JP2009141812A - 遠隔テレビ会議システム - Google Patents

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Abstract

【課題】議論の注目対象を撮像でき、主会議室と副会議室にて並行して複数の課題を議論することできる遠隔テレビ会議システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る遠隔テレビ会議システムは、主会議室と少なくとも一つの副会議室との間でネットワークを介して行われるテレビ会議に用いられる遠隔テレビ会議システムであって、前記主会議室に配置され、特定の会議者が注視する領域を撮像する主会議室代表カメラと、前記副会議室に配置され、前記主会議室代表カメラが撮像した画像を前記ネットワークを介して受信して表示する副会議室代表ディスプレイと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークを介して複数の地点間で行うテレビ会議に用いる遠隔テレビ会議システムに関するものである。
従来、遠隔地間でテレビ会議を行う場合、会議室間をネットワークで接続し、映像や音声を通信装置で伝送している(例えば、非特許文献1及び2を参照。)。図1は、従来の遠隔テレビ会議システムの接続ブロック図である。また、図2は、従来の遠隔テレビ会議システムの会議室内におけるデバイスの配置例を示す。カメラとディスプレイを会議室の前面に配置し、会議の出席者は、ディスプレイと対面して話をすることになる。なお、本明細書では、「会議の出席者」を「会議者」と略記する。
岡田、松下、「臨場感のある多地点テレビ会議システムMAJIC」、情報処理学会、vol.36,no.3,pp.775−783,Mar.1995。 安田、青木、他、「文殊の知恵システム:意思決定可能な視線一致型テレビ会議システム」、情報処理学会研究報告、vol.1998,No.111,pp.3−8,Dec.1998。
しかし、従来の遠隔テレビ会議システムの構成では、カメラが会議室の前面に固定的に配置されているため、協調作業などを行う場合に議論の注目対象が不明確で、主会議室と副会議室にて並行して複数の課題を議論することが難しいという課題があった。ここで、主会議室とは主題となる主課題を解決するために議論をする会議室のことであり、副会議室とは主課題から派生する副課題を解決するために議論をする会議室のことである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、議論の注目対象を撮像でき、主会議室と副会議室にて並行して複数の課題を議論することできる遠隔テレビ会議システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る遠隔テレビ会議システムは、会議者が注視する領域を撮像する主会議室代表カメラを主会議室に配置することとした。
具体的には、本発明に係る遠隔テレビ会議システムは、主会議室と少なくとも一つの副会議室との間でネットワークを介して行われるテレビ会議に用いられる遠隔テレビ会議システムであって、前記主会議室に配置され、特定の会議者が注視する領域を撮像する主会議室代表カメラと、前記副会議室に配置され、前記主会議室代表カメラが撮像した画像を前記ネットワークを介して受信して表示する副会議室代表ディスプレイと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る遠隔テレビ会議システムは、主会議室代表カメラが撮像した特定の会議者が注視する領域を、副会議室の副会議室代表ディスプレイに映し出すことができる。このため、遠隔テレビ会議システムは映像の効果を充分に発揮することができ、副会議室の参加者は議論の注目対象を容易に理解することができる。
従って、本発明は、議論の注目対象を撮像でき、主会議室と副会議室にて並行して複数の課題を議論することできる遠隔テレビ会議システムを提供することができる。
遠隔テレビ会議システムの前記主会議室代表カメラは、前記特定の会議者の頭部に配置され、前記特定の会議者の前方を撮像することを特徴とする。小型のカメラを利用することで特定の会議者の頭部に主会議室代表カメラを配置することができる。主会議室代表カメラは特定の会議者が顔を向けた方向を撮像できるため、特定の会議者が注視する領域を副会議室代表ディスプレイに映し出すことができる。
遠隔テレビ会議システムは、前記副会議室に配置され、前記副会議室全体を撮像する副会議室全体カメラと、前記主会議室の前記特定の会議者の背後に配置され、前記副会議室全体カメラで撮像された画像を表示する主会議室代表ディスプレイと、をさらに備えることを特徴とする。主会議室の会議者は副会議室にいる参加者を容易に把握することができる。
