JP2009139787A - 電気光学装置、表示方法及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の表示装置では、表示品位の向上を図ることが困難である。
【解決手段】表示面と、前記表示面側に向けて光を射出する複数の画素7と、複数の画素7よりも前記表示面側で複数の画素7に平面視で重なる領域に設けられ、各画素7に対して少なくとも1つずつ対応する開口部115を有する遮光膜113と、複数の画素7及び遮光膜113の間に設けられ、各画素7から前記表示面側に向かう前記光を遮断する複数のシャッタ121及び123と、を有し、複数のシャッタ121及び123は、複数のシャッタ群125に区分されており、各シャッタ群125は、各開口部115に対応しており、各シャッタ群125に含まれる複数のシャッタ121及び123は、前記光を遮断する遮断状態及び前記光を通過させる通過状態がそれぞれ独立して切り替えられることを特徴とする電気光学装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気光学装置、表示方法及び電子機器に関する。
従来、電気光学装置の1つとして、複数の方向から見たときに、それぞれの視方向ごとに異なる画像を表示(以下、指向性表示と呼ぶ)することができる表示装置が知られている。このような表示装置としては、開口部と遮光部とを有するバリアを介して複数の視点のそれぞれに、互いに異なる画像を表示することができるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−108501号公報(第4頁〜第5頁、図18)
ここで、画像を形成する表示パネルと上記のバリアとを有する表示装置で、2つの方向に指向性表示を行う仕組みについて、断面図を用いて説明する。表示パネル600は、図18に示すように、第1の画像を表示する第1の画素601と、第2の画像を表示する第2の画素603とを有している。バリア605の遮光部607は、第1の画素601の一部601aと、第2の画素603の一部603aとに重なっている。つまり、遮光部607同士間に位置する開口部609は、第1の画素601の他部601bと、第2の画素603の他部603bとに重なる領域に設けられている。
第1の画素601から射出された光は、開口部609を介して第1の範囲611に及ぶ。また、第2の画素603から射出された光は、開口部609を介して第2の範囲613に及ぶ。つまり、第1の範囲611内に視点がある場合、その視点から第1の画像が視認され得る。第2の範囲613内に視点がある場合、その視点から第2の画像が視認され得る。なお、第1の範囲611及び第2の範囲613は、互いに重なる範囲615を有している。範囲615内にある視点からは、第1の画像と第2の画像とが重畳した状態で視認される。
第1の範囲611から範囲615を除いた範囲619a内にある視点からは、第1の画像だけが視認され得る。同様に、第2の範囲613から範囲615を除いた範囲619b内にある視点からは、第2の画像だけが視認され得る。範囲619a及び範囲619bは、それぞれ、適視範囲619a及び適視範囲619bと呼ばれる。
ところで、表示パネル600では、第1の画素601及び第2の画素603を含む複数の画素が、視方向ごとに、すなわち第1の範囲611及び第2の範囲613ごとに区分されている。従って、表示パネル600では、表示パネル600と同じサイズで同じ画素数の他の表示パネルに比較して、第1の画像及び第2の画像のそれぞれの表示における解像度が低くなる。表示における解像度が低くなると、表示の精細さが損なわれやすくなるので、表示品位が低下しやすくなる。
表示における解像度を高めるには、各画素の面積を縮小することによって複数の画素の密度(以下、画素密度と呼ぶ)を高めればよい。しかしながら、指向性表示を行うことができる従来の表示装置では、複数の画素が視方向ごとに区分されているので、視方向の数に応じて、画素密度を高めることが困難となる。
つまり、従来の表示装置では、表示品位の向上を図ることが困難であるという未解決の課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]画像が視認され得る表示面と、前記表示面側に向けて光を射出する複数の画素と、前記複数の画素よりも前記表示面側で前記複数の画素に平面視で重なる領域に設けられ、各前記画素に対して少なくとも1つずつ対応する複数の開口部を有する遮光膜と、前記複数の画素及び前記遮光膜の間に設けられ、各前記画素から前記表示面側に向かう前記光を遮断する複数のシャッタと、を有し、前記複数のシャッタは、複数の前記シャッタを1つのシャッタ群とする複数のシャッタ群に区分されており、各前記シャッタ群は、各前記開口部に対応しており、各前記シャッタ群に含まれる前記複数のシャッタは、前記光を遮断する遮断状態及び前記光を通過させる通過状態がそれぞれ独立して切り替えられることを特徴とする電気光学装置。
適用例1の電気光学装置は、表示面と、複数の画素と、遮光膜と、複数のシャッタとを有している。遮光膜は、複数の画素よりも表示面側で複数の画素に平面視で重なる領域に設けられている。遮光膜には、複数の開口部が設けられている。各画素には、少なくとも1つの開口部が対応している。複数のシャッタは、複数の画素及び遮光膜の間に設けられており、複数のシャッタ群に区分されている。各シャッタ群には、各開口部に対応する複数のシャッタが含まれている。
ここで、各シャッタ群に含まれる複数のシャッタは、光を遮断する遮断状態及び光を通過させる通過状態がそれぞれ独立して切り替えられる。このため、各シャッタ群に含まれる複数のシャッタのうちの1つだけを通過状態とし、他を遮断状態とすることができる。このとき、通過状態のシャッタを通過した光は、遮光膜の開口部を経て所定の範囲に及ぶ。他方で、開口部と遮断状態のシャッタとが重畳して視認される範囲には、画素からの光が及ばない。このとき、複数の画素に画像を形成させれば、所定の範囲からこの画像が視認され、開口部と遮断状態のシャッタとが重畳して視認される範囲からは画像が視認されない。
この電気光学装置では、各シャッタ群の中で通過状態にするシャッタが切り替えられると、複数の画素からの光が及ぶ範囲が変化する。そして、複数の画素からの光が及ぶ範囲の数は、各シャッタ群を構成するシャッタの数に相当する。従って、適用例1の電気光学装置では、複数の範囲に指向性表示を行うことができる。
適用例1の電気光学装置では、複数の画素を指向性表示における範囲ごとに区分する必要がないので、画素密度を高めやすくすることができる。この結果、指向性表示のそれぞれの表示における解像度を高めやすくすることができ、指向性表示のそれぞれの表示品位を向上させやすくすることができる。
[適用例2]上記の電気光学装置であって、各前記シャッタ群における1つの前記シャッタを前記通過状態とし、他の前記シャッタを前記遮断状態として、前記通過状態にする前記シャッタを各前記シャッタ群における前記複数のシャッタ間で順次に切り替えるシャッタ制御部と、各前記シャッタ群を構成する前記シャッタの数に応じた複数の画像のそれぞれを、前記通過状態にする前記シャッタの切り替えに応じて前記複数の画像間で順次に切り替えながら前記複数の画素に形成させる画像制御部と、を有することを特徴とする電気光学装置。
