JP2009139151A - 干渉計装置のシステム誤差較正方法 - Google Patents

干渉計装置のシステム誤差較正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差成分やコマ収差成分を解析的に求めて、被検レンズの波面収差の測定結果を補正し得るようにする。
【解決手段】被検レンズ5を測定光軸Cに対し、互いに90度だけ離れた2つの回転位置に保持して各々の測定を行い、得られた第1および第2の収差関数をザイデル収差に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した第1および第2アス収差関数を求める。第1アス収差関数と第2アス収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した第3アス収差関数を求め、その2分の1に対応したシステム固有のアス収差関数に基づきシステム固有のアス収差成分を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検レンズの波面収差を測定する干渉計装置のシステム誤差を較正する方法に関し、特に、干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差(非点収差)成分およびコマ収差成分と、被検レンズに固有のアス収差成分およびコマ収差成分とを分離して求めるのに好適な干渉計装置のシステム誤差較正方法に関する。
従来、CDやDVDなどの光ディスク用の対物レンズの光学性能を調べるために、干渉計装置を用いた透過波面測定が行われている。例えば、平面波を球面波に変換するように設計された被検レンズを測定する場合は、平行光束中に被検レンズを配置し、被検レンズを透過し参照球面で折り返された被検光(透過波面)を、参照基準面からの参照光(参照波面)と干渉させ、得られた干渉縞画像に基づき被検レンズの波面収差を測定する。
このような透過波面測定においては、干渉計装置のシステム誤差(参照基準平面や参照球面の形状誤差等)に起因する収差成分が測定結果に重畳されることになるため、高精度な測定結果を得るためにはシステム誤差をできる限り抑えることが望まれるが、加工精度上システム誤差を完全に無くすことは極めて困難である。
従来、このようなシステム誤差の影響を低減し、被検レンズの波面収差を高精度に測定し得る手法として、下記特許文献1に記載された手法が知られている。この手法によれば、被検レンズを光軸回りに所定角度(アス収差成分を求める場合は90度、コマ収差成分を求める場合は180度)回転させ、回転前後の2位置において得られた各々の測定波面の差の2分の1を求め、それをツェルニケ(ゼルニケ)多項式で展開したときのアス収差係数およびコマ収差係数により、被検レンズ固有のアス収差成分やコマ収差成分を求めることが可能となっている。
特許第3230536号公報
上記特許文献1に記載された手法によれば、得られた測定波面データから、システム固有のアス収差成分やコマ収差成分の影響を結果的に取り除くことはできるが、システム固有のアス収差成分やコマ収差成分を求めることについては考慮されていない。
このため、被検レンズ固有のアス収差成分やコマ収差成分を高精度に求めるためには、測定対象となる被検レンズ毎にその都度、2つの回転位置における透過波面測定を行う必要がある。
一方、システム固有のアス収差成分やコマ収差成分を求めることができれば、任意の回転位置における1回の透過波面測定によって得られた波面収差結果を補正することにより、被検レンズ固有のアス収差成分やコマ収差成分を高精度に求めることが可能となるので、測定や演算に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差成分やコマ収差成分を解析的に求めて、被検レンズの波面収差の測定結果を補正することが可能な干渉計装置のシステム誤差較正方法を提供することを目的とする。
本発明に係る第1の干渉計装置のシステム誤差較正方法は、被検レンズの透過波面と参照波面との光干渉により得られる干渉縞画像に基づき、前記被検レンズの波面収差を測定する干渉計装置において、該干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差成分を解析的に求めて、前記波面収差の測定結果を補正するものであって、
前記被検レンズを前記干渉計装置の測定光軸に対し任意の回転位置に保持し、該任意の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該任意の回転位置における前記波面収差に対応した第1の収差関数を求め、
前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに90度だけ回転せしめた比較用の回転位置に保持し、該比較用の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の回転位置における前記波面収差に対応した第2の収差関数を求め、
前記第1の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第1アス収差関数として求め、
前記第2の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第2アス収差関数として求め、