遠隔テレビ会議システムは、前記主会議室に配置され、前記特定の会議者の音声を収音する主会議室代表マイクと、前記主会議室に配置され、前記主会議室全体の音声を収音する主会議室全体マイクと、前記主会議室代表マイクで集音した音声と前記主会議室全体マイクで集音した音声とをミキシングするミキサーと、前記副会議室に配置され、前記ミキサーでミキシングされた音声を前記ネットワークを介して受信して出力する副会議室ミキシングスピーカと、をさらに備えることを特徴とする。
遠隔テレビ会議システムは、前記主会議室に配置され、前記特定の会議者の音声を収音する主会議室代表マイクと、前記主会議室に配置され、前記主会議室全体の音声を収音する主会議室全体マイクと、前記副会議室に配置され、前記主会議室代表マイクで収音された音声を前記ネットワークを介して受信して出力する副会議室代表スピーカと、前記副会議室に配置され、前記主会議室全体マイクで収音された音声を前記主会議室代表マイクで収音された音声とは別チャネルで前記ネットワークを介して受信して出力する副会議室全体スピーカと、をさらに備えることを特徴とする。
特定の会議者の音声のみを収音することができ、副会議室の参加者に明瞭に伝達することができる。
遠隔テレビ会議システムは、前記副会議室に配置され、前記副会議室全体の音声を収音する副会議室全体マイク及び副会議室代表マイクと、前記主会議室に配置され、前記副会議室全体マイクで収音された音声を前記ネットワークを介して受信して出力する主会議室全体スピーカと、前記主会議室に配置され、前記副会議室代表マイクで収音された音声を前記ネットワークを介して前記特定の会議者に聴覚させる主会議室代表ヘッドフォンと、をさらに備えることを特徴とする。副会議室の副会議室代表マイクで副会議室の音声を主会議室にいる特定の会議者に明瞭に伝達することができる。
遠隔テレビ会議システムは、前記副会議室に配置され、前記副会議室全体マイク又は前記副会議室代表マイクのいずれか一方を消音設定できる入力スイッチをさらに備えることを特徴とする。
遠隔テレビ会議システムは、前記副会議室に配置され、前記主会議室全体スピーカ又は前記主会議室代表ヘッドフォンのいずれか一方を消音設定できる出力スイッチをさらに備えることを特徴とする。
副会議室に入力スイッチ又は出力スイッチを備えたことにより、副会議室の音声を主会議室にいる特定の会議者のみに伝達することができる。従って、特定の会議者と副会議室の参加者とが秘話をすることができる。また、主会議室で議題にされている主課題から派生する副課題について副会議室でより詳しく議論し、その回答を主会議室にいる他の会議者に聞こえないように特定の会議者のみに伝達することができる。従って、主会議室で副課題の議論が発生する度に副会議室で主会議室の議論と並行して副課題を議論することができ、主会議室の主課題の議論を中断せずに迅速な意思決定をすることができる。
本発明は、議論の注目対象を撮像でき、主会議室と副会議室にて並行して複数の課題を議論することできる遠隔テレビ会議システムを提供することができる。また、本発明に係る遠隔テレビ会議システムにおいて、特定の会議者の頭部に主会議室代表カメラを配置することで、特定の会議者の注目領域の映像が分かり、副会議室において主会議室の議論についての理解度が高まる。さらに、特定の会議者の背後に副会議室の映像が映った主会議室代表ディスプレイを配置することで、主会議室の会議者は副会議室の参加者に誰が参加しているのかが容易に判断できる。
一方、特定の会議者が専用の主会議室代表マイクと主会議室代表へッドフォンを装着することで、特定の会議者は副会議室と秘話ができる。主会議室の特定の会議者と副会議室の参加者との間で秘話ができることで、主課題及び副課題をそれぞれ主会議室及び副会議室でリアルタイムに平行して議論できるため、迅速な議事進行及び意思決定が可能となる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施の形態1)
図3は、本実施形態の遠隔テレビ会議システムの接続ブロック図である。本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、主会議室310と2つの副会議室311及び312との間でそれぞれネットワーク10−1及びネットワーク10−2を介して行われるテレビ会議に用いられる遠隔テレビ会議システムである。
図4は、本実施形態の遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスのうち、主会議室310に配置されるデバイスの配置例である。主会議室310には会議者A、会議者B及び会議者Cがいる。また、図5及び図6は、本実施形態の遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスのうち、それぞれ副会議室311及び副会議室312に配置されるデバイスの配置例である。副会議室311には、参加者D及び参加者Eがいる。副会議室312には、参加者F及び参加者Gがいる。ここで、会議者Aは副会議室311にいるメンバを代表として主会議室に出席している者である。同様に会議者Bは副会議室312にいるメンバを代表として主会議室に出席している者である。