適用例2の電気光学装置は、シャッタ制御部と画像制御部とを有している。シャッタ制御部は、各シャッタ群における1つのシャッタを通過状態とし、他のシャッタを遮断状態として、通過状態にするシャッタを各シャッタ群における複数のシャッタ間で順次に切り替える。画像制御部は、各シャッタ群を構成するシャッタの数に応じた複数の画像のそれぞれを、通過状態にするシャッタの切り替えに応じて複数の画像間で順次に切り替えながら複数の画素に形成させる。
従って、複数の画像は、通過状態のシャッタが切り替えられるたびに、それぞれ順次に形成される。このため、通過状態のシャッタを切り替える間隔を短く設定すれば、複数の画像のそれぞれを連続的な画像として視認させることができる。
[適用例3]上記の電気光学装置であって、前記複数の画素は、複数の前記画素が平面視で第1方向に並んだ複数の画素配列を構成しており、前記複数の画素配列は、平面視で前記第1方向とは交差する方向に並んでおり、隣り合う前記画素配列同士間で隣り合う前記画素同士は、平面視で前記第1方向とは直交する方向に対して傾斜した方向に並んでいることを特徴とする電気光学装置。
適用例3では、複数の画素は、複数の画素が平面視で第1方向に並んだ複数の画素配列を構成している。複数の画素配列は、平面視で第1方向とは交差する方向に並んでいる。そして、隣り合う画素配列同士間で隣り合う画素同士は、平面視で第1方向とは直交する方向に対して傾斜した方向に並んでいる。
このため、例えば、隣り合う画素配列同士間で隣り合う画素同士が平面視で第1方向とは直交する方向に並んでいる場合に比較して、平面視で第1方向とは直交する方向に対して傾斜した方向に隣り合う画素同士の間隔を短くすることができる。従って、平面視で第1方向とは直交する方向に対して傾斜した方向における解像度を向上させることができ、指向性表示のそれぞれの表示品位を一層向上させやすくすることができる。
[適用例4]上記の電気光学装置であって、各前記シャッタは、互いに対向する一対の電極と、前記一対の電極間に介在する液晶とを有することを特徴とする電気光学装置。
適用例4では、各シャッタが互いに対向する一対の電極と、一対の電極間に介在する液晶とを有しているので、シャッタごとに液晶を駆動することによって、液晶に入射される光の変調状態を変化させることができる。これにより、シャッタごとに遮断状態及び通過状態を切り替えることができる。
[適用例5]画像が視認され得る表示面と、前記表示面側に向けて光を射出する複数の画素と、前記複数の画素よりも前記表示面側で前記複数の画素に平面視で重なる領域に設けられ、各前記画素に対して少なくとも1つずつ対応する複数の開口部を有する遮光膜と、前記複数の画素及び前記遮光膜の間に設けられ、各前記画素から前記表示面側に向かう前記光を遮断する遮断状態及び前記光を通過させる通過状態が切り替えられる複数のシャッタと、を有し、前記複数のシャッタは、複数の前記シャッタを1つのシャッタ群とする複数のシャッタ群に区分されており、各前記シャッタ群が各前記開口部に対応する電気光学装置で、各前記シャッタ群における1つの前記シャッタを前記通過状態とし、他の前記シャッタを前記遮断状態として、前記通過状態にする前記シャッタを各前記シャッタ群における前記複数のシャッタ間で順次に切り替え、各前記シャッタ群を構成する前記シャッタの数に応じた複数の画像のそれぞれを、前記通過状態にする前記シャッタの切り替えに応じて前記複数の画像間で順次に切り替えながら前記複数の画素に形成させることを特徴とする表示方法。
適用例5の表示方法が適用され得る電気光学装置は、表示面と、複数の画素と、遮光膜と、複数のシャッタとを有している。遮光膜は、複数の画素よりも表示面側で複数の画素に平面視で重なる領域に設けられている。遮光膜には、複数の開口部が設けられている。各画素には、少なくとも1つの開口部が対応している。複数のシャッタは、複数の画素及び遮光膜の間に設けられており、各画素から表示面側に向かう光を遮断する遮断状態及び光を通過させる通過状態が切り替えられる。複数のシャッタは、複数のシャッタ群に区分されている。各シャッタ群には、各開口部に対応する複数のシャッタが含まれている。
適用例5の表示方法では、各シャッタ群における1つのシャッタを通過状態とし、他のシャッタを遮断状態として、通過状態にするシャッタを各シャッタ群における複数のシャッタ間で順次に切り替える。そして、各シャッタ群を構成するシャッタの数に応じた複数の画像のそれぞれを、通過状態にするシャッタの切り替えに応じて複数の画像間で順次に切り替えながら複数の画素に形成させる。このとき、通過状態のシャッタを通過した光は、遮光膜の開口部を経て所定の範囲に及ぶ。他方で、開口部と遮断状態のシャッタとが重畳して視認される範囲には、画素からの光が及ばない。従って、複数の画素に形成させた画像が所定の範囲から視認され、開口部と遮断状態のシャッタとが重畳して視認される範囲からは画像が視認されない。
各シャッタ群の中で通過状態にするシャッタが順次に切り替えられると、複数の画素からの光が及ぶ範囲が順次に変化する。そして、複数の画素からの光が及ぶ範囲の数は、各シャッタ群を構成するシャッタの数に相当する。各シャッタ群を構成するシャッタの数に応じた複数の画像のそれぞれが、通過状態にするシャッタの切り替えに応じて複数の画像間で順次に切り替えられる。これにより、複数の範囲に指向性表示を行うことができる。
ここで、適用例5の表示方法が適用され得る電気光学装置では、複数の画素を画像ごとに区分する必要がないので、画素密度を高めやすくすることができる。このため、適用例5では、指向性表示のそれぞれの表示品位を向上させつつ、指向性表示を行うことができる。
[適用例6]上記の電気光学装置を表示部として有することを特徴とする電子機器。
適用例6の電子機器は、表示部としての電気光学装置が、表示面と、複数の画素と、遮光膜と、複数のシャッタとを有している。遮光膜は、複数の画素よりも表示面側で複数の画素に平面視で重なる領域に設けられている。遮光膜には、複数の開口部が設けられている。各画素には、少なくとも1つの開口部が対応している。複数のシャッタは、複数の画素及び遮光膜の間に設けられており、複数のシャッタ群に区分されている。各シャッタ群には、各開口部に対応する複数のシャッタが含まれている。
ここで、各シャッタ群に含まれる複数のシャッタは、光を遮断する遮断状態及び光を通過させる通過状態がそれぞれ独立して切り替えられる。このため、各シャッタ群に含まれる複数のシャッタのうちの1つだけを通過状態とし、他を遮断状態とすることができる。このとき、通過状態のシャッタを通過した光は、遮光膜の開口部を経て所定の範囲に及ぶ。他方で、開口部と遮断状態のシャッタとが重畳して視認される範囲には、画素からの光が及ばない。このとき、複数の画素に画像を形成させれば、所定の範囲からこの画像が視認され、開口部と遮断状態のシャッタとが重畳して視認される範囲からは画像が視認されない。