前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第3アス収差関数として求め、
該第3アス収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のアス収差成分を表すシステム固有のアス収差関数とし、該システム固有のアス収差関数に基づき前記システム固有のアス収差成分を求める、ことを特徴とする。
本発明に係る第2の干渉計装置のシステム誤差較正方法は、被検レンズの透過波面と参照波面との光干渉により得られる干渉縞画像に基づき、前記被検レンズの波面収差を測定する干渉計装置において、該干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のコマ収差成分を解析的に求めて、前記波面収差の測定結果を補正するものであって、
前記被検レンズを前記干渉計装置の測定光軸に対し任意の回転位置に保持し、該任意の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該任意の回転位置における前記波面収差に対応した第1の収差関数を求め、
前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに180度だけ回転せしめた比較用の回転位置に保持し、該比較用の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の回転位置における前記波面収差に対応した第2の収差関数を求め、
前記第1の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第1コマ収差関数として求め、
前記第2の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第2コマ収差関数として求め、
前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第3コマ収差関数として求め、
該第3コマ収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のコマ収差成分を表すシステム固有のコマ収差関数とし、該システム固有のコマ収差関数に基づき前記システム固有のコマ収差成分を求める、ことを特徴とする。
本発明に係る第3の干渉計装置のシステム誤差較正方法は、被検レンズの透過波面と参照波面との光干渉により得られる干渉縞画像に基づき、前記被検レンズの波面収差を測定する干渉計装置において、該干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差成分およびコマ収差成分を解析的に求めて、前記波面収差の測定結果を補正するものであって、
前記被検レンズを前記干渉計装置の測定光軸に対し任意の回転位置に保持し、該任意の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該任意の回転位置における前記波面収差に対応した第1の収差関数を求め、
前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに90度だけ回転せしめた比較用の第1回転位置に保持し、該比較用の第1回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の第1回転位置における前記波面収差に対応した第2の収差関数を求め、
前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに180度だけ回転せしめた比較用の第2回転位置に保持し、該比較用の第2回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の第2回転位置における前記波面収差に対応した第3の収差関数を求め、
前記第1の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第1アス収差関数、コマ収差に対応した収差関数を第1コマ収差関数としてそれぞれ求め、
前記第2の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第2アス収差関数として求め、
前記第3の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第2コマ収差関数として求め、
前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第3アス収差関数として求め、
前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第3コマ収差関数として求め、
前記第3アス収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のアス収差成分を表すシステム固有のアス収差関数とし、該システム固有のアス収差関数に基づき前記システム固有のアス収差成分を求め、前記第3コマ収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のコマ収差成分を表すシステム固有のコマ収差関数とし、該システム固有のコマ収差関数に基づき前記システム固有のコマ収差成分を求める、ことを特徴とする。