本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、主会議室310に配置され、会議者Aが注視する領域を撮像する主会議室代表カメラ12−1及び会議者Bが注視する領域を撮像する主会議室代表カメラ12−2と、副会議室311に配置され、主会議室代表カメラ12−1が撮像した画像をネットワーク10−1を介して受信して表示する副会議室代表ディスプレイ117及び副会議室312に配置され、主会議室代表カメラ12−2が撮像した画像をネットワーク10−2を介して受信して表示する副会議室代表ディスプレイ217と、を備える。
例えば、主会議室代表カメラ12−1は、会議者Aの頭部に配置され、会議者Aの前方を撮像し、主会議室代表カメラ12−2は、会議者Bの頭部に配置され、会議者Bの前方を撮像する。本実施例では、会議者の頭部に主会議室代表カメラを配置しているが、会議者の注視する対象を撮像できれば、主会議室代表カメラの配置場所や会議者の注視する対象の撮像方法は図4の例に限られない。
会議者Aの頭部に配置された主会議室代表カメラ12−1が撮像した映像はネットワーク10−1を介して副会議室311へ送信される。同様に、会議者Bの頭部に配置された主会議室代表カメラ12−2が撮像した映像はネットワーク10−2を介して副会議室312へ送信される。これにより、議論の最中に会議者A及び会議者Bが注目している対象物を副会議室311及び副会議室312に送信でき、議論の流れに合わせた映像をそれぞれの副会議室ディスプレイ117及び副会議室ディスプレイ217に表示することができる。
このように、主会議室310にいる会議者A及び会議者Bは、頭部の動きと連動してそれぞれ主会議室代表カメラ12−1及び主会議室代表カメラ12−2を議論の注目領域に向けることができ、また、その注目領域の映像をそれぞれ副会議室311及び副会議室312に送信できる。これにより、副会議室311及び副会議室312にいる参加者は、主会議室310における議論に対する理解度が深まる。
本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、副会議室311に配置され、副会議室311全体を撮像する副会議室全体カメラ111及び副会議室312に配置され、副会議室312全体を撮像する副会議室全体カメラ211と、主会議室310の会議者Aの背後に配置され、副会議室全体カメラ111で撮像された画像を表示する主会議室代表ディスプレイ17−1及び主会議室310の会議者Bの背後に配置され、副会議室全体カメラ211で撮像された画像を表示する主会議室代表ディスプレイ17−2と、をさらに備える。
会議者B及び会議者Cは、主会議室代表ディスプレイ17−1を見ることで副会議室311に参加者D及び参加者Eが出席していることを容易に知ることができる。同様に、会議者A及び会議者Cは、主会議室代表ディスプレイ17−2を見ることで副会議室312に参加者F及び参加者Gが出席していることを容易に知ることができる。
本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、主会議室310に配置され、会議者Aの音声を収音する主会議室代表マイク14−1及び会議者Bの音声を収音する主会議室代表マイク14−2と、主会議室310に配置され、主会議室310全体の音声を収音する主会議室全体マイク13と、副会議室311に配置され、主会議室代表マイク14−1で収音された音声をネットワーク10−1を介して受信して出力する副会議室代表スピーカ116及び副会議室312に配置され、主会議室代表マイク14−2で収音された音声をネットワーク10−2を介して受信して出力する副会議室代表スピーカ216と、副会議室311に配置され、主会議室全体マイク13で収音された音声を主会議室代表マイク14−1で収音された音声とは別チャネルでネットワーク10−1を介して受信して出力する副会議室全体スピーカ115及び副会議室312に配置され、主会議室全体マイク13で収音された音声を主会議室代表マイク14−2で収音された音声とは別チャネルでネットワーク10−2を介して受信して出力する副会議室全体スピーカ215と、をさらに備える。
主会議室代表マイク14−1は主会議室全体スピーカ13とは別に会議者Aの音声を収音し、副会議室代表スピーカ116は会議者Aの音声を出力する。このため、副会議室311にいる出席者D及び出席者Eは会議者Aの音声を明瞭に聴くことができる。同様に、副会議室312にいる出席者F及び出席者Gは会議者Bの音声を明瞭に聴くことができる。
