値に対応する駆動速度が、制限最高速度よりも速い速度であると判断した場合には(ST30においてYes)、主軸モータ7の駆動を開始し、制限最高速度によって縫製動作の制御を行い(ST31)、一方、制限最高速度よりも速い速度ではないと判断した場合には(ST30においてNo)、主軸モータ7の駆動を開始し、スライドボリューム9から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行う(ST32)。この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧操作されたか否かを判別し(ST33)、押圧操作されていないと判断した場合には(ST33においてNo)、継続してスライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し(ST29)、前記抵抗値に対応する駆動層度が制限速度よりも速い速度であるか否かを判別し(ST30)、縫製動作の制御を行う(ST31、ST32)。一方、この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11が押圧操作されたと判断した場合には(ST33においてYes)、すぐに縫製動作の制御を停止し、報知ランプ13を緑色に点灯させてミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST21)。
一方、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の1段目の押圧操作の押圧時間が0.2秒以上ではないと判断した場合には(ST23においてNo)、縫製動作スイッチ11の2段目が押圧操作されたか否かを判別する(ST34)。そして、制御手段18は、押圧操作されたと判断した場合には(ST34においてYes)、縫製モードが通常モードであると認識するとともに、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示が入力されたことを認識して、報知ランプ13を赤色に点灯させるとともに(ST35)、報知ブザー15を1秒間鳴らす(ST36)。そして、制御手段18は、スライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し、主軸モータ7の駆動を開始して、スライドボリューム9から入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製の制御を行う(ST37)。
この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作されたか否かを判別し(ST38)、押圧操作されていないと判断した場合には(ST38においてNo)、継続してスライドボリューム9から操作部9aの位置に対応する抵抗値を入力し、入力した抵抗値に対応する駆動速度によって縫製動作の制御を行う(ST37)。一方、この縫製動作中に、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作されたと判断した場合には(ST38においてYes)、すぐに縫製動作の制御を停止し、報知ランプ13を緑色に点灯させてミシン1が縫製動作の待機状態であることを表示する(ST21)。
一方、制御手段18は、縫製動作スイッチ11の2段目の押圧操作されず1段目の押圧操作が終了したと判断した場合には(ST34においてNo)、再度、縫製動作スイッチ11の1段目が押圧操作されたか否かを判別する(ST22)。
第2の実施形態によっても、縫製するにあたり、縫製モードを通常モードの他、初心者モードに切り替えることが可能である。そして、初心者モードによって縫製する場合には、縫製の最高速度がスライドボリューム9によって駆動可能な速度範囲内における最高速度よりも遅い速度である制限最高速度により縫製動作の制御を行うので、操作者がミシン1の操作に熟練していない初心者の場合に、意図せずスライドボリューム9において速い速度を設定してしまった場合であっても、制限最高速度以下の速度で縫製を行うことができる。
したがって、縫製モードを初心者モードに設定することにより、初心者であっても、容易に操作することができ、意図せずスライドボリューム9において速い速度を設定してしまった場合における縫製の失敗を確実に防止することが可能となる。これにより、本実施形態に係るミシン1によれば、初心者であっても、容易に操作することができ縫製の失敗を防止することができるとともに、ミシン1の操作に慣れている操作者にとっても円滑に操作することができる。
また、制御手段18は、縫製モードが初心者モードの場合には、縫製動作スイッチ11の1段目の押圧操作が開始されてから0.2秒以上、縫製動作スイッチ11の押圧操作が継続されると、初心者モードに切り替えられたと認識するとともに縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示を入力したことを認識し、報知ランプ13および報知ブザー15により縫製動作が開始されることを報知する。ここで、無意識に縫製動作スイッチ11等のスイッチを操作してしまう場合の操作時間は、約0.05秒〜0.1秒であるのに対し、意識的に縫製動作スイッチ11等のスイッチを操作した場合の操作時間は約0.2秒〜0.3秒であることがわかっている。このため、制御手段18は、0.2秒以上縫製動作スイッチ11の1段目の押圧操作が継続された後、縫製動作を開始することにより、誤って縫製動作スイッチ11を押圧してしまった場合に意図しないものを縫製してしまうことを防止することができる。また、ミシン1の操作に慣れた操作者の場合には、縫製モードを通常モードに切り替えて縫製を行うことにより、前記押圧時間がない円滑な縫製を行うことができる。