この電気光学装置では、各シャッタ群の中で通過状態にするシャッタが切り替えられると、複数の画素からの光が及ぶ範囲が変化する。そして、複数の画素からの光が及ぶ範囲の数は、各シャッタ群を構成するシャッタの数に相当する。従って、この電気光学装置では、複数の範囲に指向性表示を行うことができる。
適用例6の電子機器では、表示部としての電気光学装置において複数の画素を指向性表示における範囲ごとに区分する必要がないので、表示部の画素密度を高めやすくすることができる。この結果、表示部での指向性表示のそれぞれの表示における解像度を高めやすくすることができ、指向性表示のそれぞれの表示品位を向上させやすくすることができる。
実施形態について、電気光学装置の1つである表示装置を例に、図面を参照しながら説明する。
実施形態における表示装置1は、図1に示すように、表示パネル3と、照明装置5と、制御部6とを有している。
ここで、表示パネル3には、複数の画素7が設定されている。複数の画素7は、表示領域8内で、図中のX方向及びY方向に配列しており、X方向を行方向とし、Y方向を列方向とするマトリクスMを構成している。表示装置1は、照明装置5から表示パネル3に入射された光を、表示パネル3に設定されている複数の画素7から選択的に表示面9を介して表示パネル3の外に射出することで、表示面9に画像を表示することができる。なお、表示領域8とは、画像が表示され得る領域である。図1では、構成をわかりやすく示すため、画素7が誇張され、且つ画素7の個数が減じられている。
表示パネル3は、図1中のA−A線における断面図である図2に示すように、液晶パネル11と、シャッタパネル13と、バリア基板15と、偏光板17aと、偏光板17bと、偏光板17cとを有している。
液晶パネル11は、駆動素子基板21と、対向基板23と、液晶25とを有している。
駆動素子基板21には、表示面9側すなわち液晶25側に、複数の画素7のそれぞれに対応して、後述するスイッチング素子などが設けられている。
対向基板23は、駆動素子基板21よりも表示面9側で駆動素子基板21に対向し、且つ駆動素子基板21との間に隙間を有した状態で設けられている。対向基板23には、表示パネル3における表示面9の裏面に相当する面である底面27側すなわち液晶25側に、後述する対向電極などが設けられている。
液晶25は、駆動素子基板21及び対向基板23の間に介在しており、表示パネル3の周縁よりも内側で表示領域8を囲むシール材29によって、駆動素子基板21及び対向基板23の間に封止されている。なお、本実施形態では、液晶25として、TN(Twisted Nematic)型が採用されている。
シャッタパネル13は、液晶パネル11よりも表示面9側に設けられており、シャッタ電極基板31と、対向基板33と、液晶35とを有している。
シャッタ電極基板31は、対向基板23よりも表示面9側で対向基板23に対向しており、表示面9側すなわち液晶35側に、後述するシャッタ電極などが設けられている。
対向基板33は、シャッタ電極基板31よりも表示面9側でシャッタ電極基板31に対向し、且つシャッタ電極基板31との間に隙間を有した状態で設けられている。対向基板33には、底面27側すなわち液晶35側に、後述する共通電極などが設けられている。
液晶35は、シャッタ電極基板31及び対向基板33の間に介在しており、表示パネル3の周縁よりも内側で表示領域8を囲むシール材37によって、シャッタ電極基板31及び対向基板33の間に封止されている。なお、本実施形態では、液晶35として、TN(Twisted Nematic)型が採用されている。
バリア基板15は、対向基板33よりも表示面9側で対向基板33に対向した状態で設けられている。
偏光板17aは、駆動素子基板21よりも底面27側に設けられている。偏光板17bは、液晶パネル11の対向基板23とシャッタパネル13のシャッタ電極基板31との間に介在している。偏光板17cは、シャッタパネル13の対向基板33よりも表示面9側に設けられている。
表示装置1では、偏光板17a及び17bは、偏光板17aにおける光の透過軸の方向と、偏光板17bにおける光の透過軸の方向とが、平面視で互いに直交する方向に設定されている。また、偏光板17cは、偏光板17bにおける光の透過軸の方向が、平面視で偏光板17cにおける光の透過軸の方向に対して直交する方向に設定されている。これらの偏光板17a、17b及び17cは、それぞれ、透過軸の方向に偏光軸を有する光を透過させることができる。
照明装置5は、表示パネル3の底面27側に設けられており、導光板41と、光源43とを有している。導光板41は、図2で見て表示パネル3の下側に設けられており、表示パネル3の底面27に対向する光射出面45bを有している。
光源43は、例えば、LED(Light Emitting Diode)や冷陰極管などが採用され、図2で見て導光板41の側面45aの右方に設けられている。
光源43からの光は、導光板41の側面45aに入射される。導光板41に入射された光は、導光板41の中で反射を繰り返しながら光射出面45bから射出される。光射出面45bから射出された光は、表示パネル3の底面27から、偏光板17aを介して表示パネル3に入射される。なお、導光板41には、必要に応じて、光射出面45bに拡散板が設けられ、底面45cに反射板が設けられる。
表示パネル3に設定されている複数の画素7は、それぞれ、表示面9から射出する光の色が、図3に示すように、赤系(R)、緑系(G)及び青系(B)のうちの1つに設定されている。つまり、マトリクスMを構成する複数の画素7は、Rの光を射出する画素7rと、Gの光を射出する画素7gと、Bの光を射出する画素7bとを含んでいる。
ここで、Rの色は、純粋な赤の色相に限定されず、橙等を含む。Gの色は、純粋な緑の色相に限定されず、青緑や黄緑を含む。Bの色は、純粋な青の色相に限定されず、青紫や青緑等を含む。他の観点から、Rの色を呈する光は、光の波長のピークが、可視光領域で570nm以上の範囲にある光であると定義され得る。また、Gの色を呈する光は、光の波長のピークが500nm〜565nmの範囲にある光であると定義され得る。Bの色を呈する光は、光の波長のピークが415nm〜495nmの範囲にある光であると定義され得る。
マトリクスMでは、Y方向に沿って並ぶ複数の画素7が、1つの画素列51を構成している。また、X方向に沿って並ぶ複数の画素7が、1つの画素行53を構成している。1つの画素列51内の各画素7は、光の色がR、G及びBのうちの1つに設定されている。つまり、マトリクスMは、複数の画素7rがY方向に配列した画素列51rと、複数の画素7gがY方向に配列した画素列51gと、複数の画素7bがY方向に配列した画素列51bとを有している。そして、マトリクスMでは、画素列51r、画素列51g及び画素列51bが、この順でX方向に沿って反復して並んでいる。
ここで、液晶パネル11及びシャッタパネル13、並びにバリア基板15のそれぞれの構成について、詳細を説明する。