なお、主会議室代表マイク14−1で集音した音声と主会議室全体マイク13で集音した音声とをミキシングする図示しないミキサーと、主会議室代表マイク14−2で集音した音声と主会議室全体マイク13で集音した音声とをミキシングする図示しないミキサーと、を備えても同様の効果を得ることができる。この場合、副会議室311には副会議室ミキシングスピーカとして副会議室全体スピーカ115のみ配置すればよい。同様に、副会議室312には副会議室全体スピーカ215のみ配置すればよい。
本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、副会議室311に配置され、副会議室311全体の音声を収音する副会議室全体マイク113及び副会議室代表マイク114並びに副会議室312に配置され、副会議室312全体の音声を収音する副会議室全体マイク213及び副会議室代表マイク214と、主会議室310に配置され、副会議室全体マイク113で収音された音声をネットワーク10−1を介して受信して出力する主会議室全体スピーカ15−1及び副会議室全体マイク213で収音された音声をネットワーク10−2を介して受信して出力する主会議室全体スピーカ15−2と、主会議室310に配置され、副会議室代表マイク114で収音された音声をネットワーク10−1を介して会議者Aに聴覚させる主会議室代表ヘッドフォン16−1及び副会議室代表マイク214で収音された音声をネットワーク10−2を介して会議者Aに聴覚させる主会議室代表ヘッドフォン16−2と、をさらに備える。
図4において、主会議室代表カメラ12−1、主会議室代表マイク14−1及び主会議室代表ヘッドフォン16−1は一体型のヘッドセットとなっている。同様に、主会議室代表カメラ12−2、主会議室代表マイク14−2及び主会議室代表ヘッドフォン16−2も一体型のヘッドセットとなっている。
主会議室310で議題にされている主課題から副課題が派生したとき、会議者Aは主会議室代表マイク14−1を使用して副会議室311へ副課題を伝えることができる。副課題を伝えられた副会議室311では、主会議室の議論とは別に参加者Dと参加者Eとが副課題を議論して結論を導ける。同様に副会議室312でも、参加者Fと参加者Gとが会議者Bから伝えられた副課題を議論して結論を導ける。
会議者Aが主会議室代表ヘッドフォン16−1を装着しているため、副会議室311の参加者D及び参加者Eは、副会議室311での副課題の結論を会議者Bや会議者Cに聞かれることなく会議者Aに伝えることができる。同様に、副会議室312の参加者F及び参加者Gは副会議室312での副課題の結論を会議者Bに伝えることができる。
このように、主会議室310での議論を中断することなく、且つ他の会議者に聞かれることなく、会議者Aや会議者Bは、副会議室311や副会議室312の参加者と連絡を取り、副課題に詳しい副会議室311や副会議室312の参加者からの回答を得ることができる。従って、本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、主課題と副課題をリアルタイムに並行して議論できるため、迅速な意思決定をすることができる。
本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、副会議室311に配置され、副会議室全体マイク113又は副会議室代表マイク114のいずれか一方を消音設定できる図示しない入力スイッチ、あるいは主会議室全体スピーカ15−1又は主会議室代表ヘッドフォン16−1のいずれか一方を消音設定できる図示しない出力スイッチをさらに備える。副会議室312にも同様に入力スイッチ又は出力スイッチを備える。
図7は、入力スイッチの切替えアルゴリズムを説明したフローチャートである。開始ステップS1後、マイク電源確認ステップS2を行う。マイク電源とは、副会議室代表マイク及び副会議室全体マイクへ供給する電源である。マイク電源がOFFの場合、アルゴリズムを終了ステップS7となる。マイク電源がONの場合、切替えボタン押下ステップS3で副会議室代表マイクと副会議室全体マイクとを切替える。副会議室代表マイクONステップS4と副会議室全体マイクONステップS5との切替えは、副会議室の参加者が手動で行う。最後にマイク電源確認ステップS6を行い、マイク電源がOFFならば終了ステップS7となる。マイク電源がONならば、再び切替えボタン押下ステップS3を行う。
