JP2009140808A - コネクタカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】電線の復元力に対して十分な強度を備えるとともに電線の損傷を確実に防ぐことが可能なコネクタカバーを提供する。
【解決手段】ハウジング31の後面に対して略直角をなす周壁11と、この周壁11に開口されて前記電線Wを外部に引き出す導出口15と、前記導出口15の周縁のうち前記ハウジング31の後面と略平行に配される縁17から前記電線Wの引き出し方向に沿って設けられた支持壁12Cと、前記導出口15の周縁のうち前記ハウジング31の後面と略垂直に配される両側縁16から前記電線Wの引き出し方向に突出して設けられた突出部21と、前記周壁11から前記支持壁12Cにわたり前記電線Wの延び方向に沿って形成された補強リブ19と、前記導出口15の周縁から前記突出部21にかけての部分に丸みが付された丸み部24と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハウジングから引き出された電線を屈曲させるコネクタカバーに関する。
従来より、コネクタのハウジングから引き出された電線を屈曲させるコネクタカバーとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このコネクタカバーは、電線をまとめて略直角方向に屈曲するものであり、ハウジングに取り付けられるとハウジングの後面に対して略直角をなす周壁と、この周壁に形成された導出口とを備えている。コネクタカバー内で略直角方向に曲げられた電線は、導出口を介してコネクタカバーの外側へ引き出される。
特開2005−174876公報
しかしながら、上記コネクタカバーの導出口の周縁は、ハウジングの後面に対して略垂直方向をなす周壁の端縁により構成されているので、電線は、その復元力により周壁の端縁に接触した状態になる。このため、例えばコネクタカバーから引き出された電線に大きな曲げ力が作用したり、長期間にわたって高振動下で使用された場合等には、電線と導出口の周縁との接触面積が小さいために電線に大きな力が作用し、電線の損傷を招く事態が懸念される。
また、導出口の周縁部は、電線の復元力に対して十分な強度を確保するために、電線の復元方向に立ち上がる形態とされているので、単純にその形状を変えることはできず対策が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線の復元力に対して十分な強度を備えるとともに電線の損傷を確実に防ぐことが可能なコネクタカバーを提供することを目的とする。
本発明は、電線の端末部に接続された端子を収容可能なコネクタのハウジングに取り付けられ、このハウジングの後面から引き出された前記電線を略直角方向に屈曲させるコネクタカバーであって、前記ハウジングに取り付けられると同ハウジングの後面に対して略直角をなして配される周壁と、この周壁に開口されて前記電線を外部に引き出す導出口と、前記導出口の周縁のうち前記ハウジングの後面と略平行に配される縁から前記電線の引き出し方向に沿って設けられた支持壁と、前記導出口の周縁のうち前記ハウジングの後面と略垂直に配される両側縁から前記電線の引き出し方向に突出して設けられた突出部と、前記周壁から前記支持壁にわたり前記電線の延び方向に沿って形成された補強リブと、前記導出口の周縁から前記突出部にかけての部分に丸みが付された丸み部と、を備えることに特徴を有する。
このような構成によれば、電線は支持壁の壁面に沿い、または丸み部に接触して略直角方向に屈曲され、導出口から引き出される。丸み部は、導出口の周縁から突出部にかけて丸みが付されたものであるから、例えば壁部材の端縁に丸みを付す場合に比べて緩やかなものとされている。したがって、支持壁の壁面と電線との接触面積、および丸み部と電線との接触面積は、例えば壁部材の端縁と電線との接触面積に比べて大きくなり、その分電線に作用する力が低減されるから、電線の損傷を確実に防ぐことができる。そして、周壁から支持壁にわたる部分は、補強リブにより剛性が高められているから、電線の復元力に対する十分な強度は確保されている。すなわち、本発明の構成によれば、電線の復元力に対して十分な強度を備えるとともに電線の損傷を確実に防ぐことができる。