液晶パネル11の駆動素子基板21は、図3中のC−C線における断面図である図4に示すように、第1基板61を有している。第1基板61は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた第1面63aと、底面27側に向けられた第2面63bとを有している。
第1基板61の第1面63aには、ゲート絶縁層65が設けられている。ゲート絶縁層65の表示面9側には、絶縁層67が設けられている。絶縁層67の表示面9側には、配向膜69が設けられている。
また、駆動素子基板21には、各画素7に対応して、スイッチング素子の1つであるTFT(Thin Film Transistor)素子71と、画素電極73とが、第1基板61の第1面63a側に設けられている。
TFT素子71は、ゲート電極75と、半導体層77と、ソース電極79と、ドレイン電極81とを有している。
ゲート電極75は、第1基板61の第1面63aに設けられており、ゲート絶縁層65によって表示面9側から覆われている。なお、ゲート電極75の材料としては、例えば、モリブデン、タングステン、クロムなどの金属や、これらを含む合金などが採用され得る。また、ゲート絶縁層65の材料としては、例えば、SiOやSiNなどの光透過性を有する材料が採用され得る。
半導体層77は、例えばアモルファスシリコンで構成されており、ゲート絶縁層65を挟んでゲート電極75に対向する位置に設けられている。
ソース電極79は、ゲート絶縁層65の表示面9側に設けられており、一部が半導体層77に重なっている。ドレイン電極81は、ゲート絶縁層65の表示面9側に設けられており、一部が半導体層77に重なっている。なお、ソース電極79やドレイン電極81の材料としては、例えば、金、銀、銅、アルミニウムなどの金属や、これらを含む合金などが採用され得る。
上記の構成を有するTFT素子71は、半導体層77がゲート電極75と、ソース電極79及びドレイン電極81との間に位置する所謂ボトムゲート型である。このTFT素子71は、絶縁層67によって表示面9側から覆われている。なお、絶縁層67の材料としては、例えば、SiO、SiN、アクリル系の樹脂などの光透過性を有する材料が採用され得る。
画素電極73は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の酸化導電膜や、Mg及びAg等の金属が光透過性を有するように薄膜化したものなどの光透過性を有する材料で構成され、絶縁層67の表示面9側に設けられている。画素電極73は、絶縁層67に設けられたコンタクトホール83を介してドレイン電極81につながっている。
配向膜69は、例えばポリイミドなどの光透過性を有する材料で構成されており、絶縁層67及び画素電極73を表示面9側から覆っている。なお、配向膜69には、配向処理が施されている。
対向基板23は、第2基板85を有している。第2基板85は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた外向面86aと、底面27側に向けられた対向面86bとを有している。
第2基板85の対向面86bには、各画素7を区画する光吸収層87が領域88にわたって設けられている。表示装置1では、各画素7は、光吸収層87によって囲まれた領域であると定義され得る。光吸収層87は、例えば、カーボンブラックやクロムなどの光吸収性が高い材料を含有する樹脂などで構成されており、平面視で格子状に設けられている。
また、第2基板85の対向面86bには、光吸収層87によって囲まれた各領域、すなわち各画素7の領域を底面27側から覆うカラーフィルタ89が設けられている。
ここで、カラーフィルタ89は、入射された光のうち所定の波長域の光を透過させることができる。カラーフィルタ89は、画素7r、画素7g及び画素7bごとに異なる色に着色された樹脂などで構成されている。画素7rに対応するカラーフィルタ89は、Rの光を透過させることができる。画素7gに対応するカラーフィルタ89はGの光を透過させ、画素7bに対応するカラーフィルタ89はBの光を透過させることができる。なお、以下において、各カラーフィルタ89に対してR、G及びBが識別される場合に、カラーフィルタ89r、89g及び89bという表記が用いられる。
光吸収層87及びカラーフィルタ89の底面27側には、オーバーコート層91が設けられている。オーバーコート層91は、光透過性を有する樹脂などで構成されており、光吸収層87及びカラーフィルタ89を底面27側から覆っている。
オーバーコート層91の底面27側には、対向電極93が設けられている。対向電極93は、例えばITO等の酸化導電膜や、Mg及びAg等の金属が光透過性を有するように薄膜化したものなどの光透過性を有する材料で構成されている。
対向電極93は、マトリクスMを構成する複数の画素7間にわたって一連した状態で設けられている。つまり、対向電極93は、マトリクスMを構成する複数の画素7に平面視で重なる領域に設けられており、複数の画素7間にわたって共通して機能する。なお、対向電極93は、図示しない共通線につながっている。
対向電極93の底面27側には、配向膜95が設けられている。配向膜95は、例えばポリイミドなどの光透過性を有する材料で構成されており、対向電極93を底面27側から覆っている。配向膜95には、配向処理が施されている。
駆動素子基板21及び対向基板23の間に介在する液晶25は、配向膜69と配向膜95との間に介在している。表示装置1では、図2に示すシール材29は、図4に示す第1基板61の第1面63aと、第2基板85の対向面86bとによって挟持されている。つまり、表示装置1では、液晶25は、第1基板61及び第2基板85によって保持されている。なお、シール材29は、配向膜69及び配向膜95の間に設けられていてもよい。この場合、液晶25は、駆動素子基板21及び対向基板23に保持されているとみなされ得る。
シャッタパネル13のシャッタ電極基板31は、図4に示すように、第3基板97を有している。第3基板97は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた第1面98aと、底面27側に向けられた第2面98bとを有している。
第3基板97の第1面98aには、シャッタ電極99と配向膜101とが設けられている。シャッタ電極99は、例えばITO等の酸化導電膜や、Mg及びAg等の金属が光透過性を有するように薄膜化したものなどの光透過性を有する材料で構成され、第3基板97の第1面98aに設けられている。
配向膜101は、例えばポリイミドなどの光透過性を有する材料で構成されており、シャッタ電極99を表示面9側から覆っている。
シャッタパネル13の対向基板33は、第4基板103を有している。第4基板103は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた外向面104aと、底面27側に向けられた対向面104bとを有している。
