JP2000270304A - 多地点テレビ会議システム - Google Patents

多地点テレビ会議システム

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JP2000270304A
JP2000270304A JP11072499A JP7249999A JP2000270304A JP 2000270304 A JP2000270304 A JP 2000270304A JP 11072499 A JP11072499 A JP 11072499A JP 7249999 A JP7249999 A JP 7249999A JP 2000270304 A JP2000270304 A JP 2000270304A
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conference terminal
screen
terminals
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Teruo Katsumi
輝男 勝見
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Original Assignee
NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems
    • H04N7/152Multipoint control units therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 議長やオペレータが操作を行うことなしに自
動的に、会議の議事状況に適した単一画面または合成画
面の構成の制御を行う。 【解決手段】 発言時間が最長の会議端末の発言時間が
閾値を越えるとき各会議端末に発言時間が最長の会議端
末の映像信号を単一画面として表示させ、発言時間が最
長の会議端末の発言時間が閾値未満であるとき各会議端
末に各会議端末の映像信号を合成画面としてそれぞれ同
時に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信回線を介して電
子会議を行う装置に利用する。本発明は電子会議を行う
ための画像情報の表示切替技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多地点テレビ会議システムを図6
を参照して説明する。図6において、符号2a〜2dは
会議参加者が参集する地点に設置され、その地点の映像
と音声を収集する手段と、他の地点の映像を表示し音声
を拡声する手段を有する会議端末であり、符号1は会議
端末2a〜2dの映像と音声を受け、それらを合成し会
議端末2a〜2dに分配する多地点制御装置(MCU)
である。
【0003】各会議端末2a〜2dは、撮影装置で撮影
したその地点における映像信号とマイクで収集した音声
信号をMCU1に送信する。場合によっては文書デー
タ、制御データなどを送り出すこともある。
【0004】MCU1には図6に示すように複数の会議
端末2a〜2dが接続され、それぞれの会議端末2a〜
2dから映像、音声などの信号を受け、映像の合成、切
替、音声のミキシング処理を行い、各会議端末2a〜2
dに分配するものである。
【0005】MCU1は複数の地点の映像を同時に見る
ことができるように他の地点の映像信号と合成し、一つ
の映像にして各会議端末2a〜2dに送り出す。同様に
その地点の音声信号を受け、複数の地点の音声を同時に
聞くことができるように他の地点の音声信号をミキシン
グして各会議端末2a〜2dに送信する。
【0006】会議端末2a〜2dでは、合成された各地
点の映像を表示装置に表示する。また、ミキシングされ
た音声を拡声する。会議参加者は、表示装置の画面上で
各地点の映像が分割表示されているので、各地点の映像
を同時に見ることができ、また各地点の発言を同時に聞
くことができる。
【0007】特開平7−245753号公報および特開
平6−86275号公報に開示された技術では、合成画
面と単一画面とを選択して表示できる多地点テレビ会議
システムが示されている。また、特開平4−40790
号公報、特開平8−149440号公報、特開平5−1
03324号公報には現在の発言者により画面合成の構
成を変更することができる多地点テレビ会議システムが