前記補強リブは、前記突出部にわたって形成されるとともに、その突出部を挟んで前記補強リブと反対側には補強突部が設けられているものとしてもよい。この補強突部により、突出部(導出口の周縁)の剛性がさらに高められる。ここで、導出口の周縁は、電線からの力を直接受ける部分であるから、このような部分を補強することにより、効率よくコネクタカバーの補強を行うことができる。
本発明によれば、電線の復元力に対して十分な強度を備えるとともに電線の損傷を確実に防ぐことが可能なコネクタカバーを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5によって説明する。
本実施形態におけるコネクタカバー10は、電線Wの端末部に接続された端子(図示せず)を収容可能なコネクタ30のハウジング31に取り付けられ、このハウジング31の後面から引き出された電線Wを略直角方向に屈曲させるものである。以下、各構成部材において、ハウジング31からの電線Wの引き出し方向(図2の左方)を後方とし、また図2の上側を上方、下側を下方として説明する。
ハウジング31は、大小2種類の端子が収容されるいわゆるハイブリッドタイプのものであり、合成樹脂材にて一体に形成され、横方向に長い略直方体状をなしている。このハウジング31内には、大型端子が収容される大型キャビティと、小型端子が収容される小型キャビティとが幅方向に並列して形成されている。なお、図面には、各キャビティの後端の開口を図示し、以後その開口を小型電線引出口33Aおよび大型電線引出口33Bと称する。小型電線引出口33Aは、図1に示すように、ハウジング31の上下方向3列に分けて幅方向に並列され、大型電線引出口33Bは、その両側方に上下一対ずつ配されている。そして、各端子が各キャビティ内に収容されると、小型電線引出口33Aおよび大型電線引出口33Bから電線Wがそれぞれ後方へ引き出された状態になる。なお、図面には、端末に大型端子が接続される径の太い電線Wのみ図示し、端末に小型端子が接続される径の細い電線Wは省略されている。
ハウジング31の後面には、コネクタカバー10と係合可能な係合壁34が設けられている。係合壁34は、大小電線引出口33A,33B群の周囲4箇所、言い換えると大型電線引出口33Bの上下位置に一対ずつ配されている。各係合壁34にはロック突部34Aが設けられ、上側の係合壁34のロック突部34Aは上方へ突出し、下側の係合壁34のロック突部34Aは下方へ突出している。
コネクタカバー10は合成樹脂製であって、ハウジング31の後面に取り付けられると全電線引出口33A,33Bを覆う形状をなしている。そして、各電線引出口33A,33Bから引き出された電線Wはコネクタカバー10内で屈曲され、導出口15を介してコネクタカバー10の下方(電線引出口33A,33Bの並列方向に対して略直角方向)に導出される。
コネクタカバー10は、前方(ハウジング31への取り付け側)へ開放された形状とされ、その前側の開口部25は、ハウジング31の後面よりも一回り小さく、かつ全電線引出口33A,33Bの周囲を囲むことが可能な横長の略長方形をなしている。
コネクタカバー10のうち開口部25を囲う周壁11は、コネクタカバー10がハウジング31に取り付けられると、その後面に対して略直角をなして配される。詳しくは、周壁11は、電線引出口33A,33Bの上側および下側に配される上壁部12と下壁部13、電線引出口33A,33Bの並列方向側方に配される左右の側壁部14とからなる。上壁部12は、図2に示すように、その略前半部分がハウジング31の後面に対して略垂直をなして水平方向(ハウジング31からの電線Wの引き出し方向と同方向)に配される水平壁12Aとされ、略後半部分が、水平壁12Aの後端から斜め下後方に傾斜する傾斜壁12Bと、傾斜壁12Bの下端からハウジング31の後面に略平行(ハウジング31からの電線Wの引き出し方向に対して略直角方向)をなして垂下する垂直壁12Cとされている。垂直壁12Cは、その壁面が上下方向に平坦な面とされている。