第4基板103の対向面104bには、共通電極105と配向膜107とが設けられている。共通電極105は、例えばITO等の酸化導電膜や、Mg及びAg等の金属が光透過性を有するように薄膜化したものなどの光透過性を有する材料で構成され、第4基板103の対向面104bに設けられている。
配向膜107は、例えばポリイミドなどの光透過性を有する材料で構成されており、共通電極105を底面27側から覆っている。
なお、配向膜101及び配向膜107には、それぞれ配向処理が施されている。
シャッタ電極基板31及び対向基板33の間に介在する液晶35は、配向膜101と配向膜107との間に介在している。表示装置1では、図2に示すシール材37は、図4に示す第3基板97の第1面98aと、第4基板103の対向面104bとによって挟持されている。つまり、表示装置1では、液晶35は、第3基板97及び第4基板103によって保持されている。なお、シール材37は、配向膜101及び配向膜107の間に設けられていてもよい。この場合、液晶35は、シャッタ電極基板31及び対向基板33に保持されているとみなされ得る。
上記の構成を有するシャッタパネル13は、第3基板97の第2面98bが液晶パネル11の第2基板85の外向面86aに向けられた状態で、第3基板97の第2面98bが、偏光板17bを介して外向面86aに、光透過性を有する図示しない接着剤で接着されている。
バリア基板15は、第5基板111を有している。第5基板111は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた外向面112aと、底面27側に向けられた対向面112bとを有している。
第5基板111の対向面112bには、遮光膜113が設けられている。遮光膜113は、例えば、カーボンブラックなどを含有する樹脂や、クロムなどの光吸収性が高い材料で構成され得る。遮光膜113は、マトリクスMを構成する複数の画素7間にわたって設けられている。つまり、遮光膜113は、マトリクスMを構成する複数の画素7に平面視で重なる領域に設けられている。
遮光膜113には、各画素7に対応して、各画素7に平面視で重なる領域が開口された開口部115が設けられている。
上記の構成を有するバリア基板15は、遮光膜113がシャッタパネル13の第4基板103の外向面104aに向けられた状態で、外向面104aに、光透過性を有する図示しない接着剤を介して貼り付けられている。
ここで、シャッタパネル13のシャッタ電極99は、図4中のD−D線における断面図である図5に示すように、画素7ごとに第1電極99aと第2電極99bとに区分されている。各画素7に対応する第1電極99aと第2電極99bとは、対応する画素7に対向した状態で設けられており、互いに独立している。
表示装置1では、第1電極99aと第2電極99bとが、平面図である図6に示すように、X方向に交互に並んでいる。複数の第1電極99aは、第1配線119aを介して互いにつながっている。複数の第2電極99bは、第2配線119bを介して互いにつながっている。
また、第1電極99a及び第2電極99bは、それぞれ、Y方向に沿って並ぶ複数の画素7間にわたって一連した状態で設けられている。つまり、各画素7に対応する第1電極99aと第2電極99bとは、対応する画素7が含まれる1本の画素列51(図3)に平面視で重なっている。
共通電極105は、マトリクスMを構成する複数の画素7間にわたって一連した状態で設けられている。上述したように、各画素7には第1電極99aと第2電極99bとが対向し、且つ第1電極99aと第2電極99bとがX方向に交互に並んでいる。従って、共通電極105は、X方向に交互に並ぶ複数の第1電極99a及び複数の第2電極99b間にわたって共通して機能する。
シャッタパネル13では、各第1電極99aと共通電極105との間、及び各第2電極99bと共通電極105との間のそれぞれに、独立して電界を発生させることができる。従って、各第1電極99aと共通電極105とによって挟まれた液晶35、及び各第2電極99bと共通電極105とによって挟まれた液晶35のそれぞれの配向状態を独立して変化させることができる。これにより、液晶パネル11の各画素7からシャッタパネル13に入射された光を、各第1電極99aと共通電極105とによって挟まれた液晶35、及び各第2電極99bと共通電極105とによって挟まれた液晶35のそれぞれで変調することができる。この結果、表示装置1では、シャッタパネル13を、液晶パネル11の各画素7から表示面9側に射出された光のシャッタとして機能させることができる。
なお、表示装置1では、図5に示すように、シャッタパネル13において各第1電極99aと共通電極105とが重なる領域が第1シャッタ121と呼ばれ、各第2電極99bと共通電極105とが重なる領域が第2シャッタ123と呼ばれる。また、各画素7に対向する第1シャッタ121と第2シャッタ123との組がシャッタ群125と呼ばれる。
遮光膜113に設けられた各開口部115は、X方向の幅寸法が、画素7のX方向の幅寸法よりも狭く設定されている。各開口部115は、各画素7に対応する各シャッタ電極99の第1電極99a及び第2電極99bに平面視で重なる領域が開口されることによって設けられている。つまり、各開口部115内の領域は、各画素7に対応する各シャッタ電極99の第1電極99a及び第2電極99bに平面視で重なっている。従って、各開口部115は、各シャッタ群125の第1シャッタ121と第2シャッタ123とに平面視で重なっている。
ここで、前述したTFT素子71は、図4で見て左側の領域88内に設けられており、ドレイン電極81が領域88内から画素7の領域内に延長されている。なお、X方向に並ぶ複数のゲート電極75は、ゲート線T(図7)を介して互いにつながっている。また、Y方向に並ぶ複数のソース電極79は、ソース線S(図7)を介して互いにつながっている。また、各画素電極73は、平面視で周縁部が領域88内に及んでいる。
表示装置1では、駆動素子基板21は、図7に示すように、n本(nは、2以上の整数)のゲート線Tと、m本(mは、2以上の整数)のソース線Sとを有している。なお、以下においてn本のゲート線T及びm本のソース線Sのそれぞれが識別される場合に、ゲート線T(n)という表記と、ソース線S(m)という表記とが用いられる。
n本のゲート線T及びm本のソース線Sは、格子状に配線されている。n本のゲート線Tは、Y方向に互いに間隔をあけた状態で、X方向に沿って延びている。m本のソース線Sは、X方向に互いに間隔をあけた状態で、Y方向に沿って延びている。各画素7は、各ゲート線Tと各ソース線Sとの交差に対応して設定されている。
各ソース線Sは、Y方向に沿って並ぶ複数の画素7すなわち各画素列51に対応している。各ゲート線Tは、X方向に沿って並ぶ複数の画素7すなわち各画素行53に対応している。
複数のソース線Sは、図5に示すように、ゲート絶縁層65上に設けられており、絶縁層67によって表示面9側から覆われている。