例えば、副会議室311において入力スイッチで副会議室全体マイク113を消音設定にし、副会議室代表マイク114からのみ音声を収集する設定とすることで、会議者Aは、主会議室310の他の会議者に副会議室311の音声を全く聞かれずに副会議室311と秘話をすることができる。入力スイッチではなく、出力スイッチで主会議室310の全体スピーカ15−1の音声を消音設定しても同様の効果を得ることができる。会議者Bと副会議室312についても同様である。
なお、本実施形態の遠隔テレビ会議システムは、副会議室は2つに限らず、1つでもよいし、3以上でもよい。
(実施の形態2)
図3から図7で説明した実施の形態1の遠隔テレビ会議システムに、主会議室310全体を撮像する主会議室全体カメラを主会議室310に配置してもよい。図8は、主会議室310に主会議室全体カメラ11を配置した遠隔テレビ会議システムの接続ブロック図である。図9は、本実施形態の遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスのうち、主会議室310に配置されるデバイスの配置例である。また、副会議室311及び副会議室312に配置されるデバイスの配置例は、図5及び図6と同様である。
本実施例の遠隔テレビ会議システムと実施の形態1の遠隔テレビ会議システムとの違いは、主会議室310に主会議室全体カメラ11が配置され、図5の副会議室311及び図6の副会議室312にそれぞれ図示しないカメラスイッチが配置されていることである。副会議室代表ディスプレイ117及び副会議室代表ディスプレイ217は、主会議室全体カメラ11が撮像した画像をネットワーク10−1又はネットワーク10−2を介して受信して表示できる。具体的には、副会議室311の参加者Dや参加者Eは、副会議室代表ディスプレイ117に、主会議室全体カメラ11が撮像した画像を表示させるか、主会議室代表カメラ12−1が撮像した画像を表示させるか、をカメラスイッチで選択できる。副会議室代表ディスプレイ117に両画像を表示させてもよい。副会議室312も同様である。
副会議室311の参加者は、主会議室全体カメラ11が撮像する画像から主会議室310に会議者A、会議者B及び会議者Cが出席していることを容易にすることができるとともに、カメラスイッチを主会議室代表カメラ12−1が撮像する画像に切替えて議論の理解度を高めることができる。副会議室312の参加者も同様である。
次に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
(実施例1)
政治的な国際会議が行われている主会議室で外国の代表メンバから質問された場合に、主会議室にいる日本代表メンバは、主会議室代表マイク及び主会議室代表ヘッドフォンを用いて副会議室にいる各担当者(政治、経済、法律などの専門家)と秘話モード(ヘッドセットでの会話)でリアルタイムに調整しながら意思決定を行う。日本代表メンバは意思決定に従い、質問を持ち帰ることなく、その場で回答できる。
(実施例2)
大規模サーバのトラブルが発生した場合、迅速にトラブル解決を行う必要がある。トラブル対策会議のため、主会議室に集まったサービス提供会社代表者、開発メーカ代表者、運用部門代表者等の会議者に対し、副会議室にいるメンバは主会議室代表カメラで撮像された資料を見ながら対策案を回答できる。このため、主会議室の会議者は、副会議室にいるメンバとリアルタイムに調整をしながら意思決定を行う。疑問点などの持ち帰りがないため迅速な意思決定ができ、緊急のトラブル対応に迅速に対応できる。
本発明に係る遠隔テレビ会議システムのネットワークとして公衆通信網、専用網、LAN(Local Area Network)等を利用することができる。
従来の遠隔テレビ会議システムの接続ブロック図である。 従来の遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスの配置例である。 本発明に係る遠隔テレビ会議システムの接続ブロック図である。 本発明に係る遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスのうち、主会議室に配置されるデバイスの配置例である。 本発明に係る遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスのうち、それぞれ副会議室に配置されるデバイスの配置例である。 本発明に係る遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスのうち、それぞれ副会議室に配置されるデバイスの配置例である。 本発明に係る遠隔テレビ会議システムの入力スイッチの切替えアルゴリズムを説明したフローチャートである。 本発明に係る遠隔テレビ会議システムの接続ブロック図である。 本発明に係る遠隔テレビ会議システムを構成するデバイスのうち、主会議室に配置されるデバイスの配置例である。
符号の説明
10、10−1、10−2:ネットワーク
11:主会議室全体カメラ