さらに、制御手段18は、縫製モードが通常モードの場合には、縫製動作スイッチ11から縫製開始の指示を入力したことを認識すると、縫製動作の制御を開始し、縫製モードが初心者モードの場合には、縫製開始の指示を入力するための縫製動作スイッチ11の1段目の押圧操作が終了してから待機時間として2秒経過した後、主軸モータ7の駆動を開始して縫製動作の制御を行う。このため、初心者であっても、押圧操作を終了して縫製動作スイッチ11から手を離して待機時間の間に縫製物を手で押さえることができるので、確実に縫製物が手で押さえられてから縫製動作を開始することができる。また、間違えて縫製動作を開始させてしまった場合であっても待機時間中に縫い針3の近傍から手を退避させることにより、誤って手を縫ってしまう事故を低減させることができる。さらに、ミシン1の操作に慣れた操作者の場合には、縫製モードを通常モードに切り替えて縫製を行うことにより、前記待機時間がない円滑な縫製を行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
例えば、前記各実施形態においては、ミシン主軸6を駆動する主軸モータ7の駆動速度を調整する速度調整手段としてスライドボリューム9を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の速度調整手段を用いることが可能である。
1 ミシン
2 アーム部
3 縫い針
5 針棒
6 ミシン主軸
7 主軸モータ
9 スライドボリューム
9a 操作部
11 縫製動作スイッチ
13 報知ランプ
15 報知ブザー
15a スピーカ
16 起動スイッチ
18 制御手段
19 入出力インターフェース
20 CPU
21 メモリ
22 ROM
23 RAM
25 切替スイッチ
2 アーム部
3 縫い針
5 針棒
6 ミシン主軸
7 主軸モータ
9 スライドボリューム
9a 操作部
11 縫製動作スイッチ
13 報知ランプ
15 報知ブザー
15a スピーカ
16 起動スイッチ
18 制御手段
19 入出力インターフェース
20 CPU
21 メモリ
22 ROM
23 RAM
25 切替スイッチ
Claims (3)
- 縫製開始の指示を出力する操作手段と、所定の速度範囲内において縫製速度を調整可能な速度調整手段と、前記速度調整手段から入力したデータに基づく縫製速度によって縫製動作の制御を行う制御手段とを有するミシンにおいて、
前記速度調整手段から入力された縫製速度に関するデータにしたがって縫製の制御が行われる通常モードと、縫製可能な最高速度が前記速度範囲内における最高速度よりも遅い速度に制限されている初心者モードとに縫製モードを切り替えて設定可能な切替手段を有し、
前記制御手段は、前記切替手段によって前記縫製モードが前記初心者モードに設定されている場合に、制限された縫製の最高速度である制限最高速度よりも速い縫製速度に関するデータを前記速度調整手段から入力したときには、前記制限最高速度により縫製動作の制御を行うことを特徴とするミシン。 - 前記制御手段は、前記縫製モードが前記通常モードの場合には、前記操作手段が操作されると、前記操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識し、前記縫製モードが初心者モードの場合には、前記操作手段の操作が開始されてから所定時間、前記操作手段の操作が継続されると、前記操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
- 前記制御手段は、前記縫製モードが前記通常モードの場合には、前記操作手段から縫製開始の指示を入力したことを認識すると、縫製動作の制御を開始し、前記縫製モードが前記初心者モードの場合には、縫製開始の指示を入力するための前記操作手段の操作が終了してから所定時間を経過した後、縫製動作の制御を開始することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007320891A JP2009142379A (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009142379A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011030642A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Aisin Seiki Co Ltd | ミシン |
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EP3296439A1 (de) * | 2016-09-06 | 2018-03-21 | BERNINA International AG | Verfahren und vorrichtung zum steuern und/oder regeln einer nähmaschine, nähmaschine und computerprogrammprodukt |
CN109996509A (zh) * | 2016-11-11 | 2019-07-09 | 直观外科手术操作公司 | 带有基于外科医生技能水平的器械控制的远程操作手术系统 |
-
2007
- 2007-12-12 JP JP2007320891A patent/JP2009142379A/ja active Pending
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US11931122B2 (en) | 2016-11-11 | 2024-03-19 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Teleoperated surgical system with surgeon skill level based instrument control |
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