なお、ゲート電極75は、X方向に沿って並ぶ複数の画素7間にわたって一連したゲート線Tとして設けられている。そして、画素7ごとにゲート線Tに対向する位置に半導体層77が設けられている。各ゲート線Tにおいて、平面視で半導体層77に重なる領域がゲート電極75であると定義され得る。
制御部6は、表示装置1のブロック図である図8に示すように、光源制御部131と、画像制御部133と、シャッタ制御部135とを有している。
光源制御部131は、光源43への電力の供給と、電力の遮断とを制御する。
画像制御部133は、各ゲート線T(n)へのゲート信号の供給と、各ソース線S(m)へのソース信号の供給とを制御する。
シャッタ制御部135は、シャッタパネル13のON状態とOFF状態との切り替えを、第1シャッタ121及び第2シャッタ123ごとに制御する。シャッタパネル13のON状態とOFF状態との切り替えは、第1電極99a及び第2電極99bのそれぞれに対する駆動信号の供給を制御することにより行われる。シャッタ制御部135から第1電極99aに駆動信号が供給されると、第1シャッタ121がON状態となる。シャッタ制御部135から第2電極99bに駆動信号が供給されると、第2シャッタ123がON状態となる。
なお、液晶パネル11の対向電極93及びシャッタパネル13の共通電極105は、グランド電位に保たれる。
上記の構成を有する表示装置1では、光源制御部131が光源43に電力を供給することで照明装置5から表示パネル3に光を照射した状態で、液晶25の配向状態を画素7ごとに変化させることにより、表示が制御される。液晶25の配向状態は、TFT素子71のOFF状態及びON状態を切り替えることによって変化し得る。
図9(a)は、TFT素子71がOFF状態のときの偏光状態を示す図であり、図9(b)は、TFT素子71がON状態のときの偏光状態を示す図である。
表示装置1では、偏光板17aの透過軸の方向141は、図9(a)及び図9(b)に示すように、偏光板17bの透過軸の方向143に平面視で直交している。配向膜69の配向方向145は、平面視で透過軸の方向143に直交している。配向膜95の配向方向147は、平面視で透過軸の方向143に沿っている。
なお、図9(a)及び図9(b)において、X'方向及びY'方向は、X'方向が平面視で偏光板17bの透過軸の方向143に沿った方向を示し、Y'方向がXY平面内でX'方向に直交する方向を示している。X'方向及びY'方向は、XY平面内で互いに直交する任意の2方向である。
照明装置5から偏光板17aに入射された入射光は、偏光板17aの透過軸の方向141すなわちY'方向に沿った偏光軸を有する直線偏光149として液晶25に入射される。
液晶25に入射された直線偏光149は、TFT素子71がOFF状態のときに、図9(a)に示すように、液晶25の旋光性によってX'方向に沿った偏光軸を有する直線偏光151として偏光板17bに向けて射出される。偏光板17bに向けて射出された直線偏光151は、偏光軸の方向が偏光板17bの透過軸の方向143に沿っているため、偏光板17bを透過する。
他方で、TFT素子71がON状態のときに、直線偏光149は、図9(b)に示すように、偏光状態が維持されたまま直線偏光149として偏光板17bに向けて射出される。偏光板17bに向けて射出された直線偏光149は、偏光軸の方向が偏光板17bの透過軸の方向143に対して直交しているため、偏光板17bによって吸収される。
表示装置1では、TFT素子71がOFF状態のときに液晶パネル11から表示面9側に光が射出され、TFT素子71がON状態のときに液晶パネル11からの光の射出が遮断される所謂ノーマリホワイトの表示モードが採用されている。しかしながら、表示モードは、ノーマリホワイトに限定されず、ノーマリブラックも採用され得る。
図10(a)は、シャッタパネル13がOFF状態のときの偏光状態を示す図であり、図10(b)は、シャッタパネル13がON状態のときの偏光状態を示す図である。
表示装置1では、偏光板17cの透過軸の方向153は、図10(a)及び図10(b)に示すように、平面視でY'方向に沿っている。配向膜101の配向方向155は、平面視でX'方向に沿っている。配向膜107の配向方向157は、平面視でY'方向に沿っている。
液晶パネル11から偏光板17bを介してシャッタパネル13に入射された直線偏光151は、シャッタパネル13がOFF状態のときに、図10(a)に示すように、液晶35の旋光性によってY'方向に沿った偏光軸を有する直線偏光159として偏光板17cに向けて射出される。偏光板17cに向けて射出された直線偏光159は、偏光軸の方向が偏光板17cの透過軸の方向153に沿っているため、偏光板17cを透過する。
他方で、シャッタパネル13がON状態のときに、直線偏光151は、図10(b)に示すように、偏光状態が維持されたまま直線偏光151として偏光板17cに向けて射出される。偏光板17cに向けて射出された直線偏光151は、偏光軸の方向が偏光板17cの透過軸の方向153に対して直交しているため、偏光板17cによって吸収される。
表示装置1では、液晶パネル11から表示面9側に向けて射出された光は、シャッタパネル13がON状態のとき、シャッタパネル13によって遮断される。また、液晶パネル11から表示面9側に向けて射出された光は、シャッタパネル13がOFF状態のとき、シャッタパネル13を通過することができる。つまり、シャッタパネル13は、ON状態のときに、液晶パネル11から表示面9側に向けて射出された光を遮断する遮断状態となる。また、シャッタパネル13は、OFF状態のときに、液晶パネル11から表示面9側に向けて射出された光を通過させる通過状態となる。
ここで、表示装置1は、前述したように、シャッタパネル13よりも表示面9側に、シャッタ群125ごとに開口部115が設けられた遮光膜113を有している。照明装置5から各画素7に入射された光は、シャッタパネル13を経て、遮光膜113の各開口部115から表示面9に向けて射出される。
第1シャッタ121が通過状態で、第2シャッタ123が遮断状態であるとき、各画素7から射出された光のうちで第1シャッタ121に至る光161aは、図11に示すように、第1シャッタ121を通過してから、各開口部115を経て第1の範囲163に及ぶ。このとき、各画素7から射出された光のうちで第2シャッタ123に至る光161bは、第2シャッタ123によって遮断される。
第2シャッタ123が通過状態で、第1シャッタ121が遮断状態であるとき、各画素7から射出された光のうちで第2シャッタ123に至る光161bは、図12に示すように、第2シャッタ123を通過してから、各開口部115を経て第2の範囲165に及ぶ。このとき、各画素7から射出された光のうちで第1シャッタ121に至る光161aは、第1シャッタ121によって遮断される。
第1の範囲163は、遮光膜113の各開口部115と、第1シャッタ121とが重畳して視認される範囲である。また、第2の範囲165は、遮光膜113の各開口部115と、第2シャッタ123とが重畳して視認される範囲である。
第1シャッタ121が通過状態で、第2シャッタ123が遮断状態であるとき、第1の範囲163からは、各開口部115を介して各画素7からの光161aが視認され得る。