開示されている。また、特開平5−207456号公報
には、発言回数の統計を表示する技術が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多地点テレビ会議システムにおいては、次のような課題
がある。第一の課題は、合成画面と単一画面を切り替え
るには会議端末からの選択(操作)が必要であるため、
会議参加者の手を煩わすこと無しには会議の状況に応じ
た画面構成の制御ができないということである。
【0009】第二の課題は、発言により画面構成を変更
する場合でも、画面構成を現在の発言者で決定している
ため、会議の議事状況(報告か検討かなど)に即して画
面構成の制御ができないということである。
【0010】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、議長やオペレータからの操作を行うことなし
に自動的に会議の議事状況に適した単一画面または合成
画面の構成の制御を行うことができる多地点テレビ会議
システムを提供することを目的とする。本発明は、会議
の形態に最適な画面を構成することができる多地点テレ
ビ会議システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数地点に配
置された会議端末を用いてテレビ会議を行うシステムで
あり特に画面合成機能を有する多地点制御装置(MC
U)を利用した多地点テレビ会議システムで、議長やオ
ペレータが操作を行うことなしに自動的に、会議の議事
状況、例えば、単一の地点からの報告を行っている状況
や、複数地点で討論を行っている状況などに適した単一
画面または合成画面の構成の制御を行えることを特徴と
している。
【0012】すなわち、本発明は、複数の会議端末が接
続され、各会議端末からそれぞれ出力される映像信号お
よび音声信号を前記各会議端末に分配する手段を備えた
多地点テレビ会議システムである。
【0013】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記分配する手段は、前記各会議端末の発言時間をそれぞ
れ測定する手段と、この測定する手段の測定結果にした
がって発言時間が最長の会議端末を選択する手段と、こ
の選択する手段により選択された会議端末の発言時間が
閾値を越えるか否かを判定する手段と、この判定する手
段の判定結果にしたがって前記発言時間が最長の会議端
末の発言時間が前記閾値を越えるとき前記各会議端末に
前記発言時間が最長の会議端末の映像信号を単一画面と
して表示させ、前記発言時間が最長の会議端末の発言時
間が前記閾値未満であるとき前記各会議端末に前記各会
議端末の映像信号を合成画面としてそれぞれ同時に表示
させる手段とを備えたところにある。
【0014】これにより、議長やオペレータが操作を行
うことなしに自動的に、会議の議事状況に適した単一画
面または合成画面の構成の制御を行うことができる。
【0015】あるいは、前記分配する手段は、前記各会
議端末の発言時間をそれぞれ測定する手段と、この測定
する手段の測定結果にしたがって発言時間の長い順に会
議端末の順列を生成する手段と、この順列を生成する手
段により生成された順列にしたがって発言時間が閾値を
越える会議端末を検出する手段と、この検出する手段の
検出結果にしたがって前記各会議端末に前記閾値を越え
る会議端末の映像信号を合成画面としてそれぞれ同時に
表示させる手段とを備える構成とすることもできる。
【0016】これにより、単一画面または合成画面の切
替えを行うとともに、合成画面の場合には、発言時間の
長い会議端末を選択して表示を行うことができる。
【0017】このとき、前記同時に表示させる手段は、
前記検出する手段の検出結果にしたがって前記各会議端
末の発言時間のいずれもが前記閾値を越えない場合に
は、前記各会議端末に全会議端末の映像信号を合成画面
としてそれぞれ同時に表示させる手段を備える構成とす
ることもできる。
【0018】さらに、このとき、会議端末数が多く、全
ての会議端末を合成画面として表示できない場合には、
前記各会議端末に前記順列にしたがって発言時間の長い
順に複数m(m≦全会議端末数)の会議端末の映像信号
を合成画面としてそれぞれ同時に表示させる手段を備え
る構成とすることもできる。
【0019】また、前記同時に表示させる手段には、複
数の表示パターンが設けられ、この複数の表示パターン
のいずれかを操作入力にしたがって選択する手段を備え