本発明に係る第1の干渉計装置のシステム誤差較正方法において、前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第4アス収差関数として求め、該第4アス収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のアス収差成分を表す被検レンズ固有のアス収差関数とし、該被検レンズ固有のアス収差関数に基づき前記被検レンズ固有のアス収差成分を求めるようにしてもよい。
本発明に係る第2の干渉計装置のシステム誤差較正方法において、前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第4コマ収差関数として求め、該第4コマ収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のコマ収差成分を表す被検レンズ固有のコマ収差関数とし、該被検レンズ固有のコマ収差関数に基づき前記被検レンズ固有のコマ収差成分を求めるようにしてもよい。
本発明に係る第3の干渉計装置のシステム誤差較正方法において、前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第4アス収差関数として求め、前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第4コマ収差関数として求め、
前記第4アス収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のアス収差成分を表す被検レンズ固有のアス収差関数とし、該被検レンズ固有のアス収差関数に基づき前記被検レンズ固有のアス収差成分を求め、前記第4コマ収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のコマ収差成分を表す被検レンズ固有のコマ収差関数とし、該被検レンズ固有のコマ収差関数に基づき前記被検レンズ固有のコマ収差成分を求めるようにしてもよい。
本発明に係る干渉計装置のシステム誤差較正方法によれば、上述の構成を備えていることにより、干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差成分やコマ収差成分を解析的に求めることができ、求められたシステム固有のアス収差成分やコマ収差成分に基づき、波面収差の測定結果を補正することが可能となる。
求められたシステム固有のアス収差成分やコマ収差成分の値は、定期的に見直す必要があるものの、複数回の被検レンズに係る透過波面測定において、得られた波面収差の測定結果の補正に用いることが可能である。
したがって、従来手法のように、想定対象となる被検レンズ毎に異なる2つの回転位置における透過波面測定を行うことなく、被検レンズに固有のアス収差成分やコマ収差成分を高精度に求めることが可能となる。
以下、本発明に係る干渉計装置のシステム誤差較正方法の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態を適用する干渉計装置の概略構成図である。
図1に示す干渉計装置1は、平面波を球面波に変換するように設計された被検レンズ5の透過波面測定を行うフィゾータイプのものであり、光干渉部10と撮像部20と解析部30とを備えてなる。
上記光干渉部10は、レーザ光源等からなる光源部11と、ビーム径拡大用レンズ12と、光束分割面13aを有するビームスプリッタ13と、発散光束をコリメートするコリメータレンズ14と、参照基準平面15aを有する透過型の基準板15と、被検レンズ5を保持する載置台16と、被検レンズ5からの透過波面を再帰反射せしめる参照基準球面17aを有する球面反射鏡17とを備え、透過型基準板15および被検レンズ5を透過して参照基準球面17aで反射され、再び被検レンズ5を透過して図中下方に進行する透過波面と、参照基準面15aで反射されて図中下方に進行する参照波面との干渉光を、コリメータレンズ14およびビームスプリッタ13を介して上記撮像部20に入射せしめるようになっている。
なお、上記載置台16には、干渉計装置1の測定光軸Cに対する被検レンズ5の傾きを調整するための2軸傾き調整ステージ、干渉計装置1の測定光軸Cおよび参照基準球面17aに対する被検レンズ5の位置を調整する3軸位置調整ステージ、および干渉計装置1の測定光軸Cに対する被検レンズ5の回転位置を調整する回転ステージ(いずれも不図示)が設けられている。また、上記基準板15は、不図示のフリンジスキャンアダプタにより支持されており、該フリンジスキャンアダプタによって干渉計1の光軸Cの方向に微動せしめられることにより、光路上での参照基準面15aの位置を微小変化させ得るように構成されている。
上記撮像部20は、結像レンズ21および撮像カメラ22を備え、上記光干渉部10から入射された干渉光を取り込み、被検レンズ5の透過波面情報を担持した干渉縞画像を撮像し、上記解析部30に出力するようになっている。
上記解析部30は、上記撮像部20から入力された干渉縞画像を解析する解析装置31と、撮像された干渉縞画像や解析結果等を表示する画像表示装置32と、解析装置31に対する各種入力を行うための入力装置33とを備えている。なお、上記解析装置31は、コンピュータ等により構成されており、各種プログラムを格納したハードディスク等の記憶手段や、各種演算処理を行うCPU等を備えている。