第2シャッタ123が通過状態で、第1シャッタ121が遮断状態であるとき、第2の範囲165からは、各開口部115を介して各画素7からの光161bが視認され得る。第1の範囲163内に視点があれば、複数の画素7からの光161aによって形成される第1の画像が視認され得る。第2の範囲165内に視点があれば、複数の画素7からの光161bによって形成される第2の画像が視認され得る。つまり、表示装置1では、第1の画像を第1の範囲163に表示し、第2の画像を、第1の範囲163とは異なる第2の範囲165に表示する所謂指向性表示を行うことができる。
表示装置1は、複数の画素7から射出された光161aが第1の範囲163の両端のそれぞれにおいて交差し、複数の画素7から射出された光161bが第2の範囲165の両端のそれぞれにおいて交差するように構成されている。これは、X方向に隣り合う画素7同士間の間隔Paを、X方向に隣り合う第1シャッタ121同士間(第2シャッタ123同士間)の間隔Pbよりも長く設定し、且つX方向に隣り合う開口部115同士間の間隔Pcを間隔Pbよりも短く設定することによって実現され得る。
これにより、第1の範囲163内にある任意の視点から視認される光の量を、複数の画素7間で同等にすることができる。同様に、第2の範囲165内にある任意の視点から視認される光の量を、複数の画素7間で同等にすることができる。
表示装置1では、第1の範囲163への第1の画像の表示と、第2の範囲165への第2の画像の表示とが、1フレームずつ交互に行われる。
図8に示すシャッタ制御部135は、シャッタパネル13の第2電極99bに駆動信号を供給する。これにより、第2シャッタ123がON状態すなわち遮断状態となる。このとき、第1電極99aには駆動信号が供給されず、第1シャッタ121がOFF状態すなわち通過状態に保たれる。
第1シャッタ121が通過状態で、第2シャッタ123が遮断状態のときに、画像制御部133は、液晶パネル11のゲート線T(1)から順次、各ゲート線Tにゲート信号を供給する。これにより、複数の画素7は、画素行53単位でTFT素子71がON状態になる。このとき、画像制御部133は、各ゲート線Tに順次ゲート信号を供給するたびに、第1の画像における各画素行53に対応するソース信号を、画素行53単位で複数のソース線Sに供給する。これにより、複数の画素7は、画像の表示が画素行53単位で第1の画像に切り替えられる。
これにより、1フレーム分の第1の画像の表示が行われる。
1フレーム分の第1の画像の表示を行った後に、シャッタ制御部135は、第2電極99bへの駆動信号の供給を停止し、第1電極99aに駆動信号を供給する。これにより、第1シャッタ121が遮断状態となり、第2シャッタ123が通過状態となる。
第2シャッタ123が通過状態で、第1シャッタ121が遮断状態のときに、画像制御部133は、液晶パネル11のゲート線T(1)から順次、各ゲート線Tにゲート信号を供給する。これにより、複数の画素7は、画素行53単位でTFT素子71がON状態になる。このとき、画像制御部133は、各ゲート線Tに順次ゲート信号を供給するたびに、第2の画像における各画素行53に対応するソース信号を、画素行53単位で複数のソース線Sに供給する。これにより、複数の画素7は、画像の表示が画素行53単位で第2の画像に切り替えられる。
これにより、1フレーム分の第2の画像の表示が行われる。
表示装置1では、上記の処理を反復して実施することにより、第1の画像と第2の画像とが、1フレームずつ交互に表示され得る。
表示装置1では、画素行53が画素配列に対応し、X方向が第1方向に対応している。
表示装置1では、複数の画素が第1の画像と第2の画像とに区分されないので、画素密度を高めやすくすることができる。この結果、第1の画像及び第2の画像のそれぞれの表示における解像度を高めやすくすることができ、指向性表示のそれぞれの表示品位を向上させやすくすることができる。
なお、表示装置1では、遮光膜113の各開口部115が各画素7に対応して設けられる場合を例に説明したが、遮光膜113の構成はこれに限定されない。遮光膜113は、平面図である図13に示すように、X方向に隣り合う画素列51同士間のそれぞれに対応して、且つY方向に並ぶ複数の画素7間にわたって遮光膜113を設けた構成が採用され得る。この場合、各開口部115は、Y方向に並ぶ複数の画素7間にわたってすなわち各画素列51にわたって設けられる。この図13では、構成をわかりやすく示すため、遮光膜113にハッチングが施されている。
また、表示装置1では、複数の画素7が、図3に示すように、X方向及びY方向のそれぞれの方向に沿ってマトリクス状に配列した場合を例に説明したが、複数の画素7の配列はこれに限定されない。複数の画素7の配列は、例えば、図14に示すように、Y方向に対してシグザグに並んだ配列も採用され得る。この場合、遮光膜113の各開口部115は、図15に示すように、各画素7に対応して設けられる。また、シャッタパネル13の第1電極99aと第2電極99bとは、図16に示すように、X方向に交互に並んでいるとともに、Y方向にも交互に並んでいる。そして、X方向における第1電極99aと第2電極99bとの並び順は、複数の画素7間で統一されている。
従って、複数の第1電極99a及び複数の第2電極99bは、それぞれY方向に対してジグザグに並んでいる。このため、シャッタパネル13では、複数の第1シャッタ121及び複数の第2シャッタ123が、それぞれ平面視でY方向に対してジグザグに並んでいる。
複数の第1電極99aは、第1配線119aを介して互いにつながっている。複数の第2電極99bは、第2配線119bを介して互いにつながっている。これにより、複数の第1シャッタ121と、複数の第2シャッタ123とが互いに独立して駆動され得る。
複数の画素7がY方向に対してジグザグに並んだ構成では、複数の画素7がY方向に沿って並んだ構成に比較して、隣り合う画素行53同士間で平面視で斜めに隣り合う画素7同士間の距離を短くすることができる。これにより、複数の画素7がY方向に対してジグザグに並んだ構成では、第1の画像及び第2の画像のそれぞれの表示における斜め方向の解像度を高めやすくすることができ、指向性表示のそれぞれの表示品位を一層向上させやすくすることができる。
なお、複数の画素7がY方向に対してジグザグに並んだ構成では、Y方向が第1方向とは直交する方向に対応している。
また、表示装置1では、各シャッタ群125が第1シャッタ121及び第2シャッタ123の2つのシャッタを有する場合を例に説明したが、各シャッタ群125が有するシャッタの数はこれに限定されない。各シャッタ群125が有するシャッタの数は、3つ以上の任意の数が採用され得る。
また、表示装置1における指向性表示の方法では、第1の画像と第2の画像とを1フレームずつ交互に表示する場合を例に説明したが、指向性表示の方法は、これに限定されない。指向性表示の方法としては、第1シャッタ121及び第2シャッタ123のいずれか一方だけを通過状態に維持したまま画像を表示させる方法も採用され得る。この場合、例えば、第1シャッタ121だけを通過状態に維持したまま画像を表示させれば、第2の範囲165に対する画像の表示を抑制することができる。つまり、表示画像に対する視野角を限定することができる。