る構成とすることもできる。これにより、発言時間によ
る自動切替えとともに、さらに、会議の形態に即した最
適な表示を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1および図
2を参照して説明する。図1は本発明第一実施例の制御
部の要部ブロック構成図である。図2は本発明実施例の
多地点テレビ会議システムの要部ブロック構成図であ
る。
【0021】本発明は、図2に示すように、2複数の会
議端末2a〜2dが接続され、各会議端末2a〜2dか
らそれぞれ出力される映像信号および音声信号を各会議
端末2a〜2dに分配する手段である多地点制御装置1
を備えた多地点テレビ会議システムである。
【0022】ここで、本発明の特徴とするところは、多
地点制御装置1の制御部6は、図1に示すように、各会
議端末2a〜2dの発言時間をそれぞれ測定する手段で
ある時間計測手段63と、この時間計測手段63の測定
結果にしたがって発言時間が最長の会議端末2i(iは
a〜dのいずれか一つ)を選択する手段である発言統計
手段61と、この発言統計手段61により選択された会
議端末2a〜2dの発言時間が閾値を越えるか否かを判
定し、この判定結果にしたがって会議端末2iの発言時
間が前記閾値を越えるとき各会議端末2a〜2dに会議
端末2iの映像信号を単一画面として表示させ、会議端
末2iの発言時間が前記閾値未満であるとき各会議端末
2a〜2dに各会議端末2a〜2dの映像信号を合成画
面としてそれぞれ同時に表示させる手段である表示画選
択手段62とを備えたところにある。
【0023】本発明第二実施例では、発言統計手段61
は、時間計測手段63の測定結果にしたがって発言時間
の長い順に会議端末2a〜2dの順列を生成し、この順
列にしたがって発言時間が閾値を越える会議端末2j
(jはa〜dのいずれか)を検出し、この検出結果にし
たがって各会議端末2a〜2dに前記閾値を越える会議
端末2jの映像信号を合成画面としてそれぞれ同時に表
示させる。
【0024】このとき、各会議端末2a〜2dの発言時
間のいずれもが前記閾値を越えない場合には、各会議端
末2a〜2dに全会議端末2a〜2dの映像信号を合成
画面としてそれぞれ同時に表示させる。
【0025】また、会議端末数が多く、全会議端末2a
〜2dを合成画面として一つの画面上に表示できない場
合には、各会議端末2a〜2dに前記順列にしたがって
発言時間の長い順に複数m(m≦全会議端末数)の会議
端末2k(kはa〜dのいずれか)の映像信号を合成画
面としてそれぞれ同時に表示させる。
【0026】本発明第三実施例では、表示画選択手段6
2には、複数の表示パターンが設けられ、この複数の表
示パターンのいずれかを操作入力にしたがって選択する
手段である選択パターン設定手段64を備える。
【0027】
【実施例】(第一実施例)本発明第一実施例を図1ない
し図3を参照して説明する。図3は本発明第一実施例の
動作を示すフローチャートである。図2に示す制御部6
に含まれる本発明の要部ブロック構成を図1に示す。回
線46は各地点の発言情報を含んだ発言検出情報を発言
統計手段61に送信する。発言統計手段61は回線46
を介して受信した発言検出情報を利用して各地点毎の一
定時間内での発言時間を統計し、発言統計情報として回
線6162を介して出力する。時間計測手段63は発言
統計手段61において発言統計情報を生成するために使
用する時間的なタイミングを供給する。表示画選択手段
62は回線6162を介して受信した発言統計情報を利
用して表示画面状態を決定し画面制御情報として回線5
6に出力する。
【0028】表示画面状態の決定には、発言統計情報か
ら各地点の発言時間を比較し、もっとも長く発言してい
る地点(仮に地点Kとする)の発言時間を適当に定めら
れた閾値と比較し、発言時間が長い場合は地点Kの映像
を単一画面で他の地点に送信することにより、会議にお
いて発言者に注目することができ、閾値の方が大きい場
合は各地点の映像が合成された合成画面を各地点に送信
することにより会議全体の状況を一目で把握できるよう
にすることができる。
【0029】このようにして、本発明では、表示画面状
態を会議中の各地点の発言時間から自動的に決定してい
るので、報告、発表や資料説明などの単一の地点から一
方的に発言するような場合は単一画面で発言者に注目で
きる画面構成にし、討論などの各地点からランダムに発