以下、本発明の一実施形態に係る干渉計装置のシステム誤差較正方法(以下「本実施形態方法」と称することがある)の手順について説明する。本実施形態方法は、上述の干渉計装置1に適用され、該干渉計装置1の参照基準平面15aや参照基準球面17aの形状誤差等の、干渉計装置1のシステム誤差に起因するアス収差およびコマ収差を解析的に求め、干渉計装置1により得られた被検レンズ5の波面収差の測定結果を補正するものである。なお、以下の各手順における演算処理は、上記解析装置31において実施されるものとすることが可能である。また、干渉計装置1のアライメント調整や被検体5の傾きや位置調整は完了しているものとする。
〈1〉図1に示すように、干渉計装置1の測定光軸Cに対し被検レンズ5を任意の回転位置に保持し、該任意の回転位置において得られた干渉縞画像に基づき、該任意の回転位置における被検レンズ5の波面収差に対応した第1の収差関数を求める。
〈2〉被検レンズ5を上記任意の回転位置から測定光軸C回りに90度だけ回転せしめた比較用の第1回転位置に保持し、該比較用の第1回転位置において得られた干渉縞画像に基づき、該比較用の第1回転位置における被検レンズ5の波面収差に対応した第2の収差関数を求める。
〈3〉被検レンズ5を上記任意の回転位置から測定光軸回りに180度だけ回転せしめた比較用の第2回転位置に保持し、該比較用の第2回転位置において得られた干渉縞画像に基づき、該比較用の第2回転位置における被検レンズ5の波面収差に対応した第3の収差関数を求める。
なお、上記第1〜第3の収差関数は、例えば、位相シフト法を用いて波面形状を求め、それをツェルニケ多項式(4次、6次、8次、10次等のツェルニケ多項式)に展開させて求めることができる(以下の他の収差関数においても同様)。
〈4〉上記第1の収差関数をザイデル収差の各々(例えば、3次収差としてのティルト(歪曲収差)、パワー(デフォーカス、像面湾曲)、アス収差(非点収差)、コマ収差、球面収差。以下同じ)に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第1アス収差関数、コマ収差に対応した収差関数を第1コマ収差関数としてそれぞれ求める。
〈5〉上記第2の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第2アス収差関数として求める。
〈6〉上記第3の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第2コマ収差関数として求める。
〈7〉上記第1アス収差関数と上記第2アス収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第3アス収差関数として求める。
〈8〉上記第1コマ収差関数と上記第2コマ収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第3コマ収差関数として求める。
〈9〉上記第3アス収差関数を2分の1倍したものを上記干渉計装置1のシステム固有のアス収差成分を表すシステム固有のアス収差関数とし、該システム固有のアス収差関数に基づきシステム固有のアス収差成分を求める。
〈10〉上記第3コマ収差関数を2分の1倍したものを上記干渉計装置1のシステム固有のコマ収差成分を表すシステム固有のコマ収差関数とし、該システム固有のコマ収差関数に基づきシステム固有のコマ収差成分を求める。
〈11〉上記第1アス収差関数と上記第2アス収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第4アス収差関数して求め、上記第1コマ収差関数と上記第2コマ収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第4コマ収差関数として求める。
〈12〉上記第4アス収差関数を2分の1倍したものを被検レンズ5に固有のアス収差成分を表す被検レンズ固有のアス収差関数とし、該被検レンズ固有のアス収差関数に基づき上記被検レンズ5に固有のアス収差成分を求め、上記第4コマ収差関数を2分の1倍したものを上記被検レンズ5に固有のコマ収差成分を表す被検レンズ固有のコマ収差関数とし、該被検レンズ固有の収差関数に基づき前記被検レンズ固有のコマ収差成分を求める。
以下、本実施形態方法の作用について、数式を用いて検証する。
上記干渉計装置1による波面収差の測定値に係る収差関数をMΨ(ρ,θ)、被検体5に固有の波面収差成分に係る収差関数をWΨ(ρ,θ)、干渉計装置1のシステム固有の波面収差成分に係る収差関数をSΨ(ρ,θ)とすると、下式(1)の関係がある。なお、添え字のΨは、干渉計装置1の測定光軸Cに対する被検レンズ5の回転位置の角度(例えば、Ψ=0°,90°,180°,270°等)を表し、パラメータのρおよびθは、極座標における中心からの距離と角度を表す。また、以下では、上記収差関数MΨ(ρ,θ)において、Ψ=0°、90°および180°のときが上述の第1、第2および第3の収差関数にそれぞれ相当するとして扱う。
Figure 2009139151
また、上述の収差関数MΨ(ρ,θ)、WΨ(ρ,θ)およびSΨ(ρ,θ)を、ザイデル収差の各々にそれぞれ分類し、その中でアス収差に対応した収差関数をそれぞれ、Aam(ρ,θ)、Aaw(ρ,θ)およびAas(ρ,θ)とすると、これらは、通常、下式(2)〜(4)で表される。