また、下壁部13は、上壁部12の水平壁12Aと略平行をなし、コネクタカバー10がハウジング31に取り付けられると、ハウジング31の後面に対して略垂直をなして配される。なお、上壁部12の垂直壁12Cの下端と、下壁部13の後端とが連結されている。
上壁部12および下壁部13を上下方向から見ると、図5に示すように、その外形形状は、開口部25側(図5の下側)の略半部分が一定の幅寸法を備えた略長方形状をなし、略後半部分が後端側(図5の上側)へ向かって幅狭となる略台形状をなしている。そして、左右の側壁部14は上壁部12および下壁部13の両側縁を連結する形態をなし、その略前半部分は互いに平行に配され、略後半部分は後方へ向かって互いに接近する傾斜をなしている。
そして、コネクタカバー10がハウジング31に取り付けられると、コネクタカバー10の左右の側壁部14がそれぞれ大型電線引出口33Bの後方に配され、上壁部12の傾斜壁12Bと垂直壁12Cとが小型電線引出口33Aの後方に配される(図1参照)。
上壁部12および下壁部13の前端部には、それぞれ一対ずつ係合片18が設けられている。係合片18は、ハウジング31の各係合壁34と対応する位置、言い換えると、下壁部13のうち導出口15の両側方位置と、上壁部12のうち下壁部13の係合片18と対向する位置とに形成されている。各係合片18は、上壁部12または下壁部13との間に係合壁34の壁厚寸法分が空く位置まで立ち上がり、前方に突出した形状をなしている(図2参照)。各係合片18には、それぞれ対応する各係合壁34のロック突部34Aに係合可能なロック孔18Aが貫通形成されており、コネクタカバー10がハウジング31に組み付けられると、上側の係合片18は上側の係合壁34に上方から被さるようにして係合し、下側の係合片18は下側の係合壁34に下方から被さるようにして係合する。
下壁部13には、図5に示すように、電線Wを外部に引き出す導出口15が開口されている。導出口15は、下壁部13の前縁から後側へ切り欠かれた形態をなし、前側(ハウジング31側)に開放された前後方向に若干長い略四角形状とされている。導出口15の前後方向の幅寸法は、下壁部13の前後方向の幅寸法と等しい寸法とされ、すなわち導出口15が下壁部13の左右方向の中央部分を分断する形態をなしている。また、導出口15は下壁部13の左右方向の中央部に設けられ、その左右方向の幅寸法は、ハウジング31の後面のうち電線引出口33A,33Bが形成されている領域よりも狭い寸法、言い換えると、小型電線引出口33Aの並列方向の幅寸法とほぼ等しい寸法とされている(図1参照)。
導出口15の周縁は、互いに略平行をなして前後方向に延びる一対の側縁16(ハウジング31の後面と略垂直に配される両側縁)と、ハウジング31の後面に略平行をなして左右方向に延びる後縁17(ハウジング31の後面と略平行に配される縁)とからなる。そして、上壁部12の下端(垂直壁12Cの下端)が、導出口15の周縁のうちの後縁17(ハウジング31側とは反対側の縁)を構成している(図2参照)。すなわち垂直壁12Cは、導出口15の後縁17から電線Wの引き出し方向に沿って設けられた本願発明の支持壁に該当する。
コネクタカバー10の左右の側壁部14、上壁部12および下壁部13には、補強リブ19が設けられている。各補強リブ19は、上壁部12、下壁部13および側壁部14の内面側に設けられて略円弧形状に膨出した断面形状をなし、電線Wの延び方向に真っ直ぐ連続して延びている。補強リブ19は、コネクタカバー10の左右方向(長手方向)に4本並んで設けられ、このうち2本の補強リブ19は、導出口15の幅寸法をほぼ3等分する位置に設けられている(以後、この補強リブ19を第1補強リブ19Aと称する)。2本の第1補強リブ19Aは、図4に示すように、上壁部12の前端から水平壁12Aに沿って後方に延びた後、傾斜壁12Bから垂直壁12Cに沿って下方へ延びる形状をなし、突出部21の突出端縁に達している。
また、4本の補強リブ19のうち左右方向の両端(導出口15よりも側方)に配された補強リブ19(以後、第2補強リブ19Bと称する)は、上壁部12の前端から水平壁12Aに沿って後方に延びた後、側壁部14に沿って下方へ延び、下壁部13の後端から前端に達している。