言するような場合は発言する各地点の映像を合成した合
成画面で会議の状況を一目で把握できる画面構成にする
といった制御を議長やオペレータからの操作なしに行う
ことができる。すなわち、会議状況に応じた表示画面構
成の制御を議長やオペレータに煩雑な操作を行う手間を
かけずに実現することができる。
【0030】図2では、会議端末2aは地点Aにおける
映像、音声を伝送信号に変換し通信回線23aを介して
多地点制御装置1に送信するとともに、多地点制御装置
1から通信回線23aを介して受信した伝送信号を映
像、音声に変換して地点Aに表示、拡声する。会議端末
2b、会議端末2cならびに会議端末2dに関しても同
様である。
【0031】多地点制御装置1は回線インタフェース部
3と音声処理部4と画像処理部5と制御部6とから構成
される。回線インタフェース部3は会議端末2a〜2d
から通信回線23a〜23dを介して受信した伝送信号
を画像信号および音声信号に変換し、音声信号を回線3
4を介して音声処理部4に送信し、画像信号を回線35
を介して画像処理部5に送信するとともに、回線34を
介して受信した音声信号と回線35を介して受信した画
像信号を伝送信号に変換し通信回線23a〜23dを介
して送信する。
【0032】音声処理部4は回線34を介して受信した
音声信号を復号化し音声合成処理を行い符号化して回線
34を介して送信するとともに、音声信号から各地点の
発言状態を検出し発言検出情報として回線46を介して
送信する。
【0033】画像処理部5は回線35を介して受信した
画像信号を回線56を介して受信した画像制御情報にし
たがって画像切替処理、画像合成処理などを行い処理し
た画像信号を回線35を介して送信する。
【0034】制御部6は回線46を介して受信した発言
検出情報を使用して画像切替処理、画像合成処理の制御
情報を画像制御情報として回線56を介して送信する。
【0035】以上、実施例の構成を述べたが、図2の回
線インタフェース部3、音声処理部4、画像処理部5
は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは
直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。な
お、上記実施例では、会議参加地点をA〜Dの4地点で
示したが4地点を越える構成、あるいは3地点の構成で
もよい。
【0036】次に、図1の本発明の制御部6の動作を説
明する。図1において、発言検出情報が発言統計手段6
1に与えられると発言統計手段61は、時間計測手段6
3から供給されるタイミング情報を利用して発言検出情
報から各地点の一定時間内の発言時間を求め、発言統計
情報として表示画選択手段62に供給する。
【0037】発言統計情報が表示画選択手段62に与え
られると表示画選択手段62は、図3に示すフローチャ
ートにしたがって表示画面状態を決定する。すなわち、
発言統計情報から発言時間の最も長い地点(地点Kとす
る)とその発言時間L(K)を求める(ステップA
1)。
【0038】次に、適当に定められた閾値Mとステップ
A1で求めた発言時間L(K)との大小を比較する(ス
テップA2)。L(K)が閾値Mより大きい場合(ステ
ップA2:YES)は表示画面状態を単一画面とし(ス
テップA3)、L(K)が閾値M以下の場合(ステップ
A2:NO)は表示画面状態を合成画面とする(ステッ
プA4)。以上の処理により、表示画選択手段62は表
示画面状態を決定し画面制御情報を構成し回線56に送
信する(ステップA5)。
【0039】回線56を介して送信された画面制御情報
は、図2の画像処理部5で受信される。画像処理部5で
は各地点に送信する画像の構成処理(画面合成、画面切
替)が画面制御情報にしたがって行われる。表示画選択
手段62で合成画面が選択された場合は、各地点(図2
の地点A〜地点D)の画像を合成した画像が各地点に送
信される。また、表示画選択手段62で単一画面が選択
された場合は、発言時間が最も長い地点(地点K=図2
の地点Aとする)の画像を他の地点(図1の地点B〜地
点D)に単一画面で送信する。このとき地点Aに送信す
る画像は合成画像または地点B〜地点Dの何れかの単一
画面のどちらでもよい。以上説明したように、本発明に
おいては、以下に記載するような効果を奏する。
【0040】第一の効果は会議中の各地点の発言時間か
ら表示画面の状態を自動で決定しているので、議長やオ
ペレータに煩雑な操作を行う負荷をかけずに議事状況に