Figure 2009139151
上式(1)の関係から、下式(5)、(6)の関係が成立する。なお、添え字の()内の数値は、上記Ψの値である(以下、同じ)。また、Aam(0)(ρ,θ)およびAam(90)(ρ,θ)は、上述の第1アス収差関数および第2アス収差関数にそれぞれ相当する。
Figure 2009139151
上式(5)、(6)を辺々加え、上式(2)〜(4)を用いて演算処理すると、下式(7)、(8)の関係が得られる。なお、下式(7)は第1アス収差関数および第2アス収差関数を足し合わせたものに相当し、下式(8)は、上述の第1アス収差関数から第2アス収差関数を差し引いたものに相当する。
Figure 2009139151
上式(7)、(8)において、Aaw(0)ρは、ザイデル収差の中のパワー収差成分を表す。したがって、上式(7)、(8)で表される収差関数を、ザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を求めると({ }は、この操作を行うことを示す)、このパワー収差成分が取り除かれるので、下式(9)および(10)の関係が成立する。なお、下式(9)の左辺および下式(10)の左辺は、上述の第3アス収差関数および第4アス収差関数に相当する。
Figure 2009139151
上式(9)により、上記第3アス収差関数を2分の1倍したものが干渉計装置1のシステム固有のアス収差成分を表すシステム固有のアス収差関数となり、該システム固有のアス収差関数に基づきシステム固有のアス収差成分を求められることが示された。
また、上式(10)により、上記第4アス収差関数を2分の1倍したものが被検レンズ5に固有のアス収差成分を表す被検レンズ固有のアス収差関数となり、該被検レンズ固有のアス収差関数に基づき被検レンズ5に固有のアス収差成分を求められることが示された。
コマ収差に関しても同様であり、下式(11)、(12)の関係が導き出せる。なお、下式(11)の左辺および下式(12)の左辺は、上述の第3コマ収差関数および第4コマ収差関数に相当する。また、以下の{ }は、コマ収差に対応した収差関数を求める操作を行うことを示す。
Figure 2009139151
ただし、一般に、下式(13)の関係が成立することを用いている。
Figure 2009139151
ここで、Acm(ρ,θ)、Acw(ρ,θ)およびAcs(ρ,θ)は、上述の収差関数MΨ(ρ,θ)、WΨ(ρ,θ)およびSΨ(ρ,θ)を、ザイデル収差の各々にそれぞれ分類したときのコマ収差に対応した収差関数を示し、φcm、φcw、φcsは、各々のコマ収差の方向を示す角度(コマ角度)である。
上式(11)により、上記第3コマ収差関数を2分の1倍したものが干渉計装置1のシステム固有のコマ収差成分を表すシステム固有のコマ収差関数となり、該システム固有のコマ収差関数に基づきシステム固有のコマ収差成分を求められることが示された。
また、上式(12)により、上記第4コマ収差関数を2分の1倍したものが被検レンズ5に固有のコマ収差成分を表す被検レンズ固有のコマ収差関数となり、該被検レンズ固有のコマ収差関数に基づき被検レンズ5に固有のコマ収差成分を求められることが示された。
なお、上述のシステム固有のアス収差成分を求めると、まず、上式(9)の関係から下式(14)の関係が成立する。
Figure 2009139151
上式(14)の第2行第1項は、パワー収差成分を表し、上式(9)においては取り除かれるため、下式(15)が成立する。
Figure 2009139151
ここで、M、N、αは、下式(16)で表される。
Figure 2009139151
同様に、上述の被検体固有のアス収差成分を求めると、まず、上式(10)の関係から下式(17)の関係が成立する。
Figure 2009139151
上式(17)の第2行第1項は、パワー収差成分を表し、上式(10)においては取り除かれるため、下式(18)が成立する。
Figure 2009139151
ここで、K、βは、下式(19)で表される。
Figure 2009139151
また、上述のシステム固有のコマ収差成分を求めると、まず、上式(11)の関係から下式(20)の関係が成立する。
Figure 2009139151
ここで、P、Q、γは、下式(21)で表される。
Figure 2009139151
同様に、上述の被検体固有のコマ収差成分を求めると、まず、上式(12)の関係から下式(22)の関係が成立する。
Figure 2009139151
ここで、T、εは、下式(23)で表される。
Figure 2009139151
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、種々に態様を変更することが可能である。
例えば、上記実施形態においては、システム固有のアス収差成分およびコマ収差成分と共に、被検体固有のアス収差成分およびコマ収差成分についても、所定の演算処理により解析的に求めているが、求められたシステム固有のアス収差成分およびコマ収差成分を測定値から差し引くことにより該測定値を補正して、被検体固有のアス収差成分およびコマ収差成分を求めるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、被検体5を所定の2つの回転位置(アス収差の場合、例えば、0°と90°)において測定し、その2つの測定結果に基づきシステム固有のアス収差成分を求めているが、所定の2つの回転位置の組合せを複数設定し(アス収差の場合、例えば、0°と90°、90°と180°、180°と270°、270°と0°(360°)というような組合せとする)、各々の組合せにおける2つの回転位置の測定結果に基づき、各組合せにおけるシステム固有のアス収差成分の値をそれぞれ求め、それらの平均値を、システム固有のアス収差成分の値としてもよい。このことは、システム固有のコマ収差成分を求める場合についても同様である(コマ収差の場合、例えば、0°と180°、90°と270°というような組合せとする)。