また、表示装置1では、液晶25及び液晶35のそれぞれがTN型である場合を例に説明したが、液晶25及び液晶35はこれに限定されず、FFS(Fringe Field Switching)型、IPS(In Plane Switching)型、VA(Vertical Alignment)型等の種々の型が採用され得る。
上述した表示装置1は、例えば、図17に示す電子機器500の表示部510に適用され得る。この電子機器500は、カーナビゲーションシステム用の表示機器である。電子機器500では、表示装置1が適用された表示部510によって、例えば、運転席側から第1の画像として地図などの画像が視認され、助手席側から第2の画像として映画などの画像が視認され得る。
また、表示部510として表示装置1が適用されているので、指向性表示における第1の画像及び第2の画像のそれぞれの表示における解像度を高めやすくすることができ、指向性表示のそれぞれの表示品位を向上させやすくすることができる。
なお、電子機器500としては、カーナビゲーションシステム用の表示機器に限られず、携帯電話機、モバイルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、車載機器、オーディオ機器等の種々の電子機器が挙げられる。
本発明の実施形態における表示装置の主要構成を示す分解斜視図。 図1中のA−A線における断面図。 実施形態における複数の画素の一部を示す平面図。 図3中のC−C線における断面図。 図4中のD−D線における断面図。 実施形態におけるシャッタ電極を示す平面図。 実施形態における駆動素子基板の等価回路図。 実施形態における表示装置の主要構成を示すブロック図。 実施形態における表示装置の液晶パネルでの偏光状態を説明する図。 実施形態における表示装置のシャッタパネルでの偏光状態を説明する図。 実施形態における表示装置の液晶パネル及びシャッタパネル並びに遮光膜を模式的に示す断面図。 実施形態における表示装置の液晶パネル及びシャッタパネル並びに遮光膜を模式的に示す断面図。 実施形態における遮光膜の他の構成例を示す平面図。 実施形態における複数の画素の配列の他の例を示す平面図。 実施形態における遮光膜の別の構成例を示す平面図。 実施形態における表示装置の他の例における第1電極及び第2電極の配置を示す平面図。 実施形態における表示装置を適用した電子機器の斜視図。 従来技術を説明する断面図。
符号の説明
1…表示装置、3…表示パネル、5…照明装置、6…制御部、7…画素、8…表示領域、9…表示面、11…液晶パネル、13…シャッタパネル、25…液晶、27…底面、31…シャッタ電極基板、33…対向基板、35…液晶、51…画素列、53…画素行、97…第3基板、99…シャッタ電極、99a…第1電極、99b…第2電極、103…第4基板、105…共通電極、111…第5基板、113…遮光膜、115…開口部、119a…第1配線、119b…第2配線、121…第1シャッタ、123…第2シャッタ、125…シャッタ群、131…光源制御部、133…画像制御部、135…シャッタ制御部、500…電子機器、510…表示部、M…マトリクス、S…ソース線、T…ゲート線。

Claims (6)

  1. 画像が視認され得る表示面と、
    前記表示面側に向けて光を射出する複数の画素と、
    前記複数の画素よりも前記表示面側で前記複数の画素に平面視で重なる領域に設けられ、各前記画素に対して少なくとも1つずつ対応する複数の開口部を有する遮光膜と、
    前記複数の画素及び前記遮光膜の間に設けられ、各前記画素から前記表示面側に向かう前記光を遮断する複数のシャッタと、を有し、
    前記複数のシャッタは、複数の前記シャッタを1つのシャッタ群とする複数のシャッタ群に区分されており、
    各前記シャッタ群は、各前記開口部に対応しており、
    各前記シャッタ群に含まれる前記複数のシャッタは、前記光を遮断する遮断状態及び前記光を通過させる通過状態がそれぞれ独立して切り替えられることを特徴とする電気光学装置。
  2. 各前記シャッタ群における1つの前記シャッタを前記通過状態とし、他の前記シャッタを前記遮断状態として、前記通過状態にする前記シャッタを各前記シャッタ群における前記複数のシャッタ間で順次に切り替えるシャッタ制御部と、
    各前記シャッタ群を構成する前記シャッタの数に応じた複数の画像のそれぞれを、前記通過状態にする前記シャッタの切り替えに応じて前記複数の画像間で順次に切り替えながら前記複数の画素に形成させる画像制御部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記複数の画素は、複数の前記画素が平面視で第1方向に並んだ複数の画素配列を構成しており、
    前記複数の画素配列は、平面視で前記第1方向とは交差する方向に並んでおり、
    隣り合う前記画素配列同士間で隣り合う前記画素同士は、平面視で前記第1方向とは直交する方向に対して傾斜した方向に並んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 各前記シャッタは、互いに対向する一対の電極と、前記一対の電極間に介在する液晶とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 画像が視認され得る表示面と、
    前記表示面側に向けて光を射出する複数の画素と、
    前記複数の画素よりも前記表示面側で前記複数の画素に平面視で重なる領域に設けられ、各前記画素に対して少なくとも1つずつ対応する複数の開口部を有する遮光膜と、
    前記複数の画素及び前記遮光膜の間に設けられ、各前記画素から前記表示面側に向かう前記光を遮断する遮断状態及び前記光を通過させる通過状態が切り替えられる複数のシャッタと、を有し、
    前記複数のシャッタは、複数の前記シャッタを1つのシャッタ群とする複数のシャッタ群に区分されており、
    各前記シャッタ群が各前記開口部に対応する電気光学装置で、
    各前記シャッタ群における1つの前記シャッタを前記通過状態とし、他の前記シャッタを前記遮断状態として、前記通過状態にする前記シャッタを各前記シャッタ群における前記複数のシャッタ間で順次に切り替え、
    各前記シャッタ群を構成する前記シャッタの数に応じた複数の画像のそれぞれを、前記通過状態にする前記シャッタの切り替えに応じて前記複数の画像間で順次に切り替えながら前記複数の画素に形成させることを特徴とする表示方法。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電気光学装置を表示部として有することを特徴とする電子機器。
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