応じた画面構成の制御ができることである。
【0041】第二の効果は発言時間が長い場合には単一
画面、短い場合には合成画面を表示するように制御して
いるので、発表や資料説明、報告などの単一の地点から
一方的に発言する場合は単一画面で発言者に注目でき、
討論など各地点から発言する場合は合成画面で会議の状
況を一目で把握できることである。
【0042】(第二実施例)本発明第二実施例を図4を
参照して説明する。図4は本発明第二実施例の動作を示
すフローチャートである。なお、本発明第二実施例のハ
ードウェア構成は本発明第一実施例と共通である。図4
に示すように、本発明第二実施例では、表示画選択手段
62は、発言統計情報から発言時間を正規化(最大の発
言時間を1とする相対値に変換)し、発言時間が長い順
に発言時間L(1)〜L(N)とそれぞれに対応する地
点K(1)〜K(N)を求める(ステップB1)。ここ
で、Nは会議に接続された地点数を表わす。
【0043】次に、発言時間L(1)〜L(N)の中
で、適当に定められた閾値Mを越えるものの数Iを求め
る(ステップB2〜B5)。Iが1の場合(ステップB
6:YES)は、表示画面状態を単一画面に設定する
(ステップB7)。Iが2〜4の場合(ステップB8:
YES)は、表示画面状態を4画面合成に設定する(ス
テップB9)。このとき、4画面合成に表示する地点は
発言時間の長い順にK(1)〜K(4)を選択すること
ができる。
【0044】同様に、Iの値に応じた表示画面状態を決
定し(ステップB10〜B12)、決定した表示画面状
態から画面制御情報を構成し線56に送信する(ステッ
プB13)。
【0045】本発明第二実施例では、画面合成数が4、
9、16画面を選択できる場合について示したが、他の
画面合成パターンが可能な場合、あるいは画面合成パタ
ーンが制限される(例えば4画面合成までなど)場合は
ステップB6〜ステップB12を変更することで対応可
能となる。
【0046】このように、本発明第二実施例では、発言
時間の相対値により画面構成を決定しているので、本発
明第一実施例の効果と同様の効果が得られるとともに、
会議全体の発言頻度が低い場合(第一実施例では合成画
面になる)にも特定の地点からの発言が相対的に多い場
合には、その地点を単一画面で表示することができ、逆
に、会議全体の発言頻度が高い場合(第一実施例では単
一画面になる)にも複数の地点が同等に発言している場
合は合成画面で会議全体の状況を一目で把握できる画面
構成を選択できるという効果が得られる。
【0047】さらに、本発明第二実施例では、表示画選
択手段62は発言時間の絶対値と相対値の両方を使用し
た表示状態の決定手順で構成してもよい。例えば、発言
時間の最大値が適当に定められた閾値Lを下回る場合
(全体の発言頻度が低い場合)は表示状態を合成画面と
し、表示する地点を発言時間の相対値で決定する。発言
時間の最大値が閾値Lより大きい場合は、図4に示した
手順を用いる。
【0048】(第三実施例)本発明第三実施例を図5を
参照して説明する。図5は本発明第三実施例の制御部の
要部ブロック構成図である。図5で、発言統計手段6
1、表示画選択手段62、時間計測手段63は本発明第
一および第二実施例で示した図1のそれと同等である。
選択パターン情報は各地点の会議端末、あるいはMCU
に接続された設定コンソールにより発行される制御情報
である。
【0049】選択パターン設定手段64は回線36を介
して受信する選択パターン情報により、表示画選択手段
62で実行される表示画選択の手順を回線6462を介
して設定する。表示画選択手段は回線6462を介して
設定される表示面選択の手順を実行する。
【0050】選択パターン設定手段64では、複数の表
示画選択の手順(選択パターン)を保持している。選択
パターン情報により、これらの選択パターンの何れかを
表示画選択手段62で実行するように設定する。表示画
選択手段62では設定された選択パターンにしたがって
発言統計情報を処理し、画面制御情報を構成し回線56
から送信する。
【0051】このように、本発明第三実施例では、発言
時間から画面構成を決定する手順を会議端末あるいは制
御コンソールによって選択することができるようにして
いるので、発言頻度などの会議の特性に合わせた表示状
態の決定手順が利用でき、会議の形態に即した画面構成
の制御ができるという効果が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