また、上記実施形態は、無限系の被検レンズ5の透過波面測定をフィゾータイプの干渉計装置1を用いて行う場合の適用例を示しているが、本発明は、適用される干渉計装置の対応や被検レンズのタイプが限定されるものではない。例えば、有限系の被検レンズを他のタイプ(例えば、マイケルソンタイプやマッハツェンダタイプ)の干渉計装置により測定する場合にも適用することが可能である。
本発明の一実施形態を適用する干渉計装置の概略構成図
符号の説明
1 干渉計装置
5 被検レンズ
10 光干渉部
11 光源部
12 ビーム径拡大用レンズ
13 ビームスプリッタ
13a 光束分割面
14 コリメータレンズ
15 基準板
15a 参照基準平面
16 載置台
17 球面反射鏡
17a 参照基準球面
20 撮像部
21 結像レンズ
22 撮像カメラ
30 解析部
31 解析装置
32 入力装置
33 画像表示装置
C 測定光軸

Claims (6)

  1. 被検レンズの透過波面と参照波面との光干渉により得られる干渉縞画像に基づき、前記被検レンズの波面収差を測定する干渉計装置において、該干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差成分を解析的に求めて、前記波面収差の測定結果を補正する干渉計装置のシステム誤差較正方法であって、
    前記被検レンズを前記干渉計装置の測定光軸に対し任意の回転位置に保持し、該任意の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該任意の回転位置における前記波面収差に対応した第1の収差関数を求め、
    前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに90度だけ回転せしめた比較用の回転位置に保持し、該比較用の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の回転位置における前記波面収差に対応した第2の収差関数を求め、
    前記第1の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第1アス収差関数として求め、
    前記第2の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第2アス収差関数として求め、
    前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第3アス収差関数として求め、
    該第3アス収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のアス収差成分を表すシステム固有のアス収差関数とし、該システム固有のアス収差関数に基づき前記システム固有のアス収差成分を求める、ことを特徴とする干渉計装置のシステム誤差較正方法。
  2. 被検レンズの透過波面と参照波面との光干渉により得られる干渉縞画像に基づき、前記被検レンズの波面収差を測定する干渉計装置において、該干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のコマ収差成分を解析的に求めて、前記波面収差の測定結果を補正する干渉計装置のシステム誤差較正方法であって、
    前記被検レンズを前記干渉計装置の測定光軸に対し任意の回転位置に保持し、該任意の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該任意の回転位置における前記波面収差に対応した第1の収差関数を求め、
    前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに180度だけ回転せしめた比較用の回転位置に保持し、該比較用の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の回転位置における前記波面収差に対応した第2の収差関数を求め、
    前記第1の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第1コマ収差関数として求め、
    前記第2の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第2コマ収差関数として求め、
    前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第3コマ収差関数として求め、
    該第3コマ収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のコマ収差成分を表すシステム固有のコマ収差関数とし、該システム固有のコマ収差関数に基づき前記システム固有のコマ収差成分を求める、ことを特徴とする干渉計装置のシステム誤差較正方法。