導出口15の周縁には、下方(電線Wの引き出し方向)に突出する突出部21が設けられている。突出部21は、導出口15の左右の側縁16および後縁17(すなわち導出口15のうちハウジング31側の開放部分を除く全周)に沿って形成されている。突出部21の内面と垂直壁12Cの内面とは面一とされ、ハウジング31の後面に対して略平行で平坦な面を形成している。この突出部21の突出寸法は、図3に示すように、係合片18の高さ寸法と同等の寸法とされている。突出部21の突出端には、導出口15の周方向に沿って環状リブ22が設けられ、この環状リブ22により導出口15の補強がなされている。
そして、突出部21の外周側には、補強突部23が設けられている。補強突部23は、突出部21のうちの補強リブ19が配されている位置、言い換えると、突出部21を挟んで補強リブ19と反対側の位置に設けられている(図1参照)。各補強突部23は、突出部21の突出方向の全長にわたって設けられるとともに、その下端の突出寸法が環状リブ22の突出寸法と同等とされ、上方へ向かって少しずつ突出寸法が小さくなる形状をなしている(図4参照)。
導出口15の周縁から突出部21にかけての部分には、丸みが付されている(図3参照)。この丸み部24は、導出口15の左右の側縁16および後縁17、言い換えると突出部21が設けられている全周にわたって設けられている。丸み部24は、下壁部13の内周面から突出部21の内周面にかけて形成された円弧状をなし、その半径は下壁部13の内面から突出部21の突出寸法の中央位置までの寸法(下壁部13の壁厚寸法のほぼ2倍の寸法)とほぼ同等とされている。
次に、コネクタカバー10のハウジング31への取り付けについて説明する。なお、コネクタカバー10がハウジング31に取り付けられていない状態では、電線Wはハウジング31の後面から後方にほぼ真っ直ぐ導出した状態になっている。
まずコネクタカバー10を、開口部25を前方に向けるとともに導出口15を下方に向けた姿勢にし、コネクタカバー10内に電線Wを収めるようにしながらハウジング31の後面に接近させる。このとき、大型電線引出口33Bから導出した径の太い電線Wを中央側(径の細い電線W側)に寄せつつ、それらを束ねて導出口15の開放側へ差し入れるようにしながら、コネクタカバー10を接近させる。すると、径の太い電線Wは導出口15の両方の側縁16および後縁17に、径の細い電線Wは導出口15の後縁17にそれぞれ接触して屈曲する。
また、コネクタカバー10がハウジング31に接近すると、コネクタカバー10の係合片18がハウジング31のロック突部34Aに乗り上げて弾性撓みし、コネクタカバー10が正規の取り付け位置(周壁11の前縁がハウジング31の後面に接触する位置)に至ると、係合片18が弾性復帰してロック突部34Aとロック孔18Aとが嵌合し、コネクタカバー10がハウジング31に対してロック状態に保持される。
このとき、径の細い電線W(導出口15に対応する領域内の電線引出口33Aから引き出された電線W)は、上壁部12の垂直壁12Cの内面から突出部21の内面にわたる部分に接触して下方へ約90度に屈曲され、導出口15から引き出された状態になる。また、径の太い電線W(導出口15に対応する領域外の電線引出口33Bから引き出された電線W)は、コネクタカバー10内で中央側へ寄せられて導出口15の両方の側縁16の丸み部24と、垂直壁12Cの内面から突出部21の内面にわたる部分とに接触して下方へ約90度に屈曲され、導出口15から引き出された状態になる。
ここで、導出口15の周縁部(垂直壁12Cおよび下壁部13)には、後方および側方へ電線Wの復元力が作用する。本実施形態では、電線Wの本数も多く、また径の太い電線Wも多数備えられているため、その復元力は非常に大きなものとなる。しかし、下壁部13のうち導出口15の両側の部分(側縁16の側方部分)は、電線Wの復元方向に対して壁面が略垂直をなす形態とされ、電線Wの復元力に対して十分な強度が備えられている。また、垂直壁12Cは、補強リブ19が設けられていることにより剛性が高められ、電線Wの復元力に対して十分な強度が確保されている。