議長やオペレータからの操作を行うことなしに自動的に
会議の議事状況に適した単一画面または合成画面の構成
の制御を行うことができる。これにより、会議の形態に
最適な画面を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の制御部の要部ブロック構成
図。
【図2】本発明実施例の多地点テレビ会議システムの要
部ブロック構成図。
【図3】本発明第一実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明第二実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明第三実施例の制御部の要部ブロック構成
図。
【図6】従来の多地点テレビ会議システムを示す図。
【符号の説明】
1 多地点制御装置 2a、2b、2c、2d 会議端末 3 回線インタフェース部 4 音声処理部 5 画像処理部 6 制御部 23a、23b、23c、23d、46、6162、5
6、36、6462 回線 61 発言統計手段 62 表示画選択手段 63 時間計測手段 64 選択パターン設定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の会議端末が接続され、各会議端末
    からそれぞれ出力される映像信号および音声信号を前記
    各会議端末に分配する手段を備えた多地点テレビ会議シ
    ステムにおいて、 前記分配する手段は、前記各会議端末の発言時間をそれ
    ぞれ測定する手段と、この測定する手段の測定結果にし
    たがって発言時間が最長の会議端末を選択する手段と、
    この選択する手段により選択された会議端末の発言時間
    が閾値を越えるか否かを判定する手段と、この判定する
    手段の判定結果にしたがって前記発言時間が最長の会議
    端末の発言時間が前記閾値を越えるとき前記各会議端末
    に前記発言時間が最長の会議端末の映像信号を単一画面
    として表示させ、前記発言時間が最長の会議端末の発言
    時間が前記閾値未満であるとき前記各会議端末に前記各
    会議端末の映像信号を合成画面としてそれぞれ同時に表
    示させる手段とを備えたことを特徴とする多地点テレビ
    会議システム。
  2. 【請求項2】 複数の会議端末が接続され、各会議端末
    からそれぞれ出力される映像信号および音声信号を前記
    各会議端末に分配する手段を備えた多地点テレビ会議シ
    ステムにおいて、 前記分配する手段は、前記各会議端末の発言時間をそれ
    ぞれ測定する手段と、この測定する手段の測定結果にし
    たがって発言時間の長い順に会議端末の順列を生成する
    手段と、この順列を生成する手段により生成された順列
    にしたがって発言時間が閾値を越える会議端末を検出す
    る手段と、この検出する手段の検出結果にしたがって前
    記各会議端末に前記閾値を越える会議端末の映像信号を
    合成画面としてそれぞれ同時に表示させる手段とを備え
    たことを特徴とする多地点テレビ会議システム。
  3. 【請求項3】 前記同時に表示させる手段は、前記検出
    する手段の検出結果にしたがって前記各会議端末の発言
    時間のいずれもが前記閾値を越えない場合には、前記各
    会議端末に全会議端末の映像信号を合成画面としてそれ
    ぞれ同時に表示させる手段を備えた請求項2記載の多地
    点テレビ会議システム。
  4. 【請求項4】 前記同時に表示させる手段は、前記検出
    する手段の検出結果にしたがって前記各会議端末の発言
    時間のいずれもが前記閾値を越えない場合には、前記各
    会議端末に前記順列にしたがって発言時間の長い順に複
    数m(m≦全会議端末数)の会議端末の映像信号を合成
    画面としてそれぞれ同時に表示させる手段を備えた請求
    項2記載の多地点テレビ会議システム。
  5. 【請求項5】 前記同時に表示させる手段には、複数の
    表示パターンが設けられ、 この複数の表示パターンのいずれかを操作入力にしたが
    って選択する手段を備えた請求項1または2記載の多地
    点テレビ会議システム。
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