12−1、12−2:主会議室代表カメラ
13:主会議室全体マイク
14−1、14−2:主会議室代表マイク
15−1、15−2:主会議室全体スピーカ
16−1、16−2:主会議室代表ヘッドフォン
17−1、17−2:主会議室代表ディスプレイ
20、120、220:通信装置
51:カメラ
53:マイク
55:スピーカ
59:ディスプレイ
111、211:副会議室全体カメラ
113、213:副会議室全体マイク
114、214:副会議室代表マイク
115、215:副会議室全体スピーカ
116、216:副会議室代表スピーカ
117、217:副会議室代表ディスプレイ
301、302:会議室
310:主会議室
311、312:副会議室
S1:開始ステップ
S2:マイク電源確認ステップ
S3:切替えボタン押下ステップ
S4:副会議室代表マイクONステップ
S5:副会議室全体マイクONステップ
S6:マイク電源確認ステップ
S7:終了ステップ

Claims (8)

  1. 主会議室と少なくとも一つの副会議室との間でネットワークを介して行われるテレビ会議に用いられる遠隔テレビ会議システムであって、
    前記主会議室に配置され、特定の会議者が注視する領域を撮像する主会議室代表カメラと、
    前記副会議室に配置され、前記主会議室代表カメラが撮像した画像を前記ネットワークを介して受信して表示する副会議室代表ディスプレイと、
    を備えることを特徴とする遠隔テレビ会議システム。
  2. 前記主会議室代表カメラは、前記特定の会議者の頭部に配置され、前記特定の会議者の前方を撮像することを特徴とする請求項1に記載の遠隔テレビ会議システム。
  3. 前記副会議室に配置され、前記副会議室全体を撮像する副会議室全体カメラと、
    前記主会議室の前記特定の会議者の背後に配置され、前記副会議室全体カメラで撮像された画像を表示する主会議室代表ディスプレイと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔テレビ会議システム。
  4. 前記主会議室に配置され、前記特定の会議者の音声を収音する主会議室代表マイクと、
    前記主会議室に配置され、前記主会議室全体の音声を収音する主会議室全体マイクと、
    前記主会議室代表マイクで集音した音声と前記主会議室全体マイクで集音した音声とをミキシングするミキサーと、
    前記副会議室に配置され、前記ミキサーでミキシングされた音声を前記ネットワークを介して受信して出力する副会議室ミキシングスピーカと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から3に記載のいずれかの遠隔テレビ会議システム。
  5. 前記主会議室に配置され、前記特定の会議者の音声を収音する主会議室代表マイクと、
    前記主会議室に配置され、前記主会議室全体の音声を収音する主会議室全体マイクと、
    前記副会議室に配置され、前記主会議室代表マイクで収音された音声を前記ネットワークを介して受信して出力する副会議室代表スピーカと、
    前記副会議室に配置され、前記主会議室全体マイクで収音された音声を前記主会議室代表マイクで収音された音声とは別チャネルで前記ネットワークを介して受信して出力する副会議室全体スピーカと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から3に記載のいずれかの遠隔テレビ会議システム。
  6. 前記副会議室に配置され、前記副会議室全体の音声を収音する副会議室全体マイク及び副会議室代表マイクと、
    前記主会議室に配置され、前記副会議室全体マイクで収音された音声を前記ネットワークを介して受信して出力する主会議室全体スピーカと、
    前記主会議室に配置され、前記副会議室代表マイクで収音された音声を前記ネットワークを介して前記特定の会議者に聴覚させる主会議室代表ヘッドフォンと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の遠隔テレビ会議システム。
  7. 前記副会議室に配置され、前記副会議室全体マイク又は前記副会議室代表マイクのいずれか一方を消音設定できる入力スイッチをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の遠隔テレビ会議システム。
  8. 前記副会議室に配置され、前記主会議室全体スピーカ又は前記主会議室代表ヘッドフォンのいずれか一方を消音設定できる出力スイッチをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の遠隔テレビ会議システム。
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