また、丸み部24は、導出口15の周縁から突出部21にかけて付されたものである。ここで、例えば壁部材の端縁に丸みを付す場合には、その丸み部24の半径は最大でも壁部材の壁厚寸法と同等程度に抑えられる。しかしながら、本実施形態の丸み部24は、下壁部13から突出部21にかけて丸みが付されたものであるから、壁部材の端縁に丸みを付す場合に比べて半径を大きくとることができ(本実施形態では約2倍)、すなわち丸みは非常に緩やかなものとされている。
したがって、電線Wが丸み部24に接触した状態、また電線Wが垂直壁12Cの内面から突出部21の内面にかけて接触した状態のいずれにおいても、その接触面積は、例えば壁部材の端縁と電線Wとの接触面積に比べて格段に大きくなり、その分電線Wに作用する力が低減され、もって電線Wの損傷を確実に防ぐことができる。すなわち本実施形態の構成によれば、コネクタカバー10は電線Wの復元力に対して十分な強度を備えるとともに、電線Wの損傷を確実に防ぐことができる。
また、補強リブ19は、突出部21にわたって形成されるとともに、その突出部21を挟んで補強リブ19と反対側には補強突部23が設けられ、突出部21(導出口15の周縁)の剛性がさらに高められている。ここで、突出部21は、電線Wからの力を直接受ける部分であるから、このような部分を補強することにより、効率よくコネクタカバー10の補強を行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、補強リブ19は上壁部12、下壁部13および側壁部14の内面側に設けられているが、補強リブは外面側に設けられていてもよく、また内外両面に設けられていてもよい。
(2)上記実施形態では、補強リブ19は、電線Wの延び方向に真っ直ぐ連続して延びるものとされているが、補強リブは間欠的に延びるものであってもよい。
(3)上記実施形態では、コネクタカバー10は、いわゆるハイブリッドタイプのハウジング31に取り付けられて使用されているが、これに限らず、本発明は各種コネクタに取り付けるコネクタカバーに適用することができる。
(4)上記実施形態では、導出口15は、コネクタカバー10の長手方向中央部に設けられているが、これに限らず、例えば一端側に寄った位置に設けられていてもよい。
本実施形態のコネクタカバーがハウジングに取り付けられた状態を表す背面図 同側面図 コネクタカバーの正面図 同側面図 同下面図
符号の説明
W…電線
10…コネクタカバー
11…周壁
12C…垂直壁(支持壁)
15…導出口
16…側縁(ハウジングの後面と略垂直に配される側縁)
17…後縁(ハウジングの後面と略平行に配される縁)
19…補強リブ
21…突出部
23…補強突部
24…丸み部
30…コネクタ
31…ハウジング

Claims (2)

  1. 電線の端末部に接続された端子を収容可能なコネクタのハウジングに取り付けられ、このハウジングの後面から引き出された前記電線を略直角方向に屈曲させるコネクタカバーであって、
    前記ハウジングに取り付けられると同ハウジングの後面に対して略直角をなして配される周壁と、
    この周壁に開口されて前記電線を外部に引き出す導出口と、
    前記導出口の周縁のうち前記ハウジングの後面と略平行に配される縁から前記電線の引き出し方向に沿って設けられた支持壁と、
    前記導出口の周縁のうち前記ハウジングの後面と略垂直に配される両側縁から前記電線の引き出し方向に突出して設けられた突出部と、
    前記周壁から前記支持壁にわたり前記電線の延び方向に沿って形成された補強リブと、
    前記導出口の周縁から前記突出部にかけての部分に丸みが付された丸み部と、を備えることを特徴とするコネクタカバー。
  2. 前記補強リブは、前記突出部にわたって形成されるとともに、その突出部を挟んで前記補強リブと反対側には補強突部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタカバー。
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