  3. 被検レンズの透過波面と参照波面との光干渉により得られる干渉縞画像に基づき、前記被検レンズの波面収差を測定する干渉計装置において、該干渉計装置のシステム誤差に起因するシステム固有のアス収差成分およびコマ収差成分を解析的に求めて、前記波面収差の測定結果を補正する干渉計装置のシステム誤差較正方法であって、
    前記被検レンズを前記干渉計装置の測定光軸に対し任意の回転位置に保持し、該任意の回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該任意の回転位置における前記波面収差に対応した第1の収差関数を求め、
    前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに90度だけ回転せしめた比較用の第1回転位置に保持し、該比較用の第1回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の第1回転位置における前記波面収差に対応した第2の収差関数を求め、
    前記被検レンズを前記任意の回転位置から前記測定光軸回りに180度だけ回転せしめた比較用の第2回転位置に保持し、該比較用の第2回転位置において得られた前記干渉縞画像に基づき、該比較用の第2回転位置における前記波面収差に対応した第3の収差関数を求め、
    前記第1の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第1アス収差関数、コマ収差に対応した収差関数を第1コマ収差関数としてそれぞれ求め、
    前記第2の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第2アス収差関数として求め、
    前記第3の収差関数をザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第2コマ収差関数として求め、
    前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第3アス収差関数として求め、
    前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数とを足し合わせたものを再びザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第3コマ収差関数として求め、
    前記第3アス収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のアス収差成分を表すシステム固有のアス収差関数とし、該システム固有のアス収差関数に基づき前記システム固有のアス収差成分を求め、前記第3コマ収差関数を2分の1倍したものを前記システム固有のコマ収差成分を表すシステム固有のコマ収差関数とし、該システム固有のコマ収差関数に基づき前記システム固有のコマ収差成分を求める、ことを特徴とする干渉計装置のシステム誤差較正方法。
  4. 前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第4アス収差関数として求め、
    該第4アス収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のアス収差成分を表す被検レンズ固有のアス収差関数とし、該被検レンズ固有のアス収差関数に基づき前記被検レンズ固有のアス収差成分を求める、ことを特徴とする請求項1記載の干渉計装置のシステム誤差較正方法。
  5. 前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第4コマ収差関数として求め、
    該第4コマ収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のコマ収差成分を表す被検レンズ固有のコマ収差関数とし、該被検レンズ固有のコマ収差関数に基づき前記被検レンズ固有のコマ収差成分を求める、ことを特徴とする請求項2記載の干渉計装置のシステム誤差較正方法。
  6. 前記第1アス収差関数と前記第2アス収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でアス収差に対応した収差関数を第4アス収差関数として求め、前記第1コマ収差関数と前記第2コマ収差関数との差をとったものをザイデル収差の各々に対応した各収差関数に分類し、その中でコマ収差に対応した収差関数を第4コマ収差関数として求め、
    前記第4アス収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のアス収差成分を表す被検レンズ固有のアス収差関数とし、該被検レンズ固有のアス収差関数に基づき前記被検レンズ固有のアス収差成分を求め、前記第4コマ収差関数を2分の1倍したものを前記被検レンズ固有のコマ収差成分を表す被検レンズ固有のコマ収差関数とし、該被検レンズ固有のコマ収差関数に基づき前記被検レンズ固有のコマ収差成分を求める、ことを特徴とする請求項3記載の干渉計装置のシステム誤差較正方法。
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